JPH09384U - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
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- JPH09384U JPH09384U JP009543U JP954396U JPH09384U JP H09384 U JPH09384 U JP H09384U JP 009543 U JP009543 U JP 009543U JP 954396 U JP954396 U JP 954396U JP H09384 U JPH09384 U JP H09384U
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
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- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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- Springs (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 大量生産での製作が簡単であり、実質的な材
料の無駄を防げ、かつ簡略化した構造を有し、一定のば
ね率、自由高、自由長寸法を維持するリールばねを有す
る磁気テープカセット。 【解決手段】 磁気テープカセットにおいて用いるリー
ルばね16であって、その長手方向の全長にわたって延
びる平行な第1、第2の縁を有し弾性材料から成る細長
いストリップを包含する。該ストリップはさらに、平ら
な中央ベース部と、該ベース部の両端にあってベース部
の平面に対して第1の角度で延びる移行部分を構成する
第1の横方向折り目の対と、移行部分の外端にあってベ
ース部の平面に対して第2の角度で延びる端部を構成す
る第2の横方向折り目対と、リールばねを磁気テープカ
セットに取り付けるための取付手段であって、ベース部
に形成され、リールばねの長手方向の中心線上にあり横
断方向の中心線から離れている取付手段と、を包含す
る。
料の無駄を防げ、かつ簡略化した構造を有し、一定のば
ね率、自由高、自由長寸法を維持するリールばねを有す
る磁気テープカセット。 【解決手段】 磁気テープカセットにおいて用いるリー
ルばね16であって、その長手方向の全長にわたって延
びる平行な第1、第2の縁を有し弾性材料から成る細長
いストリップを包含する。該ストリップはさらに、平ら
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セットに取り付けるための取付手段であって、ベース部
に形成され、リールばねの長手方向の中心線上にあり横
断方向の中心線から離れている取付手段と、を包含す
る。
Description
【0001】
本考案は、ビデオカセットレコーダで普通に用いられている形式の磁気テープ カセットまたはカートリッジに関する。本考案は、特に、磁気テープカセットの ためのリールばね、たるみ制限具およびテープガイドに関する。
【0002】
テープリール軸を回転自在に取り付けるためにリールばねがカセットで用いら れている。従来のリールばねが米国特許第4,544,062号(マエハラ)お よび米国特許第4,593,868号(サトウ)に記載されている。これらのリ ールばねは内部カットアウトの有無にかかわらず、ほぼひし形の輪郭を持ってい る。このようなばね形態での問題の1つは、製作に伴うくずの量である。これら のリールばねは、代表的には、連続した金属ストリップから打ち抜いて作る。ひ し形ばね輪郭の場合、金属ストリップのかなりの部分を切り整え、廃棄している 。サトウ等の米国特許ではこの問題が意識されており、材料の損失量を減らすば ね形態を提案している。本考案はサトウ等の米国特許における構造以上に材料コ ストの節減を行う。
【0003】 磁気テープカートリッジは、普通、VHS式またはベータ式のカセットのいず れの場合でも、ワイパタブまたはブレーキの形をして、たるみ制限具も備えてい る。このたるみ制限具は磁気テープに予め荷重を与え、不注意によりテープがほ どけることがないようにしている。たるみ制限具はテープに充分な張力を与えな ければならないが、同時に、多すぎる摩擦を生じさせてはならない。摩擦が多す ぎると、作動時の荷重が高くなり、摩耗が過剰となる。 従来は、たるみ制限具は金属またはポリエステルで作られていたが、その場合 、所望の摩擦特性を得るためにポリテトラフルオロエチレンで被覆しなければな らない。この技術には2つの欠点がある。まず、ポリテトラフルオロエチレンは 比較的高価であり、たるみ制限具に取り付けると製造過程に余分な製造段階を加 えることになる。次に、ポリテトラフルオロエチレンをワイパタブに固着するの に用いる接着剤の漏洩は避けがたく、磁気テープを汚染することになる。この構 造の一例が米国特許第4,290,567号(サイトウ)に記載されている。こ の米国特許は自由端を有するたるみ制限具も開示しており、このたるみ制限具は 折り返されて、カーボン、黒鉛その他、自由端の摩擦係数を低下させる材料を有 する適当な弾性プラスチックのストリップで作ってある。したがって、このサイ トウ米国特許の実施例では、ポリテトラフルオロエチレン製の担持材料を排除し ている。
