JPH09283271A - 高周波加熱装置用インバーター電源 - Google Patents

高周波加熱装置用インバーター電源

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Publication number
JPH09283271A
JPH09283271A JP8092361A JP9236196A JPH09283271A JP H09283271 A JPH09283271 A JP H09283271A JP 8092361 A JP8092361 A JP 8092361A JP 9236196 A JP9236196 A JP 9236196A JP H09283271 A JPH09283271 A JP H09283271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
frequency transformer
high frequency
boosting
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8092361A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sakai
伸一 酒井
Makoto Mihara
誠 三原
Haruo Suenaga
治雄 末永
Yoshiaki Ishio
嘉朗 石尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8092361A priority Critical patent/JPH09283271A/ja
Publication of JPH09283271A publication Critical patent/JPH09283271A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高周波加熱装置用インバーター電源
のパターン配線、及び部品配置に関するもので、高圧用
ケーブルを使用せず、また、実装性を向上させることで
ある。 【解決手段】 インバーター電源は、高周波トランスの
巻線軸上に高圧ダイオード2、もしくは高圧用コンデン
サ6を配置することにより、高圧用ケーブルを使用せ
ず、高圧ダイオード2と高圧用コンデンサ6が分離され
トランス1の巻線軸に垂直な方向の実装性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波加熱装置用イ
ンバーター電源に関し、特に部品配置及びパターン設計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の高周波加熱装置用インバー
ター電源の配線は、例えば図2に記載された両波倍電圧
回路の場合、図5に示されているように高周波トランス
1の二次巻線の一方の端子1aから高圧ダイオード2
a、2bまでパターン配線されており、その配線は高圧
ケーブル3で行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高周波加熱装置用インバーター電源では、基板に高圧用
ケーブルの挿入が必要なため、自動実装が容易でないと
いう問題を有していた。
【0004】さらに、高圧ダイオード、高圧用コンデン
サという高圧回路が1ヶ所に集中して配置されるため
に、絶縁距離確保のために大きな実装面積が必要である
という問題を有していた。
【0005】
【課題を解決するするための手段】本発明は上記課題を
解決するために、高圧ダイオード、もしくは高圧用コン
デンサを昇圧用高周波トランス巻線中心軸延長上に配置
し、これら部品を高圧用ケーブルの代わりにした。これ
により、高圧ケーブルを用いないため自動実装を容易に
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、共振用コンデンサと、
半導体パワースイッチング素子と、前記共振用コンデン
サと半導体パワースイッチング素子と共に共振回路を形
成する昇圧用高周波トランスと、前記昇圧用高周波トラ
ンスと倍電圧回路を形成する高圧用コンデンサと、高圧
ダイオードが同一基板に実装されているもので、パター
ン配線の役割をもった高圧用ケーブルを使用しない高周
波加熱装置用インバーター電源を提供するものである。
【0007】そして、高圧用ケーブルがなくなり、自動
実装性を向上させることができる。また、昇圧用高周波
トランスと、高圧用コンデンサが同一基板上で、かつ昇
圧用高周波トランスの巻線中心軸の延長上に高圧用コン
デンサが配置されている高周波加熱装置用インバーター
電源を提供するものである。
【0008】そして、高圧用コンデンサを昇圧用高周波
トランスの巻線中心軸の延長上に配置することにより、
高圧ダイオードと分離して配置することが可能となり、
実装面積を小さくすることができる。
【0009】また、昇圧用高周波トランスと、高圧ダイ
オードが同一基板上で、かつ昇圧用高周波トランスの巻
線中心軸の延長上に高圧ダイオードが配置されている高
周波加熱装置用インバーター電源を提供するものであ
る。
【0010】そして、高圧ダイオードを昇圧用高周波ト
ランスの巻線中心軸の延長上に配置することにより、高
圧用コンデンサと分離して配置することが可能となり、
実装面積を小さくすることができる。
【0011】また、昇圧用高周波トランスの一次巻線に
複合より線を用いた高周波加熱装置用インバーター電源
を提供することである。
【0012】そして、昇圧用高周波トランスの一次巻線
に複合より線を使用することにより、高周波抵抗による
損失を低下させトランスを小型化することによりさらに
実装面積を小さくすることができる。
【0013】以下本発明の実施例について図面を用いて
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の高周波加熱装置
用インバーター電源の外観図である。
【0014】本実施例は、図2に回路図が示された電圧
共振式両波倍電圧回路に基づいている。
【0015】図1において、破線は基板裏面に形成され
たパターン配線を示す。共振用コンデンサ4は昇圧用高
周波トランス1の一次巻線1bのインダクタンスと共
に、半導体パワースイッチング素子5により電圧共振を
発生し、昇圧用高周波トランス1により昇圧され、高圧
