JPH0935174A - 旅行時間提供装置 - Google Patents
旅行時間提供装置Info
- Publication number
- JPH0935174A JPH0935174A JP20284095A JP20284095A JPH0935174A JP H0935174 A JPH0935174 A JP H0935174A JP 20284095 A JP20284095 A JP 20284095A JP 20284095 A JP20284095 A JP 20284095A JP H0935174 A JPH0935174 A JP H0935174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- travel time
- predetermined
- value
- limit value
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予約された提供旅行時間（Ｔｔ）と実際の旅
行時間とが合うようにした旅行時間提供装置提供する。 【解決手段】 提供旅行時間（Ｔｔ）＝出発時刻基準の
統計旅行時間（ＳＤｔ）×（到着時刻基準の計測旅行時
間（Ａｔ）／到着時刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ））
で求める際、その補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）を所定の下限
信頼限界値（α）、又は所定の上限信頼値（β）に必要
に応じて修正する。
行時間とが合うようにした旅行時間提供装置提供する。 【解決手段】 提供旅行時間（Ｔｔ）＝出発時刻基準の
統計旅行時間（ＳＤｔ）×（到着時刻基準の計測旅行時
間（Ａｔ）／到着時刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ））
で求める際、その補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）を所定の下限
信頼限界値（α）、又は所定の上限信頼値（β）に必要
に応じて修正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドライバ
ー等の搭乗者に対して、現地点から所定の距離離れた所
定の地点までにどの程度の旅行時間を必要とするかを提
供する旅行時間提供装置に関する。
ー等の搭乗者に対して、現地点から所定の距離離れた所
定の地点までにどの程度の旅行時間を必要とするかを提
供する旅行時間提供装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の旅行時間提供装置は、例
えば特開平３−１９１００号公報等に示されるように、
交通流の上流側の所定時点とその交通流の下流側の所定
地点とに、通過自動車（車両）を認識するための車両個
別認識装置（ＡＶＩ）のビデオカメラを含む端末器がそ
れぞれ配置されている。
えば特開平３−１９１００号公報等に示されるように、
交通流の上流側の所定時点とその交通流の下流側の所定
地点とに、通過自動車（車両）を認識するための車両個
別認識装置（ＡＶＩ）のビデオカメラを含む端末器がそ
れぞれ配置されている。
【０００３】上流側の端末器の近く設けられた情報板に
表示される提供旅行時間は、上流側に設置された端末器
で入力された車両を特定するナンバープレートの登録番
号が、下流側に設置された端末器で入力されたときの時
間差から求められるように構成されている。
表示される提供旅行時間は、上流側に設置された端末器
で入力された車両を特定するナンバープレートの登録番
号が、下流側に設置された端末器で入力されたときの時
間差から求められるように構成されている。
【０００４】ところで、上記情報板に表示される提供旅
行時間は、上流側及び下流側に設けた一対の端末器から
得られた実際に計測された計測旅行時間をそのまま表示
すると、実情に合わない提供旅行時間を表示するおそれ
があるので所定の補正を加味して表示される。なぜなら
ば、提供旅行時間の基礎とされた車両が他の車両よりも
異常に速度が速い場合、あるいは、逆に他の車両よりも
異常に速度が遅い場合があり、また、その計測旅行時間
が、曜日、時間帯等を加味した過去の旅行時間データを
統計的手法で求めた統計旅行時間と比較して大きく異な
るときは、情報板に表示される提供旅行時間は信頼性に
欠けるからである。
行時間は、上流側及び下流側に設けた一対の端末器から
得られた実際に計測された計測旅行時間をそのまま表示
すると、実情に合わない提供旅行時間を表示するおそれ
