JPH09281021A - Cリング浸潰試験方法 - Google Patents
Cリング浸潰試験方法Info
- Publication number
- JPH09281021A JPH09281021A JP8653696A JP8653696A JPH09281021A JP H09281021 A JPH09281021 A JP H09281021A JP 8653696 A JP8653696 A JP 8653696A JP 8653696 A JP8653696 A JP 8653696A JP H09281021 A JPH09281021 A JP H09281021A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- test piece
- bolt
- test
- nuts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サワー環境下での油井管あるいはラインパイ
プの評価を行うCリング浸漬試験において、従来よりも
加工費用を削減し、加工時間を短縮して、タイムリーに
Cリング試験を行うことを可能とする。 【解決手段】 サワー環境下での油井管あるいはライン
パイプの評価をNACETM0177methodCに
よるCリング浸漬試験を行うに際し、硫化水素と反応し
ない材質の治具を用い、試験片を拡管するためのボルト
とそのボルトを通す試験片の穴の内壁との間に絶縁体を
設ける。
プの評価を行うCリング浸漬試験において、従来よりも
加工費用を削減し、加工時間を短縮して、タイムリーに
Cリング試験を行うことを可能とする。 【解決手段】 サワー環境下での油井管あるいはライン
パイプの評価をNACETM0177methodCに
よるCリング浸漬試験を行うに際し、硫化水素と反応し
ない材質の治具を用い、試験片を拡管するためのボルト
とそのボルトを通す試験片の穴の内壁との間に絶縁体を
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管内面に所定の
引張り応力を与え、硫化水素飽和溶液に浸潰させて、サ
ワー環境下での油井管あるいはラインパイプの評価を行
う、いわゆるCリング浸漬試験方法に関する。
引張り応力を与え、硫化水素飽和溶液に浸潰させて、サ
ワー環境下での油井管あるいはラインパイプの評価を行
う、いわゆるCリング浸漬試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、石油、天然ガスを掘削、輸送する
油井管及びラインパイブにおいて腐食による材料の劣化
が問題になっている。油井管及びラインパイプを流れる
原油、天然ガスには湿潤な硫化水素(H2 S)を含む場
合が多く、これらのH2 Sは腐食作用により発生した原
子状の水素(H2 )が鋼中に侵入して起こる割れが問題
となっている。この破壊には水素誘起割れ(HIC)と
硫化物応力腐食割れ(SSC)の2種類がある。
油井管及びラインパイブにおいて腐食による材料の劣化
が問題になっている。油井管及びラインパイプを流れる
原油、天然ガスには湿潤な硫化水素(H2 S)を含む場
合が多く、これらのH2 Sは腐食作用により発生した原
子状の水素(H2 )が鋼中に侵入して起こる割れが問題
となっている。この破壊には水素誘起割れ(HIC)と
硫化物応力腐食割れ(SSC)の2種類がある。
【0003】HICは硫化水素環境下でおこる鋼材表面
の鉄の腐食によって生じた原子状の水素が鋼中に侵入
し、鋼材中のMnSや酸化物系のクラスターのような、
層状の広がりをもつ介在物のまわりに集積して起こるも
のである。しかも、このような層状の介在物はしばしば
偏折帯の中に存在するために、介在物を起点に発生した
HICが、偏析帯によって助長されることが知られてい
る。一方、SSCは特に高強度側で起こる現象であり、
更に、高強度の油井管やラインパイプの硬度は高くな
り、鋼中に侵入した原子状の水素によりSSCが発生す
ることが知られている。
の鉄の腐食によって生じた原子状の水素が鋼中に侵入
し、鋼材中のMnSや酸化物系のクラスターのような、
層状の広がりをもつ介在物のまわりに集積して起こるも
のである。しかも、このような層状の介在物はしばしば
偏折帯の中に存在するために、介在物を起点に発生した
HICが、偏析帯によって助長されることが知られてい
る。一方、SSCは特に高強度側で起こる現象であり、
更に、高強度の油井管やラインパイプの硬度は高くな
り、鋼中に侵入した原子状の水素によりSSCが発生す
ることが知られている。
【0004】こうしたサワー環境中の油井管及びライン
パイプを評価するための試験法が提案されている。この
試験法には主にHICを評価するNACETM0284
試験法と主にSSCを評価するNACETM0177m
ethodA試験がある。
パイプを評価するための試験法が提案されている。この
試験法には主にHICを評価するNACETM0284
試験法と主にSSCを評価するNACETM0177m
ethodA試験がある。
【0005】HICを評価するためのTM0284試験
法は、油井管・ラインパイプから機械加工したクーポン
試験片を、応力を付加しない状態で標準溶液(H2 S飽
和人工海水)中に96時間浸潰し、HICの割れが生ず
るか否かを評価するものである。
法は、油井管・ラインパイプから機械加工したクーポン
試験片を、応力を付加しない状態で標準溶液(H2 S飽
和人工海水)中に96時間浸潰し、HICの割れが生ず
るか否かを評価するものである。
【0006】もう1つのSSCを評価するTM0177
methodA試験には、同じく油井管・ラインパイプ
から機械加工した丸捧引張試験片を、標準溶液(H2 S
飽和5%食塩(NaCl)+0.5%酢酸(CH3 CO
OH))中に浸潰させ、所定の応力を与えることによっ
