JPH0935814A - モジュラプラグの保護具 - Google Patents

モジュラプラグの保護具

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Publication number
JPH0935814A
JPH0935814A JP18543095A JP18543095A JPH0935814A JP H0935814 A JPH0935814 A JP H0935814A JP 18543095 A JP18543095 A JP 18543095A JP 18543095 A JP18543095 A JP 18543095A JP H0935814 A JPH0935814 A JP H0935814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modular plug
protector
claw
modular
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18543095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Tomiyama
秀昭 冨山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP18543095A priority Critical patent/JPH0935814A/ja
Publication of JPH0935814A publication Critical patent/JPH0935814A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ケーブルを狭隘部へ挿抜するに適したモ
ジュラプラグの保護具を提供する。 【解決手段】 モジュラプラグを抱える枠体4を形成
し、この枠体4を上記モジュラプラグの爪46よりも上
記モジュラプラグの挿入方向の後方に配置し、この枠体
4に上記爪46よりも突き出された保護用の突出部7を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュラプラグの
爪を保護する保護具に係り、特に、通信ケーブルを狭隘
部へ挿抜するに適したモジュラプラグの保護具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】モジュラプラグには爪が設けられてい
る。この爪はモジュラプラグの外方に突き出され、モジ
ュラプラグの挿入方向の後方に傾斜している。爪は、モ
ジュラコネクタ(ソケット)への挿入又は抜取のときに
ロック解除のためのテコとして使用される。即ち、この
爪をモジュラプラグに近付くように押さえることによ
り、簡単にロック解除ができる。
【0003】従来、この爪を意図せぬ操作から保護する
技術が知られている。特開平6−243925号、実公
平6−2227号、実開平3−109285号、実公平
6−50945号に記載のものは、モジュラプラグがモ
ジュラコネクタに挿入されているとき、爪が保護され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モジュラプラ
グがモジュラコネクタに挿入されていないときにも、こ
の爪が突き出した形状が問題となることがある。即ち、
このモジュラプラグを先端に付けた通信ケーブルを取り
扱う時、爪がケーブルやその他の障害物に引っ掛かりや
すい。特に、通信ケーブルをモジュラプラグの抜取方向
に取り扱うときには、爪が受け口となって障害物を呼び
込んでしまう。また、通信テスト等の際に通信ケーブル
を機器に着脱したり配線し直したりするために、穴や隙
間などの狭隘部を通して配線しようとするとき、モジュ
ラプラグが引っ掛かって抜けなくなってしまう。
【0005】前記の公知例、特開平6−243925
号、実公平6−2227号に記載のものは、挿入状態で
しか有効でない。また、実開平3−109285号、実
公平6−50945号に記載のロックガードは、爪の側
部やその周囲の空間をロックガードが占めているので、
モジュラコネクタへの挿入又は抜取のときの爪の操作に
支障がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、通信ケーブルを狭隘部へ挿抜するに適したモジュラ
プラグの保護具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、モジュラプラグを抱える枠体を形成し、こ
の枠体を上記モジュラプラグの爪よりも上記モジュラプ
ラグの挿入方向の後方に配置し、この枠体に上記爪より
も突き出された保護用の突出部を形成したものである。
これにより、抜取方向の前方(挿入方向の後方)から見
ると、突出部によって爪の受け口が隠蔽される。従っ
て、障害物の引っ掛かりが防止される。枠体が爪よりも
後方にあるので、爪の側部やその周囲の空間には突出部
等がなく、モジュラコネクタへの挿入又は抜取のときの
爪の操作に支障がない。
【0008】上記突出部を上記モジュラプラグの抜取方
向の後方に傾斜させてもよい。これにより、抜取方向前
方の障害物が傾斜にならって排除されるので通信ケーブ
