JPH09288501A - 自動化システム - Google Patents

自動化システム

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JPH09288501A
JPH09288501A JP8099869A JP9986996A JPH09288501A JP H09288501 A JPH09288501 A JP H09288501A JP 8099869 A JP8099869 A JP 8099869A JP 9986996 A JP9986996 A JP 9986996A JP H09288501 A JPH09288501 A JP H09288501A
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JP
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computer
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Kotaro Hosaka
光太郎 保坂
Hiroyuki Otsuka
博之 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産設備のライン制御と並行してワークに関
するデータ解析が可能な自動化システムの提供。 【解決手段】 ラインを制御するコントロールコンヒ゜ュータ101と監
視・解析を行なうモニタコンヒ゜ュータ105とは、通信手段であるテ
゛ュアルホ゜ートメモリ4501を介して接続されており、双方向から
読み書きが可能である。コントロールコンヒ゜ュータ101により、稼働
状態、測定結果データ、シーケンスの流れ情報を表わす
フラグ等のワーク(レーサ゛ーヒ゛ームフ゜リンタ)に関するデータがステータ
スレシ゛スタ4504に書き込まれる。この書き込み処理は、1ワ
ーク毎または1工程毎に行われる。モニタコンヒ゜ュータ105は、ス
テータスレシ゛スタ4504のデータに基づいて、生産能力に関する
値を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産設備を監視・
制御する自動化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】検査、加工、組み立て等を行なうための
生産設備の制御を行なう自動化システムにおいて、その
設備の情報を収集したり、その情報を利用して設備の状
況の解析を行なう場合、設備自体が情報を公開するため
の手段を備え、設備の稼働中にその生産設備の情報管理
処理を組み込む方法が実用化されている。また、生産設
備のライン制御を行なう自動化システム本体とは切り離
され、設備の情報を監視するシステムが実用化されてい
る。これらは、通信等のインターフェイスを介して収集
されており、生産設備及びその情報の遠隔監視を可能と
している。
【0003】図66は、従来例としての自動化システム
の概略構成を示すブロック図である。
【0004】図中、生産設備の監視・解析を行なうモニ
タコンピュータ6604は、フロッピーディスク装置6
601、プリンタ6602、多量のデータを蓄積する外
部記憶装置6603、通信インターフェイス6605、
カラーディスプレイ6607、キーボード6608を備
えている。一方、生産設備のライン制御を行なうコント
ロールコンピュータ6609は、センサ類6611から
入手した情報により、アクチュエータ類6610を動作
させて生産設備を制御する。コントロールコンピュータ
6609が収集した情報は、通信インタフェース660
6及び通信回線6612を介してモニタコンピュータ6
604側へ送られ、カラーディスプレイ6607の表
示、プリンタ6602での処理結果データとして出力が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の自動化システムにおいて、データ解析を生産設備
の制御と並行してリアルタイムで行なう場合には、良品
/不良品を計数する程度であった。従って、不良内容の
解析や基準値からのばらつき等の詳細項目の解析は、生
データをロット単位で収集した後でバッチ処理により行
っていた。
【0006】そこで本発明は、生産設備のライン制御と
並行してワークに関するデータ解析が可能な自動化シス
テムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的達成のため、
本発明の自動化システムは以下の特徴を備える。
【0008】即ち、ワークの加工・組立・検査・調整等
を行なう生産設備に接続された入出力制御機器の制御情
報を、遠隔監視及び/または解析するモニタコンピュー
タと、前記生産設備の動作の工程を前記入出力制御機器
を介して制御するコントロールコンピュータとを備えた
自動化システムにおいて、前記コントロールコンピュー
タに前記入出力制御機器を介して入手した前記ワークに
関するデータを、前記モニタコンピュータと通信するデ
ータ通信手段と、前記データ通信手段により入手した前
記ワークに関するデータを、前記モニタコンピュータに
て記憶する記憶手段と、を備えたことを特徴とする。こ
れにより、生産設備のライン制御と並行してワークに関
するデータ解析を行なう。
【0009】更に、前記データ通信手段は、前記モニタ
コンピュータの監視・解析動作または前記コントロール
コンピュータの制御動作とは独立した所定のタイミング
で通信することを特徴とする。これにより、どのタイミ
ングにおいても、コントロールコンピュータが設備情報
の要求に対するレスポンスの処理のためにCPUを占有
される時間、実際のライン制御に対し稼働ロスを発生さ
せてしまうという不都合を解消する。
【0010】更に、前記データ通信手段は、前記ワーク
に関するデータを1ワーク毎に、前記生産設備の動作に
おける1工程が終了したときに、または前記生産設備の
動作の全工程が完了したときに、前記モニタコンピュー
タに送信することを特徴とする。これにより、生産設備
やコントロールコンピュータの突発的な不具合が発生し
た場合に、不具合発生に至るまでの各ワーク及び設備の
情報入手、傾向の把握を行なう。
【0011】好ましくは前記自動化システムは、前記ワ
ークであるレーザビームプリンタを調整・測定するシス
テムであって、前記記憶手段により記憶した前記ワーク
に関するデータにより前記レーザビームプリンタの生産
能力に関する値を解析することを特徴とする。これによ
り、コントロールコンピュータによるレーザビームプリ
ンタの調整・測定ラインに並行して、生産能力値の解析
をモニタコンピュータにて行い、その結果をコントロー
ルコンピュータ側にフィードバックして製品の品質を均
一に保つ。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態について図1〜図64を参照して詳細に説明する。
【0013】1.ハードウエアの構成 図1〜図7、図45、図65を参照し、本発明を適用し
た一実施形態としてのハードウエアの構成を説明する。
【0014】図65は、本発明を適用可能なシステムの
一般的な概略構成を示すブロック図である。
【0015】図中、6501は記憶手段の一つであるフ
ロッピーディスク装置、6502はプリンタ、6503
は多量のデータを記憶する外部記憶装置、6504はデ
ータ集計、装置監視、ソフト作成等を行うモニタコンピ
ュータ、6505はディスプレイ、6506はキーボー
ド、6507は信号ライン、6508はモニタコンピュ
ータ6504及びコントロールコンピュータ6509の
作業、詳しくはCPUの実行サイクルを妨げることなく
情報の通信が可能なデータ通信装置で、例えばコントロ
ールコンピュータ6509の内部メモリをコントロール
コンピュータ6509のCPUクロックに合わせてCP
Uがメモリをアクセスしてない時間にモニタコンピュー
タ6504がコントロールコンピュータ6509のメモ
リにアクセスするいわゆるサイクルスチールシステムメ
モリ、あるいは例えば双方向から読み込み書き込みが可
能なメモリ(デュアルポートメモリ)である。6510
は装置のアクチュエータ類、6511は装置のセンサー
類である。
【0016】次に図1を参照し、本発明を適用したレー
ザビームプリンタの自動調整測定システムの全体構成を
説明する。ここでレーザビームプリンタは、パルス変調
された光ビームを感光材料へ露光させることによって画
像の記録を行う画像記録装置である。
【0017】図1は、本発明を適用したレーザビームプ
リンタの自動調整測定システムのシステム構成図であ
る。
【0018】図中、101はデータ集計、装置監視、ソ
フト作成等を行うためのモニタコンピュータ、102は
モニタコンピュータ101のモニタ、103はデータの
集計結果等を印刷するプリンタ、104はデータ及びプ
ログラム等を記憶するための不揮発性の外部記憶装置
(但し104はモニタコンピュータ101に内蔵された
内蔵型の記憶装置でも良い)、105は装置本体を制御
するプログラムを実行するためのコントロールコンピュ
ータである。106は、モニタコンピュータ101及び
コントロールコンピュータ105の処理(CPUの実行
サイクル)を妨げることなくデータの通信が可能なデー
タ通信装置である。一例として、コントロールコンピュ
ータ105がその内部メモリ(図不記載)にアクセスし
てないときに、モニタコンピュータ101がコントロー
ルコンピュータ105のCPUクロックに同期してコン
トロールコンピュータ105の内部メモリにアクセスす
る、いわゆるサイクルスチールシステムラインや、双方
向から読み込み書き込みが可能なメモリ(後述のデュア
ルポートメモリ)を介してモニタコンピュータ101と
コントロールコンピュータ105をつなぐラインがあ
る。この場合、前記の双方向から読み込み書き込みが可
能なメモリは、モニタコンピュータ101又はコントロ
ールコンピュータ105に装着されている。107は、
コントロールコンピュータ105に対し各種データの入
出力及び装置本体の駆動等を行うドライバー等を組み込
んだ制御盤である。108は、レーザビームプリンタの
調整、測定を行う装置本体である。
【0019】以下に、レーザビームプリンタの調整、測
定を行う装置108本体の詳細を説明する。
【0020】図2は、本発明を適用したレーザビームプ
リンタの自動調整測定装置本体の詳細図である。
【0021】図中、201は調整及び測定対象となるワ
ーク、202はコンベアー(図不記載)から位置決めさ
れたワーク201を装置側に移載するテーブル(図は装
置側に移載されたところ)、203はコンタクトプロー
ブでワークに電源を供給したり、ワーク201へのデー
タの書き込みあるいは読み取りを行う。204はワーク
のレーザ用光学系を調整するレンズ調整機構、205は
調整部をUV接着するためのUV光を照射する集光レン
ズ付きのファイバーケーブル、206はワークのレーザ
反射ミラーを調整するミラー調整機構、207はワーク
の光源レーザから発光されたレーザ光の走査位置やビー
ム位置を読みとるV字型スリットを搭載した受光機構、
208は208に搭載されている機構(受光機構20
7、光学系209、撮像素子211、Z軸移動機構21
3等)を図2の左右方向に移動させるためのX軸スライ
ドテーブル、209はワーク201が発光したレーザ光
のビーム状態を結像するための光学系、211は光学系
209が結像した像を電気信号に変換する撮像素子で、
本実施形態では高速に走査中のビームを撮像することが
できる高速シャッター機能を備えた撮像素子である。2
10は装置全体を支え、かつ不要な振動が装置に伝わら
ないようにするための除震台機能を搭載した架台、21
3は受光機構207、光学系209及び撮像素子211
等を上下方向に移動させるZ軸移動機構、214はワー
ク201をクランプするクランプ機構でステージ202
に2個のワークが載るので複数個用意されている。
【0022】次に、ワークのレーザ反射ミラー調整機構
206の詳細を説明する。
【0023】図3は、本発明を適用したレーザ反射ミラ
ー調整機構の詳細図である。
【0024】図中、301はワーク201のミラーの調
整溝に差し込むビット、302はビット301を回転さ
せてミラーを調整するためのパルスモータ、303はビ
ット301及びパルスモータ302を上下に移動させる
スライダ、304はスライダ303を押してビット30
1及びパルスモータ302をワーク201のミラー調整
溝に位置決めさせるエアーシリンダーである。
【0025】次に、ワークのレーザ光源の光学系を調整
するレンズ調整機構の詳細を説明する。
【0026】図4は、本発明を適用したレーザ光源の光
学系を調整するレンズ調整機構の詳細図である。
【0027】図中、409はレーザ光源の光学系、40
1はレーザ光源の光学系409を押さえる機構、402
は押さえ機構401がレーザ光源の光学系409を押さ
えたときに隙間が発生しないように左右方向を押さえる
押さえバネ、406はレーザ光源の光学系409を上下
に押さえる押さえバネ、403は押さえ機構401を上
下に移動させる駆動用シリンダー、405は2枚あって
レーザ光源の光学系409を前後からはさむ機構、40
7ははさみ機構405を上下に移動させるためのガイ
ド、408ははさみ機構405を上下に駆動するシリン
ダー、404はスライド機構で押さえ機構401、押さ
えバネ402、駆動用シリンダー403、はさみ機構4
05、押さえバネ406、ガイド407、駆動するシリ
ンダー408を移動させ、押さえ機構401により、は
さみ機構405ではさんだレーザ光源の光学系409を
移動させる。404には駆動用パルスモータ(図不記
載)が付いている。
【0028】次に、V字型スリットを搭載した受光機構
207の詳細を説明する。
【0029】図5は、本発明を適用したV字型スリット
を搭載した受光機構の詳細図である。
【0030】図中、図5aは正面図、図5bは側面図、
図5cはVスリットチャートを示し、502はV字に切
れている部分を示す。図5aの501が受光部分でここ
に受光素子とその前面にVスリット(図5c)が取り付
けられていて、V字部分502にレーザビームが入射さ
れると受光素子にも光が入る。
【0031】次に、レーザビームプリンタの自動調整測
定システム内部の機能構成を説明する。
【0032】図7は、本発明を適用したレーザビームプ
リンタの自動調整測定システムにおける機能構成を示し
たブロック図である。
【0033】図中、701はモニタコンピュータで図1
の101と同じ物である。702はコントロールコンピ
ュータで図1の105と同じ物である。723はデータ
通信装置で図1の106と同じ物である。703から7
06はコントロールコンピュータ702上に搭載された
入出力装置群でコントロールコンピュータ702が管理
している。703は、I/Oの入出力装置で中継ボック
ス708を介して装置本体や操作盤等に接続され装置本
体の各種センサー情報を入力して装置状態をコントロー
ルコンピュータ702に読み取ったり、シリンダー等を
駆動する電磁弁に信号を出力してコントロールコンピュ
ータ702のプログラムに従ってシリンダー等を制御す
るためのものである。704は、パルスジェネレータで
コントロールコンピュータ702のプログラムに従っ
て、715から718のパルスモータを適切な位置に移
動させるためのパルスをドライバー709に送るための
ものである。705は、RS−232CやGP−IB等
のコンピュータの汎用インターフェイスで、画像処理装
置710やタイミング発生回路711及びカウンター7
12等と接続されており、画像処理装置710の画像処
理結果データやカウンター712からの時間計測データ
等をコントロールコンピュータに読み取るものである。
706はアナログデジタル変換器である。713は、レ
ーザビームプリンタの調整及び測定を行う装置本体で図
1の108と同じ物である。714は調整測定装置71
3に搭載されたセンサーやシリンダーバルブ等の検出端
及び操作端である。715は、X軸モータで図2におけ
るスライダー208上に搭載されている機構(受光機構
207、光学系209、撮像素子211、Z軸移動機構
213等)を駆動するためのパルスモータである。71
6は、Z軸モータで図2における209、211を上下
方向に移動させるパルスモータである。717は、光学
系レンズを駆動するためのピント軸回転モータで図4の
404に搭載されている押さえ機構401、押さえバネ
402、駆動用シリンダー403を駆動するパルスモー
タである。718は、レーザ反射ミラーを調整するため
のミラー調整用軸回転モータで図3における302と同
じパルスモータである。719は、高速シャッターカメ
ラで図2における211と同じ物である。720は調
整、測定対象となるワークで図2における201と同じ
物である。721はVスリット部の受光素子で図5aの
501と同じ物である。707は、操作盤で各種モード
を切り替えたり、手動時に装置の単動動作等を行うため
に使用する。708は中継ボックスで装置本体の検出端
及び操作端714、操作盤707、ワーク720等から
の各種入出力信号をまとめるものである。709は、ド
ライバーでX軸モータ715からミラー調整用軸回転モ
ータ718までのモータを指令パルスに従って駆動す
る。710は、画像処理装置で高速シャッターカメラ7
19の映像信号からビーム像の位置や形状等を計測する
ものである。711はタイミング発生回路である。レー
ザビーム反射ミラーによって反射されたビームをワーク
内の受光センサ(図不記載)がビームを受光した瞬間か
ら時間計測するためのタイミングを発生する回路であ
る。712は、カウンターでタイミング発生回路711
の信号を受け取って時間計測するものである。
【0034】図6は、本発明を適用したレーザビームプ
リンタの自動調整測定装置の操作盤を示した図であり、
図7における操作盤707と同じものである。
【0035】図中、601は運転モードを切り替えるス
イッチでコンベアとの制御を受け付けるオンラインモー
ド、装置単体で動作が可能となるオフラインモード、規
格を入力する規格モード、校正プログラムを実行するた
めの校正モード等がある。602は、測定結果をプリン
タに印字するかどうかを選択するスイッチで、測定毎に
印字する、印字しない、結果が不良だったときのみ印字
する等に切り替えることができる。603は、デジタル
スイッチで校正モードを選択するのに使用する。604
は、起動スイッチでオフラインモードや手動モード時に
装置単体で起動させるときに使用する。605は、原点
復帰スイッチで装置の全ての移動機構を原点位置に戻す
スイッチである。606は、異常解除スイッチで異常状
