JPH09297282A - ヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ装置

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JPH09297282A
JPH09297282A JP8110632A JP11063296A JPH09297282A JP H09297282 A JPH09297282 A JP H09297282A JP 8110632 A JP8110632 A JP 8110632A JP 11063296 A JP11063296 A JP 11063296A JP H09297282 A JPH09297282 A JP H09297282A
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dimensional display
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Shiro Suyama
史朗 陶山
Kinya Kato
謹矢 加藤
Shigeto Koda
成人 幸田
Shigenobu Sakai
重信 酒井
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    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/08Auxiliary lenses; Arrangements for varying focal length
    • G02C7/086Auxiliary lenses located directly on a main spectacle lens or in the immediate vicinity of main spectacles
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体感の主な生理的要因である両眼視差、輻
輳、眼のピントなどを満足し、動画に対応できる高速で
電気的書き換え可能なヘッドマウントディスプレイ装置
を提供する。 【解決手段】 人の左右の眼に装着し、立体画像を表示
するヘッドマウントディスプレイ装置において、2次元
表示装置11R,11Lと焦点距離が可変な可変焦点レ
ンズ12R,12Lとから構成される可変焦点レンズ付
2次元表示装置と、前記2次元表示装置及び可変焦点レ
ンズを制御する制御装置13R,13Lとを備え、人の
左右の眼に対して前記可変焦点レンズ付2次元表示装置
を各々装着し、かつ前記制御装置により前記2次元表示
装置と可変焦点レンズとを同期運転するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の左右の眼に別
々の画像を提示し、かつ、その画像を電気的に制御する
ことにより、動画の自然な3次元立体表示を行うための
ヘッドマウントディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気的に書き換えが可能な動画の
立体表示を行うヘッドマウントディスプレイ装置として
は、図17に示すような平面表示装置、例えば、液晶表
示装置(LCD)と凸レンズを用いるものがよく知られ
ている。この方式の原理について以下に述べる。3次元
物体α1を異なる方向から見た像(これを視差像と呼
ぶ)を、例えばカメラα2L、α2Rによって撮像す
る。このカメラα2L、α2Rからの映像をそれぞれ左
右のLCDα3L、α3Rに入力し、表示する。
【0003】観察者は、左右のLCDα3L、α3Rの
別な表示画像をそれぞれ別々の凸レンズα4L、α4R
を通して、左右の眼α5L、α5Rで別々に観察する。
これにより、観察者は同時に両眼に視差像α6を観察で
き、両眼視差による立体視が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0005】前記従来の方式では、奥行き方向の一定の
範囲における両眼視差を提示することはできるが、両眼
視差、輻輳と、眼のピントとの間に矛盾が生ずるため、
自然な立体視が困難である。すなわち、この方式では、
眼のピントは凸レンズα4L、α4Rの焦点距離とLC
Dα3L、α3Rの位置により決まる位置に固定され
る。
【0006】また、この方式で両眼の輻輳角の変化量を
大きくとるためには、LCDα3L、α3Rのサイズを
精細度を保ちながらきわめて大きくする必要がある。こ
のように、この方式では自然な立体視にとって必要な両
眼視差、輻輳、眼のピントとの間に矛盾が生じ、疲労感
を感じるという問題があった。
【0007】立体感を感じる生理的要因をほぼ満たす方
式としては、ホログラフィがよく知られている。しか
し、ホログラフィは、撮像にコヒーレント光が必要であ
