JPH09319262A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09319262A
JPH09319262A JP8148438A JP14843896A JPH09319262A JP H09319262 A JPH09319262 A JP H09319262A JP 8148438 A JP8148438 A JP 8148438A JP 14843896 A JP14843896 A JP 14843896A JP H09319262 A JPH09319262 A JP H09319262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
transfer
paper
toner
transfer belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP8148438A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Asami
彰 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH09319262A publication Critical patent/JPH09319262A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材を像担持体へ搬送する転写材搬送手段
をクリーニングするため、転写材搬送手段に付着した汚
れを効率的に除去可能とする。 【解決手段】 転写紙を像担持体である感光体ドラム1
へ搬送する転写ベルト14と、転写ベルト14の表面に
摺接し転写ベルト14上の付着物を除去するクリーニン
グブレード15とを備えた画像形成装置であり、転写ベ
ルト14により搬送される転写材が紙粉の多い紙種であ
る場合に、感光体ドラム1上の非作像部におけるトナー
付着量を増やす。これによりトナーがクリーニングブレ
ード15と転写ベルト14の間に噛み込んだ紙粉を洗い
流すように作用し、その結果、クリーニングブレード1
5がクリーニングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に転写材
を像担持体へ搬送する転写材搬送手段をクリーニングす
るための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】転写ベルトや転写ドラムのような転写材
搬送手段は、画像形成装置内において紙等の転写材を像
担持体へ搬送するものである。このような転写材搬送手
段に付着した紙粉やトナー等の汚れは、転写材を汚す原
因となる。そのため従来においては、転写材搬送手段に
摺接してその表面に付着した汚れを削ぎ落とすクリーニ
ングブレードを備えたものがある。
【0003】しかしながら、クリーニングブレードの転
写材搬送手段と接するエッジ部に、紙粉等の異物が長期
に亙って蓄積し挟み込まれていくと、ブレードエッジと
転写材搬送手段との間に微かな隙間を生じ、この隙間か
らトナーが漏れ出るかたちとなり、クリーニング不良の
原因となる。特に、再生紙等の紙粉の発生量の多い転写
紙を用いた場合には、このような不良が発生しやすい。
【0004】転写材搬送手段のクリーニング不良が発生
すると、転写材の裏汚れが生じる。汚れの度合いが更に
ひどくなると、転写材と転写材搬送手段の間にトナーが
介在して空隙ができ、転写材と転写材搬送手段との密着
性が低下し、転写材のジャムの原因となることがある。
このような問題を解決するために、従来から種々の方法
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−43769
号は、転写ベルトのクリーニングローラに正負のバイア
スを印加し、静電気的にトナー汚れ等をクリーニングす
るものである。しかしながら、紙粉やトナー汚れは必ず
しも静電気力のみによって転写ベルトに付着しているわ
けではないので、この方法ではクリーニングしきれない
汚れが経時的に蓄積されてしまうという問題がある。
【0006】特開平5−323801号は、転写ベルト
のクリーニングブレードにブレードクリーナーを設け、
ブレードエッジに噛み込んだ紙粉などを取り除き、紙粉
の多い転写紙を使用しても経時的にクリーニング能力が
低下しないようにしたものである。しかしながら、ブレ
ードクリーナーの設置が必要で、スペース的な制限があ
る画像形成装置筐体内においては、該ブレードクリーナ
ー設置のために装置全体のレイアウトを見直さなければ
ならないという問題がある。
【0007】特開平4−156494号は、多角形状の
周面を有するクリーニングブレードを設け、転写ベルト
に対する接触点を定期的に変えることによりブレードの
交換寿命を延ばそうとするものである。しかしながら、
この方法はコスト高であり、また設置スペースも必要と
なる問題がある。
【0008】そこで本発明の画像形成装置は、特別な部
材を必要とせずに転写材搬送手段に付着した汚れを効率
的に除去することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置のうち請求項1に係るものは、転写材を像担持体へ搬
送する転写材搬送手段と、該転写材搬送手段の表面に摺
接し該転写材搬送手段上の付着物を除去するクリーニン
グブレードとを備えた画像形成装置において、上記転写
材搬送手段により搬送される転写材が紙粉の多い紙種で
ある場合に、上記感光体ドラム上の非作像部におけるト
ナー付着量を増やすことを特徴とする。
【0010】同請求項2に係るものは、転写材を像担持
体へ搬送する転写材搬送手段と、該転写材搬送手段の表
面に摺接し該転写材搬送手段上の付着物を除去するクリ
ーニングブレードとを備えた画像形成装置において、上
記転写材搬送手段により搬送される転写材が紙粉の多い
