JPH09319572A - ソフトウェアの使用を管理するための装置 - Google Patents

ソフトウェアの使用を管理するための装置

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JPH09319572A
JPH09319572A JP8134828A JP13482896A JPH09319572A JP H09319572 A JPH09319572 A JP H09319572A JP 8134828 A JP8134828 A JP 8134828A JP 13482896 A JP13482896 A JP 13482896A JP H09319572 A JPH09319572 A JP H09319572A
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JP
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JP8134828A
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Inventor
Kazunori Hashimoto
一則 橋本
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HOKKAIDO NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
HOKKAIDO NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Hokkaido Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの手元にソフトウェア記録媒体がないと
き、ユーザシステムにソフトウェアを登録することがで
きない。 【解決手段】ユーザシステム3とソフトウェア配布者の
ソフトウェアサーバシステム4とを通信機構で接続し、
ユーザが実行する実行モジュール登録手段43は暗号化
されているパスワードデータベース4403、暗号化さ
れた実行モジュール4401を操作してユーザシステム
3へ解読した実行モジュールを登録し、新規ユーザは支
払い代行手段42によって、通信機構上でソフトウェア
を購入し、新規ユーザにはパスワード作成手段4306
によりパスワード2が作成され、暗号化パスワードデー
タベースに登録されると共に、パスワードがユーザ1に
通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウェアの使用
を管理するための装置に関し、特にソフトウェアの不正
使用に対する保護機能を有するソフトウェアの使用を管
理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアの使用に対する保護
に関してはいくつかの方法があった。
【0003】一つは、ソフトウェアそのもののコピーを
制限する方法である。しかし、この方法では正規ユーザ
がバックアップの目的でコピーすることも制限されてし
まう。同様な方法としてソフトウェア記録媒体に特殊
な、たとえば物理的に傷を付けるなどの加工を施してお
き、ソフトウェアが実行時にその加工された部分を判別
した後、実行を開始するというものがある。この場合に
も、ユーザがソフトウェアをバックアップの目的でコピ
ーすることが制限される。
【0004】また、別の方法として、ハードウェアに特
殊な機器、すなわちハードウェアキーを追加し、ソフト
ウェア実行時に、ハードウェアキーの存在が確認できた
場合にのみ、ソフトウェアが実行される方法がある。こ
の場合、ソフトウェアのコピーに関しての制限はなくな
り、ソフトウェアの実行のみ制限される。しかしこの方
法は、複数ライセンスを持つソフトウェアの場合には、
ライセンス数分のハードウェアキーが必要になり、結果
として製品が高価になってしまう。
【0005】ソフトウェアのコピーには制限を設けず、
かつソフトウェアの不正使用からソフトウェアを保護す
る方法として、たとえば特開平5−334072号公報
に示されているように、パスワードを用いて正規ユーザ
を判別する方法がある。図5は従来のソフトウェアの使
用を管理するための装置を示すブロック図である。また
図6は従来のソフトウェアの使用を管理するための装置
の動作を示す流れ図である。図5において、ユーザ1の
ユーザシステム3は処理装置31と記憶装置32、なら
びにソフトウェア記録媒体6の読取装置34を備えてお
り、ユーザ1は購入したソフトウェアをソフトウェア記
録媒体6から読取装置34を介して記憶装置32に保存
する。またユーザ1はソフトウェア記録媒体6とは別
に、パスワード2をソフトウェア配布者5より電話また
は郵便書簡などで通知される。
【0006】次に動作について図5と図6を用いて説明
