JPH09275416A - 広域アドレス解決処理方法 - Google Patents

広域アドレス解決処理方法

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JPH09275416A
JPH09275416A JP8351996A JP8351996A JPH09275416A JP H09275416 A JPH09275416 A JP H09275416A JP 8351996 A JP8351996 A JP 8351996A JP 8351996 A JP8351996 A JP 8351996A JP H09275416 A JPH09275416 A JP H09275416A
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Junichi Murayama
純一 村山
Shigeaki Tanimoto
茂明 谷本
Fumiaki Ishihara
文明 石原
Kazuyuki Ozawa
和幸 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な広域アドレス解決サーバを用いずに広
域アドレス解決処理を行い、高品質通信の要求に低コス
トで応えることができる方法を提供する。 【解決手段】 単一の非同報型広域網を利用して構築さ
れたインタネット上に存在する異なるサブネットに帰属
する端末間で通信を行う際に、送信側端末又はルータか
らの要求に基づき、宛先側端末又はルータのインタネッ
トアドレスから、宛先側端末又はルータの非同報型広域
網アドレスを直接解決する場合、送信側端末又はルータ
が発したアドレス解決要求パケットを中継用ルータを用
いて宛先側端末又はルータに転送し、これを基にして宛
先側端末又はルータがアドレス解決処理を行い、宛先側
端末又はルータが発したアドレス解決応答パケットを中
継用ルータを用いて送信側端末又はルータに送り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同報型広域網上
に構築されたインタネット上での通信で、送信側端末又
は送信側ルータが必要とする広域アドレス解決処理方法
に関するものである。
【0002】送信側端末又はこれに最も近接する送信側
ルータと宛先側端末又はこれに最も近接する宛先側ルー
タとの間に、専用のコネクションを設定するか又は最適
パケット転送経路を特定するために、パケット転送処理
に先立って行われる従来の広域アドレス解決処理方法で
は、例えばNHRP(Next Hope Resolution Protocol
)と呼ばれるようなプロセスをサポートする広域アド
レス解決サーバを用いて広域アドレス解決処理が行われ
ていた。
【0003】従って、送信側端末又は送信側ルータが発
したアドレス解決要求パケットは、サーバアクセス専用
のコネクションを通して広域アドレス解決サーバーに転
送され、広域アドレス解決サーバで広域アドレス解決処
理が行われ、広域アドレス解決サーバが発したアドレス
解決応答パケットは、サーバアクセス専用コネクション
を通して送信側端末又は送信側ルータに送り返されてい
た。
【0004】一方、少数パケットの転送時等は、広域ア
ドレス解決時間がパケット転送遅延のボトルネックにな
る可能性が高くなるため広域アドレス解決処理が行われ
ず、送信側端末又は送信側ルータは従来のインタネット
ルーチング処理を行い、この後、サブネット内に閉じた
アドレス解決を行い、ユーザーパケットをサブネット境
界に設けられた中継用ルータに転送し、中継用ルータが
このユーザーパケットをサブネット経由毎にホップバイ
ホップで中継することにより、宛先側端末又は宛先側ル
ータにユーザーパケットが届けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の広域
アドレス解決処理方法では、宛先側端末と送信側端末と
の間に専用のコネクションを設定して品質の高い通信を
行おうとすると、広域アドレス解決サーバを利用する必
要があった。しかし、この広域アドレス解決サーバは、
インタネット上の全てのアドレスを管理するために高性
能なハードウェアを要求され、或いはサーバの分散化を
要求される等、設置コストが非常に大きくなるという問
題があった。
【0006】更に、高品質の通信を望まなければ、中継
用ルータによるホップバイホップのパケット中継が可能
なため、広域アドレス解決サーバはパケット通信に必ず
必要というものではなかった。従って、宛先側端末と送
