JPH09327335A - 事務用机 - Google Patents

事務用机

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Publication number
JPH09327335A
JPH09327335A JP14624596A JP14624596A JPH09327335A JP H09327335 A JPH09327335 A JP H09327335A JP 14624596 A JP14624596 A JP 14624596A JP 14624596 A JP14624596 A JP 14624596A JP H09327335 A JPH09327335 A JP H09327335A
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JP
Japan
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display device
image display
top plate
plate
flat
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Pending
Application number
JP14624596A
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English (en)
Inventor
Tadakatsu Suzuki
忠勝 鈴木
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURAMOTO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KURAMOTO SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPH09327335A publication Critical patent/JPH09327335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B2200/00General construction of tables or desks
    • A47B2200/0066Workstations
    • A47B2200/0073Desk with integrated computer

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像表示装置、キーボード、マウス等は天板
下方の机本体部内に収納し、情報処理作業以外の業務
を、良好な作業環境のもとで行うことができるようにし
た。 【解決手段】 平板状画像表示装置9が伸縮部材の先端
部に設けられ、伸縮部材の基端部は昇降台4に設けられ
ており、天板下に設けられた昇降機構14によって昇降
台が昇降することに伴い、平板状画像表示装置および伸
縮部材は、天板の後方側の所定箇所に設けられた開口か
ら出没可能となっており、天板下方に設けられた袖の少
なくとも前面部には、情報機器の収納部が設けられてお
り、伸縮部材が収縮され、平板状画像表示装置とともに
天板下の収納位置に収納された状態と、平板状画像表示
装置と伸縮部材とを天板上に上昇させ、伸縮部材を伸長
させ天板上の任意の作業位置に平板状画像表示装置を移
動可能な状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、事務用机に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、OA環境
に適した事務用机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報化の急激な進展に伴い、コンピュー
タ等の情報機器を各個人に一台配備するとともに、これ
らを情報端末機器として使用しLANに接続したり、イ
ンターネット等と接続したりして情報ネットワークを構
築し、情報の提供・交換、共有化、データーベースへの
蓄積、データベースからの検索・利用等を行い、オフィ
スを始め事業所等の生産効率を上げることが必要とされ
ている。
【0003】卓上において使用するコンピュータ等の情
報機器は、コンピュータ本体と、キーボードやマウス等
の入力装置、および、情報を文字、画像等によって表示
する画像表示装置、印字装置等の出力装置とから構成さ
れており、ディスクトップ型とノート型に大別される。
ディスクトップ型のパソコンは、通常、画像表示装置と
してCRTを用いることから、コンピュータ本体、CR
