JPH09282282A - 利用者照合装置 - Google Patents

利用者照合装置

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JPH09282282A
JPH09282282A JP8086171A JP8617196A JPH09282282A JP H09282282 A JPH09282282 A JP H09282282A JP 8086171 A JP8086171 A JP 8086171A JP 8617196 A JP8617196 A JP 8617196A JP H09282282 A JPH09282282 A JP H09282282A
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Kazuaki Obara
和昭 小原
Tatsumi Watanabe
辰巳 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の利用者の照合を利用環境の変
化に影響されずに利用者固有の特徴を用いて厳密に行う
ことのできる利用者照合装置を提供すること。 【解決手段】 画像特徴抽出装置102は、利用者の画像
に含まれる個人性情報を抽出する。抽出された特徴量は
画像照合装置103に入力され、登録者画像蓄積装置104に
蓄積されている画像特徴量と比較され、照合が行われ
る。パスワード選択装置105は照合結果に基づき利用者
に入力させるパスワード桁数を選択して情報処理装置10
0に出力する。利用者は情報処理装置100がモニターに出
力する桁数を入力する。利用者はパスワード選択装置10
5が出力する桁数のパスワードを情報処理装置100に入力
する。その入力を情報処理装置100は判定し、正しいパ
スワードの入力の場合に情報処理装置100の利用を許可
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は利用者照合装置に関
するものであり、特に効率的で利用環境の変化に頑強な
利用者照合を行う手段を備えた利用者照合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の利用者照合装置としては、例えば
図6に示した様に構成されている。図6においては、6
01は利用者照合のための情報入力するための手段で、例
えばビデオカメラである。602は情報処理装置で、例え
ばコンピュータである。603は入力された情報を表示す
るための表示装置、604は他の情報処理装置と接続する
ためのネットワーク装置である。
【0003】以上のように構成された従来の利用者照合
装置においては、情報入力の開始に当たってビデオカメ
ラで入力された利用者の顔画像を取り込み、情報処理装
置602に予め蓄積されている登録利用者の情報と照合す
る事によって現在の利用者が予め登録されている利用者
であるか否か判定し、利用者が登録利用者と判定された
ときには情報処理装置602を利用できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、利用者の顔画像を取り込む時の
照明条件等の変化により利用者の顔画像が照合できなか
った場合に、正規の利用者が情報処理装置の利用ができ
なくなってしまうといった問題点があった。
【0005】本発明は情報処理装置の利用者の照合を利
用環境の変化に影響されずにより効果的に行うことので
きる利用者照合装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者固有の
特徴を蓄積する手段と、前記蓄積されている特徴と同一
の特徴を入力する手段と、前記入力された特徴と予め蓄
積してある特徴とを照合する手段と、前記照合結果に基
づいて利用者に入力させる暗証番号の桁数を指定する手
段を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下本発明の第1の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態における利用者照合装置の構成図を示すものであ
る。
【0008】図1において、100は利用者が使用する情
報処理装置、101利用者の顔画像などの画像を入力する
ための画像入力装置、102は画像入力装置101によって入
力された画像の特徴を抽出するための画像特徴抽出装
置、103は画像特徴抽出装置102で抽出された画像特徴量
と予め蓄積されている利用者の画像特徴量を照合する画
