JPH0930009A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0930009A JPH0930009A JP7178650A JP17865095A JPH0930009A JP H0930009 A JPH0930009 A JP H0930009A JP 7178650 A JP7178650 A JP 7178650A JP 17865095 A JP17865095 A JP 17865095A JP H0930009 A JPH0930009 A JP H0930009A
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- JP
- Japan
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- recording
- color
- ink
- inks
- colors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1次色の濃淡インクの組合せ使用によって複
雑な色処理が省略され、ユーザーの所望の色を忠実に再
現できるカラー画像記録に好適なインクジェット記録装
置を提供する。 【解決手段】 同色系の濃度および/または吐出量が異
なる1次色を類別に吐出する吐出口列(10)を具えた
記録ヘッド(1200)と、記録信号を2次色形成信号
の組合せに基づいて発生する記録信号発生手段と、前記
記録信号をユーザーの望む色に合わせて選択するように
制御する制御手段とを具備する。
雑な色処理が省略され、ユーザーの所望の色を忠実に再
現できるカラー画像記録に好適なインクジェット記録装
置を提供する。 【解決手段】 同色系の濃度および/または吐出量が異
なる1次色を類別に吐出する吐出口列(10)を具えた
記録ヘッド(1200)と、記録信号を2次色形成信号
の組合せに基づいて発生する記録信号発生手段と、前記
記録信号をユーザーの望む色に合わせて選択するように
制御する制御手段とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特に各色に対し濃淡複数のインクを用いて
記録が可能なインクジェット記録装置に関するものであ
る。
装置に関し、特に各色に対し濃淡複数のインクを用いて
記録が可能なインクジェット記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写装置や、ワードプロセッサ、コンピ
ュータ等の情報処理機器、さらには通信機器の普及に伴
い、それらの機器の画像形成(記録)装置の一つとし
て、インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジ
タル画像記録を行うものが急速に普及している。さらに
前記情報機器や通信機器の高画質化・カラー化に伴い、
記録装置においても高画質化・カラー化の要望が増えて
きている。このようなカラーインクジェット記録装置に
おいては、記録速度の向上のため、複数の記録素子を配
列してなる記録ヘッド(マルチヘッド)として、インク
吐出口および液路を高密度で複数配列させたものを用
い、さらにカラー化のためシアン,マゼンタ,イエロ
ー,ブラックの複数の上記マルチヘッドを備えたものが
一般的である。
ュータ等の情報処理機器、さらには通信機器の普及に伴
い、それらの機器の画像形成(記録)装置の一つとし
て、インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジ
タル画像記録を行うものが急速に普及している。さらに
前記情報機器や通信機器の高画質化・カラー化に伴い、
記録装置においても高画質化・カラー化の要望が増えて
きている。このようなカラーインクジェット記録装置に
おいては、記録速度の向上のため、複数の記録素子を配
列してなる記録ヘッド(マルチヘッド)として、インク
吐出口および液路を高密度で複数配列させたものを用
い、さらにカラー化のためシアン,マゼンタ,イエロ
ー,ブラックの複数の上記マルチヘッドを備えたものが
一般的である。
【0003】図13は従来公知の濃淡記録方式のカラー
インクジェット記録装置の構成例の主要部を示したもの
である。この図において、キャリッジ700には、濃淡
2種類ずつブラック,シアン,マゼンタ,イエローの4
色のインクがそれぞれ収容された8個のインクタンク
と、これら8種類のインクを吐出するための8個のヘッ
ド702が搭載されている。このヘッド702上に配列
されたインク吐出口列の様子をz方向(シート側)から
見たものが図14であり、図14において801はヘッ
ド702の吐出口面702A上に配列されたインク吐出
口列である。本図では8列のインク吐出口列801がY
軸に沿って平行に配列されているが、これらの吐出口列
は例えば図のXY平面上でY軸方向に対して多少の傾き
を持っていても良い。この場合には、ヘッド702が進
行方向x進んでいくのに対し、各インク吐出口列801
ではそれぞれタイミングをずらしながら記録を行ってい
く。再び図13に戻って、703はシート送りローラで
補助ローラ704とともに被記録材(以下では記録シー
トと呼ぶ)705を挾持しながら図の矢印方向に回転
し、記録シート705をy方向にシート送りする。また
706,707は送給ローラであり記録シート705の
送給を行うとともに、ローラ703,704と同様、記
録シート705を記録位置に保持するように機能する。
一方、キャリッジ700は記録を行っていないとき、あ
るいはマルチヘッド702に対して回復動作などが行わ
れるときには図の破線で示したホームポジション位置
(h)に待機する。
インクジェット記録装置の構成例の主要部を示したもの
である。この図において、キャリッジ700には、濃淡
2種類ずつブラック,シアン,マゼンタ,イエローの4
色のインクがそれぞれ収容された8個のインクタンク
と、これら8種類のインクを吐出するための8個のヘッ
ド702が搭載されている。このヘッド702上に配列
されたインク吐出口列の様子をz方向(シート側)から
見たものが図14であり、図14において801はヘッ
ド702の吐出口面702A上に配列されたインク吐出
口列である。本図では8列のインク吐出口列801がY
軸に沿って平行に配列されているが、これらの吐出口列
は例えば図のXY平面上でY軸方向に対して多少の傾き
を持っていても良い。この場合には、ヘッド702が進
行方向x進んでいくのに対し、各インク吐出口列801
ではそれぞれタイミングをずらしながら記録を行ってい
く。再び図13に戻って、703はシート送りローラで
補助ローラ704とともに被記録材(以下では記録シー
トと呼ぶ)705を挾持しながら図の矢印方向に回転
し、記録シート705をy方向にシート送りする。また
706,707は送給ローラであり記録シート705の
送給を行うとともに、ローラ703,704と同様、記