T、キーボード、マウス等の機器の卓上での占有面積は
大きく、また、容積が大きく、移動が容易でなく、その
ため机の上での作業面積が少なくなり、コンピュータ等
を使用する以外の作業を行うのに支障が生じやすい。そ
れを解消するには、大型の机を用いるか若しくはコンピ
ュータ専用の机とその他の作業用の机の2種類を備える
ことが必要となり、作業の内容によっては頻繁に移動し
なければならなくなり、作業能率が低下しやすく、ま
た、オフィスにおける空間の有効活用には繋がらない。
ノート型のパソコンは、軽量で、専有面積が少なくて済
むが、これを用いてネットワークを構築すると、常時卓
上に備えておくことが好ましく、その場合は、コンピュ
ータを使用する作業以外の他の作業をするには邪魔にな
りやすい。一方、同一の机で、他の作業を行うに際し
て、ノート型パソコンをその都度片付けたり、作業が終
了後再度情報ネットワークに連結するには面倒であり、
作業能率の低下を招きやすい。
【0004】こういったことから、デスクトップ型のパ
ソコンを用いる机においては、パソコンの本体、CR
T、キーボード、マウス等は使用時には卓上に置き、不
使用時に天板の下方に収納するようにして、パソコン等
の操作とパソコン等を使用しない作業とを一つの机で行
うようにすることが提案されている。例えば、実開平5
−4923号公報には、筒状の机本体の上面開口部が開
放自在な天板で覆われており、机本体には、OA機器の
うち少なくともディスプレイが載置される載置台が昇降
自在に収納されてなるものが記載されている。これは机
が筒状であることから、椅子に座って作業する際、脚が
つかえてしまうことになり、作業者が疲れやすくなる。
また、天板のような重量物を開放させることからその機
構も大型で、重量のあるものが必要となるとともに、コ
ンピュータ本体、CRT等の載置台、該載置台の昇降機
構も同様に大型で、重量のあるものが必要となり、コス
ト高となる。
【0005】また、机に、ディスプレイ、コンピュータ
本体、キーボードを内蔵し、天板に設けた透明窓を透し
てディスプレイを見ることができるようにし、パソコン
等の操作とパソコン等を使用しない作業とを一つの机で
行うようにすることも提案されている。例えば、特開平
6−315416号公報には、机の天板に、該天板と同
一平面上に位置する透明材で覆われた窓を形成し、該窓
の下にディスプレイ装置を所定の角度に収納し、コンピ
ュータ本体を机の下部の収納棚に設置し、かつ前記天板
の手前側にキーボード装置の収納部を設け、該収納部に
蓋をする原稿置き台兼用蓋を天板と同一平面上に位置さ
せ、該原稿置き台兼用蓋の裏面に軸部を設け、該軸部を
上下動可能に、かつ回動自在に装着し、さらに、天板を
スライド装置によって前後に移動できるようになったも
のが記載されている。透明窓を有する天板を移動可能と
したのは、机の使用者の座高の高さが相違すると、ディ
スプレイへの視角が異なることから、透明窓の位置を前
後に移動させ、最もディスプレイの見やすい位置に透明
窓を位置させるようにしたものであり、このため構造が
複雑になり、コスト高になる。また、キーボード装置は
天板の所定位置に収納されているため、キーボード操作
が特定の位置でしか行えず、通常と異なった位置での操
作がし難い。そして、透明窓、キーボード装置の蓋は、
天板上での作業の集中する箇所であることから、蓋と天
板の境界や、天板とは異質な材料からなる透明窓の感触
が、作業の際の支障になりやすい。
【0006】また、これまでに提案されている上記のよ
うな机の場合には、ほとんどの場合、パソコン等におい
て取扱っている情報を含めて、機器類等の安全性、保管
性についてはあまり考慮されていないのが実状であり、
耐盗難性、耐震性等の点において課題が残されてもい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな実状に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、
薄型で軽量の画像表示装置を採用し、該画像表示装置を
天板での作業の集中する箇所から離れた位置の下方に収
納するようにし、天板の下方からこれを出没させるとと
もに、天板上において任意の作業しやすい位置にまで画
像表示装置を移動させることができるようにして、良好
な作業環境のもとで、前記画像表示装置、キーボード、
マウス等を使用して、天板の下方に収納したコンピュー
タ本体によって所定の情報処理を行わせ、不使用時に
は、前記画像表示装置を天板の下方の所定の位置に収納
すると共に、キーボード、マウス等を天板下方の机本体
部内に収納し、コンピュータによる情報処理作業以外の
業務を、それに支障のない状態に天板作業面を整え、良
