JPH09276325A - 膝サポーター用ベルト通しリング - Google Patents

膝サポーター用ベルト通しリング

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Publication number
JPH09276325A
JPH09276325A JP11318996A JP11318996A JPH09276325A JP H09276325 A JPH09276325 A JP H09276325A JP 11318996 A JP11318996 A JP 11318996A JP 11318996 A JP11318996 A JP 11318996A JP H09276325 A JPH09276325 A JP H09276325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
belt
cross
rectangle
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP11318996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ayukawa
宏 鮎川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUKEA KK
Alcare Co Ltd
Original Assignee
ARUKEA KK
Alcare Co Ltd
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Publication date
Application filed by ARUKEA KK, Alcare Co Ltd filed Critical ARUKEA KK
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Publication of JPH09276325A publication Critical patent/JPH09276325A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締付ベルトを通して締付けたとき、締付ベル
トやリングが捩れることのないリングを提供する。 【解決手段】 リング1をプラスチック製の、周辺が長
方形状で、断面が平らな長方形から形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膝サポーターを患
部に固定するのに用いられる締付ベルトを通すためのリ
ングに関する。
【0002】
【従来の技術】膝疾患の治療、予防のための膝サポータ
ーには種々のものがあるが、その一つとして弾力性と伸
縮性のある素材からなる本体を大腿部から膝、下腿部に
かけて巻き付け、本体に締付ベルトとリングを取り付
け、締付ベルトをリングに通して係着し、固定力を高め
るものがある。このリングには従来金属特にスチール製
の細い、断面円形の棒材を四辺形状に折り曲げたものが
用いられているが、本体を膝部に装着し、リングに締付
ベルトを通して締付けた場合、締付ベルトがリングの中
で滑り、その結果締付ベルトやリングが捩れ、締付ベル
トが適正な装着位置からずれ、適正な圧迫力が得られな
くなることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、締付
ベルトを通して締付けたとき、締付ベルトやリングが捩
れることのないリングを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を解決するた
め、本発明においては、リングがプラスチック製の、周
辺が長方形状で、断面が平らな長方形からなる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
【0006】図1において、aは本発明リングの正面
図、bはaのB−B線に沿う断面図、cはaのC−C線
に沿う断面図を示す。リング1は、aから分かるように
内周が長方形で、その各辺の断面が四辺形に形成され、
プラスチックからなっている。特に長辺2、3の断面は
長方形に形成し、その長辺が締付ベルトの重なる側に来
るようにすると有利である。即ち、図1cに示すように
断面の辺4の長さmが辺5の長さnより大となるように
すると、締付ベルトを通したときベルトのリングとの接
触面積が大となり、しかもサポーター本体よりのリング
の露出高さは小とすることができる。図2はリング1に
締付ベルト6を通した状態を示すもので、ベルト6はリ
ング1の長辺2の三面で接触している。
【0007】リングの素材のプラスチックとしては種々
のものを使用することができるが、例えばポリアセター
ル樹脂を使用することができる。
【0008】図3は、本発明のリングを使用した膝サポ
ーターの一例を示すもので、aは展開状態にして見た正
面図、bは装着状態の側面図である。31は弾力性の布
地からなるほぼ四角形状の本体で、上辺32は下辺33
より若干長く形成され、その左右側辺34、35のほぼ
中央には横U字型の凹所36、37を備え、また本体の