像照合装置、104は利用者の画像特徴量を蓄積しておく
ための登録者画像特徴蓄積装置、105は画像照合装置103
の照合結果に基づき利用者に入力させるパスワードの桁
数を選択するパスワード桁数選択装置である。
【0009】以上のように構成された第1の実施の形態
の利用者照合装置について、以下その動作を説明する。
画像入力装置101によって入力された利用者の画像は画
像特徴抽出装置102に入力され、利用者の画像に含まれ
る個人性情報を抽出する。入力された画像は画像に含ま
れる個人性情報としては、顔画像の輝度情報、輝度情報
の位置微分情報、顔画像の色情報を用いている。画像特
徴抽出装置102で抽出された特徴量は画像照合装置103に
入力され、登録者画像蓄積装置104に蓄積されている画
像特徴量と比較され、入力された画像が、予め登録され
ている利用者の画像との照合が行われる。ここで用いる
照合方法としては、例えばテンプレートマッチング等の
公知の各種パターンマッチング手法を利用することが可
能である。
【0010】パスワード選択装置105は画像照合装置103
の出力である照合結果に基づき利用者に入力させるパス
ワード桁数を選択して情報処理装置100に出力する。利
用者は情報処理装置100がモニターに出力する桁数を入
力する。すなわち、画像照合装置103での照合結果が良
好な場合には少ない桁数、照合結果が悪い場合には多い
桁数を利用者に入力させるようにする。利用者はパスワ
ード選択装置105が出力する桁数のパスワードを情報処
理装置100に入力する。その入力を情報処理装置100は判
定し、正しいパスワードが入力された場合に利用者の情
報処理装置100の利用を許可する。
【0011】以上のように本実施の形態によれば、顔画
像情報を用いて、まず、利用者の照合を行い、その照合
結果に基づきパスワード入力を行わせることによって、
従来のキーボードからパスワードを入力するだけではさ
けることのできない情報処理装置の不正利用を防ぐこと
ができる。
【0012】なお、本実施の形態では利用者の照合を顔
画像を用いて行っているが、図2に示したように、利用
者の音声を用いても、同様な効果を実現することができ
る他、指紋、身長、体重等の個人性情報を用いても同様
の効果を発揮できる。
【0013】尚、図中200は利用者が使用する情報処理
装置、201は利用者の音声を入力する音声入力装置、202
は入力された音声の特徴を抽出する音声特徴抽出装置、
203は抽出された音声特徴と予め蓄積されている利用者
の音声特徴量を照合する音声照合装置、204 は利用者の
音声特徴量を蓄積しておくための登録者音声特徴蓄積装
置、205は音声照合装置203の照合結果に基づき利用者に
入力させるパスワードの桁数を選択するパスワード桁数
選択装置である。
【0014】(実施の形態2)以下発明の第2の実施の
形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の
第2の実施の形態における利用者照合装置の構成を示す
ものである。
【0015】図3において、300は利用者が使用する情
報処理装置、301は利用者の音声を入力するための音声
入力装置、302は音声入力装置301によって入力された音
声の特徴を抽出するための音声特徴抽出装置、303は音
声特徴抽出装置302で抽出された音声特徴量と予め蓄積
されている利用者の音声特徴量を照合する音声照合装
置、304は利用者の音声特徴量を蓄積しておくための登
録者音声特徴蓄積装置、305は利用者の画像を入力する
ための画像入力装置、306は画像入力装置305によって入
力された画像の特徴を抽出するための画像特徴抽出装
置、307は画像特徴抽出装置306で抽出された画像特徴量
と予め蓄積されている利用者の画像特徴量を照合する画
像照合装置、308は利用者の画像特徴量を蓄積しておく
ための登録者画像特徴蓄積装置、309は音声照合装置303
と画像照合装置307の照合結果を統合して現在の利用者
が登録された利用者である信頼度を求める統合信頼度評
価装置、310は統合信頼度評価装置309の出力である信頼
度に基づき利用者に入力させるパスワードの桁数を選択
するパスワード桁数選択装置である。
【0016】以上のように構成された第2の実施の形態
の利用者照合装置の動作を以下に説明する。音声入力装
置301によって入力された利用者の音声は音声特徴抽出
装置302に入力され、利用者の音声に含まれる個人性情
報を抽出する。入力された音声に含まれる個人性情報と
