JPH09319637A - オペレーションシステムの動作監視方式 - Google Patents
オペレーションシステムの動作監視方式Info
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- JPH09319637A JPH09319637A JP8136900A JP13690096A JPH09319637A JP H09319637 A JPH09319637 A JP H09319637A JP 8136900 A JP8136900 A JP 8136900A JP 13690096 A JP13690096 A JP 13690096A JP H09319637 A JPH09319637 A JP H09319637A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチOSにおいて、シャットダウン処理実
行中に、サブOSでファイル操作に係るトラブルが発生
した場合であっても、次回のシステム立ち上げ時にファ
イルが再びアクセス可能な状態におかれるようにする。 【解決手段】 コンピュータシステム10には、メイン
プロセッサ上で動作するメインOS11と補助記憶装置
12とがバス13の上位に接続され、バス13の下位に
は、メインOS11に従属するローカルプロセッサ上で
動作するサブOS14が少なくとも一つ接続されてい
る。各サブOS14にはローカルメモリ15と不揮発性
メモリ16が接続されている。不揮発性メモリ16には
ファイル操作、特にファイルのオープン操作及びクロー
ズ操作のフラグ情報を含む履歴情報が格納される。
行中に、サブOSでファイル操作に係るトラブルが発生
した場合であっても、次回のシステム立ち上げ時にファ
イルが再びアクセス可能な状態におかれるようにする。 【解決手段】 コンピュータシステム10には、メイン
プロセッサ上で動作するメインOS11と補助記憶装置
12とがバス13の上位に接続され、バス13の下位に
は、メインOS11に従属するローカルプロセッサ上で
動作するサブOS14が少なくとも一つ接続されてい
る。各サブOS14にはローカルメモリ15と不揮発性
メモリ16が接続されている。不揮発性メモリ16には
ファイル操作、特にファイルのオープン操作及びクロー
ズ操作のフラグ情報を含む履歴情報が格納される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメインオペ
レーションシステム(以下、OS)とそれに従属する複
数のサブOSが同一のハードウエア上で動作するマルチ
OSに係り、ファイル操作中に発生したエラーを検知す
るエラー検知技術に関する。
レーションシステム(以下、OS)とそれに従属する複
数のサブOSが同一のハードウエア上で動作するマルチ
OSに係り、ファイル操作中に発生したエラーを検知す
るエラー検知技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCPU上で複数のOSが動作する
マルチOSシステムが知られている。このマルチOSシ
ステムは、一つのOSがメインOSとして機能し、他の
OSがサブOSとして機能する。メインOSはサブOS
を管理するものであり、サブOSは、下位からそのシャ
ットダウン処理の実行中にサブOSにシャットダウン通
知を発行されるとともに、サブOSのシャットダウン処
理が実行される。サブOSのシャットダウン処理中にス
トール等などによりそのシャットダウン処理が終了しな
い場合でも、メインOS側では制限時間内にサブOSか
らのシャットダウン処理の完了のレスポンスがなけれ
ば、システム全体としてのシャットダウン処理が続行さ
れる。
マルチOSシステムが知られている。このマルチOSシ
ステムは、一つのOSがメインOSとして機能し、他の
OSがサブOSとして機能する。メインOSはサブOS
を管理するものであり、サブOSは、下位からそのシャ
ットダウン処理の実行中にサブOSにシャットダウン通
知を発行されるとともに、サブOSのシャットダウン処
理が実行される。サブOSのシャットダウン処理中にス
トール等などによりそのシャットダウン処理が終了しな
い場合でも、メインOS側では制限時間内にサブOSか
らのシャットダウン処理の完了のレスポンスがなけれ
ば、システム全体としてのシャットダウン処理が続行さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によるマ
ルチOSにおいては、サブOSのシャットダウン処理で