ほぼ中心部には孔38を備え、本体31の凹所36、3
7、孔38より上にある部分は大腿部部分を覆い、凹所
36、37、孔38より下にある部分は下腿部部分を覆
い、凹所36、37、孔38のある部分は両凹所36、
37が膝蓋骨部、孔38が膝窩部上に位置して膝関節部
部分を覆うようになっている。本体31の一方の側辺、
例えば右側辺335は大腿部部分、下腿部部分にそれぞ
れ切り込み339、310が設けられ2分割され、その
内側には面フアスナ311が設けられている。本体31
の表側で孔38の左右にはステー312、313を内部
に収納したステーカバー314、315が取り付けら
れ、ステー312、313はヒンジ式ステーとして形成
され、両ステーカバー314、315は大腿部部分と下
腿部部分とに分割され、ステー312、313のステー
カバー314、315より露出しているヒンジ部には保
護カバー316、317が挿入されている。
【0009】本体31の下腿部部分にあるいずれか一方
のステーカバー、例えば右側のステーカバー315の上
方には非伸縮性の下腿部部分前部ベルト318の一端3
19が取り付けられ、ベルト318は装着時脛骨粗面上
を通るように横方向に延び、他端320は面フアスナ3
21を有し、下腿部部分の他方のステーカバー、すなわ
ち左側のステーカバー314の上方、対向位置に取り付
けたリング322に挿入して折り返し、自身のベルト上
に面フアスナ321でもって結合できるようになってい
る。
【0010】本体31の下腿部部分のいずれか一方のス
テーカバー、例えば右側のステーカバー315の任意位
置に非伸縮性の下腿部部分後部ベルト323の一端32
4が取り付けられ、ベルト323は装着時下腿部部分の
後側を通るように横方向に延び、他端325は面フアス
ナ326を有し、下腿部部分の他方のステーカバー、す
なわち左側のステーカバー314の対向位置に取り付け
たリング327に挿入して折り返し、自身のベルト上に
面フアスナ326でもって結合できるようになってい
る。なお図ではベルト323の他端325をリング32
7に挿入しないで折り返した状態で示されている。
【0011】本体31の大腿部部分のいずれか一方のス
テーカバー、例えば右側のステーカバー315の任意位
置に非伸縮性の大腿部部分後部ベルト328の一端32
9が取り付けられ、ベルト328は装着時大腿部部分の
後側を通るように横方向に延び、他端330は面フアス
ナ331を有し、大腿部部分の他方のステーカバー、す
なわち左側のステーカバー314の対向位置に取り付け
たリング332に挿入して折り返し、自身のベルト上に
面フアスナ331でもって結合できるようになってい
る。なお図ではベルト328の他端330をリング33
2に挿入しないで折り返した状態で示されている。
【0012】さらに本体31のいずれか一方のステー、
例えば左側のステー312に属する下腿部部分及び大腿
部部分のステーカバー314の内側のそれぞれ下端及び
上端に伸縮性の支持ベルト333、334の一端33
5、336が取り付けられ、両ベルト333、334は
他方のステー313のヒンジ部の下方で互いに交差する
ようにそれぞれ斜め上方及び斜め下方に延び、他端33
7、338は面フアスナー339、340を有し、ステ
ーカバー314の外側のそれぞれ上端及び下端にステー
カバー314に対し若干傾けて取り付けられたリング3
41、342に挿入して折り返し、面フアスナー33
9、340でもって結合できるようになっている。
【0013】343は本体1のフィット性を良好にする
ため設けたダーツである。
【0014】図4は図3に示す膝サポーターの装着状態
の側面図を示す。装着は次のように行われる。本体31
の裏側を脚の後側から当て、孔38が膝窩上に位置し、
上辺32が後大腿部上に、下辺33が後下腿部上に位置
し、ステー314、315がそれぞれ大腿部より下腿部
の左右側に沿って位置するようにし、左右側辺34、3
5を脚の前側に回し、左側辺34を下にしてその上に右
側辺35を重ね、面フアスナ311を本体31上に締結
させる。なおこの場合、右側辺35に設けた切り込み3
9、310を利用して側辺35を部分的に本体31上に
固定し、両側辺34、35の相互位置を調整して最終位
置に固定するようにすると装着が容易である。このよう
にして本体31の左右側辺34、35を前で重ね合わせ
ることにより側辺34、35の凹所36、37は膝蓋部
を囲むように一つの開口を形成する。次いで下腿部部分
前部ベルト318を膝蓋骨下部に合わせ脛骨粗面上を通
るように延ばし、その自由端320をリング322に挿
入して折り返し、ベルト318自身の上に面フアスナ3
21でもって固定する。次に下腿部部分後部ベルト32
3を後方に回し、自由端325をリング327に挿入し
て折り返し、ベルト323自身上に面フアスナ326で
固定する。また大腿部部分後部ベルト328を後方へ回
し、自由端330をリング332に挿入して折り返し、
ベルト328自身の上に面フアスナ330でもって固定
する。次に支持ベルト333、334を後側から側方に
回しステー312のヒンジ部(または湾曲部)下を交差
して通るようにして前側から再び元の側方にまで回し、
自由端337、338をリング341、342に挿入し