しては、音声の平均スペクトル、ピッチ、パワー、フォ
ルマント周波数を用いている。音声特徴抽出装置302で
抽出された特徴量は音声照合装置303に入力され、登録
者音声蓄積装置304に蓄積されている音声特徴量と比較
され、入力された音声と、予め登録されている利用者の
音声との照合が行われる。ここで用いる照合方法として
も公知の各種パターンマッチング手法を利用することが
可能である。
【0017】画像入力装置305によって入力された利用
者の画像は画像特徴抽出装置306に入力され、利用者の
画像に含まれる個人性情報を抽出する。入力された画像
は画像に含まれる個人性情報としては、第1の実施の形
態と同様に顔画像の輝度情報、輝度情報の位置微分情
報、顔画像の色情報を用いている。画像特徴抽出装置30
5で抽出された特徴量は画像照合装置307に入力され、登
録者画像蓄積装置308に蓄積されている画像特徴量と比
較され、入力された画像が、予め登録されている利用者
の画像との照合が行われる。音声照合装置303の出力で
ある現在の利用者の入力した音声の照合結果と画像照合
装置307の出力である現在の利用者の入力した画像の照
合結果は統合信頼度評価装置309に入力され、現在の利
用者の入力した音声と画像を統合した信頼度を評価して
パスワード桁数選択装置310に入力する。統合手法とし
ては、例えば音声照合装置303の出力と画像照合装置307
の積を計算することで行っている。
【0018】パスワード桁数選択装置310は統合信頼度
評価装置309の出力である信頼度に基づき利用者にから
入力させるパスワード桁数を選択して情報処理装置300
に出力する。すなわち、統合信頼度評価装置309での信
頼度評価結果が、よい場合には少ない桁数、信頼度評価
結果が悪い場合には多い桁数を利用者に入力させ、著し
く信頼度評価結果が悪いときには現在の利用者が登録利
用者でないと判断して利用を却下するるようにする。利
用者はパスワード桁数選択装置310が出力する桁数のパ
スワードを情報処理装置300に入力する。入力されたパ
スワードを情報処理装置300は判定し、正しいパスワー
ドが入力された場合に利用者の情報処理装置300の利用
を許可する。
【0019】以上のように本実施の形態によれば、利用
者の発する音声情報と利用者の顔画像情報という利用者
固有の特徴を用いて登録された利用者であるかを統合的
に判断し、その結果を用いてパスワード入力を利用者に
行わせることによって、情報処理装置の利用者の判定を
より厳密に行うことができる。
【0020】なお、本実施の形態では利用者の音声情報
と顔画像情報を組み合わせて入力するパスワード入力の
桁数を決定しているが、指紋、身長、体重等の個人性を
反映する特徴を組み合わせて用いても、同様な効果を実
現することができる。また統合手法としては音声照合装
置303の出力と画像照合装置307の積を計算することで行
う他にも、音声照合装置303の出力と画像照合装置307の
小さな方の値を用いたり、音声照合装置303の出力と画
像照合装置307の値に重みづけして積を計算する等の方
法も用いることが容易にできる。
【0021】(発明の実施の形態3)以下本発明の第3
の実施の形態について図面を参照して説明する。図4は
本発明の第3の実施の形態における利用者照合装置の構
成図を示すものである。
【0022】図4において、400は利用者が使用する情
報処理装置、401は利用者の画像を入力するための画像
入力装置、402は画像入力装置401によって入力された画
像の特徴を抽出するための画像特徴抽出装置 403は画
像特徴抽出装置402で抽出された画像特徴量と予め蓄積
されている利用者の音声特徴量を照合する画像照合装
置、404は利用者の情報を蓄積しておくための登録者情
報蓄積装置、405は画像照合装置403で求められた照合結
果がリジェクト基準以上の時に利用者に利用者入力させ
るパスワードを選択するためのパスワード選択装置、40
6は利用者が入力したパスワードをチェックするための
パスワードチェック装置、407は利用者の音声を入力す
るための音声入力装置、408は音声入力装置407によって
入力された音声の特徴を抽出するための音声特徴抽出装
置、409は音声特徴抽出装置408で抽出された音声特徴量
と予め蓄積されている利用者の音声特徴量を照合する音
声照合装置、410は音声照合装置409で求められた照合結
果がリジェクト基準以上の時に利用者に利用者入力され
るパスワードを選択するためのパスワード選択装置、41
1は利用者が入力したパスワードをチェックするための
パスワードチェック装置である。