好な作業環境のもとで、行うことができるようにした事
務用机を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の事務用机は、平板状画像表示装置が伸縮
部材の先端部に設けられ、該伸縮部材の基端部は昇降台
に設けられており、天板下に設けられた昇降機構によっ
て昇降台が昇降することに伴い、前記平板状画像表示装
置および伸縮部材は、天板の後方側の所定箇所に設けら
れた開口から出没可能となっており、天板下方に設けら
れた袖の少なくとも前面部には、情報機器の収納部が設
けられており、前記伸縮部材が収縮され、平板状画像表
示装置とともに天板下の収納位置に収納された状態と、
平板状画像表示装置と伸縮部材とを天板上に上昇させ、
伸縮部材を伸長させ天板上の任意の作業位置に平板状画
像表示装置を移動可能な状態とに変更することができる
ようにしたことを特徴とする。
【0009】かかる構成による事務用机は、以下のよう
にして使用することができる。すなわち、コンピュータ
の使用に際しては、天板下に設けられた昇降機構によっ
て昇降台とともに伸縮部材、平板状画像表示装置を収納
位置から天板上まで上昇させる。次いで、伸縮部材を伸
長させて平板状画像表示装置を作業のし易い任意の作業
位置にまで移動させ、所定の状態にセットする。一方、
天板下方に設けられた袖に収納された情報機器のうちキ
ーボード、マウス等の必要な入力装置を取り出し、天板
上の所定の位置にセットする。平板状画像表示装置と袖
に収納されたコンピュータ本体とがケーブルで接続され
ており、平板状画像表示装置にこれらの入力装置との接
続端子が設けられている場合には、その接続端子とこれ
らの入力装置と接続する。平板状画像表示装置と袖に収
納されたコンピュータ本体とがケーブルで接続されてお
り、コンピュータ本体にこれらの入力装置との接続端子
が設けられている場合には、その接続端子とこれらの入
力装置と接続すればよい。コンピュータの使用が終了し
た場合、または、コンピュータによる情報処理作業以外
の作業を行う場合には、キーボード、マウス等の入力装
置との接続を外し、これらを、袖の収納部に収納し、次
いで、伸縮部材を伸長状態から収納した状態にして、伸
縮部材と平板状画像表示装置を開口を通過することがで
きるようにし、昇降機構によって、昇降台とともに伸縮
部材、平板状画像表示装置とを天板上から収納位置にま
で降下させる。
【0010】伸縮部材としては、多関節アームからなる
もの、または、フレキシブルパイプを有するものが採用
できる。これにより、平板状画像表示装置を3次元空間
において自由な方向に移動させることができる。平板状
画像表示装置の下面には、滑り止めを兼ねた保護部材を
設けることが好ましい。該保護部材が、平板状画像表示
装置の滑りを防止し、その傾斜角度が振動などによって
変わることがない。また、平板状画像表示装置を不注意
によって天板上に落下させるようなことがあっても、保
護部材が衝撃を吸収することになる。
【0011】情報機器の収納部には、コンピュータ本体
を収納する区画部が設けられていることが好ましい。さ
らに、キーボード、マウスを収納する区画部が設けられ
ていることが好ましい。これにより、それぞれの機器を
整理して収納することができる。情報機器の収納部に
は、カバーが施錠可能に設けられてなることが好まし
い。これにより、コンピュータ本体、キーボード、マウ
ス等の使用、および、コンピュータ本体内のハードディ
スク等の情報記録媒体へのアクセスは、施錠を開放して
カバーを開けない限りできなくなる。
【0012】情報機器の収納部およびカバー内面には、
クッション材が配設されていることが好ましい。具体的
には、クッション材は収納部の両側面、収納部後面に配
設することが好ましい。これにより、地震または大きな
衝撃が事務用机に与えられたときにおいても、コンピュ
ータ本体、キーボード、マウス等に与える衝撃が吸収ま
たは緩和される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示し、さらに
詳しくこの発明について説明する。もちろんこの発明は
以下の実施の形態によって限定されるものではない。図
1は、この発明の事務用机の斜視図、図2は正面図、図
3は側面図、図4は平板状画像表示装置の昇降機構を示
す部分正面図である。
【0014】図1〜図3に示されるように、事務用机
(1)の天板(2)の右後方側に開口(3)が設けら
れ、該開口(3)には昇降台(4)が後述する昇降機構
によって天板(2)の作業面(2a)とほぼ面一の位置
にまで上昇している。昇降台(4)には金具(5)を介
して第1アーム(6)が、鉛直に立設されている。第1
アーム(6)の先端部には、第2アーム(7)の基端部
