JPH09311750A - チューナ制御システム - Google Patents

チューナ制御システム

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JPH09311750A
JPH09311750A JP8125965A JP12596596A JPH09311750A JP H09311750 A JPH09311750 A JP H09311750A JP 8125965 A JP8125965 A JP 8125965A JP 12596596 A JP12596596 A JP 12596596A JP H09311750 A JPH09311750 A JP H09311750A
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personal computer
tuner
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remote control
side transmission
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Kenji Itagaki
憲志 板垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータとテレビチューナと
を組み合わてパーソナルコンピュータが備えるディスプ
レイにテレビ画像を映し出すためのチューナ制御システ
ムにおいて、従来に比べて使い勝手を大幅に向上させ
る。 【解決手段】 リモコン送信機5を備え、このリモコン
送信機5には光信号IR1を送信するリモコン側送信回
路5Tが、また、パーソナルコンピュータ3には光信号
IR2を送信するパソコン側送信回路3Tがそれぞれ設
けられる一方、テレビチューナ2には、リモコン側送信
回路5Tとパソコン側送信回路3Tからの各光信号IR
1,IR2を共に受信する受信回路2Rと、この受信回路
2Rで受信された光信号IR1,IR2に基づいて選局動
作等の処理を行う信号処理手段2Cとが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータが備えるディスプレイにテレビ画像を映し出すた
めに、パーソナルコンピュータとテレビチューナとを組
み合わせて映像信号の受信を制御するためのチューナ制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図8に基づいて説
明する。
【0003】図8は、この種のチューナ制御システムの
ブロック図である。同図において、1はアンテナ、2'
はテレビチューナ、3'はパーソナルコンピュータ、4
はこのパーソナルコンピュータ3'に付属して設けられ
ているディスプレイである。
【0004】各放送局から送られてきたテレビ電波は、
アンテナ1により受信され、その電波がテレビチューナ
2'に入力される。テレビチューナ2'によって所望の放
送局の映像信号が選局されて増幅、復調された後、その
映像出力端子2Pより映像信号Pが、また、音声出力端
子2Sより音声信号がそれぞれ出力される。
【0005】映像信号Pと音声信号Sとは、パーソナル
コンピュータ3'の映像入力端子3Pおよび音声入力端
子3Sにそれぞれ入力されて内部でデジタル化処理等が
なされる。そして、映像信号Pはディスプレイ4にテレ
ビ画像として映し出され、また、音声信号Sはパーソナ
ルコンピュータ3'に内蔵されているスピーカ(図示せ
ず)から出力される。
【0006】また、パーソナルコンピュータ3'の図示
しないキーボード等を操作すると、これに応じて、その
制御信号出力端子3Cから制御信号Cが出力され、この
制御信号Cがテレビチューナ2'の制御信号入力端子2
Cに入力されてこのチューナ2'の動作が制御される。
その場合の制御内容としては、たとえば、電源のオン・
オフ、所望の放送局の選局、音声調整等が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す従来構成のチューナ制御システムは、次の課題が残
されている。
【0008】(1) パーソナルコンピュータ3'に設け
られている映像入力端子3Pや音声入力端子3Sは、こ
れらの端子3P,3SにビデオカメラやVTRなどのビ
デオソースを接続することによりビデオソースの映像を
ディスプレイ4に映し出することができるので、ある程
度の汎用性がある。しかし、制御信号出力端子3Cは、
テレビチューナ2'を制御するための専用のものとなる
から、制御信号出力端子3Cと制御信号入力端子2Cと
を電気的に接続するためのケーブルも専用のものとな
り、余分なコストがかかる上に、使い勝手が悪くなる。
【0009】(2) パーソナルコンピュータ3'のみに
よってテレビチューナ2'を制御するような構成では、
その制御のたびにパーソナルコンピュータ3'の本来の
