JPH09331646A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH09331646A
JPH09331646A JP15105996A JP15105996A JPH09331646A JP H09331646 A JPH09331646 A JP H09331646A JP 15105996 A JP15105996 A JP 15105996A JP 15105996 A JP15105996 A JP 15105996A JP H09331646 A JPH09331646 A JP H09331646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
motor
bearings
stator assembly
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15105996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Hayashi
泰行 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP15105996A priority Critical patent/JPH09331646A/ja
Publication of JPH09331646A publication Critical patent/JPH09331646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、小さな作業スペースでも容易に
ベアリングを交換することができるモータを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 固定用ボルト30によりステータアッセ
ンブリ23の端部に固定されたエンドブラケット28,
29のモータ外部側の凹部33,34にベアリング2
6,27が収容され、ベアリング固定用ブラケット3
5,36が凹部を覆ってベアリングを固定する。ベアリ
ング取り外し用ボルトがエンドブラケットに回転自在に
螺合され、その先端部がエンドブラケットを貫通してス
テータアッセンブリの端部を臨んでいる。エンドブラケ
ットの凹部の近傍には、ベアリング冷却用の冷媒通路4
0,43が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータのシャフ
トを保持するベアリングを容易に交換することができる
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導モータの構造を図6及び図7
に示す。多数のリング状部材の積層体からなるステータ
1が円筒形状のフレーム2内に収容されてステータアッ
センブリ3を形成しており、このステータアッセンブリ
3の内部にシャフト4を有するロータ5が挿入されてい
る。ステータアッセンブリ3の両端部にはベアリング6
及び7を介してロータ5のシャフト4を軸支するエンド
ブラケット8及び9がそれぞれボルト10により固定さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなモータにお
いては、ロータ5の回転によりベアリング6及び7に熱
が発生する。この熱はベアリング6及び7の寿命を縮め
ることとなり、長時間モータを稼働させると、ベアリン
グ6及び7が摩耗して交換を要するようになる。この場
合、図7に示されるように、ベアリング6及び7がエン
ドブラケット8及び9の内側、すなわちモータ内部側に
取り付けられているために、まず、ボルト10を緩めて
エンドブラケット8及び9をステータアッセンブリ3か
ら取り外す。このとき、ベアリング6及び7はシャフト
4の外周部に堅固に嵌合しているので、エンドブラケッ
ト8及び9のみが外れ、ベアリング6及び7はシャフト
4に取り付けられたままとなる。
【0004】そこで、図8に示されるような専用工具を
用いてベアリング6及び7をシャフト4から取り外さな
ければならなかった。専用工具は、本体11に対して開
閉自在に設けられた複数の爪部12を有し、この爪部1
2をベアリング6及び7のロータ5側の周縁に引っ掛
け、本体11に螺合されている取手13を回転させて取
手13を前進させ、取手13の先端部でシャフト4の端
部を押すことにより相対的に爪部12を取手13に対し
て後退させてベアリング6及び7をシャフト4から取り
外す。このように、ベアリング6及び7の交換のため
に、専用工具を要すると共に多大の工数が必要となると
いう問題点があった。
【0005】また、専用工具を取り扱うための大きな作
業スペースが必要となり、このため例えばフォークリフ
ト等において狭い設置スペースに搭載されたモータにあ
っては、モータをフォークリフト等から取り外してベア
リングの交換作業を行わなければならなかった。
【0006】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、小さな作業スペースでも容易に
ベアリングを交換することができるモータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ
は、ステータアッセンブリ内に収容されたロータのシャ
フトがベアリングを介して軸支されたモータにおいて、
固定用ボルトによりステータアッセンブリの端部に固定
され且つモータの外部側にベアリングを収容するための
凹部が形成されたエンドブラケットと、エンドブラケッ
