JPH09307643A - 移動端末の接続制御システム - Google Patents

移動端末の接続制御システム

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JPH09307643A
JPH09307643A JP11861896A JP11861896A JPH09307643A JP H09307643 A JPH09307643 A JP H09307643A JP 11861896 A JP11861896 A JP 11861896A JP 11861896 A JP11861896 A JP 11861896A JP H09307643 A JPH09307643 A JP H09307643A
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大介 羽室
Hikari Suzuki
光 鈴木
Takeshi Sugiyama
武志 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正規の移動端末の端末番号と認証用共有鍵と
の双方を不正に保持する「成り済まし端末」からの発信
を識別する。 【解決手段】 インテリジェントネットワークにおける
移動端末の接続制御システムにおいて、サービス制御ノ
ード5に、予め移動端末毎に各移動端末1と交信する無
線基地局2を収容するサービス交換ノード3の識別情報
を格納する端末情報格納部52と、発信要求してきた移
動端末1と交信している無線基地局2を収容しているサ
ービス交換ノード3から送信されてくるこのサービス交
換ノード3の識別情報と端末情報格納部52に予め格納
している識別情報とを発信要求してきた移動端末1の識
別情報をキーに対応させて照合し、この照合の結果が不
一致であれば、発信要求してきた移動端末1が不正利用
されたものであるとして検出する成り済まし端末検出手
段53とを少なくとも設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網の中に散在
する交換機やサービス制御ノード、網内制御用データベ
ースを、共通線信号網やデータ網を介して有機的に結合
したインテリジェントネットワークにおける移動端末の
接続制御技術に係り、特に、移動端末の不正利用を防止
するのに好適な移動端末の接続制御システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インテリジェントネットワークによる移
動体通信は、無線基地局と、複数の無線基地局を収容し
て交換制御を行なうサービス交換ノードと、サービス制
御を行なうサービス制御ノードから構成される。移動端
末は、個々の端末をネットワーク内で一意に識別できる
端末番号と、認証処理に用いるための端末毎に異なる共
有鍵とを、端末内に保持している。サービス制御ノード
は、各移動端末毎の共有鍵と、各移動端末から登録され
た移動端末の現在の位置情報を保持している。この位置
情報は、サービス交換ノードの識別子であり、この識別
子(位置情報)により、移動端末が、現在、その識別子
を持つサービス交換ノード配下の無線局のサービスエリ
ア内に存在していることが示される。
【0003】このようなインテリジェントネットワーク
では、以下の手順に従って、移動端末からの発信接続要
求に対して呼の接続制御を行なう。 (a)移動端末は、無線基地局へ発信要求する。 (b)発信要求を受けた無線基地局を収容するサービス
交換ノードは、発信要求した移動端末の端末番号である
発信端末番号と、自サービス交換ノードの識別子を、サ
ービス制御ノードに送出する。 (c)サービス制御ノードは、受信した発信端末番号に
対する認証処理用の共有鍵を検索し、サービス交換ノー
ドへ応答する。 (d)サービス交換ノードでは、サービス制御ノードか
ら受信した認証処理用の共有鍵を用いて認証処理を行な
い、この移動端末が正規なものとして認証された場合
は、呼の接続を行ない、認証されなかった場合は、発信
要求を拒否する。
【0004】このように、インテリジェントネットワー
クにおける移動端末の接続制御技術では、ある端末番号
を持つ移動端末が保持する共有鍵と、サービス制御ノー
ドが保持する、その端末番号に対応する共有鍵とが異な
っている場合は、呼の接続を行なわない。従って、この
接続制御技術を用いることにより、例えば、正規に契約
した移動端末の端末番号を他の移動端末に不正に付与し
た不正移動端末からの発信要求は、不正な使用であると
して識別でき、呼の接続を拒否することができる。
【0005】しかし、このような従来技術では、いわゆ
る「成り済まし端末」に対する不正を判別することがで
きない。すなわち、「成り済まし端末」は、他の正式に
契約した移動端末の認証用の共有鍵と端末番号を不正に
取得し、この不正に取得した共有鍵と端末番号との両方
を、別の移動端末に付与した移動端末であり、このよう
な「成り済まし端末」に対しては、端末番号と共有鍵に
基づく不正使用の識別技術では対応できず、その不正な
発信要求を拒否できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、正規の端末の端末番号と認証用