【0004】 テープガイドは接近開口のところでのカセットハウジングからのテープの出入 りを制御する。この場合、テープがガイドのまわりに巻き付けられ、ガイドの円 周のかなりの部分にわたってテープとガイドが接触することになる。テープの摩 耗を最小限に抑えるには、テープと接触するガイド面に高度の研磨仕上げを行う ことが望ましい。従来は、これを行うのに、研磨したステンレス鋼チューブから ガイドを作っていた。しかしながら、このようなチューブを製作するには、即ち 、精密な直径を持つように転造、鍛造したり、研磨仕上げするには、時間がかか り、コストがかかる。さらに、全体的に研磨したチューブでは、テープと接触す ることのない部分にも高価な材料を使うことになる。また、チューブ全体に必要 な機械的強度は軸受として厳しく要求されるよりも厚い肉厚を用いることを強要 する。本考案はこれらの問題を解決する。
【0005】 本考案の主要な目的は大量生産での製作が簡単であり、実質的に材料の無駄を 防ぐことのできる形状を有する磁気テープカセットリールばねを提供することに ある。 本考案の別の目的はその意図した目的を完全に達成しながらも簡略化した構造 を有するリールばねを提供することにある。本考案の別の目的は一定のばね率、 自由高、自由長寸法を維持するリールばねの提供にある。 本考案のまた別の目的は組立機ホッパ内に容易に積み重ねることができ、この ようなホッパから一度に1つずつ分配できるようにしたリールばねの提供にある 。
【0006】 本考案のさらに別の目的は弾性プラスチック材料の一体片から形成したワイパ タブまたはブレーキの形をしたたるみ制限具を提供することにある。 本考案のまたさらに別の目的は高価な軸受材料の使用を避け、また、テープア ライメントを助けるテープガイドを提供することにある。 本考案のさらに別の目的は製作容易であり、使用材料の量を少なくすることの できるテープガイドを提供することにある。
【0007】 これらの目的並びに本明細書および図面において明らかになる他の目的は、磁 気テープカセットのためのリールばねがほぼ矩形の形状に形成した弾性材料の細 長いストリップを包含することによって達成される。このストリップはそのほぼ 全長にわたって延びる第1、第2の平行な縁を有する。ストリップは平らな中央 ベース部を有し、この中央ベース部は移行部分を構成している第1対の横方向折 り目または折れ線によって境界付けられている。これらの移行部分はベース部の 平面に対して第1の角度で延びている。移行部分は第2対の横方向折り目または 折れ線で終っており、これら第2対の横方向折り目はベース部の平面に対して第 2の角度で延びる端部を構成している。これら2対の横方向折り目はリールばね に全体的に湾曲した形態を与える。
【0008】 たるみ制限具の所望の摩擦特性および機械特性はポリプロピレンで作ることに よって得ることができる。この材料は軸受ストリップ材料または摩擦防止材料を 添加せずに用いることができ、それによって、このような材料を追加する費用お よびそれに伴う問題を排除することができる。 テープガイドはプラスチックコアに取り付けた研磨ステンレス鋼の半円筒形イ ンサートを有する。コアはカセットハウジングに留めてあり、インサートはガイ ドまわりに巻き付けたテープと接触する向きとする。
【0009】
【実施例】 磁気テープカートリッジまたはカセットの全体的な輪郭が図1から図3に示し てある。カートリッジはケースまたはハウジングを包含し、このハウジングは上 方部分10と下方部分12とを有する。上方部分は一対の窓14と、リールばね 16を包含する。リールばね16はボス18によって上方部分の内面に留めてあ り、これらのボスはリールばねの孔を貫通している。リールばね16は図3に示 すようにセグメントに分けた円弧形態を有し、その両端はケースの下方部分12 に回転自在に装着したテープリール22の支持軸20と接触している。下方部分 には開口24が設けてあり、ビデオテーププレーヤ(図示せず)のテープリール 駆動軸を受け入れるようになっている。リール22には磁気テープ26が巻き付 けてあり、磁気テープは一方のリールからテープガイド28およびカートリッジ に設けた接近開口を経て他方のリールに延びている。