用コンデンサ6a、6b、及び高圧ダイオード2a、2
bにより両波倍電圧回路が形成される。
【0016】ここで昇圧用高周波トランス1の巻線軸延
長線上に高圧ダイオード2がくるように配置されてい
る。
【0017】また、昇圧用高周波トランス1の一次巻線
1bは複合より線を使用している。次に作用について説
明すると、高圧ダイオード2が昇圧用高周波トランス1
の巻線軸延長線上に配置することにより、従来必要であ
った高圧用ケーブル3が不要になり、自動実装が容易に
なった。
【0018】また、高圧ダイオード2、及び高圧用コン
デンサ6を分散することにより、昇圧用高周波トランス
1の巻線軸方向に垂直な方向の実装面積を縮小すること
ができる。
【0019】また、昇圧用高周波トランス1の一次巻線
1bを複合より線にすることにより、従来の集合より線
に比べ高周波抵抗による損失を低下させ昇圧用高周波ト
ランス1の一次巻線1bの幅を狭くすることができ、昇
圧用高周波トランス1の巻線軸方向の実装面積を小さく
することができる。
【0020】なお、昇圧用高周波トランス1の極性を逆
にすることにより、高圧ダイオード2と高圧用コンデン
サ6との位置関係が入れ替えられ、同様に実施でき、か
つ、部品の温度や雑音抑制の都合のいい位置を選択でき
る。
【0021】(実施例2)図3に本実施例の半波倍電圧
回路について、図4を用いて説明する。
【0022】図4は本実施例の高周波加熱装置用インバ
ーター電源の外観図である。図4において実施例1と異
なる点は、両波倍電圧から半波倍電圧になり高圧コンデ
ンサ6が2個から1個になったことと、昇圧用高周波ト
ランス1の二次巻線端子の片方の端子1cがアース電位
になったことである。
【0023】次に作用について説明すると、高圧コンデ
ンサ6が昇圧用高周波トランス1の巻線軸延長線上に配
置されることにより、従来必要であった高圧用ケーブル
3が上記部品で代用することができるため不要になり、
自動実装が容易となった。
【0024】かつ、高圧ダイオード2、及び高圧用コン
デンサ6を分散することにより、昇圧用高周波トランス
1の巻線軸方向に垂直な方向の実装面積を縮小すること
ができる。
【0025】なお、高圧ダイオード2、及び高圧用コン
デンサ6が従来例のように1ヶ所に配置されている場合
もパターン配線により高圧用ケーブル3を同様に廃止で
きる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1の高周波加熱装置
用インバーター電源では、パターン配線により高圧用ケ
ーブルの作用を代替し、実装性の向上が図られるという
効果を有する。
【0027】請求項2、及び3の高周波加熱装置用イン
バーター電源では、高圧ダイオード、高圧用コンデンサ
の実装を分離することができ、高圧回路部分の実装面積
(昇圧用高周波トランスの巻線軸方向に対し垂直方向)
の縮小が図れるという効果を有する。
【0028】請求項4の高周波加熱装置用インバーター
電源では、昇圧用高周波トランスの巻線軸方向の幅が縮
小されることにより、基板自体の全幅が短くなり実装性
が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱装置用インバー
ター電源の外観図
【図2】電圧共振式両波倍電圧回路図
【図3】電圧共振式半波倍電圧回路図
【図4】本発明の他の実施例の高周波加熱装置用インバ
ーター電源の外観図
【図5】従来の高周波加熱装置用インバーター電源の外
観図
【符号の説明】
1 高周波トランス 1b 一次巻線 2 高圧ダイオード 4 共振用コンデンサ 5 パワースイッチング素子 6 高圧用コンデンサ
フロントページの続き (72)発明者 石尾 嘉朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共振用コンデンサと、半導体パワースイッ
    チング素子と、前記共振用コンデンサと半導体パワース
    イッチング素子と共に共振回路を形成する昇圧用高周波
    トランスと、前記昇圧用高周波トランスと倍電圧回路を
    形成する高圧用コンデンサと、高圧ダイオードが同一基
    板に実装されているもので、パターン配線の役割をもっ
    た高圧用ケーブルを使用しない高周波加熱装置用インバ
    ーター電源。
  2. 【請求項2】昇圧用高周波トランスと、高圧用コンデン
    サが同一基板上で、かつ昇圧用高周波トランスの巻線中
    心軸の延長上に高圧用コンデンサが配置されている請求
    項1記載の高周波加熱装置用インバーター電源。
  3. 【請求項3】昇圧用高周波トランスと、高圧ダイオード
    が同一基板上で、かつ昇圧用高周波トランスの巻線中心
    軸の延長上に高圧ダイオードが配置されている請求項1
    記載の高周波加熱装置用インバーター電源。
  4. 【請求項4】昇圧用高周波トランスの一次巻線に複合よ
    り線を用いた請求項2または3に記載の高周波加熱装置
    用インバーター電源。
JP8092361A 1996-04-15 1996-04-15 高周波加熱装置用インバーター電源 Pending JPH09283271A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06168631A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Hitachi Cable Ltd 高周波トランス用リッツ線並びに二重編組リッツ線及びこれらの製造方法
JPH07161462A (ja) * 1993-12-03 1995-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06168631A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Hitachi Cable Ltd 高周波トランス用リッツ線並びに二重編組リッツ線及びこれらの製造方法
JPH07161462A (ja) * 1993-12-03 1995-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置

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