トを貫通するロータのシャフトの外周部に嵌合され且つ
エンドブラケットの凹部内に収容されたベアリングと、
エンドブラケットの凹部を覆ってベアリングを固定する
ベアリング固定用ブラケットと、エンドブラケットに回
転自在に螺合されると共にその先端部がエンドブラケッ
トを貫通してステータアッセンブリの端部を臨むベアリ
ング取り外し用ボルトとを備えたものである。
【0008】ベアリング冷却用の冷媒通路をエンドブラ
ケットの凹部の近傍に配設し、冷媒通路に冷媒を通すこ
とによりベアリングを冷却することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1及び図2にこの発明の
一実施形態に係るモータを示す。多数のリング状部材の
積層体からなるステータ21が円筒形状のフレーム22
内に収容されてステータアッセンブリ23を形成してお
り、このステータアッセンブリ23の内部にシャフト2
4を有するロータ25が挿入されている。ステータアッ
センブリ23のフレーム22の両端部にはエンドブラケ
ット28及び29がそれぞれ複数本の固定用ボルト30
により固定されている。
【0010】エンドブラケット28及び29には、それ
ぞれ、その中央部にロータ25のシャフト24が貫通す
る貫通孔31及び32が形成され、この貫通孔31及び
32を囲むようにモータの外部側にベアリングを収容す
るための凹部33及び34が形成されている。貫通孔3
1及び32を貫通するロータ25のシャフト24の外周
部にそれぞれベアリング26及び27が嵌合され、これ
らベアリング26及び27はエンドブラケット28及び
29の凹部33及び34内に収容されている。
【0011】モータの外部側に位置するエンドブラケッ
ト28及び29の面上には、それぞれ凹部33及び34
を覆うベアリング固定用ブラケット35及び36がボル
ト37により固定されている。図3に示されるように、
ベアリング26及び27とベアリング固定用ブラケット
35及び36との間には皿バネ38が介在されており、
ベアリング固定用ブラケット35及び36は皿バネ38
を介してベアリング26及び27を固定すると共に、モ
ータ内部への塵埃の侵入を防止してモータを保護してい
る。
【0012】複数の固定用ボルト30はエンドブラケッ
ト28及び29の周縁部に等間隔で配置されているが、
互いに隣接する固定用ボルト30の間にはそれぞれベア
リング取り外し用ボルト39が配置されている。このベ
アリング取り外し用ボルト39は、図4に示されるよう
に、エンドブラケット28及び29の周縁部に回転自在
に螺合されており、その先端部がエンドブラケット28
及び29を貫通してステータアッセンブリ23のフレー
ム22の端部を臨んでいる。ベアリング取り外し用ボル
ト39の先端部が臨むフレーム22の端部にボルト孔は
形成されておらず、平坦になっている。
【0013】また、図2に示されるように、エンドブラ
ケット28には凹部33の近傍に冷媒通路40が形成さ
れ、冷媒通路40の両端に図1に示されるような冷媒の
入力用パイプ41及び出力用パイプ42が接続されてい
る。同様に、エンドブラケット29にも凹部34の近傍
に冷媒通路43が形成され、冷媒通路43の両端に図5
に示されるような冷媒の入力用パイプ44及び出力用パ
イプ45が接続されている。
【0014】この実施形態に係るモータは以上のような
構成を有しており、モータを組み立てる際には、まず、
ステータアッセンブリ23のステータ21内にロータ2
5を挿入し、ロータ25のシャフト24の両端がそれぞ
れ貫通孔31及び32を貫通するようにエンドブラケッ
ト28及び29をステータアッセンブリ23のフレーム
22の端部に配置して、これらを固定用ボルト30によ
り固定する。次に、シャフト24の外周部にその両端か
らベアリング26及び27をそれぞれ嵌合し、シャフト
24の段差部分までベアリング26及び27を押し込
む。これにより、ベアリング26及び27は、それぞれ
エンドブラケット28及び29の凹部33及び34内に
収容される。
【0015】さらに、シャフト24にその両端からそれ
ぞれ皿バネ38を挿入し、その上にベアリング固定用ブ
ラケット35及び36を配置して、これらをボルト37
によりエンドブラケット28及び29に固定する。最後
に、ベアリング取り外し用ボルト39を固定用ボルト3
0の間で且つエンドブラケット28及び29の周縁部に
螺合させ、ベアリング取り外し用ボルト39の先端部が
フレーム22の端部に当接するまで締めておく。なお、
ベアリング取り外し用ボルト39は、このとき図4に示
されるように、その根元部分がエンドブラケット28及
び29からモータの外部側へ突出するような長さを有し
ている。
【0016】このようにして組み立てられたモータの運
転時には、入力用パイプ41及び44から冷媒通路40
及び43を介して出力用パイプ42及び45へ水または
油等の冷媒を流し、これによりベアリング26及び27
をその円周方向から冷却することができるようになって
いる。冷媒の流通によって、モータを一定温度で運転す
ることができ、モータの効率の向上、並びにベアリング
26及び27の寿命の向上を図ることが可能となる。
【0017】モータを長時間運転して摩耗その他の理由
によりベアリング26及び27を交換する場合には、ま
ず、ボルト37を緩めてベアリング固定用ブラケット3
5及び36をエンドブラケット28及び29から取り外
した後、固定用ボルト30を緩める。このとき、固定用
ボルト30がステータアッセンブリ23から完全には外
れない程度に少し残して止めるようにする。次に、ベア