【0010】 図4および図5は本考案のリールばね16を示している。両図でわかるように 、リールばねは丸めた先端を有するほぼ矩形の細長いストリップである。リール ばねは第1、第2の平行な縁30、32を有し、これらの縁はストリップのほぼ 全長にわたって延びている。丸みを付けた先端34はリールばねの両端に設けて ある。先端の形状は違うものであってもよい。重要な特徴は、リールばねが全体 的に均一で一定の幅を持つということである。従って、明らかなように、個々の リールばね16は所望の幅を有する金属の連続した単一ストリップから作ること ができる。リールばね16は、このストリップから端と端を合わせた状態で打ち 抜き、丸めた先端34のところの材料のみを切り整えればよい。これにより、原 材料を非常に有効に使用することができる。好ましい実施例では、リールばねは ステンレス鋼で作ってある。
【0011】 リールばね16は平らな中央ベース部36を有し、このベース部はリールばね を据え付けたときに上方カセット部分の表面に接触することになる。ベース部に は一対の孔38が設けてあり、リールばねのカセット部分への取り付けを容易に している。一対の横方向折り目または折り線40がベース部36の範囲を決めて おり、リールばねの移行部分42を定めている。これら移行部分は、ベース線4 4に対して角度X(図5)をなしてベースの平面から折れており、ここでは角度 Xは10度である。第2対の横方向折り目または折り線46が移行部分42の範 囲を決めている。折り目46はリールばねの端部48を定めており、これらの端 部はベース部36の平面に対して第2のより鋭い角度Yで延びている。図示の実 施例では、角度Yは17度である。端部48は丸みの付いた先端34で終ってい る。折り目40、46はリールばねに全体的に湾曲した形態を与えている。
【0012】 ここでは、リールばねは平らな状態で長さ約10cmであり、リールばねの先 端34はリールばねが静止しているときにベース線44から約0.1cmのとこ ろに位置することになる。先端がベース線から約0.2cmの距離まで撓んだと きに、リールばねは約280〜380gの力を与える。自由長、自由高およびば ね率についてのこれらの仕様はカセット毎に異なる。好ましい結果を与えるばね の別の仕様は次の通りである。縁30、32間の幅は約0.9cmであり、先端 の半径は約0.45cmである。取付孔38の直径は約0.33cmであり、各 取付孔は横方向中心線49から約0.53cmのところに位置する。折り目40 はそれぞれ線49から約1.6cmのところにあり、折り目46はそれぞれ線4 9から約2.4cmのところにあり、これらの寸法は折り目を付けた後の状態で 測定した。折り目を付けた後の全長は9.73±0.04cmであり、ステンレ ス鋼の厚みは約0.31cmである。 本考案のリールばねでは、仕様の変更は容易に行える。また、このリールばね 形態により、部品を非常に均一な形状に作ることができる。こうして、多数のば ねを一緒に入れ子にして拾上げおよび位置決め機構を用いている組立機において 積み重ねることができる。
【0013】 図4Aは別の形態のリールばね16Aを示しており、これは二重の丸い孔38 の代りに単一の正方形の孔38Aを用いている。これより明らかに、他の非円形 の単一の孔を用いることができる。このリールばねは正方形の孔38Aに依存す ることはない。
【0014】 次に本考案のたるみ制限具に目を転ずると、ここで、「たるみ制限具」なる用 語がVHSカセットで用いられているワイパタブまたはベータカセットで用いら れているテープブレーキの両方を意味している。図1および図2はVHSカセッ トとそこに用いたワイパタブ50を示している。ワイパタブの片縁はカセットハ ウジングの下方部分12に形成したホルダ52内に保持されており、このホルダ はワイパタブの縁が滑り込むスロットを備えている。ワイパタブ50をさらに強 固に取り付けるためにペグ54を用いている。ワイパタブのホルダ内に保持され た縁と反対側の縁はテープ26と係合し、それをピン56と接触するように押圧 している。ワイパタブ50とピン56の間にテープを捕らえることによって、テ ープに所望の摩擦を与えてテープが不注意でゆるまないようにしている。
【0015】 ワイパタブ50の詳細が図11および図12に示してある。各ワイパタブ50 はほぼ矩形となっており、中央孔58と脚部62を形成するカットアウト部60 とを包含し、脚部はホルダ52のスロット内に嵌合している。図11はプラスチ ックフィルムの連続したロールまたはシートから作った複数のワイパタブを示し ている。ワイパタブはシートの片縁に沿って形成され、プラスチックフィルムの 連続したウェブ64によって結合している。次に、個々のタブを分離線66に沿 ってウェブから切り放す。