操作を中断せねばならず、所望の放送局の映像信号を頻
繁に選局することが多いテレビチューナ2'を操作する
上では、非常に使い勝手が悪い。
【0010】(3) パーソナルコンピュータ3'に付属
するディスプレイ4をテレビとして使用する場合、パー
ソナルコンピュータ3'の側から離れてディスプレイ4
の画面を見ることがあるが、その場合に、テレビチュー
ナ2'の選局や音量調節等のために、その都度、パーソ
ナルコンピュータ3'に近づいてキーボードやマウスを
操作するのは手間である。
【0011】本発明は、上記の各課題を解決し、使い勝
手のよいチューナ制御システムを構築するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、パーソナルコンピュータとテレビチュー
ナとを組み合わてパーソナルコンピュータが備えるディ
スプレイにテレビ画像を映し出すためのチューナ制御シ
ステムにおいて、次の構成を採用している。
【0013】すなわち、請求項1記載に係る発明では、
リモコン送信機を備え、このリモコン送信機には光信号
を送信するリモコン側送信回路が設けられ、また、前記
パーソナルコンピュータには光信号を送信するパソコン
側送信回路が設けられる一方、前記テレビチューナに
は、前記リモコン側送信回路とパソコン側送信回路から
の各光信号を共に受信する受信回路と、この受信回路で
受信された光信号に基づいて選局動作等の処理を行う信
号処理手段とが設けられている。
【0014】請求項2記載に係る発明では、請求項1記
載の構成において、前記リモコン側送信回路およびパソ
コン側送信回路には、各送信回路から送信する各光信号
を差別化する信号差別化手段がそれぞれ設けられる一
方、前記テレビチューナには、リモコン側送信回路から
送信された光信号かパソコン側送信回路から送信された
光信号かを識別する信号識別手段が設けられている。
【0015】請求項3記載に係る発明では、請求項2記
載の構成において、前記差別化手段は、テレビチューナ
制御のための送信データの内容は各送信回路で共通で、
変調周波数を変更するようになっている。
【0016】請求項4記載に係る発明では、請求項2ま
たは請求項3の構成において、前記テレビチューナに
は、前記リモコン側送信回路とパソコン側送信回路から
の光信号のいずれの処理を優先するかを設定する優先順
位設定手段が設けられる一方、前記信号処理手段は、こ
の優先順位設定手段で設定された優先順に前記光信号を
処理するようになっている。
【0017】請求項5記載に係る発明では、請求項2ま
たは請求項3の構成において、前記テレビチューナに
は、前記リモコン側送信回路とパソコン側送信回路から
の各光信号が共に入力された場合には、その内の優先順
位の低い方の光信号を一時格納する記憶手段が設けられ
るとともに、前記信号処理手段は、優先順位の高い方の
光信号に基づく処理をした後に前記記憶手段に格納され
ている光信号に基づく処理を行うようになっている。
【0018】請求項6記載に係る発明では、請求項1な
いし請求項5のいずれかに記載の構成において、前記パ
ーソナルコンピュータには、前記リモコン側送信回路か
らの各光信号を受信する受信回路が設けられている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態1 図1は、本発明の実施形態1に係るチューナ制御システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【0020】同図において、1はアンテナ、2はテレビ
チューナ、3はパーソナルコンピュータ、4はこのパー
ソナルコンピュータ3に付属して設けられているディス
プレイである。また、2Pは映像出力端子、2Sは音声
出力端子、3Pは映像入力端子、3Sは音声入力端子で
ある。
【0021】この実施形態1では、従来のようなパーソ
ナルコンピュータ3側の制御信号出力端子3Cや、テレ
ビチューナ2側の制御信号入力端子2Cは設けられてお
らず、その代わりにリモコン送信機5を備えており、こ
のリモコン送信機5には、光信号IR1を送信するリモ
コン側送信回路5Tが設けられている。さらに、パーソ
ナルコンピュータ3にも、光信号IR2を送信するパソ
コン側送信回路3Tが設けられている。
【0022】図2は、上記のリモコン側送信回路5Tお
よびパソコン側送信回路3Tの構成図である。
【0023】両送信回路5T,3Tは基本的に同じ構成
をしており、同図において、11は所定周波数fcのデー
タ変調信号を発生する発振器、12はテレビチューナ2
を制御するための所定の送信データを発生する送信デー
タ発生回路、13は送信データとデータ変調信号とを混
合するミキシング回路、14はミキシング回路13から
の出力によりオン・オフ駆動されるトランジスタ、15
はこのトランジスタ14によって点滅駆動される発光ダ
イオードである。
【0024】そして、上記のように、両送信回路5T,
