JPH09275586A - デジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法 - Google Patents
デジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法Info
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- JPH09275586A JPH09275586A JP8503696A JP8503696A JPH09275586A JP H09275586 A JPH09275586 A JP H09275586A JP 8503696 A JP8503696 A JP 8503696A JP 8503696 A JP8503696 A JP 8503696A JP H09275586 A JPH09275586 A JP H09275586A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 43
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 abstract 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線基地局11と交換局14間におけるFA
X、データなどの非電話伝送の伝送路使用効率を向上さ
せる。 【解決手段】 無線基地局11及び交換局14間の音声
情報は従来と同様に、音声伝送路16におけるタイムス
ロット(チャネル)を呼ごとに割当て伝送する。非電話
情報の伝送は、各呼中の転送ブロックごとにパケット化
し、非電話伝送路17をパケット多重化して伝送する。
交換局14から無線基地局11への下り非電話情報の伝
送も同様に行う。
X、データなどの非電話伝送の伝送路使用効率を向上さ
せる。 【解決手段】 無線基地局11及び交換局14間の音声
情報は従来と同様に、音声伝送路16におけるタイムス
ロット(チャネル)を呼ごとに割当て伝送する。非電話
情報の伝送は、各呼中の転送ブロックごとにパケット化
し、非電話伝送路17をパケット多重化して伝送する。
交換局14から無線基地局11への下り非電話情報の伝
送も同様に行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタル移動通信
方式において、無線基地局と交換局との間の音声情報と
ファクシミリデータなどの非電話情報の伝送における特
に非電話情報の伝送路構成方法に関する。
方式において、無線基地局と交換局との間の音声情報と
ファクシミリデータなどの非電話情報の伝送における特
に非電話情報の伝送路構成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動通信方式においては、図1
に示すように無線基地局11と移動局12との間におい
ては、無線回線13を介して音声情報又は非電話情報の
送受信が行われ、無線基地局11と交換局14との間の
局間伝送路15においては、非電話情報と音声情報とで
は情報速度が異なるため、例えば図2A、Bに示すよう
にチャネル多重度も異なる。非電話情報は情報圧縮がな
されていないため1フレームを3チャネル多重化してい
るが、音声情報は十分情報圧縮されているため、非電話
情報の多重化フレームと同一1フレームを6チャネル多
重化している。このように非電話情報と音声情報とはチ
ャネル多重度が異なるため、局間伝送路15としては音
声伝送路16と非電話伝送路17とが独立に設けられて
いる。交換局14は固定網18と接続され、交換局14
は移動局12との通信相手の固定端末と設定された回線
を通じて音声情報又は非電話情報0の送受信が行われ
る。
に示すように無線基地局11と移動局12との間におい
ては、無線回線13を介して音声情報又は非電話情報の
送受信が行われ、無線基地局11と交換局14との間の
局間伝送路15においては、非電話情報と音声情報とで
は情報速度が異なるため、例えば図2A、Bに示すよう
にチャネル多重度も異なる。非電話情報は情報圧縮がな
されていないため1フレームを3チャネル多重化してい
るが、音声情報は十分情報圧縮されているため、非電話
情報の多重化フレームと同一1フレームを6チャネル多
重化している。このように非電話情報と音声情報とはチ
ャネル多重度が異なるため、局間伝送路15としては音
声伝送路16と非電話伝送路17とが独立に設けられて
いる。交換局14は固定網18と接続され、交換局14
は移動局12との通信相手の固定端末と設定された回線
を通じて音声情報又は非電話情報0の送受信が行われ
る。
【0003】音声通信の場合通話者同士が実時間で会話
を行うため、呼が発生すると、音声伝送路16の1つの
チャネル(タイムスロット)をその呼に占有させる必要
があり、そのようにしていた。移動通信において非電話
情報も音声情報の局間伝送処理と同様に呼が発生する
と、その呼に対して非電話伝送路17中の1つのチャネ
ル(タイムスロット)を占有させていた。
を行うため、呼が発生すると、音声伝送路16の1つの
チャネル(タイムスロット)をその呼に占有させる必要
があり、そのようにしていた。移動通信において非電話
情報も音声情報の局間伝送処理と同様に呼が発生する
と、その呼に対して非電話伝送路17中の1つのチャネ
ル(タイムスロット)を占有させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来に
おいては局間伝送に非電話情報に対しても呼ごとに1チ
ャネルをその呼が接続している間占有させているため、