リング取り外し用ボルト39を順次締めていくと、ベア
リング取り外し用ボルト39の先端部がフレーム22の
端部を押し込むため、相対的にエンドブラケット28及
び29をモータの外方へ押し出すこととなる。このと
き、エンドブラケット28及び29の凹部33及び34
の底面によってベアリング26及び27が押され、シャ
フト24の段差部分から押し出される。その後、固定用
ボルト30を完全に緩めてエンドブラケット28及び2
9をステータアッセンブリ23から外す。
【0018】このようにして、専用工具を使用すること
なく、容易にベアリングを外し、交換することが可能と
なる。しかも、専用工具を使用しないので、大きな作業
スペースを要することがなく、例えばフォークリフト等
において、モータを外さずに狭いスペースでベアリング
の交換作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るモータを示す斜視
図である。
【図2】実施形態に係るモータを示す横断面図である。
【図3】実施形態に係るモータの要部拡大断面図であ
る。
【図4】実施形態に係るモータの要部拡大断面図であ
る。
【図5】実施形態に係るモータの端部を示す斜視図であ
る。
【図6】従来のモータを示す斜視図である。
【図7】従来のモータを示す断面図である。
【図8】従来のモータのベアリングを外すための専用工
具を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 ステータ 22 フレーム 23 ステータアッセンブリ 24 シャフト 25 ロータ 26,27 ベアリング 28,29 エンドブラケット 30 固定用ボルト 31,32 貫通孔 33,34 凹部 35,36 ベアリング固定用ブラケット 37 ボルト 38 皿バネ 39 ベアリング取り外し用ボルト 40,43 冷媒通路 41,44 入力用パイプ 42,45 出力用パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータアッセンブリ内に収容されたロ
    ータのシャフトがベアリングを介して軸支されたモータ
    において、 固定用ボルトによりステータアッセンブリの端部に固定
    され且つモータの外部側にベアリングを収容するための
    凹部が形成されたエンドブラケットと、 前記エンドブラケットを貫通するロータのシャフトの外
    周部に嵌合され且つ前記エンドブラケットの凹部内に収
    容されたベアリングと、 前記エンドブラケットの凹部を覆って前記ベアリングを
    固定するベアリング固定用ブラケットと、 前記エンドブラケットに回転自在に螺合されると共にそ
    の先端部が前記エンドブラケットを貫通してステータア
    ッセンブリの端部を臨むベアリング取り外し用ボルトと
    を備えたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記エンドブラケットは、前記凹部の近
    傍に配設されたベアリング冷却用の冷媒通路を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータ。
JP15105996A 1996-06-12 1996-06-12 モータ Pending JPH09331646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15105996A JPH09331646A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP15105996A JPH09331646A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 モータ

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JPH09331646A true JPH09331646A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15510408

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15105996A Pending JPH09331646A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 モータ

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JP (1) JPH09331646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017229162A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社ミツバ 回転電動機、及び回転電動機の組み立て方法
JP2019176668A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 日本電産株式会社 モータ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017229162A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社ミツバ 回転電動機、及び回転電動機の組み立て方法
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