3Tの基本的な構成は同じであるが、発振器11から出
力される変調信号の周波数fcのみが、各回路5T,3T
で互いに異なるように設定されている。
【0025】すなわち、リモコン送信機5の図示ないボ
タン操作やパーソナルコンピュータ3の図示しないキー
ボードやマウス等を操作すると、各々の送信回路5T,
3Tを構成する送信データ発生回路12からは、その操
作に応じた所定のデータが出力されるが、この送信デー
タ発生回路12から出力されるデータは、図3に示すよ
うに、たとえば、パルス間隔がTのときには“0”、2
Tのときには“1”に該当するように設定されていて、
リモコン側送信回路5Tおよびパソコン側送信回路3T
で共通している。しかし、発振器11から出力されるデ
ータ変調信号の周波数fcは、たとえば、リモコン側送信
回路5Tではfc=f1に、パソコン側送信回路3Tではfc
=f2(ただし、f2≠f1)となるようにそれぞれ設定されて
互いに異なっている。よって、この発振器11が特許請
求の範囲における信号差別化手段に相当する。
【0026】したがって、送信データ発生回路12から
出力されるデータは、発振器11からのデータ変調信号
とミキシング回路13で混合され、この混合出力によっ
てトランジスタ14がオン・オフされることにより、発
光ダイオード15が点滅駆動されて光信号(たとえば赤
外線領域の波長の光信号)IR1,IR2に変換されて送
信されるが、その場合の各光信号IR1,IR2は、各送
信回路5T,3Tに応じて周波数fcが相違し、一方の光
信号IR1ではf1、他方の光信号IR2ではf2となる。
【0027】一方、テレビチューナ2には、リモコン側
送信回路5Tとパソコン側送信回路3Tからの各光信号
IR1,IR2を共に受信する受信回路2Rと、この受信
回路2Rで受信された光信号IR1,IR2に基づいて選
局動作等の処理を行う信号処理手段としてのマイクロコ
ンピュータ2Cとが設けられている。
【0028】図4はテレビチューナ2の受信回路2Rの
詳細を示すブロック図である。
【0029】同図において、20は光信号IR1,IR2
の受光用のフォトダイオード、21は増幅器、22a,
22bはバンドパスフィルタ、23a,23bは検波器、
24a,24bは波形整形回路、25a,25bはレベル変
換用のトランジスタである。
【0030】そして、上記の2つのバンドパスフィルタ
22a,22bの内、一方のバンドパスフィルタ22aは
周波数fc=f1の信号のみを通過させ、また、他方のバン
ドパスフィルタ22bは周波数fc=f2の信号のみを通過
させるようになっている。
【0031】したがって、リモコン送信機5のリモコン
側送信回路5T、あいるはパーソナルコンピュータ3の
パソコン側送信回路3Tから送信される光信号IR1
IR2が受信回路2Rで受信されると、そのフォトダイ
オード20で電気信号に変換され、増幅器21で増幅さ
れた後、各バンドパスフィルタ22a,22bに入力され
る。
【0032】ここで、一方のバンドパスフィルタ22a
は、周波数fc=f1の信号のみを通過させるので、リモコ
ン側送信回路5Tから送られてきた光信号IR1に基づ
く信号のみがここを通過して検波回路23aで検波さ
れ、続いて、波形整形回路24aで方形波に整形され、
さらにトランジスタ25aでレベル変換されてマイクロ
コンピュータ2Cの一方のリモコン入力ポートM1に加
えられる。また、他方のバンドパスフィルタ22bは、
周波数fc=f2の信号のみを通過させるので、パソコン側
送信回路3Tから送られてきた光信号IR2に基づく信
号のみがここを通過して検波回路23bで検波され、続
いて、波形整形回路24bで方形波に整形され、さらに
トランジスタ25bでレベル変換されてマイクロコンピ
ュータ2Cの他方のパソコン入力ポートM2に加えられ
る。
【0033】よって、上記の両バンドパスフィルタ22
a,22bが特許請求の範囲に記載する信号識別手段に該
当する。
【0034】さらに、このテレビチューナ2には、リモ
コン側送信回路5Tとパソコン側送信回路3Tからの各
光信号IR1,IR2のいずれの処理を優先するかを設定
する優先順位設定手段としての設定スイッチ6が設けら
れている。
【0035】そして、この実施形態1では、マイクロコ
ンピュータ2Cは、設定スイッチ6が“オフ”状態でハ
イレベルの信号が入力されている場合には、リモコン送
信機5からの光信号IR1に基づく処理を優先し、逆
に、設定スイッチ6が“オン”状態でローレベルの信号
が入力されている場合には、パーソナルコンピュータ3
からの光信号IR2に基づく処理を優先するように構成
されている。
【0036】次に、このチューナ制御システムにおい
て、テレビチューナ2の受信回路2Rで光信号IR1
IR2が受信された場合のマイクロコンピュータ2Cの
信号処理動作について、図5に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0037】まず、マイクロコンピュータ2Cは、リモ
