JPH09322717A - ハリクチブトカメムシの摂食刺激剤 - Google Patents
ハリクチブトカメムシの摂食刺激剤Info
- Publication number
- JPH09322717A JPH09322717A JP8166642A JP16664296A JPH09322717A JP H09322717 A JPH09322717 A JP H09322717A JP 8166642 A JP8166642 A JP 8166642A JP 16664296 A JP16664296 A JP 16664296A JP H09322717 A JPH09322717 A JP H09322717A
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- Japan
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- stink bug
- phytol
- ingestion
- feeding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハスモンヨトウ幼虫からの捕食性カメムシの
摂食刺激活性成分物質の単離と同定及びその利用。 【解決手段】 本発明により、捕食性カメムシの摂食刺
激活性成分物質は、(E)−3,7,11,15−テトラ
メチル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトー
ル)と同定され、その結果、人工飼料の添加剤として有
用な当該E−フィトールを活性成分として含有するハリ
クチブトカメムシの摂食刺激剤が提供された。
摂食刺激活性成分物質の単離と同定及びその利用。 【解決手段】 本発明により、捕食性カメムシの摂食刺
激活性成分物質は、(E)−3,7,11,15−テトラ
メチル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトー
ル)と同定され、その結果、人工飼料の添加剤として有
用な当該E−フィトールを活性成分として含有するハリ
クチブトカメムシの摂食刺激剤が提供された。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、(E)−3,7,11,15−テ
トラメチル−2−ヘキサデセン−1−オールを活性成分
とするハリクチブトカメムシの摂食刺激剤に関する。
トラメチル−2−ヘキサデセン−1−オールを活性成分
とするハリクチブトカメムシの摂食刺激剤に関する。
【0002】
【背景技術】近年、環境問題への関心の高まりにつれ
て、害虫防除においては殺虫剤散布に代わる防除手段の
開発が社会的な要望になっている。ハリクチブトカメム
シ(学名:Eocanthecona furcellata)は、沖縄や東南
アジアに広く生息する捕食性カメムシであり、鱗翅目、
鞘翅目、膜翅目などの昆虫を捕食する。本種のような捕
食性カメムシは、自然生態系において植食性昆虫の密度
制御要因として重要な機能を果たしていると考えられて
いる。そこで、これらの捕食性カメムシを利用する害虫
防除法の開発について精力的な研究が行われつつある
(四国植防,第28号:103〜108(1993)参照)。
て、害虫防除においては殺虫剤散布に代わる防除手段の
開発が社会的な要望になっている。ハリクチブトカメム
シ(学名:Eocanthecona furcellata)は、沖縄や東南
アジアに広く生息する捕食性カメムシであり、鱗翅目、
鞘翅目、膜翅目などの昆虫を捕食する。本種のような捕
食性カメムシは、自然生態系において植食性昆虫の密度
制御要因として重要な機能を果たしていると考えられて
いる。そこで、これらの捕食性カメムシを利用する害虫
防除法の開発について精力的な研究が行われつつある
(四国植防,第28号:103〜108(1993)参照)。
【0003】一方、捕食性カメムシの人工飼育が進めら
れ、その飼料としては、主に生きた鱗翅目昆虫の幼虫や
冷凍保存した幼虫が用いられているが(Rostria,24:1
35〜140(1975)参照)、これらの幼虫の十分な量の確
保が困難なため人工飼料の開発もされつつある(四国植
防,第29号:133〜136(1994)参照)。
れ、その飼料としては、主に生きた鱗翅目昆虫の幼虫や
冷凍保存した幼虫が用いられているが(Rostria,24:1
35〜140(1975)参照)、これらの幼虫の十分な量の確
保が困難なため人工飼料の開発もされつつある(四国植
防,第29号:133〜136(1994)参照)。
【0004】
【発明の開示】本発明者らは、上記の如き事情に鑑み、
ハリクチブトカメムシの捕食行動の研究を行った結果、
ハスモンヨトウの幼虫からハリクチブトカメムシに摂食
行動(口吻伸長行動)を引き起こす活性成分を見出し、
かかる活性成分を抽出、単離し、この成分と別途化学合
成による化合物とを照合し、ハリクチブトカメムシに摂
食行動を引き起こす活性成分物質を同定した。本発明
は、これらの知見に基づいて完成されたものである。
ハリクチブトカメムシの捕食行動の研究を行った結果、
ハスモンヨトウの幼虫からハリクチブトカメムシに摂食
行動(口吻伸長行動)を引き起こす活性成分を見出し、
かかる活性成分を抽出、単離し、この成分と別途化学合
成による化合物とを照合し、ハリクチブトカメムシに摂
食行動を引き起こす活性成分物質を同定した。本発明
は、これらの知見に基づいて完成されたものである。
【0005】すなわち、本発明は、(E)−3,7,1
1,15−テトラメチル−2−ヘキサデセン−1−オー
ルを活性成分として含有することを特徴とする半翅目異
翅亜目カメムシ科に属するハリクチブトカメムシの摂食
刺激剤を提供するものである。
1,15−テトラメチル−2−ヘキサデセン−1−オー
