JPH09285508A - 棺及びオゾン発生装置 - Google Patents
棺及びオゾン発生装置Info
- Publication number
- JPH09285508A JPH09285508A JP8130673A JP13067396A JPH09285508A JP H09285508 A JPH09285508 A JP H09285508A JP 8130673 A JP8130673 A JP 8130673A JP 13067396 A JP13067396 A JP 13067396A JP H09285508 A JPH09285508 A JP H09285508A
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- JP
- Japan
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- casket
- ozone
- ozone generator
- ozone generating
- housing
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 棺であって、遺体からの臭気を防止すること
ができるとともに、遺体に付着した病原菌等を殺菌する
ことができる棺を提供する。 【解決手段】 棺Aの本体部10の内壁には、オゾン発
生装置30が取り付けられている。このオゾン発生装置
30は、電池を電源としスイッチをオンすることにより
作動する。該オゾン発生装置30の筐体部は木製であ
り、容易にオゾン発生装置30とともに容易に火葬する
ことができる。
ができるとともに、遺体に付着した病原菌等を殺菌する
ことができる棺を提供する。 【解決手段】 棺Aの本体部10の内壁には、オゾン発
生装置30が取り付けられている。このオゾン発生装置
30は、電池を電源としスイッチをオンすることにより
作動する。該オゾン発生装置30の筐体部は木製であ
り、容易にオゾン発生装置30とともに容易に火葬する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棺、柩に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より棺や柩(以下、単に棺とのみい
う)は遺体を安置する箱として使用されている。この棺
は、遺体を直接入れるものであり、火葬により葬送され
るのが通常である。
う)は遺体を安置する箱として使用されている。この棺
は、遺体を直接入れるものであり、火葬により葬送され
るのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人間のほとん
どが病院内にて逝去するため、遺体には各種の病原菌、
ウイルス、雑菌等が付着し、さらに、遺体の頭髪や皮膚
面も垢によって汚れている。このため、遺体が腐乱して
強い臭気が発生することがあり、特に、暖かい時期にお
いては、1日〜3日の短期間でも良好な保管状態を保持
することができないために、通夜や葬儀の際にも棺に納
められた遺体から死臭を発する場合がある。この遺体の
腐乱とこれに伴う臭気は保健衛生上問題であるばかりで
なく、死者の安らかな永眠を願う遺族にとっても好まし
いことでない。
どが病院内にて逝去するため、遺体には各種の病原菌、
ウイルス、雑菌等が付着し、さらに、遺体の頭髪や皮膚
面も垢によって汚れている。このため、遺体が腐乱して
強い臭気が発生することがあり、特に、暖かい時期にお
いては、1日〜3日の短期間でも良好な保管状態を保持
することができないために、通夜や葬儀の際にも棺に納
められた遺体から死臭を発する場合がある。この遺体の
腐乱とこれに伴う臭気は保健衛生上問題であるばかりで
なく、死者の安らかな永眠を願う遺族にとっても好まし
いことでない。
【0004】そこで、本発明は、遺体からの臭気を防止
することができるとともに、遺体に付着した病原菌等を
殺菌することができる棺を提供することを目的とするも
のである。
することができるとともに、遺体に付着した病原菌等を
殺菌することができる棺を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、遺体
を納める棺であって、オゾンを発生するオゾン発生装置
を取り付けたことを特徴とする。この第1の構成の棺に
おいては、オゾン発生装置が設けられているので、オゾ
ンの有する脱臭力により死臭を防止することができ、葬
儀等で不快を感じることがない。また、オゾンの殺菌力
によって遺体の表面に付着した病原菌等を殺菌すること
ができる。
決するために創作されたものであって、第1には、遺体
を納める棺であって、オゾンを発生するオゾン発生装置
を取り付けたことを特徴とする。この第1の構成の棺に
おいては、オゾン発生装置が設けられているので、オゾ
ンの有する脱臭力により死臭を防止することができ、葬
儀等で不快を感じることがない。また、オゾンの殺菌力
によって遺体の表面に付着した病原菌等を殺菌すること
ができる。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、オゾン発生装置が、棺の内壁に接着して取り付けら
れていることを特徴とする。この第2の構成の棺におい
ては、オゾン発生装置が棺の内壁に接着して取り付けら