が連結されており、第2アーム(7)の先端部には、第
3アーム(8)の基端部が連結され、第3アーム(8)
の先端部はユニバーサルジョイントの雄部となってお
り、液晶ディスプレイ(LCD)、フィールド・エミッ
ションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイ
(PDP)等の平板状画像表示装置(9)の裏面側に設
けられたユニバーサルジョイントの雌部とでユニバーサ
ルジョイント(図示せず)を形成している。前記金具
(5)、第1アーム(6)、第2アーム(7)、第3ア
ーム(8)によって多関節アーム(10)が構成されて
おり、金具(5)と第1アーム(6)との連結部で第1
関節(11)が形成され、第1アーム(6)の先端部と
第2アーム(7)の基端部との連結部で、第2関節(1
2)が形成され、第2アーム(7)の先端部と第3アー
ム(8)の基端部との連結部で第3関節(13)が形成
され、第3アーム(8)と平板状画像表示装置(9)と
の連結部でユニバーサルジョイントが形成されている。
そして、第1アーム(6)は、第1関節(11)を中心
として水平面において回動可動とされ、第2アーム
(7)は第2関節(12)を中心として鉛直面において
回動可能とされ、第3アーム(8)は第3関節(13)
を中心として鉛直面において回動可能とされている。な
お、多関節アーム(10)の構造は、上記した構造に限
定されるものでないことはいうまでもない。前記関節構
造、ユニバーサルジョイント構造としては周知の各種の
ものが採用できる。前記第2関節(12)、第3関節
(13)によって、第1アーム(6)に対して第2アー
ム(7)と第3アーム(8)を伸縮させ平板状画像表示
装置(9)を天板(2)上の任意の作業位置に移動さ
せ、ユニバーサルジョイントによって平板状画像表示装
置(9)の画面を任意の方向に向けることができる。そ
して、第2アーム(7)と第3アーム(8)とを第1ア
ーム(6)に対し折り畳み、図1の2点鎖線で示す最も
収縮させた状態とすることで昇降台(4)の平面内に第
2アーム(7)、第3アーム(8)および平板状画像表
示装置(9)を納めることができ、この状態で、昇降台
(4)を天板(2)下方の収納位置にまで昇降機構(1
4)(図4参照)によって下降させ、第1アーム
(6)、第2アーム(7)、第3アーム(8)、平板状
画像表示装置(9)を収納することができる。
【0015】なお、第1アーム(6)、第2アーム
(7)、第3アーム(8)および平板状画像表示装置
(9)を収納位置に収納したときには、蓋(図示せず)
によって前記開口(3)を閉鎖するようにすればよい。
昇降機構(14)は、昇降台(4)の下方の事務用机
(1)の右袖(15)の後部側に、右袖(15)の前面
側に設けられた引出し(16)と干渉しないようにして
設けられており(図3参照)、引出し(16)の奥のデ
ッドスペースを有効活用するようにしている。そして、
昇降機構(14)により、昇降台(4)が天板(2)の
作業面(2a)と面一の位置と、図4に示される収納位
置との間で移動可能となっている。昇降機構(14)
は、昇降台(4)の下面と右袖(15)底面との間に設
けられたパンタグラフ(17)が伸縮することで、昇降
台(4)が、ガイド(18)、(18)に沿って昇降可
能となる構成となっている。パンタグラフ(17)の伸
縮は、図示していない手動の駆動機構またはモーター等
による駆動機構によって行うことができる。もちろん、
昇降台(4)の昇降機構としては、前記の構造のもの以
外、例えば、ラックとピニオンを用いたもの、スクリュ
ーを用いたもの、定荷重ばねを用いたもの等が採用でき
ることはいうまでもない。
【0016】平板状画像表示装置(9)の前面には、複
数のキーボード・マウス等の入力装置のインターフェイ
ス部(19)、(19)が設けられており、平板状画像
表示装置(9)の背面からは、コンピュータ本体(2
0)に接続されるケーブル(21)が引き出されてい
る。該ケーブル(21)は、前記した多関節アーム(1
0)に沿って設けられ、コンピュータ本体(20)へ接
続するようにしてあるが、多関節アーム(10)内に配
設してコンピュータ本体(20)へ接続するようにして
もよい。キーボード・マウス等の入力装置のインターフ
ェイス部(19)、(19)には、キーボード(22)
のプラグ(図示せず)や、マウス(23)のプラグ(図
示せず)等を差し込み、キーボード(22)、マウス
(23)等の入力装置からの入力信号を、平板状画像表
示装置(9)の背面から引き出されたケーブル(21)
を介してコンピュータ本体(20)に送信することがで
きるとともにコンピュータ本体からの信号を平板状画像
