JPH09304178A - 透光率測定装置および方法 - Google Patents

透光率測定装置および方法

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JPH09304178A
JPH09304178A JP11514496A JP11514496A JPH09304178A JP H09304178 A JPH09304178 A JP H09304178A JP 11514496 A JP11514496 A JP 11514496A JP 11514496 A JP11514496 A JP 11514496A JP H09304178 A JPH09304178 A JP H09304178A
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output
electric signal
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branched
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JP11514496A
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English (en)
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Tatsuhiko Takatsu
辰彦 高津
Naoto Sato
直人 佐藤
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光入力端より入力した光の光強度の影響を受
けない、高確度な透光率測定装置および方法を提供する
こと。 【解決手段】 光入力端1より入射した光を光分岐器2
にて分岐し、分岐した一方の光を受光器3にて電気信号
に変換し、分岐したもう一方の光を被透光物質4に透過
させた後、もう一つの受光器5にて電気信号に変換し、
二つの受光器3,5の電気信号に重みをつけて減算器1
00にて減算することにより、所定の透光率において零
になる透光率測定出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高確度で透光率
を測定する必要のある以下の用途に利用できる。被透光
物質の透光率を測定することで、被透光物質そのものの
物性を測定する装置についてのもの。被透光物質の透光
率を測定することで、被透光物質を透過した光の周波数
を測定する装置についてのもの。被透光物質の透光率を
測定することで、被透光物質に印加された物理量を測定
する装置についてのものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術による透光率測定装置について
図6を用いて説明する。図6の光入力端1より入射した
光は、光分岐器2により、受光器3側と被透光物質4側
とに分岐出力される。受光器3に入力された光は、その
光強度に比例する電気信号に変換され、除数として除算
器19に入力される。一方、被透光物質4に入力された
光は、被透光物質4の透過特性により減衰され、受光器
5に入力される。受光器5に入力された光は、その光強
度に比例する電気信号に変換され、被除数として除算器
19に入力される。除算器19は、受光器3より入力さ
れた除数で、受光器5より入力された被除数を除算し、
該除算値(または該除算値に比例する値)を出力端20
に出力する。以上の処理により、出力端20の出力は、
被透光物質4の透光率に比例する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来技術の透光
率測定装置では、透光率を求めるため除算器19を用い
ていた。除算器19を用いる理由は、透光率測定装置の
出力が、光入力端1より入射した光の光強度の変化に依
存しないようにするためである。図6の受光器5の出力
は、光入力端1より入射した光の光強度に、被透光物質
4の透光率を乗じたものに比例する。そのため、被透光
物質4の透光率が変化した場合のみならず、上記光強度
が変化した場合も、受光器5の出力は変化する。従っ
て、被透光物質4の透光率を得るためには、受光器5の
出力から上記光強度の変化を除去する必要がある。
【0004】図6の従来技術では、被透光物質4に入射
する前の光を光分岐器2で分岐し、受光器3にて、該被
透光物質4に入射する前の光の光強度に比例した出力を
得る。次に、除算器19にて、受光器5の出力を受光器
3の出力で除算する。以上の作用により、図6の透光率
測定装置は、光入力端1より入射した光の光強度の変化
を排除し、出力端20より被透光物質4の透光率に比例
した出力を得ていた。
【0005】図6の従来技術の透光率測定装置の出力端
20の出力を式(1)に示す。 出力端20の出力=K・(D・m・P)/(n・P) ……(1) 式(1)のDは、被透光物質4の透光率である。mは、
