JPH09308107A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統監視制御装置

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JPH09308107A
JPH09308107A JP8116385A JP11638596A JPH09308107A JP H09308107 A JPH09308107 A JP H09308107A JP 8116385 A JP8116385 A JP 8116385A JP 11638596 A JP11638596 A JP 11638596A JP H09308107 A JPH09308107 A JP H09308107A
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JP
Japan
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equipment
transformer
power system
control
control device
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JP8116385A
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English (en)
Inventor
Masakuni Nishino
政邦 西野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力系統の電力設備として存する変圧器を含む
設備機器の安全運転、経済運転を実現することにある。 【解決手段】遠方監視制御装置3を通して送られてくる
設備機器の1つである変圧器2を母線に入切する開閉器
の情報を記憶するSV状変記憶部 5-1と、変圧器2の設
備データ及び該変圧器に対応する発電機の電力値が保存
された設備データベース記憶部7と、並用停止潮流設定
値が保存された運用設定データ記憶部8と、電力系統の
設備機器の操作制御時、SV状変記憶部 5-1に記憶され
た開閉器情報から変圧器2の接続されている母線を判断
すると共に、設備データベース記憶部7に記憶されてい
る発電機の電力値及び前記運用設定データ記憶部に記憶
された並用停止潮流設定値に基いて停止操作される変圧
器を選出する変圧器経済運転手段 6-1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の設備機
器を監視及び制御する電力系統監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増加により電力系統
は、益々複雑且つ大規模化しており、それに伴って電力
系統を構成する設備機器も拡大化している。従って、こ
のような系統構成の電力系統を監視及び制御する電力系
統監視制御装置においても、電力設備を操作制御して電
力系統を運用する場合、変圧器の運転を行うに際しても
経済性、信頼性の向上が求められている。
【0003】従来、かかる要望を満たすための電力系統
監視制御装置としては、図14に示すような構成が採用
されている。図14において、2は電力系統の電力設備
の1つとして設けられている変圧器で、この変圧器2は
図15に示すようにしゃ断器や断路器等の開閉器(以下
変圧起用開閉器と呼ぶ)Sを介して系統母線Bに接続さ
れている。なお、図15において、1は系統母線Bに接
続された発電機Gである。また、黒塗り部分の開閉器S
は投入状態を示し、白抜き部分の開閉器Sは開放状態を
示す。
【0004】図14に戻って、3はこの変圧器2を監視
して運転制御する遠方監視制御装置、4はこの遠方監視
制御装置3に対して変圧器を経済運転するための制御指
令を与える電子計算機で、この電子計算機4は設備デー
タベース記憶部7とこの設備データベース記憶部7に記
憶されている変圧器の設備データと遠方監視制御装置3
を通して送られてくる変圧器2の設備データとに基いて
制御操作対象となる設備を決定する変圧器経済運転手段
6とを備えている。
【0005】従って、かかる電力系統監視制御装置にお
いて、電力系統を監視及び制御するに際し、変圧器経済
運転手段6により決定された設備を制御対象とすべく指
令を遠方監視制御装置3に与え、電力系統の該当設備の
制御を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電力系統監
視制御装置においては、並列運転中の複数台の変圧器の
中から経済運転を行うための停止変圧器を決定する際
に、しゃ断器の操作回数だけで設備を決定しているた
め、変圧器より電力供給される系統母線が片寄ってしま
い、系統に対する信頼性を高めることができないという
問題がある。
【0007】また、系統事故時の対応策が考慮されてい
ないため、事故時には過負荷になる可能性があるという
問題がある。さらに、変圧器の経済運転のために変圧器
の有効潮流値と発電機の有効電力とを合せた有効潮流値