があるので所定の補正を加味して表示される。なぜなら
ば、提供旅行時間の基礎とされた車両が他の車両よりも
異常に速度が速い場合、あるいは、逆に他の車両よりも
異常に速度が遅い場合があり、また、その計測旅行時間
が、曜日、時間帯等を加味した過去の旅行時間データを
統計的手法で求めた統計旅行時間と比較して大きく異な
るときは、情報板に表示される提供旅行時間は信頼性に
欠けるからである。
【０００５】下式は、上記補正を加味した提供旅行時間
を求めるための式であって、Ｔｔは提供旅行時間、ＳＤ
ｔは出発時刻基準の統計旅行時間、ＳＡｔは到着時刻基
準の統計旅行時間、及びＡｔは到着時刻基準の計測旅行
時間である。 Ｔｔ＝ＳＤｔ×（Ａｔ／ＳＡｔ）
を求めるための式であって、Ｔｔは提供旅行時間、ＳＤ
ｔは出発時刻基準の統計旅行時間、ＳＡｔは到着時刻基
準の統計旅行時間、及びＡｔは到着時刻基準の計測旅行
時間である。 Ｔｔ＝ＳＤｔ×（Ａｔ／ＳＡｔ）
【０００６】ここで出発時刻基準とは、上流側の所定の
地点における車両が、下流側の所定の地点に到着するま
での旅行時間を算出することであり、到着時刻基準と
は、下流側の所定の地点に到着した車両が、上流側の所
定の地点を何時に出発（通過）したかにより旅行時間を
算出することを意味している。
地点における車両が、下流側の所定の地点に到着するま
での旅行時間を算出することであり、到着時刻基準と
は、下流側の所定の地点に到着した車両が、上流側の所
定の地点を何時に出発（通過）したかにより旅行時間を
算出することを意味している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の補正を加味
した提供旅行時間（Ｔｔ）は、上式に示されるように、
到着時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）に対して補正をか
けるようになっているので、その計測旅行時間（Ａｔ）
によっては補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）が過大、又は過少と
なる場合があり、提供旅行時間（Ｔｔ）と実際の旅行時
間とが大きく異なるおそれがある。
した提供旅行時間（Ｔｔ）は、上式に示されるように、
到着時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）に対して補正をか
けるようになっているので、その計測旅行時間（Ａｔ）
によっては補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）が過大、又は過少と
なる場合があり、提供旅行時間（Ｔｔ）と実際の旅行時
間とが大きく異なるおそれがある。
【０００８】そこで、本発明は、上記欠点を除去するた
めになされたものであって、その目的は、到着時刻基準
の計測旅行時間（Ａｔ）によって提供旅行時間（Ｔｔ）
が実際の旅行時間と大きく異なることがないようにした
旅行時間提供装置を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、到着時刻基準
の計測旅行時間（Ａｔ）によって提供旅行時間（Ｔｔ）
が実際の旅行時間と大きく異なることがないようにした
旅行時間提供装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る旅行時間提
供装置は、上記目的を達成するために、交通流の所定の
上流地点及びその上流地点から所定距離離れた所定の下
流地点に、通過する車両を認識する端末器をそれぞれ設
けるとともに、その所定の上流地点にその所定の下流地
点までの予測される提供旅行時間（Ｔｔ）を表示する情
報板を設けてなり、その提供旅行時間（Ｔｔ）は、出発
時刻基準の統計旅行時間（ＳＤｔ）に上記両端末器から
得られた到着時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）を到着時
刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ）で除して得られた補正
値（Ａｔ／ＳＡｔ）を乗じて得るとともに、その得られ
た提供旅行時間（Ｔｔ）を所定時間毎に更新して上記情
報板に表示させる表示制御手段を有する旅行時間提供装
置において、前記補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）は、所定の下
限信頼限界値（α）以上で、かつ所定の上限信頼限界値
（β）以下のときは、得られた補正値をそのまま用い、
前記所定の上限信頼限界値（β）を越え、かつ所定の最