光分岐器2の分岐比のうち、被透光物質4側に分岐する
光の分岐比である。nは、光分岐器2の分岐比のうち、
受光器3側に分岐する光の分岐比である。Pは、光入力
端1より入射した光の光強度である。受光器3,5の感
度や各光路の損失は、まとめて定数Kとする。式(1)
の分子側と分母側にあるPを取除くと、式(2)とな
る。 出力端20の出力=K・D・m/n ……(2) 従来技術では、除算器19を用いることにより、式
(2)のように、光入力端1より入射した光の光強度P
に依存しない透光率測定装置の出力を得る。
【0006】しかしながら、図6の従来技術の透光率測
定装置では、除算器19としてアナログの除算器を用い
た場合、透光率測定装置に求められる十分な確度が得ら
れない。これは、アナログ除算器が、半導体の非直線性
を利用した差動増幅器を用いているためである。また、
高確度で被透光物質4の透光率を検出する場合、受光器
3,5の出力をAD変換器でデジタル値に変換してか
ら、除算する方式も考えられる。しかし、AD変換器を
用いた場合、回路が複雑で高価なものになる。
【0007】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、光入力端より入力した光の光強度の影響を受
けずに、高確度な透光率を得ることができる透光率測定
装置および方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光入力端より入射した光を分岐する光分岐手段と、前記
光分岐手段が分岐した一方の光を電気信号に変換する第
1の受光手段と、前記光分岐手段が分岐したもう一方の
光を被透光物質に透過させ、該透過光を電気信号に変換
する第2の受光手段と、前記2つの受光手段の電気信号
に重みをつけた後、その差を求める減算手段と、前記減
算手段の出力が零である場合、前記重みに基づいて、前
記被透光物質の透光率を求める演算手段とを具備するこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明は、光入力端より
入射した光を分岐する光分岐手段と、前記光分岐手段が
分岐した一方の光を電気信号に変換する第1の受光手段
と、前記光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物
質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の受
光手段と、前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけ
た後、その差を求める減算手段と、前記減算手段の出力
を、前記第1の受光手段の電気信号で除算する除算手段
と、前記重みおよび前記除算手段の出力に基づいて、前
記被透光物質の透光率を求める演算手段とを具備するこ
とを特徴とする。請求項3記載の発明は、光入力端より
入射した光を断続する光チョッパと、前記光チョッパが
断続した光を分岐する光分岐手段と、前記光分岐手段が
分岐した一方の光を電気信号に変換する第1の受光手段
と、前記光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物
質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の受
光手段と、前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけ
た後、その差を求める減算手段と、前記光チョッパの断
続に同期して、前記減算手段の出力を同期検波する同期
検波手段と、前記同期検波手段の出力を平滑する積分手
段と、前記重みおよび前記積分手段の出力に基づいて、
前記被透光物質の透光率を求める演算手段とを具備する
ことを特徴とする。請求項4記載の発明は、光入力端よ
り入射した光を分岐する第1の光分岐手段と、前記第1
の光分岐手段が分岐した一方の光を断続する光チョッパ
と、前記光チョッパが断続した光を分岐する第2の光分
岐手段と、前記第2の光分岐手段が分岐した一方の光を
電気信号に変換する第1の受光手段と、前記第2の光分
岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物質に透過さ
せ、該透過光を電気信号に変換する第2の受光手段と、
前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけた後、その
差を求める減算手段と、前記光チョッパの断続に同期し
て、前記減算手段の出力を同期検波する同期検波手段
と、前記同期検波手段の出力を平滑する積分手段と、前
記第1の光分岐手段が分岐したもう一方の光を電気信号
に変換する第3の受光手段と、前記積分手段の出力を、
前記第3の受光手段の電気信号で除算する除算手段と、
前記重みおよび前記除算手段の出力に基づいて、前記被
透光物質の透光率を求める演算手段とを具備することを
