JPH09305663A - 利益計画の策定方法 - Google Patents

利益計画の策定方法

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JPH09305663A
JPH09305663A JP11607496A JP11607496A JPH09305663A JP H09305663 A JPH09305663 A JP H09305663A JP 11607496 A JP11607496 A JP 11607496A JP 11607496 A JP11607496 A JP 11607496A JP H09305663 A JPH09305663 A JP H09305663A
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JP
Japan
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profit
plan
product
sales
production
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JP11607496A
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Shoji Takahashi
昇治 高橋
Tetsuhiro Kimura
哲弘 木村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品分類区分の増加や製造から販売までの経
路の複雑化に拘わらず、製品の製造及び販売により得ら
れる利益の予測に加え、該利益を拡大するための改善検
討をも、より容易に行えるようにする。 【解決手段】 損益予測機能として、営業部門Aにおい
て販売計画20及び売上げ計画50を、生産部門Bにお
いて生産出荷計画30を、会計部門Cにおいて収益計画
40を行い、利益計画を行う。この後、収益改善機能と
して収益改善計画60を行う。これら損益予測機能及び
収益改善機能が分離され順次行われることで効果的にな
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】製品の製造から販売までの利
益を計画するための利益計画の策定方法に係り、特に、
製品分類区分の増加や製造から販売までの経路の複雑化
に拘わらず、製品の製造及び販売により得られる利益の
予測に加え、該利益を拡大するための改善検討をも、よ
り容易に行うことができる利益計画の策定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な利益計画の立て方は、以下のよ
うな方法で行われる(『利益計画の立て方』宇角英樹著
日経文庫)。
【0003】A1.目標とする経常利益額を決定する。 A2.固定費を検討して決定し、限界利益を決める。 A3.販売変動費を決めることにより、粗利益額を確定
する。 A4.この粗利益額を実現できる売上高と粗利益率をセ
ットで決定する。 A5.売上原価を枠として算出し、これを基にして在庫
や仕入れ額などを考えて行く。 A6.このようにして大きな枠組みが決まったら、費用
計画を項目別に検討するなどして、詳細の数字にまとめ
ていく。 A7.最終的に、総合損益計算書の形にまとめる。
【0004】しかし、売上高や販売の品種プロミックス
(品種構成)が、主として景気動向や市況要因によって
決まる産業では、目標の粗利益額を実現できる売上計画
を策定することは困難である。従って、経済の活動水準
予測を基に、まず販売計画を策定し、これを基にして売
上計画・生産計画・在庫計画・費用計画を策定した上
で、その結果として損益を算定して利益計画としてき
た。手順を以下に示す。
【0005】B1.活動水準予測を基に、品種別の販売
量の予測を出す(販売計画)。 B2.品種別の販売予測に対し、それをどう生産するか
を検討する(生産計画)。 B3.前期末在庫と生産計画から、当期末に在庫される
ものと当期中に出荷されるものの量を予測する(在庫計
画・出荷計画)。 B4.出荷されるものに価格を付与し、売上高の予測を
行う(売上計画)。 B5.生産計画をもとに、それに要する費用を算定する
(費用計画)。 B6.売上高−費用で利益の計算をする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のA1〜A6のよ
うに、一般的には目標利益を定めて、それを基に売上目
標を決めていく。一方、売上高や販売の品種プロミック
スが主として景気動向や市況要因によって決まる産業に
おける大企業の利益計画では、上記のB1〜B6のよう
に、損益額の水準を予測することが主眼となっている。
即ち利益計画には2通りのタイプがあり、一方は目標利
益を実現するには売上や費用はどの位であるべきかを検
討する方法である。又、もう一方は売上を予測して利益
がどの位になるかをできるだけ精度よく予測する方法で
ある。
【0007】製鉄会社等での利益計画は、従来後者のタ
イプであり、前者の持つ機能、即ち目標利益を実現する
ためにはどうあるべきか、という観点に欠けていた。し
かしながら、かといって完全に前者の方法にしようとし
ても、売上高や販売の品種プロミックスが主として景気