録シート705を記録位置に保持するように機能する。
一方、キャリッジ700は記録を行っていないとき、あ
るいはマルチヘッド702に対して回復動作などが行わ
れるときには図の破線で示したホームポジション位置
(h)に待機する。
【0004】このような構成になるインクジェット記録
装置では、その記録開始前に記録開始命令がくると、ホ
ームポジションhにあるキャリッジ700が、キャリッ
ジガイド軸708に沿ってx方向に移動し、その移動中
にリニアエンコーダ709の読取り信号に基づく所定の
タイミングでマルチヘッド702のn個からなるインク
吐出口の列801から記録信号に応じて選択的に濃淡各
4色のインクが吐出され、記録シート705上に幅Dだ
けの記録が行われる。この記録走査により記録シート7
05上に、濃淡のブラックインク(Kk ,Ku )、シア
ンインク(Ck,Cu )、マゼンタインク(Mk ,M
u )、イエローインク(Yk ,Yu )の順でインクが着
弾してドットが形成される。かくして、記録シート70
5の端縁近傍までデータの記録が終了するとキャリッジ
700は元のホームポジションhに戻り、再びx方向へ
の記録が繰返される。なお、この最初の記録が終了して
から次の2行目の記録が開始される前までに、シート送
りローラ703,704により図14に示す幅Dだけy
方向へのシート送りが行われるので、このようにしてキ
ャリッジ700の走査ごとにマルチヘッド702の記録
幅Dだけの記録とシート送りとが交互に行われることに
より、一シート面上のデータ記録が完成する。
装置では、その記録開始前に記録開始命令がくると、ホ
ームポジションhにあるキャリッジ700が、キャリッ
ジガイド軸708に沿ってx方向に移動し、その移動中
にリニアエンコーダ709の読取り信号に基づく所定の
タイミングでマルチヘッド702のn個からなるインク
吐出口の列801から記録信号に応じて選択的に濃淡各
4色のインクが吐出され、記録シート705上に幅Dだ
けの記録が行われる。この記録走査により記録シート7
05上に、濃淡のブラックインク(Kk ,Ku )、シア
ンインク(Ck,Cu )、マゼンタインク(Mk ,M
u )、イエローインク(Yk ,Yu )の順でインクが着
弾してドットが形成される。かくして、記録シート70
5の端縁近傍までデータの記録が終了するとキャリッジ
700は元のホームポジションhに戻り、再びx方向へ
の記録が繰返される。なお、この最初の記録が終了して
から次の2行目の記録が開始される前までに、シート送
りローラ703,704により図14に示す幅Dだけy
方向へのシート送りが行われるので、このようにしてキ
ャリッジ700の走査ごとにマルチヘッド702の記録
幅Dだけの記録とシート送りとが交互に行われることに
より、一シート面上のデータ記録が完成する。
【0005】図15に上述のインクジェット記録装置に
おける画像信号処理回路の例を示す。イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C)の原画像濃度信号Y1 ,
M1,C1 をマスキング回路400で色修正処理を施し
た後、その出力信号Y2 ,M2 ,C2 についてさらに下
色除去(UCR)・黒生成回路410で対応した処理が
施され、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの新た
な画像濃度信号Y36,M36,C36,K36に変換される。
そして、次にガンマ補正回路420で図16に示す特性
曲線によるガンマ補正テーブルを用いてガンマ補正が行
われ、画像濃度信号Y37,M37,C37,K37が濃淡振分
け回路430でYk38 ,Yu38 ,…Kk38 ,Ku38 に分
離された上、2値化回路440に送給され、ここで各々
2値化処理が施されて8個のマルチヘッド702に転送
される画像信号Yk39 ,Yu39 ,…Kk39 ,Ku39 が生
成される。
おける画像信号処理回路の例を示す。イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C)の原画像濃度信号Y1 ,
M1,C1 をマスキング回路400で色修正処理を施し
た後、その出力信号Y2 ,M2 ,C2 についてさらに下
色除去(UCR)・黒生成回路410で対応した処理が
施され、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの新た
な画像濃度信号Y36,M36,C36,K36に変換される。
そして、次にガンマ補正回路420で図16に示す特性
曲線によるガンマ補正テーブルを用いてガンマ補正が行
われ、画像濃度信号Y37,M37,C37,K37が濃淡振分
け回路430でYk38 ,Yu38 ,…Kk38 ,Ku38 に分
離された上、2値化回路440に送給され、ここで各々
2値化処理が施されて8個のマルチヘッド702に転送
される画像信号Yk39 ,Yu39 ,…Kk39 ,Ku39 が生
成される。
【0006】また、最近ではデバイスに依存しないカラ
ー出力を行うために色処理方法としてマスキング処理以
外にマッピング処理などの様々な方法が取られている。
さらにまた、良好な画像を得るため特開昭59−705
74号に開示されているように少なくとも3原色の1つ
に対し2色以上の色を組合せで表現するようにして各画
素で表現できる色数を増加させるようなことが行われて
いる。
ー出力を行うために色処理方法としてマスキング処理以
外にマッピング処理などの様々な方法が取られている。
さらにまた、良好な画像を得るため特開昭59−705
74号に開示されているように少なくとも3原色の1つ
に対し2色以上の色を組合せで表現するようにして各画
素で表現できる色数を増加させるようなことが行われて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のようなカラーインクジェット記録装置では、その
色処理に関して時間がかかるためビジネス用のグラフィ
ックス等でレッド(R),グリーン(G),ブルー
(B),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(Bk)の7色が主として使用される
ような場合、色処理を行わずに高速で出力することが行
われる。そのためR,G,Bの2次色の関してはそれぞ
れMとY、YとC、CとMの1対1の混色によって生成
されてきた。しかして、このように2次色を1次色の1
対1の混色によって生成するためR,G,Bの2次色の
色調が求められているR,G,Bの色調に調整するため
にはC,M,Yの1次色の調整によって行われなければ
ならず、例えばBの色調の調整にはCとMとを調整する
ことにより実現可能であるが、その調整によってCやM
が用いられる2次色であるG,Rに弊害が現れてしまう
など1次色のインク調色による調整が極めて難しい。
来例のようなカラーインクジェット記録装置では、その
