JPH09313605A - 鼻腔洗浄器 - Google Patents
鼻腔洗浄器Info
- Publication number
- JPH09313605A JPH09313605A JP8174055A JP17405596A JPH09313605A JP H09313605 A JPH09313605 A JP H09313605A JP 8174055 A JP8174055 A JP 8174055A JP 17405596 A JP17405596 A JP 17405596A JP H09313605 A JPH09313605 A JP H09313605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- bottle
- solution
- nosal
- adapter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鼻腔内の異物を洗浄して除去する。
【構成】 弾力性のあるボトルの蓋に、先端にアダプタ
ーのついたパイプを密閉嵌着する。もう一方の鼻腔には
栓を嵌着する。ボトルを押して洗浄液（温かい塩水）を
注入すると、洗浄液はもう一方の鼻腔と口腔内に溢れ出
す。洗浄液を吐き出し数回繰り返した後、アダプターと
栓を入れ換え再度行なう。鼻腔内のアレルゲンは排除さ
れ、くしゃみ、鼻水、咳、目のかゆみ等の諸症状は即座
に消滅する。 鼻腔内の雑菌を除去することは、口の喉
よりも効果的で、花粉、だになどのアレルギーばかりで
なく、インフルエンザ等のウイルス性の病気の発生も抑
える可能性もある。
ーのついたパイプを密閉嵌着する。もう一方の鼻腔には
栓を嵌着する。ボトルを押して洗浄液（温かい塩水）を
注入すると、洗浄液はもう一方の鼻腔と口腔内に溢れ出
す。洗浄液を吐き出し数回繰り返した後、アダプターと
栓を入れ換え再度行なう。鼻腔内のアレルゲンは排除さ
れ、くしゃみ、鼻水、咳、目のかゆみ等の諸症状は即座
に消滅する。 鼻腔内の雑菌を除去することは、口の喉
よりも効果的で、花粉、だになどのアレルギーばかりで
なく、インフルエンザ等のウイルス性の病気の発生も抑
える可能性もある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は鼻腔内の異物を除
去する為に、密閉した鼻腔から口腔内に、強制的に洗浄
液を通す、携帯可能な鼻腔洗浄器に関するものである。
去する為に、密閉した鼻腔から口腔内に、強制的に洗浄
液を通す、携帯可能な鼻腔洗浄器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より花粉症などのアレルギー症状を
抑えるために様々な方法があった。 １．杭ヒスタミン薬剤。 ２．アレルゲンに反応しない為のワクチン。 ３．アレルゲンを吸い込まないための各種用具。 ４．アレルゲンを洗浄するための器具。 ５．塩を溶かしたぬるま湯を吸い込んで洗浄する方法。
抑えるために様々な方法があった。 １．杭ヒスタミン薬剤。 ２．アレルゲンに反応しない為のワクチン。 ３．アレルゲンを吸い込まないための各種用具。 ４．アレルゲンを洗浄するための器具。 ５．塩を溶かしたぬるま湯を吸い込んで洗浄する方法。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は次のよ
うな欠点があった。 １．症状を抑えるための各種薬品は、主として杭ヒスタ
ミン剤のため、眠くなり、精神神経を集中する場合には
使えなかった。 ２．アレルゲンに対するワクチンは、長期の通院が必用
であり、しかも、成功する保証はない。 ３．花粉を目や鼻に入れないためのマスク、眼鏡など
は、外見も悪いし、うっとうしく、接客業に従事する人
は相手に対する失礼を考えて使うことは出来なかった。
又、特に眼鏡などは外出時には仰々しくて使えないし、
常時装着することのできないものは実用に適さない。 ４．洗浄液を噴出する洗浄器は、鼻腔内を通過しないた
め一部だけしか洗浄できず、不完全でしかも水が飛び散
る為に使用する場所が限定される。 ５．塩を入れたぬるま湯を鼻から吸い込む洗浄法は、ア
レルゲンを除去するために最も完全に近い方法である