サブOSで使用していたオープン中のファイルはクロー
ズされるが、サブOSがストールなどによってシャット
ダウン処理が終了できなかったとき、使用されていたフ
ァイルが使用されたままとなって、再度オープンでき
ず、アクセス不可となる問題があった。さらに、システ
ムを再立ち上げしたとき、サブOSのローカルメモリ等
にリセットがかかり、前回のシャットダウン中に発生し
たエラーの情報が残存せず、シャットダウン処理中にエ
ラーが発生したことが認識されにくいといった問題があ
った。
ルチOSにおいては、サブOSのシャットダウン処理で
サブOSで使用していたオープン中のファイルはクロー
ズされるが、サブOSがストールなどによってシャット
ダウン処理が終了できなかったとき、使用されていたフ
ァイルが使用されたままとなって、再度オープンでき
ず、アクセス不可となる問題があった。さらに、システ
ムを再立ち上げしたとき、サブOSのローカルメモリ等
にリセットがかかり、前回のシャットダウン中に発生し
たエラーの情報が残存せず、シャットダウン処理中にエ
ラーが発生したことが認識されにくいといった問題があ
った。
【0004】本発明の課題は、例えばマルチOSにおい
て、シャットダウン処理実行中に、サブOSでファイル
操作に係るトラブルが発生してサブOSのシャットダウ
ン処理が正常に実行されず、サブOSで使用していた全
ファイルをクローズできなかったときなどにも、次回の
コンピュータシステム立ち上げ時にオープン状態にあっ
たファイルが再びアクセス可能な状態におかれるように
することにある。
て、シャットダウン処理実行中に、サブOSでファイル
操作に係るトラブルが発生してサブOSのシャットダウ
ン処理が正常に実行されず、サブOSで使用していた全
ファイルをクローズできなかったときなどにも、次回の
コンピュータシステム立ち上げ時にオープン状態にあっ
たファイルが再びアクセス可能な状態におかれるように
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、複数のOSによりオープン操作及びクロ
ーズ操作がなされるファイル群を有する装置におけるO
Sの動作監視方式であって、被操作ファイルのオープン
操作履歴情報またはクローズ操作履歴情報を選択的に生
成する手段と、生成された操作履歴情報を被操作ファイ
ル毎に履歴保持媒体に保持する履歴保持手段とを備え、
前記履歴保持媒体に保持されている操作履歴情報により
当該被操作ファイルの最終操作履歴を監視することを特
徴とする。
め、本発明は、複数のOSによりオープン操作及びクロ
ーズ操作がなされるファイル群を有する装置におけるO
Sの動作監視方式であって、被操作ファイルのオープン
操作履歴情報またはクローズ操作履歴情報を選択的に生
成する手段と、生成された操作履歴情報を被操作ファイ
ル毎に履歴保持媒体に保持する履歴保持手段とを備え、
前記履歴保持媒体に保持されている操作履歴情報により
当該被操作ファイルの最終操作履歴を監視することを特
徴とする。
【0006】この動作監視方式における好ましい態様と
しては、前記履歴保持媒体に保持される操作履歴情報
が、少なくとも当該被操作ファイルを操作したOSによ
ってオープン操作履歴情報及びクローズ履歴情報の順に
更新されて保持されるように構成する。また、起動時に
履歴保持媒体に保持された最終操作履歴情報がオープン
操作履歴情報となっている被操作ファイルのクローズ操
作を行う手段を更に備えて構成する。
しては、前記履歴保持媒体に保持される操作履歴情報
が、少なくとも当該被操作ファイルを操作したOSによ
ってオープン操作履歴情報及びクローズ履歴情報の順に
更新されて保持されるように構成する。また、起動時に
履歴保持媒体に保持された最終操作履歴情報がオープン
操作履歴情報となっている被操作ファイルのクローズ操
作を行う手段を更に備えて構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
形態となるコンピュータシステムのブロック構成図であ
る。このコンピュータシステム10には、メインプロセ
ッサ上で動作するメインOS11と補助記憶装置12と
がバス13に接続されており、さらにこのバス13に
は、ローカルプロセッサ上で動作するサブOS14が少
なくとも一つ接続されている。各サブOS14には、ロ
ーカルメモリ15と不揮発性メモリ16が接続されてい
る。不揮発性メモリ16には、ファイル操作、例えばフ
ァイルのオープン操作及びクローズ操作のフラグ情報を