【0016】 ワイパタブの別の形態が図13および図14に68で示してあり、孔70と、 ヒンジ付き窓72を形成している3辺スリットとを有する。この窓72は図2に 54で示すようにペグまわりに巻き付け、ワイパ68を所定位置に保持する助け としてもよい。この形態のワイパタブは、その製造中に発生したスクラップすな わち廃棄フィルムの量を減らすという利点をも持つ。
【0017】 ベータカセットのための下方ハウジング部分が図6に74で示してある。この 下方ハウジング部分74には一対のたるみ制限具ホルダ76が組み込んである。 ベータカセットで用いるたるみ制限具はテープブレーキ78の形をしている。普 通は、各カセットに2つのブレーキが設けられ、これらのブレーキは一端をホル ダ76に装着されている。テープブレーキの反対側の縁は、図6および図10で 最も良くわかるように、折り曲げ部分80を包含する。折り線82はテープと接 触し、その軽い半径はテープの摩耗を減らす助けとなる。図7および図8はプラ スチックフィルムの連続シートに形成した複数のベータテープブレーキ78を示 す。C形のカットアウト部84が個々のテープブレーキを分離しており、ハウジ ングにブレーキを固着するのに役立つタブ86を形成している。個々のブレーキ はプラスチックシートのウェブ88から分離線90に沿って切り放す。
【0018】 何れかのタイプのたるみ制限具のために適切な材料がポリプロピレンであるこ とがわかった。この材料は充分な剛性を持っており、テープに必要な張力すなわ ち予荷重を与えることができる。同時に、ポリテトラフルオロエチレンその他の 軸受材料を添加する必要なしに、所望の摩擦特性を持つ。ポリプロピレンは充分 な「メモリ」を有し、適切なばねとなり得、そのばね率を高温でも保つことがで きる。ポリプロピレンのたるみ制限具はロール状のウェブから繰り出されるとす ぐにカセットに組み込むことができる。これは別個の第2軸受面を取り付けるの に伴う製造過程を排除することができる。また、接着剤をなんら必要としないの で、接着剤漏洩によるテープの劣化の可能性を排除することもできる。
【0019】 次に本考案のテープガイドに目を転じると、テープガイドを使用する環境が図 15に示してある。ガイド91は下方カセットハウジング12の前縁に沿って位 置する。磁気テープ26はカセットのほぼ前縁に沿って延びる接近開口までテー プガイド91まわりを通る。テープガイドはテープアラインメントを確保するに 必要な精密な直径、長さを有する。 図16から図18は本考案の改良したテープガイド91の詳細を示している。 一般的に言って、ガイドは半円筒形の金属製テープガイドインサート94を取 り付けるプラスチックコア92を包含する。ガイドは下方ハウジング部分12に 形成した短軸96上に取り付けてある。保持ねじ98がガイドを短軸96に固着 している。ここで、「コア」なる用語はテープガイドに加わる荷重に耐えるに充 分な機械強度を有する直立要素を意味している。したがって、金属インサートは ガイドにわずかな強度しか与えない程度の薄さの材料で作ることもできる。また 、「半円筒形」なる用語は完全な円筒形に足りない任意の形状を意味しており、 180度の円弧に限るわけではない。
【0020】 コア92は第1、第2の半円筒形セグメント100、102を包含する。第1 セグメントは第2セグメントの半径よりも幾分小さい半径を有する。ここでは、 第1セグメントは約217度の円弧を、第2セグメントは約170度の円弧を描 いている。これらのセグメントが重なり合った場合、外側の部分は耳104を形 成し、これらの耳はスロット106によって内側セグメントから分離されている 。これら耳およびスロットはコアの全長にわたって延びている。中央ボア108 がコアを貫いて延びて保持ねじ98を受け入れている。同様に、コアの一端には 端ぐり孔110が形成してあり、短軸96を受け入れている。
【0021】 金属インサート94は、好ましくは、研磨したステンレス鋼で作られる。第1 コアセグメント100の半径に巻いた予仕上げしたステンレス鋼の平らなシート から作ることができるのは有利である。ステンレス鋼の厚さは0.1〜0.2m m程度であり、これは標準の鋼製テープガイドのために用いられる材料よりもか なり薄い。こうして、材料コストを低減することができる。スロット106の幅 はインサート材料の厚さよりも幾分小さく、その結果、インサート94をコア9 2に取り付けたとき、耳104がインサートの縁とプレスばめで係合し、コア上 にインサートを緊密に保持する。好ましくは、インサート94の円弧は幾分18 0度より大きく、インサートを所定位置に保持する助けとなる。さらに材料を節 減すべく、インサートが磁気テープと接触しそうなガイド部分のまわりにのみ延 びていると良い。このインサート94を用いる別の利点は工具マークに注意を向 ける必要が少ないので、二次的な仕上げ作業についての費用を少なくできるとい うことである。
