JPH09312231A - 転移導体の自己融着方法 - Google Patents

転移導体の自己融着方法

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JPH09312231A
JPH09312231A JP12758196A JP12758196A JPH09312231A JP H09312231 A JPH09312231 A JP H09312231A JP 12758196 A JP12758196 A JP 12758196A JP 12758196 A JP12758196 A JP 12758196A JP H09312231 A JPH09312231 A JP H09312231A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】転移導体の自己融着時の加熱方法を工夫するこ
とにより転移導体の機械的強度を高める。 【解決手段】転移導体が巻かれた巻線7の加熱処理用の
熱源として、真空容器26の外側に配されるとともに制
御電源12より給電されるヒータ11から供給される
熱、および、制御電源19から巻線7へ流される電流で
生ずるジュール熱の双方が用いられ、転移導体を内外か
ら加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大容量の変圧器
巻線に用いられている転移導体の素線同士を互いに接着
させ、機械的に強い転移導体を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】転移導体とは、導体部が複数本の素線に
分割され、その素線が並列に束ねられた電線であり、変
圧器巻線内に生ずるうず電流損を低減させるために用い
られるものである。図3は、転移導体の構成を示す断面
図であり、それぞれ(A)は全体の断面図、(B)は素
線の断面図である。図3(A)において、導体部が9本
の素線1に分割され、絶縁シート2で束ねられてある。
各素線1は、二列に配列され中央が絶縁性のセパレータ
3で区画されている。後述されるように、素線1は、そ
の相互位置が長さ方向(図の奥行き方向)の途中で順次
転移している。図3(B)において、素線1は、断面が
矩形状の導線(以下、平角導線と称す)4に絶縁塗料5
が焼き付けられ、さらにその周囲に熱硬化性の接着剤6
が塗布されている。素線1は、いわゆるエナメル線とよ
ばれ、平角導線4が銅材またはアルミニウム材よりな
る。一方、絶縁塗料5は耐熱性の優れたエナメル材、例
えば、ポリビニルフルオライド(PVF)などである。
接着剤6は熱硬化性のものであり、エポキシ系の接着剤
が用いられる。図3(A)の絶縁シート2やセパレータ
3は、絶縁紙やプラスチックフイルムが用いられる。図
3(B)の素線1を図3(A)のように配列し束ねた
後、全体を加熱すると接着剤6が硬化し、素線1同士が
互いに接着(自己融着)するようになる。一般に、転移
導体を各素線1に分割したままにしておくと、機械的に
耐える力がどうしても劣ってくる。各素線1を互いに接
着剤6で固めることによって、転移導体が機械的に丈夫
になり、巻線に大きな電磁機械力が発生しても充分に耐
えるようになる。
【0003】図4は、転移導体の素線転移の状態を示す
斜視図である。ただし、図4では、絶縁シートやセパレ
ータは除かれ、素線1の配列構成だけが示されている。
素線1の相互位置が長さ方向の途中の位置1A,1Bで
順次転移している。上部の素線1が右列の最上段へ移
り、次に、順次右列の下段へと転移する。右列の最下段
へ来た素線1は左列の最下段へ移り、その後、順次左列
の上段へと転移する。左列の最上段へ来た素線1は、再
び右列の最上段へ移り、以下同様に素線1が転移を繰り
返す。
【0004】巻線内では、漏れ磁束に対して直角方向の
導体厚さが大きいと、一本の導体の両側で鎖交磁束が異
なる。これによって、渦電流が流れて導体の電流分布が
不均一になり、交流抵抗損が増大する。巻線に大電流を
流す場合、この抵抗損を低減するには、磁束と直角方向
の導体厚さを小さくし、多数の互いに絶縁された素線1
を並列に束ねることによって対処することができる。そ
の際に、素線1を図3のように途中で転移させ、全長に
亙る磁束鎖交数を各素線1とも平均化させれば、抵抗損
をさらに低減することができる。
【0005】図5は、従来の変圧器の加熱装置の構成を
示す一部破砕断面図であり、真空容器26の一部を破砕
して内部を見た図である。真空容器26に巻線7と鉄心
8とを備えた変圧器25が収納されている。真空容器2
6には、配管10を介して真空ポンプ9が接続され、一
方、真空容器26の外壁には制御電源12より給電され
