JPH09328140A - ポケット付き封筒 - Google Patents

ポケット付き封筒

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Publication number
JPH09328140A
JPH09328140A JP16682296A JP16682296A JPH09328140A JP H09328140 A JPH09328140 A JP H09328140A JP 16682296 A JP16682296 A JP 16682296A JP 16682296 A JP16682296 A JP 16682296A JP H09328140 A JPH09328140 A JP H09328140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
envelope
main surface
flap
pocket
fold
Prior art date
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Pending
Application number
JP16682296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nemoto
正男 根本
Tetsuya Shoji
哲也 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保形性が良好で印字乗りの心配がなく、内容
物の仕分けが可能なポケット付き封筒を提供する。 【解決手段】 全体展開形状が、主面1と、主面1の左
側に設けられ、主面1と略同長かつ略同幅な第1の折返
し2と、主面1の右側に設けられ、第1の折返し2より
短寸で主面1と略同幅な第2の折返し3と、主面1の天
側に設けられた小幅の第3の折返し4と、主面1の地側
に設けられた小幅の第4の折返し5とを有し、第2の折
返し3には、開口窓6が形成されるように構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケット付き封筒
に関し、より詳細には全体の展開形状を一体に型抜き
し、糊付け製袋して成形するポケット付き封筒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】全体の展開形状を型抜きし糊付け製袋し
て成形するタイプの封筒としては、いわゆる中貼封筒や
カマス封筒等が知られている。
【0003】図7に一般的な中貼封筒の全体展開形状を
示す。この封筒は、主面100の左右に主面100と同
長で略半幅の折返し101、102を設け、天地に主面
100と同幅で短寸の折返し103、104を設けた展
開形状を有し、左右の折返し101、102の合せ目に
糊付けした後、地側の折返し104を糊付けして製袋す
ることにより成形される。なお、図7中、2点鎖線で区
切られた101aおよび104aは、それぞれ折返し1
01および104の糊付部を示している。
【0004】また、カマス貼封筒は、中貼封筒の左右折
返しを小幅とし、地側の折返しを主面と略同寸としたも
ので、左右の折返しと地側の折返しの重なり部を糊付け
して製袋することにより成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に封筒には重ね部
があるために、直接のプリンタ印字に難があり、大量処
理に適さない。また、何れの場合も袋が一重のため、内
容物の仕分けが出来ない。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、保形性が
良好で印字乗り不良の心配がなく、しかも内容物の仕分
けが可能なポケット付封筒を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るポケット付
封筒は、その全体展開形状が、主面と、この主面の左右
何れかに設けられ主面と略同長かつ略同幅な第1の折返
しと、主面の左右の何れかに設けられ、第1の折返しよ
り短寸で主面と略同幅な第2の折り返しと、主面の天側
に設けられた小幅の第3の折返しと、主面の地側に設け
られた第4の折返しとを有し、前記第2の折返しには、
開口窓を形成されていることを特徴とするものである。
【0008】本発明に係るポケット付き封筒は、第1の
折返しの縦縁部と主面との合せ目を糊付けし、この第1
の折返しと第2の折返しの縦縁部との合せ目を糊付けし
た後、第4の折返しを糊付けする。主面と第1の折返し
と第2の折返しと第4の折返しとで主封筒部が形成さ
れ、第1の折返しと第2の折り返しと第4の折返しとで
ポケット部が形成される。また、開口部からポケット部
の中が見える。
【0009】このため、展開された各折返しを折り返し
て糊付けにより封筒を成形することができるので、従来
の中貼封筒と同等以上の強度をもつ封筒が得られる。ま
た、ポケット部を設けたので、封筒に直接印字せずに別
紙に印字された用紙をポケット部に挿入でき、印字はポ
ケット部に形成された開口窓から確認することができ
る。したがって、保形性が良好で印字乗り不良の心配が
なく、しかも内容物の仕分けが可能なポケット付き封筒
が得られる。
【0010】また、本発明に係るポケット付き封筒は、
前記第4の折返しに切欠を形成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るポケット付き封筒は、
前記第3の折り返しの上下等距離の位置に平行なミシン
目を形成したことを特徴とする。
【0012】また、本発明に係るポケット付き封筒は、
前記第1の折返しの幅を前記主面の幅よりも小さくし
て、前記第2の折返しの折返し線との間に合せ代を設け
たことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1〜図6を参照して説明する。
【0014】図1は本発明に係るポケット付封筒の全体
展開形状を示す図である。
【0015】図1に示すように、この封筒の展開形状
は、封筒の表となる主面1と、主面1の左側に設けら
れ、主面1と略同長かつ略同幅な第1の折返し2と、主
面1の右側に設けられ、第1の折返し2より短寸で主面
1と略同幅な第2の折返し3と、主面1の天側に設けら
れた短寸の第3の折返し4と、主面の地側に設けらた短
寸の第4の折返し5と、から形成されている。
【0016】図中、一点鎖線L1は主面1と第1折返し
2との折返し線を表し、L2は主面1と第2折返し3と
の折返し線を表し、L3は主面1と第3折返し4との折
返し線を表し、L4は主面1と第4折返し5との折返し
線を表す仮想線である。
【0017】また、図1中、2点鎖線で区切られた2
a、3a、4aおよび5aは、それぞれ第1〜第4折返
し2、3、4および5の糊付部を示している。
【0018】第1折返し2の幅は主面1の幅より数mm
程度わずかに短くなっている。
【0019】第2折返し3には、略中央に矩形状の開口
窓6が設けられ、地側には台形状の切欠き7が形成され
ている。
【0020】主面1、第1折返し2および第2折返し3
には,折返し線L3から等距離で折返し線L3と平行な
ミシン目S1、S2が形成されている。
【0021】この封筒には、従来の封筒と同様、例えば
クラフト用紙や上質紙を用いるが、好ましくは70〜9
0g/m2 の用紙がよい。70g/m2 未満の用紙の場
合、製袋機により搬送しながら成形する際、用紙のばた
つきに留意する。一方、90g/m2 を超える用紙の場
合、例えば第1折返し2を折り返すとき、用紙が斜め送
りを避けるようにする。
【0022】図2に示すように、本封筒は、さらに後述
する封筒のポケット部に挿入する用紙10を備えてい
る。この用紙10は、切欠10aを通るミシン目S3に
より長尺部11と短尺部12とに区画され、切欠10a
からミシン目S3にそって容易に手でちぎられるように
なっている。
【0023】長尺部11には、印字部13が設けられて
おり、この印字部13には、例えば封筒の宛先を表す情
報が印字される。一方、短尺部12には、例えば封筒の
受け取りを確認する所謂受領証等のフォ−マット14が
印刷されるようになっている。
【0024】この点、本実施の形態に係るポケット付き
封筒は、例えば保険料の現金支払いに利用するのに適し
ている。封筒から硬貨が落ちてしまうこともなく、印字
は用紙10に印字されるので、印字乗りを心配すること
もない。
【0025】次に、封筒を成形する方法を説明する。ま
ず、図3に示すように、第1折返し2の糊付部2aに糊
が付けられ、第1折返し2が折り返されて主面1に糊付
けされる。また、第2折返し3の糊付部3aにも糊が付
けらる。第1折返し2の幅は、主面1の幅より短いの
で、第1折返し2と折返し線L2との間に合せ代20が
得られる。
【0026】したがって、封筒の成形誤差を許容してス
ム−ズに製袋作業を行うことができる。
【0027】次いで、図4に示すように、第2折返し3
が折り返されて第1折返し2に糊付けされる。また、第
4折返し5の糊付部5aに糊が付けらる。
【0028】次いで、図5に示すように、第4折返し5
が折り返されて第2折返し3に糊付けされるが、第2折
返し3には、切欠き7が設けられているので、第1折返
し2と第4折返し5片にも糊付けされることになる。こ
れにより封筒の保形性を高めている。
【0029】また、第3折返し4の糊付部には両面テ−
プ部材30が設けられる。これをアラビア糊にすること
は差し支えない。なお、第1、第2および第4の折返し
2、3および5の糊付けには、通常使用されるボンド系
の糊でよいことはいうまでもない。
【0030】以上の作業により、主面1と第1折返し2
と第2折返し3と第4折返し5とで主封筒部が形成さ
れ、第1折返し2と第2折り返し3と第4折返し5とで
ポケット部が形成される。また、開口窓7からポケット
部の中が見える。
【0031】このポケット付き封筒を使用する場合に
は、図6に示すように、例えば現金等を主封筒部に収納
した後、両面テ−プ部材30により、第3折返し4を折
り返して封入し、ポケット部に用紙10を挿入する。こ
のとき、開口窓6から印字部13が見える。
【0032】また、折返し線L3の上下等距離の位置に
ミシン目S1およびS2は、第1折返し3の折り返し時
に重なるので、このミシン目に沿って封筒をちぎり、容
易に開封することができる。
【0033】なお、本実施の形態では、第2折返し3の
幅を主面1の幅と略同一にしたが、用紙10の大きさに
応じて主面1の幅よりも小さくしてもよい。また、第2
折返しの幅を主面1の幅3よりも大きくし、さらに第2
折返しを主面1の裏側に折り返してもよい。
【0034】また、本実施の形態では、製袋機により製
袋しやすいように、封筒の形状を矩形状としたが、これ
に限るものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、第1の折返しの縦縁部
と主面との合せ目を糊付けし、この第1の折返しと第2
の折返しの縦縁部との合せ目を糊付けした後、第4の折
返しを糊付けする。そして、主面と第1の折返しと第2
の折返しと第4の折返しとで主封筒部が形成され、第1
の折返しと第2の折り返しと第4の折返しとでポケット
部が形成される。 また、開口部からポケット部の中が
見える。
【0036】このため、展開された各折返しを折り返し
て糊付けにより封筒を成形することができるので、従来
の中貼封筒と同等以上の強度をもつ封筒が得られる。ま
た、ポケット部を設けたので、封筒に直接印字せずに別