ルを狭隘部から円滑に抜取ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を説明す
る。図1に示されるように、モジュラプラグの保護具
は、平面部1と、その両辺より垂下された垂直面部2
と、この垂直面部2の下端より内側に折れ込んだ鍔部3
とからなる枠体4を有する。この枠体4は、断面がほぼ
コ字状となっており、モジュラプラグのほぼ直方体状の
胴部を平面部1と垂直面部2とで抱えるべく形成されて
いる。鍔部3はモジュラプラグが下方へ外れるのを防止
すると共にこの保護具をモジュラプラグへスライドさせ
て装着する際の案内の機能を有する。図の矢印がモジュ
ラプラグの挿入方向に相当し、保護具は、この挿入方向
の後方よりモジュラプラグへスライドさせて装着するこ
とができる。5は、保護具をモジュラプラグに固定する
ために鍔部3の一部を隆起させて設けた突起である。な
お、枠体4の挿入方向の長さは、後述するモジュラプラ
グの後端部と同程度か短くなっている。
【0010】枠体4の平面部1上には、挿入方向の最後
部に垂直に立ち上げた保護板6が設けられている。この
保護板6は、保護具をモジュラプラグに装着したときモ
ジュラプラグの爪よりも高くなるよう所定の高さに形成
されている。保護板6は爪を保護する突出部7を構成し
ている。
【0011】本発明の第2の実施形態を説明する。図2
に示されるように、モジュラプラグの保護具は、図1と
同様の枠体4を有する。
【0012】枠体の平面部1上には、挿入方向の両側に
垂直に立ち上げた保護板8が設けられている。この保護
板8は、保護具をモジュラプラグに装着したときモジュ
ラプラグの爪よりも高くなる突出部7として形成されて
いる。また、この保護板8の抜取方向の前端(挿入方向
の後端)は、枠体4の平面部1の近傍から頂部にかけて
抜取方向の後方に傾斜させてある。なお、保護板8は垂
直面部2と同一面になっているが、これに限定されな
い。
【0013】本発明の第3の実施形態を説明する。図3
に示されるように、モジュラプラグの保護具は、枠体4
がモジュラプラグの上面に接する平面部を有さず、その
代わり垂直面部2がモジュラプラグの高さより高く形成
され、その頂部同士に掛け亘る平面部9が形成されてい
る。この平面部9は、保護具をモジュラプラグに装着し
たときモジュラプラグの爪よりも高くなるよう所定の高
さに形成されている。垂直面部2の内側には、モジュラ
プラグの上面に接する上鍔部10が形成されている。こ
の保護具は枠体4が突出部7を構成する形態である。ま
た、垂直面部2の挿入方向の前端は、上鍔部10の位置
から頂部にかけて挿入方向の後方に傾斜させてある。
【0014】
【実施例】本発明の保護対象であるモジュラプラグの形
状を説明する。
【0015】図4(a)〜図4(c)に示されるよう
に、モジュラプラグは、モジュラコネクタに挿入される
前端部41とモジュラコネクタ外に残る後端部42とか
ら構成されている。前端部41はほぼ直方体状を呈し、
これに連続するほぼ直方体状の後端部42は下側のみ前
端部41より厚くなっている。前端部41の最前端下側
に複数の電極43が配置されている。後端部42の下面
には、凹部44が形成されている。
【0016】前端部41の最前端上側には、これより挿
入方向の後方に傾斜して延出された掛合片45が設けら
れている。この掛合片45は図示されないモジュラコネ
クタ内の段差部に掛合するための所定の幅を有する。掛
合片45の最後端に掛合片45より幅の狭い爪46が設
けられている。爪46は、掛合片45の延出方向にさら
に延出され、その最後端が前端部41と後端部42との
境界近くに位置している。爪46及び掛合片45は前端
部41の最前端上側を支点とするテコであり、爪46を
前端部41の上面に近付くように押さえることにより、
掛合片45が図示されないモジュラコネクタ内の段差部
から逃れるようになっている。しかし、爪46は障害物
を呼び込みやすい受け口47を形成してしまう。
【0017】次に、図1〜図3の保護具を図4のモジュ
ラプラグに装着する方法を図5〜図7を用いて説明す
る。
【0018】図5に示されるように、保護具の枠体4を
モジュラプラグの後端部42に装着する。装着の際に、
このモジュラプラグの後方には図示されないがケーブル
が取り付けられているので、枠体4をケーブルに被せ、
モジュラプラグの後方よりスライドさせる。勿論、ケー
ブルを取り付ける前に保護具を装着しておいてもよい。
枠体4をスライドさせるとき、鍔部3が脱落を防止しつ
つ案内する。枠体4はモジュラプラグを抱えるようにし
て装着されることになる。図1の鍔部3上の突起5が図
4(c)の後端部42の下面の凹部44に嵌まることに
より、位置決め固定される。
【0019】この保護具の枠体4は、モジュラプラグの
後端部42と同程度か短いので、前端部41にはかから
ず、枠体4が爪46よりも後方に位置することになる。
爪46の側部やその周囲の空間には突出部等が存在しな
い。突出部7は、枠体4の最後部に設けた保護板6から
なるので、爪46よりも後方に位置し、爪46よりも高
くなっている。
【0020】図6、図7の場合も、同様に保護具の枠体
4をモジュラプラグの後端部42に装着する。
【0021】このようにして、保護具を装着すると、枠
体4が爪46よりも後方に位置し、突出部7が爪46よ