【0022】 図19はテープガイドの別の形態を示している。ここで、コア112はコア9 2に類似した形状を有するが、上方部分114と下方部分116とに分けられて いる。上方部分は上方ハウジング部分10に一体に形成してあり、下方部分11 6は下方ハウジング部分12に同様に形成してある。組立中、ステンレス鋼製の インサート94は上方または下方のコア部分に置かれ、2つのハウジング部分を 互いに合わせたときに他方の部分を所定位置に滑らせる。次いで、保持用ねじ1 18をガイド112を貫いて置く。 この改良したテープガイド91のような配置の代りにピン56を用いることも 考えられる。これはガイドが与えると同じ従来ガイド形態以上の利点を与えるこ とになる。
【0023】 図20から図26はさらに別の形態のテープガイドを示している。図20にお いて、テープガイドは全体的に120で示してあり、テープ122はテープガイ ドまわりに、リール124A、124Bまで通してある。図20はリール124 Aが一杯で、リール124Bが空であるときの通し配置を示している。図21お よび図22はリール124Bが一杯で、リール124Aが空であるときに存在す ることになるテープ通し角度を122Aで概略的に示している。 先の実施例と同様に、テープガイドはプラスチックコア上に装着した研磨ステ ンレス鋼インサートを包含する。この実施例のインサートは図25および図26 に126で示してある。このインサートは約180度の円弧にわたって延びる半 円筒形部分128を有する。この半円筒形部分は2つの接線方向部分130につ ながる。
【0024】 ここで図21および図22を見てわかるように、種々の形態のコアを用いてイ ンサート126を取り付けることができる。コアは全体的に132で示してある 。図19の実施例と同様に、このコアは上下のカセットハウジング部分に鋳込ん だ部分を包含する。コア132はインサート126の半円筒形部分128の半径 とほぼ等しい半径を有する円筒形コラム134を包含する。このコラムはインサ ートの半円筒形部分をその全円弧にわたって完全に支持するに充分な円弧にわた って延びている。コラム134は上下いずれのカセットハウジング部分に取り付 けてもよいし、割りコラムの場合には両方に取り付けてもよい。 コアは、さらに、間をテープが通過する高くなった部分136を包含する。こ れら高まり部136間にはスロットがあり、コラム134をしてインサート12 6を高くなった部分とコラムの間に嵌合させることができる。コアのアンカセグ メント138がインサート126の半円筒形部分128のほぼ反対側でコラム1 34に隣接して配置してある。このアンカは2つのスロット140を有し、これ らのスロットはインサートの接線方向部分130を受け入れ、保持する。 コラム134を貫いて中央ボア142が設けてある。このボアはねじ144( 図24)を受け入れており、このねじは上下のカセット部分を一緒に保持する。
【0025】 図20の配置はテープガイドの1つにテープを案内するプラスチック製スプー ル146を利用している(図21にも示してある)。図22は図20のカセット の反対側の角隅を示しており、ここでは、プラスチック製スプールの代りに、2 つの完全なテープガイド120を利用している。ここでわかるように、図22の テープガイドのコアの詳細は図21のそれと幾分異なっている。たとえば、図2 2の上方ガイドのコラムにおいては、開口またはボア142はまったく設けてな い。このコラムはねじがすぐ隣のテープガイド内に置かれるので中実であり、そ の部位に2つもねじを設ける必要はまったくない。また、アンカセグメント13 8はやや異なっているが、その全体的な目的、機能は同じである。 図23はさらに別の配置を示しており、これは図20の下方左側角隅で用いら れ得る。ここでは、スプール146の代りにテープガイド148を用いており、 このテープガイドは中実のコラムと幾分形状の異なったアンカ部分を有する。同 様に、テープガイド150は形はやや異なるが機能では同じであるアンカ部分を 有する。また、テープガイド150は保持用ねじを受け入れるボア142を包含 している。テープガイド148、150間には高くなった部分152が設けてあ り、ガイド間をテープ122が通過できるようにしている。
【0026】 次に図27から図34に目を転ずると、ここには2つのさらにまた別の形態の テープガイドが示してある。図31および図32における第1の形態は図25お よび図26のそれに類似しており、リテナクリップが余分に設けてある点で異な る。インサート154は半円筒形部分156と、接線方向部分158とを有する 。接線方向部分の上下の縁のところには、半円筒形部分156に折り返した4つ のクリップ160がある。これらのクリップは半円筒形部分の外側に中心を有す る半径をもって折り曲げてある。図33および図34に示すインサートの変形例 162はインサート154に類似しているが、その半円筒形部分164がインサ ート154の円弧よりも小さい円弧を描いている点で異なっている。インサート 162は接線方向部分166と、クリップ168とを包含する。