大上限信頼限界値（βmax ）以下のときは、得られた補
正値をそのまま、又はその所定の上限信頼限界値（β）
に修正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択し
て用い、前記所定の最大上限信頼限界値（βmax ）を越
えたときは、前記所定の上限信頼限界値（β）に修正し
た補正値を用い、前記所定の下限信頼限界値（α）未満
で、かつ所定の最大下限信頼限界値（αmin ）以上のと
きは、得られた補正値をそのまま、又はその所定の下限
信頼値（α）に修正した補正値を前回の修正の有無に基
づいて選択して用い、前記所定の最大下限信頼限界値
（αmin ）未満のときは、前記所定の下限信頼値（α）
に修正した補正値を用いることを特徴としている。
供装置は、上記目的を達成するために、交通流の所定の
上流地点及びその上流地点から所定距離離れた所定の下
流地点に、通過する車両を認識する端末器をそれぞれ設
けるとともに、その所定の上流地点にその所定の下流地
点までの予測される提供旅行時間（Ｔｔ）を表示する情
報板を設けてなり、その提供旅行時間（Ｔｔ）は、出発
時刻基準の統計旅行時間（ＳＤｔ）に上記両端末器から
得られた到着時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）を到着時
刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ）で除して得られた補正
値（Ａｔ／ＳＡｔ）を乗じて得るとともに、その得られ
た提供旅行時間（Ｔｔ）を所定時間毎に更新して上記情
報板に表示させる表示制御手段を有する旅行時間提供装
置において、前記補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）は、所定の下
限信頼限界値（α）以上で、かつ所定の上限信頼限界値
（β）以下のときは、得られた補正値をそのまま用い、
前記所定の上限信頼限界値（β）を越え、かつ所定の最
大上限信頼限界値（βmax ）以下のときは、得られた補
正値をそのまま、又はその所定の上限信頼限界値（β）
に修正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択し
て用い、前記所定の最大上限信頼限界値（βmax ）を越
えたときは、前記所定の上限信頼限界値（β）に修正し
た補正値を用い、前記所定の下限信頼限界値（α）未満
で、かつ所定の最大下限信頼限界値（αmin ）以上のと
きは、得られた補正値をそのまま、又はその所定の下限
信頼値（α）に修正した補正値を前回の修正の有無に基
づいて選択して用い、前記所定の最大下限信頼限界値
（αmin ）未満のときは、前記所定の下限信頼値（α）
に修正した補正値を用いることを特徴としている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１は一実施の形態に係る旅行
時間提供装置であって、交通流の所定の上流側のＡ地点
及びその下流側の所定のＢ地点には、車両Ｃのナンバー
プレートを撮像して車両Ｃを特定するためのビデオカメ
ラを含んで構成されるＡＶＩの端末器１ａ，１ｂがそれ
ぞれ設けられている。
面に基づいて説明する。図１は一実施の形態に係る旅行
時間提供装置であって、交通流の所定の上流側のＡ地点
及びその下流側の所定のＢ地点には、車両Ｃのナンバー
プレートを撮像して車両Ｃを特定するためのビデオカメ
ラを含んで構成されるＡＶＩの端末器１ａ，１ｂがそれ
ぞれ設けられている。
【００１１】情報板２は多数のＬＥＤを配設して構成さ
れ、車両Ｃのドライバー等の搭乗者にＢ地点までの提供
旅行時間（Ｔｔ）を報知できるように構成されている。
れ、車両Ｃのドライバー等の搭乗者にＢ地点までの提供
旅行時間（Ｔｔ）を報知できるように構成されている。
【００１２】中央処理機３は、ＣＰＵを中心に形成され
た演算部３ａを有していて、交通管制局等の管理センタ
に設けられている。そして、通信制御部３ｂを介して上
記各端末器１ａ，１ｂ及び情報板２に接続されていて、
一つの通信ネットワークが形成されている。
た演算部３ａを有していて、交通管制局等の管理センタ
に設けられている。そして、通信制御部３ｂを介して上
記各端末器１ａ，１ｂ及び情報板２に接続されていて、
一つの通信ネットワークが形成されている。
【００１３】上記演算部３ａの図示しないメモリには、
Ａ地点からＢ地点までの過去のデータに基づく出発時刻
基準の統計旅行時間（ＳＤｔ）及び到着時刻基準の統計
旅行時間（ＳＡｔ）が予め記憶されている。したがって
演算部３ａは、上記２つの統計旅行時間（ＳＤｔ），