を指標として変圧器の並用停止時期を判断しているた
め、制御の応答が遅いという問題がある。
【0008】本発明は上記のような問題を解消し、電力
系統の電力設備として存する変圧器を含む設備機器の安
全運転、経済運転を実現することができる電力系統監視
制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により電力系統監視制御装
置を構成する。請求項1に対応する発明は、電力系統の
設備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共
に制御する電力系統監視制御装置において、前記遠方監
視制御装置を通して送られてくる設備機器としての変圧
器を母線に入切する開閉器の情報を記憶する開閉器情報
記憶部と、変圧器の設備データ及び該変圧器に対応する
発電機の電力値を保存する設備データベース記憶部と、
変圧器の並用停止操作を行うための基準となる並用停止
潮流設定値が保存された運用設定データ記憶部と、前記
電力系統の設備機器の操作制御時、前記開閉器情報記憶
部に記憶された開閉器情報から変圧器の接続されている
母線を判断すると共に、前記設備データベース記憶部に
記憶されている発電機の電力値及び前記運用設定データ
記憶部に記憶された並用停止潮流設定値に基いて変圧器
の停止操作により片母線供給とならず、且つ開閉器の操
作回数の少ない号機を優先して停止操作される変圧器を
選出して該変圧器の操作指令を前記遠方監視制御装置に
与える変圧器経済運転手段とを備える。
【0010】従って、上記請求項1に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、変圧器経済運転手段に
より開閉器情報記憶部に記憶されている開閉器の開閉情
報から変圧器の接続されている母線を判断し、停止操作
によって片母線供給にならない変圧器を選出することが
可能となり、電力系統を安定した電圧に維持することが
できる。
【0011】請求項2に対応する発明は、電力系統の設
備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共に
制御する電力系統監視制御装置において、前記遠方監視
制御装置より送られてくる電力系統に存する発電機の出
力値と変圧器を母線に入切する開閉器の開閉状態を記憶
する現在設備情報記憶部と、変圧器の設備データが記憶
されている設備データベース記憶部と、前記電力系統の
設備機器の操作制御時、前記現在設備情報記憶部に記憶
されている各発電機の出力値から電力を供給している系
統を判定して供給系統の中で最大出力発電機の出力値を
算出し、これを現在供給電力に加算して系統事故時でも
過負荷にならず、且つ前記設備データ記憶部に記憶され
ている変圧器の設備データから操作回数を判定条件に停
止操作する変圧器を選出して該変圧器の操作指令を前記
遠方監視制御装置に与える事故想定変圧器経済運転手段
とを備える。
【0012】従って、上記請求項2に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、事故想定変圧器経済運
転手段により現在潮流値記憶部に記憶されている発電機
の出力値を用いて供給系統内の発電機の中で最大出力の
発電機が停止した時の経済性と信頼性を判断した上で変
圧器を選出しているので、系統事故時でも過負荷となら
ない変圧器の経済運転を行うことができると共に、電力
系統を安定した電圧に維持することができる。
【0013】請求項3に対応する発明は、電力系統の設
備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共に
制御する電力系統監視制御装置において、前記遠方監視
制御装置より送られてくる電力系統に存する発電機の出
力値と変圧器を母線に入切する開閉器の開閉状態を記憶
する現在設備情報記憶部と、並用停止潮流設定値及び並
用停止時期判定指標を保存する運用設定データ記憶部
と、前記電力系統の設備機器の操作制御時、前記現在設
備情報記憶部に記憶されている各発電機の出力値と変圧
器の有効潮流値と、前記設備データベース記憶部に記憶
されている並用停止潮流設定値及び並用停止時期判定指
標に基いて変圧器並用停止操作の先行制御を行う指令を
前記遠方監視制御装置に与える系統状態判定手段とを備
える。
【0014】従って、上記請求項3に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、並用停止操作時期判定
手段により現在潮流値記憶部に記憶されている発電機の
出力値及び変圧器の潮流値と、設備データベース記憶部
に記憶されている並用停止潮流設定値及び並用停止時期
判定指標に基いて変圧器の並用停止操作を、並用停止操
作の対象となる有効潮流値を用いて有効潮流値の増加減
の傾きを指標として行っているので、速度の応答等速度
を上げることができる。
【0015】請求項4に対応する発明は、電力系統の設
備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共に