色処理に関して時間がかかるためビジネス用のグラフィ
ックス等でレッド(R),グリーン(G),ブルー
(B),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y),ブラック(Bk)の7色が主として使用される
ような場合、色処理を行わずに高速で出力することが行
われる。そのためR,G,Bの2次色の関してはそれぞ
れMとY、YとC、CとMの1対1の混色によって生成
されてきた。しかして、このように2次色を1次色の1
対1の混色によって生成するためR,G,Bの2次色の
色調が求められているR,G,Bの色調に調整するため
にはC,M,Yの1次色の調整によって行われなければ
ならず、例えばBの色調の調整にはCとMとを調整する
ことにより実現可能であるが、その調整によってCやM
が用いられる2次色であるG,Rに弊害が現れてしまう
など1次色のインク調色による調整が極めて難しい。
【0008】本発明の目的は、上述したような従来の問
題点の解決を図り、1次色の濃淡インクの組合せ使用に
よって複雑な色処理が省略され、ユーザの所望を色を忠
実に再現できるカラー画像記録に好適なインクジェット
記録装置を提供することにある。
題点の解決を図り、1次色の濃淡インクの組合せ使用に
よって複雑な色処理が省略され、ユーザの所望を色を忠
実に再現できるカラー画像記録に好適なインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、同色系の濃度および/または吐出量が
異なるシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインク
を類別に吐出する吐出口列を具えた記録ヘッドと、該記
録ヘッドに供給する類別吐出のための記録信号をレッ
ド,グリーン,ブルーの色形成信号の組合せに基づいて
発生する記録信号発生手段と、該記録信号発生手段によ
り発生させる記録信号をユーザの望む色に合わせて選択
するように制御する制御手段とを具備することを特徴と
するものである。
めに、本発明は、同色系の濃度および/または吐出量が
異なるシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインク
を類別に吐出する吐出口列を具えた記録ヘッドと、該記
録ヘッドに供給する類別吐出のための記録信号をレッ
ド,グリーン,ブルーの色形成信号の組合せに基づいて
発生する記録信号発生手段と、該記録信号発生手段によ
り発生させる記録信号をユーザの望む色に合わせて選択
するように制御する制御手段とを具備することを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によれば、制御手段により
ユーザの望む色に合わせて選択された記録信号が記録信
号発生手段により発生され、発生された同色系の濃度お
よび/または吐出量の異なる1次色のインクを類別に吐
出させる記録信号により記録ヘッドの類別吐出口列から
対応する種類のインクをそれぞれ吐出させて記録が行わ
れるもので、これにより2次色のインクは勿論のこと、
1次色および2次色の混成によるカラーの画素を用いて
カラー画像を正確に具現させることができる。
ユーザの望む色に合わせて選択された記録信号が記録信
号発生手段により発生され、発生された同色系の濃度お
よび/または吐出量の異なる1次色のインクを類別に吐
出させる記録信号により記録ヘッドの類別吐出口列から
対応する種類のインクをそれぞれ吐出させて記録が行わ
れるもので、これにより2次色のインクは勿論のこと、
1次色および2次色の混成によるカラーの画素を用いて
カラー画像を正確に具現させることができる。
【0011】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を
詳細かつ具体的に説明する。
詳細かつ具体的に説明する。
【0012】(第1実施例)まず、図1〜図5により本
発明にかかるインクジェット記録装置の機械的構成につ
いて述べることとする。図1において、1100はそれ
ぞれ原則として後述するように2種類の色のインクを個
別に収容可能なカートリッジ式のインクタンク、120
0はフレーム枠1300に保持され、原則としてそれぞ
れ2種類の濃淡異なる色のインクが吐出可能な記録ヘッ
ドユニットである。ここで、4体の上述するインクタン
ク1100は図2に示すようにフレーム枠1300を介
し対応する記録ヘッドユニット1200に接続された状
態でキャリッジ700上に搭載されていて、キャリッジ
ガイド軸708に沿ったキャリッジ700の移動中に個
々の記録ヘッドユニット1200のインク吐出口から選
択的にそれぞれ異なる色のインクが吐出され、記録シー
ト705上に記録が行われる。
発明にかかるインクジェット記録装置の機械的構成につ
いて述べることとする。図1において、1100はそれ
ぞれ原則として後述するように2種類の色のインクを個
別に収容可能なカートリッジ式のインクタンク、120
0はフレーム枠1300に保持され、原則としてそれぞ
れ2種類の濃淡異なる色のインクが吐出可能な記録ヘッ
ドユニットである。ここで、4体の上述するインクタン
ク1100は図2に示すようにフレーム枠1300を介
し対応する記録ヘッドユニット1200に接続された状
態でキャリッジ700上に搭載されていて、キャリッジ
ガイド軸708に沿ったキャリッジ700の移動中に個
々の記録ヘッドユニット1200のインク吐出口から選
択的にそれぞれ異なる色のインクが吐出され、記録シー
ト705上に記録が行われる。
【0013】図3はフレーム枠1300に位置決め固定
される記録ヘッドユニット1200の組込状態を示す。
ここで、1310は複数のインク供給管保持孔1320
が穿設されているフレームカバー、1330は個々の記
録ヘッドユニット1200に電気的に接続される配線
板、1340は配線板1330と共に不図示のコネクタ
が外部に配設され、フレーム枠1300に係着固定され
るコネクタ板である。一方、記録ヘッドユニット120
0はほぼ同じ形態に形成され、各記録ヘッドユニット1
200にはそれぞれ2個のインク供給管1210が設け
られている。1211はインク供給管1210の端部に
設けたフィルタである。
される記録ヘッドユニット1200の組込状態を示す。
ここで、1310は複数のインク供給管保持孔1320
が穿設されているフレームカバー、1330は個々の記
録ヘッドユニット1200に電気的に接続される配線
板、1340は配線板1330と共に不図示のコネクタ
が外部に配設され、フレーム枠1300に係着固定され
るコネクタ板である。一方、記録ヘッドユニット120
0はほぼ同じ形態に形成され、各記録ヘッドユニット1
200にはそれぞれ2個のインク供給管1210が設け
られている。1211はインク供給管1210の端部に
設けたフィルタである。
【0014】なお、これらの複数の記録ヘッドユニット
1200はこの図に示すように相互の着弾位置の精度を