態にて装置が停止したとき異常状態が解除されたという
信号を出力するスイッチである。607は、手動スイッ
チ群でそのスイッチに対応した動作が起動する。操作盤
のスイッチ情報は中継ボックス708、入出力装置70
3を介してコントロールコンピュータ702に取り込ま
れる。
【0036】図45は、本発明における一実施形態とし
てのデュアルポートメモリの内容を視覚的に示した図で
ある。
【0037】図中、4501は双方向から読み書きが可
能なデュアルポートメモリ、4504から4507はそ
のデュアルポートメモリ4501の内容を役割別に表し
たもので必ずしもこの順番に割り当てられている必要は
ない。4504はステータスレジスタでコントロールコ
ンピュータ702の装置モード(オンライン自動、オフ
ライン自動等)、稼働状態、測定結果データ、フラグ、
そして実行中のタスクや工程やプログラムライン等の情
報(以下、シーケンスの流れ情報)、といった内容であ
り、主にコントロールコンピュータ702からモニタコ
ンピュータ701に伝えるデータである。4505はコ
ントロールレジスタで、シーケンストレースモード(連
続、トレース等)、シーケンス制御(一時停止、継続、
終了等)、シーケンス実行サイクル(実行時間を変更す
る)、ブレイクポインタ、リピートポインタといった、
主にコントロールコンピュータ702の実行状態を制御
するデータをモニタコンピュータ701からコントロー
ルコンピュータ702へ送る内容のデータである。45
06はシェイクハンドレジスタで、専用言語プログラム
をモニタコンピュータ701で作成してコンパイルし、
コントロールコンピュータ702に送ったり、逆にコン
トロールコンピュータ702内の実行プログラムをモニ
タコンピュータ701に送って逆コンパイルするための
データ、主に積極的に双方のシェイクハンド、通信とい
う形態をとる必要のある内容のデータである。4507
はバッファで自由に後から割り当てることができ、主に
コントロールコンピュータ702が調整や測定の途中で
発生する各種データを書き込んでおいて、モニタコンピ
ュータ701で解析や集計等をする内容のデータであ
る。4504〜4507の内、通信形態をとる必要のあ
る4506以外はモニタコンピュータ、コントロールコ
ンピュータとも読み書きするタイミングの制限は原則的
になく時間的に自由に読み書きすることで必要な情報を
送ることができる。デュアルポートメモリ4501はモ
ニタコンピュータ701、コントロールコンピュータ7
02いずれかに内蔵されているのが電気的、スペース的
に有効であるが、ケースを別にすることは不可能ではな
い。本実施形態ではコントロールコンピュータ702に
デュアルポートメモリ4501を内蔵させ、モニタコン
ピュータ701とはケーブルで接続している。デュアル
ポートメモリ以外のメモリ(相手の内蔵メモリをCPU
がメモリをアクセスしていない時間を利用してアクセス
するサイクルスチール動作等)で本形態を実施する場合
でも図45と同様のメモリ内容にすることは可能であ
る。
【0038】2.ソフトウエアの構成 図8〜図39及び図49〜図64を参照し、本発明を適
用した一実施形態としてのソフトウエアの構成を説明す
る。
【0039】2.1 コントロールコンピュータ702
のソフトウエア構成 図8〜図21を参照し、本発明を適用した一実施形態と
してのコントロールコンピュータ702において実行さ
れるソフトウエアの構成を説明する。
【0040】まず図8(図8a〜図8d)を参照し、コ
ントロールコンピュータ702において実行されるプロ
グラムの処理の流れの概要を説明する。
【0041】図8(図8a〜図8d)は、本発明の一実
施形態としてのコントロールコンピュータのソフトウエ
アにおけるメインフローチャートである。
【0042】図中、ステップS804、ステップS80
8、ステップS812、ステップS816、ステップS
819、ステップS823、ステップS826、ステッ
プS828、ステップS830、ステップS833、ス
テップS836、ステップS840、ステップS84
3、ステップS845、ステップS847、ステップS
850、ステップS855、ステップS856、ステッ
プS860、ステップS861は、自動化システムの制
御専用に予め用意した命令群の組み合わせによって記述
されたプログラム(以下、専用言語プログラム)群であ
り、高級言語による記述または簡単な絵、あるいはグラ
フィック等が用いられている。また、これらの専用言語
プログラム群は、専用言語プログラムで記載された動作
の工程であり、一つ以上の工程から構成されている。こ
れらの部分を変更することによって本発明を実施したレ
ーザビームプリンタの調整、測定を行う装置以外の装置
にも簡単に適用することができる。
【0043】ステップS803、ステップS807、ス
テップS811、ステップS815、ステップS81
8、ステップS822、ステップS825、ステップS
827、ステップS829、ステップS832、ステッ
プS835、ステップS839、ステップS842、ス
テップS844、ステップS846、ステップS84
9、ステップS854、ステップS859は、前述の専
用言語プログラム群をコントロールコンピュータ702
上でコンピュータが解析・実行できる状態に翻訳するた
めに使用される翻訳プログラムである。
【0044】ここで、コントロールコンピュータ702
が、モニタコンピュータ701とデータの通信を行うた
めにデュアルポートメモリ4501にデータを書き込む
タイミングについて説明する。データを書き込は、前記
の翻訳プログラムが前記の専用言語プログラム群を実行
するために翻訳した際、その実行内容中にデュアルポー
トメモリ4501への実行結果等のデータ書き込み命令
があった場合に実行される。具体的に本実施形態では、
ステップS818、ステップS822、ステップS82
7、ステップS829、ステップS832、ステップS
835、ステップS839、ステップS844、ステッ
プS846、ステップS849の各ステップにて対応す
る専用言語プログラムを解析・実行したときに行われて
いる。
【0045】以下、処理の流れを説明する。ステップS
801は、コントロールコンピュータ702の電源投入
であり処理の開始を示している(不図示のリセットボタ
ンの操作によるリセットでもよい)。ステップS802
は、初期化ルーチンであり、コントロールコンピュータ
702のOSを初期化する。ステップS804は調整測
定装置713の初期化の処理を行なう。ステップS80
5では、異常が発生したかどうかを判断する。異常があ
る場合、異常処理ルーチンへ分岐しステップS808で
は異常状態からの復帰を行う異常処理工程を実行する。
ステップS810では、操作盤(図7における707及
び図6)のスイッチ状態を読み込むための操作盤スイッ
チ取り込み処理を行なう。ステップS812では、原点
チェックを行う。ステップS813では、操作盤スイッ
チの原点復帰スイッチが押されたかどうかを判断する原
点復帰スイッチON判断処理を行ない、ONの場合はス
テップS814において操作盤の運転モードを切り替え
るスイッチがオフラインになっていれば、ステップS8
16の原点復帰工程において原点への復帰を行う。ステ
ップS817では、操作盤の運転モードを切り替えるス
イッチがオンラインモードになっているか判断する。オ
ンライン自動モードは、モニタコンピュータ701によ
るリアルタイムな設備情報の監視及びそれらを解析した
データを使用し、コントロールコンピュータ702によ
る調整測定装置713のシーケンスを行なうモードであ
り、オンライン自動モードであれば、ステップS819
においてオンライン前処理工程を行う。ステップS82
0では、起動フラグがOKかどうかを判断し起動OKで
なければ、ステップS833は前述のオンライン後処理
工程へ進む。ステップS821では、前回の測定結果の
可否を表示するLEDを消灯するためのOK/NG L
ED消灯処理を行なう。ステップS823では、オンラ
インの前処理工程を行う。ステップS828では、オン
ラインにて本発明を実施したレーザビームプリンタの調
整、測定を行う調整測定装置713の各処理を行う本工
程処理を行なう。尚、ステップS824では、オンライ
ン前処理工程ステップS823やオンライン本工程ステ
ップS828を実行中に1工程終了する毎に工程不良が
発生したかどうか監視しており、ステップS826で
は、工程不良発生監視処理ステップS824で不良が発
生したときに実行するオンライン不良(排出)工程処理
を行なう。すなわちオンライン本工程ステップS828
が複数の工程から構成されており、その工程の途中で不
良が発生すると、残りの工程は無視してオンライン不良
工程ステップS826を実行して次の処理であるオンラ
イン後工程ステップS830に進む。ステップS830
では、オンラインの後処理工程を行う。ステップS83
1では、測定結果のLEDの状態(OKかNGか)、連
続不良が発生したかどうかを知らせるLEDの状態をセ
ットする。ステップS833では、前述のオンライン後
処理工程を行なう。ステップS834では、操作盤の運
転モードを切り替えるスイッチがオフラインモードにな
っているかを判断する。オフラインモードは、モニタコ
ンピュータ701によるリアルタイムな設備情報の監視
及びそれらを解析したデータを使用せず、コントロール
コンピュータ702による調整測定装置713のシーケ
ンスを行なうモードであり、オフラインモードであれば
ステップS836においてオフライン前処理工程を行な
う。ステップS837では、起動フラグがOKかどうか
を判断し、起動OKでない場合は、ステップS850の
前述のオフライン後処理工程へ進む。ステップS838
では、前回の測定結果のOKまたはNGのLEDを消灯
するOK/NG LED消灯処理を行なう。ステップS
840では、オフラインの前処理工程を行なう。ステッ
プS845では、オフラインにおいて本発明を実施した
レーザビームプリンタの調整、測定を行う調整測定装置
713の各処理を行う本工程処理を実行する。尚、ステ
ップS841では、オフライン前処理工程ステップS8
40やオフライン本工程ステップS845を実行中に1
工程終了する毎に工程不良が発生したかどうか監視して
おり、ステップS843では、工程不良発生監視処理ス
テップS841で不良が発生したときに実行するオフラ
イン不良(排出)工程処理を行なう。すなわちオフライ
ン本工程ステップS845が複数の工程から構成されて
おり、その工程の途中で不良が発生すると、残りの工程
は無視してオフライン不良工程ステップS843を実行
して次の処理、本実施形態ではオフライン後工程ステッ
プS847に処理が進む。ステップS847では、オフ
ラインの後処理工程を行う。ステップS848では、測
定結果のLEDの状態(OKかNGか)、連続不良が発
生したかどうかのLEDの状態をセットする。ステップ
S850では、前述のオフライン後処理工程を行う。ス
テップS851は操作盤の運転モードを切り替えるスイ
ッチが校正モードになっているかを判断する。校正モー
ドの場合、ステップS852において起動フラグがOK
かどうかを判断し、ステップS853は図6における操
作盤のデジタルスイッチ603の現在の番号を読み込
み、ステップS855及びステップS856において校
正工程処理を行なう。校正工程は複数用意され、ステッ
プS853により操作盤のスイッチ603を切り替える
ことによって任意の校正工程を実行することができる。
ステップS857では、操作盤の運転モードを切り替え
るスイッチがオンライン手動モードになっているか判断
し、オンライン手動モードであればステップS858に
おいて図6の操作盤における手動スイッチ群607のう
ちどのスイッチが押されたかを検索し、ステップS86
0及びステップS861において手動工程処理を行な
う。手動工程は複数用意され、操作盤の手動スイッチ6
07の各スイッチにその手動工程を割り当てておけば、
ステップS853により操作盤の手動スイッチ607の
うち、どのスイッチが押されたか判断して対応する任意
の手動工程を実行することができる。これにより実際に
は複雑な処理でも電磁弁をON、OFFする感覚で任意
の動作をすばやく実行することができる。
【0046】次に、各工程の処理の詳細を説明する。
【0047】図9は、本発明の一実施形態としての初期
化工程処理を示すフローチャートであり、図8aにおけ
るステップS804の処理内容である。
【0048】図中、ステップS901では、起動許可を
表わすLEDの表示をOFFにする。ステップS902
では、起動中を表わすLEDの表示を消す起動中(表
示)OFFにする。ステップS903では、各インター
フェイスを初期化する。ステップS904では、各制御
系の電源を通電状態にする。ステップS905では、起
動OKのフラグをクリアする。
【0049】図10は、本発明の一実施形態としての原
点チェック処理工程を示すフローチャートであり、図8
aにおけるステップS812の処理内容である。
【0050】図中、ステップS1001では、調整測定
装置713本体の各駆動系の原点センサーを取り込む。
ステップS1002では、ステップS1001で取り込
んだ原点センサーの情報から各駆動系が原点位置かどう
かを判断する。原点位置であれば、ステップS1003
では原点を表わすLEDの表示をONにし、ステップS
1004では起動を許可し起動許可を表わすLEDの表
示をONにする。原点位置でなければ、ステップS10
05は原点を表わすLEDの表示をOFFにし、ステッ
プS1006は起動を不許可にし、起動許可を表わすL
EDの表示をOFFにする。
【0051】図11は、本発明の一実施形態としての原
点復帰工程処理を示すフローチャートであり、図8aに
おけるステップS816の内容である。
【0052】図中、ステップS1101では、原点位置
への移動準備のための初期化を行なう。ステップS11
02では、調整軸(例えば図3や図4の各移動軸)を初
期位置に移動させる。ステップS1103では、コンタ
クトプローブやワークのクランパー等を初期位置に移動
させる。
【0053】図12は、本発明の一実施形態としての異
常処理工程処理を示すフローチャートであり、図8aに
おけるステップS808の処理内容である。
【0054】図中、ステップS1201では、制御系の
電源を切リ、ステップS1202では異常復帰ボタンが
押されたかどうかを判断し、ステップS1203では非
常停止ボタンが解除されているかどうかを判断し、ステ
ップS1204では異常が解除されたかどうかを判断す
る。ステップS1205では、異常が解除された後の初
期化を行う。
【0055】図13は、本発明の一実施形態としてのオ
ンライン前処理工程を示すフローチャートであり、図8
bにおけるステップS819の処理内容である。
【0056】図中、ステップS1301は異常があるか
どうかを判断し、異常がある場合は処理を終了する。ス
テップS1302では、調整測定装置713の各軸が原
点位置かどうかを判断し、原点位置であればステップS
1303において外部(例えばコンベアー側)から起動
指令がきたかどうかを判断する。外部からの場合、ステ
ップS1304では原点を表わすLEDの表示をOFF
し、ステップS1305では起動許可表示をOFFに
し、ステップS1306では起動OKフラグに起動OK
をセットする。
【0057】図14は、本発明の一実施形態としてのオ
ンラインの前処理工程を示すフローチャートであり、図
8bにおけるステップS823の処理内容である。
【0058】図中、ステップS1401では起動した時
刻を取り込む。ステップS1402では、バッファメモ
リや結果データメモリをクリヤする。ステップS140
3では、機種データにより規格の値の切替を行う。ステ
ップS1404では、調整軸例えば図3や図4の各移動
軸を初期位置に移動させる。ステップS1405では、
コンタクトプローブやワークのクランパー等を初期位置
に移動させる。
【0059】図15は、本発明の一実施形態としてのオ
ンライン本工程処理を示すフローチャートであり、図8
bにおけるステップS828の処理内容である。
【0060】図中、ステップS1501は本工程番号0
であり、カメラ光軸を中心に追い込む。ステップS15
02は本工程番号1であり、ピントを調整する。ステッ
プS1503は本工程番号2であり、ビームスキャンの
基準位置への調整を行う。ステップS1504は本工程
番号3であり光軸中心位置におけるビーム位置及び径を
測定する。ステップS1505は本工程番号4であり、
ビームスキャンを行なう基準位置を測定する。ステップ
S1507は本工程番号6であり、光軸中心に対してプ
ラス(+)Aの位置にカメラのピントを追い込む。ステ
ップS1508は本工程番号7であり、ステップS15
07でカメラを移動した位置においてビーム位置及び径
を測定する。ステップS1509は本工程番号8であ
り、ビームスキャンによって光量を測定する。ステップ
S1510は本工程番号9であり、ビームスキャンによ
って光量ムラを計算する。ステップS1511は本工程
番号10であり、光軸中心に対してマイナスのAの位置
にカメラを追い込む。ステップS1512は本工程番号
11でありステップS1511でカメラを移動した位置
においてビーム位置及び径を測定する。ステップS15
13は本工程番号12でありレーザスキャンにおいてレ
ーザを反射するポリゴンの面を変えてカメラ像の高さ変
化を計測することによってポリゴン各面の面傾斜量を測
定する。
【0061】図16は、本発明の一実施形態としてのピ
ント調整処理(本工程番号1)ルーチンを表わすフロー
チャートであり、図15におけるステップS1502の
処理内容である。
【0062】図中、ステップS1601ではレーザ光源
光学系409を押さえる。ステップS1602では、ピ
ント調整のための画像処理の初期設定を行う。ステップ
S1603では、ピントを調整する軸404を決められ
た量だけ駆動し、そのときの光量を測定しそのときのピ
ント軸の移動位置データと光量データを変数メモリ配列
に格納し、ステップS1604ではピント調整軸を設定
量移動したかどうかを判断する。ステップS1605で
は、ステップS1603で測定した光量データ配列にフ
ィルタ処理を行う。ステップS1606では、ステップ
S1603で測定した光量配列データから最大値を求め
それに対応するピント座標軸の位置を算出する。ステッ
プS1607では、ピント駆動軸のバックラッシュを補
正する。ステップS1608では、ステップS1606
で求めた光量ピーク位置へピント調整軸404を移動さ
せる。ステップS1609では、レーザ光源光学系40
9の押さえを解除する。
【0063】図17は、本発明の一実施形態としてのビ