制御する電力系統監視制御装置において、前記電力系統
内の設備を操作制御を行う単位である操作制御単位に分
割し、この操作制御単位に設備機器を組合せて構成され
る制御グループとし、前記遠方監視制御装置より送られ
てくる前記操作制御単位及び前記制御グループからの情
報を記憶する設備機器状態記憶部と、前記制御グループ
の構成が記憶されている設備データベース記憶部と、前
記電力系統の設備機器の操作制御時、前記設備機器状態
記憶部に記憶されている機器状態と前記設備データベー
ス記憶部に記憶されている制御グループの構成に基いて
設備状況を判断して操作制御単位を別の制御グループに
移行させて制御グループの構成を変更する制御指令を前
記遠方監視制御装置に与える系統状態判定手段とを備え
る。
【0016】従って、上記請求項4に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、電力系統内の設備を操
作制御を行う単位である操作制御単位に分割し、この操
作制御単位に設備機器を組合せて構成される制御グルー
プに対して、設備機器状態記憶部に記憶されている機器
状態と設備データベース記憶部に記憶されている制御グ
ループの構成に基いて設備状況を判断して操作制御単位
を別の制御グループに移行することにより、電力系統を
安定にした電圧に維持することができる。
【0017】請求項5に対応する発明は、電力系統の設
備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共に
制御する電力系統監視制御装置において、複数の電力系
統制御所間において、他の制御権グループに含まれ、且
つ監視制御管轄が自制御所にある電力系統設備より前記
遠方監視制御装置を通して送られてくる機器状態の情報
をもとに制御権が他管轄にある電力系統設備機器の制御
を行う制御指令を前記遠方監視制御装置に与える系統間
制御手段を備え、前記系統間制御手段は制御権を持って
いる制御所に対して制御要求を行うと共に、実際に制御
要求を受取った側の制御所によって制御された結果を受
取って要求側制御所に通知する。
【0018】従って、上記請求項5に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、電力系統制御所間にお
いて、他管轄の設備機器の制御を行う場合、制御権を持
っている制御所に対して制御要求を行い、実際の制御は
制御要求を受取った側の制御所によって制御し、その結
果を要求側制御所に通知することにより、電力系統の電
圧を維持することができる。
【0019】請求項6に対応する発明は、電力系統の設
備機器の状態を遠方監視制御装置により監視すると共に
制御する電力系統監視制御装置において、前記遠方監視
制御装置を通して送られてくる設備機器の1つである変
圧器の電圧値を記憶する電圧値記憶部と、電圧の許容上
下限値を記憶する設備データベース記憶部と、前記電圧
値記憶部に記憶されている電圧値と前記設備データベー
ス記憶部に記憶されている電圧の許容上下限値との差を
積分し、その積分値が判定基準値以上になった時点で変
圧器タップの操作指令を前記遠方監視制御装置に与える
積分判定操作手段とを備える。
【0020】従って、上記請求項6に対応する発明の電
力系統監視制御装置にあっては、電力系統の変圧器設備
における電圧値に着目し、変圧器設備が許る許容値の上
下限値を設定し、この上下限値と実際の電圧値との差を
積分し、この積分値が判定基準となる基準値以上になっ
た時点で変圧器タップを操作することにより、電力系統
の電圧を安定に維持することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による電力系統監視制
御装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。
【0022】図1において、2は図15に示す電力系統
の電力設備として設けられている変圧器、3はこの変圧
器2を監視して運転制御する遠方監視制御装置、4はこ
の遠方監視制御装置3に対して変圧器を経済運転するた
めの制御指令を与える電子計算機である。
【0023】この電子計算機4は、遠方監視制御装置3
より送られてくるしゃ断器や断路器等の開閉器Sの状態
変化(以下SV状変と略称する)を記憶するSV状変記
憶部5−1、変圧器の設備データ及び当該変圧器に対応
する発電機Gの電力値が記憶されている設備データベー
ス記憶部7、並用停止潮流設定値が記憶されている運用
設定データ記憶部8及びこれら各記憶部5−1,7,8
からのデータをもとに停止操作すべき変圧器を選出して
制御指令を遠方監視制御装置3に与える変圧器経済運転
手段6−1とを備えている。
【0024】ここで、並用停止潮流設定値とは、変圧器
の並用停止操作操作を行う際に、操作の判断基準となる
潮流値を運用設定データ記憶部8に設定をした値であ
る。この場合、並用停止潮流設定値は、変圧器の定格等
の設備機器の制約や運転の効率(経済性)により決定さ
