JPH09325137A - 遠心形羽根車検査装置 - Google Patents
遠心形羽根車検査装置Info
- Publication number
- JPH09325137A JPH09325137A JP8141336A JP14133696A JPH09325137A JP H09325137 A JPH09325137 A JP H09325137A JP 8141336 A JP8141336 A JP 8141336A JP 14133696 A JP14133696 A JP 14133696A JP H09325137 A JPH09325137 A JP H09325137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- probe
- defect
- dimension
- robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】遠心形羽根車、特に鋳造羽根車の加工過程の非
破壊検査の精度を上げ、強度信頼性を上げるとともに、
製造原価を低減すること。 【解決手段】超音波ビームの焦点を正寸加工後の羽根車
の表面に沿い移動させるロボット制御装置7とその反射
エコーを解析するデータ処理装置より構成されている。
破壊検査の精度を上げ、強度信頼性を上げるとともに、
製造原価を低減すること。 【解決手段】超音波ビームの焦点を正寸加工後の羽根車
の表面に沿い移動させるロボット制御装置7とその反射
エコーを解析するデータ処理装置より構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠心形羽根車検査装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、図1に示すように、探触子
から羽根車に超音波を入射するにあたり、被測定部の表
面と底面を除く内部全体を探傷範囲とし、正寸加工後の
寸法との関係は特に考慮されていなかった。
から羽根車に超音波を入射するにあたり、被測定部の表
面と底面を除く内部全体を探傷範囲とし、正寸加工後の
寸法との関係は特に考慮されていなかった。
【0003】集束ビーム形の探傷子を用いる場合でも、
そのビームの焦点は被検査羽根車の状態での表面又は底
面の近くにとられるのが普通であった。
そのビームの焦点は被検査羽根車の状態での表面又は底
面の近くにとられるのが普通であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
羽根車で最も高い応力が発生し、危険断面となる正寸加
工後の表面よりも機械加工によって除去される部分の方
をより高い精度で探傷するという結果になる。
羽根車で最も高い応力が発生し、危険断面となる正寸加
工後の表面よりも機械加工によって除去される部分の方
をより高い精度で探傷するという結果になる。
【0005】また、欠陥の補修を行う場合、その欠陥が
正寸加工後に表面に現われるものか、内部欠陥として残
るものか、加工により削除されるものかを見極める必要
から正寸加工後の表面は精度よく探傷する必要がある。
正寸加工後に表面に現われるものか、内部欠陥として残
るものか、加工により削除されるものかを見極める必要
から正寸加工後の表面は精度よく探傷する必要がある。
【0006】特に、遠心形羽根車では、羽根と心側板と
の接合部のR部は最も高い応力が発生するからこの部分
について必要である。
の接合部のR部は最も高い応力が発生するからこの部分
について必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術の問題点は、超
音波ビームの焦点を羽根車の正寸加工状態における表面
となる仮想的面(この仮想的な面の位置は探傷子と羽根
車のポジショナを制御するロボットに予め入力してお
く)に沿って移動させることにより解決することができ
る。
音波ビームの焦点を羽根車の正寸加工状態における表面
となる仮想的面(この仮想的な面の位置は探傷子と羽根
車のポジショナを制御するロボットに予め入力してお
く)に沿って移動させることにより解決することができ
る。
【0008】図2に示すように、超音波ビームの焦点は
羽根車の正寸加工後における表面の位置に沿って移動す
るから、この部分の欠陥検出精度は最もよくなる。
羽根車の正寸加工後における表面の位置に沿って移動す
るから、この部分の欠陥検出精度は最もよくなる。
【0009】さらに、羽根の付け根のR部についても、
最終加工後の表面に沿って移動させることにより、この
応力の最も高い部分の欠陥を精度良く検出することがで
きる。
最終加工後の表面に沿って移動させることにより、この
応力の最も高い部分の欠陥を精度良く検出することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図3によ
って説明する。
って説明する。
【0011】図3において、被測定羽根車1,ポジショ
ナ2が水槽3の中に設置されている。
ナ2が水槽3の中に設置されている。
【0012】一方、超音波発生装置4,探触子5を介し
て被測定羽根車1に入射される。
て被測定羽根車1に入射される。
【0013】探触子はロボットの腕6によって被測定羽
根車1との相対位置が制御され、探触面を移動するよう
になっている。
根車1との相対位置が制御され、探触面を移動するよう
になっている。
【0014】ロボットの腕6はロボット制御装置7によ
り制御されている。
り制御されている。
【0015】羽根車の正寸加工後の寸法と位置関係は予
め羽根車形状記憶装置8に入力されている。
め羽根車形状記憶装置8に入力されている。
【0016】エコーの検出信号は解析装置10により、
デジタル信号として、位置,大きさが記録されるように
なっている。
デジタル信号として、位置,大きさが記録されるように
なっている。
【0017】欠陥の位置,大きさは、解析結果表示装置
11に表示される。
11に表示される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、鋳造羽根車の加工過程
で欠陥を精度よく検出し、正寸加工後の表面に欠陥が残
らないように加工前に補修することができる。
で欠陥を精度よく検出し、正寸加工後の表面に欠陥が残
らないように加工前に補修することができる。
【図1】従来技術の一例を示す説明図。
【図2】本発明の方法を示す説明図。
【図3】本発明の実施例を示す説明図。
1…被測定羽根車、2…ポジショナ、3…水槽、4…超
音波発生装置、5…探触子、6…ロボットの腕、7…ロ
ボット制御装置、8…羽根車形状記憶装置、10…解析
装置、11…解析結果表示装置。
音波発生装置、5…探触子、6…ロボットの腕、7…ロ
ボット制御装置、8…羽根車形状記憶装置、10…解析
装置、11…解析結果表示装置。
Claims (1)
- 【請求項1】心板,側板および複数の羽根より構成され
る遠心形羽根車の製造過程の超音波非破壊検査装置にお
いて、超音波ビームの焦点が羽根車の正寸加工後に表面
となる仮想的な面に沿って移動するように、探触子の方
向と位置および上記羽根車のポジショナの回転位相を制
御することにより、正寸加工後の表面の欠陥検出精度を
最適にすることを特徴とする遠心形羽根車検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141336A JPH09325137A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 遠心形羽根車検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8141336A JPH09325137A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 遠心形羽根車検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325137A true JPH09325137A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15289592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8141336A Pending JPH09325137A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 遠心形羽根車検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509402A (ja) * | 2007-12-27 | 2011-03-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 超音波検査(ut)を三次元座標測定機(cmm)と統合するための方法及びシステム |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP8141336A patent/JPH09325137A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509402A (ja) * | 2007-12-27 | 2011-03-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 超音波検査(ut)を三次元座標測定機(cmm)と統合するための方法及びシステム |
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