特徴とする。請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の透光率測定装置において、前
記減算手段における重みづけを変更する可変手段を具備
することを特徴とする。請求項6記載の発明は、光入力
端より入射した光を分岐する第1の過程と、前記第1の
過程で分岐した一方の光を電気信号に変換する第2の過
程と、前記第1の過程で分岐したもう一方の光を被透光
物質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する第3の
過程と、前記第2の過程および第3の過程の電気信号に
重みをつけた後、その差を求める第4の過程と、前記第
4の過程の出力が零である場合、前記重みに基づいて、
前記被透光物質の透光率を求める第5の過程とからなる
ことを特徴とする。請求項7記載の発明は、光入力端よ
り入射した光を分岐する第1の過程と、前記第1の過程
で分岐した一方の光を電気信号に変換する第2の過程
と、前記第1の過程で分岐したもう一方の光を被透光物
質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する第3の過
程と、前記第2の過程および第3の過程の電気信号に重
みをつけた後、その差を求める第4の過程と、前記第4
の過程の出力を、前記第2の過程の電気信号で除算する
第5の過程と、前記重みおよび前記第5の過程の出力に
基づいて、前記被透光物質の透光率を求める第6の過程
とからなることを特徴とする。請求項8記載の発明は、
光入力端より入射した光を断続する第1の過程と、前記
第1の過程で断続した光を分岐する第2の過程と、前記
第2の過程で分岐した一方の光を電気信号に変換する第
3の過程と、前記第2の過程で分岐したもう一方の光を
被透光物質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する
第4の過程と、前記第3の過程および第4の過程の電気
信号に重みをつけた後、その差を求める第5の過程と、
前記第1の過程の断続に同期して、前記第5の過程の出
力を同期検波する第6の過程と、前記第6の過程の出力
を平滑する第7の過程と、前記重みおよび前記第7の過
程の出力に基づいて、前記被透光物質の透光率を求める
第8の過程とからなることを特徴とする。請求項9記載
の発明は、光入力端より入射した光を分岐する第1の過
程と、前記第1の過程で分岐した一方の光を断続する第
2の過程と、前記第2の過程で断続した光を分岐する第
3の過程と、前記第3の過程で分岐した一方の光を電気
信号に変換する第4の過程と、前記第3の過程で分岐し
たもう一方の光を被透光物質に透過させ、該透過光を電
気信号に変換する第5の過程と、前記第4の過程および
第5の過程の電気信号に重みをつけた後、その差を求め
る第6の過程と、前記第2の過程の断続に同期して、前
記第6の過程の出力を同期検波する第7の過程と、前記
第7の過程の出力を平滑する第8の過程と、前記第1の
過程で分岐したもう一方の光を電気信号に変換する第9
の過程と、前記第8の過程の出力を、前記第9の過程の
電気信号で除算する第10の過程と、前記重みおよび前
記第10の過程の出力に基づいて、前記被透光物質の透
光率を求める第11の過程とからなることを特徴とす
る。請求項10記載の発明は、請求項6ないし請求項9
のいずれかに記載の透光率測定方法において、前記重み
づけを変更する過程を具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
§1.第1実施形態 以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態につい
て説明する。図1は、この発明の第1実施形態による透
光率測定装置の構成例を示すブロック図である。この図
において、図6の各部に対応する部分には同一の符号を
付け、その説明を省略する。
【0010】この図に示す透光率測定装置においては、
除算器19に代えて減算器100が新たに設けられてい
る。図1において、光入力端1より入射した光は、光分
岐器2により、受光器3側と被透光物質4側とに分岐出
力される。受光器3に入力された光は、その光強度に比
例する電気信号に変換され、減算器100に入力され
る。被透光物質4に入力された光は、被透光物質4の透
過特性により減衰され、受光器5に入力される。受光器
5に入力された光は、その光強度に比例する電気信号に
変換され、減算器100に入力される。
【0011】減算器100の内部構成は、二つの要素に
分解できる。一つは、1倍の反転増幅器101である。
もう一つは、抵抗102,103で重みづけされた加算
器104である。受光器3より減算器100に入力され
た電気信号は、反転増幅器101により極性が反転さ
れ、抵抗103に入力される。受光器5より減算器10
0に入力された電気信号は、抵抗102に入力される。