含む履歴情報が格納される。メインOS11は、サブO
S14による補助記憶装置12ファイルの操作を管理す
る。
の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
形態となるコンピュータシステムのブロック構成図であ
る。このコンピュータシステム10には、メインプロセ
ッサ上で動作するメインOS11と補助記憶装置12と
がバス13に接続されており、さらにこのバス13に
は、ローカルプロセッサ上で動作するサブOS14が少
なくとも一つ接続されている。各サブOS14には、ロ
ーカルメモリ15と不揮発性メモリ16が接続されてい
る。不揮発性メモリ16には、ファイル操作、例えばフ
ァイルのオープン操作及びクローズ操作のフラグ情報を
含む履歴情報が格納される。メインOS11は、サブO
S14による補助記憶装置12ファイルの操作を管理す
る。
【0008】図2(a)は、不揮発性メモリ16におけ
る履歴情報格納エリアの内容例の説明図であり、(b)
はファイルオープン/クローズフラグの拡大説明図であ
る。この履歴情報格納エリアにおいて、例えば0〜25
5の索引番号が付された各領域には、ファイルのオープ
ン/クローズフラグを記録するための1バイトの領域2
1とファイル名を記録するための8バイトの領域22が
含まれている。オープン/クローズ・フラグを記録する
ための1バイトの領域B0〜B7の一つ、例えばB0に
は、操作対象となるファイル名がオープン状態のときは
“1”の論理値、クローズ状態のときは“0”の論理値
が記録されるようになっている。図2(b)はこの様子
を示すものである。
る履歴情報格納エリアの内容例の説明図であり、(b)
はファイルオープン/クローズフラグの拡大説明図であ
る。この履歴情報格納エリアにおいて、例えば0〜25
5の索引番号が付された各領域には、ファイルのオープ
ン/クローズフラグを記録するための1バイトの領域2
1とファイル名を記録するための8バイトの領域22が
含まれている。オープン/クローズ・フラグを記録する
ための1バイトの領域B0〜B7の一つ、例えばB0に
は、操作対象となるファイル名がオープン状態のときは
“1”の論理値、クローズ状態のときは“0”の論理値
が記録されるようになっている。図2(b)はこの様子
を示すものである。
【0009】次に、ファイルのオープン/クローズ処理
における手順を示した図3を参照して、本実施形態によ
る処理内容を具体的に説明する。ファイルのオープン/
クローズ処理が開始されると(S30)、不揮発性メモ
リ16の履歴情報格納エリアを各索引番号順に参照して
オープン/クローズ・フラグをチェックする(S3
1)。フラグがOFFでなければ(S31:No)、つ
まりB0=“1”であればファイルはオープン状態にあ
るので、次の索引番号に進む(S32)。一方、フラグ
がOFF(B0=“0”)であれば、このファイルはク
ローズ状態にあるので、この場合は(S31:Ye
s)、オープン操作するファイルのファイル名とオープ
ン/クローズ・フラグのB0を1に設定する(S3
3)。サブOS14は、当該ファイルのオープンをメイ
ンOS11に通告してそのファイルのオープン操作を実
行する。ファイルのクローズ操作を開始するときは、S
33で設定された当該ファイルのオープン/クローズ・
フラグのB0を“0”に設定し(S35)、メインOS
へ当該ファイルのクローズを要求する(S36)。
における手順を示した図3を参照して、本実施形態によ
る処理内容を具体的に説明する。ファイルのオープン/
クローズ処理が開始されると(S30)、不揮発性メモ
リ16の履歴情報格納エリアを各索引番号順に参照して
オープン/クローズ・フラグをチェックする(S3
1)。フラグがOFFでなければ(S31:No)、つ
まりB0=“1”であればファイルはオープン状態にあ
るので、次の索引番号に進む(S32)。一方、フラグ
がOFF(B0=“0”)であれば、このファイルはク
ローズ状態にあるので、この場合は(S31:Ye
s)、オープン操作するファイルのファイル名とオープ
ン/クローズ・フラグのB0を1に設定する(S3
3)。サブOS14は、当該ファイルのオープンをメイ
ンOS11に通告してそのファイルのオープン操作を実
行する。ファイルのクローズ操作を開始するときは、S
33で設定された当該ファイルのオープン/クローズ・
フラグのB0を“0”に設定し(S35)、メインOS
へ当該ファイルのクローズを要求する(S36)。
【0010】次に、図4を参照して本実施形態によるコ
