JPH09311010A - 位置センサ - Google Patents

位置センサ

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JPH09311010A
JPH09311010A JP12808896A JP12808896A JPH09311010A JP H09311010 A JPH09311010 A JP H09311010A JP 12808896 A JP12808896 A JP 12808896A JP 12808896 A JP12808896 A JP 12808896A JP H09311010 A JPH09311010 A JP H09311010A
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capacitance
multivibrator
time constant
variable capacitance
variable
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JP12808896A
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Sumio Masuda
純夫 増田
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Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検出対象の回転角度や直線位置等を非接
触で検出可能な位置センサに関し、耐久性に優れ安価な
位置センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 位置検出対象の位置に応じて静電容量が
増加する第1の可変容量と、位置検出対象の位置に応じ
て静電容量が減少する第2の可変容量と、第1の可変容
量と第2の可変容量との静電容量を検出し、第1の可変
容量の静電容量及び第2の可変容量の静電容量に応じて
位置検出対象の位置を検出する位置検出回路とより構成
してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置センサに係り、
特に、位置検出対象の回転角度や直線位置等を非接触で
検出可能な位置センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、位置検出対象の回転角度や直線位
置等を検出する位置センサとしては摺動抵抗式ポテンシ
ョメータや差動トランスなどがある。図12に摺動抵抗
式ポテンショメータの概略構成図を示す。
【0003】摺動抵抗式ポテンショメータ1は、線抵抗
2と、線抵抗2に対して矢印D方向に摺動自在に設けら
れた接点3を設け、位置検出対象の位置に応じて接点3
の位置を変位させ、接点3の位置を線抵抗2に印加され
る電圧Vの分圧電圧V1 、V2 を求めることにより検出
する。
【0004】図13に差動トランスの概略構成図を示
す。差動トランス11は、主に駆動コイル12、検出コ
イル13、14、コア15から構成され、コア15を位
置検出対象の位置に応じて矢印E方向に変位させ、コア
15の位置に応じて駆動コイル13から検出コイル13
及び検出コイル14に供給する磁束を変化させることに
より検出コイル13、14に発生する信号に応じてコア
15の位置を検出し、位置検出対象の位置を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の位置
センサである摺動抵抗式ポテンショメータは、抵抗膜に
電極を摺動させる構成であるため、摩耗による故障が生
じやすく、耐摩耗性を向上させると高価になる等の問題
点があった。
【0006】また、差動トランスは、非接触なので摩耗
による故障はないが、構造が複雑なため、高価となり、
また、コイルがあるため小型化が困難である等の問題点
があった。本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、
耐久性に優れ安価な位置センサを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、位
置検出対象の位置を検出する位置センサにおいて、前記
位置検出対象の位置に応じて静電容量が増加する第1の
可変容量と、前記位置検出対象の位置に応じて静電容量
が減少する第2の可変容量と、前記第1の可変容量と前
記第2の可変容量との静電容量を検出し、前記第1の可
変容量の静電容量及び前記第2の可変容量の静電容量に
応じて前記位置検出対象の位置を検出する位置検出手段
とを有することを特徴とする。
【0008】請求項1によれば、位置検出対象の位置に
応じて静電容量を可変し、静電容量に応じて位置検出対
象の位置を検出することにより静電容量は非接触で発生
するため、非接触で検出が可能であり、耐久性・信頼性
を向上させることができる。また、電極をわずかに離間