加算器104は、受光器5の出力と反転増幅器101の
出力とを、抵抗102,103の重みづけに従って加算
し、該加算値である電気信号を出力端6より出力する。
ここで、受光器3の出力は反転増幅器101により極性
が反転されるため、出力端6に出力される電気信号は、
重みづけされた受光器5の出力から、重みづけされた受
光器3の出力を減算した値になる。
【0012】図1の透光率測定装置の出力端6の出力を
式(3)に示す。 出力端6の出力=K・(g・D・m・P−h・n・P) ……(3) 式(3)の−hは、受光器3の出力から出力端6までの
増幅度である。gは、受光器5の出力から出力端6まで
の増幅度である。Dは、被透光物質4の透光率である。
mは、光分岐器2の分岐比のうち、被透光物質4側に分
岐する光の分岐比である。nは、光分岐器2の分岐比の
うち、受光器3側に分岐する光の分岐比である。Pは、
光入力端1に入射した光の光強度である。Kは、受光器
3,5の感度や各光路の損失等の定数をまとめたもので
ある。
【0013】ここで、被透光物質4の透光率が、式
(4)に示す透光率Dsである場合を考える。 透光率Ds=(h/g)・(n/m) ……(4) 上記透光率Dsを式(3)の透光率Dに代入し、打ち消
される増幅度g,mを取り除くと、式(3)は式(5)
になる。 出力端6の出力=K((h・n・P)−(h・n・P)) ……(5) 式(5)の右辺は、正の成分と負の成分が同じになり打
ち消しあって、ゼロになる。よって、被透光物質4の透
光率が上記透光率Dsである場合、出力端6の出力は零
になる。
【0014】すなわち、出力端6の出力をコンピュータ
回路(図示略)等で監視し、該出力が零であるならば、
被透光物質4の透光率は透光率Dsであるので、該コン
ピュータ回路が式(4)を演算することにより、該透光
率Dsは求められる。さらに、ここで、出力端6の出力
が零の場合、該出力は、光入力端1より入射した光の光
強度Pの影響を受けない。以上より明らかなように、図
1の透光率測定装置では、被透光物質4の透光率が透光
率Dsである場合、光入力端1より入射した光の光強度
Pの影響を受けずに、透光率を測定できる。図1の透光
率測定装置は、一定の透光率を目標値とする自動制御回
路に適応できる。
【0015】§2.第2実施形態 次に、この発明の第2実施形態について説明する。図2
は、この発明の第2実施形態による透光率測定装置の構
成例を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。この図に示す透光率測定装置では、図1の透
光率測定装置に除算器7が追加されている。除算器7
は、受光器3の出力を除数とし、減算器100の出力を
被除数として、除算した結果を出力端8に出力する。
【0016】図2の作用を説明する前に、図1の透光率
測定装置において、被透光物質4の透光率が上記透光率
Dsから外れている場合について考える。この場合にお
ける被透光物質4の透光率を、式(6)に示す透光率D
dとする。 透光率Dd=(h/g)・(n/m)+δ ……(6) 式(6)のδは、式(4)に示す透光率Dsに対するズ
レ量である。上記透光率Ddを式(3)の透光率Dに代
入し、打ち消される部分を取り除くと、式(3)は式
(7)になる。 出力端6の出力=K・g・m・P・δ ……(7) 式(7)は、図1の透光率測定装置において、被透光物
質4の透光率が透光率Dsよりズレ量δだけ外れている
場合、すなわち、被透光物質4の透光率が透光率Ddで
ある場合、出力端6の出力は、該ズレ量δに光強度Pを
乗じたものに比例することを示す。
【0017】図1の透光率測定装置において、式(4)
の条件が成立する場合、出力端6の出力は、上記光強度
Pの影響を受けない。しかし、式(4)の条件が成立し
ない場合、式(7)に示すように、出力端6の出力は、
上記光強度Pに比例する。これは、式(4)の条件が成
立しない被透光物質4の透光率を測定しようとする場
合、該測定値は上記光強度Pの影響を受けることを示
す。
【0018】図2の透光率測定装置は、式(7)に示す
出力端6の出力を、上記光強度Pに比例する受光器3の
出力で除算することで、式(7)の出力から上記光強度
Pを除去する。被透光物質4の透光率が上記透光率Dd
である場合における、図2の透光率測定装置の出力端8
の出力を式(8)に示す。 出力端8の出力=K・g・m・P・δ/P ……(8) すなわち、 出力端8の出力=K・g・m・δ ……(8)’ となり、該出力を所定の定数(K・g・m)で除算する
ことにより、上記ズレ量δが求められる。したがって、
被透光物質4の透光率Ddは、式(4)で求められる透
光率Dsに上記ズレ量δを加算することにより求められ
る。
【0019】図6の従来技術の透光率測定装置では、式
(1)に示すように、被透光物質4の透光率Dに比例す
る電気信号を被除数として、除算動作をしなければなら
なかった。そのため、図6の透光率測定装置では、除算
器19の確度が、該透光率測定装置の要求確度に対して