れているので、棺の製造に当たって既存の棺を利用する
ことができる。また、第3には、上記第1又は第2の構
成において、オゾン発生装置がオゾン発生の動作を行う
オゾン発生部と、該オゾン発生部を収納する筐体部とを
有し、該筐体部が木製であることを特徴とする。この第
3の構成の棺においては、筐体部が木製であるので、容
易に火葬を行うことができる。
て、オゾン発生装置が、棺の内壁に接着して取り付けら
れていることを特徴とする。この第2の構成の棺におい
ては、オゾン発生装置が棺の内壁に接着して取り付けら
れているので、棺の製造に当たって既存の棺を利用する
ことができる。また、第3には、上記第1又は第2の構
成において、オゾン発生装置がオゾン発生の動作を行う
オゾン発生部と、該オゾン発生部を収納する筐体部とを
有し、該筐体部が木製であることを特徴とする。この第
3の構成の棺においては、筐体部が木製であるので、容
易に火葬を行うことができる。
【0007】また、第4には、上記第3の構成におい
て、筐体部に家紋が表示されていることを特徴とする。
この第4の構成の棺によれば、オゾン発生装置の筐体部
に家紋が表示されているので、オゾン発生装置を棺に収
納するのに適した外観を表すようにすることができる。
また、第5には、上記第1から第4のいずれかの構成に
おいて、オゾン発生装置が電池を電源として動作するこ
とを特徴とする。この第5の構成の棺においては、電源
は電池であるので、オゾン発生装置をコンパクトにでき
て棺のスペースが狭くなることがなく、棺に取り付けた
まま容易に運ぶことができる。また、第6には、上記第
1から第5のいずれかの構成において、オゾン発生装置
が、商用電源を電源として動作することを特徴とする。
この第6の構成の棺においては、コンセントにプラグを
接続して動作させることができ、電源のコストも抑える
ことができる。
て、筐体部に家紋が表示されていることを特徴とする。
この第4の構成の棺によれば、オゾン発生装置の筐体部
に家紋が表示されているので、オゾン発生装置を棺に収
納するのに適した外観を表すようにすることができる。
また、第5には、上記第1から第4のいずれかの構成に
おいて、オゾン発生装置が電池を電源として動作するこ
とを特徴とする。この第5の構成の棺においては、電源
は電池であるので、オゾン発生装置をコンパクトにでき
て棺のスペースが狭くなることがなく、棺に取り付けた
まま容易に運ぶことができる。また、第6には、上記第
1から第5のいずれかの構成において、オゾン発生装置
が、商用電源を電源として動作することを特徴とする。
この第6の構成の棺においては、コンセントにプラグを
接続して動作させることができ、電源のコストも抑える
ことができる。
【0008】また、第7には、オゾンを発生するオゾン
発生装置であって、オゾン発生の動作を行うオゾン発生
部と、該オゾン発生部を収納する筐体部とを有し、該筐
体部が木製であることを特徴とする。この第7の構成の
オゾン発生装置においては、筐体部が木製であるので容
易に燃焼させることができ、棺に取り付けることによ
り、死臭の防止や病原菌等の殺菌を行うことができる。
また、第8には、上記第7の構成において、筐体部に家
紋が表示されていることを特徴とする。この第8の構成
の棺によれば、オゾン発生装置の筐体部に家紋が表示さ
れているので、オゾン発生装置を棺に収納するのに適し
た外観を表すようにすることができる。
発生装置であって、オゾン発生の動作を行うオゾン発生
部と、該オゾン発生部を収納する筐体部とを有し、該筐
体部が木製であることを特徴とする。この第7の構成の
オゾン発生装置においては、筐体部が木製であるので容
易に燃焼させることができ、棺に取り付けることによ
り、死臭の防止や病原菌等の殺菌を行うことができる。
また、第8には、上記第7の構成において、筐体部に家
紋が表示されていることを特徴とする。この第8の構成
の棺によれば、オゾン発生装置の筐体部に家紋が表示さ
れているので、オゾン発生装置を棺に収納するのに適し
た外観を表すようにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく棺Aは、
図1に示されるように、本体部10と蓋部40とを有
し、全体として略筐状を呈している。ここで、上記本体
部10は、側壁部12、14、16、18と底面部20
とを有し、内部に収納部22が設けられている。さら
に、本体部10の収納部22内にはオゾン発生装置30
が設けられている。つまり、このオゾン発生装置30
は、本体部10の内壁であって、収納部22の角部の位
置に取り付けられている。
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく棺Aは、
図1に示されるように、本体部10と蓋部40とを有
し、全体として略筐状を呈している。ここで、上記本体
部10は、側壁部12、14、16、18と底面部20
とを有し、内部に収納部22が設けられている。さら
に、本体部10の収納部22内にはオゾン発生装置30
が設けられている。つまり、このオゾン発生装置30
は、本体部10の内壁であって、収納部22の角部の位
置に取り付けられている。
【0010】このオゾン発生装置30は、図2に示すよ
うに、全体に略筐状を呈し、本体部32と蓋部34とを
有している。この本体部32と蓋部34とは木製で、こ