りも高くなっている。これをモジュラプラグの抜取方向
の前方(挿入方向の後方)から見ると、突出部7によっ
て爪46の受け口47が隠蔽される。従って、障害物の
引っ掛かりが防止される。
【0022】次に、機器の通信テスト時における本発明
の保護具の使用について説明する。機器の通信テストの
際には、複数の機器に対して複数の通信ケーブルを接続
したり、またその接続を差し替えたりするので、通信ケ
ーブル同士が絡み合い、モジュラプラグの爪46に引っ
掛かることがある。しかし、本発明の保護具を用いる
と、突出部7により爪46の受け口47が隠蔽され通信
ケーブルが引っ掛かることがない。
【0023】また、環境試験装置、例えば恒温恒湿槽中
に機器を収納して通信テストを行う場合、通信ケーブル
を機器に着脱したり配線し直したりするために、恒温恒
湿槽に設けられた小さい穴や隙間などの狭隘部を通して
通信ケーブルを挿抜する必要がある。このとき、爪46
が穴や隙間内の周囲に引っ掛かると、通信ケーブルが抜
けなくなり、無理に引っ張ると爪46が破損してしま
う。しかし、本発明の保護具を用いると、抜取方向の前
方を突出部7が保護しているので、爪46は穴や隙間内
の周囲に引っ掛かることなく通り抜けることができる。
特に、図6の保護具の場合、突出部7がモジュラプラグ
の抜取方向の後方に傾斜しているため、抜取方向前方の
障害物が傾斜に従って排除される。障害物が固定ならば
モジュラプラグのほうが逃げることになる。こうして通
信ケーブルを狭隘部から円滑に抜取ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0025】(1)突出部によって爪の受け口が隠蔽さ
れるので、障害物の引っ掛かりが防止される。しかも、
モジュラコネクタへの挿入又は抜取のときの爪の操作に
は支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモジュラプラグの保護具の斜視図であ
る。
【図2】本発明のモジュラプラグの保護具の斜視図であ
る。
【図3】本発明のモジュラプラグの保護具の斜視図であ
る。
【図4】モジュラプラグの側面図、斜視図、別方向から
の斜視図である。
【図5】モジュラプラグに本発明の保護具を装着した側
面図である。
【図6】モジュラプラグに本発明の保護具を装着した側
面図である。
【図7】モジュラプラグに本発明の保護具を装着した側
面図である。
【符号の説明】
4 枠体 7 突出部 46 爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグを抱える枠体を形成し、
    この枠体を上記モジュラプラグの爪よりも上記モジュラ
    プラグの挿入方向の後方に配置し、この枠体に上記爪よ
    りも突き出された保護用の突出部を形成したことを特徴
    とするモジュラプラグの保護具。
  2. 【請求項2】 上記突出部を上記モジュラプラグの抜取
    方向の後方に傾斜させたことを特徴とする請求項1記載
    のモジュラプラグの保護具。
JP18543095A 1995-07-21 1995-07-21 モジュラプラグの保護具 Pending JPH0935814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18543095A JPH0935814A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 モジュラプラグの保護具

Applications Claiming Priority (1)

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JP18543095A JPH0935814A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 モジュラプラグの保護具

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Publication Number Publication Date
JPH0935814A true JPH0935814A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16170654

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JP18543095A Pending JPH0935814A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 モジュラプラグの保護具

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JP (1) JPH0935814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009107228A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 Koike Yuichiro モジュラープラグ用ロックレバー代替部品

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