ることや、情報量が膨大であるため、高速な電気的書き
換えが困難であり、動画に適応できないこと等の問題点
を有する。
【0008】本発明の目的は、立体感の主な生理的要因
である両眼視差、輻輳、眼のピントなどを満足し、動画
に対応できる高速で電気的書き換え可能なヘッドマウン
トディスプレイ装置を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0011】(1)2次元表示装置と焦点距離が可変な
可変焦点レンズとから構成される可変焦点レンズ付2次
元表示装置と、前記2次元表示装置及び可変焦点レンズ
を制御する制御装置とを備え、人の左右の眼に前記可変
焦点レンズ付2次元表示装置を各々装着し、かつ、前記
制御装置により前記2次元表示装置と可変焦点レンズと
を同期駆動するヘッドマウントディスプレイ装置であ
る。
【0012】(2)2次元表示装置と焦点距離が可変な
可変焦点レンズとから構成される可変焦点レンズ付2次
元表示装置と、前記2次元表示装置及び可変焦点レンズ
を制御する制御装置とを備え、人の左右の眼に前記可変
焦点レンズ付2次元表示装置を各々装着し、かつ、前記
制御装置により前記2次元表示装置と可変焦点レンズと
を同期駆動するヘッドマウントディスプレイ装置であっ
て、光の偏向装置あるいは光の偏向手段を前記可変焦点
レンズに組み込んだ可変光学装置を前記2次元表示装置
と眼の間に配置し、前記可変焦点レンズの焦点距離を変
化させてその像が眼に近付く場合に、前記偏向装置ある
いは可変光学装置により、2次元表示装置の表示像全体
を左右の眼の中心に近付く方向に偏向させるヘッドマウ
ントディスプレイ装置である。
【0013】(3)前記(1)又は(2)に記載される
ヘッドマウントディスプレイ装置において、前記可変焦
点レンズは、固定焦点レンズ、固定プリズム、固定偏向
機構を固定焦点レンズに組み込んだ固定光学素子のうち
いずれか1つと、屈折率可変物質とを有する層と、該層
を挾持する少なくとも一対の透明電極とからなる。
【0014】(4)前記(3)に記載されるヘッドマウ
ントディスプレイ装置において、前記屈折率可変物質
は、分子の向きにより誘電率異方性と屈折率異方性を有
する液晶である。
【0015】(5)前記(3)に記載されるヘッドマウ
ントディスプレイ装置において、前記屈折率可変物質
は、分子の向きにより誘電率異方性と屈折率異方性を有
する液晶であり、かつ、異なる周波数f1と周波数f2
において、液晶分子の向きによる誘電率の差の符号が異
なる物性を有する二周波駆動液晶である。
【0016】(6)前記(3)に記載されるヘッドマウ
ントディスプレイ装置において、前記屈折率可変物質
は、高分子分散型液晶であり、かつ、液晶の粒径あるい
は高分子の粒径が、可視光の波長よりも小さいものであ
る。
【0017】(7)前記(3)乃至(6)のうちいずれ
か1つに記載されるヘッドマウントディスプレイ装置に
おいて、前記固定焦点レンズは、球面もしくは非球面の
単レンズあるいはフレネルレンズを有するものである。
【0018】(8)前記(3)乃至(7)のうちいずれ
か1つに記載されるヘッドマウントディスプレイ装置に
おいて、前記固定プリズムは、単体プリズムあるいは微
小なプリズムを並べたマルチプリズムを有するものであ
る。
【0019】(9)前記(3)乃至(8)のうちいずれ
か1つに記載されるヘッドマウントディスプレイ装置に
おいて、前記固定偏向機構を固定焦点レンズに組み込ん
だ固定光学素子は、球面あるいは非球面の単レンズもし
くはフレネルレンズの表面と光学軸とのなす角度を増加
もしくは減少させるものである。
【0020】(10)前記(1)乃至(9)のうちいず
れか1つに記載されるヘッドマウントディスプレイ装置
において、前記可変焦点レンズを駆動する第1の制御装
置は、周波数f1及び周波数f2を有する駆動波形を出
力し、かつ、周波数f1、f2〜fNの周波数を各々有
する電圧V1、V2〜VNを、一定のデューティ比と
し、かつ、これらの電圧V1、V2〜VNを有する全体
の駆動電圧を一定の周期で出力する手段を備えたもので
ある。
【0021】すなわち、本発明は、2次元表示装置と、
焦点距離が可変な可変焦点レンズと、これらの制御装置
とを備え、これらの装置を人の左右の眼に各々装着し、
2次元表示装置と可変焦点レンズとを同期運転させ、か
つ2次元表示装置を可変焦点レンズを通して観察する。
この際、可変焦点レンズの焦点距離の変化により、可変
焦点レンズが作り出す像が奥行き方向に変化するため、
実際に3次元の空間像を提示でき、立体感の生理的要因
である両眼視差、輻輳、眼のピントに矛盾を生じない3
次元表示を高速に電気的書換え可能な形で再生できる。
【0022】
【実施の形態】以下に、本発明によるヘッドマウントデ
ィスプレイ装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。