させて配置するだけであるため、小型化が可能となる。
さらに、第1及び第2の可変容量を設け、位置検出対象
の位置に応じて第1の可変容量の静電容量と第2の可変
容量の静電容量とを相対的に可変することにより検出位
置を静電容量の比として検出できるため、不要な成分を
含まない検出結果を得られ、正確な検出が可能となる。
【0009】請求項2は、前記位置検出手段を前記第1
の可変容量が接続され、前記第1の可変容量の静電容量
に応じて時定数を可変する第1の時定数回路と、入力信
号が供給され、該入力信号が所定の方向に反転した時に
これを検出し、前記第1の時定数回路により設定された
時定数に応じた第1の時間だけ出力信号を反転させる第
1のマルチバイブレータと、前記第2の可変容量が接続
され、前記第2の可変容量の静電容量に応じて時定数を
可変する第2の時定数回路と、前記第1のマルチバイブ
レータの出力信号の反転を検出して、前記第1の出力パ
ルスの反転を検出してから前記第2の可変容量により設
定された時定数だけ出力信号を反転させるとともに、前
記第1のマルチバイブレータに入力信号として供給する
第2のマルチバイブレータと、前記第2のマルチバイブ
レータの前記出力信号のハイレベル時間とローレベル時
間との比に応じて前記位置検出対象の位置に応じた位置
信号を生成する位置算出手段とから構成してなる。
【0010】請求項2によれば、第1のマルチバイブレ
ータの出力により第2のマルチバイブレータをトリガ
し、第2のマルチバイブレータの出力により第1のマル
チバイブレータをトリガすることにより第1の可変容量
に応じた時定数のパルスと第2の可変容量に応じた時定
数とを交互に出力した出力パルスを得ることができるた
め、出力パルスを平均化することにより容易に位置検出
対象の位置に応じた出力信号を得ることができる。
【0011】請求項3は、前記第2のマルチバイブレー
タの出力信号を平滑化し、前記第2のマルチバイブレー
タの前記出力信号のハイレベル時間とローレベル時間と
の比に応じたレベルの信号として前記位置算出手段に供
給するローパスフィルタとを有することを特徴とする。
【0012】請求項3によれば、第1のマルチバイブレ
ータの出力により第2のマルチバイブレータをトリガ
し、第2のマルチバイブレータの出力により第1のマル
チバイブレータをトリガすることにより第1の可変容量
に応じた時定数のパルスと第2の可変容量に応じた時定
数とを交互に出力した出力パルスを得ることができるた
め、出力パルスを平均化することにより容易に位置検出
対象の位置に応じた出力信号を得ることができる。
【0013】請求項4は、前記位置検出手段を前記第1
の可変容量が接続され、前記第1の可変容量の静電容量
に応じて時定数を可変する第1の時定数回路と、前記第
1の時定数回路により設定された時定数に応じた第1の
時間だけ出力信号を反転させる第1のマルチバイブレー
タと、前記第2の可変容量が接続され、前記第2の可変
容量の静電容量に応じて時定数を可変する第2の時定数
回路と、前記第2の可変容量により設定された時定数だ
け出力信号を反転させる第2のマルチバイブレータと、
前記第1のマルチバイブレータの出力信号の反転期間と
前記第2のマルチバイブレータの出力信号の反転期間と
の比に応じて前記位置検出対象の位置を算出する位置算
出手段とから構成としてなる。
【0014】請求項4によれば、第1及び第2のマルチ
バイブレータでそれぞれ第1の可変容量に応じた周期の
出力パルスと第2の可変容量に応じた周期の出力パルス
を得ることができるため、多様な処理に対応でき、ま
た、一方の出力パルスに異常があるときでも他方の出力
パルスで容易に位置検出が可能である。
【0015】請求項5は、前記出力信号が所定の範囲か
ら外れたときに機能異常を検出する異常検出手段を有す
ることを特徴とする。請求項5によれば、出力信号から
異常を検出することにより容易に異常を検出でき、信頼
性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1実施例の概略
構成図を示す。本実施例の位置センサ20は、位置検出
対象21の位置に応じて静電容量が可変する可変容量部
22、可変容量部22の静電容量に応じて位置検出対象
21の位置を検出する位置検出回路23より構成されて
いる。
【0017】まず、可変容量部22について説明する。
可変容量部22は、第1の可変容量22a及び第2の可
変容量22bを有する。第1の可変容量22a及び第2
の可変容量22bは、ともに位置検出対象21に結合さ
れており、位置検出対象21の位置に応じて静電容量が
変化する。
【0018】第1の可変容量22a及び第2の可変容量
22bの静電容量は、位置検出対象の位置に応じて第1
の可変容量22aの静電容量が増加すると、第2の可変
容量22bが減少し、第1の可変容量22aの静電容量
が減少すると、第2の可変容量22bが増加する構成と
されている。
【0019】図2に本発明の一実施例の可変容量部の構
成図を示す。図2(A)は平面図、図2(B)は断面図
