JPH09320281A - 連想メモリへのデータの格納方法および連想メモリからのデータの取り出し方法 - Google Patents

連想メモリへのデータの格納方法および連想メモリからのデータの取り出し方法

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JPH09320281A
JPH09320281A JP16239896A JP16239896A JPH09320281A JP H09320281 A JPH09320281 A JP H09320281A JP 16239896 A JP16239896 A JP 16239896A JP 16239896 A JP16239896 A JP 16239896A JP H09320281 A JPH09320281 A JP H09320281A
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剛 池永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連想メモリへのデータの格納を短時間で実行
することができるデータの格納方法を提供することを目
的とするものである。 【解決手段】 N個の入力データが1つのブロックにま
とめられたブロックデータを、N個のワードに並列に書
き込むブロックデータ書き込み段階と、入力データのビ
ット幅をBとし、マスク検索機能、並列部分書き込み機
能を、B回繰り返し実行することによって、ブロックデ
ータ書き込み段階で所定フィールドに格納された入力デ
ータを最終格納フィールドに転送するフィールド間転送
を(N−1)回繰り返し実行するフィールド間転送段階
とを有する連想メモリへのデータの格納方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の並列処理装
置を実現する場合に有効な連想メモリへデータを格納す
る方法と、連想メモリからデータを取り出す方法とに関
する。
【0002】
【従来の技術】連想メモリは、アドレスを用いてワード
へ読み書きできる機能を有する他に、マスク検索、並列
部分書き込み等の機能を有するメモリであり、任意の算
術論理演算を実行可能なプロセッシングエレメント(P
E)として各ワードを利用できる。このことが、参考文
献「Ogura,T.et al."A 20-kbit Associative Memory LS
I for Artificial Intelligence Machines", IEEE J. S
olid-State Circuits, Vol.24, No.4, pp.1014-1020 Au
g.1989」等に開示されている。
【0003】したがって、単なる記憶装置として利用す
るだけでなく、演算機能を備えた並列計算装置として、
連想メモリを利用することができる。また、集積度の極
めて高いメモリ技術をベースに連想メモリが実現されて
いるので、実現可能なPE数も多い。このために、連想
メモリは、様々な並列処理装置に応用されている。
【0004】連想メモリを用いて演算する場合、初期入
力データを連想メモリへ格納し、各ワードにおいて並列
演算を行ない、この演算結果を連想メモリ外へ取り出す
という順序で演算する。
【0005】図8は、連想メモリへデータを格納する従
来方法の説明図である。
【0006】連想メモリへデータを格納する場合、従来
は、アドレスを用いたワードへの書き込み機能を用い
て、図8に示すように、初期入力データを各ワードへ逐
次的に格納するようにしている。
【0007】図9は、連想メモリからデータを取り出す
従来方法の説明図である。
【0008】連想メモリからデータを取り出す場合、従
来は、アドレスを用いたワードへの読み出し機能を用い
て、図9に示すように、演算結果データを各ワードから
逐次的に取り出すようにしている。
【0009】上記のように、従来では、連想メモリへの
データの格納、連想メモリからのデータの取り出を実行
する場合、ワード数と同じサイクル数の動作を繰り返し
実行する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、LSI
技術の進歩によって、数十万のワード(=PE)を有す
る連想メモリ装置の実現が可能になり、このようにワー
ド数が多い連想メモリ装置においては、上記従来手法で
は、連想メモリへのデータの格納、連想メモリからのデ
ータの取り出しに必要な処理時間が支配的になり、連想
メモリが有する性能を十分に引き出すことができないと
いう問題がある。