コン入力ポートM1にデータが入力されているか否かを
判断し(ステップ41)、データ入力がなければ、続い
て、パソコン入力ポートM2にデータが入力されている
かを判断する(ステップ42)。いずれの入力ポート
1,M2にもデータ入力がなければ、ステップ41に戻
り、ここで同様の動作を再度開始する。
【0038】一方、ステップ42でパソコン入力ポート
2にデータ入力があれば、この入力データをデコード
した後(ステップ43)、このデータに基づく処理を実行
する(ステップ48)。処理内容としては、たとえば、電
源のオン・オフ、所望の放送局の選局、音声調整等が行
われる。処理の実行後はステップ41に戻る。
【0039】また、ステップ41でリモコン入力ポート
1にデータ入力があれば、続いて、パソコン入力ポー
トM2にデータ入力があるか否かを判断し(ステップ4
4)、データ入力がなければ、リモコン入力ポートM1
入力されたデータをデコードした後(ステップ45)、こ
のデータに基づく処理を実行する(ステップ48)。
【0040】。この場合も、処理内容としては、たとえ
ば、電源のオン・オフ、所望の放送局の選局、音声調整
等が行われる。処理の実行後はステップ41に戻る。
【0041】さらに、ステップ44において、パソコン
入力ポートM2にデータ入力があれば、このとき両入力
ポートM1,M2に同時にデータが入力された状態となっ
ているから、優先順位を調べるために、設定スイッチ6
の設定状態を判断する(ステップ46)。
【0042】ここで、設定スイッチ6が“オフ”状態で
ハイレベルの信号が入力されている場合には、ステップ
45に移行してリモコン入力ポートM1の入力データを
デコードする等の処理を優先する。逆に、ステップ46
で設定スイッチ6が“オン”状態でローレベルの信号が
入力されている場合には、パソコン入力ポートM2の入
力データをデコードし(ステップ47)、このデータに基
づく処理を実行した後(ステップ48)、ステップ41に
戻る。
【0043】実施形態2 図6は、本発明の実施形態2に係るチューナ制御システ
ムのブロック図であり、図1に示した実施形態1の構成
と共通する部分には同一の符号を付す。
【0044】この実施形態2の特徴は、テレビチューナ
2において、実施形態1のような優先順位の設定スイッ
チ6を設けておらず、その代わりに、記憶手段としての
メモリ2Nが設けられている。そして、このメモリ2N
は、リモコン側送信回路5Tとパソコン側送信回路3T
からの各光信号IR1,IR2が共に入力された場合に
は、パソコン側送信回路3T側からの光信号IR2に基
づくデータを一時格納するものであり、また、マイクロ
コンピュータ2Cは、リモコン送信機5からの光信号I
1のデータを先に処理した後に、メモリ2Nに格納さ
れている光信号IR2に基づくデータ処理を行うように
構成されている。その他の構成は、実施形態1の場合と
同様である。
【0045】次に、このチューナ制御システムにおい
て、テレビチューナ2の受信回路2Rで光信号IR1
IR2が受信された場合のマイクロコンピュータ2Cの
信号処理動作について、図7に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0046】まず、マイクロコンピュータ2Cは、リモ
コン入力ポートM1にデータが入力されているか否かを
判断し(ステップ51)、データ入力がなければ、続い
て、パソコン入力ポートM2にデータが入力されている
かを判断する(ステップ52)。データ入力がなければ、
ステップ51に戻り、ここで同様の動作を再度開始す
る。
【0047】一方、ステップ52でパソコン入力ポート
2にデータ入力があれば、この入力データをデコード
した後(ステップ53)、このデータに基づく処理を実行
する(ステップ58)。処理内容としては、たとえば、電
源のオン・オフ、所望の放送局の選局、音声調整等が行
われる。処理の実行後はメモリ2Nにデータが格納され
ているか否かを調べ(ステップ59)、データが格納され
ていなければ、ステップ51に戻る。メモリ2Nにデー
タが格納されておれば、メモリ2Nからデータを読み出
してステップ58に戻りデータ処理を実行する。
【0048】また、ステップ51でリモコン入力ポート
1にデータ入力があれば、続いて、パソコン入力ポー
トM2にデータ入力があるか否かを判断し(ステップ5
4)、データ入力がなければ、リモコン入力ポートM1
入力されたデータをデコードした後(ステップ55)、こ
のデータに基づく処理を実行する(ステップ58)。
【0049】。この場合も、処理内容としては、たとえ
ば、電源のオン・オフ、所望の放送局の選局、音声調整
等が行われる。処理の実行後は、前述のステップ59に
移行する。
【0050】さらに、ステップ54において、パソコン
入力ポートM2にデータ入力があれば、このとき両入力
