JPH0929139A - 再循環弁を具備するノズル・アダプタ - Google Patents
再循環弁を具備するノズル・アダプタInfo
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- JPH0929139A JPH0929139A JP8188974A JP18897496A JPH0929139A JP H0929139 A JPH0929139 A JP H0929139A JP 8188974 A JP8188974 A JP 8188974A JP 18897496 A JP18897496 A JP 18897496A JP H0929139 A JPH0929139 A JP H0929139A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/027—Coating heads with several outlets, e.g. aligned transversally to the moving direction of a web to be coated
- B05C5/0275—Coating heads with several outlets, e.g. aligned transversally to the moving direction of a web to be coated flow controlled, e.g. by a valve
- B05C5/0279—Coating heads with several outlets, e.g. aligned transversally to the moving direction of a web to be coated flow controlled, e.g. by a valve independently, e.g. individually, flow controlled
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/12—Spray pistols; Apparatus for discharge designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages
- B05B7/1209—Spray pistols; Apparatus for discharge designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the controlling means for each liquid or other fluent material being manual and interdependent
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- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 工具を必要とせずかつ閉止板のような交換部
品を必要とせずに、作動吐出状態から再循環状態に容易
に切換えることができるノズルと、一個以上のノズルを
備えた吐出装置とを提供する。 【解決手段】 液体ホットメルト接着剤をスプレするノ
ズル・アダプタは、取付板４２と、この取付板４２に固
着されるアダプタ本体と、取付板４２とアダプタ本体と
の間に回転可能に収容されるノズル・ユニット４４とを
具備する。ノズル・ユニット４４は、液体を吐出するよ
うに作動する第１の位置と、好ましくは液体を再循環す
るようにアダプタの外部に戻す第２の非作動位置との間
で回転することができる。この第１の位置では、吐出さ
れている液体に対して空気を放出して例えば渦巻のビー
ド・パターンを作ることができる。第２の位置では、ノ
ズル・ユニット４４からの空気放出が遮断される。
品を必要とせずに、作動吐出状態から再循環状態に容易
に切換えることができるノズルと、一個以上のノズルを
備えた吐出装置とを提供する。 【解決手段】 液体ホットメルト接着剤をスプレするノ
ズル・アダプタは、取付板４２と、この取付板４２に固
着されるアダプタ本体と、取付板４２とアダプタ本体と
の間に回転可能に収容されるノズル・ユニット４４とを
具備する。ノズル・ユニット４４は、液体を吐出するよ
うに作動する第１の位置と、好ましくは液体を再循環す
るようにアダプタの外部に戻す第２の非作動位置との間
で回転することができる。この第１の位置では、吐出さ
れている液体に対して空気を放出して例えば渦巻のビー
ド・パターンを作ることができる。第２の位置では、ノ
ズル・ユニット４４からの空気放出が遮断される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に液体吐出に
関し、詳述すると、吐出装置への遮断又は再循環を迅速
かつ選択的に行うことができるノズル・アダプタを有す
る多ノズル吐出装置に関する。
関し、詳述すると、吐出装置への遮断又は再循環を迅速
かつ選択的に行うことができるノズル・アダプタを有す
る多ノズル吐出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ホットメルト熱可塑性の接着剤は、種々
のタイプの製品を貼合せる為に工業界で広く使用されて
おり、硬化時間が短時間であることが望ましい分野で特
に有用である。ホットメルト接着剤は特にここ数年間で
は、使い捨ておむつや失禁パッドやこれらと類似の物品
のような吸収性の衛生物品の製造において、広く使用さ
れている。ホットメルト接着剤は、例えば裏材シートを
物品の不織の繊維性材料に接合し、けばの生えた層を不
織カバーシートに貼合せる為に使用できるであろう。
のタイプの製品を貼合せる為に工業界で広く使用されて
おり、硬化時間が短時間であることが望ましい分野で特
に有用である。ホットメルト接着剤は特にここ数年間で
は、使い捨ておむつや失禁パッドやこれらと類似の物品
のような吸収性の衛生物品の製造において、広く使用さ
れている。ホットメルト接着剤は、例えば裏材シートを
物品の不織の繊維性材料に接合し、けばの生えた層を不
織カバーシートに貼合せる為に使用できるであろう。
【０００３】使い捨ておむつやその他の衛生物品の製造
に広く使用されている一つの装置は、複数の離間した放
出オリフィスを有する計量供給ギヤヘッドであり、これ
らの放出オリフィスの各々にはギヤポンプから接着剤が
供給される。放出オリフィスは、例えばおむつの裏材シ
ートに対して位置決めされ、平行列の接着剤をその裏材
シートに塗布し、この塗布された裏材シートはおむつの
不織の吸収パッドに貼合される。同様の装置はけばの生
えた層を不織カバーシートに貼合せるのに使用できる。
このような計量供給ギヤヘッドの主な利点は、吐出され
る接着剤量を正確に制御でき、かつ基材上の接着剤の位
置を正確に制御できることであり、これによって、製品
には多数列の接着剤が塗布され、その接着剤量は均一と
なりかつ接着剤列の幅や間隔も一様となる。しかしなが
ら、比較的幅広の塗布路に接着剤を塗布する為に多数の
スプレ・ノズルを使用する計量供給ギヤヘッドのような
液体吐出装置はまたいくつかの点で改良を必要としてい
る。
に広く使用されている一つの装置は、複数の離間した放
出オリフィスを有する計量供給ギヤヘッドであり、これ
らの放出オリフィスの各々にはギヤポンプから接着剤が
供給される。放出オリフィスは、例えばおむつの裏材シ
ートに対して位置決めされ、平行列の接着剤をその裏材
シートに塗布し、この塗布された裏材シートはおむつの
不織の吸収パッドに貼合される。同様の装置はけばの生
えた層を不織カバーシートに貼合せるのに使用できる。
このような計量供給ギヤヘッドの主な利点は、吐出され
る接着剤量を正確に制御でき、かつ基材上の接着剤の位
置を正確に制御できることであり、これによって、製品
には多数列の接着剤が塗布され、その接着剤量は均一と
なりかつ接着剤列の幅や間隔も一様となる。しかしなが
ら、比較的幅広の塗布路に接着剤を塗布する為に多数の
スプレ・ノズルを使用する計量供給ギヤヘッドのような
液体吐出装置はまたいくつかの点で改良を必要としてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ホットメルト接着剤用
の公知の吐出装置の一つの欠点は、吐出される接着剤列
の幅を変更する、即ち広狭の切換を行うのに多大な時間
を必要とすることである。このような切換は、例えば、
単一の製造ラインを使用して異なった大きさの製品を製
造する場合に必要となるであろう。この一例は、同一の
製造ラインを使用していくつかの大きさの異なるおむつ
を製造又は組立てるおむつ製造の場合である。この製造
ラインに使用される種々の計量供給ギヤヘッドは、或る
特定の大きさのおむつに対応する幅を有する塗布路に沿
って接着剤を吐出できるように、調整しなければならな
い。
の公知の吐出装置の一つの欠点は、吐出される接着剤列
の幅を変更する、即ち広狭の切換を行うのに多大な時間
を必要とすることである。このような切換は、例えば、
単一の製造ラインを使用して異なった大きさの製品を製
造する場合に必要となるであろう。この一例は、同一の
製造ラインを使用していくつかの大きさの異なるおむつ
を製造又は組立てるおむつ製造の場合である。この製造
ラインに使用される種々の計量供給ギヤヘッドは、或る
特定の大きさのおむつに対応する幅を有する塗布路に沿
って接着剤を吐出できるように、調整しなければならな
い。
【０００５】従来は、異なった基材の大きさに対応する
ように製造ラインを調整する為に、各計量供給ギヤヘッ
ドの少なくとも一部をその基材に対する適正幅に配列さ
れた適正数の出口オリフィス又はノズルを有する部品と
完全に交換するか、又は、ギヤヘッドの吐出幅を変更す
る為に一個以上の外側ノズルを取外して閉止板に取替え
る必要があった。米国特許第４，９８３，１０９号は、
種々のタイプの閉止板を使用して接着剤をギヤヘッドの
公知の再循環ループに再循環させて、焼焦げの原因とな
る行止まり通路の発生を防止する技術を開示している。
尚、上述の米国特許第４，９８３，１０９号は本発明の
譲受人に譲渡され、その開示内容は本明細書にすべて組
み込まれるものである。
ように製造ラインを調整する為に、各計量供給ギヤヘッ
ドの少なくとも一部をその基材に対する適正幅に配列さ
れた適正数の出口オリフィス又はノズルを有する部品と
完全に交換するか、又は、ギヤヘッドの吐出幅を変更す
る為に一個以上の外側ノズルを取外して閉止板に取替え
る必要があった。米国特許第４，９８３，１０９号は、
種々のタイプの閉止板を使用して接着剤をギヤヘッドの
公知の再循環ループに再循環させて、焼焦げの原因とな
る行止まり通路の発生を防止する技術を開示している。
尚、上述の米国特許第４，９８３，１０９号は本発明の
譲受人に譲渡され、その開示内容は本明細書にすべて組
み込まれるものである。
【０００６】これらの公知の切換方法の両方とも、生産
ラインの中断時間がかなり長くなるといった問題に加え
て、追加部品の貯えを必要とし、これによって切換のコ
スト上昇および不便を招来するといった問題が存在す
る。更に、上述のような計量供給ギヤヘッドが取付けら
れる製造ラインの領域は、一般にノズルに近付くのが容
易ではないので、ノズルから閉止板に変えまたその逆に
変える為に又は必要なギヤヘッド部品を変える為に、工
具を必要としていた。
ラインの中断時間がかなり長くなるといった問題に加え
て、追加部品の貯えを必要とし、これによって切換のコ
スト上昇および不便を招来するといった問題が存在す
る。更に、上述のような計量供給ギヤヘッドが取付けら
れる製造ラインの領域は、一般にノズルに近付くのが容
易ではないので、ノズルから閉止板に変えまたその逆に
変える為に又は必要なギヤヘッド部品を変える為に、工
具を必要としていた。
【０００７】そこで、工具を必要とせずかつ閉止板のよ
うな交換部品を必要とせずに、作動吐出状態から再循環
状態に容易に切換えることができるノズルと、一個以上
のノズルを備えた吐出装置とを提供することが望まし
い。
うな交換部品を必要とせずに、作動吐出状態から再循環
状態に容易に切換えることができるノズルと、一個以上
のノズルを備えた吐出装置とを提供することが望まし
い。
【０００８】そこで、本発明の一つの目的は、生産ライ
ンを或る大きさの基材用から別の大きさの基材用に変え
る時に複数のスプレ・ノズルを使用する液体吐出装置の
切換時間を短くすることである。本発明の別の目的は、
込み入った生産ラインの狭い環境においてさえ、切換を
容易に行うことができることである。
ンを或る大きさの基材用から別の大きさの基材用に変え
る時に複数のスプレ・ノズルを使用する液体吐出装置の
切換時間を短くすることである。本発明の別の目的は、
込み入った生産ラインの狭い環境においてさえ、切換を
容易に行うことができることである。
【０００９】本発明の更に別の具体的な目的は、簡単に
操作可能なハンドルによって作動状態と非作動状態の再
循環状態との間を容易に移動されるノズル・ユニットを
備えたノズル・アダプタを提供することである。
操作可能なハンドルによって作動状態と非作動状態の再
循環状態との間を容易に移動されるノズル・ユニットを
備えたノズル・アダプタを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この為に、本発明は、ホ
ットメルト接着剤のような液体をスプレするノズル・ア
ダプタを提供するもので、このノズル・アダプタは、取
付部材と、少なくとも第１及び第２の位置の間を相対的
に移動できるように取付部材に取付けられたノズル・ユ
ニットと、を具備する。取付部材は接着剤入力通路と空
気入力通路とを有し、上述の第１の位置においてこれら
の接着剤入力通路と空気入力通路とは、ノズル・ユニッ
トの接着剤及び空気通路に夫々位置的に整合して、これ
によってノズル・ユニットは接着剤を渦巻パターンのよ
うな公知のパターンとして吐出することができる。上述
の第２の位置では、ノズル・ユニットの再循環接続通路
が取付部材の接着剤入力通路を取付部材の接着剤再循環
通路に接続する。この再循環接続通路は好ましくは、取
付部材の対向面に対して回転するノズル・ユニットの面
に形成された細長スロット又は溝であり、上述の取付部
材の対向面には接着剤入力通路と接着剤再循環通路の各
々が開口している。ノズル・アダプタ・ユニットがノズ
ル・マニホールドに取付けられている状態にあっては、
接着剤再循環通路はマニホールドのポートに位置的に整
合し、このポートは公知の再循環ループに通じている。
第２の位置にあっては、ノズル・ユニットの空気通路は
好ましくは塞がれて、ノズル・ユニットへの空気の流入
を遮断する。
ットメルト接着剤のような液体をスプレするノズル・ア
ダプタを提供するもので、このノズル・アダプタは、取
付部材と、少なくとも第１及び第２の位置の間を相対的
に移動できるように取付部材に取付けられたノズル・ユ
ニットと、を具備する。取付部材は接着剤入力通路と空
気入力通路とを有し、上述の第１の位置においてこれら
の接着剤入力通路と空気入力通路とは、ノズル・ユニッ
トの接着剤及び空気通路に夫々位置的に整合して、これ
によってノズル・ユニットは接着剤を渦巻パターンのよ
うな公知のパターンとして吐出することができる。上述
の第２の位置では、ノズル・ユニットの再循環接続通路
が取付部材の接着剤入力通路を取付部材の接着剤再循環
通路に接続する。この再循環接続通路は好ましくは、取
付部材の対向面に対して回転するノズル・ユニットの面
に形成された細長スロット又は溝であり、上述の取付部
材の対向面には接着剤入力通路と接着剤再循環通路の各
々が開口している。ノズル・アダプタ・ユニットがノズ
ル・マニホールドに取付けられている状態にあっては、
接着剤再循環通路はマニホールドのポートに位置的に整
合し、このポートは公知の再循環ループに通じている。
第２の位置にあっては、ノズル・ユニットの空気通路は
好ましくは塞がれて、ノズル・ユニットへの空気の流入
を遮断する。
【００１１】更に詳述すると、ノズル・ユニットは、一
端に公知の構成のノズル先端を有すると共に、他端に円
柱状本体部を有する。この本体部は、第１及び第２の位
置の間でのノズル・ユニットの回転運動を許容するよう
に、アダプタ本体と取付部材との間に設けられている。
このアダプタ本体は好ましくは取付部材に固着され、こ
の取付部材としては、取付板を使用することができる。
またノズル・アダプタ・アッセンブリの全体は、必要な
メンテナンスや洗浄の為に取外し可能に例えば複数の別
個の固定具によって計量供給ギヤヘッドに取付けること
ができる。
端に公知の構成のノズル先端を有すると共に、他端に円
柱状本体部を有する。この本体部は、第１及び第２の位
置の間でのノズル・ユニットの回転運動を許容するよう
に、アダプタ本体と取付部材との間に設けられている。
このアダプタ本体は好ましくは取付部材に固着され、こ
の取付部材としては、取付板を使用することができる。
またノズル・アダプタ・アッセンブリの全体は、必要な
メンテナンスや洗浄の為に取外し可能に例えば複数の別
個の固定具によって計量供給ギヤヘッドに取付けること
ができる。
【００１２】ノズル・ユニットは好ましくは、一本のハ
ンドルを有し、このハンドルはアダプタ本体に形成され
たスロットとノズル・ユニットとの両方から外方へ延在
する。このハンドルによって、ノズル・ユニットは、た
とえ吐出装置の近傍空間が制限されている場合にも、第
１及び第２の位置の間を容易に回転することができるで
あろう。上述のように、ノズル先端の好適形状は、渦巻
パターンの液体接着剤を放出する公知のものである。も
ちろん、塗布の必要条件に応じて、別のタイプのノズル
を使用することができる。最後に、取付部材又は取付板
は、ノズル・ユニットに対向する一面に溝を有し、この
溝は種々の接着剤通路を空気通路から分離する。この溝
の目的は、溝がノズル・アダプタ内に滞留した接着剤を
受け入れてそれを抜き取ることによって、このような接
着剤が空気通路に流入することを阻止することである。
本発明の上述した及びその他の目的や利点は、添付の図
面を参照した一好適実施例の以下の詳細説明に基づき、
当業者には容易に理解されるであろう。
ンドルを有し、このハンドルはアダプタ本体に形成され
たスロットとノズル・ユニットとの両方から外方へ延在
する。このハンドルによって、ノズル・ユニットは、た
とえ吐出装置の近傍空間が制限されている場合にも、第
１及び第２の位置の間を容易に回転することができるで
あろう。上述のように、ノズル先端の好適形状は、渦巻
パターンの液体接着剤を放出する公知のものである。も
ちろん、塗布の必要条件に応じて、別のタイプのノズル
を使用することができる。最後に、取付部材又は取付板
は、ノズル・ユニットに対向する一面に溝を有し、この
溝は種々の接着剤通路を空気通路から分離する。この溝
の目的は、溝がノズル・アダプタ内に滞留した接着剤を
受け入れてそれを抜き取ることによって、このような接
着剤が空気通路に流入することを阻止することである。
本発明の上述した及びその他の目的や利点は、添付の図
面を参照した一好適実施例の以下の詳細説明に基づき、
当業者には容易に理解されるであろう。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１において、ホットメルト接着
剤吐出システム１０は、計量供給ギヤヘッド１２のよう
な流量計量供給装置と、計量供給ギヤヘッド１２に取付
けられたスプレ・ヘッド・アタッチメント１４とを具備
する。吐出システム１０は、使い捨ておむつ等の衛生物
品の製造の際に使用される裏材シートのような移動基材
（不図示）の表面に、複数列のホットメルト接着剤を好
ましくは細長のストランド又はファイバーの形で放出す
ることができる。
剤吐出システム１０は、計量供給ギヤヘッド１２のよう
な流量計量供給装置と、計量供給ギヤヘッド１２に取付
けられたスプレ・ヘッド・アタッチメント１４とを具備
する。吐出システム１０は、使い捨ておむつ等の衛生物
品の製造の際に使用される裏材シートのような移動基材
（不図示）の表面に、複数列のホットメルト接着剤を好
ましくは細長のストランド又はファイバーの形で放出す
ることができる。
【００１４】計量供給ギヤヘッド１２は、上述の米国特
許第４，９８３，１０９号に開示されたタイプのような
市販のものを使用できる。計量供給ギヤヘッド１２の詳
細構造は本発明の一部を構成するものではないので、本
明細書にあっては計量供給ギヤヘッド１２の一般的な構
造のみが図示され開示される。もちろん本発明には他の
構造の多ノズル吐出装置を使用してもよい。計量供給ギ
ヤヘッド１２はハウジング１８を具備し、このハウジン
グ１８の上面には、電気ケーブル２２に接続された電気
モータ２０と、このモータ２０の出力に駆動接続された
ギヤ減速機２４とが夫々取付けられている。このギヤ減
速機２４の出力は伝動装置２６に接続され、この伝動装
置２６はハウジング１８の上部においてその両側部の間
に延在している。伝動装置２６はハウジング１８の内部
に配置された４個のギヤ・ポンプ２８ａ，２８ｂ，２８
ｃ，２８ｄに駆動接続されている。
許第４，９８３，１０９号に開示されたタイプのような
市販のものを使用できる。計量供給ギヤヘッド１２の詳
細構造は本発明の一部を構成するものではないので、本
明細書にあっては計量供給ギヤヘッド１２の一般的な構
造のみが図示され開示される。もちろん本発明には他の
構造の多ノズル吐出装置を使用してもよい。計量供給ギ
ヤヘッド１２はハウジング１８を具備し、このハウジン
グ１８の上面には、電気ケーブル２２に接続された電気
モータ２０と、このモータ２０の出力に駆動接続された
ギヤ減速機２４とが夫々取付けられている。このギヤ減
速機２４の出力は伝動装置２６に接続され、この伝動装
置２６はハウジング１８の上部においてその両側部の間
に延在している。伝動装置２６はハウジング１８の内部
に配置された４個のギヤ・ポンプ２８ａ，２８ｂ，２８
ｃ，２８ｄに駆動接続されている。
【００１５】ギヤ・ポンプ２８ａ〜２８ｄは、ハウジン
グ１８の基部に保持されたマニホールド３０に取付けら
れている。スプレ・ヘッド・アタッチメント１４はマニ
ホールド３２を具備し、このマニホールド３２はマニホ
ールド３０に取付けられ複数のスプレ・ノズル３４を含
んでいる。尚、これらのスプレ・ノズル３４の少なくと
もいくつかは、本発明の好適実施例にあってはノズル・
アダプタ・アッセンブリ３６として構成される。スプレ
・ノズル・マニホールド３２には接着剤源３８からの液
体ホットメルト接着剤が流入し、この接着剤は上述の米
国特許第４，９８３，１０９号に開示された渦巻きパタ
ーンのような公知のパターンとなってノズル３４，３６
から吐出される。
グ１８の基部に保持されたマニホールド３０に取付けら
れている。スプレ・ヘッド・アタッチメント１４はマニ
ホールド３２を具備し、このマニホールド３２はマニホ
ールド３０に取付けられ複数のスプレ・ノズル３４を含
んでいる。尚、これらのスプレ・ノズル３４の少なくと
もいくつかは、本発明の好適実施例にあってはノズル・
アダプタ・アッセンブリ３６として構成される。スプレ
・ノズル・マニホールド３２には接着剤源３８からの液
体ホットメルト接着剤が流入し、この接着剤は上述の米
国特許第４，９８３，１０９号に開示された渦巻きパタ
ーンのような公知のパターンとなってノズル３４，３６
から吐出される。
【００１６】図２において、各ノズル・アダプタ・アッ
センブリは一般にアダプタ本体４０を具備し、このアダ
プタ本体４０は、取付板４２に固着されると共に、ノズ
ル・ユニット４４を取付板４２に対して、後に詳述する
少なくとも二つの位置の間で回転可能に保持する。アダ
プタ本体４０は突出部４６を有し、この突出部４６には
ノズル先端部４７が収容される。このノズル・ユニット
４４の先端部４７は、中央接着剤放出出口４８と複数個
の空気放出出口５０とを有し、これらの空気放出出口５
０は接着剤出口４８を取り囲むように配置されて接着剤
パターンを所望の渦巻き形状にする。
センブリは一般にアダプタ本体４０を具備し、このアダ
プタ本体４０は、取付板４２に固着されると共に、ノズ
ル・ユニット４４を取付板４２に対して、後に詳述する
少なくとも二つの位置の間で回転可能に保持する。アダ
プタ本体４０は突出部４６を有し、この突出部４６には
ノズル先端部４７が収容される。このノズル・ユニット
４４の先端部４７は、中央接着剤放出出口４８と複数個
の空気放出出口５０とを有し、これらの空気放出出口５
０は接着剤出口４８を取り囲むように配置されて接着剤
パターンを所望の渦巻き形状にする。
【００１７】図２乃至図４において、ノズル・アダプタ
・アッセンブリ３６はハンドル５２を更に具備し、この
ハンドル５２はノズル・ユニット４４に固着され、この
ノズル・ユニット４４を後述の作動位置と非作動の再循
環位置との間で回転させる。ハンドル５２はスロット５
３から外方に延在し、このスロット５３の長さはハンド
ル５２及びノズル・ユニット４４の作動量を制限してい
る。ソケット・ヘッド・キャップネジ５４，５６はアダ
プタ本体４０及び取付板４２を貫通して、ノズル・アダ
プタ・アッセンブリ３６をスプレ・ノズル・マニホール
ド３２（図１）に取付けている。図４に明示したよう
に、ノズル・ユニット４４は円柱部５８を具備し、この
円柱部５８は取付板４２に当接するようにアダプタ本体
４０内に回転可能に収容されている。具体的には、この
円柱部５８の一面６０が取付板４２の面６１に当接しな
がら回転する。スプリング・ワッシャー６２は円柱部５
８の対向面６４に当接して両面６０，６１を互いに常時
接触状態に保つ。
・アッセンブリ３６はハンドル５２を更に具備し、この
ハンドル５２はノズル・ユニット４４に固着され、この
ノズル・ユニット４４を後述の作動位置と非作動の再循
環位置との間で回転させる。ハンドル５２はスロット５
３から外方に延在し、このスロット５３の長さはハンド
ル５２及びノズル・ユニット４４の作動量を制限してい
る。ソケット・ヘッド・キャップネジ５４，５６はアダ
プタ本体４０及び取付板４２を貫通して、ノズル・アダ
プタ・アッセンブリ３６をスプレ・ノズル・マニホール
ド３２（図１）に取付けている。図４に明示したよう
に、ノズル・ユニット４４は円柱部５８を具備し、この
円柱部５８は取付板４２に当接するようにアダプタ本体
４０内に回転可能に収容されている。具体的には、この
円柱部５８の一面６０が取付板４２の面６１に当接しな
がら回転する。スプリング・ワッシャー６２は円柱部５
８の対向面６４に当接して両面６０，６１を互いに常時
接触状態に保つ。
【００１８】図４及び図５に明示したように、本発明に
よると、取付板４２及びノズル・ユニット４４には接着
剤及び空気用の種々の通路とスロットとが設けられてい
る。具体的には、空気通路６６がノズル・ユニット４４
の円柱部５８を貫通している。この空気通路６６は一端
が、突出アダプタ本体部４６とノズル先端部４７との間
に形成された空間６７（図４）に連通すると共に、他端
が円柱部５８の面６０に形成されたスロット６８に連通
している。ハンドル５２が第１の位置にある場合には、
後述の説明から更に明らかになるようにスロット６８は
取付板４２に形成された空気入力通路７０に連通する。
この空気入力通路７０は、図１に示したように取付時に
はマニホールド３２の加圧空気ポート（不図示）に位置
的に整合する。取付板４２は第１の円形凹部７２を有
し、この円形凹部７２にはＯリング７３が収容され、こ
のＯリング７３は図５に示されたように取付板４２を貫
通する中央接着剤入力ポート、即ち通路７４を取囲んで
いる。取付板４２にはまた第２の円形凹部７６が設けら
れ、この第２の円形凹部７６もＯリング７７を有し、こ
のＯリング７７は再循環通路７８を取囲み、この再循環
通路７８は、第１位置、即ち作動位置の時に、図５に明
示したようにノズル・ユニット４４の面６０内の細長凹
部、即ちスロット８０の一端８０ａに位置的に整合す
る。図５に更に示したように、ノズル・ユニット４４
は、互いに連通する接着剤通路８２，８４を具備し、こ
の通路８４は接着剤放出出口４８（図４）に通じてい
る。通路８２は図４乃至図６に示された作動位置の時に
通路７４に位置的に整合して、後述するように接着剤を
吐出する。
よると、取付板４２及びノズル・ユニット４４には接着
剤及び空気用の種々の通路とスロットとが設けられてい
る。具体的には、空気通路６６がノズル・ユニット４４
の円柱部５８を貫通している。この空気通路６６は一端
が、突出アダプタ本体部４６とノズル先端部４７との間
に形成された空間６７（図４）に連通すると共に、他端
が円柱部５８の面６０に形成されたスロット６８に連通
している。ハンドル５２が第１の位置にある場合には、
後述の説明から更に明らかになるようにスロット６８は
取付板４２に形成された空気入力通路７０に連通する。
この空気入力通路７０は、図１に示したように取付時に
はマニホールド３２の加圧空気ポート（不図示）に位置
的に整合する。取付板４２は第１の円形凹部７２を有
し、この円形凹部７２にはＯリング７３が収容され、こ
のＯリング７３は図５に示されたように取付板４２を貫
通する中央接着剤入力ポート、即ち通路７４を取囲んで
いる。取付板４２にはまた第２の円形凹部７６が設けら
れ、この第２の円形凹部７６もＯリング７７を有し、こ
のＯリング７７は再循環通路７８を取囲み、この再循環
通路７８は、第１位置、即ち作動位置の時に、図５に明
示したようにノズル・ユニット４４の面６０内の細長凹
部、即ちスロット８０の一端８０ａに位置的に整合す
る。図５に更に示したように、ノズル・ユニット４４
は、互いに連通する接着剤通路８２，８４を具備し、こ
の通路８４は接着剤放出出口４８（図４）に通じてい
る。通路８２は図４乃至図６に示された作動位置の時に
通路７４に位置的に整合して、後述するように接着剤を
吐出する。
【００１９】図５において、取付板４２は穴８６とスロ
ット８８とを更に具備し、これらの穴８６及びスロット
８８にはソケット・ヘッド・キャップネジ５４，５６が
夫々挿入され、これらのネジ５４，５６はノズル・アダ
プタ・アッセンブリ３６をマニホールド３２（図１）に
固定する為に使用される。一対の穴９０，９２が設けら
れ、これらの穴９０，９２にはさら形の平坦頭部ネジ固
定具９６，９８（図３）が収容され、これらの固定具９
６，９８は、取付板４２をアダプタ本体４０に、ノズル
・ユニット４４が両者間で回転可能に保持されるよう
に、固定する。こうして、ソケット・ヘッド・キャップ
ネジ５４，５６が取外されても、ノズル・アダプタ・ア
ッセンブリ３６はユニットとして一体のままであり、従
ってマニホールド３２（図１）から容易に取外すことが
できる。尚、図５は、第１の位置から分解された状態の
ノズル・ユニット４４と取付板４２とを示したもので、
この第１の位置においては、取付板４２の接着剤入力通
路７４がノズル・ユニット４４の接着剤通路８２に位置
的に整合している。また第１の位置では、取付板４２の
空気入力通路７０はノズル・ユニット４４のスロット６
８に位置的に整合している。こうして、この作動位置に
あっては、接着剤は入力通路７４から通路８２と８４と
を通って、最終的に放出出口４８（図４）を流通する。
また、加圧空気は通路７０とスロット６８と通路６６を
通って供給される。図４に示したように、この空気はそ
れから空間６７に流入してＯリング６９を通ってノズル
先端４７の空気放出出口５０を通過し、これによって、
出口４８から液体接着剤を渦巻きパターン状に放出す
る。尚、Ｏリング６９はアダプタ本体４０の突出部４６
とノズル先端４７との間にシールを形成する。
ット８８とを更に具備し、これらの穴８６及びスロット
８８にはソケット・ヘッド・キャップネジ５４，５６が
夫々挿入され、これらのネジ５４，５６はノズル・アダ
プタ・アッセンブリ３６をマニホールド３２（図１）に
固定する為に使用される。一対の穴９０，９２が設けら
れ、これらの穴９０，９２にはさら形の平坦頭部ネジ固
定具９６，９８（図３）が収容され、これらの固定具９
６，９８は、取付板４２をアダプタ本体４０に、ノズル
・ユニット４４が両者間で回転可能に保持されるよう
に、固定する。こうして、ソケット・ヘッド・キャップ
ネジ５４，５６が取外されても、ノズル・アダプタ・ア
ッセンブリ３６はユニットとして一体のままであり、従
ってマニホールド３２（図１）から容易に取外すことが
できる。尚、図５は、第１の位置から分解された状態の
ノズル・ユニット４４と取付板４２とを示したもので、
この第１の位置においては、取付板４２の接着剤入力通
路７４がノズル・ユニット４４の接着剤通路８２に位置
的に整合している。また第１の位置では、取付板４２の
空気入力通路７０はノズル・ユニット４４のスロット６
８に位置的に整合している。こうして、この作動位置に
あっては、接着剤は入力通路７４から通路８２と８４と
を通って、最終的に放出出口４８（図４）を流通する。
また、加圧空気は通路７０とスロット６８と通路６６を
通って供給される。図４に示したように、この空気はそ
れから空間６７に流入してＯリング６９を通ってノズル
先端４７の空気放出出口５０を通過し、これによって、
出口４８から液体接着剤を渦巻きパターン状に放出す
る。尚、Ｏリング６９はアダプタ本体４０の突出部４６
とノズル先端４７との間にシールを形成する。
【００２０】ノズル・ユニット４４が第１の作動位置か
ら第２の非作動位置、即ち再循環位置に移動した時の、
取付板４２内及びノズル・ユニット４４内の種々のスロ
ットや通路の位置整合関係及び形状関係は、ノズル・ユ
ニットの作動位置を示した図５及び図６と非作動位置、
即ち再循環位置を示した図７とを対比することによっ
て、良く理解できるであろう。ハンドル５２及びノズル
・ユニット４４が図６に示した第１の位置にある状態で
は、接着剤通路８２の開口８２ａが図５から明らかなよ
うに接着剤入力通路７４の開口７４ａに位置的に整合し
ている。また、上述のように空気入力通路７０はスロッ
ト６８に連通して加圧空気をノズル先端４７に供給す
る。ハンドル５２及びノズル・ユニット４４が図７に示
した第２の位置まで回転されると、ノズル・ユニット４
４のスロット８０が回転して接着剤入力通路７４の開口
７４ａと接着剤再循環通路７８の開口７８ａとの間に位
置的に整合する。即ち、スロット端８０ａが入力接着剤
通路の開口７４ａに位置的に整合し、スロット端８０ｂ
が再循環通路の開口７８ａに位置的に整合する。これと
同時に、ノズル・ユニット４４の接着剤通路８２の開口
８２ａが取付板４２の面６１に対して摺動し、これによ
って接着剤の流入が阻止される。従って、接着剤入力通
路７４に流入した接着剤は、その通路７４から開口７４
ａを通ってスロット８０に流入し、接着剤再循環通路７
８に戻り、計量供給ギヤヘッド１２（図１）の公知の再
循環ループに流入する。また、図７に示したように、ス
ロット６８は空気入力通路７０との連通が外れる図示の
位置に回転するので、加圧空気は通路６６への流入が阻
止される。
ら第２の非作動位置、即ち再循環位置に移動した時の、
取付板４２内及びノズル・ユニット４４内の種々のスロ
ットや通路の位置整合関係及び形状関係は、ノズル・ユ
ニットの作動位置を示した図５及び図６と非作動位置、
即ち再循環位置を示した図７とを対比することによっ
て、良く理解できるであろう。ハンドル５２及びノズル
・ユニット４４が図６に示した第１の位置にある状態で
は、接着剤通路８２の開口８２ａが図５から明らかなよ
うに接着剤入力通路７４の開口７４ａに位置的に整合し
ている。また、上述のように空気入力通路７０はスロッ
ト６８に連通して加圧空気をノズル先端４７に供給す
る。ハンドル５２及びノズル・ユニット４４が図７に示
した第２の位置まで回転されると、ノズル・ユニット４
４のスロット８０が回転して接着剤入力通路７４の開口
７４ａと接着剤再循環通路７８の開口７８ａとの間に位
置的に整合する。即ち、スロット端８０ａが入力接着剤
通路の開口７４ａに位置的に整合し、スロット端８０ｂ
が再循環通路の開口７８ａに位置的に整合する。これと
同時に、ノズル・ユニット４４の接着剤通路８２の開口
８２ａが取付板４２の面６１に対して摺動し、これによ
って接着剤の流入が阻止される。従って、接着剤入力通
路７４に流入した接着剤は、その通路７４から開口７４
ａを通ってスロット８０に流入し、接着剤再循環通路７
８に戻り、計量供給ギヤヘッド１２（図１）の公知の再
循環ループに流入する。また、図７に示したように、ス
ロット６８は空気入力通路７０との連通が外れる図示の
位置に回転するので、加圧空気は通路６６への流入が阻
止される。
【００２１】ノズル・ユニット４４の各位置において、
接着剤が取付板４２とノズル・ユニット４４との間に滞
留してしまった場合に、抜取り通路、又は溝９４はその
接着剤が空気通路６６，６８，７０に流入することを防
止する。これは、ノズル・ユニット４４の各位置におい
て溝９４が空気通路６６，６８，７０を接着剤通路７
４，７８，８０，８２から分離することによって行われ
る。
接着剤が取付板４２とノズル・ユニット４４との間に滞
留してしまった場合に、抜取り通路、又は溝９４はその
接着剤が空気通路６６，６８，７０に流入することを防
止する。これは、ノズル・ユニット４４の各位置におい
て溝９４が空気通路６６，６８，７０を接着剤通路７
４，７８，８０，８２から分離することによって行われ
る。
【００２２】上述の説明に基づき図１から明らかなよう
に、計量供給ギヤヘッド１２によって吐出される接着剤
の塗布路の幅を変えたい時には、これに必要な操作は、
単に、一個以上の最外側のノズル・アダプタ・アッセン
ブリ３６のハンドル５２を動かして、これに関連するノ
ズルを遮断して、接着剤を再循環させることである。こ
うして、例えば、生産ラインを大きい、即ち幅広のおむ
つ用から小さい、即ち幅狭のおむつ用に切換える時に
は、マニホールド３２の両端に位置する外側ノズル・ア
ダプタ・アッセンブリはそれらのハンドル５２を上述し
た第１の位置から第２の位置に移動することによって遮
断されるであろう。この切換は、工具を全く必要としな
いし、作業空間が少ない環境でさえも非常に迅速に行う
ことができる。接着剤の幅狭の塗布路から幅広の塗布路
に再び変えたい時には、必要な数の外側ハンドル５２を
第１位置、即ち作動位置に戻せばよい。以上説明したよ
うに、ノズル・アダプタ・アッセンブリ３６を幾つか使
用することによって、それらのノズル・アダプタ・アッ
センブリ３６のどれを作動位置とし、どれを再循環位置
とするかに応じて、接着剤塗布路の幅や形状を広範囲に
わたって調整することができる。
に、計量供給ギヤヘッド１２によって吐出される接着剤
の塗布路の幅を変えたい時には、これに必要な操作は、
単に、一個以上の最外側のノズル・アダプタ・アッセン
ブリ３６のハンドル５２を動かして、これに関連するノ
ズルを遮断して、接着剤を再循環させることである。こ
うして、例えば、生産ラインを大きい、即ち幅広のおむ
つ用から小さい、即ち幅狭のおむつ用に切換える時に
は、マニホールド３２の両端に位置する外側ノズル・ア
ダプタ・アッセンブリはそれらのハンドル５２を上述し
た第１の位置から第２の位置に移動することによって遮
断されるであろう。この切換は、工具を全く必要としな
いし、作業空間が少ない環境でさえも非常に迅速に行う
ことができる。接着剤の幅狭の塗布路から幅広の塗布路
に再び変えたい時には、必要な数の外側ハンドル５２を
第１位置、即ち作動位置に戻せばよい。以上説明したよ
うに、ノズル・アダプタ・アッセンブリ３６を幾つか使
用することによって、それらのノズル・アダプタ・アッ
センブリ３６のどれを作動位置とし、どれを再循環位置
とするかに応じて、接着剤塗布路の幅や形状を広範囲に
わたって調整することができる。
【００２３】本発明の一好適実施例を詳細に説明した
が、本実施例には本発明の範囲や精神を逸脱することな
く、種々の変更や置換を加えることができることは明ら
かであろう。従って、本出願人の意図は、本発明を上述
の詳細な説明によって制限するのではなく、添付の請求
の範囲でのみ限定するものである。
が、本実施例には本発明の範囲や精神を逸脱することな
く、種々の変更や置換を加えることができることは明ら
かであろう。従って、本出願人の意図は、本発明を上述
の詳細な説明によって制限するのではなく、添付の請求
の範囲でのみ限定するものである。
【図１】本発明の好適実施例に従って構成されたノズル
・アダプタ・アッセンブリを有する複数のスプレ・ノズ
ルを具備する計量供給ギヤヘッドを示した底面図。
・アダプタ・アッセンブリを有する複数のスプレ・ノズ
ルを具備する計量供給ギヤヘッドを示した底面図。
【図２】本発明の単一のノズル・アダプタ・アッセンブ
リを示した斜視図。
リを示した斜視図。
【図３】図２に示したノズル・アダプタ・アッセンブリ
を示した底面図。
を示した底面図。
【図４】図３の線４−４に沿ったノズル・アダプタ・ア
ッセンブリの断面図。
ッセンブリの断面図。
【図５】本発明のノズル・アダプタ・アッセンブリの一
部を構成するノズル・ユニットと取付板とを示した分解
斜視図。
部を構成するノズル・ユニットと取付板とを示した分解
斜視図。
【図６】第１の作動位置にあるノズル・ユニットを示し
た、図２の線６−６に沿った断面図。
た、図２の線６−６に沿った断面図。
【図７】図６と同様の断面図であるが、液体接着剤を計
量供給ギヤヘッド通路に再循環しかつノズル・ユニット
への加圧空気の供給を遮断する第２の非作動位置にある
ノズル・ユニットを示す図。
量供給ギヤヘッド通路に再循環しかつノズル・ユニット
への加圧空気の供給を遮断する第２の非作動位置にある
ノズル・ユニットを示す図。
３６ ノズル・アダプタ ４０ アダプタ本体 ４２ 取付板 ４４ ノズル・ユニット ６６ 空気通路 ７０ 空気入力通路 ７４ 接着剤入力通路 ７８ 接着剤再循環通路 ８０ スロット ８４ 接着剤通路
Claims (10)
- 【請求項１】 液体ホットメルト接着剤をスプレするノ
ズル・アダプタであって、 接着剤入力通路と再循環出口通路と空気入力通路とを有
する取付部材と、 少なくとも第１位置と第２位置との間を上記取付部材に
対して相対的に移動できるように上記取付部材に取付け
られ、接着剤放出出口に通ずる接着剤通路と再循環接続
通路と空気放出出口に通ずる空気通路とを有するノズル
・ユニットと、 を具備し、 上記第１位置において、上記ノズル・ユニットの上記接
着剤通路は上記取付部材の上記接着剤入力通路に位置的
に整合し、かつ上記ノズル・ユニットの上記空気通路は
上記取付部材の上記空気入力通路に位置的に整合して、
夫々の接着剤及び空気放出出口から接着剤及び空気を吐
出し、他方、上記第２位置において、上記ノズル・ユニ
ットの上記再循環接続通路は上記取付部材の上記接着剤
入力通路を上記取付部材の上記接着剤再循環出口通路に
接続し、かつ上記ノズル・ユニットの上記空気通路は塞
がれて上記空気放出出口への空気の流入を遮断する、 ことを特徴とするノズル・アダプタ。 - 【請求項２】 上記ノズル・ユニットは、上記取付部材
に対して回転運動可能に取付けられると共に、上記ノズ
ル・ユニットを上記第１位置から上記第２位置へ移動さ
せるハンドルを有することを特徴とする請求項１に記載
のノズル・アダプタ。 - 【請求項３】 上記取付部材から延在して上記ノズル・
アダプタを多ノズル吐出装置に固定する少なくとも一つ
の固定具と、上記ノズル・アダプタが上記多ノズル吐出
装置から取外された時に上記ノズル・ユニットと上記取
付部材とを互いに取付ける少なくとも一つの第２の固定
具とを更に具備することを特徴とする請求項１に記載の
ノズル・アダプタ。 - 【請求項４】 上記ノズル・ユニットは、渦巻きパター
ン状に液体接着剤を放出すると共に、上記取付部材の上
記空気入力通路と上記接着剤入力通路とを分離する抜取
り通路を有することを特徴とする請求項１に記載のノズ
ル・アダプタ。 - 【請求項５】 上記ノズル・アダプタは上記第１及び第
２位置の間を回転可能に上記ノズル・ユニットの円柱部
を収容するアダプタ本体を更に具備し、上記再循環接続
通路は上記取付部材の対向面に対して回転する上記ノズ
ル・ユニットの面に形成された細長の溝であることを特
徴とする請求項１に記載のノズル・アダプタ。 - 【請求項６】 液体ホットメルト接着剤をスプレするノ
ズル・アダプタであって、 接着剤入力通路と再循環出口通路と空気入力通路とを有
する取付板と、 上記取付板に固着されたアダプタ本体と、 少なくとも第１及び第２の位置の間で上記取付板に対し
て相対移動できるように上記取付板と上記アダプタ本体
との間に取付けられ、接着剤放出出口に通ずる接着剤通
路と再循環接続通路と空気放出出口に通ずる空気通路と
を有するノズル・ユニットと、 を具備し、 上記第１位置において、上記ノズル・ユニットの上記接
着剤通路は上記取付板の上記接着剤入力通路に位置的に
整合し、かつ上記ノズル・ユニットの上記空気通路は上
記取付板の上記空気入力通路に位置的に整合して、接着
剤及び空気を上記接着剤及び空気放出出口から夫々吐出
し、他方、上記第２位置において、上記ノズル・ユニッ
トの上記再循環接続通路は上記取付板の上記接着剤入力
通路を上記取付板の上記接着剤再循環出口通路に接続
し、かつ上記ノズル・ユニットの上記空気通路が塞がれ
て上記空気放出出口への空気の流れを遮断する、 ことを特徴とするノズル・アダプタ。 - 【請求項７】 上記ノズル・ユニットは、上記取付板と
上記アダプタ本体との間において回転運動できるように
取付けられると共に、上記アダプタ本体のスロットから
外方へ延在したハンドルを有することを特徴とする請求
項６に記載のノズル・アダプタ。 - 【請求項８】 上記取付板と上記アダプタ本体とは、上
記ノズル・ユニットが上記取付板と上記アダプタ本体と
の間で回転運動可能に保持されるように互いに固着さ
れ、上記ノズル・アダプタは上記取付板から延在して上
記ノズル・アダプタを多ノズル吐出装置に固着する少な
くとも一つの固着具を更に具備することを特徴とする請
求項７に記載のノズル・アダプタ。 - 【請求項９】 上記ノズル・アダプタは、上記ノズル・
アダプタが上記多ノズル吐出装置から取外された時に、
上記ノズル・ユニットと上記取付部材とを互いに取付け
る少なくとも一つの第２の固着具を具備し、上記ノズル
・ユニットは液体接着剤の渦巻パターンを放出すること
を特徴とする請求項８に記載のノズル・アダプタ。 - 【請求項１０】 上記ノズル・アダプタは上記取付板の
上記空気入力通路と上記取付板の上記接着剤入力通路と
を分離する抜取り通路を更に具備し、上記再循環接続通
路は、上記取付部材の対向面に対して回転する上記ノズ
ル・ユニットの面に形成された細長の溝であることを特
徴とする請求項６に記載のノズル・アダプタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/503,806 US5620139A (en) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | Nozzle adapter with recirculation valve |
| US08/503806 | 1995-07-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929139A true JPH0929139A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=24003587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8188974A Pending JPH0929139A (ja) | 1995-07-18 | 1996-07-18 | 再循環弁を具備するノズル・アダプタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5620139A (ja) |
| EP (1) | EP0754628B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0929139A (ja) |
| DE (1) | DE69606471T2 (ja) |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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