する。まずユーザ1が購入したソフトウェアに対して起
動を要求すると、まず実行制御プログラム33が実行さ
れる(ステップC1)。実行を要求された実行制御プロ
グラム33はまず、パスワード入力手段4305によっ
て、ユーザシステムの処理装置31を介して、ユーザ1
にパスワードの入力を要求する(ステップC2)。ユー
ザ1はソフトウェア配布者5より入手したパスワード2
を入力する。実行制御プログラム33は入力されたパス
ワード2をパスワード解読手段3303によって解読し
(ステップC4)、ユーザ判別手段3302によってパ
スワード2の正当性を判別し(ステップC5)、正規ユ
ーザのパスワード2であると判断した場合には、実行制
御手段3301に実行許可を発行する。実行許可を受け
取った実行制御手段3301は実行モジュール3201
を呼び出し、処理装置によって実行モジュール3201
を実行する(ステップC6)。実行制御手段3301は
ユーザ判別手段3302からの許可がない限り、実行モ
ジュール3201を実行しない。したがって、パスワー
ド2が不正なものであった場合や、パスワード2を入力
しなかった場合には、再びパスワード入力手段4305
によって、パスワード2の入力を要求する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のソフト
ウェアの使用を管理するための装置は、パスワードによ
って実行を制御するため、ソフトウェアを実行するごと
にパスワードの入力を要求されるため、ユーザが煩わし
い思いをすることになる。また、購入したソフトウェア
がソフトウェア記録媒体の形で配布されるため、ユーザ
がユーザシステムの記憶装置にソフトウェアを保存する
ためには、ソフトウェア記録媒体がユーザの手元に存在
する必要があった。そのため複数ライセンスを有するソ
フトウェアの場合には、ソフトウェア記録媒体が1であ
るのに対し、ライセンス可能なユーザ数が複数となるた
め、購入したソフトウェア記録媒体の所在が不明になる
場合が多く、その場合、ユーザが即座にインストール作
業を行うことができず、ユーザシステムの運用に支障を
きたす場合があった。
【0008】また、複数ライセンスを有するソフトウェ
アのライセンス数を追加する場合にはソフトウェアの配
布者へ連絡を取り、ソフトウェア配布者より新たなパス
ワードを供給してもらう必要があり、新規にソフトウェ
アをユーザシステムへ保存しようとするユーザにとって
は、ソフトウェアを緊急に使用することができず、この
場合もユーザシステムの運用に支障をきたす場合があっ
た。
【0009】本発明の第1の目的は、上記のような問題
を解決するためのもので、ユーザがパスワードを入力す
る機会を極力少なくし、かつソフトウェアの不正使用が
できないようにするための装置を得ることである。また
本発明の第2の目的は、ソフトウェアを記録した媒体が
ユーザの手元に存在しなくても、ユーザが必要とするソ
フトウェアをユーザのシステムの記憶装置に保存するこ
とを可能とする装置を得ることである。また本発明の第
3の目的は、ライセンス数の追加を希望する場合にも迅
速に対応可能な装置を得ることである。また本発明の第
3の目的は、正規ユーザの情報が蓄積されたパスワード
データベースを不正にアクセスされても、ユーザの情報
を取り出すことが不可能な装置を得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェアの
使用を管理するための装置は、上記目的達成のため、ユ
ーザが当該ソフトウェアの登録と実行を行うためのユー
ザシステムと、ソフトウェア配布者側の当該ソフトウェ
アのソフトウェアサーバシステムと、両者を結ぶ通信機
構とにより構成しておく。そして (1)実行モジュールを暗号化して保存し、暗号化され
た実行モジュールを解読する手段を有する実行モジュー
ル登録手段によってのみ、ユーザが実行モジュールをユ
ーザシステム内に登録することが可能となる登録制限機
能を有する。また、実行モジュール登録手段は登録時に
パスワードの要求を行い、パスワードを持たないユーザ
のシステムへの当該ソフトウェアの不正登録を制限する
機能を有する。
【0011】(2)ネットワークを介したシステム間の
通信機構を利用し、ユーザが当該ソフトウェアをソフト
ウェア配布者のソフトウェアサーバより、直接ユーザ側
のシステムへ登録することを可能とする機能を有する。
【0012】(3)実行モジュール登録手段はパスワー
ドを持たないユーザに対して、通信機構を利用してソフ
トウェアの販売を行う機能と、通信機構を利用してソフ
トウェアを購入したユーザに対してパスワードを作成し
て発行する機能を有する。
【0013】(4)実行モジュール登録手段は、パスワ
ードを暗号化して保存する機能と、保存されている、暗
号化されたパスワードを解読する機能を有する。