が、吸い加減が分からない最初に、気管に入れて苦し
み、懲りてしまう人が殆どであった。又外出時には、湯
と、塩と、容器を携帯し、しかも人目が少ない場所で、
出した水を処理できるある程度の広さが必用なため、実
行が難しかった。本発明はこれらの欠点を解決するため
に発明されたものである。
うな欠点があった。 １．症状を抑えるための各種薬品は、主として杭ヒスタ
ミン剤のため、眠くなり、精神神経を集中する場合には
使えなかった。 ２．アレルゲンに対するワクチンは、長期の通院が必用
であり、しかも、成功する保証はない。 ３．花粉を目や鼻に入れないためのマスク、眼鏡など
は、外見も悪いし、うっとうしく、接客業に従事する人
は相手に対する失礼を考えて使うことは出来なかった。
又、特に眼鏡などは外出時には仰々しくて使えないし、
常時装着することのできないものは実用に適さない。 ４．洗浄液を噴出する洗浄器は、鼻腔内を通過しないた
め一部だけしか洗浄できず、不完全でしかも水が飛び散
る為に使用する場所が限定される。 ５．塩を入れたぬるま湯を鼻から吸い込む洗浄法は、ア
レルゲンを除去するために最も完全に近い方法である
が、吸い加減が分からない最初に、気管に入れて苦し
み、懲りてしまう人が殆どであった。又外出時には、湯
と、塩と、容器を携帯し、しかも人目が少ない場所で、
出した水を処理できるある程度の広さが必用なため、実
行が難しかった。本発明はこれらの欠点を解決するため
に発明されたものである。
【０００４】
【問題を解決するための手段】弾力性のあるボトル
（１）の蓋（３）にパイプ（２）を通し、更に吸入専用
のチェックバルブ（４）を取り付ける。パイプの先端に
は鼻腔を密閉する為のアダプター（６）が取り付けられ
ている。更に別に小さな通気孔を通した栓をセットで用
いる。
（１）の蓋（３）にパイプ（２）を通し、更に吸入専用
のチェックバルブ（４）を取り付ける。パイプの先端に
は鼻腔を密閉する為のアダプター（６）が取り付けられ
ている。更に別に小さな通気孔を通した栓をセットで用
いる。
【０００５】
【発明の実施の形態】先ずボトル（１）に洗浄液を入
れ、蓋（３）を取り付ける。蓋（３）には吸入専用のチ
ェックバルブ（４）とパイプ（２）が取り付けられてい
る。片方の鼻腔にパイプ（２）の先端のアダプター
（６）を押し込んで嵌着密閉し、もう一方の鼻腔には栓
（７）を嵌着する。ボトルを圧迫すると、圧力に押し出
された洗浄液は鼻腔に噴出し、もう一方の鼻腔と口腔に
溢れでる。ボトルの圧力を除去すると、チェックバルブ
（４）が開いて外気を吸入し、弾力によって元の形に戻
る。
れ、蓋（３）を取り付ける。蓋（３）には吸入専用のチ
ェックバルブ（４）とパイプ（２）が取り付けられてい
る。片方の鼻腔にパイプ（２）の先端のアダプター
（６）を押し込んで嵌着密閉し、もう一方の鼻腔には栓
（７）を嵌着する。ボトルを圧迫すると、圧力に押し出
された洗浄液は鼻腔に噴出し、もう一方の鼻腔と口腔に
溢れでる。ボトルの圧力を除去すると、チェックバルブ
（４）が開いて外気を吸入し、弾力によって元の形に戻
る。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について説明する。弾力性の
あるボトル（１）に湯と適度の塩を入れ塩水を作る。ア
ダプターを片方の鼻に入れて隙間なく密閉して嵌着す
る。もう一方には栓（１１）を嵌着する。ボトルを押し
て洗浄液を噴出させる。洗浄液はもう一方の鼻腔と口腔
内に溢れる。それを吐き出せば良い。手の力を抜くと圧
力は消滅し、弾力性のあるボトルはチェックバルブによ
って外気を吸い込み、ボトルは元の大きさに戻る。アダ
プターと栓を入れ換えてもう一度行なう。ボトルの大き
さや形は携帯に便利なもので良い。一回の使用量は２０
０ｃｃ位で充分であり、少なくとも２回分（４００ｃ
ｃ）入ると次の洗浄液の温度を適度なものに出来る。水
温は２５−３０度が快適であるが、常温でも特に支障は
ない。尚、鼻腔への注入を両方一度にする方法もある
が、水温によっては口蓋が収縮して開き難く、圧力が高
まると耳への影響もあり、軽く吸っても気管に飛び込ん
でむせたりする恐れもある。片方ずつで注入し、もう一
方に圧力調整のための小さな孔を付けることによって、