ームスキャン基準位置調整処理(本工程番号2)ルーチ
ンを示すフローチャートであり、図15におけるステッ
プS1503の処理内容である。
【0064】図中、ステップS1701では、ミラーの
調整溝にビット301を差し込む前にビット301の位
置を差し込むことが可能な位置まで回転させてから差し
込む。ステップS1702では、ビームスキャン基準位
置センサとしてのレーザ反射ミラーを初期位置に移動さ
せる。ステップS1703では、調整回数の上限をセッ
トする。ステップS1704では、ビームが基準位置か
ら所定位置までスキャンする時間を測定する。ステップ
S1705では、ステップS1704で測定した時間が
規格内に入っているかどうかを判断し、規格内であれば
処理を終了する。ステップS1706では、調整回数セ
ット数から1回分引き算する。ステップS1707で
は、調整回数がオーバーしたかどうかを判断し、オーバ
ーした場合はステップS1708において不良フラグを
フラグ変数にセットして処理を終了する。ステップS1
709では、ステップS1704で測定した時間と目標
の時間から差分を計算し、ステップS1710では、ス
テップS1709で算出した差分の時間に対応するレー
ザ反射ミラーの移動量を計算してその分を駆動する。
【0065】図18は、本発明の一実施形態としての光
軸中心ビーム位置・径測定処理(本工程番号3)ルーチ
ンを示すフローチャートであり、図15におけるステッ
プS1504の処理内容である。
【0066】図中、ステップS1801ではカメラ21
1で撮像したビーム像を画像処理を通してビームの位置
と径の数値を取り込む。ステップS1802では、ステ
ップS1801で取り込んだビームの位置と径のデータ
が規格の範囲内かどうかを判断し、規格の範囲内であれ
ば処理を終了する。ステップS1803では、ステップ
S1802において取り込んだビームの位置と径のデー
タが規格の範囲外の場合に位置、径の不良フラグを所定
メモリにセットする。
【0067】図19は、本発明の一実施形態としての光
軸中心+A位置カメラ追い込み処理(本工程番号6)ル
ーチンを示すフローチャートであり、図15のステップ
S1507の処理内容である。
【0068】図中、ステップS1901では、受光機構
207、光学系209、撮像素子211、Z軸移動機構
213をX軸方向に所定位置まで移動させる。ステップ
S1902では、Vスリット502を横切るビーム位置
からビーム高さを検出する。ステップS1903では、
Z軸移動機構213を駆動してステップS1902で検
出した位置まで受光機構207、光学系209、撮像素
子211を移動させる。ステップS1904では、カメ
ラ211で撮像したビーム像を画像処理を通して取込
み、カメラ211の視野内にあることを確認する。
【0069】図20は、本発明の一実施形態としてのオ
ンライン後工程処理を示すフローチャートであり、図8
bにおけるステップS830の処理内容である。
【0070】図中、ステップS2001では現在時刻を
取り込む。ステップS2002では、起動時間取込処理
ステップS1401で取り込んだ時間とステップS20
01で取り込んだ時間との差分を計算して本工程処理に
要した時間を求めて所定変数メモリに書き込む。ステッ
プS2003では、起動中の表示を表わすLEDを消
す。ステップS2004では、起動OKのフラグをクリ
アする。ステップS2005では、起動許可を表わすL
EDの表示をONにする。ステップS2006では、測
定結果をプリンタに印字すると同時に、最終測定結果の
データ及び1シーケンス(1ワーク)が終了したことを
示すフラグ(のステータス)をデュアルポートメモリ4
501のステータスレジスタに書き込む。ステップS2
007では、各軸を原点位置に戻す。
【0071】図21は、本発明の一実施形態としてのオ
ンライン後工程処理を示すフローチャートであり、図8
bにおけるステップS833の処理内容である。
【0072】図中、ステップS2101では起動中の表
示を表わすLEDを消す。ステップS2102では、起
動OKのフラグをクリアする。
【0073】2.2 モニタコンピュータ701のソフ
トウエア構成図22〜図39及び図49〜図64を参照
し、本発明を適用した一実施形態としてのモニタコンピ
ュータ701において実行されるソフトウエアの構成を
説明する。
【0074】まず図22を参照し、モニタコンピュータ
701において実行されるプログラムの処理の流れの概
要を説明する。
【0075】図22は、本発明の一実施形態としてのモ
ニタコンピュータ101(701)のソフトウエアのフ
ローチャートである。
【0076】図中、ステップS2201ではメモリ上に
予め常駐させておきたいプログラムを起動したり、各初
期設定を行うプログラムを実行したりする常駐プログラ
ム(初期設定プログラム)を起動するTSRプログラム
起動処理を行なう。ステップS2202では、ユーザが
装置に合わせて専用のプロジェクトを起動するプロジェ
クト起動処理を行なう。ステップS2203では、メニ
ュー表示を行なうためのメニュープログラム処理を行な
う。ステップS2204では、モニタコンピュータプロ
グラムを終了するかどうかを判断し、終了しない場合は
ステップS2205においてコマンドを実行するコマン
ド実行処理を行なう。
【0077】図23は、本発明の一実施形態としての常
駐プログラムを起動するTSRプログラム起動処理のフ
ローチャートであリ、図22におけるステップS220
1の処理内容である。
【0078】図中、ステップS2301では現在のパラ
メータの設定状況を読み取る。ステップS2302で
は、既に常駐プログラムが起動済みかどうかを判断す
る。起動済みでない場合、ステップS2303では、初
期設定を解除するかどうかを判断し、ステップS230
4ではフォント設定、ステップS2305ではEMSメ
モリの初期化、ステップS2306ではタイマー割り込
みの初期化、ステップS2307ではXMSメモリの初
期化、ステップS2308では割り込みの飛び先アドレ
スを設定する割り込みベクタの初期化、ステップS23
09では常駐させるプログラムを読み込むTRS処理を
行なう。常駐プログラムが起動済みの場合、ステップS
2310では、初期設定を解除するかどうかを判断する
判断し、ステップS2311ではタイマー割り込みを停
止し、ステップS2312ではEMSメモリ解放し、ス
テップS2313ではXMSメモリ解放し、ステップS
2314では割り込み先アドレスを解除する割り込みベ
クタ解除し、ステップS2315では常駐プログラムを
解除するTRS解除処理を行なう。
【0079】図24(図24a〜図24b)は、本発明
の一実施形態としてのプロジェクト起動処理のフローチ
ャートであリ、図22におけるステップS2202の処
理内容である。
【0080】図中、ステップS2401ではアプリケー
ション間で共通使用するメモリを初期化する。ステップ
S2402では、FIS,FINC,TMP,ML等の
環境変数の取得を行なう。ステップS2403では、装
置専用のファイルから設定データを読み込む。ステップ
S2404では、ステップS2403でプロジェクト管
理ファイル読み込み処理でエラーが発生したかどうかを
判断する。ステップS2405では、プロジェクトファ
イルのパラメータがあるかどうかを判断する。ステップ
S2406では、モニタにタイトルを表示する。ステッ
プS2407では、現在存在するプロジェクト名を表示
する。ステップS2408からステップS2411は、
プロジェクト選択ルーチンである。ステップS2414
以降の処理はプロジェクト新規作成ルーチンであり、ス
テップS2414ではプロジェクトを新規製作するかど
うかを入力する。ステップS2415では、プロジェク
トを新規に製作するかどうかを判断し、ステップS24
16は新しいプロジェクト用のファイルを新規に作成す
る。ステップS2420では、新規プロジェクトかどう
かを判断し、ステップS2421では新規プロジェクト
名を入力し、ステップS2422ではプロジェクトのコ
メントを入力する。ステップS2423では、入力され
たデータに基づいた新しいプロジェクトを作成する。ス
テップS2424では、選択されたプロジェクトのデー
タを内部メモリへ書き込む。ステップS2425では、
プロジェクトを管理するデータファイルを更新する。ス
テップS2426では、メニュープログラムを実行する
ためのバッチファイルを作成する。
【0081】図25は、本発明の一実施形態としてのメ
ニュープログラムのフローチャートであり、図22のス
テップS2203の処理内容である。
【0082】図中、ステップS2501ではアプリケー
ション間で共通のメモリを使用できるようにする。ステ
ップS2502では、グラフィックファイルをVRAM
に読み込む。ステップS2503では、アセンブル処理
を起動するのかどうかを判断する。ステップS2504
では、データ解析処理を起動するのかどうかを判断す
る。ステップS2512では、ステップS2503のア
センブル処理またはステップS2504のデータ解析処
理を起動する場合に再起動フラグをOFFにする。ステ
ップS2505では、カレントのディレクトリへ移動す
る。ステップS2506では、モニタ(102)の画面
へメインメニューを表示する。ステップS2507以降
はメインメニューの選択ルーチンであり、選択されたフ
ァンクションキーの内容によりステップS2513で
は、サブメニュー処理を行うかどうかをコントロールコ
ンピュータ702に通知するためのモニタ処理及びデバ
ッカ処理を行うかどうかを判断する。ステップS251
4では、専用言語プログラムの編集、アセンブル、規格
等の設定、データ解析、及びそれらを行なうためのツー
ル等を起動するためのサブメニュー処理を実行し、ステ
ップS2515ではコントロールコンピュータ702の
動作を監視するためのモニタ処理及びコントロールコン
ピュータ702の処理実行のデバックをするためのデバ
ッカ処理を実行する。
【0083】図26(図26a〜図26b)は、本発明
の一実施形態としてのサブメニュープログラムのフロー
チャートであり、図25のステップS2514の処理内
容である。
【0084】図中、ステップS2601ではカレントの
ディレクトリへ処理を移動する。ステップS2602で
は、グラフィックデータをVRAMへ読み込んでサブメ
ニュー画面表示を行う。ステップS2603では、サブ
メニューの項目を表示する。ステップS2604では、
カレントの項目表示を反転表示する。ステップS260
5では、サブメニューの項目を選択する。ステップS2
606では、スペースが押されたかどうかを判断し、ス
テップS2607では、起動キー(例えばリターンキ
ー)が押されたか判断し、ステップS2608では、カ
ーソルキーが押されたかどうかを判断し、ステップS2
609では、メニュー項目の変更を行う。ステップS2
610では、モニタコンピュータ701のプログラムを
終了するかどうかを判断する。ステップS2611で
は、コマンド入力を受け付け、ステップS2612で
は、コマンドを実行する画面を表示する。ステップS2
613からステップS2618は、実行するコマンドの
選択ルーチンであり、生産能力値の解析、アセンブルの
実行、データ解析の実行、編集処理、規格の設定、ツー
ルプログラム(市販のソフトあるいはユーザ作成の別ソ
フト)を選択し、ステップS2623からステップS2
630において選択された項目をそれぞれ実行する。こ
こで、生産能力値とは、製品、の良品率(数)、不良品
(数)、生産ラインのライン稼働率等の生産ラインの生
産能力に関するデータの総称として以下に用いる。ステ
ップS2620では、表示しているグラフィックが壊れ
ているかどうかを判断し、壊れている場合はステップS
2622においてグラフィック画面を初期化し画面の再
表示を行う。ステップS2621では、サブメニュー表
示する。
【0085】図27は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカ起動プログラムのフローチャートであ
り、図25のステップS2515の処理内容である。
【0086】図中、ステップS2701では選択済みの
カレントディレクトリへ移動し、ステップS2702で
は画面消去する。ステップS2703からステップS2
707では、デュアルポートメモリ4501にアクセス
可能かどうかを判断し、不可能な場合はエラーを修正さ
せるためのキー入力処理、可能な場合はコントロールコ
ンピュータ702のモニタ処理及び処理実行のデバック
処理を行う常駐モニタデバッカ処理プログラムへチェー
ン状に結合する。
【0087】図28は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカ処理のメインフローチャートであり、
図27のステップS2707の処理によって起動される
プログラムである。
【0088】図中、ステップS2801では常駐モニタ
デバッカプログラム起動準備のための初期化を行なう。
ステップS2802からステップS2814は、常駐モ
ニタデバッカプログラムの起動ルーチンであり、コント
ロールコンピュータ702のモニタ処理を行う常駐モニ
タプログラムがメモリ上で起動しているかどうかを判断
し、コントロールコンピュータ702の処理実行のデバ
ックをするデバッカ処理を行うプログラムがメモリ上に
起動しているかどうかを判断する。ステップS2807
では、常駐モニタデバッガプログラムの起動が電源立ち
上げ後初めてかどうかを判断し、ステップS2809で
は、コントロールコンピュータ702の制御を行なうた
めのプログラム(以下、コントローラプログラム)の起
動を確認する。未起動であればステップS2815の終
了処理へ進む。ステップS2811では、常駐モニタプ
ログラムの処理だけを行うのか常駐モニタプログラムと
デバッカの処理両方を行うのかを判断する。ステップS
2815では、常駐モニタデバッカプログラムを終了す
るための終了処理であり、常駐モニタデバッカプログラ
ムの起動ルーチン実行中の強制終了も受け付ける。
【0089】図29は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカプログラムにおける初期化処理のフロ
ーチャートであり、図28のステップ2801の処理内
容である。
【0090】図中、ステップS2901では常駐モニタ
デバッカプログラム実行状態のパラメータを解析する。
ステップS2902では、アプリケーション内で共通使
用するメモリを有効にする。ステップS2903では、
内部メモリを常駐モニタデバッカプログラムが使用して
いることを表わすデバッカ起動中フラグをONにする。
ステップS2904では、ファンクションキーの設定を
保存する。ステップS2906では、グラフィックの初
期化を行なう。ステップS2907では、専用言語プロ
グラム上で定義したラベルや変数の対応メモリアドレス
を書き込んだシンボルファイルを読み込む。ステップS
2908では、専用言語プログラム上で定義した工程毎
のメッセージファイルを読み込む。ステップS2909
では、コントロールコンピュータ702からデュアルポ
ートメモリ4501を通してデータを取り込む。
【0091】図30は、本発明の一実施形態としてのコ
ントロールコンピュータの起動確認処理のフローチャー
トであり、図28のステップ2809の処理内容であ
る。
【0092】図中、ステップS3001ではデュアルポ
ートメモリ4501に接続していることを確認する。ス
テップS3003では、モニタコンピュータ701で実
行しているタイマー割り込みによるデュアルポートメモ
リ4501へのアクセスを停止する。ステップS300
5からステップS3011は、コントロールコンピュー
タ702の起動確認ルーチンであり、コントロールコン
ピュータ702からデュアルポートメモリ4501への
割り込みアクセスがあるかどうかを判断し、割り込みが
無い場合はモニタコンピュータ701のタイマー割り込
みによるデュアルポートメモリ4501へのアクセスを
再開する。割り込みがあった場合はコントロールコンピ
ュータ702の起動確認ができなかったものとしてモニ
タコンピュータ701のタイマー割り込みによるデュア
ルポートメモリ4501へのアクセスを再開する。
【0093】図31は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタ処理のフローチャートであり、図28のステッ
プS2812の処理内容である。
【0094】図中、ステップS3101では、常駐モニ
タ処理の開始に先立ち調整測定装置713の稼動結果を
表示するコマンドをONにする。ステップS3102か
らステップS3119は常駐モニタ処理ルーチンであ
る。ステップS3104では、マクロを実行中かどうか
を判断し、実行中でない場合は所定のキー入力があるか
どうかを判断し、入力された場合はそれぞれの処理を行
なう。マクロを実行中の場合は、ステップS3119に
おいてデバッガコマンドの入力処理を行なう。
【0095】図32は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタのファンクションキー処理のフローチャートで
あり、図31のステップS3109の処理内容である。
【0096】図中、ステップS3201からステップS
3212は、常駐モニタのファンクションキー処理ルー
チンであり、所定のファンクションキーが押されたかど
うかを判断し、押された場合はそれぞれの処理を行な
う。
【0097】図33は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタのシフトファンクションキー処理のフローチャ
ートであり、図31のステップS3111の処理内容で
ある。
【0098】図中、ステップS3301からステップS
3304は、常駐モニタのシフトファンクションキー処
理ルーチンであり、所定のファンクションキーが押され
たかどうかを判断し、押された場合はそれぞれの処理を
行なう。
【0099】図34(図34a〜図34b)は、本発明
の一実施形態としての常駐モニタプログラムとデバッカ
処理のフローチャートであり、図28のステップS28
13の処理内容である。
【0100】図中、ステップS3401からステップS
3404は、シーケンステーブルアップロード処理であ
り専用言語プログラムで記述されたシーケンスデータを
読み込む。ステップS3405では、デバッカプログラ
ムを終了するかどうかを判断し、ステップS3406か
らステップS3414では、キーボードからのコマンド
入力に応じたマクロコマンドを実行する。この間ステッ
プS3415からステップS3436では、所定のキー