【0011】高度な並列処理演算を行なうためには、多
数のワード(=PE)を持つ連想メモリ装置が望ましい
が、連想メモリ装置の並列処理性能を最大限に生かすこ
とができるようにするためには、連想メモリへの初期入
力データの格納を高速に実行できることが必要であり、
同様に、連想メモリから演算結果データの取り出しを高
速に実行できることが必要である。
【0012】本発明は、連想メモリへのデータの格納を
短時間で実行することができるデータの格納方法を提供
することを目的とするものであり、また、連想メモリか
らのデータの取り出しを短時間で実行することができる
データの取り出し方法を提供することを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、任意数のフィ
ールドによって1つのワードが構成され、W個(Wは任
意の自然数)の上記ワードと、マスクレジスタと、ヒッ
トフラグレジスタとを有し、アドレスを用いた上記ワー
ドへのデータの読み書き機能と、マスク検索機能と、並
列部分書き込み機能と、ヒットフラグのシフト機能とを
有する連想メモリにおいて、N個(Nは任意の自然数)
の入力データが1つのブロックにまとめられたブロック
データを、N個の上記ワードに並列に書き込むブロック
データ書き込み段階と、上記入力データのビット幅をB
(Bは任意の自然数)とし、上記マスク検索機能、上記
並列部分書き込み機能を、B回繰り返し実行することに
よって、上記ブロックデータ書き込み段階で所定フィー
ルドに格納された上記入力データを最終格納フィールド
に転送するフィールド間転送を(N−1)回繰り返し実
行するフィールド間転送段階とを有する連想メモリへの
データの格納方法である。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である連想メモリCM1へのデータ格納方法
の処理手順を示すフローチャートである。
【0015】まず、1つの連想メモリCM1にW個(W
は任意の自然数)のワードが設けられ、1つのワードが
任意数のフィールドによって構成され、N個(Nは任意
の自然数)の入力データを1つのブロックにまとめてブ
ロックデータとし、このブロックデータを、N個の上記
ワードに並列に書き込むブロックデータ書き込み段階
と、連想メモリCM1へ入力データを格納する場合、ブ
ロックデータ書き込み段階11と、フィールド間転送段
階12とを実行する。
【0016】ブロックデータ書き込み段階11では、入
力データをN個まとめたブロックデータを、連想メモリ
CM1のアドレスを用いたワードへのデータの書き込み
機能によって、N個のワードに、並列に書き込んでブロ
ックデータ書き込みを実行する。この場合、上記ブロッ
クデータ書き込みを、ブロック毎に順次実行し、つま
り、上記ブロックデータ書き込みを(W÷N)回繰り返
す。
【0017】フィールド間転送段階12では、入力デー
タのビット幅をBとすると、連想メモリCM1のマスク
検索機能、並列部分書き込み機能を、B回繰り返し実行
することによって、入力データの一時格納場所である一
時格納フィールドに格納されている入力データを、入力
データの最終格納場所である最終格納フィールドに転送
するフィールド間転送を実行する。この場合、上記フィ
ールド間転送を、(N−1)回繰り返す。
【0018】次に、1つのブロックデータに含まれる入
力データの数N=8とした場合を例にとって、上記実施
例におけるデータ格納手順について詳細に説明する。
【0019】図2は、上記実施例で使用する連想メモリ
CM1の構成を示す図である。
【0020】連想メモリCM1は、検索マスクレジスタ
23と、書き込みマスクレジスタ24と、W個のワード
251 〜25w と、ヒットフラグレジスタ29とによっ
て構成されている。ワード251 〜25w のそれぞれ
は、アドレスデータを格納してあるアドレスROM部2
7と、読み書き可能な8個のフィールド281 〜288
とによって構成されている。また、8個のワードによっ
て1つのブロックが構成され、連想メモリCM1には、
W/8個のブロック261 〜26W/8 が設けられてい
る。
【0021】ここで、検索マスクレジスタ23は、マス
ク検索するときに検索ビットを指定するレジスタであ
り、書き込みマスクレジスタ24は、並列部分書き込み
するときにデータ書き込みビットを指定するレジスタで
ある。
【0022】また、ワード251 〜25w のうちの所望
のワードの位置を指定するアドレス値を、アドレス入力
ポート21から入力することによって、データ入出力ポ
