JPH0939692A - 静電気防止シート、シートカバー - Google Patents

静電気防止シート、シートカバー

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JPH0939692A
JPH0939692A JP22848395A JP22848395A JPH0939692A JP H0939692 A JPH0939692 A JP H0939692A JP 22848395 A JP22848395 A JP 22848395A JP 22848395 A JP22848395 A JP 22848395A JP H0939692 A JPH0939692 A JP H0939692A
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JP
Japan
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seat
static electricity
cover
friction
woven
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JP22848395A
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English (en)
Inventor
Kozo Morinaga
公三 森永
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】導電性を有する座席シートをアース接地するこ
とにより座席乗降時に着衣繊維と座席表面との摩擦に因
って生ずる静電気を放出する。 【解決手段】座席シート面に炭素繊維を用いた座席カバ
ーにおいて乗降時の着衣衣服と座席シート面摩擦に因つ
て発生する静電気を座席シート一端に設置した静電気放
出用電極3から放電用コード4およびコード先端のアー
ス用金属片より放出する。または、座席シート面に炭素
繊維を用いた座席カバーにおいて乗降時の着衣衣服と座
席シート面の摩擦に因つて発生する静電気を座席シート
表面から座席シート内部の炭素繊維を用いた導電性クッ
ション材を通じ、座席シート金属部をとうしてアース接
地放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、座席シー
トに関するもので、特に座席シート地と衣類繊維の摩擦
に因り発生する静電気を放出するシート、シートカバー
に関するものである.自動車の座席シートに利用され、
更に静電気の発生を忌避する作業時等の座席シートに利
用される。
【0002】[従来の技術]座席シート地と衣類繊維の
摩擦に因り発生する静電気を放出するためには座席シー
ト地に静電気防止スプレーを定期的に直接噴霧する方法
や導電性を備えた靴を履く方法等があった。特に導電性
を有する履き物についての特許、実用新案は多数出され
ております。
【0003】[発明が解決しようとする課題]座席シー
ト地と衣類繊維の摩擦に因り発生する静電気を放出する
ために従来の技術ではあらかじめ座席シート表面に帯電
防止スプレーを吹き付けておくか、あるいはあらかじめ
帯電防止用の導電性を有する履き物を履いていなくては
ならなかった.そのため静電気を発生しやすい化繊衣料
を着て絶縁性の履き物を履いている場合はその人の体質
に無関係に人体に静電気を蓄積することとなり自動車を
降りて施錠のため次に触れたような時に人体に電撃を受
けてしまうという問題点があった.そこで本発明は上記
従来例の問題点を解決すべく座席シートについて二次的
な操作要素を付加することなくシート、シートカバーに
導電性を有す炭素繊維を用い、静電気を電極、静電気放
出用コード、アース用金属端子から放出する方法と座席
シート内部より放出する方法により静電気を常時放出す
るシート、シートカバーの提供をその課題とする。
【0004】[課題を解決するための手段]シート、シ
ートカバーの素材に炭素繊維を用い導電性を持たせ静電
気を外部に放出するための構造にした事が当発明の最大
の特徴である。
【0005】[作用]座席シートと着衣の摩擦に因って
発生する静電気を放出するための構造にした事が当発明
の最大の特徴である.シート表面に発生する静電気はシ
ート表面から電極、静電気放出コードを通して外部アー
スに放出される.または上記シート表面より内部の導電
性クッションを通して座席シート金属構造部へと放出さ
れる。
【0006】[実施例]図1は本発明の第一実施例の座
イス状シートカバーの見取り図で、シートカバー底部1
と同背面部2をゴムヒモ6によりシート本体に固定し、
静電気アース用端子5をシート固定用金属部分等に接続
すると摩擦に因り着衣衣料繊維とシートカバー表面に発
生する静電気はシートカバー1、2を通りカバー一端に
設置した電極3、静電気放出用コード4を通りアース用