るヒータ11が装着されている。巻線7の表面には温度
センサ13が取り付けられ、この温度センサ13の出力
信号は気密端子15を通る測定線14を介して制御電源
12に入力されている。
【0006】図5の装置は、組み上がった変圧器の乾燥
装置である。転移導体の自己融着は、乾燥工程で加えら
れる熱で行われる。すなわち、自己融着工程と乾燥工程
とが同時に実施される。変圧器の乾燥工程では、加熱に
よって水分を蒸発し、その水分を真空排気するので、必
ず加熱処理が行われる。自己融着工程と乾燥工程におけ
る加熱温度を同一にすることによって、変圧器を乾燥し
ながら、転移導体を自己融着させることができる。制御
電源12が、温度センサ13の出力信号を受けることに
よって、ヒータ11への給電を制御し変圧器の温度を一
定に保っている。転移導体は、変圧器25の巻線7に巻
かれた状態で自己融着し、機械的に丈夫な巻線7とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転移導
体を機械的にさらに丈夫なものにしたいという要望がだ
されていた。すなわち、転移導体が使用される変圧器
は、前述のように大容量なので、変圧器の短絡時に発生
する電磁機械力に対して、より高い値に耐えるように巻
線を構成しておく必要がある。一方、従来の自己融着方
法では、転移導体を外側表面からのみ加熱するので、ど
うしても転移導体内部の温度上昇が外部のそれより遅く
なる。そのために、転移導体外側の接着材が先に硬化
し、転移導体内部に残留応力が発生しがちであった。し
たがって、従来は、転移導体自体の機械的強度に限界が
あったので、転移導体として太いものが用いられ、変圧
器全体も大きくなっていた。転移導体の太さを変えない
でその機械的強度を高める方法が従来から強く要望され
ていた。
【0008】この発明の目的は、転移導体の自己融着時
の加熱方法を工夫することにより転移導体の機械的強度
を高めることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の方法によれば、導線に絶縁塗料が焼き付
けられてなる素線が複数本並列に束ねられ、素線の相互
位置が長さ方向の途中で順次転移する転移導体の素線同
士を互いに接着させる方法であって、素線表面に熱硬化
性の接着剤が予め塗布され、加熱処理することによって
接着剤を硬化させ素線同士を互いに接着させる転移導体
の自己融着方法において、加熱処理用の熱源として転移
導体の外側から供給される熱および素線の導線の通電に
よって生ずるジュール熱の双方が用いられることとする
とよい。この方法によって自己融着された転移導体の機
械的強度が、従来のものより高くなることを発明者らが
発見した。転移導体が外部と内部の双方から加熱される
ので、転移導体が内部に残留歪みを残すことなく硬化し
たためである。
【0010】かかる方法において、転移導体の外側から
供給される熱が転移導体の外側に配されたヒータから供
給されることとしてもよい。この方法によって、ヒータ
への給電を制御するだけで、転移導体の外表面温度を一
定に保つことができるので、転移導体の外側から熱を供
給する加熱処理用の熱源を簡素なものとすることができ
る。
【0011】かかる方法において、加熱処理工程で転移
導体の外表面と素線の導線との温度が、同じになるよう
にヒータおよび通電電流を制御することとしてもよい。
この方法によって、転移導体内部の残留歪みを最小にす
ることができ、転移導体の機械的強度を大きく向上させ
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明による転移導体の自己融
着方法は、加熱処理用の熱源として転移導体の外側から
供給される熱および導線の通電によって生ずるジュール
熱の双方が用いられる。以下、この発明を実施例に基づ
いて説明する。図1は、この発明の実施例にかかる変圧
器の加熱装置の構成を示す一部破砕断面図である。巻線
7の端子7A,7Bに電流リード18が接続され、気密
端子17を介して真空容器26の外部へ引き出されてい
る。電流リード18は、さらに抵抗検出器20を介して
制御電源19に接続されている。その他は、図5の従来
の構成と同じである。従来と同じ部分には同一参照符号
を付け、詳細な説明をここで繰り返すことは省略する。
【0013】図1において、抵抗検出器20は、電流リ
ード18に流れている電流と、電流リード18間の電圧
を検出して、巻線7の導体抵抗を算出する。さらに、抵
抗検出器20は、その導体抵抗を出力信号21として制
御電源19へ送っている。金属の抵抗は、その温度によ
って決まった値を示し温度上昇とともに大きくなる。し
たがって、巻線7の導体抵抗から転移導体内の平角導線
の温度を知ることができる。転移導体内の平角導線の温
