JPH09278148A - 肥料の搬送及び供給装置 - Google Patents
肥料の搬送及び供給装置Info
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- JPH09278148A JPH09278148A JP11208196A JP11208196A JPH09278148A JP H09278148 A JPH09278148 A JP H09278148A JP 11208196 A JP11208196 A JP 11208196A JP 11208196 A JP11208196 A JP 11208196A JP H09278148 A JPH09278148 A JP H09278148A
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- JP
- Japan
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- screw conveyor
- cylindrical screw
- connecting pipe
- fertilizer
- hopper
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Fertilizing (AREA)
- Chutes (AREA)
- Screw Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋詰めになっている肥料を圃場の数カ所に積
んで置き、プランターのタンクが空になると人手により
袋を切り裂き、タンク上部まで持ち上げ、肥料を人力に
よってプランターへ供給していたが、袋詰めになってい
る肥料では流通コスト、製造コストの軽減とそれに伴う
肥料の低価格を実現することはできないなどの問題があ
る。 【解決手段】 トラックなどの荷台上に支持されたホッ
パ部４の底部４Ｂにはスクリューコンベアー４Ｃが設け
られ、底部４Ｂには排出口４Ｄが開口され、排出口４Ｄ
には第１円筒スクリューコンベアー部５、連結管部６、
先端に蛇腹シュート７Ｃを有する第２円筒スクリューコ
ンベアー部７を連結し、ホッパ部内の肥料をプランター
へ供給するよう構成されている。
んで置き、プランターのタンクが空になると人手により
袋を切り裂き、タンク上部まで持ち上げ、肥料を人力に
よってプランターへ供給していたが、袋詰めになってい
る肥料では流通コスト、製造コストの軽減とそれに伴う
肥料の低価格を実現することはできないなどの問題があ
る。 【解決手段】 トラックなどの荷台上に支持されたホッ
パ部４の底部４Ｂにはスクリューコンベアー４Ｃが設け
られ、底部４Ｂには排出口４Ｄが開口され、排出口４Ｄ
には第１円筒スクリューコンベアー部５、連結管部６、
先端に蛇腹シュート７Ｃを有する第２円筒スクリューコ
ンベアー部７を連結し、ホッパ部内の肥料をプランター
へ供給するよう構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業分野における
バラ肥料またはフレコン詰め肥料の圃場への搬送と、プ
ランター（施肥機）への供給の省力化に好適な肥料の搬
送及び供給装置（ファタライザー）に関するものであ
る。現在、単肥はバラ肥料（バラ扱い肥料）として、混
合肥料はフレコン詰め肥料（５００ｋｇ）として流通し
ている。
バラ肥料またはフレコン詰め肥料の圃場への搬送と、プ
ランター（施肥機）への供給の省力化に好適な肥料の搬
送及び供給装置（ファタライザー）に関するものであ
る。現在、単肥はバラ肥料（バラ扱い肥料）として、混
合肥料はフレコン詰め肥料（５００ｋｇ）として流通し
ている。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。２０ｋｇの袋詰めになってい
る肥料を圃場の数カ所に積んで置き、プランターのタン
クが空になると人手により２０ｋｇ袋を切り裂き、タン
ク上部まで持ち上げ、肥料を人力によってプランターへ
供給していた。
ようなものになっている。２０ｋｇの袋詰めになってい
る肥料を圃場の数カ所に積んで置き、プランターのタン
クが空になると人手により２０ｋｇ袋を切り裂き、タン
ク上部まで持ち上げ、肥料を人力によってプランターへ