高めるべく個々の記録ヘッドユニット1200がフレー
ム枠1300内に位置決め支持されており、各記録ヘッ
ドユニット1200は支持体1220、ヒータボード1
230、配線基板1240、溝付天板1250、押えば
ね1260、インクを記録ヘッド部に供給するためのイ
ンク供給部材1270等で構成されている。さらに図4
および図5はこのような記録ヘッドユニット1200の
うち、特にインク吐出機能にかかわる部分を分解して示
すものである。すなわち、図4に示すように、ヒータボ
ード1230とヒータボード1230上の各信号線に接
続される配線が形成されている配線基板1240とは支
持体1220に接着剤などにより固定され、そのヒータ
ボード1230上にインク吐出口面形成板(オリフィス
プレート)1251を有する溝付天板部材1250が押
えばね1260により固定される。なお、1261およ
び1262は押えばね1260に支持体1220への係
着のために設けられている係止爪および後脚である。そ
して、さらにインク供給部材1270が支持体1220
に係着されるもので、1221はその係着にかかわる孔
であり、係着後は熱融着によって固定される。
1200はこの図に示すように相互の着弾位置の精度を
高めるべく個々の記録ヘッドユニット1200がフレー
ム枠1300内に位置決め支持されており、各記録ヘッ
ドユニット1200は支持体1220、ヒータボード1
230、配線基板1240、溝付天板1250、押えば
ね1260、インクを記録ヘッド部に供給するためのイ
ンク供給部材1270等で構成されている。さらに図4
および図5はこのような記録ヘッドユニット1200の
うち、特にインク吐出機能にかかわる部分を分解して示
すものである。すなわち、図4に示すように、ヒータボ
ード1230とヒータボード1230上の各信号線に接
続される配線が形成されている配線基板1240とは支
持体1220に接着剤などにより固定され、そのヒータ
ボード1230上にインク吐出口面形成板(オリフィス
プレート)1251を有する溝付天板部材1250が押
えばね1260により固定される。なお、1261およ
び1262は押えばね1260に支持体1220への係
着のために設けられている係止爪および後脚である。そ
して、さらにインク供給部材1270が支持体1220
に係着されるもので、1221はその係着にかかわる孔
であり、係着後は熱融着によって固定される。
【0015】図5は溝付天板1250を天地した形で示
すもので、本例による溝付天板1250は互いに隔絶さ
れた共通液室1252,1253を有しており、個々の
共通液室1252,1253にそれぞれ図4に示したイ
ンク供給部材1270のインク供給管1210,121
0から濃淡の異なる色のインクが供給される。さらに図
5において、1254,1255は共通液室1252,
1253に連通する液路、また、1256および125
7はそれぞれ共通液室1252および1253に異なる
色のインクを供給するためのインク供給口である。な
お、オリフィスプレート1251には上記の液路125
4,1255に対応するインク吐出口(不図示)が設け
られている。なお、このような溝付天板1250の外周
部や共通液室1252,1253周り等は封止剤によっ
て液密に封止される。
すもので、本例による溝付天板1250は互いに隔絶さ
れた共通液室1252,1253を有しており、個々の
共通液室1252,1253にそれぞれ図4に示したイ
ンク供給部材1270のインク供給管1210,121
0から濃淡の異なる色のインクが供給される。さらに図
5において、1254,1255は共通液室1252,
1253に連通する液路、また、1256および125
7はそれぞれ共通液室1252および1253に異なる
色のインクを供給するためのインク供給口である。な
お、オリフィスプレート1251には上記の液路125
4,1255に対応するインク吐出口(不図示)が設け
られている。なお、このような溝付天板1250の外周
部や共通液室1252,1253周り等は封止剤によっ
て液密に封止される。
【0016】以上に述べてきたような構成になるインク
ジェット記録装置での基本的記録動作については、図1
3に示した記録装置のものと変わらないが、本例によれ
ばC,M,YおよびBkの4色の濃淡異なるインクをそ
れぞれ上下からなる4列の吐出口列から所定のタイミン
グで吐出させ、記録シート705上にそれぞれの吐出口
列長さ分の記録がなされ、その分だけのシート送りとの
繰返しにより彩度の高い2次色により高品位のカラー画
像を記録することができる。
ジェット記録装置での基本的記録動作については、図1
3に示した記録装置のものと変わらないが、本例によれ
ばC,M,YおよびBkの4色の濃淡異なるインクをそ
れぞれ上下からなる4列の吐出口列から所定のタイミン
グで吐出させ、記録シート705上にそれぞれの吐出口
列長さ分の記録がなされ、その分だけのシート送りとの
繰返しにより彩度の高い2次色により高品位のカラー画
像を記録することができる。
【0017】図6は、本発明による記録ヘッドユニット
1200のインク吐出口面に配列されたインク吐出口列
10の配列状態の一例を示す。なお、説明を分り易くす
るために、C,M,YおよびBk(K)の各色インクを
吐出するインク吐出口11は各列においてそれぞれ4個
ずつ上下に分れていて、上部の4個からなる吐出口列C
k ,Mk ,Yk ,Kk が濃インクを、また、下部の4個
からなる吐出口列Cu,Mu ,Yu ,Ku が淡インクを
それぞれ吐出する。
1200のインク吐出口面に配列されたインク吐出口列
10の配列状態の一例を示す。なお、説明を分り易くす
るために、C,M,YおよびBk(K)の各色インクを
吐出するインク吐出口11は各列においてそれぞれ4個
ずつ上下に分れていて、上部の4個からなる吐出口列C
k ,Mk ,Yk ,Kk が濃インクを、また、下部の4個
からなる吐出口列Cu,Mu ,Yu ,Ku が淡インクを
それぞれ吐出する。
【0018】図7の(A)に上述の濃淡インクを用いた
インクジェット記録装置による3ビット画像信号に対す
る画像信号処理回路の構成例を示す。すなわち、110
は画像信号振り分け回路であり、ここで、R,G,Bの
原画像輝度信号R,G,Bはそれぞれホストコンピュー
タで2値化され、不図示のプリンタドライバが各画素に
対してR,G,Bの各2値化による1ビットの信号値す
なわち各画素に対して下記に示すような3ビットの信号
値を受け取るもので、このような信号をドライバが受け
取ると、回路110で以下に示すような2値信号をC,
M,Y,Bkの各記録ヘッドに送ることになる。
インクジェット記録装置による3ビット画像信号に対す
る画像信号処理回路の構成例を示す。すなわち、110
は画像信号振り分け回路であり、ここで、R,G,Bの
原画像輝度信号R,G,Bはそれぞれホストコンピュー
タで2値化され、不図示のプリンタドライバが各画素に
対してR,G,Bの各2値化による1ビットの信号値す