の本体部32と蓋部34とで筐体部を構成している。オ
ゾン発生装置30の本体部32内には収納部が設けら
れ、この収納部には、図示しないオゾン発生部が設けら
れている。このオゾン発生部は、変換部(図示せず)、
放電部(図示せず)、乾燥部(図示せず)を有してい
る。つまり、該変換部において、所定の電圧が高周波高
圧に変換されて該放電部に印加される。この放電部に
は、乾燥部で乾燥された空気が供給されて、放電部にお
いて放電を行うことにより空気中の酸素(O2)からオ
ゾン(O3)が生成されるようになっている。このオゾ
ン発生部は、電池式であり、電源電圧は電池により供給
されるようになっている。また、このオゾン発生装置3
0には、オゾンの発生を行うためのスイッチ36が設け
られている。
うに、全体に略筐状を呈し、本体部32と蓋部34とを
有している。この本体部32と蓋部34とは木製で、こ
の本体部32と蓋部34とで筐体部を構成している。オ
ゾン発生装置30の本体部32内には収納部が設けら
れ、この収納部には、図示しないオゾン発生部が設けら
れている。このオゾン発生部は、変換部(図示せず)、
放電部(図示せず)、乾燥部(図示せず)を有してい
る。つまり、該変換部において、所定の電圧が高周波高
圧に変換されて該放電部に印加される。この放電部に
は、乾燥部で乾燥された空気が供給されて、放電部にお
いて放電を行うことにより空気中の酸素(O2)からオ
ゾン(O3)が生成されるようになっている。このオゾ
ン発生部は、電池式であり、電源電圧は電池により供給
されるようになっている。また、このオゾン発生装置3
0には、オゾンの発生を行うためのスイッチ36が設け
られている。
【0011】また、上記本体部32には、穴部32aが
設けられ、オゾンを外部に出すことができるようになっ
ている。さらに、蓋部34には、家紋を表すための家紋
表示部34aが設けられ、この家紋表示部34aに死者
の家紋を表示して棺に収納するのに適した外観を表すよ
うにしている。なお、表示される家紋は蓋部34に直接
ペイントしてもよく、また、家紋を表したシールを蓋部
34に張り付けるようにしてもよい。このオゾン発生装
置30は、上記のように棺Aの本体部10の内壁に取り
付けられるが、取付けは、任意の接着手段により行う。
つまり、両面接着テープや接着剤等により取付けを行
う。
設けられ、オゾンを外部に出すことができるようになっ
ている。さらに、蓋部34には、家紋を表すための家紋
表示部34aが設けられ、この家紋表示部34aに死者
の家紋を表示して棺に収納するのに適した外観を表すよ
うにしている。なお、表示される家紋は蓋部34に直接
ペイントしてもよく、また、家紋を表したシールを蓋部
34に張り付けるようにしてもよい。このオゾン発生装
置30は、上記のように棺Aの本体部10の内壁に取り
付けられるが、取付けは、任意の接着手段により行う。
つまり、両面接着テープや接着剤等により取付けを行
う。
【0012】上記構成の棺Aの使用状態について説明す
る。遺体を棺Aに収容するに当たって、オゾン発生装置
30の上記スイッチ36をオンにする。すると、オゾン
発生装置30においては、オゾンが生成される。そし
て、気体の状態のオゾンが穴部32aからオゾン発生装
置30の外部に放出される。すると、オゾンの有する脱
臭力により死臭を防止することができ、葬儀等で不快を
感じることがない。また、オゾンの殺菌力によって遺体
の表面に付着した病原菌等を殺菌することができ、例え
ば、感染症を防止することができる。なお、オゾンの発
生量は日本産業衛生学会の勧告値である0.1ppm以
下になるようにする。また、オゾン発生装置30の電源
は電池であるので、オゾン発生装置30をコンパクトに
でき棺Aのスペースが狭くなることがなく、棺Aに取り
付けたまま容易に運ぶことができる。また、上記の棺A
は棺Aの本体部10の内壁にオゾン発生装置30を取り
付けた構造となっているので、棺Aを製造するに当たり
既成の棺Aを利用することができる。また、棺Aはオゾ
ン発生装置30ごと火葬に付されるが、オゾン発生装置
30の本体部32と蓋部34とは木製であるので、火葬
しても支障はない。
る。遺体を棺Aに収容するに当たって、オゾン発生装置
30の上記スイッチ36をオンにする。すると、オゾン
発生装置30においては、オゾンが生成される。そし
て、気体の状態のオゾンが穴部32aからオゾン発生装
置30の外部に放出される。すると、オゾンの有する脱
臭力により死臭を防止することができ、葬儀等で不快を
感じることがない。また、オゾンの殺菌力によって遺体
の表面に付着した病原菌等を殺菌することができ、例え
ば、感染症を防止することができる。なお、オゾンの発
生量は日本産業衛生学会の勧告値である0.1ppm以
下になるようにする。また、オゾン発生装置30の電源
は電池であるので、オゾン発生装置30をコンパクトに
でき棺Aのスペースが狭くなることがなく、棺Aに取り
付けたまま容易に運ぶことができる。また、上記の棺A
は棺Aの本体部10の内壁にオゾン発生装置30を取り
付けた構造となっているので、棺Aを製造するに当たり
既成の棺Aを利用することができる。また、棺Aはオゾ
ン発生装置30ごと火葬に付されるが、オゾン発生装置
30の本体部32と蓋部34とは木製であるので、火葬
しても支障はない。
【0013】なお、上記の説明においては、オゾン発生