入力があるかどうかを判断し、入力された場合はそれぞ
れの処理を行なう。
【0101】図35は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカ処理プログラムにおけるファンクショ
ンキー処理のフローチャートであり、図34bのステッ
プS3416の処理内容である。
【0102】図中、ステップS3501からステップS
3522は常駐モニタプログラムとデバッカ処理におけ
るファンクションキー処理ルーチンであり、所定のファ
ンクションキーが押されたかどうかを判断し、押された
場合はそれぞれの処理を行なう。
【0103】図36は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカ処理プログラムにおけるシフトファン
クションキー処理のフローチャートであり、図34bの
ステップS3418の処理内容である。
【0104】図中、ステップS3601からステップS
3612は常駐モニタプログラムとデバッカ処理におけ
るシフトファンクションキー処理ルーチンであり、所定
のファンクションキーが押されたかどうかを判断し、押
された場合はそれぞれの処理を行なう。
【0105】図37(図37a〜図37c)は、本発明
の一実施形態としての常駐モニタデバッカ処理プログラ
ムにおけるコマンド入力処理のフローチャートであり、
図34bのステップS3436の処理内容である。
【0106】図中、ステップS3702からステップS
3778は常駐モニタデバッカ処理プログラムにおける
コマンド入力処理ルーチンである。キーボードから入力
された所定のコマンドを取り込み、取得したコマンドと
それに付随するパラメータを分析した後、そのコマンド
に従ってそれぞれの処理を行なう。
【0107】図38は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタデバッカ処理プログラムの入力無し処理のフロ
ーチャートであり、図31のステップS3103、図3
4aのステップS3407、図51のステップS511
1、図52のステップS5207の処理内容である。
【0108】図中、ステップS3801ではコントロー
ルコンピュータ702からのデータ表示の要求があった
かどうかを判断する。ステップS3802では、コント
ロールコンピュータ702からデュアルポートメモリ4
501(コントロールコンピュータ702とモニタコン
ピュータ701が共有しているメモリ)を通してデータ
を読み込む。ステップS3803では、デュアルポート
メモリ4501が存在しているかどうかを判断する。ス
テップS3804では、デュアルポートメモリ4501
の接続確認をする。ステップS3805では、常駐モニ
タプログラム処理を行うかどうかを判断する。ステップ
S3806では、常駐モニタプログラム処理によってモ
ニタコンピュータ701のモニタ(図1の102)に表
示する。ステップS3807は予め設定された所定の条
件でコントロールコンピュータ702のシーケンス処理
を一時停止(ブレークとも言う)するかどうかを判断す
る。ステップS3808では、コントロールコンピュー
タ702に一時停止を指令する。ステップS3809で
は、コントロールコンピュータ702のシーケンスで印
字命令が要求されたかどうかを判断する。ステップS3
811では、コントロールコンピュータ702の印字命
令によって印字するデータをデュアルポートメモリ45
01から読み込んでプリンタ(図1の103)に印字す
る。ステップS3812では、コントロールコンピュー
タ702のシーケンスで入力命令が要求されたかどうか
を判断する。ステップS3813では、コントロールコ
ンピュータ702の入力命令によって入力したデータを
デュアルポートメモリ4501に書き込む。ステップS
3814では、コントロールコンピュータ702が一時
停止で停止したかどうかを判断する。ステップS381
5では、コントロールコンピュータ702が一時停止し
たときのデュアルポートメモリ4501の内容をモニタ
コンピュータ701に読み込み表示する。ステップS3
816では、日付と時刻の表示を行なう。ステップS3
817では、コントロールコンピュータ702からデュ
アルポートメモリ4501を通して読み込んだデータに
異常コードがあるかどうかを判断する。ステップS38
18では、異常メッセージをモニタ102に表示する。
【0109】図39は、本発明の一実施形態としてのモ
ニタ表示処理のフローチャートであり、図38のステッ
プS3806の処理内容である。
【0110】図中、ステップS3901では調整測定装
置713の装置モードをコントロールコンピュータ70
2からデュアルポートメモリ4501を介して読み込ん
で表示する。ステップS3902では調整測定装置71
3の装置ステータスをコントロールコンピュータ702
からデュアルポートメモリ4501を介して読み込んで
表示する。ステップS3903では、シーケンスモード
をコントロールコンピュータ702からデュアルポート
メモリ4501を介して読み込んで表示する。ステップ
S3904では、タスクナンバーをコントロールコンピ
ュータ702からデュアルポートメモリ4501を介し
て読み込んで表示する。ステップS3905では、工程
ナンバーをコントロールコンピュータ702からデュア
ルポートメモリ4501を介して読み込んで表示する。
ステップS3906では、軸データ表示を行うかどうか
を判断する。ステップS3907では、軸データをコン
トロールコンピュータ702からデュアルポートメモリ
4501を介して読み込んで表示する。ステップS39
08では、コントロールコンピュータ702のプログラ
ムバージョンをコントロールコンピュータ702からデ
ュアルポートメモリ4501を介して読み込んで表示す
る。ステップS3909では、コントロールコンピュー
タ702からのデータ表示の要求があったデータを読み
込み済みかどうかを判断する。ステップS3910で
は、コントロールコンピュータ702からデュアルポー
トメモリ4501を介してデータを読み込んで表示す
る。
【0111】図49は、本発明の一実施形態としての一
時停止のためのポーズ処理のフローチャートであり、図
34bのステップS3420、図35のステップS35
02、図51のステップS5106の処理内容である。
【0112】本ポーズ処理は、モニタコンピュータ70
1から強制的にコントロールコンピュータ702を一時
停止させる場合に使用される。
【0113】図中、ステップS4901、ステップS4
902では既にコントロールコンピュータ702が一時
停止状態かどうかを判断し、一時停止している場合は処
理を終了する。ステップS4903では、コントロール
コンピュータ702に一時停止を知らせるコマンドを送
るためにデュアルポートメモリ4501に一時停止コマ
ンドをセットする。ステップS4904では、一時停止
状態を確認するブレーク待ち処理を行なう。
【0114】図50は、本発明の一実施形態としての一
時停止解除またはトレースモードのステップ処理のフロ
ーチャートであり、図32のステップS3202、図3
5のステップS3504、図52のステップS521
9、図55のステップS5516の処理内容である。
【0115】図中、ステップS5001ではコントロー
ルコンピュータ702が一時停止状態かどうかを判断
し、一時停止状態であれば処理を終了する。ステップS
5002では、一時停止コマンドをコントロールコンピ
ュータ702に対してセットした直後かどうかを判断
し、セットした直後であればステップS5013の終了
処理を行う。ステップS5003では、シーケンスの実
行モードが連続モードかどうかを判断し、連続モードで
あればステップS5014において「CONT」を表示
する。連続モードでなければステップS5004におい
て「STEP」を表示する。ステップS5006では、
ステップ処理のフラグをONにする。ステップS500
7では、ブレークモードを強制セットする。ステップS
5009では、ステップ処理を行うかどうかを判断し、
行なう場合はステップS5010において連続モードへ
強制的に切り替える。ステップS5011では、ブレー
クポイントを次のシーケンスに設定する。ステップS5
016では、一時停止の解除を行ない、ステップS50
17において一時停止解除の指令をコントロールコンピ
ュータ702に送る。ステップS5018では、ステッ
プ処理かどうかを判断し、ステップS5019では一時
停止状態になったことを確認する。ステップS5020
では、一時停止状態の解除を行う。ステップS5021
では、連続モードからトレースモードへ切り替える。
【0116】図51は、本発明の一実施形態としてのシ
ーケンストレース処理のフローチャートであり、図36
のステップS3604の処理内容である。
【0117】本シーケンストレース処理は、専用言語プ
ログラムで記述されたコントロールコンピュータ702
のシーケンスの流れ情報を、トレースポイントとしてデ
ュアルポートメモリ4501を介して読み取り、モニタ
コンピュータ701のモニタ102においてシーケンス
の流れ情報として表示する。
【0118】図中、ステップS5101ではパラメータ
エラーがあるかどうかを判断し、ステップS5102で
は、トレース回数を指定するかどうかを判断する。指定
が無い場合ステップS5113においてトレース回数に
1回をセットする。指定がある場合ステップS5103
において、トレース回数をセットする。ステップS51
04では、トレース動作中かどうかを判断し、トレース
中であればステップS5105においてトレース回数を
1減らす。ステップS5106では、コントロールコン
ピュータ702を一時停止状態にする。ステップS51
07では、コントロールコンピュータ702のシーケン
スモードをトレースモードに切り替える。ステップS5
108からステップS5112は、トレースの実行ルー
チンであり、トレース回数が0になるまでステップS5
110においてデュアルポートメモリ4501にシーケ
ンス実行コマンドを書き込むことによってその実行コマ
ンドを送信し、実行を再開させる。
【0119】図52は、本発明の一実施形態としてのシ
ーケンステーブルのアップロード処理のフローチャート
であり、図34aのステップS3403の処理内容であ
る。
【0120】本アップロード処理は、専用言語プログラ
ムで記述されたコントロールコンピュータ702のシー
ケンスプログラムをコントロールコンピュータ702か
ら予め読み取り、シーケンストレース時等にモニタコン
ピュータ701においてコントロールコンピュータ70
2の実行シーケンスを表示するためのデータとする処理
である。
【0121】図中、ステップS5201ではコントロー
ルコンピュータ702が一時停止中かどうかを判断し、
一時停止中であればステップS5214以降のアップロ
ード処理へ進む。一時停止中でなければ、ステップS5
202では、コントロールコンピュータ702のシーケ
ンス実行モードが連続モードかどうかを判断する。ステ
ップS5203では、継続処理を行わせるフラグをセッ
トする。ステップS5204では、ほかに接続している
機器が一時停止状態になっていないかどうかを判断し、
一時停止状態の機器がある場合はステップS5205か
らステップS5211において一時停止状態の機器の一
時停止解除を行いアップロード処理に復帰するかまたは
処理を終了する。ステップS5213では、コントロー
ルコンピュータ702が一時停止状態になったかどうか
確認する。ステップS5214では、コントロールコン
ピュータ702からシーケンスプログラムを読み込む。
ステップS5215では、読み込みが正常に行われたか
どうかを判断する。ステップS5218では、連続処理
を行うフラグが立っているかどうかを判断する。ステッ
プS5219では、一時停止状態を解除してシーケンス
を継続させる。
【0122】図53は、本発明の一実施形態としての一
時停止待ち処理のフローチャートであり、図49のステ
ップS4904、図50のステップS5019、図52
のステップS5213の処理内容である。
【0123】本一時停止待ち処理は、モニタコンピュー
タ701からコントロールコンピュータ702に一時停
止指令を送った際にコントロールコンピュータ702が
一時停止したかどうかを確認する処理である。
【0124】図中、ステップS5301ではコントロー
ルコンピュータ702からの応答がないときの未応答処
理を行なう。ステップS5302では、コントロールコ
ンピュータ702が一時停止状態になったかどうかを判
断する。
【0125】図54は、本発明の一実施形態としての規
格データを設定する規格設定処理のフローチャートであ
り、図32のステップS3210、図33のステップS
3304、図36のステップS3612の処理内容であ
る。
【0126】図中、ステップS5402では、コントロ
ールコンピュータ702の規格データ等を読み込んで保
存するかどうかを判断する。保存する場合は、ステップ
S5405において保存し処理を終了する。ステップS
5403では、条件設定か規格設定か判断し、ステップ
S5404では、システムのコマンドを利用して汎用の
エディタで規格データを編集する。ステップS5406
では、システムのコマンドを利用して汎用のエディタで
条件データを編集する。
【0127】図55は、本発明の一実施形態としての規
格データの保存処理のフローチャートであり、図54の
ステップS5405の処理内容である。
【0128】本規格データの保存処理は、コントロール
コンピュータ702の規格データ等をモニタコンピュー
タ701に読み込んで保存する処理である。
【0129】図中、ステップS5501ではセーブファ
イルの指定があるかどうかを判断する。指定があればス
テップS5502において指定したファイルへ保存す
る。指定がなければステップS5503において前回指
定したファイルへ保存する。ステップS5504では、
保存する対象を条件データにするのか規格データにする
のか判断し、ステップS5505では保存対象を規格デ
ータにし、ステップS5506では保存対象を条件デー
タにする。ステップS5507では、保存対象メモリが
デュアルポートメモリ4501かどうかを判断し、デュ
アルポートメモリ4501ではない場合ステップS55
08においてコントロールコンピュータ702を一時停
止する。ステップS5509では、ファイル名を表示
し、ステップS5510では、保存対象メモリのアドレ
スを表示する。ステップS5511では、保存対象メモ
リがデュアルポートメモリ4501かどうかを判断す
る。デュアルポートメモリ4501であれば、ステップ
S5512においてデュアルポートメモリ4501のデ
ータをモニタコンピュータ701に読み込む。デュアル
ポートメモリ4501でなければ、ステップS5513
においてコントロールコンピュータ702からデータの
通信を行う。ステップS5514では、指定したファイ
ルにデータを書き込む。ステップS5515では、コン
トロールコンピュータ702にデータセーブのコマンド
を送信する。ステップS5516では、コントロールコ
ンピュータ702の一時停止状態を解除する継続処理を
行なう。
【0130】図56は、本発明の一実施形態としてのコ
マンド履歴呼び出し処理のフローチャートであり、図3
4bのステップS3422の処理内容である。
【0131】図中、ステップS5601では数値入力が
あるかどうかを判断し、数値入力であればステップS5
602において数値に対応したコマンドを呼び出す。ス
テップS5603では、シフトキーを押しながらのコマ
ンド履歴呼び出しかどうかを判断し、シフトキーを押し
ながらのコマンドであればステップS5604において
全てのコマンド履歴を表示する。ステップS5605で
は、コマンド履歴の呼び出しを開始するかどうかを判断
する。ステップS5606では、コマンド履歴があるか
どうかを判断し、無ければ処理を終了する。コマンド履
歴があればステップS5608において最後に入力した
コマンドの呼出インデックスを取り込む。ステップS5
607では、キーボードのカーソルキーのうちのアップ
キーを押されたかどうかを判断し、押されたらステップ
S5609において呼出インデックスを一つ戻し、押さ
れなければステップS5610において呼出インデック
スを一つ進める。ステップS5611では、呼出インデ
ックスに対応したコマンドを取得する。ステップS56
12では、コマンドラインバッファへ呼び出したコマン
ドをセットする。ステップS5613では、コマンドラ
インにコマンドを表示する。
【0132】図57は、本発明の一実施形態としての送
受信未応答処理のフローチャートであり、図53のステ
ップS5301の処理内容である。
【0133】本送受信未応答処理は、モニタコンピュー
タ701がコントロールコンピュータ702と送受信す
る場合に応答するまで待つための処理である。
【0134】図58は、本発明の一実施形態としてのシ
ステムOSのコマンド処理のフローチャートであり、図
37cのステップS3765、図54のステップS54
04、ステップS5406の処理内容である。
【0135】図中、ステップS5801では現在の画面
を記憶する。ステップS5802では、システムOSへ
戻るためのコマンドが指定されたかどうかを判断する。
ステップS5803では、システムOSに戻るコマンド
を起動する。ステップS5804では、汎用のアプリケ
ーションを起動するかどうかを判断する。ステップS5
806では、ファンクションキーの指定をシステムOS
に切り替える。ステップS5807では、システムOS
のコマンドを実行する。ステップS5808では、モニ
タコンピュータ701のファンクションキーの指定をモ
ニタコンピュータ701のソフトにて指定されたものに
戻す。ステップS5811では、画面表示用のメモリが
壊されているかどうかを判断する。ステップS5812
では、画面を再表示し、ステップS5813では、ステ
ップS5801で保存した画面を読み込む。
【0136】図59は、本発明の一実施形態としてのシ
ーケンス履歴を表示する処理のフローチャートであり、
図37aのステップS3721の処理内容である。
【0137】図中、ステップS5901では、シーケン
ス履歴の表示コマンドに付随するパラメータにエラーが
ないか判断する。ステップS5902では、パラメータ
が省略されているかどうかを判断する。ステップS59
03及びステップS5904では、シーケンス履歴の表
示をする初めのステップと最後のステップをデュアルポ
ートメモリ4501を介して読み取る。ステップS59
05では、開始ステップアドレスを5ステップ前のアド
レスに、終了ステップアドレスを一番最後のシーケンス