動向や市況要因によって決まってしまう以上、目標利益
実現を前提にした売上計画の策定は困難である。
【0008】そこで上述の点を踏まえ、従来の2通りの
タイプの利益計画の不具合点を改良し、損益額の水準の
予測を行っている製鉄会社等の企業において、目標利益
を実現するためにはどうすべきか、あるいは目標には至
らないにしても少しでも利益を改善するにはどうすべき
かという観点も併せ持った新しい利益計画の策定方法を
提供することは重要である。
【0009】本発明は前記従来の問題点を解決するべく
なされたもので、製品分類区分の増加や製造から販売ま
での経路の複雑化に拘わらず、製品の製造及び販売によ
り得られる利益の予測に加え、該利益を拡大するための
改善検討をも、より容易に行うことができる利益計画の
算定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、製品の製造か
ら販売までの利益を計画するための利益計画の策定方法
において、景気動向や市況要因に基づいて製品の販売量
を予測し、該販売量に基づき製品の生産手段を決定し、
前記販売量及び決定された前記生産手段に基づき、製品
の販売までに要する所要製品費用を予測し、製品の販売
価格を仮定して売上高を予測し、前記所要製品費用及び
前記売上高の差から、製造した製品を販売することによ
って得られる利益を予測し、一旦該利益を予測した後
に、該利益を求めるまでに行った予測及び決定に基づ
き、製造から販売に至るまでの間での前記利益を拡大す
るための改善検討を行うようにしたことにより前記課題
を解決したものである。
【0011】又、前記利益計画の策定方法において、前
記利益を求めるまでに行う予測及び決定を、該利益を求
めた後に行う前記改善検討に比べて、より大まかな製品
分類区分で行うようにしたことにより前記課題を解決す
るとともに、利益予測をより容易に行い、同時に前記改
善検討についてはより具体的に行えるようにしたもので
ある。
【0012】又、前記製品が連続圧延帯板のような製品
区分であり、前記利益を求めるまでに行う予測及び決定
を該製品区分単位乃至はそれ以上の製品分類区分で行う
ようにし、一方、該利益を求めた後に行う前記改善検討
を顧客単位のより細かな製品分類区分で行うようにした
ことにより前記課題を解決するとともに、製鉄会社で具
体的に実現できるようにしたものである。
【0013】以下、本発明の作用について簡単に説明す
る。
【0014】利益計画は、前述の2通りのタイプの利益
計画を基に考えると、次の2つの機能に分けることがで
きる。1つは売上高を予測し更に損益額を予測するとい
う、予測の機能(損益予測機能)。もう1つは目標利益
実現のために収益を改善することを考え、そのための販
売はどうあるべきかを検討する機能(収益改善機能)で
ある。
【0015】この2つの機能を同時に一度の利益計画で
やろうとすると、損益をあてようとして最も確率の高そ
うな売上の予測をする一方で、目標利益を満足させるた
めの努力代を含んだ計画を策定するということになり、
どちらを優先するかということで極めて計画の作成が難
しい。またどちらか一方の機能のみを行うのでは、もう
一方の機能が失われる。
【0016】従って、本発明では2つに切りわけた利益
計画の機能に応じて、次のような方法を提案する。
【0017】まず損益額を予測する作業を効率的に行
う。これは損益をあてるということに重きをおいて行
う。この作業は主としてスタッフ部門を中心に行う。こ
の際には、細かいメッシュ(製品分類区分)では計画作
成をしないようにすることが好ましい。例えば販売予測
をする場含でも、顧客単位の予測を集計した全体を求め
るのではなく、需要産業の動向等、マクロの観点から販
売品種全体の予測するといったように、より大まかなメ
ッシュで予測を行うことが好ましい。例えば後述する実
施形態では連続圧延帯板という、より大まかなメッシュ
(製品分類区分)で予測している。
【0018】次にその損益予測の結果に基づいて、売上
面や費用面での収益改善を検討する。例えば損益予測の
結果がすでに満足できるものであるなら、損益予測の前
提となった売上や費用をいかにキープするかを考え、も
し満足できるものでなければ少しでも近づけるためには
どうするか、ということをラインの各部課で考える。こ
れは顧客単位に販売内容をどう改善するかといった、よ
り細かいメッシュ(製品分類区分)でアクションプラン
(利益を拡大するための改善)を含んだ検討を行うこと
が好ましい。例えば後述する実施形態では、顧客単位の
より細かいメッシュで検討するようにしている。
【0019】収益改善の計画ができたら、それによる収
益改善額を把握する。これは最初の損益予測に対する増
加分、即ち差額として把握する。
【0020】企業全体の損益管理は、最初の損益予測に
基づく損益を利益計画として採用する。これが全社のモ
ノサシとなる。しかし各ラインの目標は、収益改善の計
画であり、各ラインはこれをクリアすることが求められ
る。そして目標を下回ったとしても、最悪でも損益予測
の計画はクリアされなければならない(最低限のノル
マ)という運用を行う。
【0021】このように本発明によれば、製品分類区分
の増加や製造から販売までの経路の複雑化に拘わらず、
製品の製造及び販売により得られる利益の予測に加え、
該利益を拡大するための改善検討をも、より容易に行う