共有鍵との双方を不正に保持する「成り済まし端末」か
らの発信を識別できない点である。本発明の目的は、こ
れら従来技術の課題を解決し、「成り済まし端末」から
の発信要求を拒否し、「成り済まし端末」の不正利用を
防止することを可能とする移動端末の接続制御システム
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の移動端末の接続制御システムは、(1)無
線基地局2,10を介して移動端末1,9間の交換制御
を行なうサービス交換ノード3,11と、サービス交換
ノード3,11を介して移動端末1,9に対するサービ
ス制御を行なうサービス制御ノード5,5aとを少なく
とも有するインテリジェントネットワークにおける移動
端末の接続制御システムであって、サービス制御ノード
5,5aは、予め移動端末毎に格納しているサービス交
換ノード3,11の識別情報と、発信要求してきた移動
端末1と交信している無線基地局2を収容しているサー
ビス交換ノード3から送信されてくるこのサービス交換
ノード3の識別情報とを照合し、この照合の結果が不一
致であれば、発信要求してきた移動端末1が不正利用さ
れたものであるとして検出する検出手段(成り済まし端
末検出手段53)を少なくとも有することを特徴とす
る。また、(2)上記(1)に記載の移動端末の接続制
御システムにおいて、予め格納しているサービス交換ノ
ード3,11の識別情報に、検出手段(成り済まし端末
検出手段53)による移動端末の不正利用の検出を行な
うか否かを示すサービス加入情報(不正利用検出サービ
ス加入状況)を付与し、このサービス加入情報が付与さ
れている移動端末1,9に対してのみ、検出手段(成り
済まし端末検出手段53)による移動端末の不正利用の
検出を行なうことを特徴とする。また、(3)上記
(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載の移動端末
の接続制御システムにおいて、検出手段(成り済まし端
末検出手段53)で検出した発信要求してきた移動端末
1の不正利用を、予め識別情報が格納されているサービ
ス交換ノード11を介して正規の移動端末に通知する手
段(発信接続制御手段51a)を設けることを特徴とす
る。また、(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載
の移動端末の接続制御システムにおいて、検出手段(成
り済まし端末検出手段53)で検出した発信要求してき
た移動端末の不正利用を、インテリジェントネットワー
クの管理者に通知する手段(発信接続制御手段51a、
アラーム表示端末)を設けることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、「成り済まし
端末」は、正規の端末への着信要求が着信しないよう
に、サービス制御ノードへの位置情報の登録を行なわな
いという特徴を持つことに着目し、この特徴を利用し
て、「成り済まし端末」の不正な利用を防止する。すな
わち、「成り済まし端末」は、位置登録を実施しないた
め、サービス制御ノードが保持する「成り済まし端末」
の端末番号に対応する位置情報は、この端末番号を持つ
正規の移動端末の位置情報である。
【0009】移動端末からの発信要求により、サービス
制御ノードは、移動端末と交信している無線基地局を収
容するサービス交換ノードから、このサービス交換ノー
ド識別子を受信するが、これは、発信端末の位置を示す
ものである。そこで、サービス制御ノードは、サービス
交換ノードから受信したサービス交換ノード識別子(位
置情報)と、予め位置登録しているサービス交換ノード
識別子(位置情報)とを比較し、両方が正しく対応して
いれば、サービス交換ノードへ発信端末の共有鍵を送信
し、そうでなければ、接続を拒否する。
【0010】このように、サービス制御ノードにおい
て、登録している正規の端末の位置情報と、発信端末の
位置を示すサービス交換ノード識別子とを比較し、それ
らが対応していないことを検出することにより、発信端
末が「成り済まし端末」であることを判別することがで
きる。従って、この発信要求を拒否することで、「成り
済まし端末」からの発信による不正利用を防止すること
ができる。
【0011】以下、本発明の実施例を、図面により詳細
に説明する。図1は、本発明の移動端末の接続制御シス
テムの本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロック
図である。本図1において、1は移動端末、2は移動端
末1をサービスエリアに含む無線基地局、3は無線基地
局2を収容しているサービス交換ノード、4はサービス
交換ノード3および図示されていない他のサービス交換
ノードが接続される共通線信号網、5は共通線信号網4
を介してサービス交換ノード3に接続され移動端末1の
端末情報を格納して移動端末1に対するサービス制御を
行なうサービス制御ノードである。
【0012】サービス制御ノード5は、共通線信網4を
通しての通信処理を行なう共通線信号網との通信手段5
0と、移動端末1から要求された発信接続を制御する発
