JPH09292483A - 液体金属冷却炉用の格納部圧力抑制系 - Google Patents

液体金属冷却炉用の格納部圧力抑制系

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JPH09292483A
JPH09292483A JP9004207A JP420797A JPH09292483A JP H09292483 A JPH09292483 A JP H09292483A JP 9004207 A JP9004207 A JP 9004207A JP 420797 A JP420797 A JP 420797A JP H09292483 A JPH09292483 A JP H09292483A
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JP
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water
containment
pressure
pressure suppression
scrubbing system
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JP9004207A
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Boardman Charles Edward
チャールズ・エドワード・ボードマン
Hui Marvin Man Wai
マービン・マン−ワイ・フイ
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General Electric Co
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General Electric Co
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    • G21C9/00Emergency protection arrangements structurally associated with the reactor, e.g. safety valves provided with pressure equalisation devices
    • G21C9/004Pressure suppression
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料交換およびメンテナンス作業のためのアク
セス性を改良した液体金属冷却炉用の格納部圧力抑制系
を提供する。 【解決手段】圧力抑制兼エアゾールスクラビング系(1
12)が、複数のモジュール型炉容器(106A、10
6B)と関連した低圧の上部格納部(102、104)
間に配置する構成とされ、部分的に水で満たされた連結
された水室(120、122)を有する水タンク(11
2)およびタンクの底部付近に位置する水平な通気穴を
有する鉛直バッフルを含む。水タンク(112)が部分
的に水で満たされているので、平常運転状態では、系
(112)に固有な水トラップにより格納部(102、
104)が互いに隔離される。炉(100A、100
B)のいずれかに事故が起こった場合、影響を受ける格
納部(102、104)はナトリウム噴射および/また
はプール火災により加熱され、こうして加熱された気体
は圧力抑制兼スクラビング系(112)を通って影響を
受けない炉格納部(102、104)に移る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に液体金属冷却
炉に関し、特にこのような炉に用いる受動的な圧力抑制
系(システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】液体金属冷却炉(LMR=liquid metal
cooled reactor )冷却材系は大気圧で作動するが、L
MR格納系は、代表的には、きわめて過酷な設計基準事
故に対処するため、大きな温度および圧力変化に耐える
ように構成されている。格納に関連する設計基準事故の
もっとも過酷なものは、強力な仮想炉心崩壊事故(HC
DA=hypothetical core disassembly accident)が起
こったと仮定し、また炉の封鎖部に破れ目ができたと仮
定している。このような過酷な設計基準事故下では、引
き続き形成されるナトリウムプールおよび/またはナト
リウム噴射火災のため、格納部内雰囲気が加熱され、そ
の圧力と温度が上昇する。米国の改良型液体金属炉(A
LMR)設計を例にとると、このような想定されたナト
リウムプールおよび/または噴射火災を首尾よく抑える
ためには、上部格納ドームが700°Fの温度で25p
sigの内圧に耐えなければならないことが、分析から
わかる。
【0003】上述した圧力および温度条件を満たし、し
かも格納部のコストが実用的なレベルを越えるのを防止
するために、上部格納ドームをできるだけ小さな形状と
し、厚さ1インチの鋼で形成するのが普通である。この
ような格納ドームは圧力および温度条件を満足するが、
このような小さな上部格納部の重大な欠点として、燃料
交換およびほとんどのメンテナンス作業に使える作業空
間が限られる。上部格納部内の空間が限定されるため、
上部格納ドームのメンテナンスハッチを開ける(すなわ
ち、格納部を開ける)ことなく、燃料交換および他の主