その接続中において非電話情報が一時的に断になってい
ても、その呼のために1チャネルが占有されていた。例
えばホテルの予約、乗車券の予約、その他データベース
の検索においては会話形通信により行われるが、このよ
うな会話形通信においては、一方から他方に問合わせ、
その回答を待って、更に次の手順のための通信を行うた
め、非電話情報がその1つと次のものとの間に可成りの
時間があって、つまりそのチャネルで伝送が行われてい
ないが、そのチャネルは占有され、他の呼に対する伝送
に利用できなかった。
おいては局間伝送に非電話情報に対しても呼ごとに1チ
ャネルをその呼が接続している間占有させているため、
その接続中において非電話情報が一時的に断になってい
ても、その呼のために1チャネルが占有されていた。例
えばホテルの予約、乗車券の予約、その他データベース
の検索においては会話形通信により行われるが、このよ
うな会話形通信においては、一方から他方に問合わせ、
その回答を待って、更に次の手順のための通信を行うた
め、非電話情報がその1つと次のものとの間に可成りの
時間があって、つまりそのチャネルで伝送が行われてい
ないが、そのチャネルは占有され、他の呼に対する伝送
に利用できなかった。
【0005】音声情報は十分圧縮されており、多重度を
比較的上げることができるが、非電話情報は圧縮されて
いないため、音声情報よりも多重化率が悪く、局間伝送
路15よりも両外側では音声情報も非電話情報も同一回
線で伝送されるため、非電話情報のトラヒックが増すと
他の呼が発生しても、その呼は話中となり着信できなく
なる。何れにしても、非電話情報においては1つの呼に
もとづく情報伝送の途中で比較的長い時間、情報伝送が
行われていないことがあり、伝送路17の使用効率が悪
かった。
比較的上げることができるが、非電話情報は圧縮されて
いないため、音声情報よりも多重化率が悪く、局間伝送
路15よりも両外側では音声情報も非電話情報も同一回
線で伝送されるため、非電話情報のトラヒックが増すと
他の呼が発生しても、その呼は話中となり着信できなく
なる。何れにしても、非電話情報においては1つの呼に
もとづく情報伝送の途中で比較的長い時間、情報伝送が
行われていないことがあり、伝送路17の使用効率が悪
かった。
【0006】なお移動通信の実用化の当初においては非
電話情報のトラフィックが少なく、これに応じた伝送容
量の非電話伝送路17が設けられていた。しかし最近に
なり、当初予測した以上に非電話情報のトラフィックが
多くなり、話中となる機会が多くなっている。一方、非
電話伝送路17の増設は各種の面で大変である。
電話情報のトラフィックが少なく、これに応じた伝送容
量の非電話伝送路17が設けられていた。しかし最近に
なり、当初予測した以上に非電話情報のトラフィックが
多くなり、話中となる機会が多くなっている。一方、非
電話伝送路17の増設は各種の面で大変である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した各種
の問題を解決したものであって、この発明によれば局間
伝送において、非電話情報のチャネル割当てを呼に対し
て固定的に割当ることなく、非電話情報の1ブロックご
とに割当て、つまり非電話情報をパケットとし、パケッ
ト多重化し、非電話情報が現に存在する場合にのみ、局
間伝送路を使用する。
の問題を解決したものであって、この発明によれば局間
伝送において、非電話情報のチャネル割当てを呼に対し
て固定的に割当ることなく、非電話情報の1ブロックご
とに割当て、つまり非電話情報をパケットとし、パケッ
ト多重化し、非電話情報が現に存在する場合にのみ、局
間伝送路を使用する。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明においては無線基地局1
1で各移動局12からの上り非電話情報は各情報のブロ
ックごとにパケット化して、非電話伝送路17を多重化
伝送し、交換局14では各移動局12からのパケットを
分離して、固定網中の対応固定端末へ送出する。逆に固
定端末よりの下り非電話情報は交換局14でそれぞれブ
ロックごとにパケット化し、非電話伝送路17でパケッ
ト多重化して無線基地局11へ送出する。無線基地局1
1では下り非電話情報の各パケットを分離し、その対応
移動局12へ設定されている無線回線を介して送出す
る。
1で各移動局12からの上り非電話情報は各情報のブロ
ックごとにパケット化して、非電話伝送路17を多重化
伝送し、交換局14では各移動局12からのパケットを
分離して、固定網中の対応固定端末へ送出する。逆に固
定端末よりの下り非電話情報は交換局14でそれぞれブ
ロックごとにパケット化し、非電話伝送路17でパケッ
ト多重化して無線基地局11へ送出する。無線基地局1
1では下り非電話情報の各パケットを分離し、その対応
移動局12へ設定されている無線回線を介して送出す
る。
【0009】例えば会話型の非電話通信において、1度
の呼接続で10回のデータの転送を行う場合に、1回の
データ転送量を5KByte、転送時間を1秒、転送間
隔を30秒とすると、呼接続時間は280秒となり、こ
のときの必要回線容量は一般に以下の式により計算され
る。 必要回線容量=(5000×8×10)/(280×回線利用率×
パケット効率) ここで、回線利用率を0.6、パケット効率を0.8と
すると上式の計算結果は2976(bps)となる。局
間伝送路の伝送容量を64Kbpsとすると1局間伝送
路に約21チャネルを割り当てることができる。
の呼接続で10回のデータの転送を行う場合に、1回の
データ転送量を5KByte、転送時間を1秒、転送間
隔を30秒とすると、呼接続時間は280秒となり、こ