度を一定に保つために、制御電源19は、巻線7の導体
抵抗がある値以上になったら、巻線7への給電を止め、
巻線7の導体抵抗がある値以下になったらまた給電を始
めるようになっている。この制御電源19によって、転
移導体内の平角導線の温度が一定に保たれる。一方、転
移導体の外表面温度は、図5の従来の装置で述べたよう
に、制御電源12が、巻線7の表面に設けられた温度セ
ンサ13の出力信号を受けることによってヒータ11へ
の給電を制御し、巻線7の表面温度を一定に保ってい
る。
【0014】なお、ヒータ11による転移導体の外部か
らの加熱は下記のように行う。 (1)加熱対象となる巻線7が小形でその熱容量が小さ
い場合:真空加熱、すなわち、真空容器26を真空にし
ておいて真空容器26の外部よりヒータ11で加熱する
ことだけで、加熱が可能である。真空容器26内は真空
加熱中は真空となるため、巻線7への熱伝達は輻射のみ
によるものとなり、加熱効率は低いが、巻線7へ熱容量
が小さいので、巻線7の表面温度を維持するのに十分な
加熱ができる。巻線7から蒸発した水分は、真空ポンプ
9により真空排気される。 (2)加熱対象となる巻線7が大形でその熱容量が大き
い場合:真空加熱と温風加熱とを次のように交互に繰り
返して行う。
【0015】温風加熱、すなわち、真空容器26に空
気を入れておいて、真空容器26の外部よりヒータ11
で加熱して真空容器26内に温風を発生させることによ
り、巻線7の表面温度を上昇させる。 次に、真空加熱、すなわち、真空容器26を真空に引
き、真空容器26の外部よりヒータ11で加熱しなが
ら、巻線7から蒸発した水分を真空排気する。
【0016】真空加熱を続けていると、真空加熱では
その加熱効率が低いので、巻線7の熱容量が大きい場
合、加熱効率が不十分であるため、巻線7の表面温度が
低下して行く。 そこで、再度、真空加熱よりも加熱効率の高い項の
温風加熱を行う。 以降、上記と同様にして、真空加熱と温風加熱とを交
互に繰り返す。
【0017】また、転移導体の外側から供給される熱
は、上記のような転移導体の外側に配されたヒータ11
ではなく、例えば、変圧器25が収納された真空容器2
6に外部から加熱された空気のような温風を送り込むこ
とによっても供給することができる。上述のように、双
方の制御電源12,19によって、転移導体の温度制御
が行われので、転移導体の自己融着時は、転移導体の内
外の温度差を小さくする、あるいは、温度差を無くする
ことができる。従来の自己融着方法では、転移導体を外
側表面からのみ加熱するので、どうしても転移導体内部
の温度上昇が外部のそれより遅くなる。そのために、転
移導体の外側の接着材が先に硬化し、転移導体内部に残
留応力が発生がちであった。発明者らは、この発明の方
法を実施し、転移導体の機械的強度が高まることを確認
することができた。以下に、その実施例を紹介する。
【0018】
【実施例】本発明の方法によって自己融着された転移導
体および従来の方法によって自己融着された転移導体を
それぞれ製作した。供試転移導体は、いずれも平角導体
を銅材、絶縁塗料をポリビニルフルオライド、絶縁シー
トとセパレータとをプラスチックフイルムとし、素線総
数を13、各素線の厚さを2mm、各素線の幅を5.5
mm、絶縁シートの厚さを1.1mmとした。
【0019】図2は、転移導体が歪むときの荷重を調べ
るための装置の斜視図である。上記の供試転移導体は、
この図2の装置でもって機械的強度が調べられた。供試
転移導体22を距離Lだけ離れた二台の支持台23の上
に載置し、この二台の支持台23の中央において、供試
転移導体22の上から加重装置24で荷重Fを下方にか
ける。この荷重Fによって供試転移導体22が点線のよ
うに歪み、その歪み寸法Dが所定の値になったときの荷
重Fを知ることによって転移導体の機械的強度を評価す
ることができる。表1に転移導体の機械試験結果を示
す。
【0020】
【表1】 表1において、実施例1,2は、ともに図1の装置によ
り、この発明に基づいて双方の制御電源12,19が用
いられ、各制御電源12,19の設定温度をいずれも1
30℃とした。だだし、その加熱時間は、実施例1を1
2h、実施例2を24hとした。一方、従来例は、図5
の装置により制御電源12だけが用いられ、制御電源1
2の設定温度を130℃とした。その加熱時間は、18
ないし24hとした。表1における荷重Fは、いずれも
図2における支持台23の離隔距離Lを100mmと
し、転移導体の歪み寸法Dが2mmのときの値(平均)
である。従来例に対して、実施例1,2は、ともに荷重
Fが5割以上も増大し、当然のことながら加熱時間の長
い方が荷重Fは大きい。実施例1,2の荷重Fが、従来
例のそれより大きくなった理由は、前述されたように転