【0027】 インサート154、162を取り付けるための適当なコア構成が図27から図 30に示してある。各コアはインサートの半円筒形部分の半径にほぼ等しい半径 を有するコラム170を包含する。先の実施例と同様に、これも半円筒形部分を 通じて完全な支持を行っている。コラム170には2つのくぼみまたは空隙17 2が形成してある。リテナピン174がくぼみの領域に設けてあり、クリップの 高さに等しいかまたは幾分高い高さまで延びている。インサートがコラムのまわ りに置かれたとき、接線方向部分は相互に幾分圧迫され、クリップが図示のよう にリテナピン174まわりに嵌合することになる。インサートのクリップをリテ ナピンに対してばね負荷することにより、インサートをコラム上の所定位置に保 持することができる。
【0028】 テープガイドの他の細部としては、コラムを貫く中央ボア176がある。コラ ムの1つはカセット部分を一緒に保持するねじを受け入れることになる。各イン サートの半円筒形部分に対向して高くなった部分178が設けてある。図28は 2つのテープガイドを図20の下方右側角隅に設置したときの配置でインサート 154を示している。図29はインサート162の据付け状態を示している。こ れはインサート154のコア構成とほぼ同じであるが、円弧は短くなっている。 従って、くぼんだ領域180が半円筒形部分164の方向において相互に接近し て設けてある。図30はくぼみ172とリテナピン174を示す断面である。
【0029】 図示した種々のテープガイドは従来装置に比べて材料コストが低いという利点 を持つ。これらのテープガイドは拾上げおよび位置決め機構によって据え付ける ことができるので自動組立装置で用いるのに適している。インサートは所望の形 態に切断、圧延した連続シート材料のロール体から形成することができる。 以上本考案の好ましい形態について図示し、説明してきたが、実用新案登録請 求の範囲から逸脱することなく変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上方カセットハウジング部分の内部を示す底面
図である。
図である。
【図2】下方カセットハウジング部分の内部を示す部分
頂面図である。
頂面図である。
【図3】リールの1つとリールばねとを示す磁気テープ
カセットの部分断面図である。
カセットの部分断面図である。
【図4】本考案のリールばねの平面図である。
【図4A】リールばねの別の形態を示す平面図である。
【図5】本考案のリールばねの側面図である。
【図6】下方カセット部分の内部を示す斜視図である。
【図7】プラスチック材料の連続シートに形成した複数
のたるみ制限具を示す平面図である。
のたるみ制限具を示す平面図である。
【図8】ロール形態にあるたるみ制限具の配置を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】図7、図8の連続シートから切断した後の個々
のたるみ制限具の平面図である。
のたるみ制限具の平面図である。
【図10】図9のたるみ制限具の頂部の拡大側面図であ
る。
る。
【図11】たるみ制限具の別の実施例を示す図7と同様
の平面図である。
の平面図である。
【図12】図11に示すシートから分離した後の個々の
たるみ制限具を示す説明図である。
たるみ制限具を示す説明図である。
【図13】たるみ制限具のさらに別の実施例を示す図7
および図11と同様の説明図である。
および図11と同様の説明図である。
【図14】図13に示すシートから切断した個々のたる
み制限具の平面図である。
み制限具の平面図である。
【図15】下方カセットハウジング部分の内部を示す部
分頂面図である。
分頂面図である。
【図16】本考案のテープガイドの展開斜視図である。
【図17】テープガイドの平面図である。
【図18】図15の18−18線に沿った断面図であ
る。
る。
【図19】テープガイドの別の実施例を示す図18と同
様の断面図である。
様の断面図である。
【図20】上方カセットハウジング部分を取り外して下
方カセットハウジング部分の内部を示している概略平面
図である。
方カセットハウジング部分の内部を示している概略平面
図である。
【図21】図20の下方左側角隅に示すテープガイドの
拡大図である。
拡大図である。
【図22】図20の下方右側角隅に示すテープガイドの
拡大図である。
拡大図である。
【図23】図21のテープガイドの別の構成を示す平面
図である。
図である。
【図24】図22の24−24線に沿った断面図であ
る。
る。
【図25】図20から図24に示すテープガイドインサ
ートの正面図である。
ートの正面図である。
【図26】図25のテープガイドインサートの平面図で
ある。
ある。