信側端末との間に専用のコネクションを設定して通信品
質を向上させるだけの目的のために、それに必要な付加
的設備コストが非常に大きくなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解決
し、高価な広域アドレス解決サーバを用いずに広域アド
レス解決処理を行い、宛先側端末と送信側端末との間に
ATM網コネクションのような専用のコネクションを設
定する高品質通信の要求に低コストで応える方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされた発明であって、広域アドレス解
決の際に、高価な広域アドレス解決サーバを用いずに、
既存の中継用ルータを用いるものであり、送信側端末又
は送信側ルータが発したアドレス解決要求パケットを中
継用ルータを用いて宛先側端末又は宛先側ルータに転送
し、これを基にして宛先側端末又は宛先側ルータにアド
レス解決処理を行わせ、宛先側端末又は宛先側ルータが
発したアドレス解決応答パケットを中継用ルータを用い
て送信側端末又は送信側ルータに送り返すことを特徴と
する広域アドレス解決処理方法である。
【0009】中継用ルータは広域アドレス解決処理を行
わなくても、サブネット内でのアドレス処理とサブネッ
ト間でのルーチング処理とをホップバイホップに行うこ
とによって、ユーザーパケットを送信側端末から宛先側
端末まで配信する能力を持っている。従って、本発明に
よる広域アドレス解決処理方法では、広域アドレス解決
処理が必要な場合、広域アドレス解決要求パケットがこ
の中継ルータを利用して送信側端末から宛先側端末まで
配信される。一方、宛先側端末では、自身のインタネッ
トアドレス及び非同報型広域網アドレスの情報を持ち合
わせているため、簡単に広域アドレス解決応答パケット
を作成することができる。また、広域アドレス解決応答
パケットは、中継用ルータを利用して宛先側端末から送
信側端末に配信される。
【0010】この結果、送信側端末と宛先側端末とが同
一の非同報型広域網上に存在してさえおれば、高価な広
域アドレス解決サーバを利用することなく、広域アドレ
ス解決処理を行うことが可能になり、低コストで通信品
質向上の要求に応えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明を実施するためのインタネ
ットを説明する図、図2は本発明による広域アドレス解
決処理方法の通信シーケンスを示す図である。
【0012】図1に示すインタネット10は、例えばAT
M網のような非同報型広域網上に構築されている。この
インタネット10のモデルはサブネット1、2、3から構
成されている。サブネット1とサブネット2とはルータ
4を介して接続され、サブネット2とサブネット3とは
ルータ5を介して接続されている。サブネット1内には
端末6が設置されており、サブネット3内には端末7が
設置されている。
【0013】このようなネットワークモデルにおいて、
いま、非同報型広域網がATM網の場合、送信側ATM
網用IP端末6が宛先側ATM網用IP端末7との間に
専用の広域コネクション8(この場合はATM網コネク
ション)を設定して通信しようとする場合を考える。
【0014】この場合の通信シーケンスは図2に示すよ
うに、先ず端末6に広域アドレス解決要求が生じ、これ
がルータ4に向けて送信される広域アドレス解決要求状
態21に遷移する。この結果、広域アドレス解決要求パケ
ットが端末6からルータ4に転送される、広域アドレス
解決要求パケット転送状態22に遷移する。
【0015】ルータ4では、受信したパケットの中継を
行ってルータ5に向けて送信するパケット中継状態23に
遷移する。この結果、広域アドレス解決要求パケットが
ルータ4からルータ5に転送される、広域アドレス解決
要求パケット転送状態24に遷移する。
【0016】ルータ5では、受信したパケットの中継を
行って端末7に向けて送信するパケット中継状態25に遷
移する。この結果、広域アドレス解決要求パケットがル
ータ5から端末7に転送される、広域アドレス解決要求
パケット転送状態26に遷移する。
【0017】広域アドレス解決要求パケットを受信した
端末7は、直ちに自端末のアドレス解決処理を行い、広
域アドレス解決応答パケットを生成してルータ5に向け
て送信する、自端末に関するアドレス解決状態27に遷移
する。この結果、広域アドレス解決応答パケットが端末
7からルータ5に転送される、広域アドレス解決応答パ
ケット転送状態28に遷移する。
【0018】ルータ5では、受信したパケットの中継を