れるが、運転者によって並用停止潮流設定値の変更、設
定が可能である。
【0025】上記変圧器経済運転手段6−1は、SV状
変記憶部5−1に記憶されている変圧器2用開閉器Sの
開閉状態より該変圧器が接続されている系統母線を判断
し、更に設備データベース記憶部7に記憶されている変
圧器の設備データや該変圧器に対応する発電機の電力値
および運用設定データ記憶部8に記憶されている並用停
止潮流設定値に基いて、停止操作すべき変圧器を選出す
る機能を有している。
【0026】次に上記のように構成された本発明の第1
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を図2に示
すフローチャートにより述べる。遠方監視制御装置3に
より電力系統の設備を操作制御するに際して、電子計算
機4に有する変圧器経済運転手段6−1が起動される
と、まずステップS11で並用停止潮流設定値を判断基
準にして変圧器の経済性を判断し、その結果からステッ
プS12で運転中の変圧器を停止操作するか否か判定す
る。
【0027】ステップS12で停止操作を行う(YE
S)と判定されると、ステップS13でSV状変記憶部
5−1に記憶されている変圧器2の開閉器Sの開閉状態
より、該変圧器が接続されている系統母線を判断して片
側母線接続に片寄っているかどうかを判定し、片寄って
いなければ当該変圧器を選出する。
【0028】次いでステップS14で開閉器Sの操作回
数の少ない号機を優先して運転停止を行う号機を決定
し、ステップS15にて停止操作を行い、処理を終了す
る。また、ステップS12において、停止操作を行わな
いと判定した場合にはそのまま処理を終了する。
【0029】ここで、上記ステップS11での経済性判
定についての詳細を図3に示すフローチャートにより説
明する。まず、ステップS11−1で変圧器の潮流値と
当該変圧器に対応する発電機の電力値の合計(以下合計
潮流値と呼ぶ)を算出し、ステップS11−2で合計潮
流値が並用潮流設定値以上か否かを判定し、並用潮流設
定値以上ならばステップS11−3にて並用時期と判定
する。
【0030】一方、ステップS11−2で並用潮流設定
値よりも小さいと判定されるとステップS11−14に
て合計潮流値が停止潮流値以下か否かを判定する。そし
て、ステップS11−14で合計潮流値が停止潮流値以
下と判定されるとステップS11−5にて停止時期と判
定し、合計潮流値が停止潮流値より大きければ、ステッ
プS11−6にて並用停止時期以外と判定する。
【0031】このように第1の実施の形態によれば、変
圧器の接続されている系統母線を判断し、変圧器停止操
作を行うことによって片母線供給とならないように変圧
器を選出することができ、さらに変圧器の操作回数を判
断条件にして変圧器の運転停止の対象号機を決定するこ
とができる。
【0032】なお、上記第1の実施の形態では変圧器の
操作回数を判定条件とする場合について述べたが、変圧
器の変わりに調相機器においても操作回数を判定条件に
して調相機器の操作を行う対象号機を決定するようにし
ても良い。
【0033】図4は本発明による電力系統監視制御装置
の第2の実施の形態を示すブロック構成図である。図4
において、1は図15に示す系統母線Bに接続された発
電機G、2は同じく電力設備として設けられている変圧
器、3はこれら発電機1の出力値と変圧器2を系統母線
Bに入切する開閉器Sの状態を監視して運転制御する遠
方監視制御装置、4はこの遠方監視制御装置3に対して
変圧器を経済運転するための制御指令を与える電子計算
機である。
【0034】この電子計算機4は、遠方監視制御装置3
より送られてくる発電機1の出力値と変圧器2を系統母
線Bに入切する開閉器の開閉状態を記憶する現在設備情
報記憶部5−2、変圧器の設備データが記憶されている
設備データベース記憶部7及び現在設備情報記憶部5−
2に記憶されている各発電機の出力値と設備データベー
ス記憶部7に記憶されている変圧器の設備データを用い
て停止操作する変圧器を選出する機能を有する事故想定
変圧器経済運転手段6−2とを設ける。
【0035】次に上記のように構成された本発明の第2
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を図5に示
すフローチャートにより述べる。遠方監視制御装置3に
より電力系統の電力設備を操作制御するに際して、電子
計算機4に有する変圧器経済運転手段6−2が起動され
ると、まずステップS21で現在設備情報記憶部5−2
に記憶されている各発電機の出力値から電力を供給して
いる系統を判定し、ステップS22にてステップS21
で判定した供給系統の中で最大出力発電機の出力値を算
出する。
【0036】次にステップS23において現在供給電力
にステップS22で求めた最大出力発電機の出力値を加
える。さらにステップS24にて経済性を判定し、ステ
ップS25にて変圧器の操作回数を判定条件にして運転
停止を行う変圧器の号機を決定してステップS26で停
止操作を行い、処理を終了する。
【0037】このように第2の実施の形態によれば、電