装置30は、図1に示すように、棺Aの収納部22の角
部に取り付けるものとして説明したが、棺Aの収納部2
2内であれば取付け位置はどこでもよい。また、上記の
説明では、オゾン発生装置30を棺Aの本体部10の内
壁に取り付けるものとして説明したが、オゾン発生装置
30の本体部32と蓋部34内に設けられるオゾン発生
部を棺Aの本体部10内に埋め込む構造とし、該本体部
10の内壁に設けられたスイッチを操作することにより
オゾンを発生できるようにしてもよい。そのようにすれ
ば、棺Aの収納スペースを有効に使用することができ
る。
装置30は、図1に示すように、棺Aの収納部22の角
部に取り付けるものとして説明したが、棺Aの収納部2
2内であれば取付け位置はどこでもよい。また、上記の
説明では、オゾン発生装置30を棺Aの本体部10の内
壁に取り付けるものとして説明したが、オゾン発生装置
30の本体部32と蓋部34内に設けられるオゾン発生
部を棺Aの本体部10内に埋め込む構造とし、該本体部
10の内壁に設けられたスイッチを操作することにより
オゾンを発生できるようにしてもよい。そのようにすれ
ば、棺Aの収納スペースを有効に使用することができ
る。
【0014】また、上記オゾン発生装置は、電池式のも
のとして説明したが、商用電源により動作するようにし
てもよい。その場合には、本体部10に穴部を設け、プ
ラグを設けたコードをオゾン発生装置30から外部に配
線することができるようにする。これによりコンセント
にプラグを接続して動作させることができ、電源のコス
トも抑えることができる。また、上記コードをコネクタ
によりオゾン発生装置30に容易に着脱することができ
るようにし、オゾン発生装置30における該コネクタの
接続端子が本体部10に設けられた穴部に臨むようにす
れば、該穴部からコードを簡単にオゾン発生装置30に
取り付けることができる。
のとして説明したが、商用電源により動作するようにし
てもよい。その場合には、本体部10に穴部を設け、プ
ラグを設けたコードをオゾン発生装置30から外部に配
線することができるようにする。これによりコンセント
にプラグを接続して動作させることができ、電源のコス
トも抑えることができる。また、上記コードをコネクタ
によりオゾン発生装置30に容易に着脱することができ
るようにし、オゾン発生装置30における該コネクタの
接続端子が本体部10に設けられた穴部に臨むようにす
れば、該穴部からコードを簡単にオゾン発生装置30に
取り付けることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載の棺によ
れば、オゾン発生装置が設けられているので、オゾンの
有する脱臭力により死臭を防止することができ、葬儀等
で不快を感じることがない。また、オゾンの殺菌力によ
って遺体の表面に付着した病原菌等を殺菌することがで
きる。また、請求項2に記載の棺によれば、オゾン発生
装置が棺の内壁に接着して取り付けられているので、棺
の製造に当たって既存の棺を利用することができる。ま
た、請求項3に記載の棺によれば、オゾン発生装置の筐
体部が木製であるので、オゾン発生装置を棺とともに容
易に火葬することができる。また、請求項4に記載の棺
及び請求項8に記載のオゾン発生装置によれば、オゾン
発生装置の筐体部に家紋が表示されているので、オゾン
発生装置を棺に収納するのに適した外観を表すようにす
ることができる。
れば、オゾン発生装置が設けられているので、オゾンの
有する脱臭力により死臭を防止することができ、葬儀等
で不快を感じることがない。また、オゾンの殺菌力によ
って遺体の表面に付着した病原菌等を殺菌することがで
きる。また、請求項2に記載の棺によれば、オゾン発生
装置が棺の内壁に接着して取り付けられているので、棺
の製造に当たって既存の棺を利用することができる。ま
た、請求項3に記載の棺によれば、オゾン発生装置の筐
体部が木製であるので、オゾン発生装置を棺とともに容
易に火葬することができる。また、請求項4に記載の棺
及び請求項8に記載のオゾン発生装置によれば、オゾン
発生装置の筐体部に家紋が表示されているので、オゾン
発生装置を棺に収納するのに適した外観を表すようにす
ることができる。
【0016】また、請求項5に記載の棺によれば、電源
は電池であるので、オゾン発生装置をコンパクトにでき
て棺のスペースが狭くなることがなく、棺に取り付けた
まま容易に運ぶことができる。また、請求項6に記載の
棺によれば、コンセントにプラグを接続して動作させる
ことができ、電源のコストも抑えることができる。ま
た、請求項7に記載のオゾン発生装置によれば、筐体部
が木製であるので容易に燃焼させることができ、棺に取
り付けることにより、死臭の防止や病原菌等の殺菌を行
うことができる。
は電池であるので、オゾン発生装置をコンパクトにでき
て棺のスペースが狭くなることがなく、棺に取り付けた
まま容易に運ぶことができる。また、請求項6に記載の
棺によれば、コンセントにプラグを接続して動作させる
ことができ、電源のコストも抑えることができる。ま
た、請求項7に記載のオゾン発生装置によれば、筐体部
が木製であるので容易に燃焼させることができ、棺に取
り付けることにより、死臭の防止や病原菌等の殺菌を行
うことができる。