紙に印字された用紙をポケット部に挿入するとよく、し
かも、この印字はポケット部に形成された開口窓から確
認することができる。したがって、保形性が良好で印字
乗り不良の心配がなく、しかも内容物の仕分けが可能な
ポケット付封筒を提供することができる。
【0037】また、本発明によれば、第4の折返しの一
端側に切欠を形成している。この切欠により、第4の折
りしろが、第2の折りしろだけではなく、第1の折しろ
にも糊付けされるので、一層保形性の高い封筒を得るこ
とができる。
【0038】また、本発明によれば、主面と前記第3の
折り返しの上下等間隔の位置に平行なミシン目を、形成
している。第1の折返しと第3の折返しとを折り返して
成形すると、主面、第1の折返しおよび第3の折返しに
それぞれ形成されたミシン目が重なるので、このミシン
目に沿って封筒をちぎり、容易に開封することができ
る。
【0039】さらに、本発明によれば、第1の折返しの
幅を前記主面の幅よりも小さくし、該第1の折返しの主
面との合せ代を設けている。このため、封筒の成形誤差
を許容してスム−ズに製袋作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポケット付き封筒の一実施形態を
示す全体展開図である。
【図2】封筒のポケット部に挿入される用紙10の一例
を示す図である。
【図3】図1の第1折返し2を折り返して糊付けした状
態を示す図である。
【図4】図1の第2折返し3を折り返して糊付けした状
態を示す図である。
【図5】図1の第4折返し5を折り返して糊付けした状
態を示す図である。
【図6】封筒の主封筒部に内容物を収容し、第3折返し
4を折り返して封入するとともに、ポケット部に用紙1
0を挿入した状態を示す図である。
【図7】従来の中貼封筒の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 主面 2 第1折返し 3 第2折返し 4 第3折返し 5 第4折返し 2a、3a、4a、5a 糊付部 6 開口窓 7 切欠き 10 用紙 11 長尺部 12 短尺部 13 印字部 14 フォ−マット 20 合せ代 30 両面テ−プ部材 100 主面 101、102、103、104 折返し 101a、104a 糊付部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体展開形状が、主面と、 この主面の左右何れかに設けられ主面と略同長かつ略同
    幅な第1の折返しと、 主面の左右の何れかに設けられ、第1の折返しより短寸
    で主面と略同幅な第2の折り返しと、 主面の天側に設けられた小幅の第3の折返しと、 主面の地側に設けられた小幅の第4の折返しとを、有
    し、 前記第2の折返しには、開口窓が形成されていることを
    特徴とするポケット付き封筒。
  2. 【請求項2】 前記第4の折返しに切欠を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のポケット付き封筒。
  3. 【請求項3】 前記第3の折り返しの上下等距離の位置
    に平行なミシン目を形成したことを特徴とする請求項1
    または2記載のポケット付き封筒。
  4. 【請求項4】 前記第1の折返しの幅を前記主面の幅よ
    りも小さくして、前記第2の折返しの折返し線との間に
    合せ代を設けたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載のポケット付き封筒。
JP16682296A 1996-06-06 1996-06-06 ポケット付き封筒 Pending JPH09328140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16682296A JPH09328140A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ポケット付き封筒

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JP16682296A JPH09328140A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ポケット付き封筒

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ID=15838317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16682296A Pending JPH09328140A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 ポケット付き封筒

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JP (1) JPH09328140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136733A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Kashima Insatsusho:Kk 底糊加工付封筒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136733A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Kashima Insatsusho:Kk 底糊加工付封筒

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