力供給系統内の最大出力発電機の出力値を算出し、現在
供給電力に加算することによって系統事故時でも過負荷
にならない変圧器の経済運転を実施できる。
【0038】なお、上記第2の実施の形態では電力供給
系統内の最大出力電力を算出するようにしたが、これに
変えて電力供給系統内を安定に維持できる最低電力を算
出するようにしても良い。このようにすれば電力系統を
安定に維持できる変圧器経済運転を実現できる。
【0039】図6は本発明による電力系統監視制御装置
の第3の実施の形態を示すブロック構成図である。図6
において、1は図15に示す系統母線Bに接続された発
電機G、2は同じく電力設備として設けられている変圧
器、3はこれら発電機1の出力値と変圧器2を系統母線
Bに入切する開閉器Sの状態を監視して運転制御する遠
方監視制御装置、4はこの遠方監視制御装置3に対して
変圧器を経済運転するための制御指令を与える電子計算
機である。
【0040】この電子計算機4は、遠方監視制御装置3
より送られてくる発電機1の出力値と変圧器2の有効潮
流値とを記憶する現在設備情報記憶部5−3、並用停止
潮流設定値及び並用停止時期判定指標が記憶されている
運用設定データ記憶部8及び現在設備情報記憶部5−3
に記憶されている各発電機の出力値と変圧器2の有効潮
流値と、設備データベース記憶部7に記憶されている並
用停止潮流設定値及び並用停止時期判定指標を用いて変
圧器並用停止操作の先行制御を行う機能を有する並用停
止操作時期判定手段6−3とを設ける。
【0041】次に上記のように構成された本発明の第3
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を図7に示
すフローチャートにより述べる。遠方監視制御装置3に
より電力系統の電力設備を操作制御するに際して、電子
計算機4に有する並用停止操作時期判定手段6−3が起
動されると、まずステップS31で現在設備情報記憶部
5−3に記憶されている変圧器の有効潮流値を取出し、
ステップS32でこの有効潮流値が運用設定データ記憶
部8に記憶されている並用停止潮流設定値に対しての割
合以上か否かを判定し、有効潮流値が並用停止潮流設定
値に対しての割合以上であれば、ステップS33で有効
潮流値の変化の割合が運用設定データ記憶部8に記憶さ
れている並用停止時期判定指標を越えているか否かを判
定し、越えていればステップS34で変圧器の並用停止
操作を行い、処理を終了する。
【0042】このように第3の実施の形態によれば、変
圧器の経済運転を行ための変圧器の並用停止操作を、並
用停止操作の対象となる有効潮流値を用いて有効潮流値
の増加源の傾きを指標として行うことにより、制御の応
答速度が上がる。
【0043】なお、上記第3の実施の形態では変圧器の
有効潮流値を用いたが、変圧器に変えて調相機器の操作
において調相機器の有効潮流値を用いて、有効潮流値の
増加減の傾きを指標として判定するようにしても良い。
【0044】図8は本発明による電力系統監視制御装置
の第4の実施の形態を示すブロック構成図である。図8
において、図15に示す系統内の設備を操作制御を行う
単位である操作制御単位に分割して、系統母線や変圧器
等の電力設備からなる操作制御単位A41、操作制御単
位B42、操作制御単位C43とし、これら操作制御単
位の設備を組合せて制御グループA44,B45,C4
6,D47を構成する。
【0045】この場合、制御グループA44は操作制御
単位A41と操作制御単位B42とを組合せ、制御グル
ープ45Bは操作制御単位C43とし、制御グループC
46は開閉器の入切状態の変化によりグループ構成が変
化した操作制御単位A41とし、制御グループD47は
操作制御単位B42と操作制御単位C43とを組合せて
いる。
【0046】遠方監視制御装置3は、これら制御グルー
プA44及びB45の電力設備の機器状態を監視して電
子計算機4に入力し、この電子計算機4の処理により電
力設備の機器状態に変化があると判定されると制御グル
ープC46,D47のようにそのグループ構成を変える
べく制御するものである。
【0047】上記電子計算機4は、遠方監視制御装置3
を通して取込まれる各制御グループA44,B45から
の電力設備の機器状態を記憶する設備機器状態記憶部5
−4、制御グループ構成が記憶されている設備データベ
ース記憶部7及びこれら各記憶部に記憶されている情報
をもとに制御グループの構成を変更するか否かを判定し
て遠方監視制御装置3に送る系統状態判定手段6−4と
を設ける。
【0048】次に上記のように構成された本発明の第4
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を図9に示
すフローチャートにより述べる。遠方監視制御装置3に
より電力系統の電力設備を操作制御するに際して、電子
計算機4に有する系統状態判定手段6−4が起動される
と、ステップS41で設備機器状態記憶部5−4より操
作制御単位A41、操作制御単位B42、操作制御単位
C43の電力設備の開閉器の状態変化を取込み、ステッ