のアドレスにセットする。ステップS5906では、開
始ステップアドレスと終了ステップアドレス間のシーケ
ンスを逆アセンブルしてシーケンス履歴の表示を行う。
【0138】図60は、本発明の一実施形態としてのダ
イレクト実行コマンドの処理のフローチャートであり、
図37aのステップS3716の処理内容である。
【0139】本ダイレクト実行コマンドは、モニタコン
ピュータ701からのコマンド発行によりコントロール
コンピュータ702に工程のシーケンス動作をさせる処
理である。
【0140】図中、ステップS6001ではコマンドに
付属しているパラメータにエラーがないかどうかを判断
し、エラーがある場合は処理を終了する。ステップS6
002では、工程名称が指定されているかどうかを判断
し、指定が無い場合はステップS6010において工程
Noを取り込む。ステップS6011では、工程Noが
エラーかどうかを判断する。ステップS6003では、
校正シーケンスのコマンドかどうかを判断する。ステッ
プS6004では、工程名称を工程番号に変換する。ス
テップS6005では、シーケンスモードが校正モード
かどうかを判断する。ステップS6006では、実行す
るシーケンスの名称を表示する。ステップS6007で
は、連続モードに切り替える。ステップS6008で
は、工程処理をダイレクトにコントロールコンピュータ
702に実行させるコマンドを送るコマンド送信処理を
行なう。
【0141】図61は、本発明の一実施形態としてのメ
モリダンプコマンドの処理のフローチャートであり、図
37aのステップS3717の処理内容である。
【0142】本メモリダンプコマンドは、コントロール
コンピュータ702のメモリ内容をデュアルポートメモ
リ4501を介して読み込む処理である。
【0143】図中、ステップS6101ではコマンドに
付属しているパラメータにエラーがないかどうかを判断
し、エラーがある場合は処理を終了する。ステップS6
102では、読み込むデータの形式を取得し、ステップ
S6103及びステップS6104において読み込むア
ドレスの初めと最後のアドレス(または長さ)を取得す
る。ステップS6105からステップS6111では、
ステップS6102で取得した形式がどのようなものか
判断し、ステップS6112からステップS6118で
は、判断したデータ形式に従ってそれぞれを処理する。
【0144】図62は、本発明の一実施形態としての軸
データの表示設定を行う表示設定コマンドの処理のフロ
ーチャートであり、図37bのステップS3749の処
理内容である。
【0145】図中、ステップS6201ではコマンドに
付属しているパラメータにエラーがないかどうかを判断
し、エラーがある場合は処理を終了する。ステップS6
202では軸データの表示をクリアするコマンドかどう
かを判断し、軸データの表示をクリアするコマンドであ
ればステップS6211において軸データの表示設定を
クリアして処理を終了する。ステップS6203では、
全軸指定かどうかを判断し、全軸指定であればステップ
S6212において全軸データを表示し処理を終了す
る。ステップS6204では、軸Noを取り込む。ステ
ップS6205では、他にパラメータがあるかどうかを
判断し、他に無ければステップS6213において指定
した軸データを表示設定し処理を終了する。他のパラメ
ータがあれば、ステップS6206からステップS62
10において表示する軸コメントの読み込み、表示する
軸のアドレスを読み込み、表示するフォーマットを取り
込み、表示の属性の読み込み、そして指定されたところ
へ軸データ表示設定をセットする。
【0146】図63は、本発明の一実施形態としての軸
データの表示設定をクリア処理のフローチャートであ
り、図62のステップS6211の処理内容である。
【0147】図64は、本発明の一実施形態としてのシ
ーケンスの実行サイクル(処理速度)を設定するコマン
ドの処理のフローチャートであり、図37bのステップ
S3752の処理内容である。
【0148】図中、ステップS6401ではコマンドに
付属しているパラメータにエラーがないかどうかを判断
し、エラーがある場合は処理を終了する。ステップS6
402では、サイクルの指定があるかどうかを判断し、
指定がある場合はステップS6403においてサイクル
時間を取り込む。ステップS6404では、サイクル時
間を表示する。
【0149】3.動作の説明 以下、本発明の一実施形態の動作を図40、図44、図
46〜図48を参照し、処理の順序に従って説明する。
【0150】図40〜図43は、本発明の一実施形態と
しての常駐モニタ実行時の画面の表示例である(固定表
示部)。
【0151】図44は、本発明の一実施形態としての常
駐モニタ実行時の画面の表示例である(データ解析処理
時)。
【0152】図46〜図48は、本発明の一実施形態と
してのサブメニュー実行時の画面の表示例である(生産
能力値の解析時)。
【0153】まずコントロールコンピュータ702(1
05)の動作シーケンスを示した図8(図8a〜図8
d)において、電源を入れると初めにステップS802
でコンピュータのシステム自身が初期化される。ステッ
プS804は装置の初期化ルーチンであり、専用言語プ
ログラムの翻訳プログラムであるステップS803にて
解読され実行される。コントロールコンピュータ702
は操作盤スイッチの取込をステップS810で行い、操
作盤の運転モードスイッチ601がオンライン自動モー
ドならステップS817でYESの方へ進む。ここで外
部、例えば不図示の自動化ラインのコンベアや中央指令
コンピュータから起動フラグが立てられていればYES
でステップS821へ進むが起動フラグが立っていなけ
ればNOでステップS832へ飛び、ステップS805
へ戻り、このループを再び回ることになる。自動化ライ
ンのコンベアからワークが自動的に搭載(搭載装置は図
不記載)され、起動がかかればステップS820でステ
ップS821へ進み、ステップS822で前処理工程の
シーケンスであるステップS823を翻訳しながら実行
する。ステップS823では、図14にあるような処理
を順番に実行する。次にシーケンスは、ステップS82
8の本工程に進む。ここでの処理もステップS827に
て翻訳しながら実行される。本工程ステップS828の
処理内容である図15においてシーケンスは専用言語プ
ログラムのシーケンスに従って進んでいく。ただし、図
15における各工程の間においてコントロールコンピュ
ータ702の翻訳実行ステップS827は工程処理内で
エラーまたは不良が発生しなかったかどうか監視し、不
良が発生した時点でそれ以下の本工程は実行せずに不良
発生ステップS824へ飛び、不良工程ステップS82
6を実行する。
【0154】図15に記載されている本工程の実行にお
いていくつかシーケンスを説明する。本工程1であるピ
ント調整処理(図16)において、ステップS1601
でシリンダー403及び408を駆動して押さえ機構4
01を使用して光学系409をクランプ、さらにはさみ
機構405にて光学系409を前後からはさむ。次にス
テップS1602で画像処理等を初期設定する。次にス
テップS1603において駆動軸404をある決められ
た量を移動させることにより、光学系409を移動させ
る。そこで光量を測定し、移動位置と光量のデータをメ
モリに記憶する。この時のメモリはデュアルポートメモ
リ4501でも良い。次にステップS1604で決めら
れたストローク分移動したかどうかを判断し、まだなら
ばステップS1603に戻り移動と測定を行う。この処
理をステップS1604が真になるまで繰り返す。こう
して取り込まれた移動位置と光量のデータ列からステッ
プS1606にて一番光量の高い位置を算出し、ステッ
プS1607でバックラッシュの補正をした上でステッ
プS1608にてステップS1606で決定した位置に
移動させる。最後にステップS1609でクランプ機構
401とはさみ機構405をはずしてピント調整である
本工程1が終わる。次に本工程2であるビームスキャン
基準位置調整を行う。図17において、ステップS17
01でミラーの調整溝(図不記載)にビット301を差
し込む前に、ビットの位置をビット301を差し込むこ
とが可能な位置まで回転し、シリンダー304を駆動し
てビット301を差し込む。次にステップS1702で
モータ302を駆動してビット301を回転させ、レー
ザ反射ミラーを初期位置に移動させる。ステップS17
03では、予め決められている最大の調整回数を調整回
数としてセットする。次に調整のルーチンである。まず
ホリゴン(レーザスキャンミラー)(図不記載)を回転
させてビームが基準位置から所定位置までスキャンする
時間を計測しメモリに記憶する。ステップS1705で
この時間が予め決められた所定時間の規格内かどうかを
判断し、規格内ならばYESに進み処理を終了する。N
OならばステップS1706で調整回数を1減じ、ステ
ップS1707で調整回数がステップS1703でセッ
トした調整回数を越えたかどうか(この場合引いていく
ので調整回数がマイナスになったかどうか)を判断しY
ESならばステップS1708で不良のフラグを立て
る。NOならばステップS1709においてステップS
1704で測定したスキャン時間と目標の時間から差分
を計算しスキャン調整用レーザ反射ミラーの移動量に換
算する。そしてステップS1710でステップS170
9で算出した移動量分モータ302を駆動し、スキャン
調整用レーザ反射ミラーを調整する。この後ステップS
1704に戻り再びビームスキャン時間の測定を行う。
このループはステップS1705で調整が完了するか、
ステップS1707で調整回数がオーバーとなるかのい
ずれかで終了する。この工程でステップS1704で測
定するビームスキャン時間やステップS1710で駆動
する駆動量をデュアルポートメモリ4501に書き込ん
でおくことができる。次に本工程3である光軸中心での
ビーム位置、径の測定を行う。図18においてステップ
S1801で画像処理からビームの位置、径を測定す
る。このときビームはスキャンしながらある時間をビー
ムのスキャンに同期して定め、その時間で高速カメラ2
11によって瞬時に静止画像として取り込む。画像処理
からの測定結果はメモリ(デュアルポートメモリ450
1)に書き込まれる。ステップS1802でステップS
1801で取り込んだ測定データと規格値とを較べ、ビ
ームの位置、径が規格内に入らなければステップS18
03で不良フラグを立てる。以下、本実施形態では本工
程において同様の測定をカメラを移動して行う。本工程
を実行中にステップS1708のように不良フラグが立
った場合はステップS824に飛びそれ以降の本工程は
実行しない。
【0155】本工程ステップS828が終了するとステ
ップS830のオンライン後工程を行う。図20におい
て、ステップS2001で現在時間を取り込み、ステッ
プS2002でステップS1401で取り込んだ時間と
ステップS2001で取り込んだ時間の差分を計算する
ことで本工程処理を実行するのに要した時間(タクト)
を計算することができる。この結果はメモリ(デュアル
ポートメモリ4501)に記憶される。ステップS20
03で起動中の表示を消し、ステップS2004で起動
OKフラグをクリアし、ステップS2005で起動化表
示を点灯する。ステップS2006では測定調整結果を
プリンタに印字すると同時に測定の最終結果データと1
シーケンス(1ワーク)が終了したことを示すフラグを
デュアルポートメモリ4501のステータスレジスタに
書き込む。ステップS2007でビット301等の調整
軸を原点に戻してオンライン後工程処理を終わる。結果
がOKかNGかによってステップS831にてそれぞれ
のLEDを点灯させ、オンラインSC後工程処理ステッ
プS833を実行してシーケンスはステップS805に
戻って1回の測定ループが終了する。次のワークが用意
されれば再びステップS820で起動フラグが立ってレ
ーザビームプリンタの自動調整、測定が繰り返される。
【0156】オフラインモードの調整測定装置713の
調整測定動作の制御を行なう各工程の内容は、オンライ
ンの時とほぼ等しいため詳しい説明は省略する。また、
校正モードは、調整測定装置713自身の校正のための
モードであり、本実施形態においての詳細な内容説明は
省略する。
【0157】以上、本発明を実施した実施形態であるレ
ーザビームプリンタの自動調整測定装置の処理をコント
ロールコンピュータ702のシーケンスフローチャート
に従って説明した。
【0158】前述のように、単に被対象物の調整や測定
を行なうだけであれば、モニタコンピュータ701(1
01)は必要ない。また図8(図8a〜図8d)のよう
な全体のシーケンスをコントロールコンピュータ702
のプログラムとして予め用意しておき、実際の装置に則
した処理は本工程ステップS828のように専用言語プ
ログラムにより、後から自由に作成できるようにしてお
く。これにより最少必要限度のプログラム修正でさまざ
まな自動化機器に対応することができる。
【0159】次に本発明によるモニタコンピュータ70
1(101)の役割を説明する。モニタコンピュータ7
01は、直接装置の制御を行なうのではなく、コントロ
ールコンピュータ702が測定したデータをデュアルポ
ートメモリ4501の様に双方のCPUサイクルを干渉
することなく、データを読み書き可能な方法によりデー
タを読み書きし、コントロールコンピュータ702に代
わってデータ解析を行う。このためコントロールコンピ
ュータ702が、データの解析に要する時間を占有され
ないだけでなく、双方向の通信をデュアルポートメモリ
4501を介して行なうため、双方のCPUにおいて、
通信時間や通信のために相手を待つような無駄な時間が
全く発生しない処理シーケンスが実現できる。
【0160】図22において、モニタコンピュータ70
1が起動されるとまずステップS2201で初期設定と
モニタコンピュータ701に常駐するプログラムの起動
が開始される。図23においてステップS2301でパ
ラメータの解析を行い、ステップS2302において、
まだ常駐しておらず常駐解除フラグも立っていないなら
ばステップS2304でフォントの設定、ステップS2
305でEMSメモリの初期化、ステップS2306で
タイマー割り込みの初期化、ステップS2307でXM
Sメモリの初期化、ステップS2308で飛び先アドレ
スを設定する割り込みベクタの初期化処理、ステップS
2309でタイマー割り込みプログラム等の常駐プログ
ラムの読み込みと順次実行してこのフローチャートを抜
ける。すでにこのフローチャートを実行済みの時はステ
ップS2302でYESへ進み、ステップS2310に
て初期化、常駐プログラムを解除するかどうかを判断す
る。YESならばYへ進み各種メモリや割り込み設定等
をステップS2311からステップS2315で解除
し、このフローチャートを終了する。
【0161】次にモニタコンピュータ701に常駐する
プログラムのシーケンスは処理2202に進み、ユーザ
が装置に合わせた規格やコントロールコンピュータ70
2のプログラム等が収められているファイルを指定する
プロジェクトの起動を実行する。図24aにおいて、ス
テップS2403で専用のプロジェクトファイルを読み
込んだところでステップS2406で画面にタイトル表
示を行う。ステップS2404でエラーが発生してステ
ップS2415でYESを選択したり、ステップS24
20でYESを選択するとステップS2419やステッ
プS2423で新規のプロジェクトを作成することがで
きる。通常はステップS2409でリターンキーを押
し、ステップS2424でデータをメモリに読み込む。
ステップS2425でプロジェクトファイルを更新し、
ステップS2426で実行ファイルを作成してプロジェ
クト起動のフローチャートを終了する。
【0162】次にメニュープログラム処理ステップS2
203を実行する。図25において、ステップS250
1で内部メモリの割り付けを行い、ステップS2502
でグラフィック画面の初期化を行う。ステップS250
3でアセンブルの再起動フラグや、ステップS2504
でデータ解析プログラムの再起動フラグが立っていたら
ステップS2503、ステップS2504でYESに進
み、ステップS2514のサブメニュー処理に進む。ス
テップS2503でアセンブルの再起動フラグや、ステ
ップS2504でデータ解析プログラムの再起動フラグ
が立っていないならステップS2505へ進みファイル
のディレクトリを使用するプロジェクトのディレクトリ
へ移す。次にステップS2506で画面にメニューを表
示し、ステップS2507でメインメニューの選択入力
をを受け付ける。入力がカーソルキーならばステップS
2509からステップS2510へ進み、選択している
メニューを変更する。ステップS2511においてNO
であればステップS2507に戻り、ステップS250
8で起動キー(リターンキー)が押されたならばステッ
プS2513へ進み、メインメニューの選択で選択した
項目に従ってサブメニュー処理ステップS2514、又
はモニタ処理及びデバッカ処理ステップS2515を実
行する。ステップS2507〜ステップS2511のル
ープの中でステップS2511にて強制終了の指示が立
てばモニタコンピュータ701の処理プログラムを終了
する。
【0163】続いて、モニタコンピュータ701のプロ
グラムの機能であるコントロールコンピュータ702の
モニタ機能及びコントロールコンピュータプログラムの
デバック機能について説明する。
【0164】メニュープログラムである図25におい
て、ステップS2507〜ステップS2511のループ
でデバッカ及び常駐モニタ機能を選択し、ステップS2
508を抜けるとステップS2513からシーケンスは
ステップS2515へ進む。図27において、ステップ
S2701でディレクトリを移動してステップS270
2で今まで表示されていた項目メニュー画面を消去し、
ステップS2703でデュアルポートメモリ4501が
接続されているかどうかを判断する。デュアルポートメ
モリ4501が接続されているのが確認されたらステッ
プS2706へ進み、グラフィックを消去してステップ
S2707で常駐モニタ及びデバッカのプログラムを起
動する処理を実行する。ステップS2707で起動され
るプログラムは図28の常駐モニタデバッカプログラム
であり、シーケンスはそこに進む。図28において、ま
ず初期化処理ステップS2801を実行する。ステップ
S2801ではパラメータ解析処理ステップS290
1、内部メモリ共有化処理ステップS2902、内部メ
モリのデバッカ起動中フラグON処理ステップS290
3、ファンクションキーのセーブ処理ステップS290