不足することがあった。これに対して、図2の透光率測
定装置では、出力端8の出力を示す式(8)において、
上記透光率Dが上記ズレ量δに置き変っている。そのた
め、図6の除算器19の確度の誤差と比べた場合、図2
の除算器7の確度の誤差はδ/D倍であり、かなり小さ
くなる。
【0020】これは、図2の透光率測定装置では、上記
ズレ量δが小さいほど、除算器7の確度の誤差による影
響が小さいことを示す。すなわち、図2の透光率測定装
置では、被透光物質4の透光率が上記透光率Ds付近で
あるならば、除算器7の確度の誤差をδ/Dに小さくで
きる。以上より明らかなように、図2の透光率測定装置
を用いれば、被透光物質4の透光率が上記透光率Ds付
近であるならば、光入力端1より入射した光の光強度P
の影響を受けず、かつ、除算器7の確度の影響の少ない
高確度な透光率測定ができる。
【0021】§3.第3実施形態 次に、この発明の第3実施形態について説明する。図3
は、この発明の第3実施形態による透光率測定装置の構
成例を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。
【0022】この図に示す透光率測定装置では、図1の
透光率測定装置の受光器3と反転増幅器101との間
に、DA変換器10を挿入する。受光器3からの電気信
号は、DA変換器10の基準電圧入力端に入力される。
DA変換器10は、受光器3の電気信号を基準電圧とし
て、入力端9の信号によりDA変換し、反転増幅器10
1に出力する。このとき、DA変換器10は、入力端9
の信号により増幅度を可変できる増幅器として作用す
る。
【0023】図3のように、透光率測定装置にDA変換
器10を付加することにより、受光器3の電気信号を可
変増幅できる。これは、第1実施形態において、式
(3)の増幅度h(図1に示す受光器3の出力から出力
端6までの増幅度)を変更できることに等しい。増幅度
hを変更できるということは、減算器100での重みづ
けを変更し、式(4)に示す透光率Dsを変更できるこ
とに等しい。そして、透光率Dsを変更できるというこ
とは、該透光率Dsを、光入力端1より入射した光の光
強度の影響を受けない透光率に変更できることを意味す
る。図3の透光率測定装置は、任意の透光率を目標値と
する負帰還制御回路に適応できる。
【0024】なお、本実施形態による透光率測定装置
(図3参照)に、第2実施形態による除算器7(図2参
照)を組み合わせることも考えられる。この場合、図3
の受光器3の出力を除数として除算器7に入力する。ま
た、出力端11の出力を被除数として除算器7に入力す
る。そして、除算器7の除算結果を、透光率測定装置の
出力とする。
【0025】図2に示す第2実施形態では、除算器7の
確度による誤差を小さくするためには、上記ズレ量δが
小さいことが必要であった。これに対して、第3実施形
態と第2実施形態とを組み合わせると、DA変換器10
を調節することにより、上記透光率Dsを変更できる。
従って、上記ズレ量δが小さくなるように透光率Dsを
変更することにより、広範囲の透光率に対して、除算器
7の確度の影響の少ない、高確度な透光率の測定ができ
る。
【0026】§4.第4実施形態 次に、この発明の第4実施形態について説明する。図4
は、この発明の第4実施形態による透光率測定装置の構
成例を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。
【0027】この図に示す透光率測定装置では、図1の
透光率測定装置の光入力端1と光分岐器2との間に、光
チョッパ12が挿入されている。また、減算器100の
後に、同期検波器13と積分器14が追加されている。
そして、積分器14の出力を出力端15とする。ここ
で、同期検波器13は、光チョッパ12の同期信号によ
り、減算器100の出力を同期検波する。また、積分器
14は、同期検波器13の出力を平滑する。
【0028】これまで説明した各実施形態において、受
光器3,5に光が入射していない場合、受光器3,5の
出力は零になるはずである。しかし実際には、受光器
3,5は、わずかな直流電気信号を出力する場合があ
る。これは受光器3,5に使用されている受光素子の暗
電流の打ち消しが不完全であったり、後段に接続された
増幅器のオフセット調整が不完全であることに起因す
る。これまで説明した各実施形態の減算器100におい
ても、反転増幅器101および加算器104のオフセッ
ト調整が不完全な場合、該反転増幅器101および加算
器104は、受光器3,5からの入力電圧とは無関係な
直流電圧を発生する。これらの直流電圧は、光入力端1
より入射した光の光強度と無関係な直流の雑音信号とし
て出力端より出力される。そして、該直流の雑音信号
は、透光率の測定誤差となる。
【0029】図4の透光率測定装置では、光分岐器2の
前に光チョッパ12を挿入することで、光入力端1より
入射した光は断続される。そして、減算器100の後に