プS42にて操作制御単位B42の開閉器に状態変があ
ったか否かを判定する。
【0049】ステップS42で状態変化があったと判定
されると、ステップS43で操作制御単位C43が制御
グループB45に含まれることを計算し、ステップS4
4で制御グループの変更があったか否かを判定する。そ
して、ステップS44で制御グループの変更があったと
判定されるとステップS45にて操作制御単位B42を
新たに制御グループD47に変更して処理を終了する。
【0050】このように第4の実施の形態によれば、電
力系統内の設備を分割して操作制御を行う単位とし、こ
の操作制御単位に設備を組合せて構成される制御グルー
プの設備の状態を遠方監視制御装置3を通して電子計算
機4に取込んでその変化の有無を判定し、変化があれば
操作制御単位を別の操作制御単位に変更することによっ
て電力系統を安定に維持することができる。
【0051】図10は本発明による電力系統監視制御装
置の第5の実施の形態を示すブロック構成図である。図
10において、複数の電力系統制御所間において、図1
5に示すような電力系統設備に対して制御権を持つ制御
権グループA51、制御権グループB52に分け、制御
権グループA51は変圧器、しゃ断器等からなる電力系
統設備機器A55及び電力系統設備機器B56があり、
制御権グループB52は変圧器、しゃ断器等からなる電
力系統設備機器C57があり、さらに制御権グループA
51の電力系統設備機器A55に対しては監視制御管轄
53とし、制御権グループA51の電力系統設備機器B
56と他の制御権グループB52に含まれる電力系統設
備機器C57に対しては自制御所の監視制御管轄57と
して構成する。
【0052】制御権グループA51に対しては電力系統
設備からの機器状態の監視と制御を行う遠方監視制御装
置3−1が設けられ、制御権グループB52に対しては
電力系統設備からの機器状態の監視を行う遠方監視制御
装置3−2が設けられ、遠方監視制御装置3−1からの
情報は電子計算機A4−1に取込まれ、遠方監視制御装
置3−2からの情報は電子計算機B4−2に取込まれ
る。
【0053】これら電子計算機A4−1及び電子計算機
B4−2は系統間制御手段6−51及び6−52を備
え、それぞれの電力系統設備からの機器情報を相互に通
知し、制御権が他管轄にある電力系統設備の制御を行う
機能を有している。
【0054】次に上記のように構成された本発明の第5
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を述べる
に、ここでは電子計算機A4−1及び電子計算機B4−
2の系統間制御手段6−51及び系統間制御手段6−5
2の制御権が他管轄にある電力系統設備機器の制御を行
う場合の作用を図11に示すフローチャートにより説明
する。
【0055】遠方監視制御装置3−1,3−2により電
力系統の電力設備を操作制御するに際して、電子計算機
A4−1及び電子計算機B4−2の系統間制御手段6−
51及び系統間制御手段6−52が起動されると、まず
ステップS51で制御依頼元か否かを判定し、依頼元で
あればステップS52で設備機器の状態を取込み、ステ
ップS53に進む。ステップS53では設備機器の所属
管轄を判定し、他管轄に所属していればステップS54
で他電力系統制御所に制御を依頼し、その結果をステッ
プS56にて受取る。
【0056】また、上記ステップS51で制御依頼元で
ないと判定された場合には、ステップS56で制御依頼
先かどうかを判定し、依頼先であった場合はステップS
57で他電力系統制御所から制御依頼を受取り、ステッ
プS58にて設備機器を制御してステップS59で制御
依頼元電力系統制御所に結果を通知する。
【0057】このように第5の実施の形態によれば、電
力系統制御所間において、他管轄の電力機器の制御を行
う場合、制御権を持っている制御所に対して制御要求を
行い、実際の制御は制御要求を受取った側の制御所によ
り制御し、その結果を要求制御所に通知することによっ
て電力系統の電圧を安定した状態で維持することができ
る。
【0058】図12は本発明による電力系統監視制御装
置の第6の実施の形態を示すブロック構成図である。図
12において、2は図15に示す電力系統の電力設備と
して設けられている変圧器、3はこの変圧器2を監視し
て運転制御する遠方監視制御装置、4はこの遠方監視制
御装置3に対して変圧器を経済運転するための制御指令
を与える電子計算機である。
【0059】この電子計算機4は、変圧器2より遠方監
視制御装置3を通して取込まれる電圧値を記憶する電圧
値記憶部5−6、変圧器の電圧値の許容上下限値と判定
基準となる基準値が記憶されている設備データ記憶部7
及び電圧値記憶部5−6に記憶された電圧値と設備デー
タ記憶部7に記憶されている電圧値の上下限値及び判定
基準となる基準値とを用いて変圧器タップ操作の判定を
行う積分値判定操作手段6−6とを備えている。
【0060】次に上記のように構成された本発明の第6
の実施の形態の電力系統監視制御装置の作用を述べる。
遠方監視制御装置3により電力系統の電力設備の変圧器