供給していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 １．２０ｋｇの袋詰めになっている肥料では、流通コス
ト、製造コストの軽減とそれに伴う肥料の低価格を実現
することはできない。 ２．肥料のプランターへの供給は人手で、２０ｋｇの袋
詰めになっている肥料を持ち上げ、ホッパー部に投入す
ると云う作業では施肥作業の労力の軽減にはならない。
そしてこのような作業は女性が主に行い重労働であるの
が実態である。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うなことのできるものを提供しようとするものである。 １．バラ肥料またはフレコン詰め肥料の流通の拡大を実
現し、流通コスト、製造コストの軽減とそれに伴う肥料
の低価格を実現する。 ２．倉庫でバケット又はフォークリフトなどにより本発
明のものに肥料を投入して、トラック又はトレーラーで
圃場に搬送し、プランターへ自動式で供給していくこと
で、施肥作業の労力が軽減する。 ３．施肥作業において重労働から開放されると同時に、
人員の削減も計る。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 １．２０ｋｇの袋詰めになっている肥料では、流通コス
ト、製造コストの軽減とそれに伴う肥料の低価格を実現
することはできない。 ２．肥料のプランターへの供給は人手で、２０ｋｇの袋
詰めになっている肥料を持ち上げ、ホッパー部に投入す
ると云う作業では施肥作業の労力の軽減にはならない。
そしてこのような作業は女性が主に行い重労働であるの
が実態である。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うなことのできるものを提供しようとするものである。 １．バラ肥料またはフレコン詰め肥料の流通の拡大を実
現し、流通コスト、製造コストの軽減とそれに伴う肥料
の低価格を実現する。 ２．倉庫でバケット又はフォークリフトなどにより本発
明のものに肥料を投入して、トラック又はトレーラーで
圃場に搬送し、プランターへ自動式で供給していくこと
で、施肥作業の労力が軽減する。 ３．施肥作業において重労働から開放されると同時に、
人員の削減も計る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。本願のもの
は、トラック又はトレーラー３の荷台３Ａ上に支持フレ
ーム２を介して支持されたホッパ部４の底部４Ｂにはス
クリューコンベアー４Ｃが設けられていると共に、この
底部４Ｂには排出口４Ｄが開口され、排出口４Ｄには第
１円筒スクリューコンベアー部５が連結され、第１円筒
スクリューコンベアー部５の先端には回動自在に構成さ
れた連結管部６を介して第２円筒スクリューコンベアー
部７が連結され、第２円筒スクリューコンベアー部７の
先端には蛇腹シュート７Ｃが旋回自在に連結され、ホッ
パ部における上面開口部には開閉自在に構成されたテン
ト８が張設されている肥料の搬送及び供給装置である。
に、本発明は下記のようになるものである。本願のもの
は、トラック又はトレーラー３の荷台３Ａ上に支持フレ
ーム２を介して支持されたホッパ部４の底部４Ｂにはス
クリューコンベアー４Ｃが設けられていると共に、この
底部４Ｂには排出口４Ｄが開口され、排出口４Ｄには第
１円筒スクリューコンベアー部５が連結され、第１円筒
スクリューコンベアー部５の先端には回動自在に構成さ
れた連結管部６を介して第２円筒スクリューコンベアー
部７が連結され、第２円筒スクリューコンベアー部７の
先端には蛇腹シュート７Ｃが旋回自在に連結され、ホッ
パ部における上面開口部には開閉自在に構成されたテン
ト８が張設されている肥料の搬送及び供給装置である。
【０００５】この場合、下記のように構成することがで
きる。トラック又はトレーラー３の荷台３Ａ上に設置さ
れた支持フレーム２は、平面方形に構成された中心水平
枠２Ａと、中心水平枠の下面に所定間隔をもって垂下せ
しめた支脚２Ｂと、中心水平枠の上面に所定間隔をもっ
て起立せしめた上方支脚２Ｃと、上方支脚の上端部分に
連結された平面方形に構成された上方水平枠２Ｄから構
成され、支持フレーム２における上方部分に配設された
ホッパ部４は、上方の箱状タンク４Ａの下面に断面略Ｖ
字状に構成された左右の底部４Ｂがトラック又はトレー