（ＳＡｔ）と両端末器１ａ，１ｂを介して入力した到着
時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）とを用いて、Ａｔ＝Ｓ
Ｄｔ×（Ａｔ／ＡＳｔ）の式にしたがって算出された提
供旅行時間（Ｔｔ）が情報板２に表示される。この表示
は、所定時間毎に、例えば５分毎に更新して行なわれ
る。
Ａ地点からＢ地点までの過去のデータに基づく出発時刻
基準の統計旅行時間（ＳＤｔ）及び到着時刻基準の統計
旅行時間（ＳＡｔ）が予め記憶されている。したがって
演算部３ａは、上記２つの統計旅行時間（ＳＤｔ），
（ＳＡｔ）と両端末器１ａ，１ｂを介して入力した到着
時刻基準の計測旅行時間（Ａｔ）とを用いて、Ａｔ＝Ｓ
Ｄｔ×（Ａｔ／ＡＳｔ）の式にしたがって算出された提
供旅行時間（Ｔｔ）が情報板２に表示される。この表示
は、所定時間毎に、例えば５分毎に更新して行なわれ
る。
【００１４】上記式中、（Ａｔ／ＳＡｔ）は補正値に当
り、その補正値は、図２に示される範囲に従って、無修
正でそのまま、又は所定の値に修正して用いられるよう
に構成されている。この図２に示される修正テーブル
は、予め演算部３ａのメモリに記憶されている。
り、その補正値は、図２に示される範囲に従って、無修
正でそのまま、又は所定の値に修正して用いられるよう
に構成されている。この図２に示される修正テーブル
は、予め演算部３ａのメモリに記憶されている。
【００１５】次に、図３のフローチャートを用いて、補
正値（Ｓｔ／ＳＡｔ）の選択について説明する。
正値（Ｓｔ／ＳＡｔ）の選択について説明する。
【００１６】今、Ｂ地点の端末器１ｂから車両Ｃを特定
するデータが中央処理機３に取込まれて到着時刻基準の
計測旅行時間（Ａｔ）が求められたとする。次いでその
計測に基づいて求められた補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）が、
図２の下限信頼限界値（以下、「下限値」という）α以
上で、かつ上限信頼限界値（以下、「上限値」という）
β以下であれば（図２のの範囲）、そのままの補正値
（Ａｔ／ＳＡｔ）が用いられて提供時間（Ｔｔ）が算出
され、（ステップ１００肯定、ステップ１０２肯定。以
下、ステップをＳとする。）その算出された提供旅行時
間（Ｔｔ）が情報板２に表示される。
するデータが中央処理機３に取込まれて到着時刻基準の
計測旅行時間（Ａｔ）が求められたとする。次いでその
計測に基づいて求められた補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）が、
図２の下限信頼限界値（以下、「下限値」という）α以
上で、かつ上限信頼限界値（以下、「上限値」という）
β以下であれば（図２のの範囲）、そのままの補正値
（Ａｔ／ＳＡｔ）が用いられて提供時間（Ｔｔ）が算出
され、（ステップ１００肯定、ステップ１０２肯定。以
下、ステップをＳとする。）その算出された提供旅行時
間（Ｔｔ）が情報板２に表示される。
【００１７】求められた補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）が、図
２の最大上限信頼限界値（以下、「最大上限値」とい
う）βmax を越えたとき（図２のの範囲）、又は最大
下限信頼限界値（以下、「最大下限値」という）αmin
未満のときは（図２のの範囲）、補正値が過大、又は
過少になり、提供旅行時間（Ｔｔ）が実際の旅行時間と
大きく異なるおそれがある。したがって、この場合の補
正値（Ａｔ／ＳＡｔ）は上限値β、又は下限値αに修正
されて使用される（Ｓ１００否定、Ｓ１０４）。
２の最大上限信頼限界値（以下、「最大上限値」とい
う）βmax を越えたとき（図２のの範囲）、又は最大
下限信頼限界値（以下、「最大下限値」という）αmin
未満のときは（図２のの範囲）、補正値が過大、又は
過少になり、提供旅行時間（Ｔｔ）が実際の旅行時間と
大きく異なるおそれがある。したがって、この場合の補
正値（Ａｔ／ＳＡｔ）は上限値β、又は下限値αに修正
されて使用される（Ｓ１００否定、Ｓ１０４）。
【００１８】ところで、求められた補正値（Ａｔ／ＳＡ
ｔ）が上限値βを越え、かつ最大上限値βmax 以下のと
き（図２のの範囲）、又は下限値α未満で、かつ最大
下限値αmin 以上のとき（図２のの範囲）において
（Ｓ１０２否定）、前回の補正値が修正なしのとき（図
２のの範囲のとき）は、今回の補正値は信頼に欠ける
おそれがあるので、補正値を上限値β、又は下限値αに
修正して用いられる（Ｓ１０６肯定、Ｓ１０４）。
ｔ）が上限値βを越え、かつ最大上限値βmax 以下のと
