JPH09290223A - 果実のサイズ別選別機及び選別装置 - Google Patents

果実のサイズ別選別機及び選別装置

Info

Publication number
JPH09290223A
JPH09290223A JP10660696A JP10660696A JPH09290223A JP H09290223 A JPH09290223 A JP H09290223A JP 10660696 A JP10660696 A JP 10660696A JP 10660696 A JP10660696 A JP 10660696A JP H09290223 A JPH09290223 A JP H09290223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fruit
sorting
fixed bar
size
movable belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10660696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Matsushita
正幸 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10660696A priority Critical patent/JPH09290223A/ja
Publication of JPH09290223A publication Critical patent/JPH09290223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】多種類の果実を高精度でサイズ選別することが
でき、かつ作業効率の向上が図れる果実のサイズ別選別
機、及び選別装置。 【解決手段】駆動プーリー3aと従プーリー3bとの間
に張着され果実を一定方向に向かわせる可動ベルト5と
この可動ベルト5と平行に配置され所望の選別サイズに
よって定まる所定の一定距離離間して取り付けられた固
定バー6と可動ベルト5と固定バー6との間の隙間を介
して落下させ隙間の間隔以下の径の果実を選別するとと
もに回収する複数の選別装置10と、シューター9a
と、駆動プーリー3aを伝動手段を介して駆動する駆動
モーターとを具備する構成からなり、固定バー6の先端
部が可動ベルト5の先端部より内側に位置するように備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は果実のサイズ別選別
機及び該サイズ別選別機に装備される選別装置に関する
ものであり、より詳しくは、比較的軽量な例えばミニト
マト、スモモ、サクランボ、梅などのような多種類の果
実をそれぞれサイズ毎に選別する場合に適用することが
できるとともに高精度で選別(規格化)することがで
き、かつ選別作業効率の向上が図ることができる果実の
サイズ別選別機、及び該サイズ別選別機に搭載される選
別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】収穫した例えばミニトマト、スモモ、サ
クランボ、梅などのような果実(野菜)を市場に出荷す
る場合、これら果実(野菜)をサイズ毎に選別して例え
ば大、中、小、又はLL、L、M、S、SSなどのよう
に選別(規格化)される。
【0003】比較的軽量でその外観形状が球形の果実
(野菜)をサイズ毎に選別するための従来の選別装置と
しては、側壁に所定サイズの果実のみを通過させる略楕
円形の複数の選別孔が形成された複数のドラムを緩く回
転し、選別孔を通過する果実とこの選別孔を通過できな
いでドラム内に残存する果実とに選別するいわゆるふる
い効果によって当該果実(野菜)を順次選別するドラム
方式と呼ばれる選別装置が知られている。
【0004】つぎに、図7に示すように、駆動プーリー
と従動プーリーの間に複数の長いコンベアーベルトを、
果実(野菜)の投入口から出口に向かうにつれて該コン
ベアーベルト間の間隔が一定の割合で広くなるように張
着され所定方向に走行させるように構成された所謂ベル
ト方式と呼ばれる選別装置が知られている。この選別装
置は、投入口から投入した果実(野菜)を出口に向けて
搬送する過程で、果実(野菜)の径がこのベルト間隔よ
り小さくなると当該果実はその位置で下方に落下させる
ことができるから、所望する所定のベルト巾を有する複
数の区間に区分することにより当該果実を例えばSS、
S、M、L、LLの順に選別するようになっている。
【0005】また、果実(野菜)の自重をそれぞれ計測
して重量選別する選別機も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ド
ラム方式と呼ばれる選別装置によって種類の異なる果実
(野菜)をサイズ別に規格化(選別)する場合には、該
果実(野菜)毎に選別孔の大きさが異なるドラムを予め
準備しておく必要がありかつその都度当該ドラムを着脱
する必要があるからまことに面倒であるとともに、ドラ