のときの必要回線容量は一般に以下の式により計算され
る。 必要回線容量=(5000×8×10)/(280×回線利用率×
パケット効率) ここで、回線利用率を0.6、パケット効率を0.8と
すると上式の計算結果は2976(bps)となる。局
間伝送路の伝送容量を64Kbpsとすると1局間伝送
路に約21チャネルを割り当てることができる。
【0010】デジタル移動通信方式に於いては、無線区
間におけるデータの伝送速度は11.2Kbpsであ
り、64Kbpsの1局間伝送路に固定的に割り当てた
場合には、5チャネルしか割り当てることができない。
しかし、前記実施例では、パケット多重を行えば1局間
伝送路に21チャネルを割り当てることも可能であり、
局間伝送路の使用効率及びシステムの経済性を著しく向
上させることができる。
間におけるデータの伝送速度は11.2Kbpsであ
り、64Kbpsの1局間伝送路に固定的に割り当てた
場合には、5チャネルしか割り当てることができない。
しかし、前記実施例では、パケット多重を行えば1局間
伝送路に21チャネルを割り当てることも可能であり、
局間伝送路の使用効率及びシステムの経済性を著しく向
上させることができる。
【0011】非電話情報を1転送分ごとにパケット化す
るため、伝送に多少の遅延が発生するが非電話通信では
音声通信のような速い速度でのリアルタイム性は必要と
しないため問題にならない。
るため、伝送に多少の遅延が発生するが非電話通信では
音声通信のような速い速度でのリアルタイム性は必要と
しないため問題にならない。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば移
動通信の局間伝送路において、音声情報は従来と同様に
呼ごとに音声伝送路中の1チャネル(タイムスロット)
を固定的に割当てるが、非電話情報は呼ごとではなく、
1ブロック(1回の転送)ごとにパケット多重化して非
電話伝送路を伝送するため、非電話伝送路の使用効率を
従来よりも著しく向上させることができ、従来方式で、
この発明で得られると同数の非電話チャネルを構成する
場合より、この発明によれば非電話伝送路の数が少なく
なり、システムの経済性を向上させることができる。
動通信の局間伝送路において、音声情報は従来と同様に
呼ごとに音声伝送路中の1チャネル(タイムスロット)
を固定的に割当てるが、非電話情報は呼ごとではなく、
1ブロック(1回の転送)ごとにパケット多重化して非
電話伝送路を伝送するため、非電話伝送路の使用効率を
従来よりも著しく向上させることができ、従来方式で、
この発明で得られると同数の非電話チャネルを構成する
場合より、この発明によれば非電話伝送路の数が少なく
なり、システムの経済性を向上させることができる。
【図1】デジタル移動通信方式の局間伝送の一般的構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】従来の局間伝送のチャネル構成方法を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 音声情報と非電話情報とを局間外では同
一回線を伝送させるが、局間においては個別の回線を伝
送させるデジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法に
おいて、 非電話情報を呼の発生ごとにパケット多重化して伝送す
ることを特徴とするデジタル移動通信方式の局間伝送路
構成方法に関する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503696A JP3337051B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | デジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503696A JP3337051B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | デジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09275586A true JPH09275586A (ja) | 1997-10-21 |
JP3337051B2 JP3337051B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13847478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8503696A Expired - Fee Related JP3337051B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | デジタル移動通信方式の局間伝送路構成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337051B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8503696A patent/JP3337051B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3337051B2 (ja) | 2002-10-21 |
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Legal Events
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