紙種である場合に、上記感光体ドラム上の画像先端のト
ナー付着量を増やすことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。図1に画像形成装置の内部をその作
像部を中心に示す。図において感光体ドラム1は、帯電
ローラ2によって帯電され、露光ランプ3によってその
表面に潜像が形成される。ここで感光体ランプ3の露光
量を調整することによって、感光体ドラム1の潜像電位
を調整することができる。感光体ドラム1上の潜像は、
ここに現像剤であるトナーを静電吸着させることによっ
て顕在化される。トナーは、トナーホッパー4からパド
ル5によって現像ローラ6側に送られ、磁力によって現
像ローラ6に担持搬送されて感光体ドラム1に送られ
る。このとき、現像ローラ6に印加される現像バイアス
と潜像との電位差及びトナーの誘電厚みによって、現像
電界が定まる。バイアス電源7の出力はCPU9の命令
によって、PWM8を介して与えられる。図中11はイ
レーサであり、感光体ドラム1の除電を行うもので、ク
リーニングブレード12及びブラシ13は、感光体ドラ
ム1に付着した残トナーや他の付着物を除去するための
ものである。
【0012】感光体ドラム1の下面には、給紙トレイ1
6〜18から縦搬送路19を通って送られてくる転写紙
を感光体ドラム1に接触搬送させる転写ベルト14が設
けられる。転写紙はこの転写ベルト14に静電気的に吸
着され、感光体ドラム1に送られて、感光体ドラム1上
に顕在化されたトナー像が転写される。感光体ドラム1
上のトナー像は、バイアスローラ20に印加され転写ベ
ルト14へ付与された電荷と感光体ドラム1との間にで
きる電界によって、転写紙側に転写される。なお、転写
ベルト14は、作像動作実行時以外は感光体ドラム1に
当接されていない。本実施形態において給紙トレイは3
段あり、上段の2つの給紙トレイ16、17には普通紙
が、下段の給紙トレイ18には再生紙が収納されてい
る。CPU9は、画像形成装置のスキャナー部に置かれ
た原稿サイズに基づいて、相応するサイズの転写紙を収
容する給紙トレイを選択し搬送する。また、操作者が複
写前に、画像形成装置上面の操作画面10において、給
紙トレイを選択することもできる。
【0013】図中15はクリーニングブレードであり、
転写ベルト14に付着した残トナーや紙粉を除去するた
めのものである。クリーニングブレード15は、図4に
示すように、転写ベルト14の表面にそのエッジが接触
するように配置され、転写ベルト14が回転駆動するこ
とによって、その表面の付着物を削ぎ落とすようにして
除去する。ここで、トナー汚れ、紙粉は静電気的・非静
電気的に転写ベルトに付着するが、特に再生紙のように
紙粉の多い転写紙では、クリーニングブレード15のみ
では転写ベルト14上の付着物を除去しきれず、経時的
に転写ベルト14とクリーニングブレード15との間に
紙粉をかみ込み、クリーニング不良が発生することがあ
る。転写ベルト14上にトナーが残ると転写紙の裏汚れ
が発生し、転写紙と転写ベルトの間に空隙が生じ、密着
度が下がることで、分離不良をおこし、分離ジャムが発
生する。
【0014】本実施形態においては複写する転写紙とし
て普通紙が選択されたか再生紙が選択されたかによっ
て、現像ローラ6に与えるバイアス電圧を変え、トナー
の供給量を調整する。図2はこの制御を示すフローチャ
ートである。操作者により操作画面10上の複写キーが
押されると(ステップ1)、CPU9は原稿サイズにあ
った転写紙が収容される給紙トレイを給紙トレイ16〜
18から選択する。選択された給紙トレイが普通紙用の
ものであるか再生紙用のものであるか判断され(ステッ
プ2)、普通紙用のもの、すなわち給紙トレイ16又は
17である場合には、CPU10は現像ローラ6に正規
のバイアスである−250Vのバイアス電圧を印加する
(ステップ3)。選択された給紙トレイが再生紙用のも
の、すなわち給紙トレイ18である場合には、CPU1
0は現像ローラ6に後述する再生紙用のバイアスを印加
する(ステップ4)。上記いずれかのバイアスが印加さ
れた後に、作像動作が開始される(ステップ5)。
【0015】図3は、感光体ドラム1からみた現像ロー
ラ6へのバイアス印加の制御のタイミングを示してい
る。上記フローチャートにおいて、選択された給紙トレ
イが普通紙用のものである場合には、現像ローラ回転前
に正規のバイアス(−250V)が印加される(ステッ
プ3)。この場合に図3(i)に示すように、感光体ド
ラム1上の潜像は0Vであるから、まったく現像はされ
ないため、地肌部にはほとんどトナーが付着しない。
【0016】一方、選択された給紙トレイが再生紙用の
ものである場合には、図3(ii)に示すように、画先
端−2cm〜+2cmの範囲で現像バイアス−150V
が印加される。実施例では−150Vのバイアスで、図
5に示すように薄っすらと地肌カブリ21が生じること
が確認された。これにより、図4に示すようにトナー2
2が、クリーニングブレード15と転写ベルト14の間
に噛み込んだ紙粉23を洗い流すように作用し、クリー
ニングブレード15のエッジ15aがクリーニングされ
る。また、トナー22がエッジ15a前方に詰まること
によって、ここに新たに紙粉が噛み込むことがなくな
る。
【0017】本実施形態においては、普通紙と再生紙と
によりトナー供給量を区別することとしたが、本発明に
おいては、再生紙以外に、繊維の多い転写紙や紙粉の多
い転写紙等と普通紙とを区別してトナー量を調整するこ
とができる。また本実施形態においては、像担持体が感
光体ドラム、転写材搬送手段が転写ベルトのものである
が、本発明はこれに限定されず、像担持体が感光体ベル
トや感光体へのトナーを一旦担持する中間転写ベルトで
あってもよく、転写材搬送手段が転写ドラム等であって
もよいことはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置は以上説明して
きたように、転写材搬送手段により搬送される転写材が
再生紙のような紙粉の多い紙種のものである場合に、像
担持体上の非作像部におけるトナー付着量を増やす構成
であるため、トナーがクリーニングブレードと転写材搬
送手段の間に噛み込んだ紙粉を洗い流すように作用し、
その結果、クリーニングブレードがクリーニングされ、
トナーがクリーニングブレードのエッジに詰まることに
よって、ここに新たに紙粉が噛み込むことがなくなり、
再生紙等紙粉の多い転写紙の使用時に発生しやすい紙粉
噛み込みによるクリーニング不良を防止することができ
るという効果がある。また、紙粉の少ない転写紙におい
ては通常のトナー供給が行われ、不必要にトナーを消費
することがないという効果がある。さらに本発明は、転
写材の紙種に応じてトナーの供給量を変えるだけの構成
であるため、該装置を実現するために特別な機構を必要
としないという効果もある。
【0019】請求項2の画像形成装置は、請求項1の効
果に加えて、転写材搬送手段により搬送される転写材が
紙粉の多い紙種である場合に、像担持体上の画像先端の
トナー付着量を増やす構成であるため、転写材が像担持
体と転写材搬送手段との間のニップ部を通過するとき
に、像担持体と転写材との間にトナーが介在して空隙が
生じ、像担持体と転写材との間の密着度が低下するた
め、分離余裕度が上がり、従って、転写材搬送手段の密
着度が低下しても、分離ジャムの頻度を減らすことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の内部を示す
側面図である。
【図2】本発明におけるトナー供給制御のためのフロー
チャートである。
【図3】普通紙及び再生紙を通紙する場合の印加バイア
スのタイミングチャートである。
【図4】転写ベルトとクリーニングブレードとの接触部
を拡大して示す側面図である。
【図5】感光体ドラムと転写ベルトとの接触部を拡大し
て示す側面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 3 露光ランプ 4 トナーホッパ 5 パドル 6 現像ローラ 7 バイアス電源 8 PWM 9 CPU 10 操作画面 11 イレーサ 12 クリーニングブレード 13 ブラシ 14 転写ベルト 15 クリーニングブレード 15a エッジ 16、17 普通紙用給紙トレイ 18 再生紙用給紙トレイ 19 縦搬送路 20 バイアスローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材を像担持体へ搬送する転写材搬送
    手段と、該転写材搬送手段の表面に摺接し該転写材搬送
    手段上の付着物を除去するクリーニングブレードとを備
    えた画像形成装置において、上記転写材搬送手段により
    搬送される転写材が紙粉の多い紙種である場合に、上記
    感光体ドラム上の非作像部におけるトナー付着量を増や
    すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写材を像担持体へ搬送する転写材搬送
    手段と、該転写材搬送手段の表面に摺接し該転写材搬送
    手段上の付着物を除去するクリーニングブレードとを備
    えた画像形成装置において、上記転写材搬送手段により
    搬送される転写材が紙粉の多い紙種である場合に、上記
    感光体ドラム上の画像先端のトナー付着量を増やすこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP8148438A 1996-03-25 1996-05-16 画像形成装置 Pending JPH09319262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8148438A JPH09319262A (ja) 1996-03-25 1996-05-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-96021 1996-03-25
JP9602196 1996-03-25
JP8148438A JPH09319262A (ja) 1996-03-25 1996-05-16 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09319262A true JPH09319262A (ja) 1997-12-12

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ID=26437227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8148438A Pending JPH09319262A (ja) 1996-03-25 1996-05-16 画像形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09319262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126506A (ja) * 2002-05-02 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2013109059A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126506A (ja) * 2002-05-02 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
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