て折り返し、本体31上に面フアスナ339、340で
もって固定する。
【0015】上述のサポーターによれば、通常の状態で
は本体31上に設けられたステー312、313による
保持力、支持ベルト333、334による横方向の圧迫
力により膝関節部の動揺は防止されるが、特に膝が大き
く屈曲したときには支持ベルト333、334が延びて
張力を増し、横方向の制御力が増大し、膝の外方また内
方への動揺を確実に防止するように働く。しかしなが
ら、ベルトやリングが捩れるとベルトが適正な位置から
ずれ、適切な保持力、圧迫力が加わらず、膝サポーター
の本来の機能を果たし得ない。本発明のリングによれ
ば、ベルトによる大きな引張力が加わってもこのような
捩れは生じない。
【0016】上述のサポーターは単に一例であって、本
発明の締付リングは各種の膝サポーターに適用すること
が出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のベルト通しリングを膝サポータ
ーの各種の締付ベルトの係着に使用することによって、
リング、ベルトの捩れを防止することができ、膝サポー
ターの機能を正しく発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは正面図、b、cは断面
図である。
【図2】本発明のリングを締付ベルトに係着した状態の
斜視図である。
【図3】本発明のリングを適用した膝サポーターの一例
の正面図である。
【図4】図3の膝サポーターの装着状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
31 本体 312、313 ステー 314、315 ステーカバー 318 下腿部部分前部ベルト 319 下腿部部分前部ベルトの一端 320 下腿部部分前部ベルトの他端 322 リング 323 下腿部部分後部ベルト 324 下腿部部分後部ベルトの一端 325 下腿部部分後部ベルトの他端 327 リング 328 大腿部部分後部ベルト 329 大腿部部分後部ベルトの一端 330 大腿部部分後部ベルトの他端 332 リング 333、334 支持ベルト 335、336 支持ベルトの一端 337、338 支持ベルトの他端 341、342 リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膝サポーター本体に取り付けられた締付
    ベルトを通すためのリングにおいて、プラスチック製
    の、周辺が長方形状で、断面が平らな長方形からなるこ
    とを特徴とする膝サポーター用ベルト通しリング。
JP11318996A 1996-04-10 1996-04-10 膝サポーター用ベルト通しリング Pending JPH09276325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11318996A JPH09276325A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 膝サポーター用ベルト通しリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11318996A JPH09276325A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 膝サポーター用ベルト通しリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09276325A true JPH09276325A (ja) 1997-10-28

Family

ID=14605820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11318996A Pending JPH09276325A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 膝サポーター用ベルト通しリング

Country Status (1)

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JP (1) JPH09276325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111601574A (zh) * 2017-11-23 2020-08-28 鲍尔法因德股份有限公司 肢体矫形器,特别是膝部矫形器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111601574A (zh) * 2017-11-23 2020-08-28 鲍尔法因德股份有限公司 肢体矫形器,特别是膝部矫形器
CN111601574B (zh) * 2017-11-23 2022-08-19 鲍尔法因德股份有限公司 肢体矫形器,特别是膝部矫形器

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Effective date: 20050714

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