表示装置(9)に表示することができるようになってい
る。そして、平板状画像表示装置(9)の下面には、ゴ
ム等のエラストマー、発泡弾性体等からなる滑り止めを
兼ねた保護部材(24)が設けられ、振動などによって
平板状画像表示装置(9)が滑り、その傾斜角度が変わ
ることがないようになっている。それにより、平板状画
像表示装置(9)の画面に対する目視角度を常に一定に
維持して打行をすることができるようになっている。ま
た、平板状画像表示装置(9)の取り扱いに当たり、不
注意によってこれを天板(2)上に落下させるようなこ
とがあっても、保護部材(24)が衝撃を吸収すること
になり、平板状画像表示装置(9)を損傷する恐れがな
いようになっている。
【0017】図1、図2に示されるように、事務用机
(1)の左袖(25)は、コンピュータ本体(20)、
キーボード(22)、マウス(23)、ハンディタイプ
のイメージスキャナ等といった機器の収納部(26)と
なっている。収納部(26)は、第1仕切板(27)、
該第1仕切板(27)と直交する第2仕切板(28)、
該第2仕切板(28)と直交する第3仕切板(29)と
によって、コンピュータ本体収納区画(30)、キーボ
ード収納区画(31)、マウス収納区画(32)、その
他の機器の収納区画(33)とに区画されている。コン
ピュータ本体収納区画(30)において、左袖(25)
の後部面には、ケーブル挿通孔(34)が設けられてお
り、LAN等情報ネットワーク用のケーブル、電源ケー
ブル、前記平板状画像表示装置(9)とコンピュータ本
体(20)との間で情報のやりとりを行うケーブル等を
挿通することができるようになっている。事務用机
(1)の左袖(25)の左右両側面の内側、後部面の内
側、第2仕切板(28)の両側面には発泡弾性体等から
なるクッション材が配設されており、地震が起きたり、
大きな衝撃が事務用机に与えられたとしても、コンピュ
ータ本体、キーボード、マウス等に与える衝撃が吸収ま
たは緩和され、これらの損傷を防止するとともに、コン
ピュータ本体内のハードディスク等が稼動時にヘッドと
情報記録面とが接触し、記録された情報を破壊したりす
ることがないようになっている。また、左袖(25)の
コンピュータ本体収納区画(30)には必要に応じ放熱
用の孔(図示せず)が設けられている。
【0018】前記収納部(26)は、カバー(35)が
蝶番等によって開閉可能に設けられており、該カバー
(35)の裏面には、左袖(25)の両側面等と同様に
全面にわたってクッション材が配設されている。そし
て、該カバー(35)と左袖(25)は施錠機構(3
6)によって施錠可能となっている。これにより、コン
ピュータ本体、キーボード、マウス等の使用、および、
コンピュータ本体内のハードディスク等の情報記録媒体
へのアクセスは、施錠機構(36)を開放してカバー
(35)を開けないとできないようになっており、ハー
ドの盗難や記録された情報データ等のコピーを防止する
ことができるとともに、コンピュータ本体内のハードデ
ィスク等に記録された貴重な情報への無許可者によるア
クセス、イタズラ、誤操作等による記録情報の改変・消
去等を防止することができるようになっている。
【0019】次に、この事務用机(1)の使用について
説明する。コンピュータ本体(20)の使用に際して
は、パンタグラフ(17)を伸長させ昇降台(4)とと
もに第1アーム(6)、第2アーム(7)、第3アーム
(8)、平板状画像表示装置(9)とを、収納位置から
天板上まで上昇させる。次いで、第1アーム(6)、第
2アーム(7)、第3アーム(8)を伸長させて平板状
画像表示装置(9)を作業のし易い任意の位置にまで移
動させ、ユニバーサルジョイントによって平板状画像表
示装置(9)を所定の向きにセットする。一方、カバー
(35)の施錠機構(36)を開放してカバー(35)
を開き、キーボード(22)、マウス(23)を取り出
し、天板(2)上の所定の位置にセットするとともに、
キーボード(22)のプラグ、マウス(23)のプラグ
を平板状画像表示装置(9)の前面の所定のインターフ
ェイス部(19)、(19)に差し込み接続する。そし
て、コンピュータ本体(20)、平板状画像表示装置
(9)に電源を投入し、起動させ、キーボード(2
2)、マウス(23)を使用して所定の情報処理を行
う。
【0020】処理が終了し、机の上で一般事務作業等を
行う必要ができたときは、コンピュータ本体(20)、
平板状画像表示装置(9)の電源を切断し、インターフ
ェイス部(19)、(19)からキーボード(22)の
プラグ、マウス(23)のプラグを抜き、キーボード
(22)、マウス(23)を左袖(25)のキーボード
収納区画(31)、マウス収納区画(32)に収納す