て720時間まで破断するかしないかを評価する試験法
である。
methodA試験には、同じく油井管・ラインパイプ
から機械加工した丸捧引張試験片を、標準溶液(H2 S
飽和5%食塩(NaCl)+0.5%酢酸(CH3 CO
OH))中に浸潰させ、所定の応力を与えることによっ
て720時間まで破断するかしないかを評価する試験法
である。
【0007】しかし、上の2つの試験法では実際の油井
管・ラインパイプの環境と相違する点が幾つかある。T
M0284試験法では、試験片に応力を負荷しないのに
対して実際の環境ではバイプライン中に内圧が負荷され
ている。また、TM0177methodA試験では、
試験片が丸棒で実際の油井管・ラインパイプを評価して
いない。
管・ラインパイプの環境と相違する点が幾つかある。T
M0284試験法では、試験片に応力を負荷しないのに
対して実際の環境ではバイプライン中に内圧が負荷され
ている。また、TM0177methodA試験では、
試験片が丸棒で実際の油井管・ラインパイプを評価して
いない。
【0008】以上の問題点を解消するために実際のサワ
ー環境下での油井管・ラインパイプの評価法として、C
リング浸漬試験法というNACETM0177meth
odCがある。
ー環境下での油井管・ラインパイプの評価法として、C
リング浸漬試験法というNACETM0177meth
odCがある。
【0009】このCリング浸潰試験方法は、まず、30
0°の角度にパイプを加工する。その後、鋼管内面にア
セトン脱脂を行う。次に、鋼管内面にボルト・ナットを
用いて所定の引張り応力(ユーザー指定)を与える。そ
の後、既に脱気した規定溶液中にCリングを浸潰させ、
H2 Sを封入する。H2 S飽和後、720時間の浸漬試
験を行い、試験終了後断面観察によって割れが生ずるか
否かを評価する試験法である。
0°の角度にパイプを加工する。その後、鋼管内面にア
セトン脱脂を行う。次に、鋼管内面にボルト・ナットを
用いて所定の引張り応力(ユーザー指定)を与える。そ
の後、既に脱気した規定溶液中にCリングを浸潰させ、
H2 Sを封入する。H2 S飽和後、720時間の浸漬試
験を行い、試験終了後断面観察によって割れが生ずるか
否かを評価する試験法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCリン
グ試験法にあっては、図1に示すように応力負荷治具
(ボルト2、ナット3等)が試験片と同じであるため
に、加工費用が高くさらに加工時間もかなり要するとい
う問題点があった。
グ試験法にあっては、図1に示すように応力負荷治具
(ボルト2、ナット3等)が試験片と同じであるため
に、加工費用が高くさらに加工時間もかなり要するとい
う問題点があった。
【0011】本発明は、サワー環境下での油井管あるい
はラインパイプの評価を行うCリング浸漬試験におい
て、従来よりも加工費用を削減し、加工時間を短縮し
て、タイムリーにCリング試験を行うことを可能とする
ことを目的とする。
はラインパイプの評価を行うCリング浸漬試験におい
て、従来よりも加工費用を削減し、加工時間を短縮し
て、タイムリーにCリング試験を行うことを可能とする
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は応力負荷治具を
H2 Sと腐食しない鋼種を用いて試験片と違う鋼種のも
のを用い、異種金属接触腐食を防ぐために試験片と治具
との間に絶縁を施して行い、従来のCリング治具よりも
加工費用及び加工時間がかからないCリング浸漬試験を
行う。すなわち、上記目的を達成するために応力負荷治
具には市販の鋼種で硫化水素と反応しない、例えば、S
US316Lを用い、しかも試験片を拡管するためのボ
ルトとそのボルトを通す試験片の穴の内壁との間に、絶
縁体としてカラーとよばれるエポキシ系樹脂の治具を設
けて鋼管を所定の引張応力になるまで拡管し、Cリング
浸潰試験を行うものである。
H2 Sと腐食しない鋼種を用いて試験片と違う鋼種のも
のを用い、異種金属接触腐食を防ぐために試験片と治具
との間に絶縁を施して行い、従来のCリング治具よりも
加工費用及び加工時間がかからないCリング浸漬試験を
行う。すなわち、上記目的を達成するために応力負荷治
具には市販の鋼種で硫化水素と反応しない、例えば、S
US316Lを用い、しかも試験片を拡管するためのボ
ルトとそのボルトを通す試験片の穴の内壁との間に、絶
縁体としてカラーとよばれるエポキシ系樹脂の治具を設
けて鋼管を所定の引張応力になるまで拡管し、Cリング
浸潰試験を行うものである。
【0013】応力負荷治具を用いてCリング拡管したあ
と試験片と応力負荷治具は絶縁されているかを必ず確認
する。もし、絶縁されていないと判断された場合には再
試験を行うようにする。
と試験片と応力負荷治具は絶縁されているかを必ず確認
する。もし、絶縁されていないと判断された場合には再
試験を行うようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を実施例により図面を参照
して具体的に説明する。図2のように、応力負荷治具5
を構成するボルト2及びナット3を用いて、試験片1の
鋼管内面に引張り応力を負荷する。この時、試験片1と
治具5とが接触するところは、カラー4という絶縁物を
用いて必ず絶縁させる。このナット3を締め付けること
によって、図2のナット3に隣接して形成した三角錐台
部分が鋼管側に押されCリングは拡管する。この時歪み
ゲージをCリング内面に張り付け、所定の応力になるま
で拡管する。このように拡管されたCリングを所定の溶
液中に浸潰させ、H2 Sを封入し、規定の浸漬試験を行
い、試験終了後断面観察によって割れが生ずるか否かを
評価する。
して具体的に説明する。図2のように、応力負荷治具5
を構成するボルト2及びナット3を用いて、試験片1の
鋼管内面に引張り応力を負荷する。この時、試験片1と