ンピュータシステムの電源をオフにするときのメインO
SとサブOSの動作について説明する。シャットダウン
の処理が開始される(S40)と、サブOS14に対し
てシュットダウン通知が発行される(S41)。シュッ
トダウンが通知されたサブOS14は、シャットダウン
を開始する(S45)。サブOS14は、オープンされ
たファイルがあればファイルのクローズ操作を実行する
(S46)。すべて開いたファイルに対してクローズ操
作が実行された場合はシャットダウン処理を終了する
(S47)。その後、メインOS11に対してシャット
ダウンを通知するレスポンスを通知する(S48)。
ンピュータシステムの電源をオフにするときのメインO
SとサブOSの動作について説明する。シャットダウン
の処理が開始される(S40)と、サブOS14に対し
てシュットダウン通知が発行される(S41)。シュッ
トダウンが通知されたサブOS14は、シャットダウン
を開始する(S45)。サブOS14は、オープンされ
たファイルがあればファイルのクローズ操作を実行する
(S46)。すべて開いたファイルに対してクローズ操
作が実行された場合はシャットダウン処理を終了する
(S47)。その後、メインOS11に対してシャット
ダウンを通知するレスポンスを通知する(S48)。
【0011】一方、サブOS14に対してシュットダウ
ン通知を発行すると、適当な制限時間をおいてタイムア
ウトのチェックを行い、タイムアウトでなければ(S4
2:No)、サブOS14からのシャットダウン通知レ
スポンスの受信の有無をチェックする(S43)。シャ
ットダウン通知レスポンスがなければ(S43:N
o)、タイムアウトのチェックを繰り返し、これを全て
のサブOSからのシャットダウン通知レスポンスを受け
取るまで継続する。タイムアウトになったとき(S4
2:Yes)あるいは、全てのサブOSからのシャット
ダウン通知レスポンスを受け取ったとき(S43:Ye
s)、メインOS11によるシャットダウンが終了する
(S44)。その後、コンピュータシステムの電源がオ
フにされる(S49)。
ン通知を発行すると、適当な制限時間をおいてタイムア
ウトのチェックを行い、タイムアウトでなければ(S4
2:No)、サブOS14からのシャットダウン通知レ
スポンスの受信の有無をチェックする(S43)。シャ
ットダウン通知レスポンスがなければ(S43:N
o)、タイムアウトのチェックを繰り返し、これを全て
のサブOSからのシャットダウン通知レスポンスを受け
取るまで継続する。タイムアウトになったとき(S4
2:Yes)あるいは、全てのサブOSからのシャット
ダウン通知レスポンスを受け取ったとき(S43:Ye
s)、メインOS11によるシャットダウンが終了する
(S44)。その後、コンピュータシステムの電源がオ
フにされる(S49)。
【0012】サブOS14におけるシャットダウン処理
が何らかの原因で失敗した場合、開いていたファイルに
対するクローズ操作が完了されない。この場合は、不揮
発性メモリ16のオープン/クローズ・フラグ領域にお
ける該当ファイル領域のオープン/クローズ・フラグで
はB0の論理値は“1”である。シャットダウン処理に
失敗したあとはメインOS11においてタイムアウトと
なってシャットダウン処理が終了される。
が何らかの原因で失敗した場合、開いていたファイルに
対するクローズ操作が完了されない。この場合は、不揮
発性メモリ16のオープン/クローズ・フラグ領域にお
ける該当ファイル領域のオープン/クローズ・フラグで
はB0の論理値は“1”である。シャットダウン処理に
失敗したあとはメインOS11においてタイムアウトと
なってシャットダウン処理が終了される。
【0013】次に、図5を参照して本実施形態によるコ
ンピュータシステムの電源がオンにされるときのメイン
OSとサブOSの動作を説明する。コンピュータシステ
ム10の電源がオンにされる(S50)と、メインOS
11において立ち上げ処理が開始され(S51)、サブ
OS14に対してサブOSの起動が通知される(S5
2)。メインOS11による起動操作を受けたサブOS
14は、立ち上げ処理を開始する(S53)。サブOS
14は、立ち上げ処理開始後、不揮発性メモリ16のオ
ープン/クローズ・フラグ領域21を各索引番号順に上
から参照してフラグがオンであるかオフであるかをチェ
ックする(S54)。フラグのB0が“1”になってい
るファイル操作の履歴情報があれば(S54:ON)、
当該ファイルのファイル名をエラー表示し(S55)、
当該ファイルに対してクローズ操作を実行する(S5