同期検波器13が挿入され、該同期検波器13は、光チ
ョッパ12の断続信号に同期して、減算器100の出力
を同期検波する。
【0030】光チョッパ12と同期検波器13との作用
を、以下に説明する。なお、図4の被透光物質4の透光
率は、式(6)に示す透光率Ddであるとする。また、
光チョッパ12が開状態の時、同期検波器13の増幅度
は2とし、光チョッパ12が閉状態の時、同期検波器1
3の増幅度は−2とする。以上の状態で、図4の光入力
端1より入射した光の光強度Pに対する同期検波器13
の出力は、式(9)および式(10)になる。 光チョッパ12が開状態の時の同期検波器13の出力= 2・(K・g・m・P・δ+C) ……(9) 光チョッパ12が閉状態の時の同期検波器13の出力= −2・C ……(10) ここで、Cは、光入力端1より入射した光の光強度と無
関係な直流の雑音信号をまとめたものである。
【0031】式(9)は、光チョッパ12が開状態の場
合における同期検波器13の出力である。式(9)は、
式(7)に雑音信号Cが加算された値に、光チョッパ1
2が開状態の場合における同期検波器13の増幅度(=
2)を乗じたものである。また、式(10)は、光チョ
ッパ12が閉状態の場合における同期検波器13の出力
である。光チョッパ12が閉じると、光入力端1より入
射した光が遮断されるため、式(9)の光強度Pが零に
なる。故に、同期検波器13の出力は、式(10)に示
すように、直流の雑音信号Cに、光チョッパ12が閉状
態の場合における同期検波器13の増幅度(=−2)を
乗じたものとなる。
【0032】同期検波器13が光チョッパ12に同期し
ているため、光チョッパ12の状態が変わる度に、該同
期検波器13の増幅度は、その極性が反転される。そし
て、式(9)と式(10)の出現時間が同じ場合、すな
わち、光チョッパ12の開時間と閉時間とが等しい場
合、積分器14で平滑化された出力は、式(9)と式
(10)とを平均した式(11)になる。 積分器14の出力=K・g・m・P・δ ……(11) 式(11)では、透光率測定装置内部で発生した直流の
雑音信号Cが打ち消されている。これにより、積分器1
4の出力をK・g・m・Pで除算することにより、ズレ
量δが求められる。したがって、被透光物質4の透光率
Ddは、式(4)で求められる透光率Dsに上記ズレ量
δを加算することにより求められる。
【0033】このように、図4の透光率測定装置では、
式(11)に示すように、透光率測定装置内部で発生し
た直流の雑音信号の影響を受けない高確度な透光率測定
ができる。ただし、図4の透光率測定装置では、式(1
1)に示すように、積分器14の出力に光強度Pが残っ
ているため、該出力は該光強度Pの影響を受ける。この
課題を解決するためには、次に示す第5実施形態のよう
に、本実施形態(第4実施形態)に第2実施形態を組み
合わせるとよい。
【0034】§5.第5実施形態 次に、この発明の第5実施形態について説明する。図5
は、この発明の第5実施形態による透光率測定装置の構
成例を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。
【0035】この図に示す透光率測定装置は、第1実施
形態から第4実施形態までの全ての特徴を有する。図5
の透光率測定装置では、光チョッパ12の前に光分岐器
16と受光器17が追加されている。光分岐器16と受
光器17を追加する理由は、光チョッパ12で断続され
ずに、常時、除算器7の除数を得るためである。
【0036】図5の光入力端1より入射した光は、光分
岐器16により、光チョッパ12側と受光器17側とに
分岐出力される。受光器17に入力された光は、入力光
の光強度に比例する電気信号に変換され、除数として除
算器7に入力される。除算器7は、第2実施形態と同様
に、光入力端1より入射した光の光強度の影響を取り除
く。また、DA変換器10は、第3実施形態と同様に、
透光率測定装置の出力が零になるように、減算器100
の重みづけを可変する。また、光チョッパ12と同期検
波器13と積分器14は、第4実施形態と同様に、受光
器3,5および減算器100で発生する直流の雑音信号
を打ち消す。このように、本実施形態による透光率測定
装置を用いれば、任意の透光率において高確度な透光率
測定ができる。
【0037】§6.補足 以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものでは
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等
があってもこの発明に含まれる。例えば、上記各実施形
態では、反転増幅器101が受光器3側に挿入されてい
るが、該反転増幅器101は受光器5側に挿入されてい
てもよい。この場合、加算器104の出力信号は、重み
づけされた受光器3の出力から、重みづけされた受光器
5の出力を減算した値になる。
【0038】また、上記第3実施形態および第5実施形