【0014】[作用]前記(1)の特徴により、暗号化
された実行モジュールは実行モジュール登録手段を使用
しなければ解読することができないため、ソフトウェア
サーバからユーザシステムへ実行モジュールを不正に登
録するのを防ぐことが可能となる。
【0015】前記(2)の特徴により、ユーザのシステ
ムとソフトウェア配布者のソフトウェアサーバとの間に
ネットワークが確立していれば、ユーザの手元にソフト
ウェア記録媒体が存在しなくても、ユーザは当該ソフト
ウェアをソフトウェアサーバからユーザシステムへ登録
することが可能となる。
【0016】前記(3)の特徴により、新規のユーザ
や、ライセンスの追加に際して、クレジットカードまた
は同等の機能を有した代金支払い手段を利用した支払い
代行機能により、通信機構上で代金送付手続きを完了し
たユーザに新規のパスワードを発行することによって、
時間的な遅延なしにユーザが希望する新規登録、または
ライセンスの追加が可能となる。
【0017】前記(4)の特徴により、ソフトウェアサ
ーバ内のパスワードを蓄積してあるパスワードデータベ
ースを不正にアクセスされても、内部データが暗号化さ
れてあるため、パスワード情報やユーザ情報を保護する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は 本発明のソフトウェアの使用を管
理するための装置の第1の実施の形態を示すブロック図
である。
【0020】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、ユーザが登録を希望するソフトウェアを実行す
るための、プログラムの制御により動作する処理装置3
1、前記ソフトウェアを記憶する記憶装置32を備え
た、ユーザシステム3と、ソフトウェア配布者がユーザ
にソフトウェアを提供するための、プログラムの制御に
より動作する処理装置41、ソフトウェアの代金の支払
いを通信機構上で行うための支払い代行手段42、実行
モジュールを正規ユーザへ転送するための実行モジュー
ル登録手段43、実行モジュールや、パスワード情報を
記憶する記憶装置44とを備えたソフトウェアサーバ4
から構成される。
【0021】実行モジュール登録手段43は、ユーザ名
取得手段4301と、パスワード通知手段4302と、
ライセンス購入確認手段4303と、実行モジュール解
読手段4304と、パスワード入力手段4305と、パ
スワード作成手段4306と、暗号化パスワード比較手
段4307と、暗号化パスワード作成手段4308と、
暗号化パスワード登録手段4309と、暗号化パスワー
ド検索手段4310とを備える。記憶装置44は、暗号
化された実行モジュール4401と、ライセンスデータ
ベース4402と、暗号化パスワードデータベース44
03とを備える。
【0022】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図2を参照して詳細に説明する。図2は本発明
のソフトウェアの使用を管理するための装置の第1の実
施の形態の動作を示す流れ図である。
【0023】ユーザ1がユーザシステム3をソフトウェ
アサーバ4に接続した後、ソフトウェアサーバ4にある
実行モジュール登録手段43を実行する(ステップA
1)。実行モジュール登録手段43は、まずパスワード
入力手段4305によって、ユーザ1に対してパスワー
ド2の入力を要求する(ステップA2、A3)。パスワ
ード2が入力されると、まず暗号化パスワード作成手段
4308によって、暗号化パスワードに変換される(ス
テップA10)。次に暗号化パスワード検索手段431
0によって、暗号化パスワードデータベース4403か
ら、前記暗号化パスワードが存在するかどうか検索する
(ステップA11、A12)。存在しなければ不正なパ
スワードが入力されたものとして、パスワードの入力に
戻る。ユーザ1がパスワード2を入力しなかった場合に
は、新規登録ユーザと判断される。まず残りのライセン
ス数を調べる(ステップA4)。ライセンスデータベー
ス4402には、ライセンスを購入しているユーザの残
りのライセンス数が保存されている。個人使用ユーザの
場合は残りのライセンスは1になっている。残りライセ
ンスの数が0、すなわちライセンスをすべて使い切って
しまった場合、ライセンス購入確認手段4303によっ
て、ライセンスを購入するかどうかユーザ1に確認を要
求する(ステップA5)。残りのライセンスが0でない
場合は、またライセンスを追加購入する場合は、支払い
代行手段42によって、ソフトウェアの支払い手続きを
行う(ステップA6)。この場合、ソフトウェアサーバ
4の管理者は、クレジットカードもしくはそれに準ずる
支払い代行手段によって通信機構上でソフトウェアの代
金の支払いが可能となるようにしておく。支払い代行手
段42から手続きが完了した通知があった後、ユーザ名
取得手段4301によって、ユーザ1にユーザ名の入力