【0023】以上のように構成された第3の実施の形態
の利用者照合装置について、以下その動作を説明する。
まず、画像入力装置401 によって入力された利用者の画
像は画像特徴抽出装置402 に入力され、利用者の画像に
含まれる個人性情報を抽出する。入力された画像に含ま
れる個人性情報としては、第1の実施の形態と同様に顔
画像の輝度情報、輝度情報の位置微分情報、顔画像の色
情報を用いている。画像特徴抽出装置402で抽出された
特徴量は画像照合装置403に入力され、登録者情報蓄積
装置404に蓄積されている画像特徴量を用いて、入力さ
れた画像と予め登録されている利用者の画像との照合が
行われる。照合方法としては公知の各種パターンマッチ
ング手法を利用することが可能である。画像照合装置40
3の照合結果が予め設定してあるリジェクト基準以上か
つ画像判定基準以上の時にパスワード選択装置405は利
用者に入力させるパスワードを画像照合装置403の照合
結果に基づき選択し、利用者にそのパスワードを入力さ
せる。
【0024】パスワードチェック装置406は入力された
パスワードが適切なパスワードであるか否かをチェック
して、適切なパスワードが入力されたと判断したときに
利用者が情報処理装置400を使用する許可を与える。一
方画像照合装置403の照合結果が予め設定してあるリジ
ェクト基準以上ではあるが画像判定基準よりも低い時に
は、音声入力装置407は利用者に予めシステムに登録し
ている音声を入力させる。音声特徴抽出装置408は入力
された音声に含まれる個人性情報を抽出する。音声に含
まれる個人性情報としては、音声の平均スペクトル、ピ
ッチ、パワー、フォルマント周波数を用いている。
【0025】音声特徴抽出装置408で抽出された特徴量
は音声照合装置409に入力され、登録者情報蓄積装置404
に蓄積されている音声特徴量と比較され、入力された音
声と予め登録されている利用者の音声との照合が行われ
る。ここで用いる照合方法としても公知の各種パターン
マッチング手法を利用することが可能である。音声照合
装置409の照合結果が予め設定してあるリジェクト基準
以上の時にパスワード選択装置410は音声照合装置409の
照合結果が低かった時には長めのパスワードを、照合結
果が良好だった時には長めのパスワードを選択し、利用
者にそのパスワードを入力させる。パスワードチェック
装置411は入力されたパスワードが適切なパスワードで
あるか否かをチェックして、適切なパスワードが入力さ
れたと判断したときに利用者が情報処理装置400を使用
する許可を与える。一方音声照合装置409の照合結果が
予め設定してあるリジェクト基準以下の低い時には、現
在の利用者の情報処理装置400の使用を却下する。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、利用
者の顔画像情報と登録されている利用者の画像情報を照
合し、その照合結果に基づき利用者に入力させるパスワ
ードを選択し入力させることにより、入力された画像情
報が照明条件などの変化のために照合度が低かった時に
は長めのパスワードを利用者に行わせる。このように長
いパスワードを入力させることで、利用者の認定を厳密
に行うことができる。また、照明条件等の悪化により、
画像情報の照合結果が判定基準に満たなかった場合、利
用者の音声に含まれる個人性情報を用いた利用者の認定
を行うことで画像情報の劣化による利用者認定の信頼性
の低下を補うことができるとともに、利用者固有の特徴
を用いて厳密な利用者の照合を行うことができる。
【0027】尚、本実施の形態では利用者の顔画像情報
と音声情報とを組み合わせて入力するパスワードを決定
しているが、利用者の音声、画像以外の、指紋、身長、
体重等の個人性を反映する特徴を組み合わせて用いて
も、同様な効果を実現することができる。
【0028】(発明の実施の形態4)以下本発明の第4
の実施の形態について図面を参照して説明する。図5は
本発明の第4の実施の形態における利用者照合装置の構
成図を示すものである。
【0029】図5において、500は利用者が使用する情
報処理装置、501は利用者の画像を入力するための画像
入力装置、502は画像入力装置501によって入力された音
声の特徴を抽出するための登録者画像特徴抽出装置、50
3は登録者画像特徴抽出装置502で抽出された画像特徴量
と予め蓄積されている利用者の画像特徴量を照合する画
像照合装置、504は利用者の情報を蓄積しておくための
登録者情報特徴蓄積装置、505は利用者の音声入力の内