き（図２のの範囲）、又は下限値α未満で、かつ最大
下限値αmin 以上のとき（図２のの範囲）において
（Ｓ１０２否定）、前回の補正値が修正なしのとき（図
２のの範囲のとき）は、今回の補正値は信頼に欠ける
おそれがあるので、補正値を上限値β、又は下限値αに
修正して用いられる（Ｓ１０６肯定、Ｓ１０４）。
【００１９】しかし、補正値が上限値βと最大上限値β
max の間、又は下限値αと最大下限値αmin の間（図２
のの範囲、又はの範囲）にある程度連続する場合、
つまり前回もそれらの範囲のときは、その補正値が実際
の旅行時間を反映していると考えられるので、所定の更
新回数、例えば５回まではその補正値を無修正で用いる
（Ｓ１０６否定、Ｓ１０８肯定、Ｓ１１０否定）。ま
た、その無修正の回数が所定の回数、例えば５回に達し
たときは、補正値を上限値β、又は下限値αに修正して
用いられ、その後の補正値の推移が観察される（Ｓ１１
０肯定、Ｓ１１２否定）。
max の間、又は下限値αと最大下限値αmin の間（図２
のの範囲、又はの範囲）にある程度連続する場合、
つまり前回もそれらの範囲のときは、その補正値が実際
の旅行時間を反映していると考えられるので、所定の更
新回数、例えば５回まではその補正値を無修正で用いる
（Ｓ１０６否定、Ｓ１０８肯定、Ｓ１１０否定）。ま
た、その無修正の回数が所定の回数、例えば５回に達し
たときは、補正値を上限値β、又は下限値αに修正して
用いられ、その後の補正値の推移が観察される（Ｓ１１
０肯定、Ｓ１１２否定）。
【００２０】以上のように、本実施例に係る旅行時間提
供装置は、計測された到着時刻基準の計測旅行時間（Ａ
ｔ）と到着時刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ）とから、
使用する補正値を判定し、必要に応じてその求められた
補正値を修正して用いるので、提供旅行時間（Ｔｔ）を
実際の旅行時間に近ずけることができる。
供装置は、計測された到着時刻基準の計測旅行時間（Ａ
ｔ）と到着時刻基準の統計旅行時間（ＳＡｔ）とから、
使用する補正値を判定し、必要に応じてその求められた
補正値を修正して用いるので、提供旅行時間（Ｔｔ）を
実際の旅行時間に近ずけることができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明に係る旅行時間提供装置は、提供
旅行時間を求める際の補正値は、所定の下限値（α）以
上で、かつ所定の上限値（β）以下のときは、得られた
補正値をそのまま用い、前記所定の上限値（β）を越
え、かつ所定の最大上限値（βmax ）以下のときは、得
られた補正値をそのまま、又はその所定の上限値（β）
に修正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択し
て用い、前記所定の最大上限値（βmax ）を越えたとき
は、前記所定の上限値（β）に修正して用い、前記所定
の下限値（α）未満で、かつ所定の最大下限値（αmin
）以上のときは、得られた補正値をそのまま、又はそ
の所定の下限値（α）に修正した補正値を前回の修正の
有無に基づいて選択して用い、前記所定の最大下限値
（αmin ）未満のときは、前記所定の下限値（α）に修
正して用いるので、提供旅行時間を実際の旅行時間に近
ずけることができる。
旅行時間を求める際の補正値は、所定の下限値（α）以
上で、かつ所定の上限値（β）以下のときは、得られた
補正値をそのまま用い、前記所定の上限値（β）を越
え、かつ所定の最大上限値（βmax ）以下のときは、得
られた補正値をそのまま、又はその所定の上限値（β）
に修正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択し
て用い、前記所定の最大上限値（βmax ）を越えたとき
は、前記所定の上限値（β）に修正して用い、前記所定
の下限値（α）未満で、かつ所定の最大下限値（αmin
）以上のときは、得られた補正値をそのまま、又はそ
の所定の下限値（α）に修正した補正値を前回の修正の
有無に基づいて選択して用い、前記所定の最大下限値
（αmin ）未満のときは、前記所定の下限値（α）に修
正して用いるので、提供旅行時間を実際の旅行時間に近
ずけることができる。
【図１】本発明の一実施の態様に係る旅行時間提供装置
の概略構成図を示すブロック図である。
の概略構成図を示すブロック図である。
【図２】補正値の説明図である。
【図３】補正値の選択動作を示すフローチャートであ
る。
る。
１ａ，１ｂ 端末器 ２ 情報板 ３ 中央処理機 ３ａ 演算部 ３ｂ 通信制御部 Ｃ 車両（自動車）