【図1】本発明の実施例に基づく棺を構成を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の実施例に基づくオゾン発生装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
A 棺 10、32 本体部 12、14、16、18 側壁部 底面部20 30 オゾン発生装置 32a 穴部 34a 家紋表示部 36 スイッチ 34、40 蓋部
Claims (8)
- 【請求項1】 遺体を納める棺であって、 オゾンを発生するオゾン発生装置を取り付けたことを特
徴とする棺。 - 【請求項2】 オゾン発生装置が、棺の内壁に接着して
取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
棺。 - 【請求項3】 オゾン発生装置が、オゾン発生の動作を
行うオゾン発生部と、該オゾン発生部を収納する筐体部
とを有し、該筐体部が木製であることを特徴とする請求
項1又は2に記載の棺。 - 【請求項4】 筐体部に家紋が表示されていることを特
徴とする請求項3に記載の棺。 - 【請求項5】 オゾン発生装置が電池を電源として動作
することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
の棺。 - 【請求項6】 オゾン発生装置が、商用電源を電源とし
て動作することを特徴とする請求項1から5のいずれか
に記載の棺。 - 【請求項7】 オゾンを発生するオゾン発生装置であっ
て、 オゾン発生の動作を行うオゾン発生部と、該オゾン発生
部を収納する筐体部とを有し、該筐体部が木製であるこ
とを特徴とするオゾン発生装置。 - 【請求項8】 筐体部に家紋が表示されていることを特
徴とする請求項7に記載のオゾン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130673A JPH09285508A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棺及びオゾン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130673A JPH09285508A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棺及びオゾン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285508A true JPH09285508A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=15039886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8130673A Pending JPH09285508A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 棺及びオゾン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285508A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998028974A1 (en) * | 1997-01-03 | 1998-07-09 | Hunt Larry R | Systems and methods for using ozone to oxidize contaminants and odors associated with a dead body |
CN108042813A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-18 | 李志慧 | 一种医疗设备消毒用装置 |
JP2019177080A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 和男 川本 | 吸熱式死体冷却装置 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8130673A patent/JPH09285508A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998028974A1 (en) * | 1997-01-03 | 1998-07-09 | Hunt Larry R | Systems and methods for using ozone to oxidize contaminants and odors associated with a dead body |
CN108042813A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-05-18 | 李志慧 | 一种医疗设备消毒用装置 |
CN108042813B (zh) * | 2017-12-08 | 2020-07-14 | 青岛大学附属医院 | 一种医疗设备消毒用装置 |
JP2019177080A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 和男 川本 | 吸熱式死体冷却装置 |
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