ムを回転させることによって選別するために果実(野
菜)が相互に擦れあうことが原因となって果実(野菜)
の表面に傷がつくことがあるなどの問題があり、さら
に、選別後のバラツキが大きく選別精度という点におい
ても満足できなかった。
【0007】一方、前記ベルト方式と呼ばれる選別方法
は、果実を選別する速度が遅く作業効率が悪く、また、
基準となるベルト巾がテーパー状になっているので、選
別精度にバラツキが大きいという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、その目的とするところは、比較的軽量な例
えばミニトマト、スモモ、サクランボ、梅などのような
多種類の果実をそれぞれサイズ毎に選別する場合に適用
することができるとともに高精度で選別(規格化)する
ことができ、かつ選別作業効率の向上が図ることができ
る果実のサイズ別選別機、及び該サイズ別選別機に搭載
される選別装置を廉価に提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1の発明の要旨とするところは、駆動プーリー
と従プーリーとの間に張着され果実を一定方向に向かわ
せる可動ベルトと、この可動ベルトと平行に配置され所
望する果実の選別サイズによって定まる所定の一定距離
離間して取り付けられた固定バーとの間の隙間から下方
に向けて落下させることにより前記隙間の間隔以下の径
を有する当該果実を選別するとともに回収するための複
数の選別装置と、該選別装置の間に傾斜して配置され果
実を一定方向に向かわせるシューターと、前記駆動プー
リーを伝動手段を介して駆動する駆動モーターと、を少
なくとも具備する構成からなる果実サイズ別選別機にあ
り、前記固定バーの先端部が前記可動ベルトの先端部よ
り内側に位置するように備えられ、固定バーの下方に形
成される固定バーとシューターとの隙間に果実が実質的
に引っからないように構成されているから、つぎの選別
装置に搬送する過程において、果実(野菜)が傷ついた
り詰まったりすることがない。すなわち、選別作業効率
の向上が図れる。
【0010】また、前記選別装置は、実質的に同一の構
造となるように構成されているから、大量生産が可能で
ある。すなわち、果実のサイズ別選別機を廉価に作製で
きる。
【0011】請求項2の発明の要旨とするところは、前
記可動ベルト及び固定バーの両方を自在位置に装着でき
可動ベルトと固定バーとの間の隙間を所望する任意間隔
に調整可能に構成されている果実サイズ別選別機にあ
り、請求項1の果実サイズ別選別機の作用に加え、多種
類の果実(野菜)の選別作業において、従来のドラム方
式と呼ばれる選別装置とは異なり所望する選別サイズに
簡単に設定変更することができるから、多種類の果実
(野菜)のサイズ選別作業に適用できる。すなわち、果
実への適用性に優れ、設備投資費の低減が図れる。
【0012】請求項3の発明の要旨とするところは、前
記可動ベルトの表面に線状の模様が形成され果実に横方
向の回転力が付与される構成である果実サイズ別選別機
にあり、請求項1又は2の果実のサイズ別選別機の作用
に加え、格別の選別精度の向上が図れる。
【0013】請求項4の発明の要旨とするところは、可
動ベルトと固定バーとの間の隙間から下方に向けて落下
させることによって選別され回収された当該果実を搬送
するための搬送手段又は自動パッキング装置のいずれか
が備えられている果実のサイズ別選別機にあり、請求項
1〜3の果実のサイズ別選別機の作用に加え、選別済み
の果実(野菜)を例えば回収用のシューター(搬送手
段)を介して回収容器内に容易に回収若しくは自動パッ
キングすることができる。すなわち、選別・包装作業時
間の短縮が図れ(新鮮な果実を速やかに出荷でき)、選
別・包装作業するための人件費の節減が図れる。
【0014】次に、請求項5の発明の要旨とするところ
は、駆動プーリーと従プーリーとの間に張着され果実を
一定方向に向かわせる可動ベルトと、この可動ベルトと
平行に配置され果実の選別サイズによって定まる所定の
一定距離離間して取り付けられた固定バーとの間の隙間
から下方に向けて落下させることにより前記隙間の間隔
以下の径を有する当該果実を選別するとともに回収する
選別装置であって、前記固定バーの先端部が前記可動ベ
ルトの先端より内側に位置するように備えられた構成か
らなるものにあり、固定バーの下方にシューターを装着
しても、固定バーの下方に固定バーとシューターとの隙
間に果実が引っかることがない。すなわち、果実(野
菜)を傷つけることなく確実につぎの選別装置に搬送で
き、サイズ選別(規格化)が高精度でありかつ選別作業
効率に優れた果実のサイズ選別機を組み上げることがで
きる。
【0015】また、前記選別装置は、実質的に同一の構
造で構成されているものであり、大量生産が可能であ
り、廉価に作製できる。
【0016】請求項6発明の要旨とするところは、前記
可動ベルト及び固定バーの両方を自在位置に装着でき可
動ベルトと固定バーとの間の隙間を所望する任意間隔に
調整可能に構成されている選別装置にあり、請求項5の