る。次いで、第1アーム(6)、第2アーム(7)、第
3アーム(8)を収納させて平板状画像表示装置(9)
とともに昇降台(4)の上面内に納め、パンタグラフ
(17)を収縮させ、昇降台(4)と昇降台(4)上の
第1アーム(6)、第2アーム(7)、第3アーム
(8)、平板状画像表示装置(9)とを天板上から収納
位置まで下降させ、右袖(15)内の収納部(37)に
収納し、机の上で一般事務作業等を行うようにすればよ
い。
【0021】なお、平板状画像表示装置(9)を机の上
の任意の作業位置に移動させ、画面を所定の向きとし、
収納する際に、昇降台(4)上に平板状画像表示装置
(9)を納めるための構造としては、第1アーム
(6)、第2アーム(7)、第3アーム(8)といった
多関節アーム(10)に代え、図5に示されるようなフ
レキシブルパイプを有するものであってもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上詳しく説明したように
構成されているので、以下に記載されるような効果を奏
する。 平板状画像表示装置が伸縮部材の先端部に設けら
れ、該伸縮部材の基端部は昇降台に設けられており、天
板下に設けられた昇降機構によって昇降台が昇降するこ
とに伴い、前記平板状画像表示装置および伸縮部材は、
天板の後方側の所定箇所に設けられた開口から出没可能
となっており、天板下方に設けられた袖の少なくとも前
面部には、情報機器の収納部が設けられており、前記伸
縮部材が収縮され、平板状画像表示装置とともに天板下
の収納位置に収納された状態と、平板状画像表示装置と
伸縮部材とを天板上に上昇させ、伸縮部材を伸長させ天
板上の任意の作業位置に平板状画像表示装置を移動可能
な状態とに変更することができるようにしたことから、
コンピュータの使用に際しては、天板下に設けられた昇
降機構によって昇降台とともに伸縮部材、平板状画像表
示装置とを、収納位置から天板上まで上昇させる。次い
で、伸縮部材を伸長させて平板状画像表示装置を作業の
し易い任意の作業位置にまで移動させ、所定の状態にセ
ットする。一方、天板下方に設けられた袖に収納された
情報機器のうちキーボード、マウス等の必要な入力装置
を取り出し、天板上の所定の位置にセットする。平板状
画像表示装置と袖に収納されたコンピュータ本体とがケ
ーブルで接続されており、平板状画像表示装置にこれら
の入力装置との接続端子が設けられている場合には、そ
の接続端子とこれらの入力装置と接続し、所定の情報処
理作業を行う。平板状画像表示装置と袖に収納されたコ
ンピュータ本体とがケーブルで接続されており、コンピ
ュータ本体にこれらの入力装置との接続端子が設けられ
ている場合には、その接続端子とこれらの入力装置と接
続し、良好な作業環境のもとで、前記画像表示装置、キ
ーボード、マウス等を使用して、所定の情報処理作業を
行うことができる。そして、コンピュータの使用が終了
した場合、または、コンピュータによる情報処理作業以
外の作業を行う場合には、キーボード、マウス等の入力
装置との接続を外し、これらを、袖の収納部に収納し、
次いで、伸縮部材を伸長状態から収縮状態にして、伸縮
部材と平板状画像表示装置とが開口を通過することがで
きるようにし、昇降機構によって、昇降台上の伸縮部材
と平板状画像表示装置とを天板上から収納位置にまで降
下させ、コンピュータによる情報処理作業以外の業務に
支障のない状態に天板作業面を整え、良好な作業環境の
もとで情報処理作業以外の業務を行うことができる。
【0023】そして、薄く軽量な平板状画像表示装置と
伸縮部材を用いることから、昇降機構が簡単でよく、ま
た、平板状画像表示装置が軽量であることから天板上で
の移動作業が軽作業で済み、非力な作業者にとっても作
業を容易に行うことができる。さらに、天板に設ける開
口の大きさを必要以上に大きくしなくてもよく、天板の
加工において廃材を排出する量が少なく、しかも天板の
加工が容易であり、昇降台および昇降機構も小型、構造
が単純なもので済むことから、製造コストを抑えること
ができる。
【0024】 伸縮部材として、多関節アームからな
るもの、または、フレキシブルパイプを有するものは、
伸縮操作が容易で、平板状画像表示装置を任意の作業位
置に確実に維持でき、また、構造が簡単で、故障の恐れ
が少ない。 平板状画像表示装置の下面に、滑り止めを兼ねた保
護部材が設けられていると、保護部材が平板状画像表示
装置の滑りを防止し、その傾斜角度が振動などによって
変わることがないことから、目視角度を常に一定に維持
することができる。また、平板状画像表示装置を不注意
によって天板上に落下させるようなことがあっても、保
護部材が衝撃を吸収することになり、平板状画像表示装
置を損傷する恐れがない。