4、強制終了アドレスセット処理ステップS2905、
グラフィック初期化処理ステップS2906、シンボル
ファイル読み込み処理ステップS2907、工程メッセ
ージ読み込み処理ステップS2908、軸データ設定更
新処理ステップS2909を順次実行する。次にステッ
プS2802において、常駐モニタのプログラムが起動
しているかどうかを判断してYESならステップS28
03で常駐モニタの固定表示部を表示し(添付図40参
照)、NOならばステップS2804で常駐モニタの固
定表示部を消去する。次にシーケンスは、ステップS2
804Aに進みデバッカ処理を行い、プログラムがメモ
リ上に起動しているかどうかを判断する。NOならばス
テップS2806でファンクションキーを設定変更し
て、YESならばデバッカを開始する表示処理(ステッ
プS2805)を行い、ステップS2807で初めての
起動(電源投入後またはコンピュータのリセット後初め
てこのフローチャートを実行する)かどうかを判断す
る。NOならばシーケンスはステップS2811へ行
く。YESならコントロールコンピュータ702の起動
確認を行うステップS2809へシーケンスは進む。図
30においてステップS3001でデュアルポートメモ
リ4501の接続確認を行い、ステップS3003でモ
ニタコンピュータの割り込みを停止する。ステップS3
005でコントロールコンピュータ702からデュアル
ポートメモリ4501からの割り込みアクセスがあるか
どうかを判断する。YESならばステップS3010で
モニタコンピュータ701の割り込みを再開してコント
ロールコンピュータ702が起動している確認フラグを
ステップS3011にてONにし、このシーケンスを終
了する。この場合は、コントロールコンピュータ702
の起動が確認されたことになる。ステップS3005が
NOの場合はステップS3005〜ステップS3008
のループをステップS3005がYESになるまで回る
ことになる。キーボード入力ステップS3006でES
Cキーを押すとステップS3007がYESとなってス
テップS3009に進み、モニタコンピュータ701の
割り込みを再開してシーケンスを終了する。この場合は
コントロールコンピュータ702の接続を確認できなか
ったことになる。シーケンスは、ステップS2810に
進みステップS2809でコントロールコンピュータ7
02との接続が確認できたかどうかを判断する。起動で
きなかった時は、ステップS2815へ進む。コントロ
ールコンピュータ702との接続が確認できた時は、ス
テップS2811に進み常駐モニタ処理のみか、常駐モ
ニタ処理とデバッカ処理両方を行うかを判断する。常駐
モニタ処理のみならば、ステップS2812へ行き、常
駐モニタ処理とデバッカ処理両方を行うならばステップ
S2813へシーケンスが進む。モニタコンピュータ7
01の主たる役割としてはこの常駐モニタ処理及びデバ
ッカ処理を実行することにある。ステップS2812の
常駐モニタ処理はステップS2813のデバッカ処理に
機能的に含まれているのでステップS2813について
以下に説明する。
【0165】図34において、まずステップS3401
で専用言語プログラムの実行形式データをコントロール
コンピュータ702から読み出し済みかどうかを判断す
る。まだ読み出していないならばステップS3402で
シーケンステーブルを読み出し、更にステップS340
3で専用言語プログラムの実行形式データをコントロー
ルコンピュータ702から読み出す。ステップS340
4で装置の稼働結果の表示を行う表示コマンドをONに
する。次にステップS3405でこのデバッカ処理ルー
チンを終了するかどうかを判断してYESなら終了す
る。NOならばコマンドの入力を受け付けるプロンプト
をモニタ102の画面に表示する。モニタコンピュータ
701において、常駐モニタ処理、及びデバッカ処理を
行うときはこのステップS3405からステップS34
35の処理ループを繰り返し回りながら実行していく。
ステップS3407の入力無し処理では常駐モニタとし
てコントロールコンピュータ702の状態を監視する処
理を主に行う。図38において、ステップS3801で
デュアルポートメモリ4501のステータスレジスタを
読み込み、コントロールコンピュータ702から稼働結
果を表示する要求が出ているかどうか確認する。これは
コントロールコンピュータ702の処理フローチャート
におけるステップS2006にて書き込まれたデュアル
ポートメモリ4501のステータスレジスタを読み込む
ことで、ステップS2006にて測定完了のフラグがデ
ュアルポートメモリ4501のステータスレジスタに書
き込まれていればステップS3801の処理はYESに
進みステップS3802にて測定結果データをデュアル
ポートメモリ4501から読み込んでコントロールコン
ピュータ702の内部メモリあるいは内蔵または外部記
憶装置104等に保存する。次にステップS3803で
デュアルポートメモリ4501が接続されているか確認
してNOならばステップS3804でデュアルポートメ
モリ4501の接続を確認する。つまり先にデータを読
み込んでしまってそのデータが有効かどうかは後で調べ
るためである。これにより、データの書き換えが頻繁に
起こる場合でも先に読み込んでしまえば、すぐに次のデ
ータを書き込めるようになる。次にステップS3805
で常駐モニタ処理を実行する場合は、ステップS380
6の常駐モニタ部表示を実行する。図39において、ス
テップS3901で装置モードを図40の4001に、
ステップS3902で装置ステータスを4002に、ス
テップS3903でシーケンスモードを4003に、ス
テップS3904でカレントタスクNoを4004に、
ステップS3905でカレント工程Noを4005にそ
れぞれ表示する。次にステップS3906で軸データの
表示を行うかの判断をしてYESならばステップS39
07で軸データの表示を4007に表示する。NOなら
ば表示しない。ステップS3908でコントロールコン
ピュータ702のプログラムのバージョンを4011に
表示する。次にステップS3802の結果が正しく取り
込めたかどうかの判断をしてYESならばステップS3
910にて測定結果を4006に不良台数を4008
に、投入台数を4009に、不良率を4010に表示す
る。本実施形態において、常駐モニタが通常表示する項
目は前述のとうりだが、結果データの項目を変更し、デ
ュアルポートメモリ4501のステータスレジスタの割
り当てを変更し、図40の画面表示を変更すればここに
示した以外のデータをを常時モニタ画面に加えることは
可能である。次にステップS3807で、コントロール
コンピュータ702が予め設定してある状態に達した
(例えば、コントロールコンピュータ702の実行中の
工程がある設定した工程に達した等)、またはあるデー
タが設定した値になった等をステップS3802で読み
取ったステータスレジスタの内容から判断してコントロ
ールコンピュータ702に一時停止命令を送るかどうか
を判断する。YESならばステップS3808におい
て、モニタコンピュータ701はデュアルポートメモリ
4501のコントロールレジスタに一時停止指令を書き
込む処理を行い、コントロールコンピュータ702を一
時停止させる。この機能により、コントロールコンピュ
ータ702のプログラムにその都度一時停止命令を記述
すること無く、あるいは、ある現象が起こったときにコ
ントロールコンピュータ702の処理を止めて装置を一
時停止させたいとき等に、モニタコンピュータ701か
らの設定だけでコントロールコンピュータ702及び調
整測定装置713を停止させることができる。次にステ
ップS3809では、コントロールコンピュータ702
から画面プリント命令が、モニタコンピュータ701に
対して要求されているかどうかをデュアルポートメモリ
のステータスレジスタから読み取る。YESならばステ
ップS3810で予めデュアルポートメモリのステータ
スレジスタのプリント表示用のデータエリアにコントロ
ールコンピュータ702からの画面プリント命令によっ
て表示すべきデータ書き込んでおけば、モニタコンピュ
ータ701はステップS3811にて書き込んであるデ
ータを読み込み、図40の画面エリア4012に表示す
る。ステップS3812ではコントロールコンピュータ
702から入力命令(例えばキーボード入力等)がなさ
れているかどうかを判断し、YESならはモニタコンピ
ュータ701からデータを入力し、デュアルポートメモ
リ4501に書き込む。コントロールコンピュータ70
2は、そのデュアルポートメモリ4501に書き込まれ
たデータを入力命令を出した後に読み込めばあたかも通
常のプログラムでのインプット命令と同じ機能をデュア
ルポートメモリ4501の読み書きということで達成す
ることができる。シーケンスは次に進み、ステップS3
814では、ステップS3807とは異なり今度はコン
トロールコンピュータ702のプログラム上で一時停止
命令が実行されたかどうかを判断し、YESならばステ
ップS3815にてコントロールコンピュータ702が
一時停止状態であることをモニタコンピュータ701に
表示する。ステップS3816で日付及び時刻を表示し
て、ステップS3817ではコントロールコンピュータ
702から異常が発生したことを示すフラグが立ってい
ないか判断する。異常ならばステップS3818で異常
のメッセージを画面に表示する。異常でないならばその
まま抜けて入力無し処理フローチャートを終了する。こ
のように装置からの調整/測定結果や装置の状態、モー
ド等をデュアルポートメモリ4501にデータを書き込
むことにより通信しているので、無駄な通信待ち時間が
発生することがなく、2台のコンピュータ間でのシェイ
クハンド処理を常時行なう必要もない。ステップS34
07の入力無し処理の後は、ステップS3408にてマ
クロを処理するかどうかを判断し、YESならステップ
S3409でマクロを実行してステップS3405に戻
る。ステップS3408がNOならば、ステップS34
10へシーケンスは進み、コントロールコンピュータ7
02の状態が更新されたかどうかを判断し、更新されて
いればシーケンスはステップS3405へ戻って処理を
続ける。ステップS3410において、コントロールコ
ンピュータ702の状態が更新されていないならばシー
ケンスはステップS3411へ進み、起動直後にこのシ
ーケンスを実行しているかどうかを判断し、YESなら
ばステップS3412にて初期設定のためのマクロコマ
ンドを実行してステップS3407へ戻る。ステップS
3411にてNOであれば、シーケンスはステップS3
413のキーボード入力処理された文字のスキャンを行
う。ここでキーボードからの文字入力があればシーケン
スはステップS3407へ戻る。このループを繰り返す
ことにより、ステップS3413でスキャンした文字に
従ってマクロを実行することができる。ステップS34
14で文字入力がないと判断した場合、シーケンスはス
テップS3415、ステップS3417、ステップS3
419、ステップS3421、ステップS3423、ス
テップS3425、ステップS3427、ステップS3
429、ステップS3431、ステップS3433、ス
テップS3435の判断処理に進み、キーボードの特定
のキーが押されたがどうかを判断をする。キーボード入
力が何もなければ、シーケンスはステップS3405へ
戻り、ステップS3405にて常駐モニタ、デバッカ処
理を終了しない限りステップS3405〜ステップS3
435を繰り返し、前述のコントロールコンピュータ7
02のモニタを実行し続ける。次に、このモニタコンピ
ュータ701での常駐モニタデバッカ処理のプログラム
実行中に、キーボードからコントロールコンピュータ7
02へ一時停止命令を送ることによりコントロールコン
ピュータ702のシーケンスの実行、及び調整測定装置
713を一時停止させるシーケンス、そして一時停止を
解除するシーケンスを説明する。図34の常駐モニタ、
デバッカ処理ループ中において、ファンクションキーの
F1を押すとステップS3415でシーケンスはステッ
プS3416へ進み、図35の判断3501がYESと
なってステップS3502を実行する。ステップS35
02の内容を示す図49において、ステップS4901
で既にコントロールコンピュータ702が一時停止状態
になっているかどうかを判断し、既に一時停止状態にな
っていれば何もしないで処理を終了する。ステップS4
901において、まだ一時停止状態になっていないなら
ばステップS4902に進み、モニタコンピュータ70
1以外の装置から一時停止がかかっていないかどうかを
判断し、YESであればステップS4905でエラー表
示して終了する。NOであれば、ステップS4903で
コントロールコンピュータ702に一時停止を指示する
コマンドをデュアルポートメモリ4501のコントロー
ルレジスタに書き込む。その後ステップS4904の一
時停止待ち処理を行なう。一時停止待ち処理を示した図
53において、まずステップS5301の送受信未応答
処理の実行とコントロールコンピュータ702が一時停
止状態になったかどうかを判断するステップS5302
の処理を繰り返す。コントロールコンピュータ702が
一時停止状態になればステップS5303、ステップS
5304のモニタ102画面処理を経て一時停止待ち処
理を終了する。ステップS5301とステップS530
2のループは、コントロールコンピュータ702が一時
停止するまで繰り返される。このようにモニタコンピュ
ータ701からの操作により、コントロールコンピュー
タ702の実行処理を一時停止させることができる。こ
の時、実行を一時停止するシーケンスはコントロールコ
ンピュータ702における専用言語プログラムであり、
図8(図8a〜図8d)のステップS804、ステップ
S808、ステップS812、ステップS816、ステ
ップS819、ステップS823、ステップS826、
ステップS828、ステップS830、ステップS83
3、ステップS836、ステップS840、ステップS
843、ステップS845、ステップS847、ステッ
プS850、ステップS855、ステップS856、ス
テップS860、ステップS861といった処理ルーチ
ンが該当する。またコントロールコンピュータ702に
おけるシステムプログラム、すなわち図8(図8a〜図
8d)のステップS803、ステップS807、ステッ
プS811、ステップS815、ステップS818、ス
テップS822、ステップS825、ステップS82
7、ステップS829、ステップS832、ステップS
835、ステップS839、ステップS842、ステッ
プS844、ステップS846、ステップS849、ス
テップS854、ステップS859等は実行を継続して
いる。従ってコントロールコンピュータ702からのデ
ュアルポートメモリ4501の読み書きは、シーケンス
が一時停止しても続けられている。次にコントロールコ
ンピュータ702の一時停止状態を解除するには、図3
4の常駐モニタ、デバッカ処理ループ中において、ファ
ンクションキーのF2を押すことによりステップS34
15でシーケンスはステップS3416へ進み、図35
のステップS3503がYESとなってステップS35
04を実行する。ステップS3504の内容である図5
0において、ステップS5001でコントロールコンピ
ュータ702が一時停止状態になっているか判断する。
NOであれば処理を終了する。一時停止状態ならステッ
プS5002に進み、継続処理のコマンドがコントロー
ルコンピュータ702に対してダウンロードされた直後
かどうかを判断し、ダウンロード直後でなければ、通常
の連続モードでコントロールコンピュータ702が動作
していたかをステップS5003で判断する。連続モー
ドであれば、ステップS5014を経てステップS50
08へ進む。ステップS5008で他から一時停止命令
が発行されていないことを確認してステップS5009
へ進み、通常の連続モードならばSTEP処理ではない
のでステップS5009はNOとなってステップS50
16で一時停止解除フラグをセットし、ステップS50
17でデュアルポートメモリ4501のコントロールレ
ジスタに書き込む。ステップS5018では、連続モー
ドならばSTEPモードではないのでNOとなって図5
0のシーケンスを終了する。コントロールコンピュータ
702はステップS5017で書き込まれたデュアルポ
ートメモリ4501のコントロールレジスタをシステム
プログラムによって読み取り、シーケンスの実行を再開
する。
【0166】次にモニタコンピュータ701からの操作
によってコントロールコンピュータ702のシーケンス
実行をプログラムの1ラインずつ実行させたり、指定し
たラインのみ実行させるモードであるシーケンストレー
ス及びSTEP処理について説明する。図34の常駐モ
ニタ、デバッカ処理ループ中において、シフトキーを押
しながらファンクションキーのF2を押すとステップS
3417でシーケンスはステップS3418へ進み、図
36のステップS3603がYESとなってステップS
3604を実行する。ステップS3604の内容である
図51において、ステップS5101でパラメータにエ
ラーがなければステップS5102のトレース回数が指
定してあるかどうかの判断をする。パラメータとしてト
レース回数を入力していなければNOとなってステップ
S5113でトレース回数は1回にセットされる。連続
の通常シーケンスモードを実行していてたのならば、ス
テップS5104でYESとなってステップS5105
でトレース回数から1減じる。続いてステップS510
6のポーズ処理でコントロールコンピュータ702を一
時停止させる。次にステップS5107でモードをトレ
ースモードに切り替えてステップS5108に進む。ス
テップS5108では、トレース回数があるかどうかを
判断するが、今回はステップS5113でセットしたト
レース回数の1回がステップS5105で1引かれて0
回になっているのでトレース回数無しとなり、ステップ
S5108はNOとなってこのシーケンスを終了する。
すなわち連続でシーケンスが実行中にシーケンストレー
スを実行すると一時停止状態になるわけである。さらに
この状態で再びシフトキーを押しながらファンクション
キーのF2を押すとステップS5104までは前述のよ
うにフローチャートが進み、今度はステップS5104
にて連続動作中ではないのでステップS5105をスキ
ップして前述のステップS5106、ステップS510
7と進む。ステップS5108では、今度はトレース回
数が1なのでステップS5109へ進みトレース回数が
1減じる。次にステップS5110において、コントロ
ールコンピュータ702のシーケンスを1ラインだけ実