【図27】図23の位置と同様の位置において使用でき
るテープガイドのさらに別の実施例を示す説明図であ
る。
るテープガイドのさらに別の実施例を示す説明図であ
る。
【図28】図22の構成に類似した構成で用いられるテ
ープガイドの別の形態を示す説明図である。
ープガイドの別の形態を示す説明図である。
【図29】テープガイドの別の変形例を示す説明図であ
る。
る。
【図30】図28の30−30線に沿った断面図であ
り、図27から図29に示すテープガイド形態と一緒に
用いるテープガイドコアを示すもの、
り、図27から図29に示すテープガイド形態と一緒に
用いるテープガイドコアを示すもの、
【図31】図27および図28のテープガイドの正面図
である。
である。
【図32】図31のテープガイドの平面図である。
【図33】図29のテープガイドの正面図である。
【図34】図33のテープガイドの平面図である。
10 上方ハウジング部分 12 下方ハウジング部分 16 リールばね 22 テープリール 26 磁気テープ 28 テープガイド 36 中央ベース部分 42 移行部分 50 ワイパタブ 52 ホルダ 60 カットアウト部 64 連続ウェブ 68 ワイパタブ 74 下方ハウジング部分 76 たるみ制限具ホルダ 78 テープブレーキ 84 C字形カットアウト部 86 タブ 91 テープガイド 92 プラスチック製コア 94 インサート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (31)
- 【請求項1】 磁気テープカセットにおいて用いるリー
ルばねであって、その長手方向の全長にわたって延びる
平行な第1、第2の縁を有し弾性材料から成る細長いス
トリップを包含し、該ストリップはさらに、平らな中央
ベース部と、該ベース部の両端にあって前記ベース部の
平面に対して第1の角度で延びる移行部分を構成する第
1の横方向折り目の対と、前記移行部分の外端にあって
前記ベース部の平面に対して第2の角度で延びる端部を
構成する第2の横方向折り目対と、前記リールばねを前
記磁気テープカセットに取り付けるための取付手段であ
って、前記ベース部に形成され、前記リールばねの長手
方向の中心線上にあり横断方向の中心線から離れている
取付手段と、を包含することを特徴とするリールばね。 - 【請求項2】 前記端部の先端が丸くなっている実用新
案登録請求の範囲第1項記載のリールばね。 - 【請求項3】 前記弾性材料はステンレス鋼である実用
新案登録請求の範囲第1項記載のリールばね。 - 【請求項4】 前記取付手段は前記横断方向において両
端に配置された分離手段を含む実用新案登録請求の範囲
第1項記載のリールばね。 - 【請求項5】 前記分離手段は横断方向の中心線から等
距離離れている実用新案登録請求の範囲第4項記載のリ
ールばね。 - 【請求項6】 前記取付手段は前記ベース部を貫通した
一対の孔を含む実用新案登録請求の範囲第5項記載のリ
ールばね。 - 【請求項7】 前記両孔は円形である実用新案登録請求
の範囲第6項記載のリールばね。 - 【請求項8】 磁気テープカセットにおいて用いるリー
ルばねであって、その長手方向の全長にわたって延び、
その間は連続した表面となっている第1および第2の縁
を有し、弾性材料から成る細長いストリップを包含し、
該ストリップは平らな中央のベース部および該ベース部
の表面から延びる隣接部と、前記リールばねを前記磁気
テープカセットに取り付ける取付部とを有し、該取付部
は前記ベース部内に形成され、前記リールばねの長手方
向の中心線上でかつその横断方向の中心線から離れて配
置されていることを特徴とする磁気テープカセット。 - 【請求項9】 全体的にほぼ湾曲した形態を有する実用
新案登録請求の範囲第8項記載のリールばね。 - 【請求項10】 前記端部の先端が丸くなっている実用
新案登録請求の範囲第8項記載のリールばね。 - 【請求項11】 前記弾性材料がステンレス鋼から成る
実用新案登録請求の範囲第8項記載のリールばね。 - 【請求項12】 一対の回転可能なリールであって、両
リール間に延びる磁気テープがその上に巻かれたリール
を収容しているハウジングを有する磁気テープカセット
であって、前記ハウジングはそのアクセス開口を横切っ
て磁気テープを案内するたるみ制限具ホルダおよび案内
柱を有するものにおいて、 前記たるみ制限具ホルダはポリプロピレンの合成樹脂フ
ィルムの単一の片から成るたるみ制限具から成り、該た
るみ制限具は長手形状を有してその第1の縁に沿って前
記たるみ制限具ホルダに取り付けられ、前記たるみ制限
具の第2の縁は前記たるみ制限具ホルダにより片持ちは
り状に支持され、前記第2の側のポリプロピレンの表面
に沿って前記磁気テープに係合し、前記合成樹脂フィル
ムおよび前記たるみ制限具の形状は、前記たるみ制限具
のための適正なばねの割合に適応するために充分な記憶