Claims (1)
- 【請求項１】 交通流の所定の上流地点及びその上流地
点から所定距離離れた所定の下流地点に、通過する車両
を認識する端末器をそれぞれ設けるとともに、その所定
の上流地点にその所定の下流地点までの予測される提供
旅行時間（Ｔｔ）を表示する情報板を設けてなり、その
提供旅行時間（Ｔｔ）は、出発時刻基準の統計旅行時間
（ＳＤｔ）に上記両端末器から得られた到着時刻基準の
計測旅行時間（Ａｔ）を到着時刻基準の統計旅行時間
（ＳＡｔ）で除して得られた補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）を
乗じて得るとともに、その得られた提供旅行時間（Ｔ
ｔ）を所定時間毎に更新して上記情報板に表示させる表
示制御手段を有する旅行時間提供装置において、 前記補正値（Ａｔ／ＳＡｔ）は、 所定の下限信頼限界値（α）以上で、かつ所定の上限信
頼限界値（β）以下のときは、得られた補正値をそのま
ま用い、 前記所定の上限信頼限界値（β）を越え、かつ所定の最
大上限信頼限界値（βmax ）以下のときは、得られた補
正値をそのまま、又はその所定の上限信頼限界値（β）
に修正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択し
て用い、 前記所定の最大上限信頼限界値（βmax ）を越えたとき
は、前記所定の上限信頼限界値（β）に修正した補正値
を用い、 前記所定の下限信頼限界値（α）未満で、かつ所定の最
大下限信頼限界値（αmin ）以上のときは、得られた補
正値をそのまま、又はその所定の下限信頼値（α）に修
正した補正値を前回の修正の有無に基づいて選択して用
い、 前記所定の最大下限信頼限界値（αmin ）未満のとき
は、前記所定の下限信頼値（α）に修正した補正値を用
いる、 ことを特徴とする旅行時間提供装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20284095A JP3332305B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 旅行時間提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20284095A JP3332305B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 旅行時間提供装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935174A true JPH0935174A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3332305B2 JP3332305B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=16464068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20284095A Expired - Fee Related JP3332305B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 旅行時間提供装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3332305B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105046959A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-11-11 | 东南大学 | 基于双窗口滑动匹配机制的城市道路行程时间提取方法 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP20284095A patent/JP3332305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105046959A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-11-11 | 东南大学 | 基于双窗口滑动匹配机制的城市道路行程时间提取方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3332305B2 (ja) | 2002-10-07 |
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