洗浄液はスムーズに口腔に流れ、初めて行なう人でも、
むせたりすることもなく鼻腔の奥まで洗浄することが出
来る。本発明は以上のような構造でこれを使用するとき
は、洗浄と同時にくしゃみ、鼻水、咳、目のかゆみなど
全ての症状が即座に消滅する。次に花粉が鼻腔内に堆積
するまで症状は出ない。花粉の量が少ないときは朝晩の
２回くらいの洗浄で快適な一日を送ることが出来る。ア
レルゲンを除去することは薬で抑えるよりも完全な治療
法であり、又、副作用の心配もなく、容器と小量の塩を
携帯するだけで、吐き出した水を流す場所さえあれば何
時でも使用でき、減った水は何処でも補給できる。暖房
処理は特に必用がなく、花粉の飛ぶ量が多い日の外出に
も携帯できて便利である。
あるボトル（１）に湯と適度の塩を入れ塩水を作る。ア
ダプターを片方の鼻に入れて隙間なく密閉して嵌着す
る。もう一方には栓（１１）を嵌着する。ボトルを押し
て洗浄液を噴出させる。洗浄液はもう一方の鼻腔と口腔
内に溢れる。それを吐き出せば良い。手の力を抜くと圧
力は消滅し、弾力性のあるボトルはチェックバルブによ
って外気を吸い込み、ボトルは元の大きさに戻る。アダ
プターと栓を入れ換えてもう一度行なう。ボトルの大き
さや形は携帯に便利なもので良い。一回の使用量は２０
０ｃｃ位で充分であり、少なくとも２回分（４００ｃ
ｃ）入ると次の洗浄液の温度を適度なものに出来る。水
温は２５−３０度が快適であるが、常温でも特に支障は
ない。尚、鼻腔への注入を両方一度にする方法もある
が、水温によっては口蓋が収縮して開き難く、圧力が高
まると耳への影響もあり、軽く吸っても気管に飛び込ん
でむせたりする恐れもある。片方ずつで注入し、もう一
方に圧力調整のための小さな孔を付けることによって、
洗浄液はスムーズに口腔に流れ、初めて行なう人でも、
むせたりすることもなく鼻腔の奥まで洗浄することが出
来る。本発明は以上のような構造でこれを使用するとき
は、洗浄と同時にくしゃみ、鼻水、咳、目のかゆみなど
全ての症状が即座に消滅する。次に花粉が鼻腔内に堆積
するまで症状は出ない。花粉の量が少ないときは朝晩の
２回くらいの洗浄で快適な一日を送ることが出来る。ア
レルゲンを除去することは薬で抑えるよりも完全な治療
法であり、又、副作用の心配もなく、容器と小量の塩を
携帯するだけで、吐き出した水を流す場所さえあれば何
時でも使用でき、減った水は何処でも補給できる。暖房
処理は特に必用がなく、花粉の飛ぶ量が多い日の外出に
も携帯できて便利である。
【０００７】
【発明の効果】毎年花粉症に悩む人は増え続け、今は６
人に一人の患者がいると云う。それに対する治療法はま
だ確立されているとは云えず、それぞれ不完全な対症療
法を行なっているが、眠気を伴う抗ヒスタミン剤以外の
方法は、殆ど効果がないのが現状である。根本的な治療
法としては、先ず花粉、だに、その他のアレルゲンに反
応しない体質の改善が考えられるが、それも現在のとこ
ろ不可能に近い。次に花粉を吸い込まない方法としてマ
スク、眼鏡などの工夫はあるものの、一日中装着してい
ることはうっとうしく、しかも様々な生活様式の内にあ
っては不可能である。花粉その他のアレルゲンはある程
度たまると症状を出す。そこで吸い込んだ花粉を洗い流
せば、他の対症療法は全て不要になる。洗浄方法を完全
にすることで症状を完全に食い止めることが出来る。こ
の洗浄方法は花粉の飛ぶ量によって回数は大きく異なる
が、余り多くない場合は一日一回、最も多いときで２時
間くらいは無症状が持続する。鼻腔内には雑菌などが溜
り易い場所がある、特に花粉の時期にかかわらず、平常
から洗浄の習慣を付けることで、だになどのアレルギ
ー、風邪のウイルス、などの被害からも解放されると考
えられ、保健衛生上からも推奨されるものである。更に
携帯性を持たせることで外出する場合に対応し、永年の
悩みが殆ど解消することを得る。
人に一人の患者がいると云う。それに対する治療法はま
だ確立されているとは云えず、それぞれ不完全な対症療
法を行なっているが、眠気を伴う抗ヒスタミン剤以外の
方法は、殆ど効果がないのが現状である。根本的な治療
法としては、先ず花粉、だに、その他のアレルゲンに反
応しない体質の改善が考えられるが、それも現在のとこ