を示す。可変容量部22は、第1の可変容量22aと第
2の可変容量22bとで共通化された可動電極24、第
1の可変容量22aを構成する第1の固定電極25、第
2の可変容量22bを構成する第2の固定電極26より
構成され、可動電極24と第1及び第2の固定電極2
5,26との対向面積を可変することにより静電容量が
可変する構成とされている。可動電極24は、中心部分
に中心穴24aを有する半径r1 の3枚の半円形の金属
板をより構成される。可動電極24の中心穴24aはシ
ャフト27にリング28a,28b,28c,28dを
挟んで係合させる。このとき、リング28a,28b,
28c,28dをシャフト27に圧入固定することによ
り可動電極24が所定の間隔でシャフト27に固定され
る。シャフト27は、金属よりなり、ブッシュ29に回
転自在に保持される。ブッシュ29は、金属よりなり、
絶縁材製のプレート30に圧入固定される。
【0020】第1の固定電極25及び第2の固定電極2
6は、半径r1 の2枚の半円状の金属板から構成され
る。第1の固定電極25は、半円の中心部に半径r0 の
半円形の切欠部25aが形成され、外周部には取付部2
5b,25cが形成されている。第1の固定電極25を
構成する2枚の金属板は、取付部25bが金属製の支柱
31aに、取付部25cが金属製の支柱31bに所定の
間隔で固定される。
【0021】また、第2の固定電極26を構成する2枚
の金属板は、半円の中心部に半径r0 の半円形の切欠部
26aが形成され、外周部には取付部26b,26cが
形成されている。第2の固定電極26を構成する2枚の
金属板は、取付部26bが金属製の支柱31cに、取付
部26cが金属製の支柱31dに所定の間隔で固定され
る。
【0022】プレート30は、1辺が略2r1 の正方形
の絶縁材より構成される。支柱31a,31b,31
c,31dは、一端がプレート30の頂点付近に直交し
て固定され、他端にはプリント配線板32にネジ止めさ
れる。プリント配線板32は、支柱31a,31b,3
1c,31dにより固定されるとともに、支柱31a,
31bに固定された第1の固定電極25及び支柱31
c,31dに固定された第2の固定電極26が電気的に
接続される。なお、プリント配線板32に後述する位置
検出回路23が搭載される。
【0023】第1の固定電極25と第2の固定電極26
とは、支柱31a,31b,31c,31dをプレート
30に固定すると、所定の距離eだけ離間されて絶縁状
態に配置され、第1の固定電極25の切欠部25aと第
2の固定電極26の切欠部26aとにより円筒状の空間
が形成される。この第1の固定電極25の切欠部25a
と第2の固定電極26の切欠部26aとにより形成され
る円筒状の空間にはシャフト27に固定されたリング2
8a,28b,28c,28dが嵌装され、可動電極2
4は第1及び第2の固定電極25,26の間に絶縁状態
に挿入される。
【0024】また、プレート30とリング28aとの間
には板バネ33が配設されている。板バネ33は、金属
よりなり、リング28aを矢印A方向に付勢することに
より、シャフト27を矢印A方向に付勢している。ま
た、板バネ33はリード線34によりプリント配線板3
2の接地パターンに接続されており、可動電極24を接
地レベルに保持する。
【0025】ここで、可変容量部22の動作を図ととも
に説明する。図3に本発明の一実施例の可動容量部の動
作説明図を示す。可変容量部22は、シャフト27を回
転させることにより可動電極24が回動する。可動電極
24が回動すると、可動電極24,第1の固定電極2
5,第2の固定電極26は、半円形をなすため、第1の
可変容量22aを構成する可動電極24と第1の固定電
極25との対向面積S1 及び第2の可変容量22bを構
成する可動電極24と第2の固定電極26との対向面積
S2 が変化する。
【0026】ここで、対向面積S1 ,S2 は、可動電極
24が第1及び第2の固定電極25,26に対して図3
(A)に示す位置にある時には、S1 =S2 となる。ま
た、シャフト27を矢印B方向に角度θ1 だけ回転させ
ると、可動電極24が図3(B)に示す位置になると、
S1 が増加し、S2 が減少する。さらに、シャフト27
を矢印B方向に角度θ2 (90°)だけ回転させ、可動電
極24が図3(C)に示す位置になると、S1 が最大と
なり、S2 がゼロとなる。
【0027】一般に、平行平板コンデンサの静電容量C
は、対向電極の面積をS、電極間の距離をdとすると、
近似的に
【0028】
【数1】
【0029】ただし、εは誘電率で, 電極間の媒体が空
気の場合、ε=ε0 =8.8542×10-11 [C 2 N -1m -2
である。このため、図3に示すようにシャフト27を回
転させ、可動電極24を回転させることにより、可動電
極24と第1の固定電極25との静電容量及び可動電極
と第2の固定電極26との静電容量を可変できることに
なる。
【0030】いま、第1及び第2の固定電極25,26
の半径をr1 、中心部の切欠部25a,26aの半径を