【0025】 情報機器の収納部に、カバーが施錠可
能に設けられていることにより、コンピュータ本体、キ
ーボード、マウス等の使用、およびコンピュータ本体内
のハードディスク等の情報記録媒体へのアクセスは、施
錠を開放してカバーを開けない限りできないことから、
ハードの盗難を防止することができるとともに、コンピ
ュータ本体内のハードディスク等に記録された貴重な情
報への無許可者によるアクセス、イタズラ、誤操作等に
よる記録情報の改変・消去等を防止することができる。
【0026】 情報機器の収納部およびカバー内面に
クッション材が配設されることにより、地震または大き
な衝撃が事務用机に与えられたときにおいても、コンピ
ュータ本体、キーボード、マウス等に与える衝撃が緩和
され、損傷が防止できることになり、とりわけ、コンピ
ュータ本体内のハードディスク等の稼動時に、ヘッドと
情報記録面とが接触し、記録された情報を破壊したりす
る恐れが激減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す事務用机の斜視
図である。
【図2】図1の事務用机の正面図である。
【図3】図1の事務用机の側面図である。
【図4】図1の事務用机における平板状画像表示装置の
昇降機構を示す部分正面図である。
【図5】平板状画像表示装置の移動機構の他の実施の形
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 事務用机 2 天板 3 開口 4 昇降台 9 平板状画像表示装置 10 多関節アーム 14 昇降機構 15 右袖 17 パンタグラフ 18 ガイド 25 左袖 26 収納部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状画像表示装置が伸縮部材の先端部
    に設けられ、該伸縮部材の基端部は昇降台に設けられて
    おり、 天板下に設けられた昇降機構によって昇降台が昇降する
    ことに伴い、前記平板状画像表示装置および伸縮部材
    は、天板の後方側の所定箇所に設けられた開口から出没
    可能となっており、 天板下方に設けられた袖の少なくとも前面部には、情報
    機器の収納部が設けられており、 前記伸縮部材が収縮され、平板状画像表示装置とともに
    天板下の収納位置に収納された状態と、平板状画像表示
    装置と伸縮部材とを天板上に上昇させ、伸縮部材を伸長
    させ天板上の任意の作業位置に平板状画像表示装置を移
    動可能な状態に変更することができるようにしたことを
    特徴とする事務用机。
  2. 【請求項2】 伸縮部材が、多関節アームからなるもの
    であることを特徴とする請求項1記載の事務用机。
  3. 【請求項3】 伸縮部材が、フレキシブルパイプを有す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の事務用
    机。
  4. 【請求項4】 平板状画像表示装置の下面には、滑り止
    めを兼ねた保護部材が設けられていることを特徴とする
    請求項1、2または3記載の事務用机。
  5. 【請求項5】 情報機器の収納部には、コンピュータ本
    体を収納する区画部が設けられていることを特徴とする
    請求項1、2、3または4記載の事務用机。
  6. 【請求項6】 情報機器の収納部には、キーボード、マ
    ウスを収納する区画部が設けられていることを特徴とす
    る請求項5記載の事務用机。
  7. 【請求項7】 情報機器の収納部には、カバーが施錠可
    能に設けられてなることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5または6記載の事務用机。
  8. 【請求項8】 情報機器の収納部およびカバー内面に
    は、クッション材が配設されてなることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6または7記載の事務用机。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003406A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Adeptias Limited Item of furniture
JP2009018072A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Okamura Corp デスク装置

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