治具5とが接触するところは、カラー4という絶縁物を
用いて必ず絶縁させる。このナット3を締め付けること
によって、図2のナット3に隣接して形成した三角錐台
部分が鋼管側に押されCリングは拡管する。この時歪み
ゲージをCリング内面に張り付け、所定の応力になるま
で拡管する。このように拡管されたCリングを所定の溶
液中に浸潰させ、H2 Sを封入し、規定の浸漬試験を行
い、試験終了後断面観察によって割れが生ずるか否かを
評価する。
【0015】上記のボルト2及びナット3は、試験片と
異なる材質でしかも硫化水素と反応しない材質、例え
ば、SUS316Lで作製している。また、カラー4と
よばれる絶縁体は、例えばエポキシ系樹脂でできてお
り、サイズは6〜10mmφで肉厚は1.5〜2.0mmで
ある。
異なる材質でしかも硫化水素と反応しない材質、例え
ば、SUS316Lで作製している。また、カラー4と
よばれる絶縁体は、例えばエポキシ系樹脂でできてお
り、サイズは6〜10mmφで肉厚は1.5〜2.0mmで
ある。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので以下のような効果を奏する。試験片と違った硫
化水素に腐食しない、例えばSUS316L製のボルト
ナットを用いてCリングに負荷することにより、従来用
いていた試験片と同じ鋼種の応力負荷治具を用いるより
も、加工費用が削減でき、加工時間も短縮でき、しかも
何回も応力負荷治具が使用できる。
いるので以下のような効果を奏する。試験片と違った硫
化水素に腐食しない、例えばSUS316L製のボルト
ナットを用いてCリングに負荷することにより、従来用
いていた試験片と同じ鋼種の応力負荷治具を用いるより
も、加工費用が削減でき、加工時間も短縮でき、しかも
何回も応力負荷治具が使用できる。
【図1】従来のCリング試験方法を示す説明図。
【図2】本発明のCリング試験方法を示す説明図。
1 試験片 2 ボルト 3 ナット 4 カラー 5 応力負荷治具
Claims (2)
- 【請求項1】 サワー環境下での油井管あるいはライン
パイプの評価をNACETM0177methodCに
よるCリング浸漬試験を行うに際し、硫化水素と反応し
ない材質の治具を用い、試験片を拡管するためのボルト
とそのボルトを通す試験片の穴の内壁との間に絶縁体を
設け、ボルトにより試験片を拡管して浸漬試験を行うこ
とを特徴とするCリング浸潰試験方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の治具の材質をSUS3
16Lとすることを特徴とするCリング浸漬試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8653696A JPH09281021A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | Cリング浸潰試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8653696A JPH09281021A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | Cリング浸潰試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09281021A true JPH09281021A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13889730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8653696A Withdrawn JPH09281021A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | Cリング浸潰試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09281021A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101012659B1 (ko) * | 2010-05-26 | 2011-02-09 | 대경테크 주식회사 | 파이프 확관 시험기 |
CN108709757A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-26 | 江苏远致达轨道交通发展有限公司 | 一种轨道交通检测装置 |
CN108955484A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-12-07 | 广东联塑科技实业有限公司 | 一种检测铜嵌件扩口率的方法 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8653696A patent/JPH09281021A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101012659B1 (ko) * | 2010-05-26 | 2011-02-09 | 대경테크 주식회사 | 파이프 확관 시험기 |
CN108955484A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-12-07 | 广东联塑科技实业有限公司 | 一种检测铜嵌件扩口率的方法 |
CN108709757A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-26 | 江苏远致达轨道交通发展有限公司 | 一种轨道交通检测装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |