JPH09284691A - 携帯型映像記録装置 - Google Patents

携帯型映像記録装置

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JPH09284691A
JPH09284691A JP8086664A JP8666496A JPH09284691A JP H09284691 A JPH09284691 A JP H09284691A JP 8086664 A JP8086664 A JP 8086664A JP 8666496 A JP8666496 A JP 8666496A JP H09284691 A JPH09284691 A JP H09284691A
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JP
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JP8086664A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Okada
充弘 岡田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯型映像記録装置には盗難防止機能
がないため、盗難にあった装置が売買され、本来使用を
許可されていない第3者に渡り使用されることがあっ
た。 【解決手段】 画像処理回路5及び19は、撮像により
得られた映像信号からなる画像に画質劣化処理を施す。
データ保持用メモリ16は、入力されるデータを電源断
にかかわらず記憶する。データ入力部10は、データ保
持用メモリ16に予め正規の使用者が記憶させておくパ
スワード、及び装置使用時間データ等の時間データや、
随時必要とされるパスワードを入力させる。CPU8
は、データ入力部10により入力された上記随時必要と
されるパスワードデータと、データ保持用メモリ16に
予め記憶されたパスワードデータとの比較結果と、計算
により求めて上記データ保持用メモリ16にバックアッ
プされる積算通電時間データの上記装置使用可能時間デ
ータに対する超過の有無により、上記画像に対する画像
処理回路19の画質劣化処理を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像により得られ
た映像信号を記録する携帯型映像記録装置に関し、特に
正しい暗証番号の入力を待って全機能を動作させるよう
な携帯型映像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばカメラ一体型VTRのよう
な携帯型映像記録装置は、携帯性の追求により小型化が
促進されている。一般向けはもとより業務用においても
その傾向は強くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
携帯型映像記録装置には盗難防止機能がないため、盗難
にあった装置が売買され、本来使用を許可されていない
第3者に渡り使用されることがあった。これは装置側に
盗難時を想定した対策が施されていないために発生する
トラブルといえる。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、暗証番号入力機能を設け、正しい暗証番号を入
力した正規の使用者だけが装置の全機能を自由に使用で
きるようにすることで、盗難の未然防止を実現すること
のできる携帯型映像記録装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型映像
記録装置は、上記課題を解決するために、データ入力手
段により入力された随時必要とされる暗証番号データと
データ記憶手段に予め記憶された暗証番号データとの比
較結果と、上記データ記憶手段に予め使用者が記憶させ
ておいた時間データと装置使用時の時間データとの比較
結果に基づいて、制御手段が撮像により得られた画像に
対する上記画像処理手段の画質劣化処理を制御する。
【0006】また、上記データ入力手段は、文字入力ス
イッチと文字決定スイッチとを備えて成り、上記暗証番
号の入力の際には、上記文字入力スイッチにより入力し
た文字を表示手段に表示させながら上記文字決定スイッ
チにより決定させて、上記暗証番号を入力させる。
【0007】また、上記データ記憶手段は、上記使用者
により予め記憶された暗証番号とは異なる装置固有の特
殊な暗証番号を記憶している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯型映像記
録装置の実施の形態について図面を参照しながら説明す
る。
【0009】この実施の形態は、図1にブロック図を、
また図2に外観斜視図を示すような携帯型のカメラ一体
型ビデオテープレコーダ(VTR)1であり、暗証番号
(以下、パスワードという。)未入力者の使用による装
置全機能の作動を防ぐ。ここでいう装置全機能とは、撮
像された映像信号による画像をそのまま出力することで
あり、装置全機能の作動を防ぐとは上記画像の一部をス
クランブルしたり、欠落させて画質を劣化させることで
ある。
【0010】このカメラ一体型VTR1は、図1に示す
ように、撮像により得られた映像信号からなる画像に画
質劣化処理を施す画像処理回路5及び19と、入力され
るデータを電源断にかかわらず記憶するデータ保持用メ
モリ16と、このデータ保持用メモリ16に予め正規の
使用者が記憶させておくパスワード、及び装置使用時間
データ等の時間データや、随時必要とされるパスワード
を入力するためのデータ入力部10と、このデータ入力
部10により入力された上記随時必要とされるパスワー
ドデータと、データ保持用メモリ16に予め記憶された
パスワードデータとの比較結果と、計算により求めて上
記データ保持用メモリ16にバックアップされる積算通
電時間データの上記装置使用可能時間データに対する超
過の有無により、上記画像に対する画像処理回路19の
画質劣化処理を制御する制御回路(CPU)8とを備え
ている。
【0011】また、このカメラ一体型VTR1は、レン
ズ部2より入った撮像信号を電気信号に変換するカメラ
回路3と、カメラ回路3からの電気信号を例えばNTS
C/PALのTV信号形式をとる映像信号に変換する映
像信号処理回路4と、上記CPU8により制御される画
像処理回路5からの映像信号にビューファー処理を施す
ビューファー処理回路6と、ビューファー処理回路6か
らの映像信号を映し出すビューファー部7と、上記CP
U8により制御される画像処理回路19からの映像信号
に磁気テープ21に記録するのに適する記録処理、又は
再生処理を施す記録再生処理回路20も備える。
【0012】さらに、このカメラ一体型VTR1は、デ
ータ入力部10から入力された上記パスワードや、装置
使用可能時間を読み取るスイッチ読み取り回路15と、
このスイッチ読み取り回路15が読み取った上記パスワ
ードデータや装置使用可能時間データからCPU8が選
択した文字を映像信号に変換して上記ビユーファー処理
回路6に供給するスーパーインポーズ回路9と、電源を
オン/オフする電源スイッチ13と、VTRの記録/再
生/停止を選択する装置操作スイッチ14と、バックア
ップ電池17により常に動いている時間管理手段となる
時計IC18も備える。
【0013】なお、データ入力部10は、ロータリース
イッチからなり文字の入力を選択する文字入力スイッチ
11と、タクトスイッチからなり文字の決定、否定を選
ぶ文字決定スイッチ12とを備えている。
【0014】レンズ部2より入った映像信号は、カメラ
回路3にて電気信号に変換される。そして、映像信号処
理回路4を経て、NTSC/PALのTV信号形式に変
換され、画像処理回路5、ビューファー処理回路6を経
て、ビューファー部7に映し出される。
【0015】ここで、画像処理回路5及び19は、映像
信号処理回路4から出力された映像信号よりなる画像に
画質劣化処理を施すが、具体的には画像の一部をスクラ
ンブルしたり、欠落させる。また、画像の全体の画質を
劣化させてもよい。この画像処理回路5及び19での画
質劣化処理の設定は、データ入力部10から行える。
【0016】このカメラ一体型VTR1が記録モードの
時、映像信号処理回路4を経た映像信号は、画像処理回
路19を介して記録再生処理回路20に供給される。そ
して、記録再生処理回路20で記録用の信号変換処理が
施されてから、磁気テープ21上に記録される。
【0017】また、このカメラ一体型VTR1が再生モ
ードの時、磁気テープ21から再生された信号には、記
録再生処理回路20で記録の際と逆の信号変換処理が施
され、そして画像処理回路19を介して映像信号処理回
路4に供給されてNTSC/PALのTV信号形式に変
換され、ビューファー処理回路6を経てビーファー部7
に映し出される。
【0018】データ入力部10を構成する文字入力スイ
ッチ11及び文字決定スイッチ12と、電源スイッチ1
3と、装置操作スイッチ14からのスイッチ信号は、ス
イッチ読み取り回路15を経てCPU8に入力される。
CPU8はデータ入力部10のそれぞれのスイッチデー
タより必要とされる文字を選択し、スーパーインポーズ
回路9に文字データを送る。スーパーインポーズ回路9
は、文字データを映像信号に変換し、ビューファー処理
回路6に送り、ビューファー処理回路6は映像上の文字
を映像信号処理回路4からきた信号に重畳し、ビューフ
ァー部7に映し出す。
【0019】データ入力部10から入力されたパスワー
ドデータ、装置使用可能時間データ、画像処理回路5及
び19の設定に関するデータは、CPU8でアドレス制
御されてデータ保持用メモリ16に格納される。このデ
ータ保持用メモリ16は、電源が切られてもデータを保
持する。そして、このデータ保持用メモリ16とCPU
8では、データ通信を行っている。
【0020】また、バックアップ電池17に接続されて
いる時計IC18はCPU8とデータ通信を行い時刻デ
ータのやり取りを行っている。
【0021】CPU8は、上述したように、データ入力
部10により入力された上記随時必要とされるパスワー
ドデータと、データ保持用メモリ16に予め記憶された
パスワードデータとの比較結果と、計算により求めて上
記データ保持用メモリ16にバックアップされる積算通
電時間データの上記装置使用可能時間データに対する超
過の有無により、上記画像に対する画像処理回路19の
画質劣化処理を制御する。
【0022】以下に、CPU8の具体的な動作を図3及
び図4のフローチャートを参照しながら説明する。先
ず、使用者が電源スイッチ13をオンにすると、CPU
8はステップS1に示すようにセット電源オン信号を受
け取る。そして、CPU8はステップS2に示すように
メモリチェックを実施すべく、データ保持用メモリ16
との間でデータ通信を行う。
【0023】次に、CPU8は、現在プロテクトモード
が使われているか否か、すなわちこれから撮像する画像
に画質劣化処理が施されるか否かを調べる。つまり、こ
こでいうプロテクトモードとは、画像に画質劣化処理を
施すモードのことである。ステップS3で、プロテクト
モードが使われていないと判定すると、CPU8はステ
ップS10に示すように画像処理回路5及び19に画質
劣化処理を施させず、映像信号処理回路4からの映像信
号をスルーさせる。ステップS3のプロテクトモードが
使われているか否かの判定は、電源スイッチ13からの
セット電源オフ信号を受け取ったか否かの判定でYES
と判定されるまで、すなわち電源スイッチ13がオフさ
れるまで継続して行われる。
【0024】ステップS3でYES、すなわちプロテク
トモードになっていると判定すると、CPU8はステッ
プS4に示すように、画像処理回路5及び19に画質劣
化処理を施させ、かつパスワード入力を求める。すなわ
ち、CPU8は、上述したように電源投入時毎にパスワ
ードの入力を求める。
【0025】次に、CPU8は、ステップS5に示すよ
うに、データ入力部10から入力されたパスワードが予
めデータ保持用メモリ16に記憶されているパスワード
と一致してパスワード入力が正しいか否かを判定する。
ここでパスワード入力が正しくなければステップS4に
戻るので、プロテクトモードが継続される。一方、パス
ワード入力が正しいと判定すれば、ステップS6に進
み、CPU8はプロテクトモードを解除し、画像処理回
路5及び19の画質劣化処理をとめる。
【0026】CPU8は、この装置の通電時間も上述し
たように計算しており、データ保持用メモリ16に記憶
されている装置使用可能時間を超過したか否かもステッ
プS7に示すように判定する。ここで、上記積算通電時
間のデータも電源断にかかわらずデータを記憶するデー
タ保持用メモリ16によってバックアップされている。
このステップS7で上記積算通電時間が上記装置使用可
能時間を超過していないと判定すると、CPU8は有効
残使用時間をスーパーインポーズ回路9及びビユーファ
ー処理回路6により処理してビーファー部7上に表示す
ると共に、画像処理回路5及び19に画質劣化処理を施
させない。一方、通電時間が装置使用可能時間を超過し
たとCPU8が判定すると、その旨をビューファー部7
上に表示すると共に、ステップS4に戻り、画像処理回
路5及び19に画質劣化処理を実施させ、かつパスワー
ド入力を求める。
【0027】なお、画質処理回路5及び19に画質劣化
処理を実施させる際には、警告を行ってから一定時間の
猶予を待ってもよい。
【0028】そして、CPU8はステップS8に進み、
設定データの変更があるか否かを判定する。ここで、変
更が無いと判定すると、ステップS9に進む。ステップ
S9では、電源スイッチ13によるセット電源オフ信号
が供給されたか否かを判定し、電源オフ信号を検出すれ
ば、このフローチャートを終了とする。一方、ここで、
セット電源オフ信号を受け取っていないと判定すればス
テップS7に戻る。
【0029】また、ステップS8にて設定データの変更
がある判定すると、図4に示すステップS12に移行す
る。
【0030】CPU8がステップS8での判定でYE
S、すなわち設定データの変更有りと判定すると、ステ
ップS12に示すように、装置使用可能時間を変更する
のか否かを判定する。ここで、装置使用可能時間を変更
すると判定すれば、ステップS13に示すように新しい
装置使用可能時間の入力を求める。この場合にも、ビユ
ーファー部7にその旨を表示する。一方、装置使用可能
時間の変更が無いと判定すると、ステップS16に進
み、パスワード機能を解除するか否かを判定する。パス
ワード機能を解除するのであれば、ステップS17に進
み、データ保持用メモリ16のデータを更新して、この
フローチャートを終了する。
【0031】ステップS13に示した新しい装置使用可
能時間の入力が、正しいか否かをステップS14にて使
用者に判断させ、そこで正しいとなると、CPU8はス
テップS15に示すようにデータ保持用メモリのデータ
を更新する。
【0032】ステップS16にてパスワード機能を解除
しないと判定すると、ステップS18に進み、装置使用
有効年月日の入力を求める。このカメラ一体型VTR1
には、有効年月日でパスワード入力を求めるモードも設
定されている。そして、ステップS19で上記有効年月
日で良いのかを使用者に確認し、良いとなればステップ
S20に示すようにデータ保持用メモリ16のデータを
更新してこのフローチャートを終了する。
【0033】上記有効年月日でのパスワードを求めるモ
ードについて説明しておく。このモードになると、CP
U8は時計IC18と通信を行い、現在の時刻情報とな
る年月日を調べる。また、データ保持用メモリ16とも
通信を行い予め設定されている有効年月日を調べて比較
する。
【0034】設定時間を超過していなければ、設定年月
日をビューファー部7上に表示する。設定時間を超過し
ていれば、有効使用年月日を超過したことを伝えるアナ
ウンスと、パスワード入力を求めるアナウンスをビュー
ファー部7上に表示する。そして、使用者が正しいパス
ワードを入力完了するまで、画像処理回路5及び19に
より上記画像に画質劣化処理を実施させる。
【0035】このようにして、上記実施の形態となるカ
メラ一体型VTR1は、電源投入時毎に、正しいパスワ
ードを入力した正規の使用者だけに装置の全機能を自由
に使用させ、かつ装置使用許可時間の限定を可能とす
る。
【0036】なお、このカメラ一体型VTR1は、電源
投入時毎にパスワードの入力を求めたが、CPU8に図
5に示すような動作を行わせて、現在の通電時間が装置
使用可能時間を超過しなければ、新たなパスワードの入
力を求めないようにしてもよい。すなわち、現在の通電
時間が装置使用時間を超過してはじめて新たなパスワー
ド入力を求めるようにしてもよい。
【0037】つまり、この変形例は、CPU8にステッ
プS21に示すように、通電時間が装置使用可能時間を
超えたか否かを判定させ、超過を検出した場合に、ステ
ップS22に示すように、画像処理回路5及び19に画
質劣化処理を実施させ、パスワード入力を求める。一
方、通電時間が装置使用可能時間を超えていないとCP
U8が判定すると、ステップS8に進む。
【0038】そして、CPU8は、ステップS22に
て、求めたパスワード入力が正しいか否かをステップS
23で判定し、ここで、正しいと判定すると、ステップ
S24に進み、プロテクトモードを解除し、画像処理回
路5及び19に画質劣化処理を実施させず、映像信号処
理回路4の映像信号をスルーさせる。
【0039】なお、上記ステップS21〜ステップS2
4を除いた各ステップの処理は、図3及び図4の処理と
同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0040】したがって、この実施の形態の変形例によ
れば、電源投入時毎のパスワード入力の要求を不要とす
るので、使用者への過度の負担を軽減しながらも、正し
いパスワードを入力した正規の使用者だけに装置の全機
能を自由に使用させることができ、かつ装置使用許可時
間の限定を可能とする。
【0041】なお、上記実施の形態、及びその変形例で
は、データ入力部10を文字入力スイッチ11と、文字
決定スイッチ12により構成しているので、上記パスワ
ードの入力の際には、文字入力スイッチ11により入力
した文字をビューファー部7に表示させながら文字決定
スイッチ12により決定できる。すなわち、CPU8
は、パスワードを求めるアナウンスをビューファー部7
に表示したあと、入力パスワードの1文字目をビューフ
ァー上に表示する。この文字は文字入力スイッチ11に
よる数字とアルファベットの組み合わせで変化する。そ
して、使用者は、文字入力スイッチ11で1文字の選定
を終えると文字決定スイッチ12を押して決定する。1
文字目の入力が終了するとCPU8は1文字目の表示の
後に、2文字目の表示を行い、再度文字入力を待つ。こ
のため、パスワードや、時間データの入力等の操作を簡
易化できる。
【0042】上記操作の繰り返しを行い入力文字列が設
定パスワードと等しくなったときに、CPU8は正しい
パスワードが入力されたことをビューファー部7上に表
示し、画像処理回路5及び19に画質劣化処理を解除す
るように命令する。画像処理回路5及び19は、この命
令を受けると画質劣化処理を停止し、映像信号処理回路
4からの映像信号をそのまま画像として出力する。
【0043】また、データ保持用メモリ16は、上記上
記使用者により予め記憶されたパスワードとは異なる装
置固有の特殊なパスワードを記憶していてもよい。この
ため、使用者が万一パスワードを忘れたときには、装置
メーカーにおいて、使用者設定パスワードの変更を可能
とすることができる。
【0044】また、上記実施の形態、及びその変形例で
は、パスワード使用を望まない使用者のために、上記画
質劣化処理を不要とする機能を備えるようにしてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る携帯型映像記録装置は、デ
ータ入力手段により入力された随時必要とされる暗証番
号データとデータ記憶手段に予め記憶された暗証番号デ
ータとの比較結果と、上記データ記憶手段に予め使用者
が記憶させておいた時間データと装置使用時の時間デー
タとの比較結果に基づいて、制御手段が撮像により得ら
れた画像に対する上記画像処理手段の画質劣化処理を制
御するので、正しい暗証番号を入力した正規の使用者だ
けが装置の全機能を自由に使用でき、装置の盗難を未然
防止でき、かつ装置使用許可時間の限定を可能とする。
【0046】また、上記データ入力手段は、文字入力ス
イッチと文字決定スイッチとを備えて成り、上記暗証番
号の入力の際には、上記文字入力スイッチにより入力し
た文字を表示手段に表示させながら上記文字決定スイッ
チにより決定させて、上記暗証番号を入力させるので、
使用者はパスワード入力を簡易にできる。
【0047】また、上記データ記憶手段は、上記使用者
により予め記憶された暗証番号とは異なる装置固有の特
殊な暗証番号を記憶しているので、使用者が万一パスワ
ードを忘れたときには、装置メーカーにおいて、使用者
設定パスワードの変更を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型映像記録装置の実施の形態
となるカメラ一体型VTRのブロック図である。
【図2】上記実施の形態となるカメラ一体型VTRの外
観斜視図である。
【図3】上記実施の形態となるカメラ一体型VTRの動
作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記実施の形態となるカメラ一体型VTRの動
作の他部を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記実施の形態となるカメラ一体型VTRの変
形例の動作の一部を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 カメラ一体型VTR、2 レンズ部、3 カメラ
部、4 映像信号処理回路、5,19 画像処理回路、
6 ビューファー処理回路、7 ビューファー部、8
中央処理回路、9 スーパーインポーズ部回路、10
データ入力部、11文字入力スイッチ、12 文字決定
スイッチ、15 スイッチ読み取り回路、17 バック
アップ電池、18 時計IC、20 信号記録再生回
路、21 磁気テープ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像により得られた映像信号を記録する
    携帯型映像記録装置において、 上記映像信号からなる画像に画質劣化処理を施す画像処
    理手段と、 入力されるデータを電源断にかかわらず記憶するデータ
    記憶手段と、 上記データ記憶手段に予め使用者が記憶させておく暗証
    番号、及び時間データや、随時必要とされる暗証番号を
    入力するためのデータ入力手段と、 上記データ入力手段により入力された上記随時必要とさ
    れる暗証番号データと上記データ記憶手段に予め記憶さ
    れた暗証番号データとの比較結果と、上記データ記憶手
    段に予め使用者が記憶させておいた時間データと装置使
    用時の時間データとの比較結果に基づいて、上記画像に
    対する上記画像処理手段の画質劣化処理を制御する制御
    手段とを備えて成ることを特徴とする携帯型映像記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記暗証番号の一致の
    検出により、上記データ記憶手段に予め使用者が記憶さ
    せておいた時間データの更新を許可することを特徴とす
    る請求項1記載の携帯型映像記録装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、計算により求めて上記
    データ記憶手段にバックアップされる積算通電時間デー
    タと、予め使用者が上記データ記憶手段に記憶させてお
    いた装置使用可能時間データとの比較結果に応じて、上
    記画像処理手段を制御することを特徴とする請求項1記
    載の携帯型映像記録装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記データ入力手段に
    より入力された上記随時必要とされる暗証番号と上記デ
    ータ記憶手段に予め記憶された暗証番号との不一致を検
    出すると、上記画像処理手段に画質劣化処理を施させる
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯型映像記録装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、正しい上記暗証番号の
    入力を待って上記画像処理手段による上記画像への上記
    画質劣化処理を解除することを特徴とする請求項3記載
    の携帯型映像記録装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、電源がバックアップさ
    れてなる時刻管理手段から供給される時刻情報データ
    と、上記データ記憶手段に予め記憶されている最終年月
    日時間データとの比較結果に応じて、上記画像処理手段
    を制御することを特徴とする請求項1記載の携帯型映像
    記録装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記データ入力手段に
    より入力された上記随時必要とされる暗証番号と上記デ
    ータ記憶手段に予め記憶された暗証番号との不一致を検
    出すると、上記画像処理手段に画質劣化処理を施させる
    ことを特徴とする請求項6記載の携帯型映像記録装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、正しい上記暗証番号の
    入力を待って上記画像処理手段による上記画像への上記
    画質劣化処理を解除することを特徴とする請求項6記載
    の携帯型映像記録装置。
  9. 【請求項9】 上記データ入力手段は、文字入力スイッ
    チと文字決定スイッチとを備えて成り、上記暗証番号の
    入力の際には、上記文字入力スイッチにより入力した文
    字を表示手段に表示させながら上記文字決定スイッチに
    より決定させ、上記暗証番号を入力させることを特徴と
    する請求項1記載の携帯型映像記録装置。
  10. 【請求項10】 上記データ記憶手段は、上記使用者に
    より予め記憶された暗証番号とは異なる装置固有の特殊
    な暗証番号を記憶していることを特徴とする請求項1記
    載の携帯型映像記録装置。
  11. 【請求項11】 上記画像処理手段による上記画像に対
    する画質劣化処理を不要とする機能を備えることを特徴
    とする請求項1記載の携帯型映像記録装置。
  12. 【請求項12】 上記制御手段は、電源投入時毎に上記
    随時必要とされる暗証番号の入力を要求することを特徴
    とする請求項1記載の携帯型映像記録装置。
JP8086664A 1996-04-09 1996-04-09 携帯型映像記録装置 Withdrawn JPH09284691A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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