要求をする。ユーザ名はパスワード2を作り出すための
元データとなる。入力されたユーザ名、日付、通し番号
を元にパスワード作成手段4306でパスワード2を作
成する(ステップA7)。作成したパスワード2は、さ
らに暗号化パスワード作成手段4308によって暗号化
され、暗号化パスワードデータベース4403に登録さ
れる形に変換され、暗号化パスワード登録手段4309
によって暗号化パスワードデータベース4403に登録
される(ステップA8)。一方作成された暗号化される
前のパスワード2はパスワード通知手段4302によっ
て、ユーザ1に通知される。ユーザ1が初めて当該ソフ
トウェアを登録する場合には、ユーザ1が暗号化パスワ
ードデータベース4403に登録された後、実行モジュ
ール解読手段4304によって、暗号化された実行モジ
ュール4401が解読されながらユーザシステム3に転
送される(ステップA16)。ユーザシステム3では転
送されてきた実行モジュールを記憶装置32に格納す
る。ユーザ1が既に暗号化パスワードデータベース44
03に登録される場合、当該ソフトウェアがユーザシス
テム3に登録されているかどうか確認をする(ステップ
A13、A14)。既に登録されている場合は、ユーザ
システム3に登録されているソフトウェアを削除し(ス
テップA15)再登録を開始する(ステップA16)。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図3を参照して詳細に説明する。
【0025】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、第1の実施の形態に加え、実行モジュールの版
を監視する実行モジュール更新確認手段4502と、ユ
ーザ1に実行モジュールの更新を伝える更新情報通知手
段4501からなる、実行モジュール版管理手段45を
有する点で異なる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図4を参照して詳細に説明する。図4は本発明
のソフトウェアの使用を管理するための装置の第2の実
施の形態の動作を示す流れ図である。
【0027】実行モジュール版管理手段45以外の部分
(図3、ステップB7)は、第1の実施例と同一なた
め、説明は省略する。第1の実施の形態ではソフトウェ
ア配布者が実行モジュールを更新した場合、ユーザが更
新情報を得るにはソフトウェアサーバ4に保存されてい
る、暗号化された実行モジュール4401を直接参照す
るか、またはソフトウェア配布者からの通知を待たなけ
ればならない。前者の場合、暗号化された実行モジュー
ル4401をユーザ1が参照するのは、機密保護の面か
ら好ましくない。また、通常、暗号化された実行モジュ
ール4401は特定の権利を持ったユーザ1でなければ
直接参照することを禁止している。後者の場合、ユーザ
1がソフトウェア配布者より通知を受け、実行モジュー
ルを更新するまでに時間的な遅延が発生する。また、ユ
ーザ1がユーザシステム3内に登録されている当該ソフ
トウェアの版を管理しなければならない。
【0028】第2の実施の形態ではユーザ1がユーザシ
ステム3に登録された当該ソフトウェアを起動すると
(ステップB1)、まずソフトウェアサーバ4内にある
実行モジュール版管理手段45が実行される(ステップ
B2)。実行モジュール版管理手段45が実行される
と、実行モジュール更新確認手段4502が、暗号化さ
れた実行モジュール4401とユーザシステム3に登録
されている当該ソフトウェアとの版を比較して、更新さ
れているかどうか検査する(ステップB3)。更新され
ていなければ当該ソフトウェアの起動を続行する(ステ
ップB8)。ソフトウェア配布者が当該ソフトウェアを
更新していた場合は、更新通知手段4501を用いて、
ユーザ1に対して、更新の通知と(ステップB4)、ユ
ーザシステム3内の当該ソフトウェアを更新するかどう
かの問い合わせをする(ステップB5、B6)。ユーザ
1が更新を希望すると、ソフトウェアサーバ4内の実行
モジュール登録手段43が起動され、更新処理を行う
(ステップB7)。更新処理を行うときは、ユーザ1は
当該ソフトウェアを初めて登録したときに、ソフトウェ
アサーバ4より通知されたパスワード2を入力するだけ
で更新処理が行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソフトウ
ェアの使用を管理するための装置の第1の効果は、ユー
ザが当該ソフトウェアの登録と実行を行うためのユーザ
システムと、ソフトウェア配布者側の当該ソフトウェア
のソフトウェアサーバシステムと、両者を結ぶ通信機構
とにより構成し、実行モジュールを暗号化して保存し、
暗号化された実行モジュールを解読する手段を有する実
行モジュール登録手段によってのみ、ユーザが実行モジ