0 、可動電極24と第1の固定電極25,可動電極2
4と第2の固定電極26との間隔を全てd、可動電極2
4と第1の固定電極25及び第2の固定電極26との対
向数をn、シャフト27の回転角をθとして、可変電極
24と第1の固定電極25との間の静電容量Ca 、可動
電極24と第2の固定電極26との間の静電容量Cb
求めると、
【0031】
【数2】
【0032】式(1),(2)より
【0033】
【数3】
【0034】で表せる。従って、式(4)から第1の可
変容量22aとなる可変電極24と第1の固定電極25
との静電容量Ca と第2の可変容量22bとなる可変容
量24と第2の固定電極26との静電容量Cb との和
は、シャフト27の角度θによらず一定となることがわ
かる。
【0035】ここで、式(1),(2)及び式(4),
(5)は、静電容量Ca ,Cb 及び(Ca −Cb )が間
隔d、半径r0 ,r1 の関数であることを示しており、
温度変化などによりこれらの値が変化すれば静電容量C
a ,Cb も変化することを示している。
【0036】しかしながら、式(1),(2)及び式
(4),(5)から、
【0037】
【数4】
【0038】式(6),(7),(8)は、容量比Ca
/(Ca +Cb ),Cb /(Ca +Cb ),(Ca −C
b )/(Ca +Cb )が回転角度-180°≦θ≦0 °及び
0°≦θ≦180 °の範囲でそれぞれ角度θに比例してお
り、これらの容量比がθのみの関数であって間隔d、半
径r0 ,r1 等の形状のパラメータに依存していないこ
とを示している。
【0039】図4に角度に対する容量の変化の特性図を
示す。図4(A)は、角度に対する容量Ca ,Cb
(Ca −Cb )の変化の特性、図4(B)は、角度に対
する容量Ca ,Cb ,(Ca −Cb )と容量(Ca +C
b )との容量比の変化を示す。可変容量部22は、図4
(A)に示すようにシャフト27の回転角度θに応じて
第1の可変容量22a及び第2の可変容量22bが変化
し、これに応じて図4(B)に示すように容量Ca ,C
b ,(Ca −Cb )と容量(Ca +Cb )との容量比が
変化する。
【0040】上記可変容量部22の第1の可変容量22
a及び第2の可変容量22bは、検出回路23に接続さ
れ、上記の容量比Ca /(Ca +Cb ),Cb /(Ca
+C b )、または、(Ca −Cb )/(Ca +Cb )か
らシャフト27の回転角度θが検出される。
【0041】なお、図2に示す可変容量部22は、シャ
フト27の回転角度θに応じて容量を可変する構成とさ
れているが、これに限るものではなく、直線上の位置に
応じて容量を可変する構成も考えられる。図5に本発明
の一実施例の可変容量部の変形例の構成図を示す。図5
(A)は縦断面図、図5(B)は横断面図を示す。
【0042】本変形例は直線上の位置に応じて容量を可
変する可変容量部である。本変形例の可変容量部35は
略円筒状をなし、その長手方向(矢印C方向)の直線上
での位置を検出する構成とされている。可変容量部35
は、樹脂,セラミック等の絶縁材より構成され、有底の
円筒状をなし、内周部の中心部分に円柱部36aを有す
る筺体36を有する。筺体36の内周外側面には円筒状
の金属よりなる第1の固定電極37及び第2の固定電極
38が矢印C方向に互いに絶縁状態で配列されている。
【0043】また、筺体36の円柱部36aには金属板
を円筒状に成形した可動電極39が嵌装され、可動電極
39を矢印C方向に直線移動可能にガイドする。筺体3
6の外周部にはシールドケース40が装着される。シー
ルドケース40は、接地電位に保持され、筺体36をシ
ールドする。
【0044】第1の固定電極37及び第2の固定電極3
8には、筺体36及びシールドケース40を貫通して接
続ピン41,42が接続される。接続ピン41,42は
シールドケース40とは絶縁され、第1の固定電極37
及び第2の固定電極38を外部回路と接続する。
【0045】また、可動電極39は、矢印C方向に引き
出された連結棒43に接続されている。連結棒43は、
金属よりなり筺体36の開口部分を覆うカバー44を貫
通して外部に導出されている。連結棒43は、カバー4
4に移動自在に貫通し、外部で位置検出対象2に接続さ
れている。
【0046】連結棒43は位置検出対象2の移動に応じ
て矢印C方向に移動し、可動電極39を筺体36内で矢
印C方向に移動させる。可動電極39が矢印C1 方向に
移動すると可動電極39と第1の固定電極37との対向
面積が増加し、その静電容量は増加し、可動電極39と
第2の固定電極38との対向面積が減少し、その静電容
量は減少する。また、可動電極39が矢印C2 方向に移
動すると可動電極39と第1の固定電極37との対向面
積が減少し、その静電容量は減少し、可動電極39と第
2の固定電極38との対向面積が増加し、その静電容量
は増加する。
【0047】ここで、同軸円筒状のコンデンサの静電容
量Cは、一般に内側の電極の半径をa、外側の電極の半
径をb、長さをLとすると、
【0048】
【数5】
【0049】で表せる。ここで、図5に示すように可動
電極39の中央位置をx、第1の固定電極37と第2の
固定電極38とのギャップをL1 とすると、可動電極3
9と第1の固定電極37との間の静電容量CA 及び可動
電極39と第2の固定電極38との間の静電容量C
B は、
【0050】
【数6】
【0051】式(10)及び式(11)より、
【0052】
【数7】
【0053】式(12)、(13)、または、(14)
から可動電極39の直線上の位置Xに比例した静電容量
が得られることになり、静電容量から可動電極39に係
合した位置検出対象2の位置を検出できる。次に、位置
検出回路23について図とともに説明する。
【0054】図6に本発明の一実施例の位置検出回路の
回路構成図を示す。本実施例の位置検出回路23は、主
に2つの単安定マルチバイブレータ45,46から構成
される。単安定マルチバイブレータ45,46は、例え
ば、市販のロジックICである標準CMOSロジックI
Cの4038、高速ロジックICの74HC123,7
4HC221等より構成される。
【0055】これらのロジックICは、通常2つの単安
定マルチバイブレータが内蔵されいるので、本実施例の
位置検出回路23をこれらのロジックICを用いて構成
すれば、1チップのロジックICで構成できる。図6に
おいて上記の可変容量部22の第1の可変容量22a
は、単安定マルチバイブレータ45の反転期間を設定す
る端子1RX と端子1CX との間に接続され、可変容量部2
2の第2の可変容量22bは、単安定マルチバイブレー
タ46の反転期間を設定する端子2RX と端子2CX との間
に接続される。また、第1の可変容量22aと端子1RX
との接続点には抵抗Ra を介してコンデンサC3 により
安定化された電源電圧VDDが印加される。第1の可変容
量22a及び抵抗Ra は時定数回路を構成しており、第
1の可変容量22aの静電容量Ca に応じた時定数を設
定する。さらに、第2 の可変容量22b及び抵抗Rb
時定数回路を構成しており、第2の可変容量22bの静
電容量Cb に応じた時定数を設定する。
【0056】また、単安定マルチバイブレータ45の出
力端子/1Q は、単安定マルチバイブレータ46の入力端
子2Bに接続され、単安定マルチバイブレータ46の出力
端子/2Q は単安定マルチバイブレータ45の入力端子1B
に接続され、単安定マルチバイブレータ45,46の入
力端子/1A ,/2A は共に接地され、単安定マルチバイブ
レータ46のクリア端子/2CLR には電源電圧VDDが印加
され、単安定マルチバイブレータ45のクリア端子/1CL
R には抵抗R1 及びコンデンサC1 より構成される時定
数回路が接続され、2つの単安定マルチバイブレータ4
5、46により非安定マルチバイブレータを構成してい
る。抵抗R1 及びコンデンサC1 より構成される時定数
回路により電源投入時に単安定マルチバイブレータ45
のクリアを遅延させることにより2つの単安定マルチバ
イブレータ45,46からなる非安定マルチバイブレー
タを安定動作させている。
【0057】抵抗R2 及びコンデンサC2 はローパスフ
ィルタを構成しており、非安定マルチバイブレータの出
力となる単安定マルチバイブレータ46の出力端子2Qの
出力パルスをそのデューティー比に応じた直流電圧に変
換する。図7に本発明の一実施例の位置検出回路の動作
波形図を示す。図7(A)は電源電圧VDD、図7(B)
は単安定マルチバイブレータ45のクリア端子/1CLR に
供給される信号、図7(C)、(D)は単安定マルチバ
イブレータ45の出力端子1Q,/1Q から出力される信
号、図7(E)、(F)は単安定マルチバイブレータ4
6の出力端子2Q,/2Q から出力される信号の波形図を示
す。
【0058】時刻t1 で電源電圧VDDが投入されると、
単安定マルチバイブレータ45のクリア端子/1CLR の電
位は抵抗R1 及びコンデンサC1 から構成される時定数
回路により設定された時定数に応じた速度で立ち上が
る。時刻t2 で単安定マルチバイブレータ45のクリア
端子/1CLR の電位が所定の電位L11を越えると、単安定
マルチバイブレータ45はトリガされ、その出力端子1
Q,/1Q からは第1の可変容量22aの静電容量Ca
応じた時間ta だけ反転される出力パルスが出力され
る。このとき、時間ta は、 ta =kRa a (k:定数) ・・・(15) で決定される。
【0059】このとき、単安定マルチバイブレータ46
には単安定マルチバイブレータ45の出力端子/1Q から
出力パルスが供給されており、単安定マルチバイブレー
タ45の出力端子/1Q の出力パルスの立ち上がりにより
トリガされ、単安定マルチバイブレータ46の出力端子
2Q,/2Q から第2の可変容量22bの静電容量Cb に応
じた時間tb だけ反転される出力パルスが出力される。
このとき、時間tb は、 tb =kRb b (k:定数) ・・・(16) で決定される。
【0060】単安定マルチバイブレータ46の出力が復
帰する際、単安定マルチバイブレータ46の出力パルス
が単安定マルチバイブレータ45をトリガし、上記した
動作を繰り返す。以上により、2つの単安定マルチバイ
ブレータ45,46は、それぞれに設定された反転時間
a ,tb 経過後に他方の単安定マルチバイブレータを
トリガする動作を繰り返すことにより、単一の無安定マ
ルチバイブレータとして働き、その出力は図7(E)に
示すようにハイレベルが時間ta ,ローレベルが時間t
bとなる出力パルスを出力する。
【0061】出力パルスのパルス幅ta ,tb は、式
(1),(2)及び式(15),(16)から
【0062】
【数8】
【0063】で表される。このとき、Ra =Rb =Rと
すれば、パルス幅の差Δtは、
【0064】
【数9】
【0065】従って、式(17),(18)または式
(19)から求められる時間差から位置検出対象2の位
置を認識できる。ただし、容量C0 は温度変化の影響を
受けやすい。従って、前述したように容量C0 の影響を
受けないようにデューティー比により容量C0 を削除す
る。
【0066】出力パルスの正論理のデューティー比d、
負論理のデューティー比/d及びパルス幅の和との差と
の比Dは、式(17)乃至(19)から、
【0067】
【数10】
【0068】となる。式(20)乃至(22)は角度θ
に比例しており、かつ、角度θのみの関数であるため温
度等の影響を受けることはなく、角度θを正確に求めら
れる。なお、ここで、tはパルスの周期で、t=ta
b である。式(20)乃至(22)により角度θは正
確に求められるが、デューティー比d,/dは図7
(E)の出力パルスを抵抗R2 及びコンデンサC2 から
なるローパスフィルタにより容易に変換できる。
【0069】すなわち、抵抗R2 及びコンデンサC2
らなるローパスフィルタのカットオフ周波数を充分小さ
く設定すれば、ローパスフィルタの出力電圧V2 は入力
電圧(単安定マルチバイブレータ46の出力パルス)の
平均値となる。出力電圧V2は、
【0070】
【数11】
【0071】となる。ただし、VDDはCMOS IC の電源電
圧である。また、単安定マルチバイブレータ46の出力
端子2Qから出力される出力パルスは、異常検出回路47
に供給される。異常検出回路47は単安定マルチバイブ
レータ46の出力端子2Qから出力される出力パルスの周
期tを監視し、監視した周期tからセンサの異常(例え
ば外力による変形)を検出する。
【0072】すなわち、Ra =Rb =Rとすると、周期
tは、 t=kRC0 ・・・(23) で表せる。周期tは、R,C0 の通常の温度特性などに
よる変動を除けば一定値となるべきである。したがっ
て、周期tが大幅に変動した場合には、センサの異常と
判断できる。異常検出回路47は周期tの変動を検出し
て周期tが所定の値より大きく変動した場合に異常と検
出する。
【0073】なお、異常検出回路47は、全体の周期t
を監視し、異常を検出したがこれに限ることはなく、各
パルスの周期ta 及びtb をそれぞれ監視してそれぞれ
が基準値より大きいときには異常と判定する方法も考え
られる。この方法によれば、どちらの可変容量に異常が
あるかを検出でき、正常な値を示す方の周期を用いて位
置を検出することも可能となる。
【0074】以上本実施例によれば、非接触であるた
め、耐久性を向上させることができる。また、構造が簡
単で、金属と絶縁物とで構成できるため、丈夫で耐久性
に富み低価格にできる。さらに、容量比から位置を算出
するため、温度などの影響を受けず高精度に位置を検出
できる。
【0075】図8に本発明の一実施例の位置検出回路の
第1変形例の回路構成図を示す。本変形例は、2つの無
安定マルチバイブレータ48,49により第1及び第2
の可変容量22a,22bの静電容量Ca ,Cb に応じ
たパルス幅の出力パルスをそれぞれに得るものである。
【0076】本変形例では市販の汎用タイマIC(μP
D5556)を用いて無安定マルチバイブレータを実現
している。異常検出回路50には、無安定マルチバイブ
レータ48の出力パルスと無安定マルチバイブレータ4
9の出力パルスとが供給され、無安定マルチバイブレー
タ48の出力パルスまたは無安定マルチバイブレータ4
9の出力パルスが予め設定された範囲から逸脱したとき
に、装置に異常があると判断して、計測回路51に異常
信号を供給する。異常検出回路50は、無安定マルチバ
イブレータ48の出力パルスにのみ異常がある場合、無
安定マルチバイブレータ49の出力パルスにのみ異常が
ある場合、無安定マルチバイブレータ48の出力パルス
及び無安定マルチバイブレータ49の出力パルスの両方
に異常がある場合を識別できる異常信号を計測回路51
に供給する。
【0077】計測回路51は通常は上述の如く、無安定
マルチバイブレータ48の出力パルスと無安定マルチバ
イブレータ49の出力パルスとのデューティー比から回
転位置を測定する。また、計測回路51は、無安定マル
チバイブレータ48の出力パルスまたは無安定マルチバ
イブレータ49の出力パルスのどちらか一方の出力パル
スのパルス幅から回転位置を検出可能な構成とされてい
る。
【0078】異常検出回路50は、無安定マルチバイブ
レータ48の出力パルスと無安定マルチバイブレータ4
9の出力パルスとが供給され、無安定マルチバイブレー
タ48の出力パルスまたは無安定マルチバイブレータ4
9の出力パルスのどちらか一方に異常がある場合には、
正常な方の出力パルスを用いて回転位置の検出を行う。
【0079】図9に本発明の一実施例の位置検出回路の
第1変形例の動作波形図を示す。図9(A)は無安定マ
ルチバイブレータ48の出力パルス、図9(B)は無安
定マルチバイブレータ49の出力パルス波形を示す。図
9に示すように各無安定マルチバイブレータ48,49
からそれぞれに出力パルスを得ることができる。通常は
無安定マルチバイブレータ48,49の出力パルスから
それらのパルス幅の比ta /(ta +tb )又はtb
(ta +tb)を求め位置を検出し、異常検出回路50
により無安定マルチバイブレータ48,49の出力パル
スを監視し、異常があるときには計測回路51を制御し
て、正常な方の出力パルスを選択して位置を検出を行う
ため、信頼性を向上できる。
【0080】図10に本発明の一実施例の位置検出回路
の第2変形例の回路構成図を示す。同図中、図8と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本
変形例は、無安定マルチバイブレータ48,49のトリ
ガ端子/TRGにパルス発生回路52から同期したパルスを
供給し、2つの無安定マルチバイブレータ48,49で
出力パルスを同期して出力したものである。
【0081】図11に本発明の一実施例の位置検出回路
の第2変形例の動作波形図を示す。図11(A)はパル
ス発生回路52の出力パルス、図11(B)は無安定マ
ルチバイブレータ48の出力パルス、図11(C)は無
安定マルチバイブレータ49の出力パルスを示す。
【0082】図11に示すように図11(A)に示すパ
ルス発生回路52の出力パルスの立ち下がりに同期して
無安定マルチバイブレータ48の出力パルスと無安定マ
ルチバイブレータ49の出力パルスとが同期して出力さ
れる。従って、無安定マルチバイブレータ48及び49
の処理を同期して行える。
【0083】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、位置検出対象の位置に応じて静電容量を可変し、静
電容量に応じて位置検出対象の位置を検出することによ
り静電容量は非接触で発生するため、非接触で検出が可
能であり、耐久性・信頼性を向上させることができ、ま
た、電極をわずかに離間させて配置するだけであるた
め、小型化が可能となり、さらに、第1及び第2の可変
容量を設け、位置検出対象の位置に応じて第1の可変容
量の静電容量と第2の可変容量の静電容量とを相対的に
可変することにより検出位置を静電容量の比として検出
できるため、不要な成分を含まない検出結果を得られ、
正確な検出が可能となる等の特長を有する。
【0084】請求項2、3によれば、第1のマルチバイ
ブレータの出力により第2のマルチバイブレータをトリ
ガし、第2のマルチバイブレータの出力により第1のマ
ルチバイブレータをトリガすることにより第1の可変容
量に応じた時定数のパルスと第2の可変容量に応じた時
定数とを交互に出力した出力パルスを得ることができる
ため、出力パルスを平均化することにより容易に位置検
出対象の位置に応じた出力信号を得ることができる等の
特長を有する。
【0085】請求項4によれば、第1及び第2のマルチ
バイブレータでそれぞれ第1の可変容量に応じた周期の
出力パルスと第2の可変容量に応じた周期の出力パルス
を得ることができるため、多様な処理に対応でき、ま
た、一方の出力パルスに異常があるときでも他方の出力
パルスで容易に位置検出が可能である等の特長を有す
る。
【0086】請求項5によれば、出力信号から異常を検
出することにより容易に異常を検出でき、信頼性を向上
させることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の可変容量部の構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の可変容量部の動作説明図で
ある
【図4】本発明の一実施例の可変容量部の角度に応じた
容量及び容量比の特性図である。
【図5】本発明の一実施例の可変容量部の変形例の構成
図である。
【図6】本発明の一実施例の位置検出回路の回路構成図
である。
【図7】本発明の一実施例の位置検出回路の動作波形図
である。
【図8】本発明の一実施例の位置検出回路の第1変形例
の回路構成図である。
【図9】本発明の一実施例の位置検出回路の第1変形例
の動作波形図である。
【図10】本発明の一実施例の位置検出回路の第2変形
例の回路構成図である。
【図11】本発明の一実施例の位置検出回路に第2変形
例の動作波形図である。
【図12】摺動抵抗式ポテンショメータの概略構成図で
ある。
【図13】差動トランスの概略構成図である。
【符号の説明】
20 位置センサ 21 位置検出対象 22 可変容量部 22a 第1の可変容量 22b 第2の可変容量 23 位置検出回路 24 可動電極 25 第1の固定電極 26 第2の固定電極 27 シャフト 28a〜28d リング 29 ブッシュ 30 プレート 31a〜31d 支柱 32 プリント配線板 33 バネ 45,46 単安定マルチバイブレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置検出対象の位置を検出する位置セン
    サにおいて、 前記位置検出対象の位置に応じて静電容量が増加する第
    1の可変容量と、 前記位置検出対象の位置に応じて静電容量が減少する第
    2の可変容量と、 前記第1の可変容量と前記第2の可変容量との静電容量
    を検出し、前記第1の可変容量の静電容量及び前記第2
    の可変容量の静電容量に応じて前記位置検出対象の位置
    を検出する位置検出手段とを有することを特徴とする位
    置センサ。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段は、前記第1の可変容
    量が接続され、前記第1の可変容量の静電容量に応じて
    時定数を可変する第1の時定数回路と、 入力信号が供給され、該入力信号が所定の方向に反転し
    た時にこれを検出し、前記第1の時定数回路により設定
    された時定数に応じた第1の時間だけ出力信号を反転さ
    せる第1のマルチバイブレータと、 前記第2の可変容量が接続され、前記第2の可変容量の
    静電容量に応じて時定数を可変する第2の時定数回路
    と、 前記第1のマルチバイブレータの出力信号の反転を検出
    して、前記第1の出力パルスの反転を検出してから前記
    第2の可変容量により設定された時定数だけ出力信号を
    反転させるとともに、前記第1のマルチバイブレータに
    入力信号として供給する第2のマルチバイブレータと、 前記第2のマルチバイブレータの前記出力信号のハイレ
    ベル時間とローレベル時間との比に応じて前記位置検出
    対象の位置に応じた位置信号を生成する位置算出手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の位置センサ。
  3. 【請求項3】 前記第2のマルチバイブレータの出力信
    号を平滑化し、前記第2のマルチバイブレータの前記出
    力信号のハイレベル時間とローレベル時間との比に応じ
    たレベルの信号として前記位置算出手段に供給するロー
    パスフィルタとを有することを特徴とする請求項2記載
    の位置センサ。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段は、前記第1の可変容
    量が接続され、前記第1の可変容量の静電容量に応じて
    時定数を可変する第1の時定数回路と、 前記第1の時定数回路により設定された時定数に応じた
    第1の時間だけ出力信号を反転させる第1のマルチバイ
    ブレータと、 前記第2の可変容量が接続され、前記第2の可変容量の
    静電容量に応じて時定数を可変する第2の時定数回路
    と、 前記第2の可変容量により設定された時定数だけ出力信
    号を反転させる第2のマルチバイブレータと、 前記第1のマルチバイブレータの出力信号の反転期間と
    前記第2のマルチバイブレータの出力信号の反転期間と
    の比に応じて前記位置検出対象の位置を算出する位置算
    出手段とを有することを特徴とする請求項1記載の位置
    センサ。
  5. 【請求項5】 前記出力信号が所定の範囲から外れたと
    きに機能異常を検出する異常検出手段を有することを特
    徴とする請求項1乃至4記載の位置センサ。
JP12808896A 1996-05-23 1996-05-23 位置センサ Pending JPH09311010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090583A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シーケーディ株式会社 静電容量式変位センサ及び静電容量式変位センサを有する比例制御弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090583A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シーケーディ株式会社 静電容量式変位センサ及び静電容量式変位センサを有する比例制御弁

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