なわち各画素に対して下記に示すような3ビットの信号
値を受け取るもので、このような信号をドライバが受け
取ると、回路110で以下に示すような2値信号をC,
M,Y,Bkの各記録ヘッドに送ることになる。
【0019】 R G B C M Y Bk 0 0 0 → 0 0 0 1 0 0 1 → 1 1 0 0 0 1 0 → 1 0 1 0 0 1 1 → 1 0 0 0 1 0 0 → 0 1 1 0 1 0 1 → 0 1 0 0 1 1 0 → 0 0 1 0 1 1 1 → 0 0 0 0 なお、通常の場合各画素に対してこのような3ビットの
信号が供給されると、プリンタドライバでは図7の
(B)に示すようにCMY生成回路120および黒生成
・UCR回路130からなる画像信号回路により上記の
RGBの組合せからC′,M′,Y′,Bk′を生成す
る処理を行うだけである。
信号が供給されると、プリンタドライバでは図7の
(B)に示すようにCMY生成回路120および黒生成
・UCR回路130からなる画像信号回路により上記の
RGBの組合せからC′,M′,Y′,Bk′を生成す
る処理を行うだけである。
【0020】そのために、上述のような各画素3ビット
の信号値をプリンタドライバが受け取った場合、2次色
であるブルーを記録する際にシアンとマゼンタを1対1
の割合で打ち込むことになりR,G,B,C,M,Y,
Bkの7色についてすべてをユーザーが所望する色にす
るためには先に図16で示したように画像信号処理に相
当する色補正を含む信号処理を行うことが必要であっ
た。
の信号値をプリンタドライバが受け取った場合、2次色
であるブルーを記録する際にシアンとマゼンタを1対1
の割合で打ち込むことになりR,G,B,C,M,Y,
Bkの7色についてすべてをユーザーが所望する色にす
るためには先に図16で示したように画像信号処理に相
当する色補正を含む信号処理を行うことが必要であっ
た。
【0021】これに対して本実施例のように各色に対し
濃度の異なる複数種類のインクによる記録ができるよう
な濃淡多値記録装置である場合には、上述のような各画
素3ビットの信号値に対してC,M,Y,Bkおよびそ
の濃淡の各濃度レベルのインクに対して組合せが広がる
ため所望の7色を生成することが容易となる。
濃度の異なる複数種類のインクによる記録ができるよう
な濃淡多値記録装置である場合には、上述のような各画
素3ビットの信号値に対してC,M,Y,Bkおよびそ
の濃淡の各濃度レベルのインクに対して組合せが広がる
ため所望の7色を生成することが容易となる。
【0022】一例として2次色であるBがCとMとの1
対1の混合により紫色になってしまい、他の2次色であ
るGとRとは所望の色調に保たれるような場合を考え
る。なお、本例での記録装置は各色に対して濃淡の2レ
ベルを持つものとし、各記録ヘッドではシアンの濃いイ
ンクCk 、薄いインクCu 、マゼンタの濃いインク
Mk、薄いインクMu 、イエローの濃いインクYk 、薄
いインクYu 、ブラックの濃いインクKk 、薄いインク
Ku をそれぞれ吐出可能とする。このとき、各画素形成
のための3ビットの信号値は以下に示すような各記録ヘ
ッドへの2値信号の組合せとなる。
対1の混合により紫色になってしまい、他の2次色であ
るGとRとは所望の色調に保たれるような場合を考え
る。なお、本例での記録装置は各色に対して濃淡の2レ
ベルを持つものとし、各記録ヘッドではシアンの濃いイ
ンクCk 、薄いインクCu 、マゼンタの濃いインク
Mk、薄いインクMu 、イエローの濃いインクYk 、薄
いインクYu 、ブラックの濃いインクKk 、薄いインク
Ku をそれぞれ吐出可能とする。このとき、各画素形成
のための3ビットの信号値は以下に示すような各記録ヘ
ッドへの2値信号の組合せとなる。
【0023】 R G B → Ck Cu Mk Mu Yk Yu Kk Ku 0 0 0 → 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 → 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 → 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1 → 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 → 0 0 1 0 1 0 0 0 1 0 1 → 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 → 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 1 → 0 0 0 0 0 0 0 0 すなわち、このように設定することによって所望の色調
を得ることができる。
を得ることができる。
【0024】また、この例では濃度の異なる同色系イン
クを用いて記録を行う場合について記述してきたが、吐
出量の異なる記録ヘッドを用いて多値記録を行うような
場合に対しても同様の手法によって所望の色調を得るこ
とが可能である。
クを用いて記録を行う場合について記述してきたが、吐
出量の異なる記録ヘッドを用いて多値記録を行うような
場合に対しても同様の手法によって所望の色調を得るこ
とが可能である。
【0025】さらにまた、濃度の異なる同色系インクに
よる階調と吐出量の違いによる階調を組合せることによ
って表現可能な色数が増加するため所望の7色の微調整
を行うことも可能である。
よる階調と吐出量の違いによる階調を組合せることによ
って表現可能な色数が増加するため所望の7色の微調整
を行うことも可能である。
【0026】このように各画素3ビットの信号値に対し
てそれぞれの記録ヘッドのオン・オフを一意に決めるこ
とによって複雑な色処理をすることなしにC,M,Y,
Bk,R,G,Bの7色に対し所望の色調を得ることが
できる。
てそれぞれの記録ヘッドのオン・オフを一意に決めるこ
とによって複雑な色処理をすることなしにC,M,Y,
Bk,R,G,Bの7色に対し所望の色調を得ることが
できる。
【0027】(第2実施例)インクジェット記録装置は
記録ヘッドから記録シートに向けてインクを吐出し、記
録を行うものであり、特にカラー記録についてはインク
と記録シートとの組合せ次第で同様の記録を行っても色
調が異なってくることがある。
記録ヘッドから記録シートに向けてインクを吐出し、記
録を行うものであり、特にカラー記録についてはインク
と記録シートとの組合せ次第で同様の記録を行っても色
調が異なってくることがある。
【0028】ところで、プリンタドライバによりそのイ
ンクに適した記録シート上に所望の7色を生成すること
は可能であるが、個々のユーザーの使用する全ての種類
の記録シートについて所望の7色を生成することは困難
である。
ンクに適した記録シート上に所望の7色を生成すること
は可能であるが、個々のユーザーの使用する全ての種類