ュールをユーザシステム内に登録することが可能となる
登録制限機能を有し、さらに、実行モジュール登録手段
は登録時にパスワードの要求を行い、パスワードを持た
ないユーザのシステムへの当該ソフトウェアの不正登録
を制限する機能を有するように構成したため、ユーザが
ソフトウェアの登録時に一度パスワードを入力すれば、
ソフトウェアの実行に際してはパスワードを入力する必
要がなく、かつパスワードや実行モジュールを暗号化す
ることによってソフトウェアの不正使用を制限できると
いう効果を有する。
【0030】また、第2の効果は、ネットワークを介し
たシステム間の通信機構を利用し、ユーザが当該ソフト
ウェアをソフトウェア配布者のソフトウェアサーバよ
り、直接ユーザ側のシステムへ登録することを可能とす
る構成にしたため、ソフトウェアの記録媒体がユーザの
手元に存在しなくても、ユーザが必要とするソフトウェ
アをユーザのシステムの記憶装置に保存することができ
るという効果を有する。
【0031】また、第3の効果は、実行モジュール登録
手段が、パスワードを持たないユーザに対して、通信機
構を利用してソフトウェアの販売を行う機能と、通信機
構を利用してソフトウェアを購入したユーザに対してパ
スワードを作成して発行する機能を有するように構成し
たため、新規ユーザの登録や、ライセンスの追加に際し
て、時間的な遅延をなくすことができるという効果を有
する。
【0032】また、第4の効果は、実行モジュールの登
録手段は、パスワードを暗号化して保存する機能と、保
存されている暗号化されたパスワードを解読する機能を
有するように構成したため、ソフトウェアサーバ内のパ
スワードを蓄積してあるパスワードデータベースを不正
にアクセスされても、内部データが暗号化されてあるた
め、パスワード情報やユーザ情報を保護することが可能
となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソフトウェアの使用を管理するための
装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のソフトウェアの使用を管理するための
装置の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図3】本発明のソフトウェアの使用を管理するための
装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】本発明のソフトウェアの使用を管理するための
装置の第2の実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図5】従来のソフトウェアの使用を管理するための装
置を示すブロック図である。
【図6】従来のソフトウェアの使用を管理するための装
置の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 パスワード 3 ユーザシステム 4 ソフトウェアサーバ 5 ソフトウェア配布者 6 ソフトウェア記録媒体 31 処理装置 32 記憶装置 33 実行制御プログラム 41 処理装置 42 支払い代行手段 43 実行モジュール登録手段 44 記憶装置 45 実行モジュール版管理手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア配布者が提供するソフトウ
    ェアを管理するソフトウェア配布者所有のソフトウェア
    サーバシステムと、前記ソフトウェアサーバシステム内
    に保存されている実行モジュール記憶手段と、前記実行
    モジュール記憶手段に保持されている前記ソフトウェア
    をユーザシステムに登録する実行モジュール登録手段
    と、ユーザが前記ソフトウェアを登録し、実行するユー
    ザシステムと、前記ソフトウェアサーバシステムと前記
    ユーザシステムとを接続する通信機構とで構成され、前
    記ソフトウェアサーバシステムから前記ユーザシステム
    へ前記ソフトウェアを登録するときにパスワードの入力
    を要求するパスワード入力手段と、登録済みのパスワー
    ドを保管するパスワード記憶手段と、入力された前記パ
    スワードと前記パスワード記憶手段に保管されているパ
    スワードとを比較して、正しいパスワードを持たないユ
    ーザシステムへの登録を制限するパスワード比較手段
    と、前記パスワード入力手段でパスワードが入力されな
    いと、前記ユーザは新規登録ユーザであると判断され、
    その場合に前記ソフトウェアの購入手続きを行う支払い
    代行手段と、前記支払い代行手段を介して前記ソフトウ
    ェアを購入した前記ユーザに対して一意に定まるように
    パスワードを作成し、発行するパスワード作成手段とを
    備えることを特徴としたソフトウェアの使用を管理する