行させステップS5111を経てステップS5112に
てコントロールコンピュータ702が実行を終了して再
び一時停止状態になったらステップS5108へフロー
チャートは戻る。今度はトレース回数が0なので、ここ
でこのフローチャートを終了する。従ってこれ以降シフ
トキーを押しながらファンクションキーのF2を押す毎
にコントロールコンピュータ702のシーケンスは1ラ
インづつ実行されるのである。次にパラメータとしてト
レースの回数を設定した場合は、まずコントロールコン
ピュータ702が一時停止の状態において、トレース回
数をキーボードから入力し、シフトキーを押しながらフ
ァンクションキーのF2を押すとステップS5102ま
では前述のようにフローチャートが進む。ステップS5
102では、トレース回数が指定されているのでステッ
プS5103へ進み、トレース回数をセットする。ステ
ップS5104では、連続動作中ではないのでステップ
S5106へ飛び、ステップS5107を経てステップ
S5108へ進む。ステップS5108では、トレース
回数が有るのでステップS5109へ進み、トレース回
数を1引いて、ステップS5110でコントロールコン
ピュータ702のシーケンスを1ラインだけ実行させス
テップS5111を経てステップS5112にてコント
ロールコンピュータ702が実行を終了し、再び一時停
止状態になったらステップS5108へフローチャート
は戻る。ステップS5108では、トレース回数がまだ
あれば再びステップS5109〜ステップS5112の
フローを繰り返し、ステップS5108でトレース回数
がなくなるとこの一時停止状態のままシーケンスを終わ
る。結果として指定したライン数(トレース回数)だけ
実行すると一時停止状態になる。この機能により任意の
プログラムラインまで実行させて一時停止させることが
できるわけである。ここでこのシーケンストレースを利
用する場合、全ての命令を1ラインづつ実行するので、
サブルーチンを実行する命令のように深い階層でまたシ
ーケンストレースを続けることになるとサブルーチンか
ら戻るまでキーを押し続けなければならない。そこでシ
ーケンストレースモードで一時停止している状態におい
て、継続指令(一時停止解除指令)を出したときのコン
トロールコンピュータ702のシーケンスについて説明
する。本実施形態においては、キー操作は前述した連続
シーケンスモードで一時停止させ再び連続シーケンスを
開始させる場合と同じである。シーケンストレースモー
ドの一時停止状態において、図34の常駐モニタ、デバ
ッカ処理ループ中で、ファンクションキーのF2を押す
とステップS3415でシーケンスはステップS341
6へ進み、図35のステップS3503がYESとなっ
てステップS3504を実行する。ステップS3504
の内容である図50において、ステップS5001で一
時停止状態なのでYESでステップS5002へ進み、
ここはNOでステップS5003へ行く。ステップS5
003において、連続モードではないのでステップS5
004でSTEPを表示し、ステップS5005へ進
む。ステップS5005では、コントロールコンピュー
タ702のシーケンスで次に実行する命令が、例えばサ
ブルーチンへ飛ぶ命令のようにプログラムの構造により
深い階層へシーケンスが進んだり、その命令を実行する
とある条件が揃うまで処理が繰り返しになるような命令
かどうかを判断する。この判断がYESならはステップ
S5006にてSTEP処理を行うというフラグを立
て、ステップS5007で一時停止モードをセットす
る。次にステップS5008でモニタコンピュータ70
1以外の装置から一時停止命令が出ていないことを確認
し、ステップS5009へ進む。ステップS5006で
STEP処理フラグを立てたのでステップS5009で
はYESとなってステップS5010へ進む。ステップ
S5010では、モードを連続モードに強制的に切り替
えて、ステップS5011で実行しようとしている前述
のサブルーチンジャンプ命令等の次に一時停止ポインタ
をセットする。続いてステップS5016で一時停止解
除のフラグをセットし、ステップS5017でデュアル
ポートメモリ4501のコントロールレジスタに書き込
む。ここでコントロールコンピュータ702は、連続モ
ードで一時停止を解除されたことになるので一時停止ポ
インタまで連続してシーケンスを実行する。ステップS
5018では、STEP処理なのでYESでステップS
5019へ進みコントロールコンピュータ702のシー
ケンスが一時停止ポインタによって一時停止するのを待
つ。コントロールコンピュータ702が一時停止したな
らば、ステップS5020で一時停止モードとSTEP
処理フラグをクリアし、ステップS5021にて連続モ
ードからトレースモードへモードを戻してフローチャー
トを終了する。これらの処理により、シーケンストレー
スモードにおけるサブルーチンジャンプ等の命令を、一
つの命令として1ライン毎に実行することができる。
【0167】次にコントロールコンピュータが現在まで
にどのような命令を実行してきたかモニタコンピュータ
701に表示するシーケンス履歴表示処理のフローチャ
ートについて説明する。図34の常駐モニタ、デバッカ
処理ループ中において、モニタコンピュータ701のキ
ーボードからHキーを入力してさらに必要ならパラメー
タも打ち込んでリターンキーを押すとステップS343
5でシーケンスはステップS3436へ進み、図37a
のステップS3713がYESとなってステップS37
21を実行する。ステップS3721の内容である図5
9において、ステップS5901でパラメータが正しい
か判断し、エラーがなければステップS5902へ進
む。ステップS5902では、パラメータが入力されて
いるかどうかを判断してパラメータが入力されていれば
ステップS5903でシーケンス履歴を表示するシーケ
ンスのステップの最初のラインをセットして、ステップ
S5904で表示する終わりのステップのラインをセッ
トする。ステップS5902でパラメータが省略されて
いる場合ステップS5905へ進み、最初のステップを
固定ステップ値に(例えば5ステップ等)セットし、終
わりのステップをコントロールコンピュータ702が実
行した最後のステップのラインをセットする。コントロ
ールコンピュータ702のシーケンスがプログラムのど
このラインを実行しているかは、デュアルポートメモリ
4501のステータスレジスタを介して常にモニタコン
ピュータで取り込んでいるので、モニタコンピュータが
起動してから記憶容量の許す限りのシーケンス履歴を取
り込んでおくことができる。シーケンステーブル(コン
トロールコンピュータ702の実行プログラム)の取込
は、ステップS3403にて行ってあるので、ステップ
S5906にて初めのステップと終了ステップの間のプ
ログラムをシーケンステーブルと照らし合わせて逆アセ
ンブルしてモニタコンピュータ701のモニタ102の
画面に表示してこのフローチャートを終了する。
【0168】このように、シーケンステーブルが装置の
工程を表すようにプログラムを組めば、装置の動作工程
の履歴を知ることが可能となる。更に、コントロールコ
ンピュータ702のシーケンスプログラムにおける実行
中の工程情報と同時に、装置の状態データである調整回
数や軸の移動量、画像処理結果等もデュアルポートメモ
リ4501に書き込まれているので、シーケンス履歴と
して装置の状態もモニタコンピュータに取り込み、表示
することが可能となる。即ち、この機能によってコント
ロールコンピュータ702が今どのように実行している
か、またトラブル等でコントロールコンピュータ702
が停止した場合でもコントロールコンピュータ702は
プログラムシーケンスをどこまで、どのように実行して
きたかが分かるようになる。
【0169】次にサブメニュー処理ステップS2514
へシーケンスが進んだ場合を説明する。このサブメニュ
ー処理は、専用言語プログラムを編集する処理や専用言
語プログラムをアセンブルする処理や規格等を設定する
処理やデータ解析処理等を行うもので、例えばプログラ
ムを記述するための一般に市販されているエディタプロ
グラムやデータ解析をするための表計算プログラム等の
ようにモニタコンピュータ701のプログラムとは全く
別のプログラムを起動することもできるし、元々モニタ
コンピュータ701のサブプログラムとして用意してお
くことも可能である。また、市販プログラムではないモ
ニタコンピュータ701用に作成したプログラムであっ
てもプログラムが大きすぎてサブプログラムとしてモニ
タコンピュータ701のプログラムと一緒にできない場
合は、市販のプログラムのように別プログラムとして用
意しておくことは可能である。図26aに示したサブメ
ニュー処理のフローチャートにおいて、ステップS26
01でステップS2507かステップS2510で選択
した項目に従って、編集、アセンブル、ツール、規格設
定、データ解析のうちから初期選択項目を決定してき、
ステップS2602でサブメニューの基本画面を、続い
てステップS2603でサブメニューで選択するように
用意されている項目を表示し、ステップS2604では
現在選択されている項目を反転表示させる。ステップS
2605でキーボードの入力を待ち、スペースキーなら
ステップS2606でYESとなリ、ステップS261
1で直接コマンドの入力を受け付ける。カーソルキーな
らばステップS2608でYESとなり、ステップS2
609で選択項目が変更になりステップS2604で別
の項目が反転表示される。ステップS2605での入力
が起動キー(リターンキー)ならばステップS2607
でYESとなってそのときの選択した項目の情報を持っ
てステップS2612を経て起動する項目を判断するス
テップS2613〜ステップS2618へ進む。例えば
生産能力値を解析する項目をメニューの中から選択して
いたならば、ステップS2613でYESとなりステッ
プS2623で再起動フラグをONにしてステップS2
624で生産能力値の計算、画面表示等を行なうプログ
ラムを読み込む。生産能力値解析プログラムをサブルー
チンとしてモニタコンピュータ701のメモリに読み込
んでいても良いがプログラムが大きい場合には一時的に
モニタコンピュータ701のプログラムを切り替えるこ
とも可能である。この場合ステップS2623にて再起
動のフラグを立ててあるので、生産能力値解析のプログ
ラムを終了すると自動的にモニタコンピュータ701の
プログラムを読み込んで図26bのステップS2624
の直後にフローが戻る。生産能力値のデータは、図34
の常駐モニタ、デバッカ処理のループを回っている間の
ステップS3407の中のステップS3802にて測定
結果を記憶してあるものを読み出して処理する。この時
のデータの蓄積の仕方は前述した通りである。
【0170】図46〜図48は、生産能力値を分析しグ
ラフ表示した例である。図46は、1日毎の不良内容を
その項目毎に割合表示した時間帯別不良項目分布であ
る。図47は、あるワークの指定データにおける時間毎
の推移変動を表したワーク別指定データ変位分布であ
る。図48は、ある調整工程での所定の期間における基
準値からのばらつきを、そのばらつき毎にワーク数を縦
軸として表した調整工程能力である。この他にも、不図
示のある時間毎の良品率を表した時間帯別良品生産能力
値、ある期間累積した不良項目別の発生頻度を表した指
定期間累積不良項目別発生度数分布、そして装置タクト
の平均を表した毎正時平均タクト表示等がある。
【0171】次にデータ解析の場合であるが、前記と同
様なシーケンスにより、図26のフローチャートでデー
タ解析を選択すれば、ステップS2615はYESとな
ってステップS2627に進む。ステップS2627で
は、予めコントロールコンピュータ702の測定シーケ
ンス実行中に取り込んだデータをデュアルポートメモリ
4501を通して取り込んでおく。例えば図16の本工
程1ピント調整処理のステップS1603、ステップS
1604のループで測定したデータをデュアルポートメ
モリ4501のバッファに書き込んでおく。このデータ
をステップS2627で読み込むことによって処理、及
びグラフ表示が可能となる。コントロールコンピュータ
702の実行処理を中断しないでこのデータを読み込む
ならばステップS2627を実行する度にそのときの最
新のデータを表示することができる。図44は、前記デ
ータを表示した例である。このグラフは、ステップS2
627によりモニタ102の画面に表示される。
【0172】本発明の実施形態のシステムは、ラインコ
ンピュータ及びコントロールコンピュータをそれぞれ1
台で構成したが、複数台で構成したシステムにも適用で
きることは言うまでもない。また複数台で構成すれば不
具合発生時のデータのバックアップや復旧処置等のフェ
イルセーフにも有効である。
【0173】尚、本発明は、本実施形態のように複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0174】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0175】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0176】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0177】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0178】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0179】<本実施形態の効果> (1)自動化システムの機能を、モニタコンピュータ7
01とコントロールコンピュータ702に分割すること
により監視解析業務と検査調整業務を分割することがで
きた。 (2)モニタコンピュータ701が有するメニュープロ
グラムにより、データ解析処理、専用言語プログラムの
編集、アセンブル、規格等の設定、そしてコントロール
コンピュータ702の動作を監視するためのモニタ処理
及びコントロールコンピュータ702の処理実行のデバ
ックをするためのデバッカ処理等の機能ををモニタコン
ピュータ701に一括して備え、メニュー形式で選択可
能としたため、作業者にコントロールコンピュータ70
2による検査調整業務とは独立した作業のし易い環境を
提供することができた。 (3)モニタコンピュータ701とコントロールコンピ
ュータ702の通信手段にデュアルポートメモリ450
1を使用し、コントロールコンピュータ702の内部メ
モリの1つとして使用することにより、コントロールコ
ンピュータ702のシーケンス制御とは独立しているタ
イミングでモニタコンピュータ701への設備情報の送
信が可能となった。 (4)モニタコンピュータ701とコントロールコンピ
ュータ702の通信手段にデュアルポートメモリ450
1を使用することにより、モニタコンピュータ701で
の設備情報を利用したリアルタイムなデータ収集、解析
が常時可能となった。 (5)デュアルポートメモリをコントロールコンピュー
タ702側に設置することにより、モニタコンピュータ
701での不具合発生によるダウンまたは電源遮断が発
生してもコントロールコンピュータ702のシーケンス
処理に影響を及ぼすことがない分散型の自動化システム
が構築できた。また、モニタコンピュータ701が復旧
した際、モニタコンピュータ701のフェイル中のデー
タの収集も容易に実現できる。更にラインのシーケンス
動作確定後、モニタコンピュータ701が不必要であれ
ば撤去することも可能である。 (6)コントロールコンピュータ702によるオンライ
ン後工程処理(図20)において、本工程処理を実行す
るのに要した時間(タクト)、調整回数や軸の移動量、
画像処理結果等の測定調整結果等のデータを1シーケン
ス(1ワーク)毎にデュアルポートメモリ4501のス
テータスレジスタに書き込む方法を採った。これによ
り、装置の不具合或はソフトウェアの不備等により装置
が停止した場合において、停止直前までの工程やシーケ
ンスを容易に確認し、原因の追求が行なえる。 (7)デュアルポートメモリを使用することにより、モ
ニタコンピュータ701とコントロールコンピュータ7
02のCPUを通信回線の保持すなわちハンドシェイク
を常時保持する処理に使用することから開放することが
できた。 (8)デュアルポートメモリ4501の内部の割り当て
を、機能毎にステータスレジスタ、コントロールレジス
タ、シェイクハンドレジスタ、バッファに分割して使用
したことにより、システムの監視、制御をコマンド形式
で簡潔に実行できた。 (9)コントロールコンピュータ702のソフトウエア
の構成において、自動化システムの制御専用に予め用意
した命令群の組み合わせによって記述されたプログラム
(専用言語)を部分的に使用し、かつそれらのプログラ
ムを複数の工程に分割することにより、部分的な変更を
行なうだけで本発明を実施形態以外の自動化システムに
も簡単に適用できる汎用ソフトウエアができた。 (10)コントロールコンピュータ702におけるシー
ケンスの実行において、専用言語プログラムで記述され
た部分を実行形式に翻訳しながら動作させる形態を取っ
ているため、ラインのシーケンス動作確定前のデバック
作業や動作の部分改造を行なう場合にソフト変更の度に
コンパイルする必要がない作業効率の良いソフトウエア
の構築ができた。 (11)上記の(9)、(10)により汎用ソフト言語
を扱いなれない使用者や製造ラインの直担当者が現場レ
ベルでシステムの改造、調整を短時間で行なうことが可
能となった。 (12)専用言語プログラムで記述されたコントロール
コンピュータ702のシーケンスの流れ情報を、トレー
スポイントとしてデュアルポートメモリ4501を介し
て読み取り、モニタコンピュータ701のモニタ102
においてシーケンスの流れ情報、即ち実行中のタスクや
工程やプログラムライン等の情報として表示するトレー
スモードにより、シーケンス動作を全体的または部分的
にコントロールコンピュータ702のモニタ102で視
覚的に確認することができた。 (13)モニタコンピュータ701の常駐モニタデバッ
カ機能における連続モード/STEPモードにより、コ
ントロールコンピュータ702のシーケンス制御動作を
モニタコンピュータ701から全体的または部分的な実
行や一時停止そして監視ができるようになった。 (14)調整測定装置713とコントロールコンピュー
タ702のソフトウェアの構成により、組み立てだけで
なくレーザビームプリンタの自動調整及び測定が可能と
なった。これにより生産ラインにおける生産の増減等の
調整及び計画を組み立てから組立後の検査調整まで一貫
して行なえるようなった。 (15)調整測定装置713に備えられたワークのレー
ザ反射ミラー調整機構206とコントロールコンピュー
タ702のソフトウェアの構成により、パルス変調され
た光ビームの光束を感光材料へ走査するレーザ反射ミラ
ーを自動的に調整することができた。 (16)調整測定装置713に備えられたレーザ光源の
光学系409とコントロールコンピュータ702のソフ
トウェアの構成により、パルス変調された光ビームの光
束の集光状態を自動的に調整することができた。 (17)調整測定装置713に備えられた高速シャッタ
ーカメラ719とコントロールコンピュータ702のソ
フトウェアの構成により、光ビームの走査位置や光軸中
心を自動的に調整することができた。
【0180】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生産設備のライン制御と並行してワークに関するデータ
解析が可能な自動化システムの提供が実行する。
【0181】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレーザビームプリンタの自動
調整測定システムのシステム構成図である。
【図2】本発明を適用したレーザビームプリンタの自動
調整測定装置本体の詳細図である。
【図3】本発明を適用したレーザ反射ミラー調整機構の
詳細図である。
【図4】本発明を適用したレーザ光源の光学系を調整す
るレンズ調整機構の詳細図である。
【図5a】本発明を適用したV字型スリットを搭載した
受光機構の詳細図である(正面図)。
【図5b】本発明を適用したV字型スリットを搭載した
受光機構の詳細図である(側面図)。
【図5c】本発明を適用したV字型スリットを搭載した
受光機構の詳細図である(Vスリットチャート)。
【図6】本発明を適用したレーザビームプリンタの自動
調整測定装置の操作盤を示した図である。
【図7】本発明を適用したレーザビームプリンタの自動
調整測定システムにおける機能構成を示したブロック図
である。
【図8a】本発明の一実施形態としてのコントロールコ
ンピュータのソフトウエアにおけるメインフローチャー
トである。
【図8b】本発明の一実施形態としてのコントロールコ
ンピュータのソフトウエアにおけるメインフローチャー
トである。
【図8c】本発明の一実施形態としてのコントロールコ
ンピュータのソフトウエアにおけるメインフローチャー
トである。
【図8d】本発明の一実施形態としてのコントロールコ
ンピュータのソフトウエアにおけるメインフローチャー
トである。
【図9】本発明の一実施形態としての初期化工程処理を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態としての原点チェック処
理工程を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態としての原点復帰工程処
理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態としての異常処理工程処
理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態としてのオンライン前処
理工程を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態としてのオンラインの前
処理工程を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態としてのオンライン本工
程処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の一実施形態としてのピント調整処理
(本工程番号1)ルーチンを表わすフローチャートであ
る。
【図17】本発明の一実施形態としてのビームスキャン
基準位置調整処理(本工程番号2)ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図18】本発明の一実施形態としての光軸中心ビーム
位置・径測定処理(本工程番号3)ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図19】本発明の一実施形態としての光軸中心+A位
置カメラ追い込み処理(本工程番号6)ルーチンを示す
フローチャートである。
【図20】本発明の一実施形態としてのオンライン後工
程処理を示すフローチャートである。
【図21】本発明の一実施形態としてのオンライン後工
程処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施形態としてのモニタコンピュ
ータのソフトウエアのフローチャートである。
【図23】本発明の一実施形態としての常駐プログラム
を起動するTSRプログラム起動処理のフローチャート
である。
【図24a】本発明の一実施形態としてのプロジェクト
起動処理のフローチャートである。
【図24b】本発明の一実施形態としてのプロジェクト
起動処理のフローチャートである。
【図25】本発明の一実施形態としてのメニュープログ
ラムのフローチャートである。
【図26a】本発明の一実施形態としてのサブメニュー
プログラムのフローチャートである。
【図26b】本発明の一実施形態としてのサブメニュー
プログラムのフローチャートである。
【図27】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカ起動プログラムのフローチャートである。
【図28】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカ処理のメインフローチャートである。
【図29】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカプログラムにおける初期化処理のフローチャートで
ある。
【図30】本発明の一実施形態としてのコントロールコ
ンピュータの起動確認処理のフローチャートである。
【図31】本発明の一実施形態としての常駐モニタ処理
のフローチャートである。
【図32】本発明の一実施形態としての常駐モニタのフ
ァンクションキー処理のフローチャートである。
【図33】本発明の一実施形態としての常駐モニタのシ
フトファンクションキー処理のフローチャートである。
【図34a】本発明の一実施形態としての常駐モニタプ
ログラムとデバッカ処理のフローチャートである。
【図34b】本発明の一実施形態としての常駐モニタプ
ログラムとデバッカ処理のフローチャートである。
【図35】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカ処理プログラムにおけるファンクションキー処理の
フローチャートである。
【図36】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカ処理プログラムにおけるシフトファンクションキー
処理のフローチャートである。
【図37a】本発明の一実施形態としての常駐モニタデ
バッカ処理プログラムにおけるコマンド入力処理のフロ
ーチャートである。
【図37b】本発明の一実施形態としての常駐モニタデ
バッカ処理プログラムにおけるコマンド入力処理のフロ
ーチャートである。
【図37c】本発明の一実施形態としての常駐モニタデ
バッカ処理プログラムにおけるコマンド入力処理のフロ
ーチャートである。
【図38】本発明の一実施形態としての常駐モニタデバ
ッカ処理プログラムの入力無し処理のフローチャートで
ある。
【図39】本発明の一実施形態としてのモニタ表示処理
のフローチャートである。
【図40】本発明の一実施形態としての常駐モニタ実行
時の画面(固定表示部)の表示例を示す図である。
【図41】本発明の一実施形態としての常駐モニタ実行
時の画面(固定表示部)の表示例を示す図である。
【図42】本発明の一実施形態としての常駐モニタ実行
時のデータ解析処理の画面の表示例を示す図である。
【図43】本発明の一実施形態としての常駐モニタ実行
時の画面(固定表示部)の表示例を示す図である。
【図44】本発明の一実施形態としての常駐モニタ実行
時のデータ解析処理の画面の表示例を示す図である。
【図45】本発明における一実施形態としてのデュアル
ポートメモリの内容を視覚的に示した図である。
【図46】本発明の一実施形態としての時間帯別不良項
目分布を表わす画面の表示例を示す図である(生産能力
値解析時)。
【図47】本発明の一実施形態としてのワーク別指定デ
ータ変位分布を表わす画面の表示例を示す図である(生
産能力値解析時)。
【図48】本発明の一実施形態としての基準値からのば
らつきの度合を表わす調整工程能力を表わす画面の表示
例を示す図である(生産能力値解析時)。
【図49】本発明の一実施形態としての一時停止のため
のポーズ処理のフローチャートである。
【図50】本発明の一実施形態としての一時停止解除ま
たはトレースモードのステップ処理のフローチャートで
ある。
【図51】本発明の一実施形態としてのシーケンストレ
ース処理のフローチャートである。
【図52】本発明の一実施形態としてのシーケンステー
ブルのアップロード処理のフローチャートである。
【図53】本発明の一実施形態としての一時停止待ち処
理のフローチャートである。
【図54】本発明の一実施形態としての規格データを設
定する規格設定処理のフローチャートである。
【図55】本発明の一実施形態としての規格データの保
存処理のフローチャートである。
【図56】本発明の一実施形態としてのコマンド履歴呼
び出し処理のフローチャートである。
【図57】本発明の一実施形態としての送受信未応答処
理のフローチャートである。
【図58】本発明の一実施形態としてのシステムOSの
コマンド処理のフローチャートである。
【図59】本発明の一実施形態としてのシーケンス履歴
を表示する処理のフローチャートである。
【図60】本発明の一実施形態としてのダイレクト実行
コマンドの処理のフローチャートである。
【図61】本発明の一実施形態としてのメモリダンプコ
マンドの処理のフローチャートである。
【図62】本発明の一実施形態としての軸データの表示
設定を行う表示設定コマンドの処理のフローチャートで
ある。
【図63】本発明の一実施形態としての軸データの表示
設定をクリア処理のフローチャートである。
【図64】本発明の一実施形態としてのシーケンスの実
行サイクル(処理速度)を設定するコマンドの処理のフ
ローチャートである。
【図65】本発明を適用可能なシステムの一般的な概略
構成を示すブロック図である。
【図66】従来例としての自動化システムの概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】 101 モニタコンピュータ 102 モニタコンピュータ101のモニタ 103 プリンタ 104 外部記憶装置 105 コントロールコンピュータ 106 データ通信装置 107 制御盤 108 調整測定装置本体 201 ワーク 202 テーブル 203 コンタクトプローブ 204 レンズ調整機構 205 UV照射用ファイバーケーブル 206 ミラー調整機構 207 受光機構 208 X軸スライドテーブル 209 光学系 210 架台 211 撮像素子 213 Z軸移動機構 214 クランプ機構 301 ビット 302 パルスモータ 303 スライダ 304 エアーシリンダー 401 押さえ機構 402 押さえバネ 403 駆動用シリンダー 404 スライド機構 405 はさみ機構 406 押さえバネ 407 ガイド 408 シリンダー 409 光学系 501 受光部 502 V字型カット部 601 運転モード切換スイッチ 602 印字選択スイッチ 603 デジタルスイッチ 604 起動スイッチ 605 原点復帰スイッチ 606 異常解除スイッチ 607 手動スイッチ群 701 モニタコンピュータ 702 コントロールコンピュータ 703 入出力装置 704 パルスジェネレータ 705 汎用インターフェイス 706 アナログデジタル変換器 707 操作盤 708 中継ボックス 709 ドライバー 710 画像処理装置 711 タイミング発生回路 712 カウンター 713 調整測定装置本体 714 検出端/操作端 715 X軸パルスモータ 716 Z軸パルスモータ 717 ピント軸回転パルスモータ 718 ミラー調整用軸回転パルスモータ 719 高速シャッターカメラ 720 ワーク 721 Vスリット部の受光素子 722 フォトセンサ 723 データ通信装置 4001 装置モード表示エリア 4002 装置ステータス表示エリア 4003 シーケンスモード表示エリア 4004 カレントタスクNo表示エリア 4005 工程No表示エリア 4006 結果表示エリア 4007 軸データ表示エリア 4008 不良台数表示エリア 4009 投入台数表示エリア 4010 不良率表示エリア 4010 良品率表示エリア 4011 コントロールコンピュータのプログラムのバ
ージョン表示エリア 4012 画面エリア 4501 デュアルポートメモリ 4504 ステータスレジスタ 4505 コントロールレジスタ 4506 シェイクハンドレジスタ 4507 バッファ 6501 フロッピーディスク装置 6502 プリンタ 6503 外部記憶装置 6504 モニタコンピュータ 6505 ディスプレイ 6506 キーボード 6507 信号ライン 6508 データ通信装置 6509 コントロールコンピュータ 6510 アクチュエータ類 6511 センサー類 6601 フロッピーディスク装置 6602 プリンタ 6603 外部記憶装置 6604 モニタコンピュータ 6605 通信インターフェイス 6606 通信インターフェイス 6607 カラーディスプレイ 6608 キーボード 6609 コントロールコンピュータ 6610 アクチュエータ類 6611 センサ類 6612 通信回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの加工・組立・検査・調整等を行
    なう生産設備に接続された入出力制御機器の制御情報
    を、遠隔監視及び/または解析するモニタコンピュータ
    と、前記生産設備の動作の工程を前記入出力制御機器を
    介して制御するコントロールコンピュータとを備えた自
    動化システムにおいて、 前記コントロールコンピュータに前記入出力制御機器を
    介して入手した前記ワークに関するデータを、前記モニ
    タコンピュータと通信するデータ通信手段と、 前記データ通信手段により入手した前記ワークに関する
    データを、前記モニタコンピュータにて記憶する記憶手
    段と、を備えたことを特徴とする自動化システム。
  2. 【請求項2】 前記データ通信手段は、前記モニタコン
    ピュータの監視・解析動作または前記コントロールコン
    ピュータの制御動作とは独立した所定のタイミングで通
    信することを特徴とする請求項1記載の自動化システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記データ通信手段は、前記ワークに関
    するデータを1ワーク毎に、前記生産設備の動作におけ
    る1工程が終了したときに、前記モニタコンピュータに
    送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の自動化システム。
  4. 【請求項4】 前記データ通信手段は、前記ワークに関
    するデータを1ワーク毎に、前記生産設備の動作の全工
    程が完了したときに、前記モニタコンピュータに送信す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動
    化システム。
  5. 【請求項5】 前記自動化システムは、前記ワークであ
    るレーザビームプリンタを調整・測定するシステムであ
    って、前記記憶手段により記憶した前記ワークに関する
    データにより前記レーザビームプリンタの生産能力に関
    する値を解析することを特徴とする請求項1乃至請求項
    4の何れかに記載の自動化システム。
JP8099869A 1995-06-05 1996-04-22 自動化システム Withdrawn JPH09288501A (ja)

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JP8099869A JPH09288501A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 自動化システム
US08/660,051 US5896292A (en) 1995-06-05 1996-05-31 Automated system for production facility
EP96304027A EP0747789B1 (en) 1995-06-05 1996-06-04 Automated system for production facility
DE69627239T DE69627239T2 (de) 1995-06-05 1996-06-04 Automatisierungssystem für Produktionsanlage
CNB961022760A CN1171164C (zh) 1995-06-05 1996-06-05 生产设备自动化系统
KR1019960019985A KR100220320B1 (ko) 1995-06-05 1996-06-05 생산설비의 자동화시스템

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266815A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Hitachi Chem Co Ltd 多層材料の評価試験システム、方法及びプログラムを記録した記録媒体、並びに多層材料の評価試験データ管理システム、方法及びプログラムを記録した記録媒体

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JP2006266815A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Hitachi Chem Co Ltd 多層材料の評価試験システム、方法及びプログラムを記録した記録媒体、並びに多層材料の評価試験データ管理システム、方法及びプログラムを記録した記録媒体

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