ルを活性成分として含有することを特徴とする半翅目異
翅亜目カメムシ科に属するハリクチブトカメムシの摂食
刺激剤を提供するものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に係る摂食刺激剤の活性成分物質で
ある(E)−3,7,11,15−テトラメチル−2−ヘ
キサデセン−1−オール(一般名:E−フィトール)
は、単独でハリクチブトカメムシに対して摂食行動を引
き起こす。この活性成分物質は、そのまま、又はアセト
ンなどの有機溶媒に溶かして適宜濃度の溶液とし、これ
を飼料に塗布しあるいは飼料に添加して液状または固形
状の各種形態の人工飼料とすることができる。
ある(E)−3,7,11,15−テトラメチル−2−ヘ
キサデセン−1−オール(一般名:E−フィトール)
は、単独でハリクチブトカメムシに対して摂食行動を引
き起こす。この活性成分物質は、そのまま、又はアセト
ンなどの有機溶媒に溶かして適宜濃度の溶液とし、これ
を飼料に塗布しあるいは飼料に添加して液状または固形
状の各種形態の人工飼料とすることができる。
【0008】次に、本発明に係る活性成分物質のハスモ
ンヨトウの幼虫からの単離・同定法並びにその摂食刺激
活性の確認試験について詳細に説明する。
ンヨトウの幼虫からの単離・同定法並びにその摂食刺激
活性の確認試験について詳細に説明する。
【0009】
1.摂食刺激活性の確認法 試料をパスツールピペットにとり空気と混合する。この
試料を混合した気体をカメムシの口先約1から2cmのと
ころに噴出せしめて、カメムシが口吻を伸長するかどう
かにより摂食刺激活性の有無を判断した。 2.活性成分物質の単離 ハスモンヨトウの幼虫をインゲン豆粉末を主成分とする
人工試料を餌として飼育し、6齢幼虫20頭を用いてヘ
キサンとアセトンの1:2混合溶媒で30分間抽出し、
粗抽出物を得た。粗抽出物には明確な摂食刺激活性が認
められた。この粗抽出物をシリカゲルを充填したカラム
クロマトグラフィーにより分画した。溶出溶媒としてヘ
キサン、5%エーテルを含んだヘキサンおよび15%エ
ーテルを含んだヘキサン溶媒を用いて順次溶出した。得
られた各画分について摂食刺激活性を評価したところ、
15%エーテル/ヘキサン画分にのみ明確な摂食刺激活
性が認められたが、他の画分には活性がほとんど認めら
れなかった。さらに、この15%エーテル/ヘキサン画
分を溶媒抽出法を用いて酸性、中性、塩基性画分に分画
したところ、中性画分に強い摂食刺激活性が認められ
た。 3.活性成分物質の同定 上記摂食刺激活性が認められた中性画分をガスクロマト
グラフ直結型質量分析計(GC−MS)を用いて分析し
たところ、炭素数20個のアルコール化合物を主成分と
していることが明らかにされた。この成分のマススペク
トルを後掲図1に示す。この成分のマススペクトルが別
途化学合成した(E)−3,7,11,15−テトラメチ
ル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトール)
のマススペクトルと全く一致した。さらにガスクロマト
グラフ分析においてこの成分の保持時間が別途化学合成
したE−フィトールの保持時間と一致することを確認し
た。この結果から、上記の15%エーテル/ヘキサン画
分中に含まれる活性成分物質は、E−フィトールである
と同定された。なお、活性成分物質のハスモンヨトウの
6齢幼虫1頭当たりからの抽出量は約480ngであっ
た。 4.E−フィトール標品 別途化学合成により得られるフィトールは、E−及びZ
−異性体の混合物であるので、これをアセチル化してフ
ィトール アセテートとした後、硝酸銀を含有させたシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて両異性体の
分離・精製を行い、それぞれ加水分解してE−及びZ−
フィトールとしたものを精製して、各標品とした。 5.摂食刺激活性の確認試験 ハリクチブトカメムシに対する合成E−及びZ−フィト
ールと上記15%エーテル/ヘキサン画分の摂食刺激活
性を上記1.記載の確認法により試験した。この摂食刺
激活性の試験の結果を表1に示す。
試料を混合した気体をカメムシの口先約1から2cmのと
ころに噴出せしめて、カメムシが口吻を伸長するかどう
かにより摂食刺激活性の有無を判断した。 2.活性成分物質の単離 ハスモンヨトウの幼虫をインゲン豆粉末を主成分とする
人工試料を餌として飼育し、6齢幼虫20頭を用いてヘ
キサンとアセトンの1:2混合溶媒で30分間抽出し、
粗抽出物を得た。粗抽出物には明確な摂食刺激活性が認
められた。この粗抽出物をシリカゲルを充填したカラム
クロマトグラフィーにより分画した。溶出溶媒としてヘ
キサン、5%エーテルを含んだヘキサンおよび15%エ
ーテルを含んだヘキサン溶媒を用いて順次溶出した。得
られた各画分について摂食刺激活性を評価したところ、
15%エーテル/ヘキサン画分にのみ明確な摂食刺激活
性が認められたが、他の画分には活性がほとんど認めら
れなかった。さらに、この15%エーテル/ヘキサン画
分を溶媒抽出法を用いて酸性、中性、塩基性画分に分画
したところ、中性画分に強い摂食刺激活性が認められ
た。 3.活性成分物質の同定 上記摂食刺激活性が認められた中性画分をガスクロマト
グラフ直結型質量分析計(GC−MS)を用いて分析し
たところ、炭素数20個のアルコール化合物を主成分と
していることが明らかにされた。この成分のマススペク
トルを後掲図1に示す。この成分のマススペクトルが別
途化学合成した(E)−3,7,11,15−テトラメチ
ル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトール)
のマススペクトルと全く一致した。さらにガスクロマト
グラフ分析においてこの成分の保持時間が別途化学合成
したE−フィトールの保持時間と一致することを確認し