6)。ファイル・オープン/クローズ・フラグ領域を参
照してフラグが全てオフになっていれば(S54:OF
F)、サブOS14においてログファイルのオープン処
理を実行する(S57)。
ンピュータシステムの電源がオンにされるときのメイン
OSとサブOSの動作を説明する。コンピュータシステ
ム10の電源がオンにされる(S50)と、メインOS
11において立ち上げ処理が開始され(S51)、サブ
OS14に対してサブOSの起動が通知される(S5
2)。メインOS11による起動操作を受けたサブOS
14は、立ち上げ処理を開始する(S53)。サブOS
14は、立ち上げ処理開始後、不揮発性メモリ16のオ
ープン/クローズ・フラグ領域21を各索引番号順に上
から参照してフラグがオンであるかオフであるかをチェ
ックする(S54)。フラグのB0が“1”になってい
るファイル操作の履歴情報があれば(S54:ON)、
当該ファイルのファイル名をエラー表示し(S55)、
当該ファイルに対してクローズ操作を実行する(S5
6)。ファイル・オープン/クローズ・フラグ領域を参
照してフラグが全てオフになっていれば(S54:OF
F)、サブOS14においてログファイルのオープン処
理を実行する(S57)。
【0014】このように本実施形態のコンピュータシス
テム10では、サブOS14のシャットダウン処理とし
てオープン中のファイルをクローズする処理があり、正
常に処理が実行されてファイルのオープン/クローズ・
フラグイ21をオフにすることができるが、サブOS1
4のシャットダウンが処理が終了しなければ、ファイル
はクローズされずフラグはオンの状態に保たれ、次のシ
ステムの立ち上げ時にフラッグをチェックし、フラグが
オンであればシャットダウン処理中にサブOS14で異
常が発生したとみなされ、デスプレイなどにエラー表示
が行われる。
テム10では、サブOS14のシャットダウン処理とし
てオープン中のファイルをクローズする処理があり、正
常に処理が実行されてファイルのオープン/クローズ・
フラグイ21をオフにすることができるが、サブOS1
4のシャットダウンが処理が終了しなければ、ファイル
はクローズされずフラグはオンの状態に保たれ、次のシ
ステムの立ち上げ時にフラッグをチェックし、フラグが
オンであればシャットダウン処理中にサブOS14で異
常が発生したとみなされ、デスプレイなどにエラー表示
が行われる。
【0015】また、そのフラグに対するファイル名格納
エリア22に設定されているファイル名からオープンさ
れた状態のファイルをクローズすることにより、システ
ム立ち上げ時オープン不可のファイルをオープン可能な
状態にし、アクセス可能な状態が実現される。
エリア22に設定されているファイル名からオープンさ
れた状態のファイルをクローズすることにより、システ
ム立ち上げ時オープン不可のファイルをオープン可能な
状態にし、アクセス可能な状態が実現される。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、OS別に実行されたファイル操作の履歴情報
が再立ち上げ時に参照可能に格納されるため、サブSO
において何らかの原因で終了処理が失敗に終わっても、
再び立ち上げたときにクローズ操作を実行されなかった
ファイルを特定してクローズ操作を完了して、当該ファ
イルがアクセス可能になるといった効果がある。
によれば、OS別に実行されたファイル操作の履歴情報
が再立ち上げ時に参照可能に格納されるため、サブSO
において何らかの原因で終了処理が失敗に終わっても、
再び立ち上げたときにクローズ操作を実行されなかった
ファイルを特定してクローズ操作を完了して、当該ファ
イルがアクセス可能になるといった効果がある。
【図1】本発明の一実施形態であるマルチOSシステム
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図2】本実施形態によるファイルオープン/クローズ
フラグ及びファイル名格納エリアの構成図。
フラグ及びファイル名格納エリアの構成図。
【図3】本実施形態によるファイルオープン/クローズ
処理の手順説明図。
処理の手順説明図。
【図4】本実施形態によるシャットダウン処理の手順説
明図。
明図。
【図5】本実施形態による立ち上げ処理の手順説明図。
10 コンピュータシステム 11 メインOS 12 補助記憶装置 13 バス 14 サブOS 15 ローカルメモリ 16 不揮発メモリ 21 ファイルオープン/クローズエリア 22 ファイル名エリア
