JPH09311535A - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH09311535A
JPH09311535A JP8148581A JP14858196A JPH09311535A JP H09311535 A JPH09311535 A JP H09311535A JP 8148581 A JP8148581 A JP 8148581A JP 14858196 A JP14858196 A JP 14858196A JP H09311535 A JPH09311535 A JP H09311535A
Authority
JP
Japan
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toner
teeth
toner container
bottle
drive gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP8148581A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunetaro Koide
恒太郎 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH09311535A publication Critical patent/JPH09311535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー容器の内壁に付着して残存するトナー
の量を減少させることのできる現像剤補給装置を提供す
る。 【解決手段】 トナーボトル1の流出口2側の部分には
リングギヤ5が設けられ、このリングギヤ5は、電動モ
ータ6の出力軸に取り付けた駆動ギヤ7と噛み合ってい
る。駆動ギヤ7は、その一連の歯7aのうち、90度間
隔に合計4本の歯を欠落させた構造を有し、この欠落部
分7bによって、トナーボトル1の回転中に振動が与え
られ、この振動によってボトル1の内壁に付着している
トナーの脱落を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ、印刷機などの画像形成装置の現像装置に現像剤
を補給する現像剤補給装置に関する。
【0002】
【従来技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、この
潜像を帯電している着色粒子によって現像し、得られた
像を転写紙に転写する電子写真法を利用した画像形成装
置として、複写機、ファクシミリ、プリンタなどが現在
広く普及している。この種の装置にあっては、現像剤で
ある着色粒子つまり一般的にトナーを呼ばれている粒子
が消費されて無くなると、これを補給して継続使用され
る。
【0003】現像剤の補給装置として、特開平7−20
705号公報に見られるように、トナーを収容した円筒
状の容器の側壁に螺旋状のガイド突起を設け、このトナ
ー容器を画像形成装置の中でその軸線を横向きにした横
置きに配置させると共にこの軸線を中心にして回転さ
せ、トナー容器の一端面に設けた流出口からトナーを流
出させて画像形成装置の現像剤槽へ補給することが提案
されている。また、この公報には、円筒状トナー容器の
一端側を取り囲む筒状ホルダの中にトナー容器の一端側
を嵌入し、筒状ホルダの外周面に設けたリング歯車と噛
み合う駆動歯車をモータで回転させることにより、トナ
ー容器を間接的に回転させることが提案されている。
【0004】しかしながら、このような現像剤補給装置
においては、トナー容器を軸回転させることによって、
トナー容器内のトナーは側壁の螺旋状ガイド突起によっ
て流出口に向けて円滑に送り出されて、この流出口から
放出されるものの、空になったトナー容器を見てみる
と、容器の内壁に多くのトナーが付着しているのが現状
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、トナー容器の内壁に付着して残存するトナーの量を
減少させることのできる現像剤補給装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を達成するための手段】本発明によれば、上記の
技術的課題を解決するため、トナーを収容した円筒状の
容器の側壁に螺旋状のガイド突起を設け、このトナー容
器を画像形成装置の中でその軸線を横向きにした横置き
に配置させると共にトナー容器を軸線を中心にして回転
させてトナー容器の一端面に設けた流出口からトナーを
流出させることにより、画像形成装置の現像剤槽へ補給
するようにした現像剤補給装置を前提として、トナー容
器を回転させる駆動源と、トナー容器との間の動力伝達
経路に、トナー容器に振動を与えるための振動付与手段
を設けたことを特徴とする現像剤補給装置が提供され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態とし
ては、前記動力伝達経路が、駆動源側に設けられた駆動
ギヤと、トナー容器側に設けられ且つ前記駆動ギヤと噛
み合う被動ギヤとからなる。そして、前記駆動ギヤの歯
及び/又は前記被動ギヤの歯に含まれる歯のうち一部の
歯が欠落した構成が採用される。他の手法としては、前
記駆動ギヤの歯及び/又は前記被動ギヤの歯に含まれる
歯のうち一部の歯の歯高を他の歯に比べて大きくしても
よい。また、前記駆動ギヤの歯及び/又は前記被動ギヤ
の歯に含まれる歯が縦方向に半割された欠落部分を有し
ていてもよい。
【0008】このような実施の形態によれば、駆動源か
らトナー容器に加えられる回転力に付加して、トナー容
器には振動が与えられ、この振動によって、トナー容器
の内壁に付着しているトナーの脱落を促進することがで
きるものであり、上記の様々な実施の形態は適宜組み合
わせて構成することも可能である。
【0009】
【実施例】以下に、添付した図面に基づいて、本発明の
好ましい実施例を説明する。図1は、複写機に含まれる
現像装置にトナーを補給するためのトナー補給ユニット
の要部を抽出した図である。同図において、符号1はト
ナーボトルであり、このトナーボトル1は、全体として
有底の円筒状の形状を有し、一端面に流出口2が形成さ
れている。トナーボトル1は軸線3を水平にした状態で
複写機の中に配設され、ボトル1内のトナーTは流出口
2を通って現像装置(図示せず)に送り込まれる。トナ
ーボトル1は、側壁(周壁)の全体に螺旋状に延びる溝
4を有し、この溝4によってボトル1の内部に突出する
螺旋状ガイド突起が構成されている。また、トナーボト