を与えるようになっていることを特徴とする磁気テープ
カセット。 - 【請求項13】 前記たるみ制限具は、たるみ制限具が
その上において折り返されて折返し線を形成し、該折返
し線に沿って前記磁気テープに接触する実用新案登録請
求の範囲第12項記載の磁気テープカセット。 - 【請求項14】 磁気テープカセットで用いるテープガ
イドであって、該テープカセットに取り付けた直立した
コアと、該コア上に支持され半円筒形で研磨されたイン
サートとを包含し、該インサートは前記コアの充分な円
弧に沿って前記磁気テープと接触する支持面を与え、前
記磁気テープカセットのハウジング上の短軸を受け入
れ、該ハウジング上に前記テープガイドを位置決めする
端ぐり孔を包含することを特徴とするテープガイド。 - 【請求項15】 前記コアは第1の半径を有する第1セ
グメントと、該第1半径よりも大きい第2の半径を有す
る第2セグメントとを包含する実用新案登録請求の範囲
第14項記載のテープガイド。 - 【請求項16】 前記第1および第2のセグメントは耳
部において重なり合っており、該耳部は前記両セグメン
トが重なった部位に前記インサートを保持するためのス
ロットを形成している実用新案登録請求の範囲第15項
記載のテープガイド。 - 【請求項17】 前記コアを貫く穴と、該穴内に受け入
れられて前記テープガイドを前記磁気テープカセットに
取り付けるための保持ねじとを包含する実用新案登録請
求の範囲第16項記載のテープガイド。 - 【請求項18】 前記インサートはステンレス鋼から成
る実用新案登録請求の範囲第14項記載のテープガイ
ド。 - 【請求項19】 前記インサートは180度より大きい
円弧を描いている実用新案登録請求の範囲第14項記載
のテープガイド。 - 【請求項20】 磁気テープカセットで用いるテープガ
イドであって、該テープカセットに取り付けた直立した
コアと、該コア上に支持され研磨されたインサートとを
包含し、該インサートは前記コアの充分な円弧に沿って
延びて前記磁気テープと接触する支持面を与え、前記イ
ンサートは半円筒形の部分と、2つの接線方向部分とを
包含し、前記各接線方向部分は前記半円筒形部分の各境
界のところにあることを特徴とするテープガイド。 - 【請求項21】 前記コアが円弧状のアンカ部を包含
し、該アンカ部は前記インサートの両接線方向部分を受
け入れ保持する一対のスロットを有する実用新案登録請
求の範囲第20項記載のテープガイド。 - 【請求項22】 前記コアは前記インサートの半円筒形
部分の半径にほぼ等しい半径を有するコラムを包含し、
それによって前記半円筒形部分をその全円弧にわたって
完全に支持している実用新案登録請求の範囲第20項記
載のテープガイド。 - 【請求項23】 前記コラムはこれを貫いて延びる中央
の孔を有する実用新案登録請求の範囲第22項記載のテ
ープガイド。 - 【請求項24】 前記インサートは前記半円筒形部分上
に折り返した複数のクリップを包含している実用新案登
録請求の範囲第20項記載のテープガイド。 - 【請求項25】 4つのクリップが前記インサートの各
角隅に1つずつ設けてある実用新案登録請求の範囲第2
4項記載のテープガイド。 - 【請求項26】 前記コアは前記インサートの半円筒形
部分の半径にほぼ等しい半径を有するコラムを包含し、
それによって前記半円筒形部分をその全円弧にわたって
完全に支持している実用新案登録請求の範囲第24項記
載のテープガイド。 - 【請求項27】 前記コア内には、前記クリップと係合
して前記インサートを所定位置に保持する複数のリテナ
ピンを包含する実用新案登録請求の範囲第26項記載の
テープガイド。 - 【請求項28】 磁気テープカセットで用いるテープガ
イドであって、該テープカセットに取り付けた直立した
コアと、該コア上に支持され研磨されたインサートとを
包含し、該インサートは前記コアの充分な円弧に沿って
延びて前記磁気テープと接触する支持面を与え、前記イ
ンサートは半円筒形部分と、該半円筒形部分上において
折り返した複数のクリップとを包含することを特徴とす
るテープガイド。 - 【請求項29】 前記コアが前記インサートの半円筒形
部分の半径にほぼ等しい半径を有するコラムを包含し、
それによって前記半円筒形部分をその全円弧にわたって
完全に支持している実用新案登録請求の範囲第28項記
載のテープガイド。 - 【請求項30】 前記コア内には、前記クリップと係合
して前記インサートを所定位置に保持する複数のリテナ
ピンを包含する実用新案登録請求の範囲第29項記載の
テープガイド。 - 【請求項31】 前記クリップは半円筒形であり、その
中心が前記インサートの半円筒形部分の円弧の外側に位
置している実用新案登録請求の範囲第28項記載のテー
プガイド。
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