の記録シートについて所望の7色を生成することは困難
である。
【0029】そこで、ユーザーが使用する記録シートの
紙質に応じてそのプリンタドライバに対して用意したカ
ラー見本をユーザーにより記録させ、そのカラー見本の
中からC,M,Y,Bk,R,G,Bの7色を選択し
て、プリンタドライバに記憶させることにより所望の7
色を得ることが可能となる。このプリンタドライバに対
して用意するカラー見本では各色の100%記録、すな
わち、ドット密度階調を用いずに記録できるものとす
る。これによって例えばC,M,Y,Bkの各色に対し
て濃度の異なるインクで3階調表現可能な記録装置であ
れば、34 (=81)通りのカラー見本の記録が可能で
ありその中からユーザーが好むC,M,Y,Bk,R,
G,Bの7色を選択すればよい。また、打ち込み量に制
限を設けることによって記録シート上でのインクあふれ
をなくすことも可能である。一例を挙げると、打ち込み
量の上限を各画素に対して200%とした場合には“C
k ”,“Cu ”,“Mk ”,“Mu ”,“Yk ”,“Y
u ”,“Kk ”,“Ku ”,“記録しない”の9種類の
中から2つを選択することにより 9C2 (=36)通り
のカラー見本を出力させることができる。加えて同色系
のインクを同一画素に重ねないという制限を加えた場合
には32通りのカラー見本が得られる。
紙質に応じてそのプリンタドライバに対して用意したカ
ラー見本をユーザーにより記録させ、そのカラー見本の
中からC,M,Y,Bk,R,G,Bの7色を選択し
て、プリンタドライバに記憶させることにより所望の7
色を得ることが可能となる。このプリンタドライバに対
して用意するカラー見本では各色の100%記録、すな
わち、ドット密度階調を用いずに記録できるものとす
る。これによって例えばC,M,Y,Bkの各色に対し
て濃度の異なるインクで3階調表現可能な記録装置であ
れば、34 (=81)通りのカラー見本の記録が可能で
ありその中からユーザーが好むC,M,Y,Bk,R,
G,Bの7色を選択すればよい。また、打ち込み量に制
限を設けることによって記録シート上でのインクあふれ
をなくすことも可能である。一例を挙げると、打ち込み
量の上限を各画素に対して200%とした場合には“C
k ”,“Cu ”,“Mk ”,“Mu ”,“Yk ”,“Y
u ”,“Kk ”,“Ku ”,“記録しない”の9種類の
中から2つを選択することにより 9C2 (=36)通り
のカラー見本を出力させることができる。加えて同色系
のインクを同一画素に重ねないという制限を加えた場合
には32通りのカラー見本が得られる。
【0030】そこで、これらの出力されたカラー見本に
対して図8に示すように例えば番号を割り当てるように
してビジネスグラフィックなどを記録した場合に重要で
あるC,M,Y,Bk,R,G,Bの7色をプリンタド
ライバに上記番号として登録することにより、この中か
らユーザーが用いる記録シートに適した7色を選択して
記録することが可能となる。
対して図8に示すように例えば番号を割り当てるように
してビジネスグラフィックなどを記録した場合に重要で
あるC,M,Y,Bk,R,G,Bの7色をプリンタド
ライバに上記番号として登録することにより、この中か
らユーザーが用いる記録シートに適した7色を選択して
記録することが可能となる。
【0031】図9に本実施例による処理動作の手順を示
す。まず、ステップS1でユーザーはプリンタ出力で所
望の7色(R,G,B,C,M,Y,K)を得るために
色見本をプリントする。次に、ステップS2でユーザー
は出力された色見本からR,G,B,C,M,Y,Kに
対応する好みのものを選択する。現状の設定を変えない
のであれば何もせず終了する。次いで、ステップS3に
おいて選択された色見本がR,G,B,C,M,Y,K
の各色に対応して、プリンタドライバ内に登録(記憶)
される。そして次回のプリントからは、この登録された
色見本がプリンタから出力されることによって、ユーザ
ーが所望の色を得ることができる。
す。まず、ステップS1でユーザーはプリンタ出力で所
望の7色(R,G,B,C,M,Y,K)を得るために
色見本をプリントする。次に、ステップS2でユーザー
は出力された色見本からR,G,B,C,M,Y,Kに
対応する好みのものを選択する。現状の設定を変えない
のであれば何もせず終了する。次いで、ステップS3に
おいて選択された色見本がR,G,B,C,M,Y,K
の各色に対応して、プリンタドライバ内に登録(記憶)
される。そして次回のプリントからは、この登録された
色見本がプリンタから出力されることによって、ユーザ
ーが所望の色を得ることができる。
【0032】この第2実施例では、濃度の異なる同色系
インクを2種類用いる場合について述べてきたが、図1
0に示すように吐出量が異なるインク吐出口1Aおよび
1Bを設定することで同色インクの吐出量を変えること
により階調をつけるようにしてもよい。さらには、図1
1に示すように濃度の異なる同色系インクで階調と吐出
量とを異ならせることによりそれらの吐出口の組合せを
用いることでカラー見本の数をさらに増加させ、より一
層使用選択色を増やすことによりユーザーの選択範囲を
広げることが可能となる。図11で1Cおよび1Dはそ
れぞれ淡インク吐出口での大吐出量および小吐出量の吐
出口を示す。
インクを2種類用いる場合について述べてきたが、図1
0に示すように吐出量が異なるインク吐出口1Aおよび
1Bを設定することで同色インクの吐出量を変えること
により階調をつけるようにしてもよい。さらには、図1
1に示すように濃度の異なる同色系インクで階調と吐出
量とを異ならせることによりそれらの吐出口の組合せを
用いることでカラー見本の数をさらに増加させ、より一
層使用選択色を増やすことによりユーザーの選択範囲を
広げることが可能となる。図11で1Cおよび1Dはそ
れぞれ淡インク吐出口での大吐出量および小吐出量の吐
出口を示す。
【0033】また、ビジネスグラフィックス等において
はユーザーがプリンタに対してC,M,Y,Bk,R,
G,Bの7色を好きなように設定できるためホスト上で
の画像データを変換することなくプリンタドライバを介
して色変換を行うことができる。
はユーザーがプリンタに対してC,M,Y,Bk,R,
G,Bの7色を好きなように設定できるためホスト上で
の画像データを変換することなくプリンタドライバを介
して色変換を行うことができる。
【0034】(第3実施例)図12の(A),(B)は
本実施例にかかる記録ヘッドの他の構成の概要を示す。
記録ヘッド20の電気・熱変換体である発熱体(以下で
ヒータという)30は図12の(B)に示すように全て
のインク吐出口1に対してそれぞれ独立に発熱可能な構
成の2個のヒータ30Aおよび30Bで構成されてい
て、通常の低解像度での記録時にはH360dpiの記
録密度で配置されたインク吐出口1からインクを吐出し
て記録が行われる。この時のインク吐出時には各吐出口