ことができる。
【0022】従って本発明によれば、スタッフ部門が客
観的に損益をあてるということを意識して、全体感で損
益予測作業を行うので、より短期間に、より精度のよい
計画を策定することができる。またそうした損益の予測
をノルマとして踏まえた上で、ライン部門がミクロの観
点から改善策を検討し、目標設定を行うので、単なる予
測に留まらず改善の意思と目標を含んだ、より効果の上
がる計画策定及び実行を促すことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明が適用された実施形態の利
益計画の策定方法の処理の流れを示す線図である。
【0025】本実施形態の利益計画の策定方法は、生産
から販売までを行う製鉄会社を対象としており、製造お
よび販売を行う本実施形態の対象の製品は連続圧延帯板
のコイルとなっている。このような製品は、自動車メー
カや電機メーカ等様々な業種へと出荷される。なお、本
実施形態の利益計画の策定方法は、6ヶ月の半期単位で
なされる。
【0026】この図1に示される如く、本実施形態の利
益計画の策定方法は、営業部門Aにおいて販売計画20
及び売上げ計画50が行われ、生産部門Bにおいて生産
出荷計画30が行われ、会計部門Cにおいて収益計画4
0が行われる。又、収益改善計画60は主として生産部
門Bにおいてなされるがこれに限定されるものではな
く、必要に応じ営業部門Aや会計部門Cにおいてもなさ
れる。
【0027】又、上述の生産出荷計画30は詳しくは、
生産事前計画32、生産入庫計画34、生産在庫計画3
6及び生産出荷計画38で構成される。又、収益計画4
0は、費用計画42及び損益試算44にて構成される。
又、生産部門Bは、工場等の実際に生産を行う製造部門
に加え、生産管理部門を含む。
【0028】本実施形態の利益計画の策定方法ではま
ず、営業部門Aにおいて販売計画20がなされ、一方、
これと並行して必要に応じ生産部門Bにおいて生産出荷
計画30のうちの生産事前計画32がなされる。
【0029】まず販売計画20は、景気動向や市況要因
に基づいて製品の販売量を予測することによってなされ
る。本実施形態の取扱う製品は連続圧延帯板であるが、
その納入先の例えば自動車メーカや電機メーカ等の市況
に基づいてこの販売量は決定される。又、この販売量予
測は、連続圧延帯板といった単位の比較的大まかなメッ
シュ(製品分類区分)で行うようにされている。ここ
で、このような販売量を実際の製品納入先からの情報を
収集して行うことも考えられるが、しかしながら、この
場合には情報収集に大きな労力と時間を要してしまうと
いう問題がある。
【0030】一方、前述の生産事前計画32は、生産部
門Bが備えている生産手段の生産能力を把握するという
ものであり、例えば連続圧延機による生産可能な量を試
算するというものである。又、この生産事前計画32で
は、受注した製品の製造を工場や各製造機械にどのよう
に配分するか決定するための予備情報を整えることもな
される。
【0031】次に、生産部門Bにおいて生産出荷計画3
0の生産入庫計画34では、販売計画20で求められた
各製品の販売量に基づき、各製品をどの工場で生産する
か、更には各工場でのどの生産手段、例えばどの連続圧
延機で製造するか等の生産手段の配分を行う。このよう
な生産手段の配分は、前述の生産事前計画32で得られ
た情報をも用いてなされる。この生産入庫計画34によ
って、販売計画20で予測された販売量の製品を生産部
門Bで生産できることが検証され、又、各製品の製造行
程も概略定まる。
【0032】ここで、生産された製品は必ずしも直ちに
出荷されるものではなく、納入先に直ちに引き取っても
らえるとは限らない。このため、生産在庫計画36では
生産された製品がどのように在庫されるか、生産部門B
における製品の在庫量の計画を行う。又生産出荷計画3
8では、生産され在庫している製品がどのように出荷さ
れるかの計画がなされる。この生産出荷計画38では過
去の経験に基づき、主として納入先の事情によって決定
されるもので生産側としては予測することが困難な出荷
時期を予測することがなされる。
【0033】一方、前述のように生産入庫計画34にお
いて今期に販売する予定の製品の生産手段の割り当てが
なされると、次に費用計画42において、製品の生産に
要する費用を中心とし、製品の販売までに要する所要製
品費用を予測する。この所要製品費用は、その製品を生
産するのに用いる圧延機のチャージ費用や、その製品の
生産に要した様々な消耗品の費用等が含まれる。この費
用計画42は、会計部門Cにおいてなされる。
【0034】又、生産出荷計画30において生産された
製品の出荷計画がなされると、続いて営業部門Aにおい
て売上げ計画50がなされる。この売上げ計画50で
は、各製品の受注時の価格(製品単価等)に基づき、生
産出荷計画38で予測された出荷される製品の売上げ価
格を求める。又、このような売上げ価格から各月毎の売
上高を予測する。出荷時期が同じで同一の製品でも、受
注時期が異なると受注価格が異なり、出荷時の売上げ価
格も異なる。この売上げ計画50では、このような受注
時期により異なる受注価格をも考慮するようにしてい
る。
【0035】費用計画42において製品の販売までに要
する所要製品費用が予測され、且つ、売上げ計画50に
