JPH09320855A - 高周波コイル - Google Patents
高周波コイルInfo
- Publication number
- JPH09320855A JPH09320855A JP8158825A JP15882596A JPH09320855A JP H09320855 A JPH09320855 A JP H09320855A JP 8158825 A JP8158825 A JP 8158825A JP 15882596 A JP15882596 A JP 15882596A JP H09320855 A JPH09320855 A JP H09320855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum core
- terminal plate
- frequency coil
- recess
- conical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ドラムコアを端子板の中心位置へ容易に載置固
定 【解決手段】端子（１１）を備えた端子板（１２）の上
面にコイル（１４）を巻装したドラムコア（１３）を載
置固定してなる高周波コイルにおいて、端子板（１２）
上面に円錐状の凹部（１２ａ）を形成すると共に、ドラ
ムコア（１３）の底面に円錐状の凸部（１３ｃ）を形成
し、端子板（１２）上面の凹部（１２ａ）にドラムコア
（１３）底面の凸部を嵌合して端子板（１２）とドラム
コア（１３）とを固定してなる。
定 【解決手段】端子（１１）を備えた端子板（１２）の上
面にコイル（１４）を巻装したドラムコア（１３）を載
置固定してなる高周波コイルにおいて、端子板（１２）
上面に円錐状の凹部（１２ａ）を形成すると共に、ドラ
ムコア（１３）の底面に円錐状の凸部（１３ｃ）を形成
し、端子板（１２）上面の凹部（１２ａ）にドラムコア
（１３）底面の凸部を嵌合して端子板（１２）とドラム
コア（１３）とを固定してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波コイルに於
ける端子板とドラムコアとの固定に適した高周波コイル
の構造に関する。
ける端子板とドラムコアとの固定に適した高周波コイル
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の高周波コイルを示す図で
ある。同図中、１は端子、２は端子１を植設し、上面に
円柱状の凹部２ａを設けた端子板、３は鍔３ａ、３ｂ、
端子板２の凹部２ａに嵌合される円柱状の突部３ｃを設
けたドラムコア、４はドラムコア３の鍔３ａ、３ｂ間に
巻装されたコイル、５はリングコアである。ここで、端
子板２の凹部２ａとドラムコア３の突部３ｃとはエポキ
シ系の接着剤によって固着される。
ある。同図中、１は端子、２は端子１を植設し、上面に
円柱状の凹部２ａを設けた端子板、３は鍔３ａ、３ｂ、
端子板２の凹部２ａに嵌合される円柱状の突部３ｃを設
けたドラムコア、４はドラムコア３の鍔３ａ、３ｂ間に
巻装されたコイル、５はリングコアである。ここで、端
子板２の凹部２ａとドラムコア３の突部３ｃとはエポキ
シ系の接着剤によって固着される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の高
周波コイルでは、ドラムコア３の突部３ｃを端子板２の
凹部２ａに嵌合する際、凹部２ａが円柱形状であるた
め、位置決めが難しく、ドラムコア３を端子板２の中心
位置に載置固定するのが容易ではない等の問題点があっ
た。
周波コイルでは、ドラムコア３の突部３ｃを端子板２の
凹部２ａに嵌合する際、凹部２ａが円柱形状であるた
め、位置決めが難しく、ドラムコア３を端子板２の中心
位置に載置固定するのが容易ではない等の問題点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題は、上記端子板
の凹部の形状を円錐状に、またその凹部に嵌合されるド
ラムコアの突部の形状を円錐状にすることによって解決
される。
の凹部の形状を円錐状に、またその凹部に嵌合されるド
ラムコアの突部の形状を円錐状にすることによって解決
される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１において本発明に係る高周波
コイルの第１実施例について説明する。同図中１１は端
子、１２は端子１１を植設し、上面に円錐状の凹部１２
ａを設けた絶縁材からなる端子板、１３は鍔１３ａ、１
３ｂ、端子板１２の凹部１２ａに嵌合される円錐状の突
部１３ｃを設けた磁性材からなるドラムコア、１４はド
ラムコア１３の鍔１３ａ，１３ｂ間に巻装されたコイ
ル、１５はドラムコア１３を囲む磁性材からなるリング
コアである。ここで、端子板１２の凹部１２ａとドラム
コア１３の突部１３ｃとはエポキシ系の接着剤によって
固着される。
コイルの第１実施例について説明する。同図中１１は端
子、１２は端子１１を植設し、上面に円錐状の凹部１２
ａを設けた絶縁材からなる端子板、１３は鍔１３ａ、１
３ｂ、端子板１２の凹部１２ａに嵌合される円錐状の突
部１３ｃを設けた磁性材からなるドラムコア、１４はド
ラムコア１３の鍔１３ａ，１３ｂ間に巻装されたコイ
ル、１５はドラムコア１３を囲む磁性材からなるリング
コアである。ここで、端子板１２の凹部１２ａとドラム
コア１３の突部１３ｃとはエポキシ系の接着剤によって
固着される。
【０００６】上記構成において、ドラムコア１３の突部
１３ｃを端子板１２の凹部１２ａに嵌合する際、ドラム
コア１３の突部１３ｃにおける円錐の頂点部を、端子板
１２の凹部１２ａにおける円錐の頂点に合わせて位置決
めし嵌合される。このように位置決めして嵌合すること
によってドラムコア１３を端子板１２の中心位置に容易
に載置固定される。
１３ｃを端子板１２の凹部１２ａに嵌合する際、ドラム
コア１３の突部１３ｃにおける円錐の頂点部を、端子板
１２の凹部１２ａにおける円錐の頂点に合わせて位置決
めし嵌合される。このように位置決めして嵌合すること
によってドラムコア１３を端子板１２の中心位置に容易
に載置固定される。
【０００７】ドラムコア１３を端子板１２の常に中心位
置に載置固定することにより、高周波コイルのインダク
タンスの値が一定となり、またリングコア１５の端子板
１２への装着も容易となる。
置に載置固定することにより、高周波コイルのインダク
タンスの値が一定となり、またリングコア１５の端子板
１２への装着も容易となる。
【０００８】また、ドラムコア１３を接着剤によって端
子板１２へ固定する際に、接着剤が端子板１２の凹部１
２ａの側面が斜面を形成するので、凹部１２ａの広い範
囲に渡って接着剤が塗布されるため、ドラムコア１３と