1に対応したヒータ30Aおよび30Bが同時に発熱さ
れる。ヒータ30A,30Bの同時発熱により急速に加
熱された液路40内のインクには膜沸騰により気泡が発
生し、その気泡生成の圧力により図12の(A)に示す
ようにインク滴50が記録シート705に向けて吐出さ
れ、記録シート705上に文字や画像が記録される。な
おこの場合の吐出される各色のインク滴の体積は約40
ngである。
本実施例にかかる記録ヘッドの他の構成の概要を示す。
記録ヘッド20の電気・熱変換体である発熱体(以下で
ヒータという)30は図12の(B)に示すように全て
のインク吐出口1に対してそれぞれ独立に発熱可能な構
成の2個のヒータ30Aおよび30Bで構成されてい
て、通常の低解像度での記録時にはH360dpiの記
録密度で配置されたインク吐出口1からインクを吐出し
て記録が行われる。この時のインク吐出時には各吐出口
1に対応したヒータ30Aおよび30Bが同時に発熱さ
れる。ヒータ30A,30Bの同時発熱により急速に加
熱された液路40内のインクには膜沸騰により気泡が発
生し、その気泡生成の圧力により図12の(A)に示す
ようにインク滴50が記録シート705に向けて吐出さ
れ、記録シート705上に文字や画像が記録される。な
おこの場合の吐出される各色のインク滴の体積は約40
ngである。
【0035】これに対し高解像度記録時は、各液路40
においてヒータ30Aだけが発熱するように制御され、
吐出される各色のインク滴50の体積は低解像度の記録
時よりも少ない20ngとなる。このように同一のイン
ク吐出口1から異なる体積を吐出することが可能な記録
ヘッド20を使用して、小さい体積のインク滴50Bの
みを使用して、高解像度の記録を行うことが可能とな
る。なお、異なるインク体積のインク滴50A,50B
の吐出を得るためには、このように各液路40ごとに2
個のヒータ30A,30Bを使用する方法以外にも、例
えばインク吐出時にヒータ30に与えるパワーを制御し
たり、インクの温度を制御したりすることによっても可
能であり、本発明においてはいずれの方法が用いられて
もかまわない。
においてヒータ30Aだけが発熱するように制御され、
吐出される各色のインク滴50の体積は低解像度の記録
時よりも少ない20ngとなる。このように同一のイン
ク吐出口1から異なる体積を吐出することが可能な記録
ヘッド20を使用して、小さい体積のインク滴50Bの
みを使用して、高解像度の記録を行うことが可能とな
る。なお、異なるインク体積のインク滴50A,50B
の吐出を得るためには、このように各液路40ごとに2
個のヒータ30A,30Bを使用する方法以外にも、例
えばインク吐出時にヒータ30に与えるパワーを制御し
たり、インクの温度を制御したりすることによっても可
能であり、本発明においてはいずれの方法が用いられて
もかまわない。
【0036】吐出口1の個々に連通するインク液路40
にはその後方にこれらの液路40にインクを供給するた
めの共通液室60が設けられている。また吐出口1の各
々に対応するインク液路40にはヒータ30A,30B
と共にこれに電力を供給するための電極配線(不図示)
が設けられていて、これらのヒータや電極配線はシリコ
ンなどからなる基板70上に成膜技術によって形成され
る。さらにまた、発熱体30の上にはインクが直接接触
しないように保護膜80が形成されていて、この基板7
0上に樹脂やガラス材からなる隔壁90を積層すること
によって上記各吐出口1、インク液路40、共通液室6
0などが構成される。
にはその後方にこれらの液路40にインクを供給するた
めの共通液室60が設けられている。また吐出口1の各
々に対応するインク液路40にはヒータ30A,30B
と共にこれに電力を供給するための電極配線(不図示)
が設けられていて、これらのヒータや電極配線はシリコ
ンなどからなる基板70上に成膜技術によって形成され
る。さらにまた、発熱体30の上にはインクが直接接触
しないように保護膜80が形成されていて、この基板7
0上に樹脂やガラス材からなる隔壁90を積層すること
によって上記各吐出口1、インク液路40、共通液室6
0などが構成される。
【0037】このように同一吐出口から異なる吐出体積
のインク滴50A,50Bを吐出っさせることによって
記録シート705上で吐出体積に応じて反射濃度を異な
らせることができる。そのため、各画素に対して通常オ
ン・オフの2階調しか持たなかった従来例に比べ各画素
に対しさらに複数の階調を持たせることが可能となり、
実施例1,2と同様に各画素での階調数が各色で増加す
ることにより各画素における色数をも増加することが可
能となる。
のインク滴50A,50Bを吐出っさせることによって
記録シート705上で吐出体積に応じて反射濃度を異な
らせることができる。そのため、各画素に対して通常オ
ン・オフの2階調しか持たなかった従来例に比べ各画素
に対しさらに複数の階調を持たせることが可能となり、
実施例1,2と同様に各画素での階調数が各色で増加す
ることにより各画素における色数をも増加することが可
能となる。
【0038】このように同一インク吐出口1で多階調を
表現できるためマルチヘッドのインク吐出口数が同数で
ある場合には、実施例1,2に示したように別のインク
吐出口列10で同一画素を記録することによって多階調
を表現するものに比べ記録速度が向上し、各画素3ビッ
トでの高速処理を行い所望の色調を得るのにより一層の
効果が得られる。
表現できるためマルチヘッドのインク吐出口数が同数で
ある場合には、実施例1,2に示したように別のインク
吐出口列10で同一画素を記録することによって多階調
を表現するものに比べ記録速度が向上し、各画素3ビッ
トでの高速処理を行い所望の色調を得るのにより一層の
効果が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、同色系の濃度および/または吐出量が異なるシア
ン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインクを類別に吐
出する吐出口列を具えた記録ヘッドと、該記録ヘッドに
供給する類別吐出のための記録信号をレッド,グリー
ン,ブルーの色形成信号の組合せに基づいて発生する記
録信号発生手段と、該記録信号発生手段により発生させ
る記録信号をユーザの望む色に合わせて選択するように
制御する制御手段とを具備するので、複雑な画像データ
処理を行わずに短時間でユーザー所望の7色系の画像を
被記録材上に具現化することができる。
ば、同色系の濃度および/または吐出量が異なるシア
ン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインクを類別に吐
出する吐出口列を具えた記録ヘッドと、該記録ヘッドに
供給する類別吐出のための記録信号をレッド,グリー
ン,ブルーの色形成信号の組合せに基づいて発生する記
録信号発生手段と、該記録信号発生手段により発生させ