ル1は、流出口2の近傍にリングギヤ5を有している。
このリングギヤ5は、ボトル1と一体に形成したもので
あってもよく又はボトル1の流出口側部分に嵌合するボ
トルホルダ(図示せず)に設けてもよい。
【0010】複写機は、トナーボトル1の近傍に固設さ
れた電動モータ6を備えており、モータ6の出力軸には
駆動ギヤ7が取り付けられている。駆動ギヤ7は上述し
たリングギヤ5と係合しており、これによりモータ6の
回転が駆動ギヤ7、リングギヤ5を介してトナーボトル
1に伝達されて、トナーボトル1は軸線3を中心に回転
し、このボトル1の軸線回りの回転と協同して螺旋状ガ
イド突起により、ボトル1内のトナーTは流出口2の方
向に送り出される。
【0011】図2は、本発明の第1実施例を示すもので
あり、駆動ギヤ7は、周回りに形成された一連の歯7a
のうち、その幾つかを欠落させた構造を有し、この欠落
部分を符号7bで示してある。この実施例にあっては、
90度間隔に1本の歯を欠落させた構造つまり90度間
隔に合計4本の歯を欠落させた構造となっているが、こ
れは一例であり、欠落させる間隔及び/又は欠落させる
本数は任意であり、また、欠落させる間隔は等間隔に限
定されるものではない。また、このような欠落部分を有
する駆動ギヤ7に加えて又はこれに代えてリングギヤ5
の一連の歯5aの一部を欠落させるようにしてもよい。
【0012】上記第1実施例によれば、駆動ギヤ7の歯
7aとリングギヤ5の歯5aとが噛み合っている部分で
は、駆動モータ6の回転力がボトル1に伝達されてボト
ル1は回転することになるが、駆動ギヤ7の歯の欠落部
分7bの部分がリングギヤ5と対面したときには、モー
タ6の回転力がボトル1に伝達されず、その間、ボトル
1が回転が中断され、次に、駆動ギヤ7の歯7aがリン
グギヤ5の歯5aと噛み合ったときにボトル1の回転が
再開される。これにより、トナーボトル1の回転は、間
欠的に行われ、回転中断と回転再開との過渡域でボトル
1に振動が加えられ、この振動によってボトル1の内壁
に付着しているトナーの脱落が生じることになる。
【0013】図3は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、リングギヤ5は、周回りに形成された一連の歯5
aのうち、その幾つかの歯5bの歯高を他の歯5aより
も高さα分だけ高くした構造を有する(図4参照)。こ
の実施例では、この大きな歯高の歯5bを等間隔に配置
させる構成としてあるが、これに限定されるものではな
い。この第2実施例によれば、リングギヤ5の高い歯5
bが駆動ギヤ7と噛み合った瞬間およびこの高い歯5b
が駆動ギヤ7から離れる瞬間に、ボトル1に軸線と直交
する方向の振動が発生し、この振動によってボトル1の
内壁に付着しているトナーの脱落が生じることになる。
【0014】図5は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、図6はその拡大図である。この実施例にあって
は、リングギヤ5の歯5aを縦方向に半割した構造を有
し、欠落させた部分を符号5cで示してある。欠落部分
5cは、図示のように隣接する2つの歯5aの互いに対
面する部分を欠落させてもよいが、これとは逆に、同一
方向の部分を欠落させてもよく、また、これらを混在さ
せたものであってもよい。この第3実施例によれば、リ
ングギヤ5の欠落部分5cによって、トナーボトル1の
回転が間欠的になると共にリングギヤ5と駆動ギヤ5と
の間の噛み合いに歯間の衝突が発生し、この衝突による
振動によってボトル1の内壁に付着しているトナーの脱
落が促されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の中に横置きに設置されたトナーボトル
とその駆動機構とを概略的に示す要部説明図である。
【図2】第1実施例の概略説明図である。
【図3】第2実施例の概略説明図である。
【図4】第2実施例の部分拡大説明図である。
【図5】第3実施例の概略説明図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 トナーボトル 2 トナーボトルの流出口 3 トナーボトルの軸線 4 トナーボトルの側壁に形成された溝(螺旋状ガイ
ド突起) 5 リングギヤ 5b リングギヤの歯高の大きい歯 6 駆動モータ 7 駆動ギヤ 7b 駆動ギヤの一連の歯の欠落部分 7c 駆動ギヤの半割欠落部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容した円筒状の容器の側壁に
    螺旋状のガイド突起を設け、このトナー容器を画像形成
    装置の中でその軸線を横向きにした横置きに配置させる
    と共にトナー容器を軸線を中心にして回転させてトナー
    容器の一端面に設けた流出口からトナーを流出させるこ
    とにより、画像形成装置の現像剤槽へ補給するようにし
    た現像剤補給装置において、 トナー容器を回転させる駆動源とトナー容器との間の動
    力伝達経路に、トナー容器に振動を与えるための振動付
    与手段が設けられていることを特徴とする現像剤補給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記動力伝達経路が、駆動源側に設けら
    れた駆動ギヤと、トナー容器側に設けられ且つ前記駆動
    ギヤと噛み合う被動ギヤとからなる請求項1に記載の現
    像剤補給装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ギヤの歯及び/又は前記被動ギ
    ヤの歯に含まれる歯のうち一部の歯が欠落している請求
    項2に記載の現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動ギヤの歯及び/又は前記被動ギ
    ヤの歯に含まれる歯のうち一部の歯の歯高が他の歯に比
    べて大きい請求項2又は3に記載の現像剤補給装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動ギヤの歯及び/又は前記被動ギ
    ヤの歯に含まれる歯が縦方向に半割された欠落部分を有
    する請求項2ないし4のいずれか一項に記載の現像剤補
    給装置。
JP8148581A 1996-05-20 1996-05-20 現像剤補給装置 Pending JPH09311535A (ja)

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