要なメンテナンス作業を行うことができない。具体的に
は、燃料交換を行ったり、制御棒駆動装置、一次ポン
プ、中間熱交換器ならびに燃料交換システムの一部分や
炉心内の計測器を含む主要要素のメンテナンスを行った
りするには、格納ドームの真上に配置されたヘッドアク
セスルームから特殊なアダプタや「リーチの長い」工具
を用いる。格納ドームの上に配置されたヘッドアクセス
ルームは、必要な装置を貯蔵しておく区域を提供すると
ともに、常設のギャントリクレーンによる部品持ち上げ
能力を備える。
【0004】燃料交換およびメンテナンス作業のための
アクセス性を改良するのと同時に、格納建屋に用いる鋼
とコンクリートの量を少なくできるように、上部格納部
の圧力および温度条件を軽減することができれば、有益
である。また、核分裂生成物および想定事故時に格納領
域に入ってくると想定されているNa−22およびNa
−24を捕捉する有効なトラップを構成することを含め
て、想定事象に耐える能力がより高い格納部を提供でき
れば、有益である。
【0005】
【発明の概要】このような目的を達成するために、この
発明によれば、圧力抑制兼エアゾールスクラビング系
(システム)を適切に構成して、複数のモジュール型炉
と関連した低圧の上部格納部間に配置する。1実施例で
は、圧力抑制兼スクラビング系は、別々だが連結された
水室を有する水タンクを含む。水平な通気穴を有する鉛
直バッフルをタンクの底部付近に配置する。各水室を通
気/逃しラインにより対応する上部格納部に連結する。
【0006】作動時には、水タンクに部分的に水を満た
し、平常運転状態では、系に固有の水トラップにより上
部格納部がそれぞれ互いに確実に隔離されるようにす
る。モジュール型炉のいずれかに事故が起こった場合、
影響を受ける格納部はナトリウム噴射および/またはプ
ール火災により加熱され、このような加熱された格納部
の気体が格納部通気兼スクラビング系を通って影響を受
けない格納部に出てゆく。このような通気により、高圧
水室の水レベルを鉛直バッフルの水平な通気穴のレベル
より下のレベルまで押し下げる。このレベルに達した
後、高温高圧のナトリウムおよび核分裂生成物含有ガス
が水平な通気穴に押し入れられ、鉛直バッフルの他側の
水中、すなわち低圧水室の水中をバブリング上昇する。
このような構成の結果として得られるスクラビング作用
は、ガスを冷却し、ナトリウムおよび核分裂生成物を除
去し、かくして、影響を受けない(事故の起こっていな
い)炉と関連した上部格納部に導入される放射性核分裂
生成物の量が比較的にごく少量となり、格納部の設計温
度および圧力を低下することができる。
【0007】上述した圧力抑制兼エアゾールスクラビン
グ系は、上部格納部の圧力および温度条件を軽減するこ
とができる。その結果、金属製格納ドームは不要とな
り、燃料交換およびメンテナンス作業のアクセス性も改
良される。このような系は、核分裂生成物および想定事
故時に格納領域に入ってくると想定されているNa−2
2およびNa−24を捕捉する有効なトラップを構成す
る。
【0008】
【具体的な構成】図1は、既知の液体金属冷却原子炉1
0の線図的断面図である。炉10は上部炉建屋12およ
び炉格納部(サイロ)14を含む。上部炉建屋12はそ
の一部がサイロ14内に支持部16により支持されてい
る。炉心18がサイロ14内の炉容器20内に配置され
ている。制御棒駆動装置22、シールド24および2
6、熱交換器28およびポンプ30も炉容器20内に配
置されている。
【0009】ハッチ34、36、38を含む上部格納ド
ーム32が炉容器20の上に配置されている。格納ドー
ム32はだいたい円筒形で、頂部40が半球形である。
圧力および温度条件を満たすために、通常上部格納ドー
ム32をできるだけ小さい形状とし、厚さ1インチの鋼
で形成する。しかし、このような形状とすると、燃料交
換やほとんどのメンテナンス作業に利用できる作業空間
が限られる。
【0010】作業空間が限られるため、燃料交換や、制
御棒駆動装置22、一次ポンプ28、30および熱交換
器24、26などの主要構成要素のメンテナンスは、格
納ドーム32の真上に配置されたヘッドアクセスルーム
42から特殊なアダプタおよび「長いリーチ」の工具を
用いて、行われる。ヘッドアクセスルーム42は、必要
な装置を貯蔵する区域を提供するとともに、常設のガン
トリクレーン(図示せず)による部品持ち上げ能力を備
える。
【0011】具体的に説明すると、図1に示す炉10の
特定の構成要素の線図である図2(A)および(B)に
おいて、修理またはメンテナンス作業を行う場合、該当
構成要素にアクセスするのにキャスク/アダプタゲート
弁アセンブリ50を利用する。具体的には、たとえば、
アセンブリ50をハッチ38の上にもってきて、心合せ
する。ハッチ38を開くと、工具がアセンブリ50から
ハッチ38を経て容器20中に伸びる。このような工具
を用いて必要な修理またはメンテナンスを行う。修理ま
たはメンテナンスが完了したら、工具を容器20から引
き抜きアセンブリ50に戻し、ハッチ38を閉じる。
【0012】非常用ガス処理フィルタ54を含む排気シ
ステム52がヘッドアクセスルーム42内に配置されて
いる。また、図2(B)に示すように、膨張性シール5
6を用いて格納ドーム32をヘッドアクセルルーム42
から隔離する。ヘッドアクセスルーム42は炉格納系の
一部ではないが、このようなヘッドアクセスルーム42
は、上部格納空間をヘッドアクセスルーム42と相互連
結する、燃料交換およびメンテナンス作業中に起こり得
る設計上の想定事故に対して、適切な保護を行うもので
なければならない。設計上のメンテナンスおよび燃料交
換時の事故を軽減するために、ヘッドアクセスルーム4
2は、燃料交換やメンテナンス作業のために、格納ドー
ム32のシールを解いたとき、たとえばハッチ38を開
いたとき、排気システム52により負圧に維持される漏
洩の少ないエンクロジャとして機能する。
【0013】図3に、格納部32と比較して、圧力およ
び温度条件が軽減され、しかも燃料交換およびメンテナ
ンス作業用のアクセス性が改良された上部格納部102
および104を示す。格納部32と比較して、格納部1
02および104は、核分裂生成物ならびに想定事故時
に格納領域に入ってくると想定されているNa−22お
よびNa−24を捕捉する有効なトラップを提供するな
ど、想定されている事象に耐える能力が高いと考えられ
る。
【0014】具体的には、図3に示す2つのモジュール
型原子炉100Aおよび100Bは、炉サイロ108A
および108Bにそれぞれ配置された炉容器106Aお
よび106Bを含む。炉100Aおよび100Bおよび
関連する格納部102および104は部分的にサイロ1
08Aおよび108Bの上に、地震の際に水平方向の隔
離を行う支持部110により支持されている。図3には
図示していないが、炉心が炉容器106Aおよび106
B内にそれぞれ配置されている。制御棒駆動装置、シー
ルド、熱交換器およびポンプも図示していないが、炉容
器106Aおよび106Bそれぞれに配置されている。
【0015】圧力抑制およびエアゾールスクラビング系
112が、炉容器106Aおよび106Bとそれぞれ関
連した低圧のほぼ矩形の上部格納部102および104
間に配置されている。圧力抑制兼スクラビング系112
は、別々の水室120および122を有する水タンク1
18を含む。水室120および122は、流通関係に連
結されている。水平方向通気穴を有する鉛直バッフル
(図示せず)がタンク118の下部または底部付近に配
置されている。水室120および122はそれぞれ通気
/逃しライン124および126により対応する上部格
納部102および104に連結されている。
【0016】水室120および122は部分的に水が充
満しているので、系112に固有の水トラップにより格
納部102および104が平常運転状態で互いに隔離さ
れる。炉容器106Aまたは106Bいずれかで事故が
起こった場合、関連する上部格納部102または104
がナトリウム噴射および/またはプール火災により加熱
され、そしてこのような加熱された格納部の気体は格納
通気兼スクラビング系112を通して、影響のない(事
故の起こっていない)上部格納部102または104に
逃げようとする。このような通気が原因で、高圧の水室
120または122の水レベルが、鉛直バッフルの水平
な通気穴のレベルより低いレベルまで押し下げられる。
このレベルに達した後、高温高圧のナトリウムおよび核
分裂生成物含有ガスは水平な通気穴に押し込まれ、鉛直
バッフルの他側、すなわち低圧水室120または122
の水中をバブリング上昇する。このような構成の結果と
して生じるスクラビング作用は、ガスを冷却し、ナトリ
ウムおよび核分裂生成物を除去し、かくして影響のない
炉格納部102または104と関連する格納空間に導入
される放射性核分裂生成物が比較的ごく少量となる。
【0017】系112を用いることにより、上部格納部
102および104の設計圧力を6分の1以下に低下す
ることができる。既知の液体金属炉に関して、上部格納
部の圧力を既知の炉の場合の25psigに対して4p
sig以下に低下することができる。さらに、格納部1
02および104の温度を周囲温度より華氏で数百度高
い値からはるかに低い温度に下げることができる。格納
部102および104の比較的少量の高温雰囲気には、
巨大な矩形の上部格納部102および104の温度を押
しあげる程の保存エネルギーがないからである。格納部
の圧力および温度のこのような低下により、格納ドーム
をなくすことが可能になり、同時に、燃料交換およびメ
ンテナンス作業のためのアクセス性が向上する。
【0018】そのほかに、また重要なことに、上部格納
部102および104と系112との組み合わせは、格
納部の設計基準事象を越える想定事象に耐える能力が高
い。具体的には、HCDAが炉閉鎖部に破れ目をつくる
と想定され、また100ポンドのナトリウムが格納部1
02および104に噴射され、直接接触と格納部102
および104内の酸素とナトリウムとの激しい化学反応
との両方により、格納部102または104が急速に加
熱されることが想定されている現在の設計基準を越える
ナトリウム噴射火災を、上部格納部102および104
は簡単に抑制する。さらに、系112のスクラブ作用
は、ほとんどの核分裂生成物ならびに想定事故時に格納
領域102および104に入ってくると想定されている
Na−22およびNa−24を捕捉する有効なトラップ
を構成する。系112により除去できる重要な核分裂生
成物としては、燃料物質Puおよび少量のアクチニド類
のほかに、Sr、Ba、Te、Ru、Cs、Rb、Br
およびIがある。したがって、系112は、格納部の設
計基準圧力および温度を低下することを可能にするとと
もに、排出されるガスを「影響を受けない」(unaffect
ed)炉格納部空間に導入する前にかかる排出ガスをスク
ラビングし清浄化する。
【0019】この発明についての上述した説明から、こ
の発明の目的が達成されていることが明らかである。こ
の発明を詳細に図解、説明したが、これは具体的な説明
と例示を意図したもので、限定を意図したものでないこ
とが明らかである。たとえば、圧力抑制兼エアゾールス
クラビング系112を2つのモジュール型炉を有する炉
の文脈で説明したが、系112は3つ以上のモジュール
型炉を有する炉と組み合わせて使用することもできる。
したがって、この発明の要旨は特許請求の範囲によって
のみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の液体金属冷却原子炉の線図的断面図であ
る。
【図2】図2(A)および(B)は図1に示した炉要素
の線図である。
【図3】この発明の1実施例による圧力抑制兼エアゾー
ルスクラビング系を含む液体金属冷却原子炉の線図的断
面図である。 100 原子炉 102、104 格納部 106 炉容器 108 サイロ 110 支持部 112 圧力抑制兼エアゾールスクラビング系 118 タンク 120、122 水室 124、126 通気/逃しライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マービン・マン−ワイ・フイ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、キュ パーティノ、ブリッジ・パート・コート、 11632番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個以上のモジュール型炉容器(106
    A、106B)および炉容器(106A、106B)と
    それぞれ関連した上部格納部(102、104)を含む
    液体金属冷却炉(100A、100B)と組み合わせて
    用いる圧力抑制兼エアゾールスクラビング系(112)
    において、流通関係にある第1および第2水室(12
    0、122)を含む水タンク(118)と、前記水タン
    ク(118)の下方部分に位置する水平な通気穴を有す
    る鉛直バッフルとをを備える、圧力抑制兼エアゾールス
    クラビング系(112)。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2水室(120、12
    2)がそれぞれ第1および第2通気ライン(124、1
    26)に連結され、前記通気ライン(124、126)
    それぞれが前記上部格納部(102、104)の一方と
    連通する開口端を有する、請求項1に記載の圧力抑制兼
    エアゾールスクラビング系(112)。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2水室(120、12
    2)が部分的に水を満たされている、請求項1に記載の
    圧力抑制兼エアゾールスクラビング系(112)。
  4. 【請求項4】 上部格納部(102、104)が平常運
    転条件下では、前記第1および第2水室(120、12
    2)が形成する水トラップにより互いに隔離されてい
    る、請求項3に記載の圧力抑制兼エアゾールスクラビン
    グ系(112)。
  5. 【請求項5】 炉容器(106A、106B)のいずれ
    かに事故が起こると、関連する上部格納部(102、1
    04)が加熱され、こうして加熱された格納部の気体が
    前記系(112)を通して別の上部格納部(102、1
    04)に移る、請求項3に記載の圧力抑制兼エアゾール
    スクラビング系(112)。
  6. 【請求項6】 前記第1水室(120)内の水レベルが
    前記鉛直バッフルの水平な通気穴より下のレベルまで押
    し下げられると、高温高圧のナトリウムおよび核分裂生
    成物含有ガスが前記水平な通気穴を通過させられ、前記
    第2水室(122)の水中をバブリング上昇する、請求
    項5に記載の圧力抑制兼エアゾールスクラビング系(1
    12)。
  7. 【請求項7】 前記ガスが前記第2水室(122)内の
    水中をバブリング上昇する結果、ガスが冷却され、ナト
    リウムおよび核分裂生成物がガスから除去される、請求
    項6に記載の圧力抑制兼エアゾールスクラビング系(1
    12)。
JP9004207A 1996-01-16 1997-01-14 液体金属冷却炉用の格納部圧力抑制系 Withdrawn JPH09292483A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/585,879 US5706320A (en) 1996-01-16 1996-01-16 Containment pressure suppression system for liquid metal cooled reactors
US08/585879 1996-01-16

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JPH09292483A true JPH09292483A (ja) 1997-11-11

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JP (1) JPH09292483A (ja)
KR (1) KR970060254A (ja)
FR (1) FR2743663A1 (ja)

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