ラーの進行方向と平行な状態で連設され、この左右の底
部４Ｂにはスクリューコンベアー４Ｃが設けられ、か
つ、この底部の後方部分には筒状に構成された排出口４
Ｄが開口され、左右のスクリューコンベアー４Ｃの上面
には、当該スクリューコンベアーとは適当な間隔を存し
て断面略逆Ｖ字状のカバー４Ｅが張設され、第１円筒ス
クリューコンベアー部５は、ホッパ部４の下方位置をも
って左方の始端側部分５Ａが低く、また右方の終端側部
分５Ｂが高い状態で配設され、かつこの第１円筒スクリ
ューコンベアー部の上面は排出口４Ｄと連通され、かつ
この第１円筒スクリューコンベアー部の終端側部分５Ｂ
は支持フレーム２の右方部分より外方に突出した状態に
構成され、連結管部６は、上方連結管６Ａと、この上方
連結管に対して回動自在に連結された下方連結管６Ｂか
ら構成され、上方連結管は、第１円筒スクリューコンベ
アー部５の終端側部分５Ｂの下面に連結され、第２円筒
スクリューコンベアー部７は、支持フレーム２に連設し
たコンベアー用支持板２Ｆ１に設けた回転支持軸２Ｆに
当該第２円筒スクリューコンベアー部における始端側部
分７Ａの下面を連結し、終端側部分７Ｂに行くほど高く
なるよう傾斜した状態で配設され、始端側部分７Ａの上
面には連結管部６における下方連結管６Ｂが連結され、
終端側部分７Ｂの下面には蛇腹シュート７Ｃが旋回自在
に連結され、ホッパ部における上面開口部には開閉自在
に構成されたテント８が張設され、支持フレーム２の上
方水平枠２Ｄの所定箇所に植設した縦ピン１１Ａと第２
円筒スクリューコンベアー部７の上面中央に突設したブ
ラケット１１Ｂ間には支持杆１１が張設されている。
きる。トラック又はトレーラー３の荷台３Ａ上に設置さ
れた支持フレーム２は、平面方形に構成された中心水平
枠２Ａと、中心水平枠の下面に所定間隔をもって垂下せ
しめた支脚２Ｂと、中心水平枠の上面に所定間隔をもっ
て起立せしめた上方支脚２Ｃと、上方支脚の上端部分に
連結された平面方形に構成された上方水平枠２Ｄから構
成され、支持フレーム２における上方部分に配設された
ホッパ部４は、上方の箱状タンク４Ａの下面に断面略Ｖ
字状に構成された左右の底部４Ｂがトラック又はトレー
ラーの進行方向と平行な状態で連設され、この左右の底
部４Ｂにはスクリューコンベアー４Ｃが設けられ、か
つ、この底部の後方部分には筒状に構成された排出口４
Ｄが開口され、左右のスクリューコンベアー４Ｃの上面
には、当該スクリューコンベアーとは適当な間隔を存し
て断面略逆Ｖ字状のカバー４Ｅが張設され、第１円筒ス
クリューコンベアー部５は、ホッパ部４の下方位置をも
って左方の始端側部分５Ａが低く、また右方の終端側部
分５Ｂが高い状態で配設され、かつこの第１円筒スクリ
ューコンベアー部の上面は排出口４Ｄと連通され、かつ
この第１円筒スクリューコンベアー部の終端側部分５Ｂ
は支持フレーム２の右方部分より外方に突出した状態に
構成され、連結管部６は、上方連結管６Ａと、この上方
連結管に対して回動自在に連結された下方連結管６Ｂか
ら構成され、上方連結管は、第１円筒スクリューコンベ
アー部５の終端側部分５Ｂの下面に連結され、第２円筒
スクリューコンベアー部７は、支持フレーム２に連設し
たコンベアー用支持板２Ｆ１に設けた回転支持軸２Ｆに
当該第２円筒スクリューコンベアー部における始端側部
分７Ａの下面を連結し、終端側部分７Ｂに行くほど高く
なるよう傾斜した状態で配設され、始端側部分７Ａの上
面には連結管部６における下方連結管６Ｂが連結され、
終端側部分７Ｂの下面には蛇腹シュート７Ｃが旋回自在
に連結され、ホッパ部における上面開口部には開閉自在
に構成されたテント８が張設され、支持フレーム２の上
方水平枠２Ｄの所定箇所に植設した縦ピン１１Ａと第２
円筒スクリューコンベアー部７の上面中央に突設したブ
ラケット１１Ｂ間には支持杆１１が張設されている。
【０００６】作用について説明する。 Ａ．大容量に構成されたホッパ部４に、バラ肥料または
フレコン詰め肥料を投入する。 Ｂ．所望する圃場に移動する。 Ｃ．肥料のプランター１２への供給は、スクリューコン
ベアー４Ｃ，第１円筒スクリューコンベアー部５，第２
円筒スクリューコンベアー部７，蛇腹シュート７Ｃを介
して排出して行なう。 この場合、蛇腹シュートは旋回自在に構成されているか
ら、プランターへ満遍なく迅速に肥料を供給することが
できる。