端子板１２との接着固定が強固になるという利点もあ
る。
子板１２へ固定する際に、接着剤が端子板１２の凹部１
２ａの側面が斜面を形成するので、凹部１２ａの広い範
囲に渡って接着剤が塗布されるため、ドラムコア１３と
端子板１２との接着固定が強固になるという利点もあ
る。
【０００９】図２は本発明に係る高周波コイルの第２実
施例を示す図である。同図において、前記図１と対応す
る部分は同一符号を付し、またその説明を省略する。本
実施例においては、端子板１２の凹部１２ａの形状を先
端が円錐状を有する円柱形状にしたものであり、一方凹
部１２ａに嵌合されるドラムコア１３の突部１３ｃの形
状も先端が円錐状を有する円柱形状にしたものである。
施例を示す図である。同図において、前記図１と対応す
る部分は同一符号を付し、またその説明を省略する。本
実施例においては、端子板１２の凹部１２ａの形状を先
端が円錐状を有する円柱形状にしたものであり、一方凹
部１２ａに嵌合されるドラムコア１３の突部１３ｃの形
状も先端が円錐状を有する円柱形状にしたものである。
【００１０】上記構成の高周波コイルにおいて、ドラム
コア１３の突部１３ｃを端子板１２の凹部１２ａに嵌合
する際、ドラムコア１３の突部１３ｃにおける円錐部分
の頂点部を、端子板１２の凹部１２ａにおける円錐部分
に合わせて位置決めし嵌合される。このようにして、前
述した第１実施例と同様ドラムコア１３を端子板１２の
中心位置に容易に載置固定される。
コア１３の突部１３ｃを端子板１２の凹部１２ａに嵌合
する際、ドラムコア１３の突部１３ｃにおける円錐部分
の頂点部を、端子板１２の凹部１２ａにおける円錐部分
に合わせて位置決めし嵌合される。このようにして、前
述した第１実施例と同様ドラムコア１３を端子板１２の
中心位置に容易に載置固定される。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る高周波
コイルは、端子を備えた端子板の上面にコイルを載置固
定してなる高周波コイルにおいて、前記端子板上面に円
錐状の凹部を形成すると共に、前記ドラムコアの底面に
円錐状の凸部を形成し、前記端子板上面の凹部に前記ド
ラムコア底面の凸部を嵌合して前記端子板とドラムコア
とを固定してなる構成のため、ドラムコアを端子板の中
心位置へ容易に載置固定でき、またドラムコアを端子板
の常に中心位置に載置固定することにより、高周波コイ
ルのインダクタンス値が一定となり、またリングコア１
５の端子板への装着も容易となる等の利点が生じる。
コイルは、端子を備えた端子板の上面にコイルを載置固
定してなる高周波コイルにおいて、前記端子板上面に円
錐状の凹部を形成すると共に、前記ドラムコアの底面に
円錐状の凸部を形成し、前記端子板上面の凹部に前記ド
ラムコア底面の凸部を嵌合して前記端子板とドラムコア
とを固定してなる構成のため、ドラムコアを端子板の中
心位置へ容易に載置固定でき、またドラムコアを端子板
の常に中心位置に載置固定することにより、高周波コイ
ルのインダクタンス値が一定となり、またリングコア１
５の端子板への装着も容易となる等の利点が生じる。
【図１】本発明に係る高周波コイルの第１実施例を示す
図。
図。
【図２】本発明に係る高周波コイルの第２実施例を示す
図。
図。
【図３】従来の高周波コイルを示す図。
１、１１ 端子 ２、１２ 端子板 ２ａ、１２ａ 凹部 ３、１３ ドラムコア ３ｃ、１３ｃ 凸部 ４、１４ コイル ５、１５ リングコア
Claims (2)
- 【請求項１】 端子を備えた端子板の上面にコイルを巻
装したドラムコアを載置固定してなる高周波コイルにお
いて、前記端子板上面に円錐状の凹部を形成すると共
に、前記ドラムコアの底面に円錐状の凸部を形成し、前
記端子板上面の凹部に前記ドラムコア底面の凸部を嵌合
して前記端子板とドラムコアとを固定してなることを特
徴とした高周波コイル。 - 【請求項２】 前記端子板の凹部を、先端が円錐形状を
有する円柱状にしたことを特徴とする請求項１記載の高
周波コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158825A JPH09320855A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 高周波コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158825A JPH09320855A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 高周波コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320855A true JPH09320855A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15680211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8158825A Pending JPH09320855A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 高周波コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09320855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200211753A1 (en) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Wire-wound coil component and drum core |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8158825A patent/JPH09320855A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200211753A1 (en) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Wire-wound coil component and drum core |
| US11817246B2 (en) * | 2018-12-28 | 2023-11-14 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Wire-wound coil component and drum core |
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