容を選択する発話内容選択装置、506は利用者の音声を
入力するための音声入力装置、507は音声入力装置506に
よって入力された音声の特徴を抽出するための登録者音
声特徴抽出装置、508は登録者音声特徴抽出装置507で抽
出された音声特徴量と予め蓄積されている利用者の音声
特徴量を照合する音声照合装置、509は音声照合装置508
と画像照合装置503の照合結果を統合して現在の利用者
が登録された利用者である信頼度を求める統合信頼度評
価装置、510は統合信頼度評価装置509の出力である信頼
度に基づき利用者に入力させるパスワードを選択するパ
スワード選択装置である。
【0030】以上のように構成された第4の実施の形態
の利用者照合装置について、以下その動作を説明する。
画像入力装置501によって入力された利用者の画像は登
録者画像特徴抽出装置502に入力され、利用者の画像に
含まれる個人性情報を抽出する。入力された画像に含ま
れる個人性情報としては、第1の実施の形態と同様に顔
画像の輝度情報、輝度情報の位置微分情報、顔画像の色
情報を用いている。登録者画像特徴抽出装置502で抽出
された特徴量は画像照合装置503に入力され、登録者情
報特徴蓄積装置504に蓄積されている画像特徴量と比較
され、入力された画像と予め登録されている利用者の画
像との照合が行われる。登録者情報特徴蓄積装置504は
たとえばICカードで実現される。
【0031】発話内容選択装置505は画像照合装置503の
照合結果に基づき、照合結果が低い時には長めの単語
を、照合結果が良好の時には短い単語を選択し、音声入
力装置506に出力する。音声入力装置506は発話内容選択
装置505の選択した発話内容を利用者に発話させる。入
力された利用者の音声は登録者音声特徴抽出装置507に
入力され、利用者の音声に含まれる個人性情報を抽出す
る。音声に含まれる個人性情報としては、音声の平均ス
ペクトル、ピッチ、パワー、フォルマント周波数を用い
ている。登録者音声特徴抽出装置507で抽出された特徴
量は音声照合装置508に入力され、登録者情報特徴蓄積
装置504に蓄積されている音声特徴量と比較され、照合
が行われる。音声照合装置508の出力である現在の利用
者の入力した音声の照合結果と画像照合装置503の出力
である現在の利用者の入力した画像の照合結果は統合信
頼度評価装置509に入力される。
【0032】パスワード選択装置510は音声の照合結果
と画像の照合結果に基づき算出された利用者の信頼度に
基づき統合信頼度評価装置509が出力するパスワードを
情報処理装置500に出力する。利用者は情報処理装置500
がモニターに出力する桁数を入力する。即ち、統合信頼
度評価装置509での信頼度評価結果がよい場合には少な
い桁数、信頼度評価結果が悪い場合には多い桁数を利用
者に入力させ、著しく信頼度評価結果が悪いときには現
在の利用者が登録利用者でないと判断して利用を却下す
るようにする。利用者はパスワード選択装置510が出力
する桁数のパスワードを情報処理装置500に入力する。
その入力を情報処理装置500は判定し、正しいパスワー
ドが入力された場合、利用者の情報処理装置500の利用
を許可する。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、利用
者の顔画像情報と登録されている利用者の画像情報とい
う複数の利用者特有の情報を用いて利用者照合を行い、
その照合結果に基づき利用者に入力させるパスワードの
桁数を選択し入力させることにより行う。このように音
声情報と画像情報の照合結果を統合判断し、その結果を
用いてパスワード入力を利用者に行わせることによっ
て、情報処理装置の利用者の認定を画像や音声を単体で
用いる場合よりもより厳密に行うことができる。なお、
本実施の形態では利用者の音声情報と顔画像情報を組み
合わせて入力するパスワードを決定しているが、利用者
の音声、画像以外の、指紋、身長、体重等の個人性を反
映する特徴を組み合わせて用いても、同様な効果を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像を用い
た利用者照合装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態における音声を用い
た利用者照合装置の構成図
【図3】本発明の第2の実施の形態における利用者照合
装置の構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態における利用者照合