フレコン詰め肥料を投入する。 Ｂ．所望する圃場に移動する。 Ｃ．肥料のプランター１２への供給は、スクリューコン
ベアー４Ｃ，第１円筒スクリューコンベアー部５，第２
円筒スクリューコンベアー部７，蛇腹シュート７Ｃを介
して排出して行なう。 この場合、蛇腹シュートは旋回自在に構成されているか
ら、プランターへ満遍なく迅速に肥料を供給することが
できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。１は本発明の肥料の搬送及
び供給装置である。２はトラック又はトレーラー３の荷
台３Ａ上に設置された支持フレームで、平面方形に構成
された中心水平枠２Ａと、中心水平枠の下面に所定間隔
をもって垂下せしめた支脚２Ｂと、中心水平枠の上面に
所定間隔をもって起立せしめた上方支脚２Ｃと、上方支
脚の上端部分に連結された平面方形に構成された上方水
平枠２Ｄから構成されている。支持フレーム２における
外周には、上方水平枠２Ｄより少し下方位置をもってテ
ント係止用の横棒２Ｇが張設されている。４は支持フレ
ーム２における上方部分に配設されたホッパ部で、上方
の箱状タンク４Ａの下面に断面略Ｖ字状に構成された左
右の底部４Ｂがトラック又はトレーラーの進行方向と平
行な状態で連設され、この左右の底部４Ｂにはスクリュ
ーコンベアー４Ｃが設けられ、かつ、この底部の後方部
分には筒状に構成された排出口４Ｄが開口され、左右の
スクリューコンベアー４Ｃの上面には、当該スクリュー
コンベアーとは適当な間隔を存して断面略逆Ｖ字状のカ
バー４Ｅが張設されている。
き図面を参照して説明する。１は本発明の肥料の搬送及
び供給装置である。２はトラック又はトレーラー３の荷
台３Ａ上に設置された支持フレームで、平面方形に構成
された中心水平枠２Ａと、中心水平枠の下面に所定間隔
をもって垂下せしめた支脚２Ｂと、中心水平枠の上面に
所定間隔をもって起立せしめた上方支脚２Ｃと、上方支
脚の上端部分に連結された平面方形に構成された上方水
平枠２Ｄから構成されている。支持フレーム２における
外周には、上方水平枠２Ｄより少し下方位置をもってテ
ント係止用の横棒２Ｇが張設されている。４は支持フレ
ーム２における上方部分に配設されたホッパ部で、上方
の箱状タンク４Ａの下面に断面略Ｖ字状に構成された左
右の底部４Ｂがトラック又はトレーラーの進行方向と平
行な状態で連設され、この左右の底部４Ｂにはスクリュ
ーコンベアー４Ｃが設けられ、かつ、この底部の後方部
分には筒状に構成された排出口４Ｄが開口され、左右の
スクリューコンベアー４Ｃの上面には、当該スクリュー
コンベアーとは適当な間隔を存して断面略逆Ｖ字状のカ
バー４Ｅが張設されている。
【０００８】５は第１円筒スクリューコンベアー部で、
ホッパ部４の下方位置をもって左方の始端側部分５Ａが
低く、また右端の終端側部分５Ｂが高い状態で配設さ
れ、かつこの第１円筒スクリューコンベアー部の上面は
排出口４Ｄと連通され、かつこの第１円筒スクリューコ
ンベアー部の終端側部分５Ｂは支持フレーム２の右方部
分より外方に突出した状態に構成されている。６は連結
管部で、上方連結管６Ａと、この上方連結管に対して回
動自在に連結された下方連結管６Ｂから構成され、上方
連結管は、第１円筒スクリューコンベアー部５の終端側
部分５Ｂの下面に連結されている。
ホッパ部４の下方位置をもって左方の始端側部分５Ａが
低く、また右端の終端側部分５Ｂが高い状態で配設さ
れ、かつこの第１円筒スクリューコンベアー部の上面は
排出口４Ｄと連通され、かつこの第１円筒スクリューコ
ンベアー部の終端側部分５Ｂは支持フレーム２の右方部
分より外方に突出した状態に構成されている。６は連結
管部で、上方連結管６Ａと、この上方連結管に対して回
動自在に連結された下方連結管６Ｂから構成され、上方
連結管は、第１円筒スクリューコンベアー部５の終端側
部分５Ｂの下面に連結されている。
【０００９】７は第２円筒スクリューコンベアー部で、
支持フレーム２に連設したコンベアー用支持板２Ｆ１に
設けた回転支持軸２Ｆに当該第２円筒スクリューコンベ
アー部における始端側部分７Ａの下面を連結し、終端側
部分７Ｂに行くほど高くなるよう傾斜した状態で配設さ
れ、始端側部分７Ａの上面には連結管部６における下方
連結管６Ｂが連結され、終端側部分７Ｂの下面には蛇腹
シュート７Ｃが旋回自在に連結されている。８はホッパ
部における上面開口部（投入部）に張設されたテント
で、雨・風・露などを避けるためのものである。このテ
ント８は、テント本体８Ａとテント本体の周囲に連設し
た縁８Ｂからなり、この縁にはテント係止用の横棒２Ｇ
に結束するひも８Ｃが適数本取付けられ、テント本体８
Ａには開閉用のファスナー８Ｄが平面コ字状に取付けら
れている。９は発電機で、動力にモーターを用いて電気
制御を行うことにより、自動運転を可能にするためのも
のである。１０は操作盤で、各部の単独運転、全自動運
転を操作できるよう構成されている。この場合、手元ス
イッチでのＯＮ，ＯＦＦも行うことができる。１１は支
持フレーム２の上方水平枠２Ｄの所定箇所に植設した縦
ピン１１Ａと第２円筒スクリューコンベアー部７の上面
中央に突設したブラケット１１Ｂ間に張設された支持杆
で、これにより当該第２円筒スクリューコンベアー部は
所定角度の傾斜状態を保持しながら回転支持軸２Ｆを中
心に旋回することができる。
支持フレーム２に連設したコンベアー用支持板２Ｆ１に
設けた回転支持軸２Ｆに当該第２円筒スクリューコンベ
アー部における始端側部分７Ａの下面を連結し、終端側
部分７Ｂに行くほど高くなるよう傾斜した状態で配設さ
れ、始端側部分７Ａの上面には連結管部６における下方
連結管６Ｂが連結され、終端側部分７Ｂの下面には蛇腹
シュート７Ｃが旋回自在に連結されている。８はホッパ
部における上面開口部（投入部）に張設されたテント
で、雨・風・露などを避けるためのものである。このテ
ント８は、テント本体８Ａとテント本体の周囲に連設し
た縁８Ｂからなり、この縁にはテント係止用の横棒２Ｇ
に結束するひも８Ｃが適数本取付けられ、テント本体８
Ａには開閉用のファスナー８Ｄが平面コ字状に取付けら
れている。９は発電機で、動力にモーターを用いて電気
制御を行うことにより、自動運転を可能にするためのも
のである。１０は操作盤で、各部の単独運転、全自動運
転を操作できるよう構成されている。この場合、手元ス
イッチでのＯＮ，ＯＦＦも行うことができる。１１は支
持フレーム２の上方水平枠２Ｄの所定箇所に植設した縦
ピン１１Ａと第２円筒スクリューコンベアー部７の上面
中央に突設したブラケット１１Ｂ間に張設された支持杆
で、これにより当該第２円筒スクリューコンベアー部は
所定角度の傾斜状態を保持しながら回転支持軸２Ｆを中
心に旋回することができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 Ａ．トラック又はトレーラーの荷台に載せたままのホッ
パ部４に、倉庫にストックしてあるバラ肥料またはフレ
コン詰め肥料をバケット又はフォークリフトなどにより
投入するので、ホッパ部への投入をスムーズに行うこと
ができる。低床型で作業性に優れている。 ａ．このことにより、肥料の流通コストの軽減と肥料の
生産面において、２０ｋｇ用のビニール袋に詰める小袋
詰め作業の手間を削減し、そして２０ｋｇ用のビニール
袋を使わないことによるコストの削減で肥料の低価格を
実現することができる。バラ肥料またはフレコン詰め肥
料の流通拡大を実現することができる。 ｂ．再利用されるフレコンによる肥料の流通が拡大する
ことにより、今問題となっているビニール製肥料袋の処
理や投棄による環境への悪影響も解決できる。 ｃ．圃場までの移動は、トラック又はトレーラーによっ
て行われるので、運搬を安定した状態で行うことがで
き、かつ傾斜地でも作業を行うことができる。 Ｂ．円筒スクリューコンベアー部を使用することで全体
が密閉となるので、肥料の雨・風による悪影響を避ける
ことができる。 Ｃ．従来は上述のように２０ｋｇの袋詰めになっている
肥料を畑の所々に置いて回ったが、本発明のものを使用
することにより、圃場へトラック又はトレーラーで移動
し、自動でプランターへ供給できる。すなわち、農家の
倉庫に肥料を一括納品できる。しかも、従来人手と重労
働を要した施肥作業を、１〜２名での作業とすることが
できる。 Ｄ．発電機を使用することにより各部を電気制御し自動
運転を可能にし、又、プランターへの供給も旋回自在の
蛇腹シュート７Ｃにより迅速に行うことができる。 Ｅ．ホッパ部上部にテントを施し、又、第１円筒スクリ
ューコンベアー部，連結管部，第２円筒スクリューコン
ベアー部などの組合わせにより全体を密閉型としたか
ら、雨・風による肥料又は機械への悪影響をなくするこ
とができる。