移導体内部の残留応力が緩和されたためである。この理
由は、図2による機械試験以外に、転移導体間の部分放
電開始電圧を調べることによっても分かる。すなわち、
転移導体が自己融着するときに、歪みが大きいと素線間
に微小なクラックは生じやすくなる。実験によれば、従
来例の場合より、実施例1,2の方が転移導体間の部分
放電開始電圧が1.5倍も高いことが分かった。
【0021】なお、表1における実施例1,2は、転移
導体の内外の設定温度を同じにした場合のものである
が、内外の設定温度は必ずしも同一でなくてもよい。い
ずれは平衡するのであるから、内外の設定温度が十℃前
後であるならば残留応力の緩和が起こる。変圧器の乾燥
処理だけを考えると、巻線の通電加熱方法は従来から公
知である。しかし、その場合は、真空容器は単に保温容
器として利用されていた。また、変圧器の据え付け現地
で巻線を乾燥処理したい場合に加熱容器が現地にないの
で、この通電加熱方法を用いることができるということ
も知られている。しかし、転移導体の外側からの加熱と
導体自体の通電加熱とを組み合わせて、転移導体を自己
融着させるという発明は今回が始めてである。
【0022】なお、上記の実施例では、転移導体の素線
の導体が平角導線、すなわち、断面が矩形状の場合につ
いて記載したが、本発明は、断面が矩形状以外の形状、
例えば、円形の導体にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明の方法は前述のように、加熱処
理用の熱源として転移導体の外側から供給される熱およ
び素線の導線の通電によって生ずるジュール熱の双方が
用いられる。そのために、転移導体内部の残留応力が緩
和され、転移導体の機械的強度が増大する。それによっ
て、巻線が短絡機械力に強くなり変圧器を縮小すること
ができる。
【0024】かかる方法において、転移導体の外側から
供給される熱が、転移導体の外側に配されたヒータから
供給される。これによって、転移導体の外側から熱を供
給する加熱処理用の熱源を簡素な構成のものとすること
ができる。かかる方法において、加熱処理工程で転移導
体の外表面と素線の導線との温度が、同じになるように
ヒータおよび通電電流を制御する。これによって、転移
導体の機械的強度が従来の方法のものより5割以上も増
大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる変圧器の加熱装置の
構成を示す一部破砕断面図
【図2】転移導体が歪むときの荷重を調べるための装置
の斜視図
【図3】転移導体の構成を示す断面図であり、それぞれ
(A)は全体の断面図、(B)は素線の断面図
【図4】転移導体の素線転移の状態を示す斜視図
【図5】従来の変圧器の加熱装置の構成を示す一部破砕
断面図
【符号の説明】
1:素線、2:絶縁シート、3:セパレータ、4:平角
導体、5:絶縁塗料、6:接着剤、7:巻線、7A,7
B:端子、8:鉄心、9:真空ポンプ、10:配管、1
1:ヒータ、12,19:制御電源、13:温度セン
サ、14:測定線、15,17:気密端子、18:電流
リード、20:抵抗検出器、21:出力信号、22:供
試転移導体、23:支持台、24:加圧装置、25:変
圧器、26:真空容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導線に絶縁塗料が焼き付けられてなる素線
    が複数本並列に束ねられ、素線の相互位置が長さ方向の
    途中で順次転移する転移導体の素線同士を互いに接着さ
    せる方法であって、素線表面に熱硬化性の接着剤が予め
    塗布され、加熱処理することによって接着剤を硬化させ
    素線同士を互いに接着させる転移導体の自己融着方法に
    おいて、加熱処理用の熱源として転移導体の外側から供
    給される熱および素線の導線の通電によって生ずるジュ
    ール熱の双方が用いられることを特徴とする転移導体の
    自己融着方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、転移導体
    の外側から供給される熱が転移導体の外側に配されたヒ
    ータから供給されることを特徴とする転移導体の自己融
    着方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法において、加熱処理
    工程で転移導体の外表面と素線の導線との温度が、同じ
    になるようにヒータおよび通電電流を制御することを特
    徴とする転移導体の自己融着方法。
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