タップ操作を行うに際して、電子計算機4に有する積分
値判定操作手段6−6が起動されると、まずステップS
61にて電圧値記憶部5−6に記憶されている変圧器の
電圧値をチェックし、設備データベース記憶部7に記憶
されている電圧値の許容上下限値から逸脱している場
合、積分を実施して積算して行く。
【0061】次いでステップS62において積算値が設
備データベース記憶部7に記憶されている判定基準にな
る基準値を越えているか否かを判定し、基準値を越えて
いると判定されるとステップS63で遠方監視制御装置
3を通して変圧器タップ操作を行い、処理を終了する。
【0062】このように第6の実施の形態によれば、電
力系統の変圧器設備において電圧値に着目し、変圧器設
備が許す許容値の上下限値を設定し、その上下限値と実
際の電圧値との差を積分し、その積分値が判定基準とな
る基準値以上になった時点で変圧器タップを操作するこ
とによって電力系統の電圧を安定に維持できる。
【0063】なお、上記第1の実施の形態乃至第6の実
施の形態において、その実施の形態に示す個々の構成を
順次組合せる構成とすることにより、その実施の形態特
有の作用効果がそれぞれ得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電力
系統の電力設備として存する変圧器を含む設備機器の安
全運転、経済運転を実現することができる電力系統監視
制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力系統監視制御装置の第1の実
施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態において、変圧器経済運転手段の
作用を説明するためのフローチャート。
【図3】図2に示す経済性判定処理の詳細を説明するた
めのフローチャート。
【図4】本発明による電力系統監視制御装置の第2の実
施の形態を示すブロック図。
【図5】同実施の形態において、事故想定変圧器経済運
転手段の作用を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明による電力系統監視制御装置の第3の実
施の形態を示すブロック図。
【図7】同実施の形態において、系統状態判定手段の作
用を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明による電力系統監視制御装置の第4の実
施の形態を示すブロック図。
【図9】同実施の形態において、系統状態判定手段の作
用を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明による電力系統監視制御装置の第5の
実施の形態を示すブロック図。
【図11】同実施の形態において、系統間制御手段の作
用を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明による電力系統監視制御装置の第6の
実施の形態を示すブロック図。
【図13】同実施の形態において、積分判定手段の作用
を説明するためのフローチャート。
【図14】従来の電力系統監視制御装置の構成例を示す
ブロック図。
【図15】監視制御の対象となる電力系統の電力設備の
構成例を示す結線図。
【符号の説明】
1……発電機G 2……変圧器 3,3−1,3−2……遠方監視制御装置 4,4−1,4−2……電子計算機 5−1……SV状変記憶部 5−2,5−3……現在設備情報記憶部 5−4……設備機器状態記憶部 5−6……電圧値記憶部 6−1……変圧器経済運転手段 6−2……事故想定変圧器経済運転手段 6−3……並用停止操作時期判定手段 6−4……系統状態判定手段 6−51,6−52……系統間制御手段 6−6……積分値判定操作手段 7……設備データベース記憶部 8……運用設定データ記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 前記遠方監視制御装置を通して送られてくる変圧器用開
    閉器の情報を記憶する開閉器情報記憶部と、変圧器の設
    備データ及び該変圧器に対応する発電機の電力値を保存
    する設備データベース記憶部と、変圧器の並用停止操作
    を行うための基準となる並用停止潮流設定値が保存され
    た運用設定データ記憶部と、前記電力系統の設備機器の
    操作制御時、前記開閉器情報記憶部に記憶された開閉器
    情報から変圧器の接続されている母線を判断すると共
    に、前記設備データベース記憶部に記憶されている発電
    機の電力値及び前記運用設定データ記憶部に記憶された
    並用停止潮流設定値に基いて変圧器の停止操作により片
    母線供給とならず、且つ開閉器の操作回数の少ない号機
    を優先して停止操作される変圧器を選出して該変圧器の
    操作指令を前記遠方監視制御装置に与える変圧器経済運
    転手段とを備えたことを特徴とする電力系統監視制御装
    置。