【0023】なお、以下に示す実施形態では、観察者が
立体感を感じ易い方向であることから観察者の両眼を含
む平面内において主に説明を行うが、その意味するとこ
ろは明らかである。
【0024】(実施形態1)図1は本発明によるヘッド
マウントディスプレイ装置の実施形態1の概略構成を示
す斜視図であり、図2は図1の観察者の両眼を含む面に
おける平面図である。
【0025】図1及び図2において、11R,11Lは
2次元表示装置であり、例えば、CRT装置、液晶表示
装置、EL表示装置、プラズマ表示装置、レーザースキ
ャン型描画装置、プロジェクション型表示装置などを用
いる。12R,12Lは可変焦点レンズであり、例え
ば、液晶レンズなどを用いる。13R,13Lは制御装
置であり、前記2次元表示装置11R,11L及び可変
焦点レンズ12R,12Lを制御するものである。14
Rは右眼用ヘッドマウントディスプレイ装置であり、2
次元表示装置11R、可変焦点レンズ12R及び制御装
置13Rで構成される。14Lは左眼用ヘッドマウント
ディスプレイ装置であり、2次元表示装置11L、可変
焦点レンズ12L及び制御装置13Lで構成される。1
5Rは右眼、15Lは左眼、16R、16Lは表示像、
17は虚像、Sは仕切である。
【0026】本実施形態1のヘッドマウントディスプレ
イ装置は、図1及び図2に示すように、可変焦点レンズ
12R、この可変焦点レンズ12Rの焦点距離より可変
焦点レンズ12R側に近く配置された2次元表示装置1
1R及び制御装置13Rからなる右眼用ヘッドマウント
ディスプレイ装置14Rと、同様に、2次元表示装置1
1L、可変焦点レンズ12L及び制御装置13Lからな
る左眼用ヘッドマウントディスプレイ装置14Lとで構
成され、これらの右眼用ヘッドマウントディスプレイ装
置14Rを右眼15Rに、左眼用ヘッドマウントディス
プレイ装置14Lを左眼15Lに各々装着して用いる。
【0027】この構成において、2次元表示装置11R
の表示像16Rを可変焦点レンズ12Rを通して右眼1
5Rで、2次元表示装置11Lの表示像16Lを可変焦
点レンズ12Lを通して左眼15Lで見ると、例えば、
虚像17となる。ここで、可変焦点レンズ12R,12
Lの焦点距離を変化させると、図3に示すように、虚像
の奥行き位置が変化し、例えば、虚像18となる。ここ
で、図4に示すように、立体像19は、例えば、奥行き
方向に標本化した2次元像(以下、奥行き標本化像とす
る)の集まり110として表現できる。
【0028】そこで、この奥行き標本化像を順次に2次
元表示装置16R,16Lに表示していき、制御装置1
3R,13Lによってこの表示にあわせて可変焦点レン
ズ12R,12Lの焦点距離を変化させることにより、
立体像を奥行き標本化像の集まり110として表示で
き、バリフォーカル型3次元表示を実現することができ
る。
【0029】このように本実施形態1では、実際に虚像
の奥行き方向が変化するため、図15に示す従来の手法
で生じていた眼のピントと両眼視差や輻輳の間における
矛盾を解消できる。したがって、立体感の主な生理的要
因である眼のピント、両眼視差、輻輳を満足できるよう
になり、自然な立体視が実現できる。
【0030】また、本実施形態1では、可変焦点レンズ
12R,12Lの焦点距離(正負を含む)を小さくする
と、虚像の奥行き位置が眼より遠くになるが、それとと
もに2次元表示装置16R,16Lの表示像も拡大され
る。したがって、虚像の大きさを同じにするためには、
可変焦点レンズ12R,12Lの焦点距離の動きに対応
して2次元表示装置16R,16Lの表示像の大きさを
変化させる必要がある。
【0031】しかし、この性質により2次元表示装置の
カバーできる視野域は眼より遠くなるほど大きくなるこ
とから、人の通常の視野の状態に近い自然な状態を実現
することができる利点を有する。
【0032】さらに、2次元表示装置16R,16L
の、例えば、画素数あるいは表示ライン数などは変化し
ないため、虚像が眼より遠くなるにしたがって、例え
ば、画素の大きさや表示ラインの幅は大きくなるが、眼
からの視角は変わらないため、人の感じる画像の精細度
は変化しない利点も有する。
【0033】図5は奥行き知覚に関与する諸要因と奥行
き感度の関係を示す図であり、各立体感要因についての
実測ならびに計算値から概算された奥行き感度を図示し
たものである。
【0034】図6は輻輳-調節の対応関係と許容範囲を
示す図であり、中央45°の実線は輻輳-調節が完全に
対応している部分で、その近傍の領域は、焦点深度など
によって許容できる範囲を示す。許容基準として視力
(ε)、ボケ検出能力(δ)を採用することにより少し範
囲が異なるが、実際の2眼式立体範囲よりは非常に狭
い。外側の曲線は、両眼の融像限界を示し、黒点実線は
最大融像限界(輻輳許容限界)、点線は2重像状態から
再度融像が成立する範囲(再融像限界)、破線は画像呈
示時間0.5秒にした時の融像限界(短時間呈示0.5
秒での輻輳限界)を示す。動画像に対しては破線範囲以
内の立体効果でないと、長時間観察でかなりの疲労感が
生じる。MWは輻輳角、Dはディオプターである。
【0035】本発明において、例えば、奥行き標本化を
用いる場合には、その標本化数を規定する必要がある。
ここで、人の眼のピントは、図5に示すように視距離が
近距離(2m程度以下)の場合にしか作用せず、また、
奥行き分解能は最高でも視距離の1/10以上と比較的
低く、かつ、図6に示すように輻輳角との間にも許容範
囲がある。このため、実際には、例えば、20〜40以
上の奥行き標本化数とすれば、自然な立体視が実現でき
る。
【0036】なお、本実施形態1では、立体像を奥行き
標本化像の集まりとして表現する場合について示した
が、他にも立体像を、例えば、線画の集まりとして表現
するなど多くの方法があることは明らかである。
【0037】なお、図1及び図2に示した構成は一例で
あり、鏡、レンズ、プリズムなどを用いて光路を折曲げ
ることにより、装置の小型化が可能なことは明らかであ
る。
【0038】(実施形態2)図7は本発明によるヘッド
マウントディスプレイ装置の実施形態2の概略構成を示
す図であり、21R,21Lは2次元表示装置、22
R,22Lは可変焦点レンズ、23R,23Lは制御装
置、24R,24Lは偏向装置、25R,25Lは表示
像、17は虚像である。前記偏向装置24R,24Lと
しては、例えば、液晶プリズム、可動ミラー、液体プリ
ズムなどを用いる。本実施形態2は、輻輳角とピント調
節の自然な対応関係を容易に作り出すための実施形態で
ある。
【0039】本実施形態2のヘッドマウントディスプレ
イ装置は、図7に示すように、2次元表示装置21R,
21L、可変焦点レンズ22R,22L及びこれらを制
御する制御装置23R,23Lで構成される。
【0040】ここで、ヘッドマウントディスプレイ装置
においては、表示する立体像の奥行き位置が眼に近づく
と大きな輻輳角を作り出すために、左右の眼で観察する
左像と右像を左右眼の中心方向に近づける必要がある。
前記実施形態1のヘッドマウントディスプレイ装置で
は、この作用を2次元表示装置21R,21Lを用いて
行うため、実際に表示像を左右眼の中心方向に近づけて
表示する。このため、2次元表示装置21R,21Lの
表示像の制御が複雑になってしまう。また、輻輳角を大
きく変化させる場合には、2次元表示装置を視野以上の
必要以上に左右方向に大きくする必要などが生じる。
【0041】これに対して、本実施形態2では、輻輳角
を生じさせるための左像と右像の左右方向の動きを、偏
向装置24R,24Lによって行う。すなわち、2次元
表示装置21R,21Lと可変焦点レンズ22R,22
Lの動作は、実施形態1と同様であるが、偏向装置24
R,24Lによって、可変焦点レンズ22R,22Lの
焦点距離が長くなり、2次元表示装置21R,21Lの
表示像25R,25Lの虚像の奥行き位置が左右の眼に
各々近づくにつれて、偏向装置24R,24Lによって
2次元表示装置21R,21Lの表示像を左右眼の中央
位置に近づける。
【0042】これにより、本実施形態2のヘッドマウン
トディスプレイ装置における2次元表示と輻輳角制御が
分離されて制御し易くなり、かつ、2次元表示装置21
R、21Lの表示面全体を有効に使用することが可能と
なる。すなわち、虚像17が左右の眼から遠いときには
輻輳角が小さく、虚像17が左右の眼に近いときには輻
輳角が大きくなるようにでき、輻輳角と眼のピントを容
易に満足できる利点を有する。
【0043】本実施形態2では、偏向装置24R,24
Lが可変焦点レンズ22R、22Lよりも2次元表示装
置21R,21L側にある場合を示したが、この偏向装
置24R,24Lが可変焦点レンズ22R、22Lより
も左右眼側にある場合でも同様の効果が得られることは
明らかである。
【0044】また、図7の実施形態2では、偏向装置2
4R,24Lと可変焦点レンズに別々の装置を用いる場
合について示したが、例えば、図8に示すように、偏向
装置と可変焦点レンズ22R,22Lを一体化した可変
光学装置26R,26L(例えば、実施形態6にその一
例を示す)を用いる場合でも同様の効果を得られ、か
つ、装置の小型化等において極めて有効であることは明
らかである。
【0045】(実施形態3)本発明においては、前記実
施形態1、2において示したように、奥行き方向に時分
割で眼の残像現象を利用して、立体像を再現する。この
ため、奥行き方向への像の移動は、眼の残像時間(例え
ば16ms)内に行う必要があり、可変焦点レンズには
高速性が要求される。しかし、従来の液晶レンズ(例え
ば昭和59年度科学研究費補助金研究成果報告書 No.
59850048に記載の「液晶レンズ」など参照)で
は、動作速度は数秒以上と極めて遅く、立体表示装置に
適用できなかった。
【0046】そこで、本発明では、立体表示装置に適用
可能な高速な可変焦点レンズ構造として、図9に示す可
変焦点レンズ{本発明によるヘッドマウントディスプレ
イ装置の可変焦点レンズの一実施形態(実施形態3)}
を用いる。図9において、31は固定焦点のレンズであ
り、例えば、ガラスやプラスチック製の単レンズ、ある
いはフレネルレンズなどを用いる。32は屈折率可変物
質であり、例えば、二周波駆動液晶、高分子分散型液晶
などを用いる。33,34は透明電極であり、例えば、
ITO膜、SnOX膜などを用いる。35は駆動装置、
36は入射光、37,38は出射光である。
【0047】本実施形態3の可変焦点レンズは、図9に
示すように、固定焦点のレンズ31と、屈折率可変物質
32と、これら固定焦点レンズ31と屈折率可変物質3
2を一定の間隔距離で挾んだ一対の透明電極33,34
から構成される。
【0048】屈折率可変物質32として二周波駆動液晶
を用いる場合について示す。屈折率可変物質(二周波駆
動液晶)32は、屈折率異方性と誘電率異方性を有す
る。その誘電率異方性の符号は印加電界の周波数によっ
て変化するため、透明電極33,34への印加電界の周
波数の変化により、屈折率可変物質32の分子の向きを
電界の向きに対して変化できる。したがって、屈折率異
方性に基づき、入射光36が感じる屈折率を、印加電界
の周波数変化により変えられるため、本実施形態3の可
変焦点レンズの焦点距離を変化できる。
【0049】次に、本実施形態3における可変焦点レン
ズの駆動法の一例を説明する。
【0050】図10は可変焦点レンズの駆動法の一例を
説明するための図であり、(a)は駆動電圧波形として
正弦波を用いた場合、(b)は駆動電圧波形として矩形
波を用いた場合である。図10において、T1は低い周
波数の信号を出力する時間、T2は高い周波数の信号を
出力する時間、T3はT1とT2とを加算した時間を示
す。
【0051】図10に示す駆動波形は、二周波駆動液晶
を駆動するための駆動電圧波形であり、例えば、周波数
f1(Δε1>0)と周波数f2(Δε2<0)との異な
る2つの周波数の信号を印加するときで誘電率異方性Δ
εの符号が異なる時である。
【0052】図10から明らかなように、駆動手段の駆
動出力の振幅は等しいかあるいはほぼ等しい周波数f1
を主周波数とする電界と、周波数f2を主周波数とする
電界とを、一定のデューティ比と一定の周期とからな
る。
【0053】前述する電界を印加された二周波駆動液晶
の分子は、長軸を電界に沿って配向させる力(周波数f
1を印加したときの力)と、長軸を電界に垂直に配向さ
せる力(周波数f2を印加したときの力)とを周期的か
つ交互に受けることになる。
【0054】このとき、他に二周波駆動液晶の分子を拘
束する力がなければ、液晶は周波数f1と周波数f2の
切り替わりにしたがって、急激にデジタル的(二値的)
な変化をすることとなり、立体表示装置に必要となる連
続したアナログ動作を行わせることができない。
【0055】しかしながら、実際の液晶には粘性をはじ
めとして、液晶の結晶としての拘束力等の液晶分子の方
向転換を阻害する力が働くので、前述する駆動信号によ
って働く力と均衡し、広い領域にわたってほぼ均一で高
速な液晶のアナログ的かつ周期的な配向運動が可能とな
る。
【0056】ただし、前述する駆動信号で可変焦点レン
ズを駆動する場合、周波数f1と周波数f2とからなる
駆動信号を周期的に一定の時間印加することが重要であ
る。
【0057】例えば、周波数f1と周波数f2とからな
る駆動信号を1回だけ印加した場合では、液晶の均一性
が損なわれる、あるいは、散乱が大きくなる等の現象が
表れるだけであり、可変焦点レンズとしての実用性には
乏しい効果しか発現しない。
【0058】図9に示す可変焦点レンズの透明電極3
3,34に印加される駆動電圧として正弦波もしくは矩
形波を用いた場合、図10に示すように、二周波駆動液
晶(屈折率可変物質32)の誘電率異方性が正となる周
波数f1と誘電率異方性が負となる周波数f2とを主な
周波数として含む電界を交互に印加することにより、液
晶を交互に電界に対して平行にしたり垂直にしたりでき
る。液晶はその分子軸に対して屈折率の異方性を有して
いるため、これにより屈折率を周期的に変化できる。し
たがって、このような駆動を行うことにより前記可変焦
点レンズの焦点距離を周期的に変化できる。なお、可変
焦点レンズの駆動法の詳細については、本出願人が先に
出願した特願平8−47654号明細書を参照された
い。
【0059】本実施形態3における可変焦点レンズは、
前述したように主に電界によってその屈折率を変化でき
るため、その電界を大きくすることにより、可変焦点レ
ンズの焦点距離の変化速度を容易に高速化できる利点を
有している。また、透明電極33,34を、固定焦点レ
ンズ31と屈折率可変物質32を挾む位置に配置できる
ため、透明電極33,34の間隔を一定にでき、均一な
電界を屈折率可変物質32に印加できる利点を有する。
【0060】また、本実施形態3の可変焦点レンズは、
図11に示すように、屈折率可変物質32側の透明電極
33上に、配向膜310(例えば、ポリイミド、PV
A、PVB、斜方蒸着SiOなど)を含む構成とし、配
向膜310に、例えば、ラビング法などによる配向処理
を加えることにより、この上の二周波駆動液晶(屈折率
可変物質32)の分子を一定の方向に配向させることが
できる。これにより、屈折率可変物質32が配向膜31
0に平行(電界に対してほぼ垂直)となるような電界の
場合に、屈折率可変物質32を広い領域において均一な
配向状態とすることができ、入射光36の偏向状態をこ
の配向方向と一致させ、屈折率可変物質32の屈折率変