端子より外部へ放出させる構造である。自動車のシート
に簡単に設置することができ、空気乾燥時に発生してい
た静電気に因る降車時の施錠の折の不快な電撃ショック
を受けなくて済む。シートカバーは図2の様に座面1背
面部2および覆い部1a,2aをメッシュ袋状とすれば
簡単に座席シートに装着でき、なおかつシート部分のデ
ザインが覆い隠される事なく静電気放出の目的が達成で
きる。また図3の様に炭素繊維を織り込んだ布材でシー
トを覆う構造のシートカバーとすれば静電気放出効果の
有るシートカバーとなり、シートカーにデザイン性を持
たせて製作することができる。また図4の様に炭素繊維
を使用したビーズをシートカバーに用いることにより通
気性、指圧効果を持った静電気放出効果の有るシートカ
バーとなり、シートカバーが健康のため役立つ効果が出
る。また図5のシート本体8の内部構造において炭素繊
維を織り込んだ布材を使用したシートカバー7の下部の
クッション材9は炭素繊維を用い導電性を有しておりシ
ート表面の静電気はクッション材9、シート骨格金属部
10内部スプリング部10aを通り自動車本体より地表
にアース接地放出される。
【0007】[発明の効果]静電気を放出するための特
別のスプレーや、特別の靴の着用等は必要が無くなり座
席シートと衣類の摩擦に因り発生する静電気により不快
な電気ショックを感じる事は無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の第一実施例を示す見取り図、
【図2】はこの発明の第二実施例を示す見取り図、
【図3】はこの発明の第三実施例を示す見取り図
【図4】はこの発明の第四の実施例を示す見取り図、
【図5】はこの発明の第五の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
図において1はシートカバー底部、2はシートカバー背
部、1aはシートカバー底部覆い部、2aはシートカバ
ー背部覆い部、3は電極、4は静電気放出用コード、5
はアース用端子、6はゴムヒモ、7は座席シートカバ
ー、8はシート表面生地、9はクッション材、10はシ
ート骨格金属部、10aはシートスプリング部である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素繊維を織り込みまたは緩い込み導電
    性を有した座席に設置するためのシート上敷きならびに
    背もたれからなる坐イス状シートカバーにしてカバーの
    一端に設置した電極、静電気放出用コード、静電気アー
    ス用端子を備え着衣繊維とシート表面の摩擦により発生
    する静電気を外部にアース放出する構造のシートカバー
  2. 【請求項2】 炭素繊維を織り込みまたは縫い込み導電
    性を有した座席に設置するためのシート座面部および背
    もたれ部を覆うネット構造からなるシートカバーにして
    カバーの一端に設置した電極、静電気放出用コード、静
    電気アース用端子を備え着衣繊維とシート表面の摩擦に
    より発生する静電気を外部にアース放出する構造のシー
    トカバー
  3. 【請求項3】 炭素繊維を織り込みまたは縫い込み導電
    性を有した座席に設置するためのシート座面部および背
    もたれ部を覆うシートカバーにしてカバーの一端に設置
    した電極、静電気放出用コード、静電気アース用端子を
    備え着衣繊維とシート表面の摩擦により発生する静電気
    を外部にアース放出する構造のシートカバー
  4. 【請求項4】 炭素繊維を織り込みまたは練り込み導電
    性を有したビーズを炭素繊維を織り込んだ糸によって編
    み上げた座席に設置するためのシート座面部および背も
    たれ部を覆うシートカバーにしてカバーの一端に設置し
    た電極、静電気放出用コード、静電気アース用端子を備
    え着衣繊維とシート表面の摩擦により発生する静電気を
    外部にアース放出する構造のシートカバー
  5. 【請求項5】 炭素繊維を織り込みまたは練り込み導電
    性を有したシートクッション材をシート構造材金属部に
    炭素繊維を練り込んだ接着剤で貼り付け炭素繊維を織り
    込んだ糸によって編み上げたシート外皮布で覆った構造
    からなる座席シート
JP22848395A 1995-08-02 1995-08-02 静電気防止シート、シートカバー Pending JPH0939692A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009286263A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Daikin Ind Ltd 静電噴霧装置

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