る記録信号をユーザの望む色に合わせて選択するように
制御する制御手段とを具備するので、複雑な画像データ
処理を行わずに短時間でユーザー所望の7色系の画像を
被記録材上に具現化することができる。
【0040】また、一画素で表現できる各色の階調数を
増やすことでユーザーに対し7色の選択範囲を広げるこ
とができるためより一層ユーザーの感性に合った色を設
定することができる。
増やすことでユーザーに対し7色の選択範囲を広げるこ
とができるためより一層ユーザーの感性に合った色を設
定することができる。
【0041】また、従来の画像処理のように7色の色調
を整えるために画像を間引いたり、加えたりしないため
画像データの欠落等の弊害なく所望の7色を得ることが
できる。
を整えるために画像を間引いたり、加えたりしないため
画像データの欠落等の弊害なく所望の7色を得ることが
できる。
【図1】濃淡インクを用いた本発明にかかるカラーイン
クジェット記録装置の構成例を示す斜視図である。
クジェット記録装置の構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるインクタンク一体型インクジェ
ットカートリッジのキャリッジ搭載状態を示す斜視図で
ある。
ットカートリッジのキャリッジ搭載状態を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に適用される4色濃淡一体型のヘッドユ
ニットの構成を分解して示す斜視図である。
ニットの構成を分解して示す斜視図である。
【図4】本発明に適用されるヘッドユニットの構成を分
解して示す斜視図である。
解して示す斜視図である。
【図5】本発明に適用されるヘッドユニットの溝付天板
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例による記録ヘッドインク吐
出面の正面図である。
出面の正面図である。
【図7】本発明にかかる画像信号処理回路における信号
の流れを(A),(B)によって示す説明図である。
の流れを(A),(B)によって示す説明図である。
【図8】本発明にかかるカラー見本の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図9】本発明の第2実施例による制御動作の手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図10】本発明による吐出量を異にするインク吐出口
列の構成例を示す説明図である。
列の構成例を示す説明図である。
【図11】本発明による濃淡および吐出量を異にするイ
ンク吐出口列の構成例を示す説明図である。
ンク吐出口列の構成例を示す説明図である。
【図12】本発明の第2実施例にかかる記録ヘッドの構
成を側断面(A)および横断面(B)によって示す説明
図である。
成を側断面(A)および横断面(B)によって示す説明
図である。
【図13】従来のインクジェット記録装置の構成例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図14】従来例によるインク吐出面の正面図である。
【図15】従来例による画像信号処理回路の構成をその
信号の流れと共に示すブロック図である。
信号の流れと共に示すブロック図である。
【図16】入力濃度信号を出力濃度信号に変換するγ補
正テーブルの一例を示す特性曲線図である。
正テーブルの一例を示す特性曲線図である。
1,1A,1B,1C,1D インク吐出口 10,Ck ,Cu ,Mk ,Mu ,Yk ,Yu ,Kk ,K
u インク吐出口列 20 記録ヘッド 30,30A,30B 電気・熱変換体(発熱体、ヒー
タ) 40,1254,1255 液路 50,50A,50B インク滴 60,1252,1253 共通液室 70 基板 80 保護膜 700 キャリッジ 705 被記録材(記録シート) 1100 インクタンク 1200 記録ヘッドユニット 1230 ヒータボード 1250 溝付天板
u インク吐出口列 20 記録ヘッド 30,30A,30B 電気・熱変換体(発熱体、ヒー
タ) 40,1254,1255 液路 50,50A,50B インク滴 60,1252,1253 共通液室 70 基板 80 保護膜 700 キャリッジ 705 被記録材(記録シート) 1100 インクタンク 1200 記録ヘッドユニット 1230 ヒータボード 1250 溝付天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小板橋 規文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 同色系の濃度および/または吐出量が異
なるシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインクを
類別に吐出する吐出口列を具えた記録ヘッドと、 該記録ヘッドに供給する類別吐出のための記録信号をレ
ッド,グリーン,ブルーの色形成信号の組合せに基づい
て発生する記録信号発生手段と、 該記録信号発生手段により発生させる記録信号をユーザ
の望む色に合わせて選択するように制御する制御手段と
を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記記録信号発生手段は、前記記録ヘッ
ドにシアン,マゼンタ,イエロー,ブラック,レッド,
グリーンおよびブルー系インクの組合せによる色見本生
成のための記録信号が発生可能であることを特徴とする
請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記色見本を参照して
前記ユーザの望む色の選択が可能であることを特徴とす
る請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178650A JPH0930009A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178650A JPH0930009A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0930009A true JPH0930009A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16052179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7178650A Pending JPH0930009A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0930009A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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