    ための装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザが前記支払い代行手段を介し
    て前記ソフトウェアを購入した場合、システムに登録さ
    れているユーザ名を取得するユーザ名取得手段を備え、
    取得した前記ユーザ名から前記ユーザに対して一意に定
    まるようにパスワードを作成することを特徴とする請求
    項1記載のソフトウェアの使用を管理するための装置。
  3. 【請求項3】 前記ユーザが前記支払い代行手段を介し
    て前記ソフトウェアを購入した場合、前記ユーザ名と前
    記ユーザシステムが保持するシステム名称を用いて前記
    ユーザに対して一意に定まるパスワードを作成すること
    を特徴とする請求項1記載のソフトウェアの使用を管理
    するための装置。
  4. 【請求項4】 前記ユーザが前記支払い代行手段を介し
    て前記ソフトウェアを購入した場合、前記ユーザ名と前
    記ユーザシステムが保持する日付と時間から前記ユーザ
    に対して一意に定まるパスワードを作成することを特徴
    とする請求項1記載のソフトウェアの使用を管理するた
    めの装置。
  5. 【請求項5】 前記パスワード記憶手段の内容を暗号化
    する暗号化パスワード作成手段と、前記暗号化パスワー
    ド作成手段で作成された、前記暗号化パスワードを保存
    しておく暗号化パスワード記憶手段と、前記暗号化パス
    ワード記憶手段に前記暗号化パスワード作成手段で作成
    された前記暗号化パスワードを登録する暗号化パスワー
    ド登録手段と、前記暗号化パスワードを登録済みの前記
    暗号化パスワード記憶手段の中から検索する暗号化パス
    ワード検索手段と、前記暗号化パスワードと、前記暗号
    化パスワード検索手段が検索した結果を比較し前記暗号
    化パスワード記憶手段に登録可能かどうかを判別する暗
    号化パスワード比較手段とを備えることを特徴とした請
    求項1記載のソフトウェアの使用を管理するための装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ユーザシステムに登録するモジュー
    ルを暗号化して、前記ソフトウェアサーバ内に保持する
    暗号化実行モジュール記憶手段と、前記パスワード比較
    手段が前記パスワードを前記パスワード記憶手段の中か
    ら検索できたら、前記暗号化された実行モジュールを解
    読して前記ユーザシステムに転送する実行モジュール解
    読手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のソフ
    トウェアの使用を管理するための装置。
  7. 【請求項7】 前記ユーザシステムに登録するモジュー
    ルを暗号化して、前記ソフトウェアサーバ内に保持する
    暗号化実行モジュール記憶手段と、前記暗号化パスワー
    ド比較手段が前記暗号化パスワードを前記暗号化パスワ
    ード記憶手段の中から検索できたら、前記暗号化された
    実行モジュールを解読して前記ユーザシステムに転送す
    る実行モジュール解読手段とを備えることを特徴とする
    請求項5記載のソフトウェアの使用を管理するための装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ソフトウェアサーバシステム内の前
    記実行モジュール記憶手段によって記憶されている前記
    ソフトウェアの版の情報を監視する実行モジュール更新
    確認手段と、前記実行モジュールが更新されたときに、
    登録されている前記ユーザに前記ソフトウェアが更新さ
    れた旨を、前記通信機構を用いて通知する更新情報通知
    手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のソフ
    トウェアの使用を管理するための装置。
  9. 【請求項9】 前記ソフトウェアサーバシステム内の前
    記暗号化実行モジュール記憶手段によって記憶されてい
    る前記暗号化された実行モジュールの版の情報を監視す
    る実行モジュール更新確認手段と、前記暗号化された実
    行モジュールが更新されたときに、登録されている前記
    ユーザに前記ソフトウェアが更新された旨を、前記通信
    機構を用いて通知する更新情報通知手段とを備えること
    を特徴とする請求項5記載のソフトウェアの使用を管理
    するための装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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