装置の構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態における利用者照合
装置の構成図
【図6】従来の利用者照合装置の構成図
【符号の説明】
100 情報処理装置 101 画像入力装置 102 画像特徴抽出装置 103 画像照合装置 104 登録者画像特徴蓄積装置 105 パスワード桁数選択装置 200 情報処理装置 201 音声入力装置 202 音声特徴抽出装置 203 音声照合装置 204 登録者音声特徴蓄積装置 205 パスワード桁数選択装置 300 情報処理装置 301 音声入力 302 音声特徴抽出装置 305 画像入力装置 303 音声照合装置 304 登録者音声特徴蓄積装置 306 画像特徴抽出装置 307 画像照合装置 308 登録者画像特徴蓄積装置 309 統合信頼度評価装置 310 パスワード桁数選択装置 400 情報処理装置 401 画像入力装置 402 画像特徴抽出装置 403 画像照合装置 404 登録者情報蓄積装置 405 パスワード選択装置 406 パスワードチェック装置 407 音声入力装置 408 音声特徴抽出装置 409 音声照合装置 410 パスワード選択装置 411 パスワードチェック装置 500 情報処理装置 501 画像入力装置 502 登録者画像特徴抽出装置 503 画像照合装置 504 登録者情報特徴蓄積装置 505 発話内容選択装置 506 音声入力装置 507 登録者音声特徴抽出装置 508 音声照合装置 509 統合信頼度評価装置 510 パスワード選択装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者固有の特徴を蓄積する手段と、前記
    蓄積されている特徴と同一の特徴を入力する手段と、前
    記入力された特徴と予め蓄積してある特徴とを照合する
    手段と、前記照合結果に基づいて利用者に入力させる暗
    証番号の桁数を指定する手段を備えたことを特徴とする
    利用者照合装置。
  2. 【請求項2】利用者固有の特徴が、利用者の音声から抽
    出された特徴量もしくは利用者の顔画像から抽出された
    特徴量であることを特徴とする請求項1記載の利用者照
    合装置。
  3. 【請求項3】利用者固有の異なる複数の特徴を蓄積する
    手段と、前記蓄積されている複数の特徴を同種の特徴を
    入力する手段と、前記入力された特徴と予め蓄積してあ
    る特徴とを各特徴毎に照合する手段と、前記各特徴毎の
    照合結果を統合する手段と、前記統合手段の結果に基づ
    いて利用者に入力させる暗証番号の桁数を指定する手段
    を備えたことを特徴とする利用者照合装置。
  4. 【請求項4】利用者固有の特徴が利用者の顔画像及び音
    声から抽出された特徴量であることを特徴とする請求項
    3記載の利用者照合装置。
  5. 【請求項5】利用者の顔画像及び音声から抽出された特
    徴を蓄積する手段と、利用者の顔画像を入力しその特徴
    を抽出する手段と、前記入力された顔画像の特徴と予め
    蓄積してある特徴とを照合しその類似度を求める手段
    と、前記求めた類似度に応じて利用者に音声入力させる
    発話内容を選択する手段と、前記発話された音声から求
    められた特徴量と前記蓄積された音声の特徴を照合する
    手段を備えたことを特徴とする利用者照合装置。
  6. 【請求項6】利用者の顔画像及び音声から抽出された特
    徴を蓄積する手段と、利用者の顔画像を入力しその特徴
    を抽出する手段と、前記入力された顔画像の特徴と予め
    蓄積してある特徴とを照合しその一致度を求める手段
    と、前記求めた一致度に応じて利用者に音声入力させる
    発話内容を選択する手段と、前記発話された音声から求
    められた特徴量と前記蓄積された音声の中の発話された
    音声と同一の音声の特徴を照合する手段と、前記画像特
    徴と音声特徴の照合結果を統合する手段と、前記統合手
    段の結果に基づいて利用者に入力させる暗証番号の桁数
    を指定する手段を備えたことを特徴とする利用者照合装
    置。
JP08617196A 1996-04-09 1996-04-09 利用者照合装置 Expired - Lifetime JP3829355B2 (ja)

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