化を入射光36に効率良く伝えることが可能となり、か
つ屈折率可変物質32が種々の方向にばらばらに向くこ
とによって生じる散乱、白濁を防ぐことができる。
【0061】(実施形態4)図12は本発明によるヘッ
ドマウントディスプレイ装置の可変焦点レンズの他の実
施形態(実施形態4)の概略構成を示す図である。図1
2において、41は固定焦点のレンズ、42は高分子分
散型液晶、43,44は透明電極、45は駆動装置、4
6は入射光、47,48は出射光、49は高分子、41
0は液晶である。
【0062】本実施形態4は、図12に示すように、屈
折率可変物質として高分子分散型液晶42を用いる場合
である。高分子分散型液晶42は、例えば、高分子49
の中に粒径の小さな液晶410が数多く分散されている
構造を有する。
【0063】この高分子分散型液晶42では、例えば、
液晶410の粒径が小さいために高分子49と液晶41
0との界面の面積が体積に比べて大きくなり、この界面
での液晶410の束縛力が大きくなるため、応答速度が
1ms以上と高速である利点を有する。
【0064】しかし、通常の高分子分散型液晶42にお
いては、例えば、液晶410の粒径が可視光の波長と同
程度以上であり、散乱が大きく、透過度や解像度が低下
するため、可変焦点レンズとして本発明には適用できな
い。
【0065】そこで、本実施形態4では、例えば、液晶
410の粒径を可視光の波長よりも充分に小さく、例え
ば100nm以下とすることを特徴とする。これによ
り、散乱を充分に抑制でき、高い透過度と解像度を有す
る利点があり、高速な可変焦点レンズとして本発明に適
用できる。
【0066】本実施形態4では、例として液晶410を
微小な粒として高分子49中に分散させる場合について
示したが、逆に高分子49を微小な粒として液晶中に分
散させても同様な効果が得られることは明らかである。
【0067】(実施形態5)図13は本発明によるヘッ
ドマウントディスプレイ装置の偏向装置の一実施形態
(実施形態5)の概略構成を示す図である。図13にお
いて、51は固定プリズムであり、例えば、ガラスやプ
ラスチック製の単体プリズムあるいは微小プリズムを並
べたマルチプリズムなどを用いる。52は屈折率可変物
質であり、例えば、二周波駆動液晶、高分子分散型液晶
などを用いる。53,54は透明電極、55は駆動装
置、56は入射光、57,58は出射光である。
【0068】本実施形態5の偏向装置は、図13に示す
ように、固定プリズム51と、屈折率可変物質52と、
これら固定プリズム51と屈折率可変物質52を一定の
間隔距離で挾んだ一対の透明電極53,54から構成さ
れる。
【0069】まず、屈折率可変物質52として二周波駆
動液晶を用いる場合について説明する。前記実施形態3
で示した装置と同様に、透明電極53、54への印加電
界の周波数の変化により、屈折率可変物質52の分子の
向きを電界の向きに対して変化でき、屈折率異方性に基
づいて入射光56が感じる屈折率を印加電界の周波数変
化により変えられる。このため、スネルの屈折の法則に
基づき、本実施形態5の偏向装置の光偏向角度を変化さ
せることができる。
【0070】また、本実施形態5における偏向装置は、
前記実施形態3で示した装置と同様に、主に電界によっ
てその屈折率を変化できるため、偏向装置の光偏向角の
変化速度を容易に高速化できる利点を有している。ま
た、透明電極53を固定プリズム51と屈折率可変物質
52を挾む位置に配置できるため、透明電極53、54
の間隔を一定でき、均一な電界を屈折率可変物質52に
印加できる利点を有する。
【0071】また、本実施形態5の偏向装置は、前記実
施形態3で示した装置と同様に、図14に示すように、
屈折率可変物質52側の透明電極53上に、配向膜51
0(例えばポリイミド、PVA、PVB、斜方蒸着Si
Oなど)を含む構成とし、配向膜510に、例えば、ラ
ビング法などによる配向処理を加えることにより、この
上の二周波駆動液晶(屈折率可変物質52)の分子を一
定の方向に配向膜移行させることができ、広い領域で均
一な配向状態を実現できる。
【0072】したがって、入射光56の偏光状態をこの
配向方向と一致させることで、屈折率可変物質52の屈
折率変化を入射光56に効率よく伝えることが可能とな
り、かつ屈折率可変物質52が種々の方向にばらばらに
向くことによって生じる散乱、白濁を防ぐことができ
る。
【0073】次に、屈折率可変物質として、前記実施形
態4に示した装置と同様に、高分子分散型液晶を用いる
ことも有効である。高分子分散型液晶を用いることによ
り、応答速度を1ms以上と高速にできる利点を有す
る。さらに、前記実施形態4に示した装置と同様に、例
えば、液晶の粒径を可視光の波長よりも充分に小さく、
例えば、100nm以下とすることにより、散乱を充分
に抑制でき、高い透過度と解像度を得られる利点があ
り、高速な光偏向装置として本発明に適用できる。
【0074】(実施形態6)図15は本発明によるヘッ
ドマウントディスプレイ装置の可変光学装置の一実施形
態(実施形態6)の概略構成を示す図である。図15に
おいて、61は固定光学素子であり、固定焦点レンズ
(例えば、ガラスやプラスチック製の単レンズあるいは
フレネルレンズなど)に固定偏向機構(例えば、単体プ
リズムあるいは微小プリズムを並べたマルチプリズムな
ど)を組合せたものである。62は屈折率可変物質、6
3,64は透明電極、65は駆動装置、66は入射光、
67,68は出射光である。
【0075】本実施形態6の可変光学装置は、図15に
示すように、固定光学素子61と、屈折率可変物質62
と、これら固定光学素子61と屈折率可変物質62を一
定の間隔距離で挾んだ一対の透明電極63,64から構
成される。
【0076】例えば、固定焦点レンズとしてフレネルレ
ンズを用いた場合には、固定光学素子61は、図15に
示すように、各フレネル面のフレネル角を所望の光偏向
角度範囲に応じて一方向に傾けた構造とすることによ
り、実現できる。また、固定焦点レンズとして単体レン
ズを用いた場合には、固定光学素子61はレンズ面を所
望の光偏向角度範囲に応じて一方向に傾けた構造とする
ことにより実現できる。
【0077】まず、屈折率可変物質62として二周波駆
動液晶を用いる場合について説明する。前記実施形態3
及び実施形態5で示した装置と同様に、透明電極63,
64への印加電界の周波数の変化により、屈折率可変物
質62の分子の向きを電界の向きに対して変化でき、屈
折率異方性に基づいて入射光66が感じる屈折率を印加
電界の周波数変化により変えられる。このため、本実施
形態6の可変光学装置の焦点距離と光の偏向角を変化す
ることができる。
【0078】本実施形態6の可変光学装置は、前記実施
形態3及び実施形態5で示した装置と同様に、主に電界
によってその屈折率を変化できるため、焦点距離と偏向
角の変化速度を容易に高速化できる利点を有している。
また、透明電極63を固定光学素子61と屈折率可変物
質62を挾む位置に配置できるため、透明電極63,6
4の間隔を一定にでき、均一な電界を屈折率可変物質6
2に印加できる利点を有する。
【0079】また、本発明の可変光学装置は、前記実施
形態3及び実施形態5で示した装置と同様に、図16に
示すように、屈折率可変物質62側の透明電極63上
に、配向膜610(例えばポリイミド、PVA、PV
B、斜方蒸着SiOなど)を含む構成とし、配向膜61
0に例えばラビング法などによる配向処理を加えること
により、この上の二周波駆動液晶(屈折率可変物質6
2)の分子を一定の方向に配向させることができ、広い
領域において均一な配向状態を実現できる。したがっ
て、入射光66の偏光状態をこの配向方向と一致させる
ことにより、屈折率可変物質62の屈折率変化を入射光
66に効率よく伝えることが可能となり、かつ屈折率可
変物質62が種々の方向にばらばらに向くことによって
生じる散乱、白濁を防ぐことができる。
【0080】次に、屈折率可変物質として、前記実施形
態4及び実施形態5に示した装置と同様に、高分子分散
型液晶を用いることも有効である。高分子分散型液晶を
用いることにより、応答速度を1ms以上と高速にでき
る利点を有する。さらに、実施形態4、5に示した装置
と同様に、例えば液晶の粒径を可視光の波長よりも充分
に小さく、例えば100nm以下とすることにより、散
乱を充分に抑制でき、高い透過度と解像度を得られる利
点があり、高速な可変光学装置として本発明に適用でき
る。
【0081】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0082】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0083】2次元表示装置と可変焦点レンズとを含む
装置を人の左右の眼に各々装着し、2次元表示装置の表
示像を可変焦点レンズを通して観察し、可変焦点レンズ
の焦点距離を変化させ、2次元表示装置の表示像の虚像
の位置を奥行き方向に変化させることにより、立体感の
主な生理的要因である両眼視差、輻輳、眼のピントに矛
盾を生じないような3次元像を高速で電気的書換え可能
な形で再生できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装置
の実施形態1の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の観察者の両眼を含む面における平面図で
ある。
【図3】本実施形態1のヘッドマウントディスプレイ装
置の動作を説明するための図である。
【図4】本実施形態1のヘッドマウントディスプレイ装
置の動作を説明するための図である。
【図5】奥行き知覚に関与する諸要因と奥行き感度の関
係を示す図である。
【図6】輻輳-調節の対応関係と許容範囲を示す図であ
る。
【図7】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装置
の実施形態2の概略構成を示す図である。
【図8】本実施形態2のヘッドマウントディスプレイ装
置の変形例の概略構成を示す図である。
【図9】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装置
の可変焦点レンズの一実施形態(実施形態3)の概略構
成を示す図である。
【図10】本実施形態3の可変焦点レンズの駆動法を説
明するための図である。
【図11】本実施形態3の可変焦点レンズの変形例の概
略構成を示す図である。
【図12】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装
置の可変焦点レンズの他の実施形態(実施形態4)の概
略構成を示す図である。
【図13】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装
置の偏向装置の一実施形態(実施形態5)の概略構成を
示す図である。
【図14】本実施形態5の偏向装置の変形例の概略構成
を示す図である。
【図15】本発明によるヘッドマウントディスプレイ装
置の可変光学装置の一実施形態(実施形態6)の概略構
成を示す図である。
【図16】本実施形態6の可変光学装置の変形例の概略
構成を示す図である。
【図17】従来の立体表示装置の例の概略構成を示す図
である。
【符号の説明】 11R,11L,21R,21L…2次元表示装置、1
2R,12L,22R,22L…可変焦点レンズ、13
R,13L,23R,23L…制御装置、14R…右眼
用装置(ヘッドマウントディスプレイ装置)、14L…
左眼用装置、15R…右眼、15L…左眼、16R,1
6L,25R,25L…表示像、17,18…虚像、2
4R,24L…偏向装置、31,41…固定焦点のレン
ズ、32,52,62…屈折率可変物質、33,34,
43,44,53,54,63,64…透明電極、3
5,45,55,65…駆動装置、36,46,56,
66…入射光、37,38,47,48,57,58,
67,68…出射光、42は高分子分散型液晶、49…
高分子、410…液晶、51…固定プリズム、61…固
定光学素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 重信 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元表示装置と焦点距離が可変な可変
    焦点レンズとから構成される可変焦点レンズ付2次元表
    示装置と、前記2次元表示装置及び可変焦点レンズを制
    御する制御装置とを備え、人の左右の眼に前記可変焦点
    レンズ付2次元表示装置を各々装着し、かつ、前記制御
    装置により前記2次元表示装置と可変焦点レンズとを同
    期駆動することを特徴とするヘッドマウントディスプレ
    イ装置。
  2. 【請求項2】 2次元表示装置と焦点距離が可変な可変
    焦点レンズとから構成される可変焦点レンズ付2次元表
    示装置と、前記2次元表示装置及び可変焦点レンズを制
    御する制御装置とを備え、人の左右の眼に前記可変焦点
    レンズ付2次元表示装置を各々装着し、かつ、前記制御
    装置により前記2次元表示装置と可変焦点レンズとを同
    期駆動するヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    光の偏向装置あるいは光の偏向手段を前記可変焦点レン
    ズに組み込んだ可変光学装置を前記2次元表示装置と眼
    の間に配置し、前記可変焦点レンズの焦点距離を変化さ
    せてその像が眼に近付く場合に、前記偏向装置あるいは
    可変光学装置により、2次元表示装置の表示像全体を左
    右の眼の中心に近付く方向に偏向させることを特徴とす
    るヘッドマウントディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載されるヘッドマウ
    ントディスプレイ装置において、前記可変焦点レンズ
    は、固定焦点レンズ、固定プリズム、固定偏向機構を固
    定焦点レンズに組み込んだ固定光学素子のうちいずれか
    1つと、屈折率可変物質とを有する層と、該層を挾持す
    る少なくとも一対の透明電極とからなることを特徴とす
    るヘッドマウントディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されるヘッドマウントデ
    ィスプレイ装置において、前記屈折率可変物質は、分子
    の向きにより誘電率異方性と屈折率異方性を有する液晶
    であることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載されるヘッドマウントデ
    ィスプレイ装置において、前記屈折率可変物質は、分子
    の向きにより誘電率異方性と屈折率異方性を有する液晶
    であり、かつ、異なる周波数f1と周波数f2におい
    て、液晶分子の向きによる誘電率の差の符号が異なる物
    性を有する二周波駆動液晶であることを特徴とするヘッ
    ドマウントディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載されるヘッドマウントデ
    ィスプレイ装置において、前記屈折率可変物質は、高分
    子分散型液晶であり、かつ、液晶の粒径あるいは高分子
    の粒径が、可視光の波長よりも小さいことを特徴とする
    ヘッドマウントディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のうちいずれか1項に記
    載されるヘッドマウントディスプレイ装置において、前
    記固定焦点レンズは、球面もしくは非球面の単レンズあ
    るいはフレネルレンズを有することを特徴とするヘッド
    マウントディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至7のうちいずれか1項に記
    載されるヘッドマウントディスプレイ装置において、前
    記固定プリズムは、単体プリズムあるいは微小なプリズ
    ムを並べたマルチプリズムを有することを特徴とするヘ
    ッドマウントディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至8のうちいずれか1項に記
    載されるヘッドマウントディスプレイ装置において、前
    記固定偏向機構を固定焦点レンズに組み込んだ固定光学
    素子は、球面あるいは非球面の単レンズもしくはフレネ
    ルレンズの表面と光学軸とのなす角度を増加もしくは減
    少させるものであることを特徴とするヘッドマウントデ
    ィスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のうちいずれか1項に
    記載されるヘッドマウントディスプレイ装置において、
    前記可変焦点レンズを駆動する第1の制御装置は、周波
    数f1及び周波数f2を有する駆動波形を出力し、か
    つ、周波数f1、f2〜fNの周波数を各々有する電圧
    V1、V2〜VNを、一定のデューティ比とし、かつ、
    これらの電圧V1、V2〜VNを有する全体の駆動電圧
    を一定の周期で出力する手段を備えたことを特徴とする
    ヘッドマウントディスプレイ装置。
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