JPH09293849A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH09293849A JPH09293849A JP8178926A JP17892696A JPH09293849A JP H09293849 A JPH09293849 A JP H09293849A JP 8178926 A JP8178926 A JP 8178926A JP 17892696 A JP17892696 A JP 17892696A JP H09293849 A JPH09293849 A JP H09293849A
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Links
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造工程を減少させるとともに、被写体を正
確に撮像することができるようにする。 【解決手段】 被写体からの光を受光する受光部((B
PD113)と示す部分)においては、n+型不純物領
域104の下部にp-型不純物領域が形成されていな
い。すなわち、この受光部(BPD113)は、被写体
の光を信号電荷に光電変換することができない。従っ
て、このOB部画素2B−X1の信号の出力部であるM
ISSIT114には、被写体の光に対応する信号電荷
が転送されず、MISSIT114からは、所定のレベ
ルの基準信号が出力される。
確に撮像することができるようにする。 【解決手段】 被写体からの光を受光する受光部((B
PD113)と示す部分)においては、n+型不純物領
域104の下部にp-型不純物領域が形成されていな
い。すなわち、この受光部(BPD113)は、被写体
の光を信号電荷に光電変換することができない。従っ
て、このOB部画素2B−X1の信号の出力部であるM
ISSIT114には、被写体の光に対応する信号電荷
が転送されず、MISSIT114からは、所定のレベ
ルの基準信号が出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に関
し、特に、オプティカル・ブラック部画素の上部に遮光
膜を形成することなく、画像信号を処理するために用い
られる基準信号を得ることができる固体撮像装置に関す
る。
し、特に、オプティカル・ブラック部画素の上部に遮光
膜を形成することなく、画像信号を処理するために用い
られる基準信号を得ることができる固体撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置は、例えば、マトリクス状
に配置されている複数の画素に入射した光を画像信号に
光電変換することによって、被写体の画像を撮像する装
置である。
に配置されている複数の画素に入射した光を画像信号に
光電変換することによって、被写体の画像を撮像する装
置である。
【0003】図12は、従来の固体撮像装置の一構成例
を示す平面図である。同図に示す固体撮像装置の画素領
域1には、複数の画素2がマトリクス状に配置されてい
る。
を示す平面図である。同図に示す固体撮像装置の画素領
域1には、複数の画素2がマトリクス状に配置されてい
る。
【0004】この画素領域1の中央部は受光部有効画素
領域3とされており、複数の有効画素2Aによって形成
されている。一方、受光部有効画素領域3の外周部は、
オプティカル・ブラック部(以下、OB部という)領域
4とされている。このOB部領域4に形成されているO
B部画素2Bは、有効画素2Aと同一の構成を有してい
るが、その上部の全面に、OB部金属遮光膜5が形成さ
れており、OB部画素2Bへの光の入射が規制されてい
る。
領域3とされており、複数の有効画素2Aによって形成
されている。一方、受光部有効画素領域3の外周部は、
オプティカル・ブラック部(以下、OB部という)領域
4とされている。このOB部領域4に形成されているO
B部画素2Bは、有効画素2Aと同一の構成を有してい
るが、その上部の全面に、OB部金属遮光膜5が形成さ
れており、OB部画素2Bへの光の入射が規制されてい
る。
【0005】受光部有効画素領域3の内部に形成されて
いる有効画素2Aは、被写体からの光を受光し、その光
を信号電荷に光電変換し、その信号電荷に対応した画像
信号を出力するようになされている。
いる有効画素2Aは、被写体からの光を受光し、その光
を信号電荷に光電変換し、その信号電荷に対応した画像
信号を出力するようになされている。
【0006】図13は、図12に示す有効画素2Aの一
構成例を示す断面図である。この有効画素2A−aは、
被写体からの光を受光して画像信号に光電変換する埋め
込みフォトダイオード(以下、BPDという)113、
及び画像信号を増幅して出力するMIS型静電誘導トラ
ンジスタ(以下、MISSITという)114によって
構成されている。
構成例を示す断面図である。この有効画素2A−aは、
被写体からの光を受光して画像信号に光電変換する埋め
込みフォトダイオード(以下、BPDという)113、
及び画像信号を増幅して出力するMIS型静電誘導トラ
ンジスタ(以下、MISSITという)114によって
構成されている。
【0007】BPD113においては、p型基板101
の上部に形成されているn型ウェル102の上部にp-
型不純物領域103が形成され、さらにp-型不純物領
域103の上部にn+型不純物領域104が形成されて
いる。
の上部に形成されているn型ウェル102の上部にp-
型不純物領域103が形成され、さらにp-型不純物領
域103の上部にn+型不純物領域104が形成されて
いる。
【0008】ここで、各ポリシリコン層(108,10
9)を形成後に、BPD113の表面n+型不純物領域
(104の表面部分)が形成されている。よって、第2
層ポリシリコンゲート108の下には、n+型不純物領
域104が形成されていない。
9)を形成後に、BPD113の表面n+型不純物領域
(104の表面部分)が形成されている。よって、第2
層ポリシリコンゲート108の下には、n+型不純物領
域104が形成されていない。
【0009】一方、MISSIT114においては、n
型ウェル102の上部にn+型不純物領域107が形成
されており、n+型不純物領域107の上部を囲む形で
第1層ポリシリコンゲート109が形成されている。
型ウェル102の上部にn+型不純物領域107が形成
されており、n+型不純物領域107の上部を囲む形で
第1層ポリシリコンゲート109が形成されている。
【0010】第2層ポリシリコンゲート108は、BP
D113のp-型不純物領域103に蓄積されている、
入射光に対応する画像信号(信号電荷)をMISSIT
114の第1層ポリシリコンゲート109下に転送する
ようになされており、p-型不純物領域103の露出部
分及び第1層ポリシリコンゲート109の両方に、その
一部が重なる(上下方向において)ように形成されてい
る。
D113のp-型不純物領域103に蓄積されている、
入射光に対応する画像信号(信号電荷)をMISSIT
114の第1層ポリシリコンゲート109下に転送する
ようになされており、p-型不純物領域103の露出部
分及び第1層ポリシリコンゲート109の両方に、その
一部が重なる(上下方向において)ように形成されてい
る。
【0011】さらに、MISSIT114で増幅された
画像信号を垂直方向に伝達する垂直信号線110が形成
されている。なお、この垂直信号線110はアルミニウ
ムによってMISSIT114の上部の全面に形成され
ており、MISSIT114への光の入射を規制するM
ISSIT遮光用アルミも兼ねている。但し、この垂直
信号線110は、BPD113の上部には形成されてお
らず、被写体からの光がBPD113に入射することが
できるようになされている。
画像信号を垂直方向に伝達する垂直信号線110が形成
されている。なお、この垂直信号線110はアルミニウ
ムによってMISSIT114の上部の全面に形成され
ており、MISSIT114への光の入射を規制するM
ISSIT遮光用アルミも兼ねている。但し、この垂直
信号線110は、BPD113の上部には形成されてお
らず、被写体からの光がBPD113に入射することが
できるようになされている。
【0012】被写体からの光がBPD113に入射する
と、光電変換された画像信号(信号電荷)がp-型不純
物領域103に蓄積される。またこのとき、第1層ポリ
シコンゲート109(MISSIT114のゲート)に
は負電位が印加されており、MISSIT114が遮断
状態であると同時に、第1層ポリシリコンゲート109
の下部は反転層が誘起され、p型領域となっている(図
示せず)。
と、光電変換された画像信号(信号電荷)がp-型不純
物領域103に蓄積される。またこのとき、第1層ポリ
シコンゲート109(MISSIT114のゲート)に
は負電位が印加されており、MISSIT114が遮断
状態であると同時に、第1層ポリシリコンゲート109
の下部は反転層が誘起され、p型領域となっている(図
示せず)。
【0013】次に、第2層ポリシリコンゲート108
(転送スイッチのゲート)に所定のレベルの負電位が印
加されると、p-型不純物領域103に蓄積されている
画像信号(信号電荷)が、第2層ポリシリコンゲート1
08の下に誘起されるpチャンネル(図示せず)を介し
て、MISSIT114(第1層ポリシリコンゲート1
09の下部に誘起されているp型反転層)に転送され
る。その後、第2層ポリシリコンゲート108の電位を
もとに戻して、転送スイッチを遮断状態にする。続けて
第1層ポリシリコンゲート109(MISSIT114
のゲート)の電位を蓄積時よりも高い所定の電位にして
MISSIT114をオンの状態にする。するとMIS
SIT114に転送された画像信号(信号電荷)は増幅
され、垂直信号線110を介して読み出し回路6に供給
される。そして、MISSIT114をリセットした
後、再び蓄積状態にする。
(転送スイッチのゲート)に所定のレベルの負電位が印
加されると、p-型不純物領域103に蓄積されている
画像信号(信号電荷)が、第2層ポリシリコンゲート1
08の下に誘起されるpチャンネル(図示せず)を介し
て、MISSIT114(第1層ポリシリコンゲート1
09の下部に誘起されているp型反転層)に転送され
る。その後、第2層ポリシリコンゲート108の電位を
もとに戻して、転送スイッチを遮断状態にする。続けて
第1層ポリシリコンゲート109(MISSIT114
のゲート)の電位を蓄積時よりも高い所定の電位にして
MISSIT114をオンの状態にする。するとMIS
SIT114に転送された画像信号(信号電荷)は増幅
され、垂直信号線110を介して読み出し回路6に供給
される。そして、MISSIT114をリセットした
後、再び蓄積状態にする。
【0014】一方、OB部領域4に形成されているOB
部画素2Bは、上記有効画素2Aとほぼ同一の構成を有
している。しかしながら、上述したように、OB部画素
2Bの上部には、OB部金属遮光膜5が形成されてい
る。
部画素2Bは、上記有効画素2Aとほぼ同一の構成を有
している。しかしながら、上述したように、OB部画素
2Bの上部には、OB部金属遮光膜5が形成されてい
る。
【0015】図14は、OB部画素2Bの一構成例を示
す断面図である。このOB部画素2B−aの構成は、図
13に示す有効画素2A−aの構成と基本的に同様であ
るが、BPD113への光の入射を規制するOB部金属
遮光膜5が、垂直信号線110の上部に、画素部全体を
覆うように形成されている。
す断面図である。このOB部画素2B−aの構成は、図
13に示す有効画素2A−aの構成と基本的に同様であ
るが、BPD113への光の入射を規制するOB部金属
遮光膜5が、垂直信号線110の上部に、画素部全体を
覆うように形成されている。
【0016】従って、このOB部画素2B−aにおける
BPD113は光感度を有しない。垂直信号線110か
らは、BPD113の蓄積する信号電荷が0であるとき
の出力信号が出力される。すなわち、この信号は、被写
体の光に対応しない信号であり、有効画素2Aから読み
出された画像信号を処理する基準信号として用いられ
る。
BPD113は光感度を有しない。垂直信号線110か
らは、BPD113の蓄積する信号電荷が0であるとき
の出力信号が出力される。すなわち、この信号は、被写
体の光に対応しない信号であり、有効画素2Aから読み
出された画像信号を処理する基準信号として用いられ
る。
【0017】読み出し回路6は、画素領域1のすべての
画素2(有効画素2A及びOB部画素2B)の蓄積して
いる信号(画像信号及び画像処理基準信号)を読み出
し、出力端子8から外部に出力する。画素領域1及び読
み出し回路6の周囲に配置されている周辺回路領域7に
は、この固体撮像装置の動作を制御する所定の回路(例
えば、読み出し回路6の制御回路等)が形成されてい
る。
画素2(有効画素2A及びOB部画素2B)の蓄積して
いる信号(画像信号及び画像処理基準信号)を読み出
し、出力端子8から外部に出力する。画素領域1及び読
み出し回路6の周囲に配置されている周辺回路領域7に
は、この固体撮像装置の動作を制御する所定の回路(例
えば、読み出し回路6の制御回路等)が形成されてい
る。
【0018】図15は、図12に示す有効画素2Aの他
の構成例を示す断面図である。同図に示す有効画素2A
−bは、被写体からの光を受光して信号電荷に光電変換
するBPD123、及びBPD123の蓄積する信号電
荷を画像信号として垂直方向に転送する垂直転送CCD
124を備えている(すなわち、この有効画素2A−b
の用いられている固体撮像装置は、CCD型の固体撮像
装置である)。
の構成例を示す断面図である。同図に示す有効画素2A
−bは、被写体からの光を受光して信号電荷に光電変換
するBPD123、及びBPD123の蓄積する信号電
荷を画像信号として垂直方向に転送する垂直転送CCD
124を備えている(すなわち、この有効画素2A−b
の用いられている固体撮像装置は、CCD型の固体撮像
装置である)。
【0019】BPD123においては、n型基板131
の上部に形成されているp型ウェル132の上部にn-
型不純物領域133が形成され、さらにn-型不純物領
域133の上部にp+型不純物領域134が形成されて
いる。ここで、画素分離領域(p+型不純物領域134
の深い領域)は、各ポリシリコン(137,138)形
成前に形成している。一方、BPD123の表面p+型
不純物領域(p+型不純物領域134の浅い領域)は、
各ポリシリコン(137,138)形成後に形成してい
る。そのため、第1層ポリシリコンゲート137の下で
は、p+型不純物領域134の深い領域は形成される
が、浅い領域はポリシリコンがマスクとなるため、形成
されない。
の上部に形成されているp型ウェル132の上部にn-
型不純物領域133が形成され、さらにn-型不純物領
域133の上部にp+型不純物領域134が形成されて
いる。ここで、画素分離領域(p+型不純物領域134
の深い領域)は、各ポリシリコン(137,138)形
成前に形成している。一方、BPD123の表面p+型
不純物領域(p+型不純物領域134の浅い領域)は、
各ポリシリコン(137,138)形成後に形成してい
る。そのため、第1層ポリシリコンゲート137の下で
は、p+型不純物領域134の深い領域は形成される
が、浅い領域はポリシリコンがマスクとなるため、形成
されない。
【0020】垂直転送CCD124においては、p型不
純物領域135がp型ウェル132中に形成され、p型
不純物領域135の上部にはn型不純物領域136が形
成されている。但し、n型不純物領域136は、p型不
純物領域135の上部の全面に形成されているのではな
く、p型不純物領域135及びp+型不純物領域134
で囲まれる形で形成されている。
純物領域135がp型ウェル132中に形成され、p型
不純物領域135の上部にはn型不純物領域136が形
成されている。但し、n型不純物領域136は、p型不
純物領域135の上部の全面に形成されているのではな
く、p型不純物領域135及びp+型不純物領域134
で囲まれる形で形成されている。
【0021】さらに、垂直転送CCD124の上部に
は、第1層ポリシリコンゲート137及び第2層ポリシ
リコンゲート138が形成されている。第1層ポリシリ
コンゲート137は、その一端がBPD123のn-型
不純物領域133の露出部(p+型不純物領域134の
形成されていない部分)に重なるようになされている
(上下方向において)。つまり、第1層ポリシリコンゲ
ート137は、n-型不純物領域133に蓄積されてい
る信号電荷を垂直転送CCD124のn型不純物領域1
36に転送するようになされている。
は、第1層ポリシリコンゲート137及び第2層ポリシ
リコンゲート138が形成されている。第1層ポリシリ
コンゲート137は、その一端がBPD123のn-型
不純物領域133の露出部(p+型不純物領域134の
形成されていない部分)に重なるようになされている
(上下方向において)。つまり、第1層ポリシリコンゲ
ート137は、n-型不純物領域133に蓄積されてい
る信号電荷を垂直転送CCD124のn型不純物領域1
36に転送するようになされている。
【0022】第1層ポリシリコンゲート137と第2層
ポリシリコンゲート138は、垂直転送CCD124の
n型不純物領域136に転送された信号電荷(画像信
号)を、垂直方向に転送するようになされている。すな
わち、第1層ポリシリコンゲート137は、BPD12
3から垂直転送CCD124へ信号電荷を転送するため
の転送ゲートと、垂直転送CCD124内で、信号電荷
を転送するための垂直転送ゲートを兼ねている。
ポリシリコンゲート138は、垂直転送CCD124の
n型不純物領域136に転送された信号電荷(画像信
号)を、垂直方向に転送するようになされている。すな
わち、第1層ポリシリコンゲート137は、BPD12
3から垂直転送CCD124へ信号電荷を転送するため
の転送ゲートと、垂直転送CCD124内で、信号電荷
を転送するための垂直転送ゲートを兼ねている。
【0023】また、垂直転送CCD124の最上部に
は、垂直転送CCD124への光の入射を規制する遮光
アルミ139が形成されている。なお、この遮光アルミ
139は、BPD123の上部には形成されておらず、
BPD123が、被写体からの光を受光することができ
るようになされている。
は、垂直転送CCD124への光の入射を規制する遮光
アルミ139が形成されている。なお、この遮光アルミ
139は、BPD123の上部には形成されておらず、
BPD123が、被写体からの光を受光することができ
るようになされている。
【0024】図16は、図15に示す有効画素2A−b
が有効画素2Aとして用いられた場合におけるOB部画
素2Bの構成例を示す断面図である。同図に示すOB部
画素2B−bの構成は、図15に示す有効画素2A−b
の構成とほぼ同一であるが、遮光アルミ139が、画素
部全面(BPD123上及び垂直転送CCD124上)
に形成されている(すなわち、遮光アルミ139がOB
部金属遮光膜5とされている)。
が有効画素2Aとして用いられた場合におけるOB部画
素2Bの構成例を示す断面図である。同図に示すOB部
画素2B−bの構成は、図15に示す有効画素2A−b
の構成とほぼ同一であるが、遮光アルミ139が、画素
部全面(BPD123上及び垂直転送CCD124上)
に形成されている(すなわち、遮光アルミ139がOB
部金属遮光膜5とされている)。
【0025】つまり、このOB部画素2B−bにおいて
は、被写体からの光は遮光アルミ139によって遮ら
れ、BPD123に入射しない。従って、このOB部画
素2B−bから出力される信号は、被写体の光に対応し
ない信号電荷0に対応する信号(基準信号)とされる。
は、被写体からの光は遮光アルミ139によって遮ら
れ、BPD123に入射しない。従って、このOB部画
素2B−bから出力される信号は、被写体の光に対応し
ない信号電荷0に対応する信号(基準信号)とされる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、固体
撮像装置においては、通常、有効画素2Aの出力する画
像信号の処理に用いられる基準信号を得るために、有効
画素領域3の外周部にOB部領域4を形成するようにし
ている。また、このOB部領域4内のOB部画素2B上