ろ不可能に近い。次に花粉を吸い込まない方法としてマ
スク、眼鏡などの工夫はあるものの、一日中装着してい
ることはうっとうしく、しかも様々な生活様式の内にあ
っては不可能である。花粉その他のアレルゲンはある程
度たまると症状を出す。そこで吸い込んだ花粉を洗い流
せば、他の対症療法は全て不要になる。洗浄方法を完全
にすることで症状を完全に食い止めることが出来る。こ
の洗浄方法は花粉の飛ぶ量によって回数は大きく異なる
が、余り多くない場合は一日一回、最も多いときで２時
間くらいは無症状が持続する。鼻腔内には雑菌などが溜
り易い場所がある、特に花粉の時期にかかわらず、平常
から洗浄の習慣を付けることで、だになどのアレルギ
ー、風邪のウイルス、などの被害からも解放されると考
えられ、保健衛生上からも推奨されるものである。更に
携帯性を持たせることで外出する場合に対応し、永年の
悩みが殆ど解消することを得る。
【図１】 本発明の組立正面の断面図
【図２】 本発明の栓の正面図
【図３】 本発明の栓の平面図
１ 弾力性のあるボトル ２ 蓋に通したパイプ ３ ボトルの蓋 ４ 吸入専用チェックバルブ ５ 洗浄液 ６ アダプター ７ 栓
Claims (1)
- 【請求項１】ボトルの上部に蓋（３）を設け、蓋（３）
に吸入専用のチェックバルブ（４）を取り付けて、パイ
プ（２）を通し、パイプ（２）の先端にアダプターを設
け、別に小さな通気孔を持った栓をセットにした鼻腔洗
浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8174055A JPH09313605A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 鼻腔洗浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8174055A JPH09313605A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 鼻腔洗浄器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313605A true JPH09313605A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15971837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8174055A Pending JPH09313605A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 鼻腔洗浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09313605A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2395129A (en) * | 2002-11-18 | 2004-05-19 | William George Lyne | Nasal hygiene device |
| JP2010520033A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ライノシステムズ インク． | 鼻洗浄システム及び方法 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP8174055A patent/JPH09313605A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2395129A (en) * | 2002-11-18 | 2004-05-19 | William George Lyne | Nasal hygiene device |
| JP2010520033A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ライノシステムズ インク． | 鼻洗浄システム及び方法 |
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