態では、DA変換器10が受光器3側に挿入されている
が、受光器5側にDA変換器を挿入してよい。この場
合、受光器5の電気信号も可変増幅できる。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、減算手段を用いるこ
とにより、光入力端より入力した光の光強度の影響を受
けない、高確度な透光率測定装置および方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態による透光率測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2実施形態による透光率測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【図3】この発明の第3実施形態による透光率測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【図4】この発明の第4実施形態による透光率測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【図5】この発明の第5実施形態による透光率測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【図6】従来の透光率測定装置の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1……光入力端、 2,16……光分岐器、 3,5,
17……受光器、4……被透光物質、 6,8,11,
15,18……出力端、7……除算器、 9……入力
端、 10……DA変換器、12……光チョッパ、 1
3……同期検波器、 14……積分器 100……減算器、 101……反転増幅器、102,
103……抵抗、 104……加算器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入力端より入射した光を分岐する光分
    岐手段と、 前記光分岐手段が分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第1の受光手段と、 前記光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の受光手
    段と、 前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけた後、その
    差を求める減算手段と、 前記減算手段の出力が零である場合、前記重みに基づい
    て、前記被透光物質の透光率を求める演算手段とを具備
    することを特徴とする透光率測定装置。
  2. 【請求項2】 光入力端より入射した光を分岐する光分
    岐手段と、 前記光分岐手段が分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第1の受光手段と、 前記光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の受光手
    段と、 前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけた後、その
    差を求める減算手段と、 前記減算手段の出力を、前記第1の受光手段の電気信号
    で除算する除算手段と、 前記重みおよび前記除算手段の出力に基づいて、前記被
    透光物質の透光率を求める演算手段とを具備することを
    特徴とする透光率測定装置。
  3. 【請求項3】 光入力端より入射した光を断続する光チ
    ョッパと、 前記光チョッパが断続した光を分岐する光分岐手段と、 前記光分岐手段が分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第1の受光手段と、 前記光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の受光手
    段と、 前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけた後、その
    差を求める減算手段と、 前記光チョッパの断続に同期して、前記減算手段の出力
    を同期検波する同期検波手段と、 前記同期検波手段の出力を平滑する積分手段と、 前記重みおよび前記積分手段の出力に基づいて、前記被
    透光物質の透光率を求める演算手段とを具備することを
    特徴とする透光率測定装置。
  4. 【請求項4】 光入力端より入射した光を分岐する第1
    の光分岐手段と、 前記第1の光分岐手段が分岐した一方の光を断続する光
    チョッパと、 前記光チョッパが断続した光を分岐する第2の光分岐手
    段と、 前記第2の光分岐手段が分岐した一方の光を電気信号に
    変換する第1の受光手段と、 前記第2の光分岐手段が分岐したもう一方の光を被透光