おいて売上高が予測されると、損益試算44は生産した
製品を販売することによって得られる利益を予測する。
この利益は基本的に、売上げ計画50で求められた売上
高から、費用計画42で求められた所要製品費用を差し
引いた額となる。この損益試算44で得られた利益予測
は本実施形態の利益計画の策定方法の策定結果となる。
更に、本実施形態では、この損益試算44で得られた利
益予測、即ち策定結果に基づいて、収益改善計画60に
おいて製造から販売に至るまでの業務の改善検討を行
う。この収益改善計画60では、このように予測された
利益を更に拡大するために、生産部門Bを主とし、又必
要に応じて営業部門Aや会計部門Cにおいてなされるべ
き改善点を見出すための検討がなされる。
【0036】以上説明した通り本実施形態によれば、ま
ず損益予測機能を、営業部門Aによる販売計画20及び
売上げ計画50と、生産部門Bによる生産出荷計画30
と、会計部門Cによる収益計画40とによって実現する
ことができる。又、このような損益予測機能によって利
益計画を行った後に、収益改善計画60によって収益改
善機能を行っている。従って本実施形態によれば、これ
らの損益予測機能と収益改善機能とを共に実現すること
が可能となっている。
【0037】従って本実施形態によれば、製品分類区分
の増加や製造から販売までの経路の複雑化に拘わらず、
製品の製造及び販売により得られる利益の予測に加え、
該利益を拡大するための改善検討をも、より容易に行う
ことができるという優れた効果を得ることができる。
【0038】又本実施形態では、損益予測機能ではより
大まかなメッシュで利益計画を行っており、具体的には
連続圧延帯板というより大まかな製品分類区分で利益計
画を行っている。従って、このような利益計画を効率的
に行うことができる。本実施形態においてつづいて収益
改善計画60でなされる収益改善機能については、より
細かいメッシュで改善計画がなされ、具体的には製品を
納入する顧客単位のより細かな製品分類区分で改善計画
がなされる。従って、各部門で行うべき改善内容をより
具体的に検討することが可能となっている。
【0039】従って、本実施形態によれば、営業スタッ
フ部門が客観的に損益をあてる(予測する)ということ
を意識して、全体感で損益予測作業を行うので、より短
期間に、より精度のよい計画を策定することができる。
またそうした損益の予測をノルマとして踏まえた上で、
ライン部門がミクロの観点から改善策を検討し、目標設
定を行うので、単なる予測に留まらず、改善の意思と目
標を含んた、より効果の上がる計画策定及び実行を促す
ことができる。また全社の損益管理としては、損益の予
測を基準にするため、収益改善の計画が計画通り達成さ
れれば、予測した損益以上の損益を実現することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、製
品分類区分の増加や製造から販売までの経路の複雑化に
拘わらず、製品の製造及び販売により得られる利益の予
測に加え、該利益を拡大するための改善検討をも、より
容易に行うことができるという優れた効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された利益計画の策定方法の実施
形態の処理の流れを示す線図
【符号の説明】
A…営業部門 B…生産部門 C…会計部門 20…販売計画 30…生産出荷計画 32…生産事前計画 34…生産入庫計画 36…生産在庫計画 38…生産出荷計画 40…収益計画 42…費用計画 44…損益試算 50…売上げ計画 60…収益改善計画

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の製造から販売までの利益を計画する
    ための利益計画の策定方法において、 景気動向や市況要因に基づいて製品の販売量を予測し、 該販売量に基づき製品の生産手段を決定し、 前記販売量及び決定された前記生産手段に基づき、製品
    の販売までに要する所要製品費用を予測し、 製品の販売価格を仮定して売上高を予測し、 前記所要製品費用及び前記売上高の差から、製造した製
    品を販売することによって得られる利益を予測し、 一旦該利益を予測した後に、該利益を求めるまでに行っ
    た予測及び決定に基づき、製造から販売に至るまでの間
    での前記利益を拡大するための改善検討を行うようにし
    たことを特徴とする利益計画の策定方法。
  2. 【請求項2】前記利益計画の策定方法において、前記利
    益を求めるまでに行う予測及び決定を、該利益を求めた
    後に行う前記改善検討に比べて、より大まかな製品分類
    区分で行うようにしたことを特徴とする利益計画の策定
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記製品が連続圧延帯
    板のような製品区分であり、前記利益を求めるまでに行
    う予測及び決定を該製品区分単位乃至はそれ以上の製品
    分類区分で行うようにし、一方、該利益を求めた後に行
    う前記改善検討を顧客単位のより細かな製品分類区分で
    行うようにしたことを特徴とする利益計画の策定方法。
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