ポートM1,M2に同時にデータが入力された状態となっ
ているから、リモコン入力ポートM1のデータ処理を優
先するために、まず、パソコン入力ポートM2の入力デ
ータをデコードした後、このデータをメモリ2Nに書き
込んだ後、ステップ55に移行してリモコン入力ポート
1に入力されたデータをデコードした後(ステップ5
5)、このデータに基づく処理を実行する(ステップ5
8)。一方、ステップ54において、パソコン入力ポー
トM2にデータ入力がなければ、リモコン入力ポートM1
の入力データを直ちにデコードして(ステップ55)、そ
のデータを実行する(ステップ58)。その後、メモリ2
Nに格納されているデータを読み出してデータ処理を実
行する(ステップ59,60)。
【0051】なお、この実施形態2では、パーソナルコ
ンピュータ3側からの光信号IR2をメモリ2Nに格納
することで、結果的に、リモコン送信機5側からの光信
号IR1に基づくデータ処理を優先させるようにしてい
るが、逆に、リモコン送信機5側からの光信号IR1
常にメモリ2Nに格納することで、パーソナルコンピュ
ータ3側からの光信号IR2に基づくデータ処理を優先
させるようにすることも可能である。
【0052】また、上記の各実施形態1,2において
は、テレビチューナ2側にのみ受信回路2Rを設けてい
るが、パーソナルコンピュータ3にリモコン送信機5か
らの光信号IR1を受信する受信回路を設け、この受信
した光信号IR1に基づいてパーソナルコンピュータ3
の動作を制御することもできる。このようにすれば、た
とえば、パーソナルコンピュータ3の図示しないキーボ
ードのテンキーを操作して数値を入力する代わりに、リ
モコン送信機5側のテンキーを操作してパーソナルコン
ピュータ3に数値を入力できるなど、利便性が高くな
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0054】(1) 請求項1記載の発明によれば、テレ
ビチューナを制御するのに、光信号を媒体として行うの
で、テレビチューナとパーソナルコンピュータを電気的
に接続するためのコネクタやケーブルが不要となる。ま
た、テレビチューナをリモコン送信機とパーソナルコン
ピュータの双方で制御できるので、パーソナルコンピュ
ータを操作しながら、これとは独立してリモコン送信機
を操作してテレビチューナの選局、音量調節等を行え
る。また、パーソナルコンピュータから離れた位置から
テレビチューナ2の選局や音量調節等も可能であるか
ら、従来に比べて使い勝手が大幅に向上する。
【0055】さらに、テレビチューナの操作ボタン等を
チューナ本体に設ける必要がないので、テレビチューナ
のキャビネット構造を簡素化でき、薄型、小型化が図れ
る。しかも、キャビネットの開口部がなくなるので、外
部からの妨害電波や静電気の影響も受けにくくなる。
【0056】(2) 請求項2記載の発明によれば、請求
項1の効果に加えて、リモコン送信機から送信された光
信号かパーソナルコンピュータから送信された光信号か
をテレビチューナ側で区別できるので、両光信号が同時
に送信された場合でも、テレビチューナ側の誤動作を確
実に防止することができる。
【0057】(3) 請求項3記載の発明によれば、請求
項2の効果に加えて、リモコン送信機とパーソナルコン
ピュータからそれぞれ送信される光信号のデータ内容は
共通しているから、テレビチューナ側の受信回路のデー
タデコード部分の構成が簡単になる。
【0058】(4) 請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項3の効果に加えて、リモコン送信機と
パーソナルコンピュータとから光信号が同時に送信され
た場合の処理の優先順位を使用者が予め任意に設定でき
るため、使い勝手がよい。
【0059】(5) 請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし請求項3の効果に加えて、リモコン送信機と
パーソナルコンピュータとから光信号が同時に送信され
た場合の処理が常に一定のルーチンに沿って行われるの
で、テレビチューナにおけるソフトウェア処理のプログ
ラムも各光信号ごとに変更する必要がなく簡単になる。
【0060】(6) 請求項6記載の発明によれば、リモ
コン送信機でテレビチューナのみならず、パーソナルコ
ンピュータも離れたところから制御できるので、より一
層の利便性が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るチューナ制御システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1におけるチューナ制御システムに含
まれるリモコン側送信回路およびパソコン側送信回路の
構成図である。
【図3】図2のリモコン側送信回路およびパソコン側送
信回路から送信される信号波形を示す図である。