信接続制御手段51と、移動端末1の情報を格納する端
末情報格納部52、および、本発明に係る「成り済まし
端末」を検出する成り済まし端末検出手段53とを具備
する。端末情報格納部52には、図2に詳細を示す端末
情報テーブル521が保持され、この端末情報テーブル
521では、移動端末の端末番号、認証用共有鍵、およ
び現在の位置情報を格納している。「成り済まし端末」
は、位置登録を行なわないので、その「成り済まし端
末」の位置情報として、端末情報テーブル521では、
正規の移動端末の位置が示される。
【0013】図1において、移動端末1が発信接続要求
を行なうと、移動端末1の端末番号が、無線基地局2を
通してサービス交換ノード3に送信される。サービス交
換ノード3は、移動端末1の端末番号と、サービス交換
ノード3の識別子を、共通線信号網4を通して移動端末
1を管理するサービス制御ノード5へ送信する。サービ
ス制御ノード5は、共通線信号網との通信手段50によ
りサービス交換ノード3からの情報を受信すると、発信
接続制御手段51に、受信した移動端末1の端末番号
と、サービス交換ノード3の識別子を引き渡し、発信接
続制御手段51による発信接続制御を行なう。
【0014】発信接続制御手段51による発信接続制御
を、次の図3を用いて説明する。図3は、図1における
発信接続制御手段による発信接続制御手順を示すフロー
チャートである。発信接続制御手段は、共通線信号網と
の通信手段50から、移動端末1の端末番号とサービス
交換ノード3の識別子を受信すると(ステップ30
1)、移動端末1の端末番号を検索キーとして、移動端
末1の認証用共有鍵と位置情報の検索を、端末情報格納
部52へ依頼し、端末情報格納部52から、図2に示す
端末情報テーブル521を検索した結果、すなわち移動
端末1の認証用共有鍵と位置情報を取得する(ステップ
302)。
【0015】そして、発信接続制御手段は、端末情報格
納部52から取得した移動端末1の位置情報と、サービ
ス交換ノード3から受信したサービス交換ノード3の識
別子とを、成り済まし端末検出手段53へ引き渡し、
「成り済まし端末」の検出を要求し、成り済まし端末検
出手段53から、図4にその詳細を示す手順による「成
り済まし端末」の検出処理の結果を得る(ステップ30
3)。以下、図4により、成り済まし端末検出手段53
による動作説明を行なう。
【0016】図4は、図1における検出手段の「成り済
まし端末」の検出処理手順を示すフローチャートであ
る。検出手段は、発信接続制御手段51から、サービス
交換ノード3の識別子と、図1の移動端末1の位置情報
とを受信すると(ステップ401)、両者を照合する
(ステップ402)。そして、両者が等しいときには、
移動端末1は正規の端末であると判断して、その旨を発
信接続制御手段51へ報告し(ステップ403)、ま
た、両者が異なるときには、移動端末1は「成り済まし
端末」であると判断して、その旨を発信接続制御手段5
1へ報告する(ステップ404)。
【0017】図3に戻り、発信接続制御手段は、成り済
まし端末検出手段53から、移動端末1が「正規の端
末」であると報告された場合(ステップ304)、端末
情報格納部52から返却された移動端末1の認証用共有
鍵を、共通線信号網との通信手段50を介して図1のサ
ービス交換ノード3へ送信する(ステップ305)。図
1のサービス交換ノード3では、受信した認証用の共有
鍵を用いて、移動端末1の認証処理を行ない、認証した
後に、発信接続を行なう。また、成り済まし端末検出手
段53から、移動端末1が「成り済まし端末」であると
報告された場合(ステップ304)、発信接続制御手段
は、発信接続の中止を決定し、その旨を、共通線信号網
との通信手段50を介して図1のサービス交換ノード3
へ伝達する(ステップ306)。この情報を得た図1の
サービス交換ノード3では、直ちに発信接続の動作を中
止する。
【0018】以上、図1〜図4を用いて説明したよう
に、第1の実施例では、サービス制御ノード5が保持す
る正規の移動端末の位置情報と、発信接続要求してきた
移動端末の現在位置を比較することにより、従来の技術
では検出できなかった正規の端末と同一の端末番号およ
び認証用共有鍵を持つ「成り済まし端末」からの発信を
検出でき、その発信接続要求のみを選択的に拒否するこ
とが可能となる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例を、図5から
図7を用いて説明する。図5は、本発明の移動端末の接
続制御システムの本発明に係る構成の第2の実施例を示
すブロック図である。本第2の実施例の移動端末の接続
制御システムは、サービス制御ノード5a内に、契約情
報操作手段54と、情報転送網との通信手段55を設け
た点、および、サービス制御ノード5aが、情報転送網
6を介して、サービス管理ノード7とアラーム表示端末
8と接続されている点、ならびに、端末情報格納部52
aのテーブル項目が図1の端末情報格納部52に対して
増えた点などが、第1の実施例の移動端末の接続制御シ
ステムと異なっている。また、移動端末9と、この移動
端末9をサービスエリアに含む無線基地局10、およ
び、この無線基地局10を収容しているサービス交換ノ