選別装置の作用に加え、選別サイズを簡単に変更設定す
ることができ、多種類の果実(野菜)のサイズ選別作業
に適用できる。
【0017】請求項7の発明の要旨とするところは、前
記可動ベルトの表面に線状の模様が形成され果実に横方
向の回転力が付与される構成となっている選別装置にあ
り、請求項5又は6の選別装置の作用に加え、特にサイ
ズ選別精度の向上が図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に基づいて
説明するが、本発明の要旨を越えない限り、以下の実施
例により本発明が限定されるものではない。
【0019】図1は本発明の実施例によるミニトマトの
サイズ別選別機10を示す概略正面図であり、ミニトマ
トを所定の規格サイズ毎に選別・回収するためのもので
ある。
【0020】このサイズ別選別機10は、図1に示すよ
うに、機枠2と、一対の駆動プーリー4aと従動プーリ
ー4bとの間に張着されミニトマトを一定方向に向かわ
せる可動ベルト5とこの可動ベルト5と平行に配置され
所望するミニトマトの選別サイズによって定まる所定の
一定距離離間して取り付けられた固定バー6とを有する
選別装置1と、該選別装置1の間にそれぞれ傾斜して備
えられミニトマトを一定方向に向かわせるシューター9
aと、前記駆動プーリ4aーを図示しない伝動ベルトを
介して回転させるための図示しない駆動モーターと、を
少なくとも含み構成され、前記選別装置1は機枠2に段
差が11cmの階段状となるようにそれぞれ取り付けら
れ、収穫後のミニトマトを各選別装置1を介して連続し
て搬送でき、そして、各選別装置1において、ミニトマ
トのうち前記可動ベルト5と固定バー6との隙間間隔以
下の径を有するものをこの隙間を介して下方に向け落下
せしめることによって所望する所定サイズを有するミニ
トマトのみを回収するようになっている。なお、前記8
台の選別装置1は実質的に同一の構成を有する。但し、
前記伝動ベルトに代えて他の伝導手段を使用してよく、
他の伝導手段としては、伝動チェーン、ギヤーなどを例
示できる。
【0021】また、前記可動ベルト5と固定バー6の下
方に、選別後のミニトマトを回収する回収手段が備えら
れていると、回収作業やパック詰め作業の作業能率の向
上が図れるから好適である。この回収手段を限定するも
のではなく、機枠に備えた棚の上に回収容器を載置しこ
の回収容器に回収する構成であってもよく、選別された
ミニトマトを機外に案内する回収用シューター9b若し
くは搬送コンベアーを介して回収容器に回収する構成で
あってもよく、又、前記回収用のシューター若しくは搬
送コンベアーを介して機外に案内されたミニトマトを自
動パック詰めできるように構成されていてもよい。かか
る自動パック詰め機としては市販の自動パック詰機(株
式会社ワタックス ジャパン)などを具体的に例示する
ことができる。
【0022】次に、選別装置1を図面に基いて説明す
る。図2は図1に示したサイズ別選別機10に取り付け
られた選別装置1を示す概略平面図、図3は図2のA−
A断面を示す縦断面図であり、図4は図2のB−B断面
を示す縦断面図であり、図5は図2のC−C断面を示す
縦断面図である。
【0023】図において、選別装置1は、ミニトマトの
入側と出側の位置に配置され機枠2に備えた軸受2aに
それぞれ両端部が軸支された駆動軸3a及び従動軸3b
とからなる一対のシャフト3と、出側に備えた駆動軸3
aに着脱自在にネジ止め固定した駆動プーリ4aと、入
側に備えた従動軸3bの前記駆動プーリー4aと対向す
る位置に従動軸3bが空転可能に遊嵌せしめた従動プー
リー4bと、駆動プーリー4aと従動プーリー4bとの
間にレーストラック形状に張着されミニトマトを入側か
ら出側に向けて搬送する可動ベルト5と、基部に軸孔が
形成され該軸孔にベアリング機構を介在させ又はグリス
に代表される潤滑油で形成した潤滑油膜を介在させ前記
駆動軸又は従動軸が回転可能に挿嵌されたブラケット8
と、このブラケット8の上端に両端部がネジ止め固定さ
れ前記可動ベルト5と略同一の高さで水平に支持された
固定バー6と、前記駆動軸3a及び従動軸3bにベアリ
ング機構を介在させ又はグリスに代表される潤滑油で形
成した潤滑油膜を介在させ各軸を空転可能に遊嵌せしめ
たカラー部材A8aとによって構成され、前記可動ベル
ト5と固定バー6との間隔は、前記カラー部材A8aの
軸線方向の厚さによって実質的に決定される所定の一定
間隔に設定される。
【0024】ところで、カラー部材A8aと駆動プーリ
ー4aとの間、カラー部材A8aと従動プーリー4bと
の間、及びカラー部材A8aとブラケット7との間にそ
れぞれグリスに代表される潤滑油で形成した潤滑油膜若
しくは硬質合成樹脂製のシムと呼ばれる潤滑樹脂膜を介
在させると、稼働時の摩擦抵抗の低減が図れ円滑に運転
できるから好ましい。更に、カラー部材A8aと駆動プ
ーリー4aとの間、カラー部材A8aと従動プーリー4
bとの間、及びカラー部材A8aとブラケット7との間
にそれぞれベアリング機構を介在させると、多少製作費
が高くなるものの、稼働時の摩擦抵抗をより低減できよ
り円滑に運転できるから最も好適である。
【0025】また、前記可動ベルト5の回転速度を調整
するための図示しないコントロラーを含み構成されてい
ると可動ベルト5の回転速度を被選別ミニトマトによっ
て異なる最適回転速度となるように自在調整でき、ま
た、予め軸線方向の厚さの異なるカラー部材A8aが準
備されていると、これらの単独若しくは組み合せ使用に
より前記可動ベルト5と固定バー6との間隔を所望する
任意の所定間隔でありかつ相互に平行となるように取り
付け可能となるから、選別装置の適用範囲の拡大を図る
ことができる。すなわち、多種類の果実(野菜)等のサ
イズ選別・回収作業に適用でき、設備投資費の節減が図
れるから好ましい。
【0026】前記駆動プーリー4a及び従動プーリー4
bはアルミニウム製であり、いずれも直径10cmの円
盤形状に形成されその周縁には前記可動ベルト5を係止
するための係止溝が形成されている。但し、駆動プーリ
ー4a及び従動プーリー4bの製造素材を限定するもの
ではなく、アルミニウム以外の金属製であっても硬質の
合成樹脂製であってもよい。
【0027】前記可動ベルト5は合成樹脂製であり、そ
の表面には異型鉄筋表面のような凹凸からなる線条模様
が形成されている。この線条模様は、ミニトマトの滑り
止めとして作用し、ミニトマトを横方向に回転させ隣接
する固定バーに向けて移動せしめる作用が相乗的に加わ
るから、ミニトマトの入側から出側に向け全体の動きが
ジグザク方向となるように搬送でき、前記可動ベルト5
と固定バー6との隙間間隔以下の径を有する当該ミニト
マトをこの隙間から下方に向けて落下(選別)できる。
要する処、ミニトマト(果実、野菜)を横方向に回転で
き、これにより、入側から出側に向けミニトマトが全体
としてジグザク方向となるように搬送できる図柄若しく
は模様が形成されていると、ミニトマトの形状が球形で
あっても楕円球形であっても所定サイズの当該ミニトマ
トを見逃すことなく確実に選別でき、サイズ選別精度の
向上が図れるから好適である。但し、前記線条模様は波
形連続模様を配置したものであっても波形不連続模様を
配置したものであってもよく、その図柄や模様などを限
定するものではない。
【0028】前記ブラケット7は断面がL字形状に形成
されたアルミニウム製のものであり、基部に軸孔が形成
され前記シャフト3に回転可能に遊嵌されるようになっ
ている。また、その天端にネジ孔が形成され前記固定バ
ー6の先端部をネジ止め固定できるようになっている。
上述したように、ブラケット7の両側壁にベアリング機
構、硬質合成樹脂製のシムと呼ばれる潤滑樹脂膜、又は
グリスに代表される潤滑油で形成した潤滑油膜を備える
と、コストアップになるものの、選別装置を稼働する際
の摩擦抵抗を低減できるから、摩擦音の発生が防止でき
かつより円滑な運転ができるので好適である。
【0029】前記固定バー6は、上述したように、駆動
軸と従動軸に互いに対向して備えられたブラケット7間
にその上面が前記可動ベルト5の上面と略同一水平面と
なるように保持されている。
【0030】ところで、固定バー6の出側の先端部が前
記可動ベルト5の先端部より内側に位置するように配置
されこの固定バー6の下方に形成される該固定バー6と
前記シューターとの隙間にミニトマトが引っかって詰ま
ることがないように組み込まれた構成であると、また、
固定バー6の出側の先端部が先端に向かうにつれ細くな
るテーパー状に形成されていると、選別装置を通過した
ミニトマト(果実・野菜)を傷つけることなくそして滞
ることなく次の選別装置に確実かつ迅速に搬送でき、高
い選別精度をそのまま保持したままで作業の迅速化が図
ることができるから好ましい。
【0031】前記カラー部材A8aは全体の外観形状が
ちくわ状に形成され、前記駆動軸3a及び従動軸3bに
ベアリング機構を介在させ又はグリスに代表される潤滑
油で形成した潤滑油膜を介在させこれらの軸が空転可能
となるように遊嵌されるものである。このカラー部材A
8aの軸線方向の厚さは、前記可動ベルト5と固定バー
6との隙間の距離を実質的に決定するものであり、該隙
間の距離以下の径を有するミニトマトはこの隙間から下
方に向けて通過(落下)するようになっているから、当
該果実(野菜)を高精度で選別でき、回収できる。
【0032】ところで、本発明の他の実施例の選別機2
0は、前記固定バー6を着脱自在に固着せしめる支柱2
2が中央部に立設された全体の外観形状が逆T字状のカ
ラー部材B8bを組み込んでなる選別装置21が装着さ
れている点を除けば、他の構成は上述した実施例の選別
機10と実質的に同様に構成されているものである。
【0033】すなわち、図6に前記図2のC−C断面に
対応する縦断面で示したように、この選別装置に装備さ
れるカラー部材B8bは、前記カラー部材A8aとブラ
ケット7とを実質的には一体に形成したものであり、そ
の両端に鍔付ブッシュ23をそれぞれ着脱自在に取付さ
れたものである。そして、各選別装置21の駆動プーリ
ー24a間、及び従動プリー24bの間の位置にこのカ
ラー部材B8bをそれぞれ配置させ前記シャフト3が回
転自在に挿通されるようになっている。
【0034】なお、カラー部材8を使用して可動ベルト
5と固定バー6との隙間をセットする構成であると、組
立時に高精度を出すことができるから好ましい。
【0035】
【実施例】ついで、上述した本発明の上述した実施例の
選別装置を用いて、ミニトマトのサイズ別の選別精度を
検討した。
【0036】サンプルとして使用したミニトマトは、径
が23.2以上で24.8ミリメートル未満で「M大」
なる規格に分類されたミニトマト200個と、径が2
4.8以上で26.5ミリメートル未満で「L小」なる
規格に分類されたミニトマト200個と、径が26.5
以上で28.2ミリメートル未満で「L大」なる規格に
分類されたミニトマト200個とを混ぜて調整した。
【0037】実験例のミニトマトのサイズ選別装置は、
前記可動ベルトと固定バーとの隙間が26ミリメートル
に設定されており、ミニトマトの選別分類においてその
規格が「L小」のミニトマトを選別するためのものであ
る。
【0038】混合して調整したサンプルのミニトマト6
00個を、可動ベルトと固定バーとの隙間が22.8ミ
リメートルに設定された選別装置に投入して予め径が2
3.2以上で24.8ミリメートル未満(規格:M大)
のミニトマトを選別除去した後、実験例の選別装置にお
いて、可動ベルトと固定バーとの隙間を介して回収され
たミニトマトのサイズを計測した。なお、可動ベルトの
走行速度は、30メートル/分で一定とした。そのデー
タを表1に示す。
【0039】 表1 ミニトマト 個数 回収率 混合割合 回収されたミニトマトの総個数 203 101.5% (1)規格が「M大」のミニトマトの個数 4 2.0%( 4/203) (2)規格が「L小」のミニトマトの個数 197 98.5% %(197/203) (3)規格が「L大」のミニトマトの個数 1 %( 1/203)
【0040】表から、実験例の選別装置において可動ベ
ルトと固定バーとの隙間を介して回収されたミニトマト
の数は203個であり、その内訳は、規格が「M大」で
あるミニトマトは4個で全体の2.0%(4/203)
であり、規格が「L小」であるミニトマトは197個で
全体の98.5%(197/203)であり、規格が
「L大」であるミニトマトは1個で全体の0.5%(1
/203)であった。但し、規格が「M大」なる4個の
ミニトマトはへたの除去が不十分であるために混入した
ものと推察でき、規格が「L小」なる1個のミニトマト
は形状が楕円形できれいな球形ではないために混入した
と推察できた。
【0041】なお、前記可動ベルトの走行速度を30メ
ートル/分以上の高速とすると選別精度が90〜95%
に低下し、15メートル/分未満であると作業性が低下
することがわかった。また、可動ベルトの走行速度が3
0メートル/分で一定の場合、1時間の間に、収穫後の
ミニトマトを約4万個選別処理できた。
【0042】このように、本発明の選別装置によれば、
ミニトマトを迅速かつ高精度で選別できることが明かと
なった。
【0043】すなわち、本発明の選別装置によれば、ミ
ニトマト以外の例えば梅やすもも等のような比較的小型
の果実(野菜)であってもこれらを迅速かつ高精度で規
格サイズ毎に選別・回収することができる。すなわち、
種類の異なった多種類の果実(野菜)のサイズ選別・回
収作業において、果実(野菜)毎にそれぞれサイズ選別
機を購入する必要がないから、設備投資費の節減が図れ
るという格別の作用効果を奏する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の果実の
サイズ別選別機は、次の格別顕著な作用効果を奏する。 (1)固定バーの下方に固定バーとシューターとの隙間に
果実が引っかることがないから、非選別果実(野菜)を
傷つけることがなく、(2)極めて高精度で選別(規格
化)することができ、(3)その選別作業効率性が極めて
高く、(4)また、装備される選別装置は実質的に同一の
構造から構成されているので大量生産が可能であるか
ら、果実のサイズ別選別機を組み上げて廉価に提供でき
る。
【0045】請求項2の果実サイズ別選別機は、請求項
1の果実サイズ別選別機の作用に加え、特に、所望する
選別サイズに簡単に設定変更することができるから、例
えばミニトマト、スモモ、サクランボ、梅などのような
多種類の果実をそれぞれサイズ毎に選別する場合に適用
することができ、設備投資費の低減が図れる。
【0046】請求項3の果実サイズ別選別機は、前記可
動ベルトの表面に線状の模様が形成され果実に横方向の
回転力を付与するように構成されているから、請求項1
又は2の果実のサイズ別選別機の作用に加えて、仮にそ
の全体形状が球形以外の楕円球であってもその短軸及び
長軸の両方をサイズ選別でき、選別精度が極めて高い。
【0047】請求項4の果実のサイズ別選別機は、選別
された当該果実を搬送するための搬送手段又は自動パッ
キング装置が備えられているものであり、請求項1〜3
の果実のサイズ別選別機の作用に加え、選別済みの果実
(野菜)を例えば回収用のシューター(搬送手段)を介
して回収容器内に容易に回収若しくは自動パッキングす
ることができるから、選別・包装作業時間の短縮が図れ
(新鮮な果実を速やかに出荷でき)、選別・包装作業す
るための人件費の節減が図れる。
【0048】次に、請求項5の選別装置は、固定バーの
下方にシューターを装着しても、固定バーの下方に固定
バーとシューターとの隙間に果実が引っかることがない
から、果実(野菜)を傷つけることなく確実につぎの選
別装置に搬送でき、選別作業の作業効率に優れた果実の
サイズ選別機を組み上げることができるとともに、当該
選別装置は実質的に同一の構造で構成されているから、
大量生産が可能で廉価に作製できる。
【0049】請求項6の選別装置は、請求項5の選別装
置の作用に加え、選別サイズを簡単に変更設定すること
ができ、前記多種類の果実(野菜)のサイズ選別作業に
適用できる。
【0050】請求項7の選別装置は、前記可動ベルトの
表面に線状の模様が形成され果実に横方向の回転力を付
与できるから、請求項5又は6の選別装置の作用に加
え、特にサイズ選別精度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例のミニトマトのサイ
ズ別選別機の概略正面図である。
【図2】図2は、図1に示した本発明の一実施例のミニ
トマトのサイズ別選別機に取り付けられた選別装置の概
略平面図である。
【図3】図3は、図2のA−A断面を示す縦断面図であ
る。
【図4】図4は、図2のB−B断面を示す縦断面図であ
る。
【図5】図5は、図2のC−C断面を示す縦断面図であ
る。
【図6】図6は、他の実施例のミニトマトのサイズ別選
別機において、図2のC−C断面に対応する断面を示す
一部を省略した断面図である。
【図7】図7は、従来のミニトマトのサイズ別選別機の
うちベルト方式と呼ばれる選別装置の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
10、20…本発明の果実選別機 1…選別装置 2…機枠 3…シャフト 3a…駆動軸 3b…従動軸 4…プーリー 4a…駆動プーリー 4b…従動プーリー 5…可動ベルト 6…固定バー 7…ブラケット 8…カラー部材 8a…カラー部材A 8b…カラー部材B 9…シューター 9a…シューター 9b…シューター(回収手段) 10…本発明の果実選別機 20…本発明の果実選別機 21…選別装置 22…支柱 23…蓋付ブッシュ 24a…駆動プーリー 24b…従動プーリー 30…従来の果実選別機 31…従来の選別装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリーと従動プーリーとの間に張
    着され果実を一定方向に向かわせる可動ベルトと、この
    可動ベルトと平行に配置され所望する果実の選別サイズ
    によって定まる所定の一定距離離間して取り付けられた
    固定バーとの間の隙間から下方に向けて落下させること
    によって前記隙間以下の径を有する当該果実を選別する
    とともに回収するための複数の選別装置と、 該選別装置の間に傾斜して配置され果実を一定方向に向
    かわせるシューターと、 前記駆動プーリーを伝動手段
    を介して駆動する駆動モーターと、を少なくとも具備す
    る果実のサイズ別選別機であって、 前記固定バーの先端部が前記可動ベルトの先端部より内
    側に位置するように備えられ、固定バーの下方に形成さ
    れる固定バーとシューターとの隙間に果実が実質的に引
    っからないように構成されていることを特徴とする果実
    サイズ別選別機。
  2. 【請求項2】前記果実サイズ別選別機において、前記可
    動ベルト及び固定バーの両方を自在位置に装着でき可動
    ベルトと固定バーとの間の隙間を所望する任意間隔に調
    整可能であることを特徴とする請求項1記載の果実のサ
    イズ別選別機。
  3. 【請求項3】前記果実サイズ別選別機において、前記可
    動ベルトの表面に線状の模様が形成され果実に横方向の
    回転力が付与されることを特徴とする請求項1又は2記
    載の果実のサイズ別選別機。
  4. 【請求項4】前記果実サイズ別選別機において、前記選
    別装置に、可動ベルトと固定バーとの間の隙間から下方
    に向けて落下させることにより選別されるとともに回収
    された当該果実を搬送するための搬送手段又は自動パッ
    キング装置のいずれかが備えられていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか記載の果実のサイズ別選別
    機。
  5. 【請求項5】果実をサイズ別に選別するとともに回収す
    るための選別装置において、 駆動プーリーと従プーリーとの間に張着され果実を一定
    方向に向かわせる可動ベルトと、この可動ベルトと平行
    に配置され所望する果実の選別サイズによって定まる所
    定の一定距離離間して取り付けられた固定バーとの間の
    隙間から下方に向けて落下させることにより前記隙間の
    間隔以下の径を有する当該果実を選別するとともに回収
    する選別装置であって、 前記固定バーの先端部が前記可動ベルトの先端より内側
    に位置するように備えられ、固定バーの下方に形成され
    る固定バーとシューターとの隙間に果実が実質的に引っ
    からないように構成されていることを特徴とする選別装
    置。
  6. 【請求項6】前記選別装置において、前記可動ベルト及
    び固定バーの両方を自在位置に装着でき可動ベルトと固
    定バーとの間の隙間を所望する任意間隔に調整可能であ
    ることを特徴とする請求項5記載の選別装置。
  7. 【請求項7】前記選別装置において、前記可動ベルトの
    表面に線状の模様が形成され果実に横方向の回転力が付
    与されることを特徴とする請求項5又は6記載の選別装
    置。
JP10660696A 1996-04-26 1996-04-26 果実のサイズ別選別機及び選別装置 Pending JPH09290223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10660696A JPH09290223A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 果実のサイズ別選別機及び選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10660696A JPH09290223A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 果実のサイズ別選別機及び選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09290223A true JPH09290223A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14437787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10660696A Pending JPH09290223A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 果実のサイズ別選別機及び選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09290223A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339839B1 (ko) * 2011-12-21 2013-12-10 경기도 포천시(포천시 농업기술센터장) 홍로사과 착과개수 결정방법 및 착과량 판정판
JP2015147240A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社エイチアンドエフ 分離回収装置及びそれを用いた部品の取出方法
CN105289989A (zh) * 2015-11-29 2016-02-03 重庆金徽林业发展有限公司 一种蓝莓筛选机构
CN105312241A (zh) * 2015-11-29 2016-02-10 重庆金徽林业发展有限公司 带震动电机的蓝莓分选结构
CN105312238A (zh) * 2015-11-29 2016-02-10 重庆金徽林业发展有限公司 一种多功能蓝莓筛分机
CN105344608A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 一种设置有喷嘴的蓝莓筛分装置
CN105344605A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 喷水式蓝莓筛分机
CN105344607A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 全自动蓝莓筛选设备
CN105381955A (zh) * 2015-11-29 2016-03-09 重庆金徽林业发展有限公司 可清洗蓝莓的筛分设备
CN105396788A (zh) * 2015-11-29 2016-03-16 重庆金徽林业发展有限公司 蓝莓筛选装置
CN105396789A (zh) * 2015-11-29 2016-03-16 重庆金徽林业发展有限公司 蓝莓分选机构
CN105414040A (zh) * 2015-11-29 2016-03-23 重庆金徽林业发展有限公司 多功能蓝莓筛选设备
CN112775006A (zh) * 2020-12-09 2021-05-11 温州匡纳信息科技有限公司 具有自动筛分功能的食品安全检测用传送机构
CN114367443A (zh) * 2021-12-20 2022-04-19 忠县冉阳农业发展有限公司 一种橙子加工装置及其使用方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339839B1 (ko) * 2011-12-21 2013-12-10 경기도 포천시(포천시 농업기술센터장) 홍로사과 착과개수 결정방법 및 착과량 판정판
JP2015147240A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社エイチアンドエフ 分離回収装置及びそれを用いた部品の取出方法
CN105344605A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 喷水式蓝莓筛分机
CN105312241A (zh) * 2015-11-29 2016-02-10 重庆金徽林业发展有限公司 带震动电机的蓝莓分选结构
CN105312238A (zh) * 2015-11-29 2016-02-10 重庆金徽林业发展有限公司 一种多功能蓝莓筛分机
CN105344608A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 一种设置有喷嘴的蓝莓筛分装置
CN105289989A (zh) * 2015-11-29 2016-02-03 重庆金徽林业发展有限公司 一种蓝莓筛选机构
CN105344607A (zh) * 2015-11-29 2016-02-24 重庆金徽林业发展有限公司 全自动蓝莓筛选设备
CN105381955A (zh) * 2015-11-29 2016-03-09 重庆金徽林业发展有限公司 可清洗蓝莓的筛分设备
CN105396788A (zh) * 2015-11-29 2016-03-16 重庆金徽林业发展有限公司 蓝莓筛选装置
CN105396789A (zh) * 2015-11-29 2016-03-16 重庆金徽林业发展有限公司 蓝莓分选机构
CN105414040A (zh) * 2015-11-29 2016-03-23 重庆金徽林业发展有限公司 多功能蓝莓筛选设备
CN112775006A (zh) * 2020-12-09 2021-05-11 温州匡纳信息科技有限公司 具有自动筛分功能的食品安全检测用传送机构
CN112775006B (zh) * 2020-12-09 2022-07-22 台山市车来屋食品有限公司 具有自动筛分功能的食品安全检测用传送机构
CN114367443A (zh) * 2021-12-20 2022-04-19 忠县冉阳农业发展有限公司 一种橙子加工装置及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09290223A (ja) 果実のサイズ別選別機及び選別装置
JPS62186977A (ja) 選別する為に果物を回転する為の装置
CA2084375C (en) Screening method and apparatus
KR101166759B1 (ko) 농작물 선별장치
US6748837B2 (en) Apparatus for sizing and halving food product
US4572741A (en) Apparatus for processing sugar cane
US3933086A (en) Apparatus for separating dried fruit aggregates
US4790439A (en) Grading machine
US5750171A (en) Finish topping machine for bulb crops
JPH04503631A (ja) 物品、特に家庭廃棄物の選別処理機
KR200480081Y1 (ko) 농산물 선별기
CN208305151U (zh) 用于切削根茎类蔬菜的切菜机
KR20080077766A (ko) 스크류 선별장치
US3455446A (en) Apparatus and method for advancing objects to gauging slots
US3004663A (en) Fruit and potato sorting machine
JP5602788B2 (ja) 物品選別機
KR100460538B1 (ko) 농산물 선별기
US4978010A (en) Fruit sizing apparatus
CN201618693U (zh) 沙糖桔自动分拣机
US3915082A (en) Fruit pitting apparatus
CA2351888A1 (en) Vegetable length grader with segmented roller
CN106615272B (zh) 多级差速茶鲜叶分选单列化输送机及其单列化输送方法
CN108638148A (zh) 用于切削根茎类蔬菜的切菜机
KR200436900Y1 (ko) 스크류 선별장치
US20210291232A1 (en) Go/no-go sizer for generally spherical fruit, tubers and vegetables