で次に記載する効果を奏する。 Ａ．トラック又はトレーラーの荷台に載せたままのホッ
パ部４に、倉庫にストックしてあるバラ肥料またはフレ
コン詰め肥料をバケット又はフォークリフトなどにより
投入するので、ホッパ部への投入をスムーズに行うこと
ができる。低床型で作業性に優れている。 ａ．このことにより、肥料の流通コストの軽減と肥料の
生産面において、２０ｋｇ用のビニール袋に詰める小袋
詰め作業の手間を削減し、そして２０ｋｇ用のビニール
袋を使わないことによるコストの削減で肥料の低価格を
実現することができる。バラ肥料またはフレコン詰め肥
料の流通拡大を実現することができる。 ｂ．再利用されるフレコンによる肥料の流通が拡大する
ことにより、今問題となっているビニール製肥料袋の処
理や投棄による環境への悪影響も解決できる。 ｃ．圃場までの移動は、トラック又はトレーラーによっ
て行われるので、運搬を安定した状態で行うことがで
き、かつ傾斜地でも作業を行うことができる。 Ｂ．円筒スクリューコンベアー部を使用することで全体
が密閉となるので、肥料の雨・風による悪影響を避ける
ことができる。 Ｃ．従来は上述のように２０ｋｇの袋詰めになっている
肥料を畑の所々に置いて回ったが、本発明のものを使用
することにより、圃場へトラック又はトレーラーで移動
し、自動でプランターへ供給できる。すなわち、農家の
倉庫に肥料を一括納品できる。しかも、従来人手と重労
働を要した施肥作業を、１〜２名での作業とすることが
できる。 Ｄ．発電機を使用することにより各部を電気制御し自動
運転を可能にし、又、プランターへの供給も旋回自在の
蛇腹シュート７Ｃにより迅速に行うことができる。 Ｅ．ホッパ部上部にテントを施し、又、第１円筒スクリ
ューコンベアー部，連結管部，第２円筒スクリューコン
ベアー部などの組合わせにより全体を密閉型としたか
ら、雨・風による肥料又は機械への悪影響をなくするこ
とができる。
【図１】使用状態を説明する背面図である。
【図２】分解斜視図である。
【図３】１部を切欠いた背面図である。
【図４】Ａ矢視の要部拡大断面図である。
【図５】Ｂ矢視の要部拡大断面図である。
１ 肥料の搬送及び供給装置 ２ 支持フレーム ３ トラック又はトレーラー ４ ホッパ部 ５ 第１円筒スクリューコンベアー部 ６ 連結管部 ７ 第２円筒スクリューコンベアー部 ８ テント １１ 支持杆
Claims (2)
- 【請求項１】 トラック又はトレーラー（３）の荷台
（３Ａ）上に支持フレーム（２）を介して支持されたホ
ッパ部（４）の底部（４Ｂ）にはスクリューコンベアー
（４Ｃ）が設けられていると共に、この底部（４Ｂ）に
は排出口（４Ｄ）が開口され、排出口（４Ｄ）には第１
円筒スクリューコンベアー部（５）が連結され、第１円
筒スクリューコンベアー部（５）の先端には回動自在に
構成された連結管部（６）を介して第２円筒スクリュー
コンベアー部（７）が連結され、第２円筒スクリューコ
ンベアー部（７）の先端には蛇腹シュート（７Ｃ）が旋
回自在に連結され、ホッパ部における上面開口部には開
閉自在に構成されたテント（８）が張設されていること
を特徴とする肥料の搬送及び供給装置。 - 【請求項２】 トラック又はトレーラー（３）の荷台
（３Ａ）上に設置された支持フレーム（２）は、平面方
形に構成された中心水平枠（２Ａ）と、中心水平枠の下
面に所定間隔をもって垂下せしめた支脚（２Ｂ）と、中
心水平枠の上面に所定間隔をもって起立せしめた上方支
脚（２Ｃ）と、上方支脚の上端部分に連結された平面方
形に構成された上方水平枠（２Ｄ）から構成され、支持
フレーム（２）における上方部分に配設されたホッパ部
（４）は、上方の箱状タンク（４Ａ）の下面に断面略Ｖ
字状に構成された左右の底部（４Ｂ）がトラック又はト
レーラーの進行方向と平行な状態で連設され、この左右
の底部（４Ｂ）にはスクリューコンベアー（４Ｃ）が設
けられ、かつ、この底部の後方部分には筒状に構成され
た排出口（４Ｄ）が開口され、左右のスクリューコンベ
アー（４Ｃ）の上面には、当該スクリューコンベアーと
は適当な間隔を存して断面略逆Ｖ字状のカバー（４Ｅ）
が張設され、第１円筒スクリューコンベアー部（５）
は、ホッパ部（４）の下方位置をもって左方の始端側部
分（５Ａ）が低く、また右方の終端側部分（５Ｂ）が高
い状態で配設され、かつこの第１円筒スクリューコンベ
アー部の上面は排出口（４Ｄ）と連通され、かつこの第
１円筒スクリューコンベアー部の終端側部分（５Ｂ）は
支持フレーム（２）の右方部分より外方に突出した状態
に構成され、連結管部（６）は、上方連結管（６Ａ）
と、この上方連結管に対して回動自在に連結された下方
連結管（６Ｂ）から構成され、上方連結管は、第１円筒
スクリューコンベアー部（５）の終端側部分（５Ｂ）の
下面に連結され、第２円筒スクリューコンベアー部
（７）は、支持フレーム（２）に連設したコンベアー用
支持板（２Ｆ１）に設けた回転支持軸（２Ｆ）に当該第
２円筒スクリューコンベアー部における始端側部分（７
Ａ）の下面を連結し、終端側部分（７Ｂ）に行くほど高
くなるよう傾斜した状態で配設され、始端側部分（７
Ａ）の上面には連結管部（６）における下方連結管（６
Ｂ）が連結され、終端側部分（７Ｂ）の下面には蛇腹シ
ュート（７Ｃ）が旋回自在に連結され、ホッパ部におけ
る上面開口部には開閉自在に構成されたテント（８）が
張設され、支持フレーム（２）の上方水平枠（２Ｄ）の
所定箇所に植設した縦ピン（１１Ａ）と第２円筒スクリ
ューコンベアー部（７）の上面中央に突設したブラケッ
ト（１１Ｂ）間には支持杆（１１）が張設されているこ
とを特徴とする肥料の搬送及び供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208196A JPH09278148A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 肥料の搬送及び供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208196A JPH09278148A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 肥料の搬送及び供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278148A true JPH09278148A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14577616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11208196A Pending JPH09278148A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 肥料の搬送及び供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09278148A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104054442A (zh) * | 2014-07-16 | 2014-09-24 | 黑龙江辉桐农业机械制造有限公司 | 液压控制加肥车 |
| CN105173571A (zh) * | 2015-07-20 | 2015-12-23 | 蒙羊种源科技有限公司 | 一种带喂料机的电瓶车的物料输送装置 |
| CN111492771A (zh) * | 2018-06-07 | 2020-08-07 | 洪学文 | 一种便于小麦种植用施肥装置 |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP11208196A patent/JPH09278148A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104054442A (zh) * | 2014-07-16 | 2014-09-24 | 黑龙江辉桐农业机械制造有限公司 | 液压控制加肥车 |
| CN104054442B (zh) * | 2014-07-16 | 2015-12-30 | 黑龙江辉桐农业机械制造有限公司 | 液压控制加肥车 |
| CN105173571A (zh) * | 2015-07-20 | 2015-12-23 | 蒙羊种源科技有限公司 | 一种带喂料机的电瓶车的物料输送装置 |
| CN111492771A (zh) * | 2018-06-07 | 2020-08-07 | 洪学文 | 一种便于小麦种植用施肥装置 |
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