には、OB部金属遮光膜5が形成されている。
撮像装置においては、通常、有効画素2Aの出力する画
像信号の処理に用いられる基準信号を得るために、有効
画素領域3の外周部にOB部領域4を形成するようにし
ている。また、このOB部領域4内のOB部画素2B上
には、OB部金属遮光膜5が形成されている。
【0027】特に、固体撮像装置が増幅型固体撮像装置
である場合(例えば、図13及び図14に各々示す、有
効画素2A−a及びOB部画素2B−aが用いられてい
る固体撮像装置である場合)、図14に示すように、O
B部金属遮光膜5を、垂直信号線110の上側に、垂直
信号線110とは別に設ける必要がある(垂直信号線1
10をBPD113の上部に延長し、OB部金属遮光膜
5として用いると、垂直信号線が短絡してしまうた
め)。
である場合(例えば、図13及び図14に各々示す、有
効画素2A−a及びOB部画素2B−aが用いられてい
る固体撮像装置である場合)、図14に示すように、O
B部金属遮光膜5を、垂直信号線110の上側に、垂直
信号線110とは別に設ける必要がある(垂直信号線1
10をBPD113の上部に延長し、OB部金属遮光膜
5として用いると、垂直信号線が短絡してしまうた
め)。
【0028】従って、従来の増幅型固体撮像装置におい
ては、OB部金属遮光膜5を形成する工程が必要とさ
れ、その分だけ煩雑さが増すという課題がある。さらに
製造工程の増加に伴って、パーティクルが発生しやす
く、歩留まりが悪化するという課題もある。
ては、OB部金属遮光膜5を形成する工程が必要とさ
れ、その分だけ煩雑さが増すという課題がある。さらに
製造工程の増加に伴って、パーティクルが発生しやす
く、歩留まりが悪化するという課題もある。
【0029】また、増幅型固体撮像装置においては、O
B部領域4内では、OB部画素2Bの上部の全面にOB
部金属遮光膜5が形成されているが、受光部有効画素領
域3内の有効画素2Aの上部には、金属遮光膜は形成さ
れていない。このため、OB部画素2Bの層の厚さが、
有効画素2Aの層の厚さよりも、OB部金属遮光膜5の
分だけ厚くなり、画素領域1の表面が平坦でなくなって
しまう。
B部領域4内では、OB部画素2Bの上部の全面にOB
部金属遮光膜5が形成されているが、受光部有効画素領
域3内の有効画素2Aの上部には、金属遮光膜は形成さ
れていない。このため、OB部画素2Bの層の厚さが、
有効画素2Aの層の厚さよりも、OB部金属遮光膜5の
分だけ厚くなり、画素領域1の表面が平坦でなくなって
しまう。
【0030】ところで、この固体撮像装置を用いて、被
写体をカラーで撮像する場合、カラーフィルタ、黒フィ
ルタ等を画素領域1の表面の全面に形成する。しかしな
がら、上記のように、画素領域1の表面が平坦でない場
合、カラーフィルタ等にも、受光部有効画素領域3とO
B部領域4の間で段差が生じてしまう。すると、特に受
光部有効画素領域3とOB部領域4の境界における光学
的特性が、中央部における光学的特性と異なるものとな
り、均一なカラー画像を得ることが困難になる。そこ
で、このような問題を防止するため、画素領域1の表面
の全面に平坦化膜を形成して表面を平坦にし、その平坦
化膜の上面にカラーフィルタ等を形成するようにしてい
る。
写体をカラーで撮像する場合、カラーフィルタ、黒フィ
ルタ等を画素領域1の表面の全面に形成する。しかしな
がら、上記のように、画素領域1の表面が平坦でない場
合、カラーフィルタ等にも、受光部有効画素領域3とO
B部領域4の間で段差が生じてしまう。すると、特に受
光部有効画素領域3とOB部領域4の境界における光学
的特性が、中央部における光学的特性と異なるものとな
り、均一なカラー画像を得ることが困難になる。そこ
で、このような問題を防止するため、画素領域1の表面
の全面に平坦化膜を形成して表面を平坦にし、その平坦
化膜の上面にカラーフィルタ等を形成するようにしてい
る。
【0031】しかしながら、画素領域1の表面を充分に
平坦にするには、OB部金属遮光膜5がある分、さら
に、上記平坦化膜を厚く形成する必要がある。平坦化膜
が厚くなると、平坦化膜の上面に形成されるカラーフィ
ルタ等が各画素2から離れた位置(高い位置)に形成さ
れる。すると、1つの画素に、所望の光以外の光が斜め
方向から入射して混色が起きやすくなり、被写体を正確
に撮像することが困難になるという課題が生じる。
平坦にするには、OB部金属遮光膜5がある分、さら
に、上記平坦化膜を厚く形成する必要がある。平坦化膜
が厚くなると、平坦化膜の上面に形成されるカラーフィ
ルタ等が各画素2から離れた位置(高い位置)に形成さ
れる。すると、1つの画素に、所望の光以外の光が斜め
方向から入射して混色が起きやすくなり、被写体を正確
に撮像することが困難になるという課題が生じる。
【0032】同様に、複数のオンチップマイクロレンズ
を平坦化膜の上面の各画素2に対応する位置に設ける場
合においても、上記理由により混色が起きやすくなり、
さらに、斜め入射光の集光率も悪くなってしまう。
を平坦化膜の上面の各画素2に対応する位置に設ける場
合においても、上記理由により混色が起きやすくなり、
さらに、斜め入射光の集光率も悪くなってしまう。
【0033】また、OB部金属遮光膜5と他のアルミ配
線(例えば、垂直信号線110)とのショート等による
不良が発生し易くなるという課題もある。
線(例えば、垂直信号線110)とのショート等による
不良が発生し易くなるという課題もある。
【0034】さらに、増幅型の固体撮像装置に限らず、
従来の固体撮像装置においては、OB部領域4に形成さ
れている各OB部画素2Bの有するBPDの、各々の特
性のバラツキに対応して、OB部画素2Bから出力され
る基準信号にもバラツキが生じ、画像信号を正確に処理
することが困難になるという課題もある。
従来の固体撮像装置においては、OB部領域4に形成さ
れている各OB部画素2Bの有するBPDの、各々の特
性のバラツキに対応して、OB部画素2Bから出力され
る基準信号にもバラツキが生じ、画像信号を正確に処理
することが困難になるという課題もある。
【0035】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、製造工程を減少させるとともに、被写体を
正確に撮像することができるようにすることを目的とす
る。
ものであり、製造工程を減少させるとともに、被写体を
正確に撮像することができるようにすることを目的とす
る。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の固体撮
像装置は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電
荷に光電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号
電荷に対応する画像信号を出力する第1の出力部とを備
え、第2の画素が、被写体の光を受光するが、光感度を
有しない第2の受光部と、基準信号を出力する第2の出
力部とを備えることを特徴とする。
像装置は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電
荷に光電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号
電荷に対応する画像信号を出力する第1の出力部とを備
え、第2の画素が、被写体の光を受光するが、光感度を
有しない第2の受光部と、基準信号を出力する第2の出
力部とを備えることを特徴とする。
【0037】請求項5に記載の固体撮像装置は、第1の
画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光電変換する
第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に対応する画
像信号を出力する第1の出力部と、第1の受光部の光電
変換した信号電荷を第1の出力部に転送する第1の信号
転送部とを備え、第2の画素が、被写体の光を受光して
信号電荷に光電変換する第2の受光部と、基準信号を出
力する第2の出力部と、を備え、第2の受光部の光電変
換した信号電荷が第2の出力部に転送されないことを特
徴とする。
画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光電変換する
第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に対応する画
像信号を出力する第1の出力部と、第1の受光部の光電
変換した信号電荷を第1の出力部に転送する第1の信号
転送部とを備え、第2の画素が、被写体の光を受光して
信号電荷に光電変換する第2の受光部と、基準信号を出
力する第2の出力部と、を備え、第2の受光部の光電変
換した信号電荷が第2の出力部に転送されないことを特
徴とする。
【0038】請求項1に記載の固体撮像装置において
は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光
電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に
対応する画像信号を出力する第1の出力部とを備え、第
2の画素が、被写体の光を受光するが、光感度を有しな
い第2の受光部と、基準信号を出力する第2の出力部と
を備える。
は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光
電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に
対応する画像信号を出力する第1の出力部とを備え、第
2の画素が、被写体の光を受光するが、光感度を有しな
い第2の受光部と、基準信号を出力する第2の出力部と
を備える。
【0039】請求項5に記載の固体撮像装置において
は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光
電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に
対応する画像信号を出力する第1の出力部と、第1の受
光部の光電変換した信号電荷を第1の出力部に転送する
第1の信号転送部とを備え、第2の画素が、被写体の光
を受光して信号電荷に光電変換する第2の受光部と、基
準信号を出力する第2の出力部と、を備え、第2の受光
部の光電変換した信号電荷が第2の出力部に転送されな
い。
は、第1の画素が、被写体の光を受光して信号電荷に光
電変換する第1の受光部と、第1の受光部の信号電荷に
対応する画像信号を出力する第1の出力部と、第1の受
光部の光電変換した信号電荷を第1の出力部に転送する
第1の信号転送部とを備え、第2の画素が、被写体の光
を受光して信号電荷に光電変換する第2の受光部と、基
準信号を出力する第2の出力部と、を備え、第2の受光
部の光電変換した信号電荷が第2の出力部に転送されな
い。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。なお、従来の場合と対応する部分には
同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
照して説明する。なお、従来の場合と対応する部分には
同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0041】図1は、本発明を適用した固体撮像装置の
一実施例の構成を示す平面図である。本実施例の固体撮
像装置の構成は、図12に示す従来の固体撮像装置の構
成と基本的に同様であり、以下に示す構成が異なってい
る。すなわち、本実施例の固体撮像装置においては、O
B部画素2Bへの光の入射を規制するためのOB部金属
遮光膜が形成されていない。また、OB部画素2Bの構
成が、有効画素2Aの構成と異なっている。
一実施例の構成を示す平面図である。本実施例の固体撮
像装置の構成は、図12に示す従来の固体撮像装置の構
成と基本的に同様であり、以下に示す構成が異なってい
る。すなわち、本実施例の固体撮像装置においては、O
B部画素2Bへの光の入射を規制するためのOB部金属
遮光膜が形成されていない。また、OB部画素2Bの構
成が、有効画素2Aの構成と異なっている。
【0042】以下に、有効画素2Aの構成とOB部画素
2Bの構成の違いについて説明する。
2Bの構成の違いについて説明する。
【0043】まず、図1に示す固体撮像装置の各々の画
素2(有効画素2A及びOB部画素2B)の出力部にM
ISSITが用いられている場合の実施例について説明
する。
素2(有効画素2A及びOB部画素2B)の出力部にM
ISSITが用いられている場合の実施例について説明
する。
【0044】本実施例における有効画素2Aは、図12
に示す場合と同様に、図13に示す有効画素2A−aと
同一の構成を有している。一方、本実施例のOB部画素
2Bは、例えば図2に示すような構成を有している。
に示す場合と同様に、図13に示す有効画素2A−aと
同一の構成を有している。一方、本実施例のOB部画素
2Bは、例えば図2に示すような構成を有している。
【0045】図2に示すOB部画素2B−X1の構成
は、図13に示す有効画素2A−aの構成と基本的に同
様であるが、図13に示すp-型不純物領域103が形
成されていない点が異なっている。すなわち、このOB
部画素2B−X1の被写体の光を受光する部分(図2に
おいて、(BPD113)と示す部分(以下、便宜上B
PD113という))は、有効画素2A−aのBPD1
13と異なり、入射光を信号電荷に光電変換することが
できない(光感度を有しない)。
は、図13に示す有効画素2A−aの構成と基本的に同
様であるが、図13に示すp-型不純物領域103が形
成されていない点が異なっている。すなわち、このOB
部画素2B−X1の被写体の光を受光する部分(図2に
おいて、(BPD113)と示す部分(以下、便宜上B
PD113という))は、有効画素2A−aのBPD1
13と異なり、入射光を信号電荷に光電変換することが
できない(光感度を有しない)。
【0046】つまり、このOB部画素2B−X1におい
ては、BPD113は、入射光に対応する信号電荷を生
成しない(光電変換をしない)ので、BPD113から
MISSIT114には信号電荷が転送されない。従っ
て、このOB部画素2B−X1から出力される信号は、
被写体の光(入射光)に対応しない信号(信号電荷0に
対応する信号)(基準信号)である。
ては、BPD113は、入射光に対応する信号電荷を生
成しない(光電変換をしない)ので、BPD113から
MISSIT114には信号電荷が転送されない。従っ
て、このOB部画素2B−X1から出力される信号は、
被写体の光(入射光)に対応しない信号(信号電荷0に
対応する信号)(基準信号)である。
【0047】すなわち、本実施例においては、光の入射
を規制するOB部金属遮光膜を、OB部画素2B−X1
の上部に形成することなく、画像信号を処理するための
基準信号を得ることができる。また、BPD113から
の信号電荷の転送がないので(BPD113は光電変換
をしないため)、各OB部画素2B毎のBPDの素子特
性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの
基準信号を得ることができる(基準信号のバラツキを抑
制することができる)。
を規制するOB部金属遮光膜を、OB部画素2B−X1
の上部に形成することなく、画像信号を処理するための
基準信号を得ることができる。また、BPD113から
の信号電荷の転送がないので(BPD113は光電変換
をしないため)、各OB部画素2B毎のBPDの素子特
性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの
基準信号を得ることができる(基準信号のバラツキを抑
制することができる)。
【0048】図3は、本実施例のOB部画素2Bの第2
の構成例を示す断面図である。本図に示すOB部画素2
B−X2の構成は、図13に示す有効画素2A−aの構
成と基本的に同様であるが、第2層ポリシリコンゲート
108が、上面から見て、BPD113に重ならないよ
うに形成されている。また、BPD113の表面のn+
型不純物領域104が、p-型不純物領域103の上部
の全面に形成されている。
の構成例を示す断面図である。本図に示すOB部画素2
B−X2の構成は、図13に示す有効画素2A−aの構
成と基本的に同様であるが、第2層ポリシリコンゲート
108が、上面から見て、BPD113に重ならないよ
うに形成されている。また、BPD113の表面のn+
型不純物領域104が、p-型不純物領域103の上部
の全面に形成されている。
【0049】従って、BPD113のp-型不純物領域
103に蓄積されている、入射光に対応する信号電荷
が、出力段であるMISSIT114に転送されない
(第2層ポリシリコンゲート108の下に誘起されるP
チャンネルとBPD113のp-型不純物領域103が
接しないので、p-型不純物領域103に蓄積されてい
る電荷が転送スイッチを介して転送されないため)。従
って、OB部画素2B−X2が出力する信号は、入射光
に対応しない、所定のレベルの信号(信号電荷0の場合
のMISSIT114の出力信号)である。つまり、こ
のOB部画素2B−X2の上部に、OB部金属遮光膜を
形成する必要がなくなる。
103に蓄積されている、入射光に対応する信号電荷
が、出力段であるMISSIT114に転送されない
(第2層ポリシリコンゲート108の下に誘起されるP
チャンネルとBPD113のp-型不純物領域103が
接しないので、p-型不純物領域103に蓄積されてい
る電荷が転送スイッチを介して転送されないため)。従
って、OB部画素2B−X2が出力する信号は、入射光
に対応しない、所定のレベルの信号(信号電荷0の場合
のMISSIT114の出力信号)である。つまり、こ
のOB部画素2B−X2の上部に、OB部金属遮光膜を
形成する必要がなくなる。
【0050】以上のように、本実施例においても、光の
入射を規制するOB部金属遮光膜をOB部画素2B−X
2の上部に形成することなく、基準信号を得ることがで
きる。また、BPD113からの信号電荷の転送がない
ので、各OB部画素2B毎のBPDの素子特性によら
ず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの基準信号
を得ることができる。
入射を規制するOB部金属遮光膜をOB部画素2B−X
2の上部に形成することなく、基準信号を得ることがで
きる。また、BPD113からの信号電荷の転送がない
ので、各OB部画素2B毎のBPDの素子特性によら
ず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの基準信号
を得ることができる。
【0051】図4は、本実施例のOB部画素2Bの第3
の構成例を示す断面図である。本図に示すOB部画素2
B−X3の構成は、図13に示す有効画素2A−aの構
成と基本的に同様であるが、第2層ポリシリコン配線1
08aを、BPD113の上部に配置している(すなわ
ち、第2層ポリシリコン配線108aは、転送スイッチ
のゲートとして使用されない)。つまり、BPD113
とMISSIT114の間に、転送スイッチそのものが
形成されていない。
の構成例を示す断面図である。本図に示すOB部画素2
B−X3の構成は、図13に示す有効画素2A−aの構
成と基本的に同様であるが、第2層ポリシリコン配線1
08aを、BPD113の上部に配置している(すなわ
ち、第2層ポリシリコン配線108aは、転送スイッチ
のゲートとして使用されない)。つまり、BPD113
とMISSIT114の間に、転送スイッチそのものが
形成されていない。
【0052】従って、本実施例においては、BPD11
3のp-型不純物領域103に蓄積されている信号電荷
がMISSIT114に転送されない。従って、OB部
画素2B−X3が出力する信号は、入射光に対応しな
い、所定のレベルの信号(信号電荷が0の場合のMIS
SIT114の出力信号)である。つまり、このOB部
画素2B−X3の上部に、OB部金属遮光膜を形成する
必要がなくなる。
3のp-型不純物領域103に蓄積されている信号電荷
がMISSIT114に転送されない。従って、OB部
画素2B−X3が出力する信号は、入射光に対応しな
い、所定のレベルの信号(信号電荷が0の場合のMIS
SIT114の出力信号)である。つまり、このOB部
画素2B−X3の上部に、OB部金属遮光膜を形成する
必要がなくなる。
【0053】すなわち、本実施例においては、OB部画
素2B−X3の上部に、光の入射を規制するOB部金属
遮光膜を形成することなく、画像信号を処理するための
基準信号を得ることができる。また、BPD113から
の信号電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のB
PDの素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同
一のレベルの基準信号を得ることができる。
素2B−X3の上部に、光の入射を規制するOB部金属
遮光膜を形成することなく、画像信号を処理するための
基準信号を得ることができる。また、BPD113から
の信号電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のB
PDの素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同
一のレベルの基準信号を得ることができる。
【0054】なお、図2乃至図4に示す実施例を組み合
わせてOB部画素2Bを構成するようにしてもよいこと
はいうまでもない。例えば、図2に示すように、BPD
113のp-型不純物領域103を形成せずに、さら
に、図4に示すように、第2層ポリシリコン配線108
aをn+型不純物領域104の中央部に形成するように
してもよい(その他の組み合わせも可能である)。
わせてOB部画素2Bを構成するようにしてもよいこと
はいうまでもない。例えば、図2に示すように、BPD
113のp-型不純物領域103を形成せずに、さら
に、図4に示すように、第2層ポリシリコン配線108
aをn+型不純物領域104の中央部に形成するように
してもよい(その他の組み合わせも可能である)。
【0055】以上の実施例においては、各画素の信号の
出力部にMISSITを用いた場合について説明した
が、これに限らず、信号出力部が他の構成とされている
場合においても、遮光膜を設けることなくOB部画素を
形成することができる。
出力部にMISSITを用いた場合について説明した
が、これに限らず、信号出力部が他の構成とされている
場合においても、遮光膜を設けることなくOB部画素を
形成することができる。
【0056】そこで、次に、図1に示す有効画素2Aが
図15に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場
合(すなわち、BPDの出力部に垂直転送CCDが用い
られている場合)のOB部画素2Bの実施例について説
明する。
図15に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場
合(すなわち、BPDの出力部に垂直転送CCDが用い
られている場合)のOB部画素2Bの実施例について説
明する。
【0057】図5は、図1に示す有効画素2Aが図15
に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場合にお
けるOB部画素2Bの第1の構成例を示す断面図であ
る。すなわち、本実施例のOB部画素2B−Y1の構成
は、図15に示す有効画素2A−bの構成とほぼ同様で
あるが、図15に示すn-型不純物領域133が形成さ
れていない。換言すれば、このOB部画素2B−Y1
の、光を受光する部分(図5において、(BPD12
3)と示す部分(以下、便宜上BPD123という))
は、有効画素2A−bのBPD123と異なり、入射光
を信号電荷に光電変換することができない(光感度を有
しない)。
に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場合にお
けるOB部画素2Bの第1の構成例を示す断面図であ
る。すなわち、本実施例のOB部画素2B−Y1の構成
は、図15に示す有効画素2A−bの構成とほぼ同様で
あるが、図15に示すn-型不純物領域133が形成さ
れていない。換言すれば、このOB部画素2B−Y1
の、光を受光する部分(図5において、(BPD12
3)と示す部分(以下、便宜上BPD123という))
は、有効画素2A−bのBPD123と異なり、入射光
を信号電荷に光電変換することができない(光感度を有
しない)。
【0058】つまり、このOB部画素2B−Y1におけ
るBPD123は光電変換をしないので、BPD123
からMISSIT124には信号電荷が転送されない。
従って、このOB部画素2B−Y1から出力される信号
は、被写体の光(入射光)に対応しない、信号電荷0に
対応する信号(基準信号)となる。
るBPD123は光電変換をしないので、BPD123
からMISSIT124には信号電荷が転送されない。
従って、このOB部画素2B−Y1から出力される信号
は、被写体の光(入射光)に対応しない、信号電荷0に
対応する信号(基準信号)となる。
【0059】すなわち、本実施例においては、遮光アル
ミ139をBPD123の上部に延長することなく、基
準信号を得ることができる。また、BPD123からの
信号電荷の転送がないので(BPD123では信号電荷
が生成されないため)、各OB部画素2B毎のBPDの
素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレ
ベルの基準信号を得ることができる。
ミ139をBPD123の上部に延長することなく、基
準信号を得ることができる。また、BPD123からの
信号電荷の転送がないので(BPD123では信号電荷
が生成されないため)、各OB部画素2B毎のBPDの
素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレ
ベルの基準信号を得ることができる。
【0060】図6は、図1に示す有効画素2Aが図15
に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場合にお
けるOB部画素2Bの第2の構成例を示す断面図であ
る。同図に示すOB部画素2B−Y2の構成は、図15
に示す有効画素2A−bの構成とほぼ同様であるが、以
下に示す点が異なっている。
に示す有効画素2A−bと同一の構成を有する場合にお
けるOB部画素2Bの第2の構成例を示す断面図であ
る。同図に示すOB部画素2B−Y2の構成は、図15
に示す有効画素2A−bの構成とほぼ同様であるが、以
下に示す点が異なっている。
【0061】すなわち、同図に示すOB部画素2B−Y
2においては、第1層ポリシリコンゲート137が、上
面から見て、BPD123に重ならないように形成され
ている。また、BPD123の表面のp+型不純物領域
134が、n-型不純物領域133の上部の全面に形成
されている。
2においては、第1層ポリシリコンゲート137が、上
面から見て、BPD123に重ならないように形成され
ている。また、BPD123の表面のp+型不純物領域
134が、n-型不純物領域133の上部の全面に形成
されている。
【0062】本実施例のOB部画素2B−Y2において
は、BPD123は、被写体の光を受光して信号電荷に
光電変換する。この信号電荷は、n-型不純物領域13
3に蓄積される。しかしながら、n-型不純物領域13
3の上部の全面にp+型不純物領域134が形成されて
いるので、転送スイッチがオンの状態になったときに、
第1層ポリシリコンゲート137の下に誘起されるnチ
ャンネルと、n-型不純物領域133が接しないため、
n-型不純物領域133に蓄積されている信号電荷が、
転送スイッチを介して垂直転送CCD124に転送され
ない。従って、このOB部画素2B−Y2から出力され
る信号は、入射光に対応しない、信号電荷0に対応する
信号(基準信号)とされる。
は、BPD123は、被写体の光を受光して信号電荷に
光電変換する。この信号電荷は、n-型不純物領域13
3に蓄積される。しかしながら、n-型不純物領域13
3の上部の全面にp+型不純物領域134が形成されて
いるので、転送スイッチがオンの状態になったときに、
第1層ポリシリコンゲート137の下に誘起されるnチ
ャンネルと、n-型不純物領域133が接しないため、
n-型不純物領域133に蓄積されている信号電荷が、
転送スイッチを介して垂直転送CCD124に転送され
ない。従って、このOB部画素2B−Y2から出力され
る信号は、入射光に対応しない、信号電荷0に対応する
信号(基準信号)とされる。
【0063】すなわち、本実施例においては、遮光アル
ミ139をBPD123の上部に延長することなく、基
準信号を得ることができる。また、BPD123からの
信号電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のBP
Dの素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一
のレベルの基準信号を得ることができる。
ミ139をBPD123の上部に延長することなく、基
準信号を得ることができる。また、BPD123からの
信号電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のBP
Dの素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一
のレベルの基準信号を得ることができる。
【0064】次に、各画素の出力部に接合型電界効果ト
ランジスタ(ジャンクションFET)(以下、JFET
という)を用いる場合の実施例について説明する。
ランジスタ(ジャンクションFET)(以下、JFET
という)を用いる場合の実施例について説明する。
【0065】図7は、信号の出力部にJFETを用いた
場合の有効画素2Aの構成例を示す断面図である。同図
に示す有効画素2A−Zは、被写体からの光を受光して
信号電荷に光電変換するBPD143と、BPD143
の生成した信号電荷に対応する画像信号を出力するJF
ET144を備えている。
場合の有効画素2Aの構成例を示す断面図である。同図
に示す有効画素2A−Zは、被写体からの光を受光して
信号電荷に光電変換するBPD143と、BPD143
の生成した信号電荷に対応する画像信号を出力するJF
ET144を備えている。
【0066】すなわち、本実施例の有効画素2A−Zに
おいては、p型基板151の上部にn型ウェル152が
形成されている。BPD143においては、光電変換し
た信号電荷を蓄積するp-型不純物領域153がn型ウ
ェル152の上部に形成され、さらに、n+型不純物領
域154がp-型不純物領域153の上部に形成されて
いる。ここで、ポリシリコン層(158,159)の形
成後に、BPD143の表面のn+型不純物領域が形成
されているので、ポリシリコンゲート158の下では、
n+型不純物領域154が形成されていない。
おいては、p型基板151の上部にn型ウェル152が
形成されている。BPD143においては、光電変換し
た信号電荷を蓄積するp-型不純物領域153がn型ウ
ェル152の上部に形成され、さらに、n+型不純物領
域154がp-型不純物領域153の上部に形成されて
いる。ここで、ポリシリコン層(158,159)の形
成後に、BPD143の表面のn+型不純物領域が形成
されているので、ポリシリコンゲート158の下では、
n+型不純物領域154が形成されていない。
【0067】また、このn+型不純物領域154の深い
部分は、当該画素とそれに隣接している画素との素子分
離のために用いられるとともに、その隣接している画素
のJFET144のドレイン領域としても用いられる。
部分は、当該画素とそれに隣接している画素との素子分
離のために用いられるとともに、その隣接している画素
のJFET144のドレイン領域としても用いられる。
【0068】JFET144においては、p型不純物領
域155がn型ウェル152の上部に形成されている。
このp型不純物領域155の中間部(上下方向における
中間部)には、n型不純物領域156が、p型不純物領
域155に挟み込まれる形で形成されている。但し、上
部と下部のp型不純物領域155は、1箇所において、
n型不純物領域156を貫通してつながっている。
域155がn型ウェル152の上部に形成されている。
このp型不純物領域155の中間部(上下方向における
中間部)には、n型不純物領域156が、p型不純物領
域155に挟み込まれる形で形成されている。但し、上
部と下部のp型不純物領域155は、1箇所において、
n型不純物領域156を貫通してつながっている。
【0069】さらに、n型不純物領域156の中央部の
上部には、n+型不純物領域157が、上部のp型不純
物領域155を貫通して形成されている。また、JFE
T144から出力される信号を垂直方向に転送する垂直
信号線160がn+型不純物領域157の上部に接続さ
れている。
上部には、n+型不純物領域157が、上部のp型不純
物領域155を貫通して形成されている。また、JFE
T144から出力される信号を垂直方向に転送する垂直
信号線160がn+型不純物領域157の上部に接続さ
れている。
【0070】なお、p型不純物領域155は、JFET
144のゲート領域として用いられ、n+型不純物領域
157は、JFET144のソース領域として用いられ
る。また、JFET144のドレイン領域であるn+型
不純物領域154は、n型不純物領域156を介して、
ソース領域であるn+型不純物領域157に接続されて
いる。
144のゲート領域として用いられ、n+型不純物領域
157は、JFET144のソース領域として用いられ
る。また、JFET144のドレイン領域であるn+型
不純物領域154は、n型不純物領域156を介して、
ソース領域であるn+型不純物領域157に接続されて
いる。
【0071】このJFET144の上部には、JFET
144への光の入射を規制するJFET遮光用アルミと
しても用いられるリセット信号線161が形成されてい
る。また、ポリシリコン配線159は、図示せぬリセッ
トスイッチ(図8のリセットスイッチ159A)のリセ
ットゲート用配線として使用される。
144への光の入射を規制するJFET遮光用アルミと
しても用いられるリセット信号線161が形成されてい
る。また、ポリシリコン配線159は、図示せぬリセッ
トスイッチ(図8のリセットスイッチ159A)のリセ
ットゲート用配線として使用される。
【0072】BPD143とJFET144の間には、
BPD143のp-型不純物領域153に蓄積されてい
る信号電荷をJFET144に転送するための転送スイ
ッチ(PMOS)が設けられている(図8の転送スイッ
チ158A)。この転送スイッチのポリシリコンゲート
(転送ゲート)158に低レベルの電圧が印加される
と、BPD143の蓄積している信号電荷がJFET1
44に転送される。
BPD143のp-型不純物領域153に蓄積されてい
る信号電荷をJFET144に転送するための転送スイ
ッチ(PMOS)が設けられている(図8の転送スイッ
チ158A)。この転送スイッチのポリシリコンゲート
(転送ゲート)158に低レベルの電圧が印加される
と、BPD143の蓄積している信号電荷がJFET1
44に転送される。
【0073】図8は、図7に示す有効画素2A−Zの電
気的構成を説明する回路図であり、同図を参照して有効
画素2A−Zの画像信号の出力動作を説明する。図8に
おいて、点線で囲まれている範囲は、図7の断面図に示
されている範囲である。
気的構成を説明する回路図であり、同図を参照して有効
画素2A−Zの画像信号の出力動作を説明する。図8に
おいて、点線で囲まれている範囲は、図7の断面図に示
されている範囲である。
【0074】高レベルの(例えば、+5V程度の)正電
位がポリシリコンゲート158に印加されているとき、
BPD143とJFET144とを接続する転送スイッ
チ158A(図7におけるBPD143とJFET14
4の間に形成されているスイッチ)がオフの状態とされ
ており、BPD143とJFET144が電気的に分離
される。このとき、BPD143のp-型不純物領域1
53には、被写体の光(画像)に対応する信号電荷が蓄
積される。
位がポリシリコンゲート158に印加されているとき、
BPD143とJFET144とを接続する転送スイッ
チ158A(図7におけるBPD143とJFET14
4の間に形成されているスイッチ)がオフの状態とされ
ており、BPD143とJFET144が電気的に分離
される。このとき、BPD143のp-型不純物領域1
53には、被写体の光(画像)に対応する信号電荷が蓄
積される。
【0075】一方、ポリシリコン配線159(リセット
ゲート)には、低レベルの(例えば、−8V程度の)負
電位が印加されており、リセットスイッチ159A(但
し、図7においては図示せず)がオンの状態とされてい
る。このとき、リセット信号線161には低レベル(例
えば、−5V程度)の信号が印加されているので、JF
ET144のゲート(p型不純物領域155)はリセッ
ト信号161の電位に設定され、JFET144は、オ
フの状態(遮断状態)となっている。
ゲート)には、低レベルの(例えば、−8V程度の)負
電位が印加されており、リセットスイッチ159A(但
し、図7においては図示せず)がオンの状態とされてい
る。このとき、リセット信号線161には低レベル(例
えば、−5V程度)の信号が印加されているので、JF
ET144のゲート(p型不純物領域155)はリセッ
ト信号161の電位に設定され、JFET144は、オ
フの状態(遮断状態)となっている。
【0076】BPD143の信号電荷の蓄積時間が終了
すると、リセット信号線161の電位を高レベルに設定
する、即ち、JFET144のゲート(p型不純物領域
155)の電位を高レベル(例えば、−2V程度)に設
定する。そして、ポリシリコン配線159(リセットゲ
ート)に高レベル(例えば、+1V程度)の電圧を印加
してリセットスイッチ159Aをオフの状態にし、JF
ET144のゲート(p型不純物領域155)を、直前
の電圧(ここでは、−2V)を保持したままフローティ
ング状態にする。
すると、リセット信号線161の電位を高レベルに設定
する、即ち、JFET144のゲート(p型不純物領域
155)の電位を高レベル(例えば、−2V程度)に設
定する。そして、ポリシリコン配線159(リセットゲ
ート)に高レベル(例えば、+1V程度)の電圧を印加
してリセットスイッチ159Aをオフの状態にし、JF
ET144のゲート(p型不純物領域155)を、直前
の電圧(ここでは、−2V)を保持したままフローティ
ング状態にする。
【0077】次に、ポリシリコンゲート158(転送ゲ
ート)を低レベル(例えば、−2V程度)にして転送ス
イッチ158Aをオンの状態にすると、BPD143の
p-型不純物領域153に蓄積されている信号電荷がJ
FET144のゲート(p型不純物領域155)に転送
される。
ート)を低レベル(例えば、−2V程度)にして転送ス
イッチ158Aをオンの状態にすると、BPD143の
p-型不純物領域153に蓄積されている信号電荷がJ
FET144のゲート(p型不純物領域155)に転送
される。
【0078】BPD143の蓄積している信号電荷が完
全にJFET144に転送された後、ポリシリコンゲー
ト158は高レベルとされ、転送スイッチ158Aがオ
フの状態とされる。そして、JFET144のゲート1
55(p型不純物領域155)に転送された信号電荷
(すなわち、BPD143の出力した信号電荷)に対応
する信号が、n+型不純物領域157、垂直信号線16
0を介して、読み出し回路6に出力される。
全にJFET144に転送された後、ポリシリコンゲー
ト158は高レベルとされ、転送スイッチ158Aがオ
フの状態とされる。そして、JFET144のゲート1
55(p型不純物領域155)に転送された信号電荷
(すなわち、BPD143の出力した信号電荷)に対応
する信号が、n+型不純物領域157、垂直信号線16
0を介して、読み出し回路6に出力される。
【0079】以上に説明した有効画素2A−Zを用いる
場合においても、本発明は適用可能である。図9は、図
1に示す有効画素2Aとして、図7に示す有効画素2A
−Zを用いた場合の、OB部画素2Bの構成例を示す断
面図である。同図に示すOB部画素2B−Z1の構成
は、図7に示す有効画素2A−Zの構成と基本的に同様
であるが、BPD143のp-型不純物領域153が形
成されていない点が異なっている。
場合においても、本発明は適用可能である。図9は、図
1に示す有効画素2Aとして、図7に示す有効画素2A
−Zを用いた場合の、OB部画素2Bの構成例を示す断
面図である。同図に示すOB部画素2B−Z1の構成
は、図7に示す有効画素2A−Zの構成と基本的に同様
であるが、BPD143のp-型不純物領域153が形
成されていない点が異なっている。
【0080】つまり、このOB部画素2B−Z1の(B
PD143)と示す部分(以下、便宜上BPD143と
いう)は、被写体の光を信号電荷に光電変換しないの
で、JFET144には、信号電荷が転送されない。従
って、JFET144から垂直信号線160を介して、
読み出し回路6に出力される信号は、被写体の光に対応
しない、信号電荷0に対応する信号(すなわち、有効画
素2Aの出力する画像信号を処理するための基準信号)
とされる。
PD143)と示す部分(以下、便宜上BPD143と
いう)は、被写体の光を信号電荷に光電変換しないの
で、JFET144には、信号電荷が転送されない。従
って、JFET144から垂直信号線160を介して、
読み出し回路6に出力される信号は、被写体の光に対応
しない、信号電荷0に対応する信号(すなわち、有効画
素2Aの出力する画像信号を処理するための基準信号)
とされる。
【0081】すなわち、本実施例においては、BPD1
43への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリセッ
ト信号線161の上部にさらに形成することなく、基準
信号を得ることができる。また、BPD143からの信
号電荷の転送がないので(BPD143は光電変換をし
ないめ)、各OB部画素2B毎のBPDの素子特性によ
らず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの基準信
号を得ることができる。
43への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリセッ
ト信号線161の上部にさらに形成することなく、基準
信号を得ることができる。また、BPD143からの信
号電荷の転送がないので(BPD143は光電変換をし
ないめ)、各OB部画素2B毎のBPDの素子特性によ
らず、どのOB部画素2Bからも同一のレベルの基準信
号を得ることができる。
【0082】図10は、図1に示す有効画素2Aとし
て、図7に示す有効画素2A−Zを用いた場合の、OB
部画素2Bの他の構成例を示す断面図である。本実施例
のOB部画素2B−Z2の構成は、図7に示す有効画素
2A−Zの構成と基本的に同様であるが、以下に示す点
が異なっている。
て、図7に示す有効画素2A−Zを用いた場合の、OB
部画素2Bの他の構成例を示す断面図である。本実施例
のOB部画素2B−Z2の構成は、図7に示す有効画素
2A−Zの構成と基本的に同様であるが、以下に示す点
が異なっている。
【0083】すなわち、本実施例のOB部画素2B−Z
2においては、BPD143とJFET144の間に形
成されている、転送スイッチ(図8に示す転送スイッチ
158A)のポリシリコンゲート158がBPD143
の上部に重なっていない。また、BPD143における
n+型不純物領域154が、p-型不純物領域153の上
部の全面に形成されている。従って、本実施例において
は、転送スイッチがオンの状態とされたときに、ポリシ
リコンゲート158の下に誘起されるPチャンネルがp
-型不純物領域153に接しないため、BPD143の
p-型不純物領域153に蓄積されている信号電荷が、
転送スイッチを介してJFET144に転送されない。
よって、本実施例のOB部画素2B−Z2が出力する信
号は、入射光に対応しない、信号電荷0に対応する信号
(基準信号)とされる。
2においては、BPD143とJFET144の間に形
成されている、転送スイッチ(図8に示す転送スイッチ
158A)のポリシリコンゲート158がBPD143
の上部に重なっていない。また、BPD143における
n+型不純物領域154が、p-型不純物領域153の上
部の全面に形成されている。従って、本実施例において
は、転送スイッチがオンの状態とされたときに、ポリシ
リコンゲート158の下に誘起されるPチャンネルがp
-型不純物領域153に接しないため、BPD143の
p-型不純物領域153に蓄積されている信号電荷が、
転送スイッチを介してJFET144に転送されない。
よって、本実施例のOB部画素2B−Z2が出力する信
号は、入射光に対応しない、信号電荷0に対応する信号
(基準信号)とされる。
【0084】以上のように、本実施例においても、BP
D143への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリ
セット信号線161の上部に形成することなく、基準信
号を得ることができる。また、BPD143からの信号
電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のBPDの
素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレ
ベルの基準信号を得ることができる。
D143への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリ
セット信号線161の上部に形成することなく、基準信
号を得ることができる。また、BPD143からの信号
電荷の転送がないので、各OB部画素2B毎のBPDの
素子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレ
ベルの基準信号を得ることができる。
【0085】図11は、図1に示す有効画素2Aとし
て、図7に示す有効画素2A−Zを用いた場合の、OB
部画素2Bのさらに他の構成例を示す断面図である。本
実施例のOB部画素2B−Z3の構成は、図7に示す有
効画素2A−Zの構成と基本的に同様であるが、以下に
示す点が異なっている。
て、図7に示す有効画素2A−Zを用いた場合の、OB
部画素2Bのさらに他の構成例を示す断面図である。本
実施例のOB部画素2B−Z3の構成は、図7に示す有
効画素2A−Zの構成と基本的に同様であるが、以下に
示す点が異なっている。
【0086】すなわち、本実施例のOB部画素2B−Z
3においては、ポリシリコン配線158aを、BPD1
43とJFET144間の上部ではなく、BPD143
の中央に配置している(すなわち、ポリシリコン配線1
58aは、ここでは、転送スイッチのゲートではなく、
単に配線として用いられている)。よって、この場合に
おいては、転送スイッチそのものが形成されていない。
また、ポリシリコン配線158aがマスクになるため、
結果的に、その下側では、n+型不純物領域154が形
成されていない。よって、本実施例においては、BPD
143の蓄積している画像信号(信号電荷)が、JFE
T144に転送されないので、本実施例のOB部画素2
B−Z3が出力する信号は、入射光に対応しない、所定
のレベルの信号(基準信号)とされる。
3においては、ポリシリコン配線158aを、BPD1
43とJFET144間の上部ではなく、BPD143
の中央に配置している(すなわち、ポリシリコン配線1
58aは、ここでは、転送スイッチのゲートではなく、
単に配線として用いられている)。よって、この場合に
おいては、転送スイッチそのものが形成されていない。
また、ポリシリコン配線158aがマスクになるため、
結果的に、その下側では、n+型不純物領域154が形
成されていない。よって、本実施例においては、BPD
143の蓄積している画像信号(信号電荷)が、JFE
T144に転送されないので、本実施例のOB部画素2
B−Z3が出力する信号は、入射光に対応しない、所定
のレベルの信号(基準信号)とされる。
【0087】以上のように、本実施例においても、BP
D143への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリ
セット信号線161の上部に形成することなく基準信号
を得ることができる。また、BPD143からの信号電
荷の転送がないので、各OB部画素2BのBPD毎の素
子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレベ
ルの基準信号を得ることができる。
D143への光の入射を規制するOB部金属遮光膜をリ
セット信号線161の上部に形成することなく基準信号
を得ることができる。また、BPD143からの信号電
荷の転送がないので、各OB部画素2BのBPD毎の素
子特性によらず、どのOB部画素2Bからも同一のレベ
ルの基準信号を得ることができる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の固体撮
像装置によれば、被写体の光を受光するが、光感度を有
しない第2の受光部を、基準信号を得る第2の画素に設
けるようにしたので、製造工程を減少させることができ
るとともに、被写体を正確に撮像することができる。
像装置によれば、被写体の光を受光するが、光感度を有
しない第2の受光部を、基準信号を得る第2の画素に設
けるようにしたので、製造工程を減少させることができ
るとともに、被写体を正確に撮像することができる。
【0089】請求項5に記載の固体撮像装置によれば、
第2の受光部の光電変換した信号電荷が第2の出力部に
転送されないようにしたので、製造工程を減少させるこ
とができるとともに、被写体を正確に撮像することがで
きる。
第2の受光部の光電変換した信号電荷が第2の出力部に
転送されないようにしたので、製造工程を減少させるこ
とができるとともに、被写体を正確に撮像することがで
きる。
【図1】本発明を適用した固体撮像装置の一実施例の構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図2】図1に示すOB部画素2Bの一構成例を示す断
面図である。
面図である。
【図3】図1に示すOB部画素2Bの他の構成例を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】図1に示す有効画素2Aの構成例を示す断面図
である。
である。
【図8】図7に示す有効画素2A−Zの電気的構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図9】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図10】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図11】図1に示すOB部画素2Bのさらに他の構成
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図12】従来の固体撮像装置の一構成例を示す平面図
である。
である。
【図13】図12に示す有効画素2Aの構成例を示す断
面図である。
面図である。
【図14】図12に示すOB部画素2Bの構成例を示す
断面図である。
断面図である。
【図15】図12に示す有効画素2Aの構成例を示す断
面図である。
面図である。
【図16】図12に示すOB部画素2Bの構成例を示す
断面図である。
断面図である。
1 画素領域 2 画素 2A,2A−a,2A−b,2A−Z 有効画素 2B,2B−a,2B−b,2B−X1,2B−X2,
2B−X3,2B−Y1,2B−Y2,2B−Z1,2
B−Z2,2B−Z3 OB部画素 3 受光部有効画素領域 4 OB部領域 5 OB部金属遮光膜 6 読み出し回路 101 p型基板 102 n型ウェル 103 p-型不純物領域 104 n+型不純物領域 107 n+型不純物領域 108 第2層ポリシリコンゲート 108a 第2層ポリシリコン配線 109 第1層ポリシリコンゲート 110 垂直信号線 113 BPD 114 MISSIT 123 BPD 124 垂直転送CCD 131 n型基板 132 p型ウェル 133 n-型不純物領域 134 p+型不純物領域 135 p型不純物領域 136 n型不純物領域 137 第1層ポリシリコンゲート 138 第2層ポリシリコンゲート 139 遮光アルミ 143 BPD 144 JFET 151 p型基板 152 n型ウェル 153 p-型不純物領域 154 n+型不純物領域 155 p型不純物領域 156 n型不純物領域 157 n+型不純物領域 158 ポリシリコンゲート(転送ゲート) 158a ポリシリコンゲート配線 158A 転送スイッチ(PMOS) 159 ポリシリコン配線(リセットゲート) 159A リセットスイッチ 160 垂直信号線 161 リセット信号線
2B−X3,2B−Y1,2B−Y2,2B−Z1,2
B−Z2,2B−Z3 OB部画素 3 受光部有効画素領域 4 OB部領域 5 OB部金属遮光膜 6 読み出し回路 101 p型基板 102 n型ウェル 103 p-型不純物領域 104 n+型不純物領域 107 n+型不純物領域 108 第2層ポリシリコンゲート 108a 第2層ポリシリコン配線 109 第1層ポリシリコンゲート 110 垂直信号線 113 BPD 114 MISSIT 123 BPD 124 垂直転送CCD 131 n型基板 132 p型ウェル 133 n-型不純物領域 134 p+型不純物領域 135 p型不純物領域 136 n型不純物領域 137 第1層ポリシリコンゲート 138 第2層ポリシリコンゲート 139 遮光アルミ 143 BPD 144 JFET 151 p型基板 152 n型ウェル 153 p-型不純物領域 154 n+型不純物領域 155 p型不純物領域 156 n型不純物領域 157 n+型不純物領域 158 ポリシリコンゲート(転送ゲート) 158a ポリシリコンゲート配線 158A 転送スイッチ(PMOS) 159 ポリシリコン配線(リセットゲート) 159A リセットスイッチ 160 垂直信号線 161 リセット信号線
Claims (9)
- 【請求項1】 被写体の光を信号電荷に光電変換し、前
記信号電荷に対応する画像信号を出力する複数の第1の
画素と、 前記画像信号の処理に用いられる、前記被写体の光に対
応しない所定のレベルの基準信号を出力する複数の第2
の画素とを備える固体撮像装置において、 前記第1の画素は、 前記被写体の光を受光して前記信号電荷に光電変換する
第1の受光部と、 前記第1の受光部の前記信号電荷に対応する前記画像信
号を出力する第1の出力部とを備え、 前記第2の画素は、 前記被写体の光を受光するが、光感度を有しない第2の
受光部と、 前記基準信号を出力する第2の出力部とを備えることを
特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 前記第2の受光部は所定の不純物領域を
有さず、前記被写体の光を光電変換しないことを特徴と
する請求項1に記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の出力部は、接合型電
界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の固体撮像装置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の出力部は、MIS型
静電誘導トランジスタまたはCCDのいずれかであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装
置。 - 【請求項5】 被写体の光を信号電荷に光電変換し、前
記信号電荷に対応する画像信号を出力する複数の第1の
画素と、 前記画像信号の処理に用いられる、前記被写体の光に対
応しない所定のレベルの基準信号を出力する複数の第2
の画素とを備える固体撮像装置において、 前記第1の画素は、 前記被写体の光を受光して前記信号電荷に光電変換する
第1の受光部と、 前記第1の受光部の信号電荷に対応する前記画像信号を
出力する第1の出力部と、 前記第1の受光部の光電変換した前記信号電荷を前記第
1の出力部に転送する第1の信号転送部とを備え、 前記第2の画素は、 前記被写体の光を受光して前記信号電荷に光電変換する
第2の受光部と、 前記基準信号を出力する第2の出力部とを備え、前記第
2の受光部の光電変換した前記信号電荷が前記第2の出
力部に転送されないことを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項6】 前記第2の画素は、前記第1の画素の有
する前記第1の信号転送部に対応する第2の信号転送部
を備え、前記第2の信号転送部は、前記第2の受光部の
光電変換した前記信号電荷を前記第2の出力部に転送し
ないことを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。 - 【請求項7】 前記第2の受光部の光電変換した前記信
号電荷を前記第2の出力部に転送する第2の信号転送部
が存在しないことを特徴とする請求項5に記載の固体撮
像装置。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の出力部は、接合型電
界効果トランジスタであることを特徴とする請求項5,
6または7に記載の固体撮像装置。 - 【請求項9】 前記第1及び第2の出力部は、MIS型
静電誘導トランジスタまたはCCDのいずれかであるこ
とを特徴とする請求項5,6または7に記載の固体撮像
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178926A JPH09293849A (ja) | 1996-02-29 | 1996-07-09 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234996 | 1996-02-29 | ||
JP8-42349 | 1996-02-29 | ||
JP8178926A JPH09293849A (ja) | 1996-02-29 | 1996-07-09 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293849A true JPH09293849A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=26382006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8178926A Pending JPH09293849A (ja) | 1996-02-29 | 1996-07-09 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09293849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099003A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置、撮像装置 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP8178926A patent/JPH09293849A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099003A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置、撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040401 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050126 |
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A02 | Decision of refusal |
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