ート22を介して、指定されたワードの内容を読み書き
することができる。
【0023】図3は、連想メモリCM1を使用して、ブ
ロックデータ書き込みを実行するブロックデータ書き込
み段階11の説明図である。
【0024】ブロックデータ書き込み段階11におい
て、まず、書き込みマスクレジスタ24を「オール1」
に設定し、つまり、フィールド281 〜288 の全てに
ついて書き込み時のマスクを行わないように設定する。
そして、検索マスクレジスタ23のアドレス部に、「…
1111000」を設定することによって、アドレスの
下位3ビットのみをマスクする。なお、上記ブロックデ
ータ書き込み段階11では、検索を行わないので、検索
マスクレジスタ23にはどのような設定を行ってもよ
い。
【0025】上記各設定後に、ブロックデータ書き込み
段階11の第1ステップ111 に移る。この第1ステッ
プ111 おいて、アドレス入力ポート21に、「…00
00***」(アドレスの下位3ビットがマスクされた
のであるから、下位3ビットには何を設定してもよい)
を与え、ブロック261 に含まれるワード251 〜25
8 のそれぞれに格納すべきブロックデータ「D1、D
2、D3、D4、D5、D6、D7、D8」を、データ
入出力ポート22に与える。
【0026】このようにすることによって、図3に示す
ように、ブロック261 に含まれるワード251 〜25
8 のそれぞれに、同一のブロックデータ「D1、D2、
D3、D4、D5、D6、D7、D8」が格納され、こ
の場合、ワード251 〜258 のそれぞれへの格納動作
が1サイクルで終了する。
【0027】そして、アドレス入力値を8つ増加し、ブ
ロック262 に含まれるワード259 〜2516のそれぞ
れに格納すべきブロックデータ(「D1、D2、D3、
D4、D5、D6、D7、D8」と異なるデータであっ
ても同じデータであってもよい)を、データ入出力ポー
ト22に与える。これによって、ブロック262 に含ま
れるワード259 〜2516のそれぞれに、そのときにデ
ータ入出力ポート22に与えられたブロックデータと同
一のブロックデータが格納され、この場合も、ワード2
9 〜2516のそれぞれへの格納動作が1サイクルで終
了する。
【0028】このようにして、アドレス入力値を8づつ
増加しながら、上記手順を(W÷8)回繰り返す。つま
り、アドレス入力値を8つ増加する動作と、次のブロッ
クに含まれる8つのワードのそれぞれに格納すべきブロ
ックデータをデータ入出力ポート22に与える動作と、
それらのワードのそれぞれに、そのときにデータ入出力
ポート22に与えられたブロックデータと同一のブロッ
クデータを格納する動作との一連の動作を、(W÷8)
回繰り返す。
【0029】この繰り返し動作を実行することによっ
て、ブロックデータ書き込み段階11の最終ステップで
ある第W/8ステップ11W/8 終了後には、全ブロック
261〜26W/8 に入力すべき入力データが、対応する
ブロックに含まれる各ワードへ格納される。
【0030】図4は、連想メモリCM1を使用して、フ
ィールド間転送を実行するフィールド間転送段階12の
説明図である。
【0031】ここで、フィールド281 を最終格納フィ
ールドとし、残りのフィールド282 〜288 を一時格
納フィールドとする。
【0032】フィールド間転送段階12の第1ステップ
121 では、検索マスクレジスタ23のアドレス部に
「…0000111」を設定することによって、下位3
ビット以外をマスクするとともに、アドレス入力ポート
21に「…****001」を与える(下位3ビット以
外のビットには何を与えてもよい)。このように、下位
3ビット以外をマスクすることによって、全てのブロッ
ク261 〜26W/8 を転送の対象とし、また、アドレス
入力ポート21に「…****001」を与えることに
よって、1つのブロックの2つ目のワードを転送の対象
とする。つまり、各ブロックの2つ目のワードを転送の
対象とする(下位3ビットアドレス「001」に対応す
るワード252 、2510、……、25W/8-6 のみを処理
可能に設定する)。
【0033】このように設定し、一時格納フィールド2
2 に対応する対応ビットを1ビットづつ並列部分書き
込みする。たとえば一時格納フィールド282 の1ビッ
ト目を書き込む場合、ワード252 、2510、……、2
W/8-6 における一時格納フィールド282 の1ビット
目を並列書き込みし、一時格納フィールド282 の2ビ
ット目を書き込む場合、ワード252 、2510、……、
25W/8-6 における一時格納フィールド282 の2ビッ
