JPH09308773A - ラジコンカーのタイヤ成形方法 - Google Patents
ラジコンカーのタイヤ成形方法Info
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- JPH09308773A JPH09308773A JP8150407A JP15040796A JPH09308773A JP H09308773 A JPH09308773 A JP H09308773A JP 8150407 A JP8150407 A JP 8150407A JP 15040796 A JP15040796 A JP 15040796A JP H09308773 A JPH09308773 A JP H09308773A
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- JP
- Japan
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- tire
- core
- molding
- forming part
- forming
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- Pending
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 40
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 19
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は帆布等軽量の保形用部材を内面中心
に嵌着するラジコンカーのタイヤの新規な成形方法を提
供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は開閉割型と中子との間にタイヤの成
形部を設け、該成形部内に成形用のゴムを熱加圧圧入し
てラジコンカーのタイヤを成形する装置において、該成
形部の一壁を形成する前記中子の周面に帆布等軽量の保
形用部材を置き嵌めするとともに該保形用部材の中心と
直交する外方向より該成形部内に成形用のゴムを二股に
分岐圧入して、該保形用部材を内面中心に嵌着したタイ
ヤを成形することを特徴とするラジコンカーのタイヤ成
形方法にある。
に嵌着するラジコンカーのタイヤの新規な成形方法を提
供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は開閉割型と中子との間にタイヤの成
形部を設け、該成形部内に成形用のゴムを熱加圧圧入し
てラジコンカーのタイヤを成形する装置において、該成
形部の一壁を形成する前記中子の周面に帆布等軽量の保
形用部材を置き嵌めするとともに該保形用部材の中心と
直交する外方向より該成形部内に成形用のゴムを二股に
分岐圧入して、該保形用部材を内面中心に嵌着したタイ
ヤを成形することを特徴とするラジコンカーのタイヤ成
形方法にある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はラジコンカーのタイヤ
成形方法、詳しくは帆布等軽量の保形用部材を内面中心
に嵌着させてなる新規なラジコンカーのタイヤ成形方法
に関するものである。
成形方法、詳しくは帆布等軽量の保形用部材を内面中心
に嵌着させてなる新規なラジコンカーのタイヤ成形方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ラジコンカーのタイヤは図6乃至図
7に示すように下型にセットした中子の上面に成形用の
分厚なゴム材料を載置し、このゴム材料を上型の下動に
て中子を挟む下型との間の成形部内に押し延ばし圧入し
て成形してきたものである。
7に示すように下型にセットした中子の上面に成形用の
分厚なゴム材料を載置し、このゴム材料を上型の下動に
て中子を挟む下型との間の成形部内に押し延ばし圧入し
て成形してきたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
の成形に当って、高速回転による変形を防止するために
タイヤの内面中心に帆布等の保形用部材を嵌着させて成
形しようとするときは、図8に示すように中子の周面に
置き嵌めした保形用部材が押し延ばし圧入するゴムによ
って押されて位置ずれを生じてタイヤの内面中心に正確
に嵌着しないという課題があり、また押し延ばし圧入す
るゴムによって位置ずれしないように保形用部材を強く
置き嵌める場合は成形後のタイヤの抜き外しに困難する
という課題がある。
の成形に当って、高速回転による変形を防止するために
タイヤの内面中心に帆布等の保形用部材を嵌着させて成
形しようとするときは、図8に示すように中子の周面に
置き嵌めした保形用部材が押し延ばし圧入するゴムによ
って押されて位置ずれを生じてタイヤの内面中心に正確
に嵌着しないという課題があり、また押し延ばし圧入す
るゴムによって位置ずれしないように保形用部材を強く
置き嵌める場合は成形後のタイヤの抜き外しに困難する
という課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は中子の周面に置
き嵌めする帆布等軽量の保形用部材の中心と直交する外
方向より成形部内に成形用のゴムを二股に分岐させつつ
圧入するようにして、かかる課題を解決しようとするも
のである。
き嵌めする帆布等軽量の保形用部材の中心と直交する外
方向より成形部内に成形用のゴムを二股に分岐させつつ
圧入するようにして、かかる課題を解決しようとするも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面について説明する。
【0006】図1に示すように上下動開閉する開閉割型
1a,1bと該開閉割型1a,1b間に挟入する中子2との間で
ラジコンカーのタイヤ3の成形部4を形成する。該成形
部4の一壁を構成する中子2の周面の中心に軽量な保形
用部材として帆布5を輪状にして置き嵌めする。なお帆
布5の中子2側には未加硫のゴム材料層6を積層してい
る。7は開閉割型1a上に載上する未加硫の成形用ゴム材
料、8は開閉割型1aの成形部4の外側上面より中間下に
縦設する複数本の押下孔、なお、各押下孔8は成形部4
を囲んで円を画くように一定間隔を置いて縦設される。
9は押下孔8の下端間を連通して形成する輪形孔、9aは
輪形孔9と成形部4の外側中心間に設ける絞細した輪形
圧入口である。また10は中子2を開閉割型1bに押し出し
自在に挿着するために設けた中子2の支持軸、11は成形
部4内のエアーを外部に排出するためのエアー抜き孔、
12は開閉割型1a上に配置する成形用ゴム材料7の押体で
ある。
1a,1bと該開閉割型1a,1b間に挟入する中子2との間で
ラジコンカーのタイヤ3の成形部4を形成する。該成形
部4の一壁を構成する中子2の周面の中心に軽量な保形
用部材として帆布5を輪状にして置き嵌めする。なお帆
布5の中子2側には未加硫のゴム材料層6を積層してい
る。7は開閉割型1a上に載上する未加硫の成形用ゴム材
料、8は開閉割型1aの成形部4の外側上面より中間下に
縦設する複数本の押下孔、なお、各押下孔8は成形部4
を囲んで円を画くように一定間隔を置いて縦設される。
9は押下孔8の下端間を連通して形成する輪形孔、9aは
輪形孔9と成形部4の外側中心間に設ける絞細した輪形
圧入口である。また10は中子2を開閉割型1bに押し出し
自在に挿着するために設けた中子2の支持軸、11は成形
部4内のエアーを外部に排出するためのエアー抜き孔、
12は開閉割型1a上に配置する成形用ゴム材料7の押体で
ある。
【0007】開閉割型1a,1bと中子2および押体12を加
熱し且つ開閉割型1a,1bを閉じておいて、図2に示すよ
うに押体12を下動して成形用ゴム材料7を開閉割型1aと
の間で押圧するのである。すると成形用ゴム材料7は各
押下孔8を経て輪形孔9内に至って絞細した輪形圧入口
9aより上下方向に二股に分岐しつつ成形部4内に圧入し
充填する。成形部4内に充填された成形用ゴム材料7は
熱により加硫して図3に示すように内面中心に帆布5を
嵌着させたタイヤ3を成形することとなる。なお成形用
ゴム材料7は帆布5の中心位置から上下方向に二股に分
岐して圧入するので帆布5の位置ずれは生ずることがな
く、また帆布5の内側に積層してあるゴム材料層6が加
硫に際して圧入された成形用ゴム材料7と一体となるの
で、帆布5は表面がゴムに被覆されてより強固に嵌着す
ることとなる。
熱し且つ開閉割型1a,1bを閉じておいて、図2に示すよ
うに押体12を下動して成形用ゴム材料7を開閉割型1aと
の間で押圧するのである。すると成形用ゴム材料7は各
押下孔8を経て輪形孔9内に至って絞細した輪形圧入口
9aより上下方向に二股に分岐しつつ成形部4内に圧入し
充填する。成形部4内に充填された成形用ゴム材料7は
熱により加硫して図3に示すように内面中心に帆布5を
嵌着させたタイヤ3を成形することとなる。なお成形用
ゴム材料7は帆布5の中心位置から上下方向に二股に分
岐して圧入するので帆布5の位置ずれは生ずることがな
く、また帆布5の内側に積層してあるゴム材料層6が加
硫に際して圧入された成形用ゴム材料7と一体となるの
で、帆布5は表面がゴムに被覆されてより強固に嵌着す
ることとなる。
【0008】タイヤ3の成形後は押体12を上動し、開閉
割型1a上および押下孔9内の成形用ゴム材料7の残滓を
取り去り、開閉割型1a,1bを開き移動させ、図4に示す
ように中子2を押し出して成形したタイヤ3を外し取
り、タイヤ3周囲のバリを処理するのである。
割型1a上および押下孔9内の成形用ゴム材料7の残滓を
取り去り、開閉割型1a,1bを開き移動させ、図4に示す
ように中子2を押し出して成形したタイヤ3を外し取
り、タイヤ3周囲のバリを処理するのである。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、ラジコンカ
ーのタイヤの成形に当って、あらかじめ中子の周面に置
き嵌めする帆布等の保形用部材の中心に直交する外方向
より成形部内に成形用ゴム材料を二股に分岐圧入して成
形するようにしたので、ゴムの圧入による保形用部材の
位置ずれが生じないという効果を生ずる。
ーのタイヤの成形に当って、あらかじめ中子の周面に置
き嵌めする帆布等の保形用部材の中心に直交する外方向
より成形部内に成形用ゴム材料を二股に分岐圧入して成
形するようにしたので、ゴムの圧入による保形用部材の
位置ずれが生じないという効果を生ずる。
【0010】成形用ゴムを圧入させるための複数本の押
下孔の下端に各押下孔に連通する輪形孔を設け、該輪形
孔の内側と成形部の外側中心との間に絞細した輪形圧入
口を設けたので、圧入ムラのないタイヤを素早く成形す
ることができるという効果を生ずる。
下孔の下端に各押下孔に連通する輪形孔を設け、該輪形
孔の内側と成形部の外側中心との間に絞細した輪形圧入
口を設けたので、圧入ムラのないタイヤを素早く成形す
ることができるという効果を生ずる。
【0011】帆布等の保形用部材を内面中心に正確に嵌
着したタイヤを成形することによって、ラジコンカーを
さらに高度にコントロール可能において高速走行させる
ことができるという効果を生ずる。
着したタイヤを成形することによって、ラジコンカーを
さらに高度にコントロール可能において高速走行させる
ことができるという効果を生ずる。
【図1】 上下の開閉割型を閉じた状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】 同、押体の下動により成形用ゴム材料が押下
孔より輪形孔に至った状態を示す部分拡大断面図であ
る。
孔より輪形孔に至った状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図3】 同、成形部内に成形用ゴム材料が分岐圧入し
て充填された状態を示す断面図である。
て充填された状態を示す断面図である。
【図4】 中子を開閉割型から押し出した状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】 保形用部材を嵌着成形したタイヤの断面図で
ある。
ある。
【図6】 従来の成形例を示すもので、上下型が閉じる
前の状態を示す断面図である。
前の状態を示す断面図である。
【図7】 同、閉じ成形時の断面図である。
【図8】 従来方式により保形用部材を嵌着成形しよう
としたときの保形用部材の位置ずれの様子を示す部分拡
大断面図である。
としたときの保形用部材の位置ずれの様子を示す部分拡
大断面図である。
1aは上側の開閉割型 1bは下側の開閉割型 2は中子 3はタイヤ 4は成形部 5は帆布(保形用部材) 6はゴム材料層 7は成形用ゴム材料 8は押下孔 9は輪形孔 9aは輪形圧入口 10は中子の支持軸 11はエアー抜き孔 12は押体
Claims (2)
- 【請求項1】 開閉割型と中子との間にタイヤの成形部
を設け、該成形部内に成形用のゴムを熱加圧圧入してラ
ジコンカーのタイヤを成形する装置において、該成形部
の一壁を形成する前記中子の周面に帆布等軽量の保形用
部材を置き嵌めするとともに該保形用部材の中心と直交
する外方向より該成形部内に成形用のゴムを二股に分岐
圧入して、該保形用部材を内面中心に嵌着したタイヤを
成形することを特徴とするラジコンカーのタイヤ成形方
法。 - 【請求項2】 成形用のゴムを複数本の押下孔に連通し
てタイヤの成形部の外側中心に周設する絞細した輪形圧
入口より圧入させる請求項1記載のタイヤ成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150407A JPH09308773A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ラジコンカーのタイヤ成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150407A JPH09308773A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ラジコンカーのタイヤ成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09308773A true JPH09308773A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15496292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150407A Pending JPH09308773A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ラジコンカーのタイヤ成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09308773A (ja) |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8150407A patent/JPH09308773A/ja active Pending
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