JPH09304198A - 荷重センサ - Google Patents

荷重センサ

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Publication number
JPH09304198A
JPH09304198A JP14842096A JP14842096A JPH09304198A JP H09304198 A JPH09304198 A JP H09304198A JP 14842096 A JP14842096 A JP 14842096A JP 14842096 A JP14842096 A JP 14842096A JP H09304198 A JPH09304198 A JP H09304198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection plate
load sensor
sliding cylinder
bottomed
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14842096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Magara
秀一 真柄
Hisanao Maruyama
久直 丸山
Keisuke Toyama
敬助 遠山
Hiroyuki Aritou
浩之 有藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Press Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Press Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Press Kogyo Co Ltd filed Critical Press Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH09304198A publication Critical patent/JPH09304198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ゲージの検出板に圧縮荷重による座屈を生ぜ
ず、且つ曲げ及び捩りに対して強い、常に正確な検出値
を出力する耐久性のある荷重センサーを提供する。 【解決手段】歪ケージを貼付した検出板11の両端を、
それぞれ摺動筒14の有底内、外筒12、13に結合す
るとともに、前記摺動筒14内に前記検出板11に常時
引張力を付与するコイルばね15を配設してなる荷重セ
ンサに関する第1の発明と、歪ケージを貼付した検出板
11の両端を、それぞれ軸方向にのみ摺動し得る摺動筒
14の有底内、外筒12、13に結合してなる。 【効果】荷重センサーの検出精度を確保することができ
るほか、取扱い時に誤って落下させたときも肉薄の検出
板が摺動筒で保護されて破損することが防止され、また
荷重センサーの取付け時にその回転力で検出板を変形さ
せたり、センサー自体を損傷することが防止される効果
もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばO.L.M(オ
ーバーロードメーター)用センサー等の荷重または負荷
センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】前記O.L.M用センサーは、通常図5
に示すような車軸ケースCに取り付けられるが、取付け
の信頼性を確保するため、車軸ケースCに直接ねじ止め
するか、めねじを加工したブラケットを車軸ケースCに
溶接し、これにボルト等により固着している。この場
合、車軸ケースC下側の引張応力発生側に前記加工を施
すと車軸ケースCの耐久性を低下させるおそれがあるた
め、前記センサーは車軸ケースCの上側の圧縮応力発生
側に装着する配慮がなされている。
【0003】このため、前記センサーも車軸ケースCの
圧縮による変形、該変形をもたらす荷重を検出すること
になるが、図6に示す如き歪ゲージ1を貼付したセンサ
ーの検出板2は感度を上げるため肉薄のものが使用され
ており、このため検出板2を図7のように、車軸ケース
C上に溶接しためねじを加工したブラケット3、3’に
ボルト4により固着せしめた場合、圧縮荷重によって図
7のように座屈することがある。また、同じく検出板2
が肉薄のため、検出板2の両端の取付け面の平面度が十
分確保されていないと、図8のように湾曲したり、図9
のように捩じれたりすることがある。いずれの場合も、
荷重とゲージ出力との直線的関係が崩れて正確な荷重乃
至負荷が検出できなくなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき課題は、ゲージの検出板に圧縮荷重による座屈を
生ぜず且つ曲げ及び捩りに対して強い、常に正確な検出
値を出力する耐久性のある荷重センサーを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、歪ゲージを貼付した検出板の両端を、それぞ
れ摺動筒の有底内、外筒に結合するとともに、前記摺動
筒内に前記検出板に常時引張力を付与するコイルばねを
配設してなる荷重センサに関する第1の発明と、歪ゲー
ジを貼付した検出板の両端を、それぞれ軸方向にのみ摺
動し得る摺動筒の有底内、外筒に結合してなる荷重セン
サに関する第2の発明と、歪ゲージを貼付した検出板の
両端を、それぞれ軸方向にのみ摺動し得る摺動筒の有底
内、外筒に結合するとともに、前記摺動筒内に前記検出
板に常時引張力を付与するコイルばねを配設してなる荷
重センサに関する第3の発明とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
5により詳細に説明する。11は、歪ゲージを貼付する
公知の検出板で、両端にねじ止め用の穴11aが形成さ
れており、該検出板11は、その両端部を除き内筒12
とこれに嵌装する外筒13からなる摺動筒14内に収納
されている。前記摺動筒14は、その有底内筒12及び
有底外筒13の断面形状を図3のように四角とするか、
図4のように上面を平とした部分円弧として、内筒12
と外筒13とは、互いに摺動はしても互いに回動ができ
ないようにしている。
【0007】前記摺動筒14の両端に相当する有底内筒
12と有底外筒13の端部には、取付け部12a及び1
3aが形成され、検出板11の穴11aと同径の穴12
b、13bが、取付け部12a、13aの端部から同距