  2. 【請求項2】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 前記遠方監視制御装置より送られてくる電力系統に存す
    る発電機の出力値と変圧器を母線に入切する開閉器の開
    閉状態を記憶する現在設備情報記憶部と、変圧器の設備
    データが記憶されている設備データベース記憶部と、前
    記電力系統の設備機器の操作制御時、前記現在設備情報
    記憶部に記憶されている各発電機の出力値から電力を供
    給している系統を判定して供給系統の中で最大出力発電
    機の出力値を算出し、これを現在供給電力に加算して系
    統事故時でも過負荷にならず、且つ前記設備データ記憶
    部に記憶されている変圧器の設備データから操作回数を
    判定条件に停止操作する変圧器を選出して該変圧器の操
    作指令を前記遠方監視制御装置に与える事故想定変圧器
    経済運転手段とを備えたことを特徴とする電力系統監視
    制御装置。
  3. 【請求項3】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 前記遠方監視制御装置より送られてくる電力系統に存す
    る発電機の出力値と変圧器を母線に入切する開閉器の開
    閉状態を記憶する現在設備情報記憶部と、並用停止潮流
    設定値及び並用停止時期判定指標を保存する運用設定デ
    ータ記憶部と、前記電力系統の設備機器の操作制御時、
    前記現在設備情報記憶部に記憶されている各発電機の出
    力値と変圧器の有効潮流値と、前記設備データベース記
    憶部に記憶されている並用停止潮流設定値及び並用停止
    時期判定指標に基いて変圧器並用停止操作の先行制御を
    行う指令を前記遠方監視制御装置に与える系統状態判定
    手段とを備えたことを特徴とする電力系統監視制御装
    置。
  4. 【請求項4】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 前記電力系統内の設備を操作制御を行う単位である操作
    制御単位に分割し、この操作制御単位に設備機器を組合
    せて構成される制御グループとし、前記遠方監視制御装
    置より送られてくる前記操作制御単位及び前記制御グル
    ープからの情報を記憶する設備機器状態記憶部と、前記
    制御グループの構成が記憶されている設備データベース
    記憶部と、前記電力系統の設備機器の操作制御時、前記
    設備機器状態記憶部に記憶されている機器状態と前記設
    備データベース記憶部に記憶されている制御グループの
    構成に基いて設備状況を判断して操作制御単位を別の制
    御グループに移行させて制御グループの構成を変更する
    制御指令を前記遠方監視制御装置に与える系統状態判定
    手段とを備えたことを特徴とする電力系統監視制御装
    置。
  5. 【請求項5】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 複数の電力系統制御所間において、他の制御権グループ
    に含まれ、且つ監視制御管轄が自制御所にある電力系統
    設備より前記遠方監視制御装置を通して送られてくる機
    器状態の情報をもとに制御権が他管轄にある電力系統設
    備機器の制御を行う制御指令を前記遠方監視制御装置に
    与える系統間制御手段を備え、 前記系統間制御手段は制御権を持っている制御所に対し
    て制御要求を行うと共に、実際に制御要求を受取った側
    の制御所によって制御された結果を受取って要求側制御
    所に通知することを特徴とする電力系統監視制御装置。
  6. 【請求項6】 電力系統の設備機器の状態を遠方監視制
    御装置により監視すると共に制御する電力系統監視制御
    装置において、 前記遠方監視制御装置を通して送られてくる設備機器の
    1つである変圧器の電圧値を記憶する電圧値記憶部と、
    電圧の許容上下限値を記憶する設備データベース記憶部
    と、前記電圧値記憶部に記憶されている電圧値と前記設
    備データベース記憶部に記憶されている電圧の許容上下
    限値との差を積分し、その積分値が判定基準値以上にな
    った時点で変圧器タップの操作指令を前記遠方監視制御
    装置に与える積分判定操作手段とを備えたことを特徴と
    する電力系統監視制御装置。
JP8116385A 1996-05-10 1996-05-10 電力系統監視制御装置 Pending JPH09308107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002015364A1 (en) * 2000-08-11 2002-02-21 Kdpower Co., Ltd Remote energy monitoring apparatus and method
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