た。この結果から、上記の15%エーテル/ヘキサン画
分中に含まれる活性成分物質は、E−フィトールである
と同定された。なお、活性成分物質のハスモンヨトウの
6齢幼虫1頭当たりからの抽出量は約480ngであっ
た。 4.E−フィトール標品 別途化学合成により得られるフィトールは、E−及びZ
−異性体の混合物であるので、これをアセチル化してフ
ィトール アセテートとした後、硝酸銀を含有させたシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて両異性体の
分離・精製を行い、それぞれ加水分解してE−及びZ−
フィトールとしたものを精製して、各標品とした。 5.摂食刺激活性の確認試験 ハリクチブトカメムシに対する合成E−及びZ−フィト
ールと上記15%エーテル/ヘキサン画分の摂食刺激活
性を上記1.記載の確認法により試験した。この摂食刺
激活性の試験の結果を表1に示す。
【0010】
【表1】 上記の試験の結果、(E)−3,7,11,15−テトラ
メチル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトー
ル)に15%エーテル/ヘキサン画分と同等のハリクチ
ブトカメムシの摂食刺激活性が認められた。
メチル−2−ヘキサデセン−1−オール(E−フィトー
ル)に15%エーテル/ヘキサン画分と同等のハリクチ
ブトカメムシの摂食刺激活性が認められた。
【0011】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によりハス
モンヨトウ幼虫に存在する捕食性カメムシに摂食刺激を
示す活性成分物質は(E)−3,7,11,15−テトラ
メチル−2−ヘキサデセン−1−オールであることが同
定された。したがって、当該活性物質は、捕食性カメム
シであるハリクチブトカメムシの人工飼料への添加剤と
して極めて有用なものである。
モンヨトウ幼虫に存在する捕食性カメムシに摂食刺激を
示す活性成分物質は(E)−3,7,11,15−テトラ
メチル−2−ヘキサデセン−1−オールであることが同
定された。したがって、当該活性物質は、捕食性カメム
シであるハリクチブトカメムシの人工飼料への添加剤と
して極めて有用なものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の2で得られた強い摂食刺激活性が
認められた中性画分のマススペクトル図である。
認められた中性画分のマススペクトル図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 (E)−3,7,11,15−テトラメチ
ル−2−ヘキサデセン−1−オールを活性成分として含
有することを特徴とする半翅目異翅亜目カメムシ科に属
するハリクチブトカメムシの摂食刺激剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166642A JP2754201B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ハリクチブトカメムシの摂食刺激剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8166642A JP2754201B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ハリクチブトカメムシの摂食刺激剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322717A true JPH09322717A (ja) | 1997-12-16 |
JP2754201B2 JP2754201B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=15835065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8166642A Expired - Lifetime JP2754201B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ハリクチブトカメムシの摂食刺激剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754201B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103315155A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-25 | 华南农业大学 | 叶绿醇在制备猪饲料添加剂方面的应用及猪饲料 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8166642A patent/JP2754201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103315155A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-25 | 华南农业大学 | 叶绿醇在制备猪饲料添加剂方面的应用及猪饲料 |
CN103315155B (zh) * | 2013-06-21 | 2014-07-30 | 华南农业大学 | 叶绿醇在制备猪饲料添加剂方面的应用及猪饲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2754201B2 (ja) | 1998-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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