ード11が設けられている。以下、移動端末1が移動端
末9の「成り済まし端末」であるとして説明する。
【0020】図6は、図5における端末情報格納部に格
納される端末情報テーブルの構成例を示す説明図であ
る。端末情報テーブル522は、図2に示した端末情報
テーブル521に、不正利用検出サービスの加入状況項
目を設けた点が異なっている。すなわち、移動体通信サ
ービスの加入者が、「成り済まし端末」からの発信によ
る不正利用を検出して通知する「不正利用検出サービ
ス」の利用を希望する場合は、通信事業者は、この契約
情報を図5のサービス管理ノード7へ投入する。
【0021】図5に戻り、サービス管理ノード7は、加
入者の移動端末を管理しているサービス制御ノード5a
へ、情報転送網6を通して、この加入者の移動端末の端
末番号を指定し、「不正利用検出サービス」の利用登録
を要求する。サービス制御ノード5aは、情報転送網と
の通信手段55により、サービス管理ノード7からの
「不正利用検出サービス利用」の登録要求と端末番号を
受信すると、契約情報操作手段54へ、端末番号を引き
渡す。契約情報操作手段54は、端末情報格納部52a
が保持する図6に示す端末情報テーブル522における
当該する端末番号の不正利用検出サービス加入状況を
「加入」とし、登録を終了する。
【0022】このような状態で、「成り済まし端末」で
ある移動端末1が、発信接続を要求すると、上述の第1
の実施例と同様に、共通線信号網4と共通線信号網との
通信手段50を通して、サービス制御ノード5aに、移
動端末1の端末番号とサービス交換ノード3のサービス
交換ノード識別子が転送される。サービス制御ノード5
aは、これらの移動端末1の端末番号とサービス交換ノ
ード3の識別子を発信接続制御手段51aに引き渡す。
発信接続制御手段51aは、次の図7に示す処理手順に
より、本発明に係る発信接続制御を行なう。
【0023】図7は、図5における発信接続制御手段に
よる発信接続制御手順を示すフローチャートである。発
信接続制御手段は、共通線信号網との通信手段50か
ら、移動端末1の端末番号とサービス交換ノード3の識
別子を受信すると(ステップ701)、端末情報格納部
52aに対して、移動端末1の端末番号を引き渡し、移
動端末1の認証用共有鍵と位置情報および不正利用検出
サービス加入状況のデータを要求し、端末情報格納部5
2aからそれらのデータを受け取る(ステップ70
2)。
【0024】そして、発信接続制御手段は、端末情報格
納部52aから受け取った不正利用検出サービス加入状
況のデータが「未加入」であれば(ステップ703)、
「成り済まし端末」の検出を行なわず、そのまま、共通
線信号網との通信手段50を介して図5のサービス交換
ノード3へ端末認証用共有鍵を送信する(ステップ70
4)。尚、図5のサービス交換ノード3において共有鍵
により端末が認証されれば、発信接続処理を行なう。ス
テップ703において、端末情報格納部52aから受け
取った不正利用検出サービス加入状況のデータが「加
入」であれば、発信接続制御手段は、第1の実施例と同
様に、成り済まし端末検出手段53に、「成り済まし端
末」の検出を依頼し、成り済まし端末検出手段53か
ら、図4に示した手順による「成り済まし端末」の検出
処理の結果を得る(ステップ705)。
【0025】発信接続制御手段は、成り済まし端末検出
手段53から、移動端末1が「正規の端末」であると報
告された場合(ステップ706)、端末情報格納部52
aから返却された移動端末1の認証用共有鍵を、共通線
信号網との通信手段50を介して図1のサービス交換ノ
ード3へ送信する(ステップ707)。図1のサービス
交換ノード3では、受信した共有鍵を用いて、移動端末
1の認証処理を行ない、認証した後に、発信接続を行な
う。また、ステップ706において、成り済まし端末検
出手段53から、移動端末1が「成り済まし端末」であ
ると報告された場合、発信接続制御手段は、発信接続の
中止を決定し、その旨を、共通線信号網との通信手段5
0を介して図5のサービス交換ノード3へ伝達し、直ち
に発信接続の動作を中止させる(ステップ708)。
【0026】その後、図5において、発信接続制御手段
51aは、情報転送網との通信手段55と情報転送網6
を用いてアラーム表示端末8に、「成り済まし端末」か
らの発信が検出された旨の警報を通知する。同時に、発
信接続制御手段51aは、端末情報格納部52aから得
られた正規の移動端末の位置情報を用いて、正規の移動
端末9へ、「成り済まし端末」からの発信が検出された
旨の警報を通知するために、共通線信号網との通信手段
50と共通線信号網4を通して、サービス交換ノード1
1へ、正規の移動端末9への警報通知を要求する。サー
ビス交換ノード11は、無線基地局10を通し、移動端
末9へ、「成り済まし端末」が検出された旨を報告す
る。
【0027】以上、図5〜図7を用いて説明したよう
に、本第2の実施例の移動端末の接続制御システムで
は、正規の端末(通信端末9)の位置情報と、発信接続
要求をしてきた移動端末1の現在位置を比較することに
より、従来の技術では検出できなかった正規の端末と同
一の端末番号および認証用共有鍵を持つ「成り済まし端
末」からの発信を検出でき、その発信接続要求拒否する
ことができると共に、「成り済まし端末」からの発信が
あった旨を、通信事業者ならびに正規の移動端末9へ通
知することができ、「成り済まし端末」からの不正利用
による被害を早期に検出できる。また、サービス管理ノ
ード7との連携を行なうので、本機能を通信サービスと
して提供することが可能となる。
【0028】尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、図1、
図5においては、各無線基地局には、それぞれ一つの移
動端末が接続された記載となっているが、それぞれ複数
の移動端末が接続されても良く、本発明は、それらの各
移動端末に対して同様に適用される。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、正規の移動端末の端末
番号と認証用共有鍵との双方を不正に保持する「成り済
まし端末」からの発信を識別することができ、「成り済
まし端末」からの発信要求を拒否し、「成り済まし端
末」の不正利用を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動端末の接続制御システムの本発明
に係る構成の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における端末情報格納部に格納される端末
情報テーブルの構成例を示す説明図である。
【図3】図1における発信接続制御手段による発信接続
制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図1における検出手段の「成り済まし端末」の
検出処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の移動端末の接続制御システムの本発明
に係る構成の第2の実施例を示すブロック図である。
【図6】図5における端末情報格納部に格納される端末
情報テーブルの構成例を示す説明図である。
【図7】図5における発信接続制御手段による発信接続
制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1,9:移動端末、2,10:無線基地局、3,11:
サービス交換ノード,4:共通線信号網、5,5a:サ
ービス制御ノード、6:情報転送網、7:サービス管理
ノード、8:アラーム表示端末、50:共通線信号網と
の通信手段、51,51a:発信接続制御手段、52,
52a:端末情報格納部、53:成り済まし端末検出手
段、54:契約情報操作手段、55:情報転送網との通
信手段、521,522:端末情報テーブル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局を介して移動端末間の交換制
    御を行なうサービス交換ノードと、該サービス交換ノー
    ドを介して上記移動端末に対するサービス制御を行なう
    サービス制御ノードとを少なくとも有するインテリジェ
    ントネットワークにおける上記移動端末の接続制御シス
    テムにおいて、上記サービス制御ノードは、予め上記移
    動端末毎に格納している上記サービス交換ノードの識別
    情報と、発信要求してきた上記移動端末と交信している
    無線基地局を収容しているサービス交換ノードから送信
    されてくる該サービス交換ノードの識別情報とを照合
    し、該照合の結果が不一致であれば、上記発信要求して
    きた移動端末が不正利用されたものであるとして検出す
    る検出手段を少なくとも有することを特徴とする移動端
    末の接続制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動端末の接続制御シ
    ステムにおいて、予め格納している上記サービス交換ノ
    ードの識別情報に、上記検出手段による上記移動端末の
    不正利用の検出を行なうか否かを示すサービス加入情報
    を付与し、該サービス加入情報が付与されている上記移
    動端末に対してのみ、上記検出手段による上記移動端末
    の不正利用の検出を行なうことを特徴とする移動端末の
    接続制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の移動端末の接続制御システムにおいて、上記
    検出手段で検出した上記発信要求してきた移動端末の不
    正利用を、上記予め識別情報が格納されている上記サー
    ビス交換ノードを介して正規の移動端末に通知する手段
    を設けることを特徴とする移動端末の接続制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の移動端末の接続制御システムにおいて、上記検出手段
    で検出した上記発信要求してきた移動端末の不正利用
    を、上記インテリジェントネットワークの管理者に通知
    する手段を設けることを特徴とする移動端末の接続制御
    システム。
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