    物質に透過させ、該透過光を電気信号に変換する第2の
    受光手段と、 前記2つの受光手段の電気信号に重みをつけた後、その
    差を求める減算手段と、 前記光チョッパの断続に同期して、前記減算手段の出力
    を同期検波する同期検波手段と、 前記同期検波手段の出力を平滑する積分手段と、 前記第1の光分岐手段が分岐したもう一方の光を電気信
    号に変換する第3の受光手段と、 前記積分手段の出力を、前記第3の受光手段の電気信号
    で除算する除算手段と、 前記重みおよび前記除算手段の出力に基づいて、前記被
    透光物質の透光率を求める演算手段とを具備することを
    特徴とする透光率測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の透光率測定装置において、 前記減算手段における重みづけを変更する可変手段を具
    備することを特徴とする透光率測定装置。
  6. 【請求項6】 光入力端より入射した光を分岐する第1
    の過程と、 前記第1の過程で分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第2の過程と、 前記第1の過程で分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第3の過程
    と、 前記第2の過程および第3の過程の電気信号に重みをつ
    けた後、その差を求める第4の過程と、 前記第4の過程の出力が零である場合、前記重みに基づ
    いて、前記被透光物質の透光率を求める第5の過程とか
    らなることを特徴とする透光率測定方法。
  7. 【請求項7】 光入力端より入射した光を分岐する第1
    の過程と、 前記第1の過程で分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第2の過程と、 前記第1の過程で分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第3の過程
    と、 前記第2の過程および第3の過程の電気信号に重みをつ
    けた後、その差を求める第4の過程と、 前記第4の過程の出力を、前記第2の過程の電気信号で
    除算する第5の過程と、 前記重みおよび前記第5の過程の出力に基づいて、前記
    被透光物質の透光率を求める第6の過程とからなること
    を特徴とする透光率測定方法。
  8. 【請求項8】 光入力端より入射した光を断続する第1
    の過程と、 前記第1の過程で断続した光を分岐する第2の過程と、 前記第2の過程で分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第3の過程と、 前記第2の過程で分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第4の過程
    と、 前記第3の過程および第4の過程の電気信号に重みをつ
    けた後、その差を求める第5の過程と、 前記第1の過程の断続に同期して、前記第5の過程の出
    力を同期検波する第6の過程と、 前記第6の過程の出力を平滑する第7の過程と、 前記重みおよび前記第7の過程の出力に基づいて、前記
    被透光物質の透光率を求める第8の過程とからなること
    を特徴とする透光率測定方法。
  9. 【請求項9】 光入力端より入射した光を分岐する第1
    の過程と、 前記第1の過程で分岐した一方の光を断続する第2の過
    程と、 前記第2の過程で断続した光を分岐する第3の過程と、 前記第3の過程で分岐した一方の光を電気信号に変換す
    る第4の過程と、 前記第3の過程で分岐したもう一方の光を被透光物質に
    透過させ、該透過光を電気信号に変換する第5の過程
    と、 前記第4の過程および第5の過程の電気信号に重みをつ
    けた後、その差を求める第6の過程と、 前記第2の過程の断続に同期して、前記第6の過程の出
    力を同期検波する第7の過程と、 前記第7の過程の出力を平滑する第8の過程と、 前記第1の過程で分岐したもう一方の光を電気信号に変
    換する第9の過程と、 前記第8の過程の出力を、前記第9の過程の電気信号で
    除算する第10の過程と、 前記重みおよび前記第10の過程の出力に基づいて、前
    記被透光物質の透光率を求める第11の過程とからなる
    ことを特徴とする透光率測定方法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかに
    記載の透光率測定方法において、 前記重みづけを変更する過程を具備することを特徴とす
    る透光率測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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