ト目を並列書き込みし、これらの並行処理を1ビットづ
つ実行する。
【0034】つまり、上記のように一時格納フィールド
282 に対応する対応ビットを1ビットづつ並列部分書
き込みする場合、アドレス入力ポート21に与えられた
アドレスに対応するワードについて、一時格納フィール
ド282 の所定ビットについてマスク検索を行い、この
マスク検索されたデータを、書き込みマスクレジスタ2
4で指定されているフィールド281 に転送する。この
場合、アドレス入力ポート21に与えられたアドレス
は、下位3ビットのみが指定されるので、このアドレス
に対応するワードは、8つのワード毎に1つ存在し、こ
れら8つのワード毎に1つ存在する複数のワードについ
て、フィールド間転送が実行され、したがって、並列部
分書き込みが実行される。そして、これらの並列部分書
き込みが1サイクルで実行される。
【0035】上記のように一時格納フィールド282
対応する対応ビットを1ビットづつ行う並列部分書き込
み動作を、データのビット幅であるBと同じB回、繰り
返す。このように繰り返し実行することによって、1つ
のフィールドに格納されているビット幅Bのデータの全
のビットについて、フィールド間転送が実行される。つ
まり、図4における矢印421 で示すフィールド間転送
が実行される。しかも、1つのワードについてのフィー
ルド間転送動作が、ブロック261 〜26W/8のそれぞ
れに対応するワードについて、同時に実行される。
【0036】そして、アドレス入力値を1づつ増やしな
がら、上記手順を、7回繰り返すことによって、最終ス
テップ127 の終了後には、全ブロックデータが分離さ
れて、最終格納フィールド281 へ格納される。
【0037】このようにして、連想メモリCM1へのデ
ータの格納を短時間で実行することができる。
【0038】図5は、本発明の第2の実施例である連想
メモリCM1からのデータ取り出し方法の処理手順を示
すフローチャートである。
【0039】この第2の実施例では、連想メモリCM1
からデータを取り出す場合、ワード転送段階51と、ブ
ロックデータ読み出し段階52とが実行される。
【0040】ワード転送段階51では、連想メモリCM
1のマスク検索機能、ヒットフラグシフト機能、並列部
分書き込み機能を、データのビット幅Bと同じB回繰り
返して実行することによって、読み出しワード以外のワ
ードの最終格納フィールドのデータを、読み出しワード
の対応フィールドに転送する「ワード間転送」を、(N
−1)回繰り返して実行する。
【0041】ブロックデータ読み出し段階52において
は、連想メモリCM1のアドレスを用いたワードへのデ
ータの読み出し機能によって、上記読み出しワードのみ
を逐次的に読み出す動作(ブロックデータ読み出し)を
(W÷N)回繰り返して実行する。
【0042】次に、上記データ取り出し手順を、N=8
の場合を例にとって詳細に説明する。ここで、連想メモ
リとして、図2に示す連想メモリCM1を使用する。
【0043】図6は、連想メモリCM1を使用して、ワ
ード間転送を実行するワード間転送段階51の説明図で
ある。
【0044】ワード間転送段階51において、下位3ビ
ットのアドレスが「000」であるワードを、「読み出
しワード」とする。
【0045】ワード間転送段階51の第1ステップ51
1 では、まず、検索マスクレジスタ23のアドレス部
を、「…0000111」に設定して、下位3ビット以
外をマスクする。そして、アドレス入力ポート21に
「…****001」を与える(下位3ビット以外は何
を与えてもよい)ことによって、下位3ビットアドレス
「001」のワードのみを処理可能に設定する。この設
定によって、最終格納フィールド281 の特定のビット
に対してマスク検索を行ない、ヒットフラグをシフトア
ップする。
【0046】そして、アドレス入力ポート21を「…*
***000」に設定する(下位3ビット以外は何にし
てもよい)ことによって、下位3ビットアドレス「00
0」の読み出しワードのみ処理可能に設定し、この読み
出しワードの対応フィールド282 の対応ビットに、並
列部分書き込みを行なう。これを、データのビット幅B
と同じB回繰り返して実行する。このようにすることに
よって、図6に矢印621 で示すワード間転送を実行す
ることができる。
【0047】そして、アドレス入力値を1づつ増加しな
がら、上記手順を、7回繰り返すことによって、最終ス
テップ517 の終了後には、全てのブロックにおいて、
残りのワードの演算結果データが、読み出しワードにま
とめられて格納される。
【0048】図7は、連想メモリCM1を使用して、ブ
ロックデータ読み出しを実行するブロックデータ読み出
し段階52の説明図である。
【0049】ブロック読み出し段階52において、検索
マスクレジスタ23のアドレス部を「…111111
1」に設定する。つまり、マスクなしで設定する。
【0050】ブロック読み出し段階52の第1のステッ
プ521 では、アドレス入力ポート21に「…0000
00」を与えることによって、ブロック261 における
読み出しワード251 のブロックデータを、データ入出
力ポート22を介して、読み出す。アドレス入力値を8
づつ増加しながら、上記手順を繰り返して実行すること
によって、最終ステップ52W/8 終了後には、全ブロッ
クの読み出しワードのデータを取り出すことができる。
つまり、最終ステップ52W/8 終了後には、全ワードの
演算結果データを取り出すことができる。
【0051】このようにして、連想メモリCM1からの
データの読み出しを短時間で実行できる。
【0052】上記実施例によれば、連想メモリCM1へ
データを格納する場合、ブロックデータ書き込み段階と
フィールド間転送段階とによって連想メモリCM1へデ
ータを格納し、全ブロックで並列して、フィールド間転
送できるので、その処理時間は、ブロックデータ書き込
み段階と比較して極めて短く、ほぼブロックデータ書き
込み段階の処理時間で実行できる。ブロックデータ書き
込み段階における処理ステップ数は、(W÷N)である
ので、処理時間がWステップである従来のデータの格納
方法と比較すると、N分の1の処理時間でデータ格納を
実行することができる。なお、(W÷N)が非整数であ
る場合には、端数を切り上げた整数のステップである。
【0053】また、上記実施例によれば、連想メモリC
M1からデータを取り出す場合、ワード間転送段階とブ
ロックデータ読み出し段階とを実行し、全ブロックで並
列にワード間転送できるので、その処理時間は、従来の
ブロックデータ読み出し段階と比較すると、極めて短
く、ほぼブロックデータ読み出し段階の処理時間で実現
できる。上記実施例におけるブロックデータ読み出し段
階での処理ステップ数は、(W÷N)であるので、従来
のデータの取り出し方法における処理がWステップであ
ることから、これと比較して、N分の1の処理時間でデ
ータ取り出しを実行することができる。なお、(W÷
N)が非整数の場合には端数を切り上げた整数のステッ
プである。
【0054】
【発明の効果】請求項1〜請求項3記載の発明によれ
ば、連想メモリへのデータの格納を短時間で実行するこ
とができるという効果を奏する。
【0055】請求項4〜請求項6記載の発明によれば、
連想メモリからのデータの取り出しを短時間で実行する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である連想メモリCM1
へのデータ格納方法の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図2】上記実施例で使用する連想メモリCM1の構成
を示す図である。
【図3】連想メモリCM1を使用して、ブロックデータ
書き込みを実行するブロックデータ書き込み段階11の
説明図である。
【図4】連想メモリCM1を使用して、フィールド間転
送を実行するフィールド間転送段階12の説明図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例である連想メモリCM1
からのデータ取り出し方法の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】連想メモリCM1を使用して、ワード間転送を
実行するワード間転送段階51の説明図である。
【図7】連想メモリCM1を使用して、ブロックデータ
読み出しを実行するブロックデータ読み出し段階52の
説明図である。
【図8】連想メモリへデータを格納する従来方法の説明
図である。
【図9】連想メモリからデータを取り出す従来方法の説
明図である。
【符号の説明】
CM1…連想メモリ、 11…ブロックデータ書き込み段階、 12…フィールド間転送段階、 21…アドレス入力ポート、 22…データ入力ポート、 23…検索マスクレジスタ、 24…書き込みマスクレジスタ、 251 〜25W …ワード、 261 〜26W/8 …ブロック、 27…アドレスROM部、 281 〜288 …フィールド、 29…ヒットフラグレジスタ、 421 、427 …フィールド間転送方向、 51…ワード間転送段階、 52…ブロックデータ読み出し段階、 621 、627 …ワード間転送方向。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意数のフィールドによって1つのワー
    ドが構成され、W個(Wは任意の自然数)の上記ワード
    と、マスクレジスタと、ヒットフラグレジスタとを有
    し、アドレスを用いた上記ワードへのデータの読み書き
    機能と、マスク検索機能と、並列部分書き込み機能と、
    ヒットフラグのシフト機能とを有する連想メモリにおい
    て、 N個(Nは任意の自然数)の入力データが1つのブロッ
    クにまとめられたブロックデータを、N個の上記ワード
    に並列に書き込むブロックデータ書き込み段階と;上記
    入力データのビット幅をB(Bは任意の自然数)とし、
    上記マスク検索機能、上記並列部分書き込み機能を、B
    回繰り返し実行することによって、上記ブロックデータ
    書き込み段階で所定フィールドに格納された上記入力デ
    ータを最終格納フィールドに転送するフィールド間転送
    を(N−1)回繰り返し実行するフィールド間転送段階
    と;を有することを特徴とする連想メモリへのデータの
    格納方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記N個のワードによって1つのブロックを構成した場
    合、上記ブロックデータ書き込み段階は、上記ブロック
    データをN個のワードに並列に書き込む動作を、書き込
    むべき上記ブロックを変えながら、(W÷N)回実行す
    る段階であることを特徴とする連想メモリへのデータの
    格納方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記ブロックデータ書き込み段階は、上記(W÷N)が
    整数である場合には、上記ブロックデータをN個のワー
    ドに並列に書き込む動作を、(W÷N)回実行し、一
    方、(W÷N)が整数ではない場合には、(W÷N)の
    端数を切り上げた整数回、上記ブロックデータをN個の
    ワードに並列に書き込む動作を、実行する段階であるこ
    とを特徴とする連想メモリへのデータの格納方法。
  4. 【請求項4】 任意数のフィールドによって1つのワー
    ドが構成され、W個(Wは任意の自然数)の上記ワード
    と、マスクレジスタと、ヒットフラグレジスタとを有
    し、アドレスを用いた上記ワードへのデータの読み書き
    機能と、マスク検索機能と、並列部分書き込み機能と、
    ヒットフラグのシフト機能とを有する連想メモリにおい
    て、 上記マスク検索機能、ヒットフラグシフト機能、並列部
    分書き込み機能をデータのビット幅Bと同じB回繰り返
    し実行することによって、読み出しワード以外のワード
    の最終格納フィールドのデータを読み出し、ワードの対
    応フィールドに転送するワード間転送を(N−1)回繰
    り返し実行するワード間転送段階と;上記アドレスを用
    いたワードへのデータの読み出し機能によって、上記読
    み出しワードのみを逐次的に読み出すブロックデータ読
    み出しを、(W÷N)回実行するブロックデータ読み出
    し段階と;を有することを特徴とする連想メモリからの
    データの取り出し方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記N個のワードによって1つのブロックを構成した場
    合、上記ブロックデータ読み出し段階は、上記ブロック
    データをN個のワードに並列に書き込む動作を、書き込
    むべき上記ブロックを変えながら、上記読み出しワード
    のみを逐次的に読み出す動作を(W÷N)回実行する段
    階であることを特徴とする連想メモリへのデータの格納
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記ブロックデータ読み出し段階は、上記(W÷N)が
    整数である場合には、上記読み出しワードのみを逐次的
    に読み出す動作を、(W÷N)回実行し、一方、(W÷
    N)が整数ではない場合には、上記読み出しワードのみ
    を逐次的に読み出す動作を、(W÷N)の端数を切り上
    げた整数回、実行する段階であることを特徴とする連想
    メモリへのデータの格納方法。
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