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のオペレーションシステムによりオ
ープン操作及びクローズ操作がなされるファイル群を有
する装置におけるオペレーションシステムの動作監視方
式であって、被操作ファイルのオープン操作履歴情報ま
たはクローズ操作履歴情報を選択的に生成する手段と、
生成された操作履歴情報を被操作ファイル毎に履歴保持
媒体に保持する履歴保持手段とを備え、前記履歴保持媒
体に保持されている操作履歴情報により当該被操作ファ
イルの最終操作履歴を監視することを特徴とするオペレ
ーションシステムの動作監視方式。 - 【請求項2】 前記履歴保持媒体に保持される操作履歴
情報は、少なくとも当該被操作ファイルを操作したオペ
レーションシステムによってオープン操作履歴情報及び
クローズ履歴情報の順に更新されて保持されることを特
徴とする請求項1記載のオペレーションシステムの動作
監視方式。 - 【請求項3】 起動時に履歴保持媒体に保持された最終
操作履歴情報がオープン操作履歴情報となっている被操
作ファイルのクローズ操作を行う手段を更に備えること
を特徴とする請求項2記載のオペレーションシステムの
動作監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136900A JPH09319637A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | オペレーションシステムの動作監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136900A JPH09319637A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | オペレーションシステムの動作監視方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319637A true JPH09319637A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15186196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8136900A Pending JPH09319637A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | オペレーションシステムの動作監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09319637A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305420A (ja) * | 2008-07-14 | 2008-12-18 | Sky Kk | ネットワーク管理システム及びネットワーク管理用プログラム |
WO2016018349A1 (en) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Computing device with first and second operating systems |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8136900A patent/JPH09319637A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305420A (ja) * | 2008-07-14 | 2008-12-18 | Sky Kk | ネットワーク管理システム及びネットワーク管理用プログラム |
WO2016018349A1 (en) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Computing device with first and second operating systems |
US10061597B2 (en) | 2014-07-31 | 2018-08-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Computing device with first and second operating systems |
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