【図4】実施形態1におけるチューナ制御システムに含
まれるテレビチューナの受信回路の構成図である。
【図5】実施形態1におけるチューナ制御システムにお
いて、テレビチューナ側での信号処理動作の説明に供す
るフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態2に係るチューナ制御システ
ムに含まれるテレビチューナの受信回路の構成図であ
る。
【図7】実施形態2におけるチューナ制御システムにお
いて、テレビチューナ側での信号処理動作の説明に供す
るフローチャートである。
【図8】従来のチューナ制御システムの全体構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…テレビチューナ、2R…受信回路、
2C…マイクロコンピュータ(信号処理手段)、3…パー
ソナルコンピュータ、3T…パソコン側送信回路、4…
ディスプレイ、5…リモコン送信機、5T…リモコン側
送信回路、6…設定スイッチ(優先順位設定手段)、11
…発振器(信号差別化手段)、12…送信データ発生回
路、22a,22b…バンドパスフィルタ(信号識別手
段)、IR1,IR2…光信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータとテレビチュー
    ナとを組み合わてパーソナルコンピュータが備えるディ
    スプレイにテレビ画像を映し出すためのチューナ制御シ
    ステムであって、 リモコン送信機を備え、このリモコン送信機には光信号
    を送信するリモコン側送信回路が設けられ、また、前記
    パーソナルコンピュータには光信号を送信するパソコン
    側送信回路が設けられる一方、 前記テレビチューナには、前記リモコン側送信回路とパ
    ソコン側送信回路からの各光信号を共に受信する受信回
    路と、この受信回路で受信された光信号に基づいて選局
    動作等の処理を行う信号処理手段とが設けられているこ
    とを特徴とするチューナ制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチューナ制御システムに
    おいて、 前記リモコン側送信回路およびパソコン側送信回路に
    は、各送信回路から送信する各光信号を差別化する信号
    差別化手段がそれぞれ設けられる一方、前記テレビチュ
    ーナには、リモコン側送信回路から送信された光信号か
    パソコン側送信回路から送信された光信号かを識別する
    信号識別手段が設けられていることを特徴とするチュー
    ナ制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のチューナ制御システムに
    おいて、 前記差別化手段は、テレビチューナ制御のための送信デ
    ータの内容は各送信回路で共通で、変調周波数を変更す
    るものであることを特徴とするチューナ制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のチュー
    ナ制御システムにおいて、 前記テレビチューナには、前記リモコン側送信回路とパ
    ソコン側送信回路からの光信号のいずれの処理を優先す
    るかを設定する優先順位設定手段が設けられる一方、前
    記信号処理手段は、この優先順位設定手段で設定された
    優先順に前記光信号を処理するように構成されているこ
    とを特徴とするチューナ制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3に記載のチュー
    ナ制御システムにおいて、 前記テレビチューナには、前記リモコン側送信回路とパ
    ソコン側送信回路からの各光信号が共に入力された場合
    には、その内の優先順位の低い方の光信号を一時格納す
    る記憶手段が設けられるとともに、前記信号処理手段
    は、優先順位の高い方の光信号に基づく処理をした後に
    前記記憶手段に格納されている光信号に基づく処理を行
    うように構成されていることを特徴とするチューナ制御
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のチューナ制御システムにおいて、 前記パーソナルコンピュータには、前記リモコン側送信
    回路からの各光信号を受信する受信回路が設けられてい
    ることを特徴とするチューナ制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009231738A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Gunze Ltd バックグラインド用基体フィルム及びその製造方法
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