離にあけられている。15はコイルばねで、前記摺動筒
14内に前記検出板11中央部を捲くように圧縮された
状態で配設されており、摺動筒14の有底内筒12と有
底外筒13を互いに遠ざけるように加圧している。
【0008】本発明荷重センサー10の組立は、まずコ
イルばね15を検出板11に嵌装した後、このような検
出板11の一端を有底内筒12の取付け部12aで挟
み、穴11aを穴12bに合わせて固定し、同時にコイ
ルばね15の一端と検出板11を前記内筒12内に挿入
する。次に検出板11の他端側から有底外筒13を被
せ、コイルばね15を圧縮しながら前記内筒12に嵌装
し、検出板11の他端を有底外筒13の取付け部13a
で挟み、穴11aを穴13bに合わせて固定する。この
ような構成によって、コイルばね15は有底内、外筒1
2、13を介して検出板11の長手方向に引張力(初期
引張力)を与える。なおコイルばね15は、前記初期の
引張力P1として次式を満足するものが望ましい。P1
=1.3EsAここで、Eは検出板の縦弾性係数、sは
最大計測荷重における検出板の発生歪量、またAは検出
板の最小断面積である。
【0009】このように構成された本発明荷重センサー
10は、図5に示すように車軸ケースCの上面に前記め
ねじを加工したブラケット3、3’を溶接し、これにボ
ルト4により固着せしめるが、前記車軸ケースCに荷重
ないし負荷がかかって車軸ケースC上面に圧縮応力が生
じても、検出板11には初期の引張力が作用しているの
で、この初期引張力が十分大きければ、検出板11が圧
縮応力によって有底内、外筒12、13が摺動するよう
な変形を受けても、検出板11には常に引張力が残り、
検出板11が図7のように座屈することはない。また、
本発明荷重センサー10は前記摺動筒14の有底内筒1
2とを互いに軸方向の摺動は許すも、回動は阻止する形
状としてあるので、検出板11に掛かる曲げや捩りに対
して強く対抗し、荷重センサー10の出力と荷重の直線
関係を保ち、荷重センサーの検出精度を確保する。
【0010】
【発明の効果】本発明荷重センサーは、歪ゲージを貼付
した検出板の両端を、それぞれ摺動筒の有底内、外筒に
結合するとともに、前記摺動筒内に前記検出板に常時引
張力を付与するコイルばねを配設したことにより、荷重
センサーを圧縮応力が生ずる車軸ケース上面に取付けて
も、前記検出板には引張力が残るので検出板が座屈する
ことはなく、荷重ないし負荷の検出が正確に行える。ま
た、歪ゲージを貼付した検出板の両端を、それぞれ軸方
向にのみ摺動し得る摺動筒の有底内、外筒に結合したこ
とにより、検出板に掛かる曲げや捩りに対して強く対抗
でき、荷重センサーの出力と荷重の直線関係を保ち、荷
重センサーの検出精度を確保することができる効果があ
る。また、本発明荷重センサーでは、検出板が摺動筒で
覆われているので、前記センサーの取扱い時に誤って落
下させたときも肉薄の検出板が摺動筒で保護されて破損
することが防止され、また荷重センサーの取付け時にそ
の回転力で検出板を変形させたり、センサー自体を損傷
することが防止される効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明荷重センサーの縦断面図
【図2】本発明荷重センサーの水平断面図
【図3】本発明荷重センサーの横断面図で、摺動筒の一
例を示す
【図4】本発明荷重センサーの横断面図で、摺動筒の他
の例を示す
【図5】車軸ケースへの本発明荷重センサーの取付け状
態を示す正面図
【図6】荷重センサーの検出板の平面図
【図7】検出板の座屈状態を示す正面略図
【図8】検出板の湾曲状態を示す正面略図
【図9】検出板の捩り状態を示す正面略図。
【符号の説明】
1 歪ゲージ 2 検出板 3、3’ ブラケット 4 ボルト 11 検出板 11a、12b、13b 穴 12 内筒 12a、13a 取付け部 13 外筒 14 摺動筒 15 コイルばね C 車軸ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有藤 浩之 神奈川県藤沢市遠藤2003番地の1 プレス 工業株式会社藤沢工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歪ゲージを貼付した検出板の両端を、それ
    ぞれ摺動筒の有底内、外筒に結合するとともに、前記摺
    動筒内に前記検出板に常時引張力を付与するコイルばね
    を配設してなる荷重センサ。
  2. 【請求項2】歪ゲージを貼付した検出板の両端を、それ
    ぞれ軸方向にのみ摺動し得る摺動筒の有底内、外筒に結
    合してなる荷重センサ。
  3. 【請求項3】歪ゲージを貼付した検出板の両端を、それ
    ぞれ軸方向にのみ摺動し得る摺動筒の有底内、外筒に結
    合するとともに、前記摺動筒内に前記検出板に常時引張
    力を付与するコイルばねを配設してなる荷重センサ。
  4. 【請求項4】前記検出板の全部または一部を前記摺動筒
    内に収納したことを特徴とする請求項1または請求項2
    または請求項3の荷重センサ。
  5. 【請求項5】前記摺動筒の有底内、外筒が非円形である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の荷重セ
    ンサ。
  6. 【請求項6】前記摺動筒の有底内、外筒が角形であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の荷重センサ。
JP14842096A 1996-05-17 1996-05-17 荷重センサ Pending JPH09304198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025574A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 B L Auto Tec Kk 起歪体
JP2018180988A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 日本精工株式会社 装着型伸縮検出装置及び操作デバイス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025574A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 B L Auto Tec Kk 起歪体
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