行ってルータ4に向けて送信するパケット中継状態29に
遷移する。この結果、広域アドレス解決応答パケットが
ルータ5からルータ4に転送される、広域アドレス解決
応答パケット転送状態30に遷移する。
【0019】ルータ4では、受信したパケットの中継を
行って端末6に向けて送信するパケット中継状態31に遷
移する。この結果、広域アドレス解決応答パケットがル
ータ4から端末6に転送される、広域アドレス解決応答
パケット転送状態32に遷移する。
【0020】広域アドレス解決応答パケットを受信した
端末6は、端末7との間にATM網コネクションを設定
するためのコネクション制御処理を行うコネクション制
御状態33に遷移する。この結果、端末6と端末7との間
に広域コネクションが設定される広域コネクション設定
状態34に遷移する。
【0021】コネクション設定後、端末6はこのコネク
ションを用いてユーザーパケットの送信を行うユーザー
パケット送信状態35に遷移する。この結果、ユーザーパ
ケットが端末6から端末7に転送される、ユーザーパケ
ット転送状態36に遷移する。この後、最終的に、端末7
がユーザーパケットを受信する、ユーザーパケット受信
状態37に遷移する。
【0022】この実施例では、ATM網コネクション
は、端末6と端末7との間だけではなく、必要に応じて
ルータ4と端末7との間又は端末6とルータ5との間に
設定することもできる。ルータ4と端末7との間に設定
する場合は、端末6からユーザーパケットを受信したル
ータ4が上記例中の端末6と同様の動作を行う。また、
端末6とルータ5との間に設定する場合は、ルータ5が
上記例中の端末7と同様の動作を行い、ルータ5が端末
6からパケットを受信してこれを端末7に転送する。
【0023】上でも述べたように、非同報型広域網の典
型例としてATM網、インタネット10の典型例としてI
P網がある。この場合、端末6及び端末7はATMイン
タフェースを採用したATM網用IP端末に、ルータ4
及びルータ5はATMインタフェースを採用したATM
網用IPルータに、広域コネクション8はATM−SV
C(Switched Virtual Circuit:ATM網のコネクショ
ン)になり、広域アドレス解決においては、宛先端末の
IPアドレスからATMアドレスが解決され、広域コネ
クションそのものはATM網のコネクションであるが、
実際の通信時にはこのATM網のコネクション上にIP
パケットが転送される。
【0024】このように、本発明では高価な広域アドレ
ス解決サーバを一切使用せずに広域アドレス解決処理が
行われる。このため、本発明によれば、従来と同様のル
ータを利用したユーザーパケットの転送を行いながら、
同一宛先への多数のパケットを転送する際、高品質性や
盗聴防止等のセキュリティを要求される場合に、高価な
拡張サーバ等を導入しなくても、エンドエンドにコネク
ションを設定して通信を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従来高価な広域アドレ
ス解決サーバを必要としていた広域アドレス解決処理
が、既設のインタネットルータを用いて行うことができ
るようになり、宛先側端末と送信側端末との間にATM
網コネクションのような専用のコネクションを設定する
高品質通信の要求に低コストで応えることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための非同報型広
域網上のインタネットを説明する図である。
【図2】本発明による広域アドレス解決処理方法の通信
シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1、2、3 サブネット 4、5 ルータ 6、7 端末 8 広域コネクション 10 非同報型広域網上のインタネット 21〜37 通信シーケンスの各状態
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 和幸 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の非同報型広域網を利用して構築さ
    れたインタネット上に存在する異なるサブネットに帰属
    する端末間で通信を行う際に、送信側端末又は送信側ル
    ータからの要求に基づき、宛先側端末又は宛先側ルータ
    のインタネットアドレスから、宛先側端末又は宛先側ル
    ータの非同報型広域網アドレスを直接解決する広域アド
    レス解決処理方法において、送信側端末又は送信側ルー
    タが発したアドレス解決要求パケットを中継用ルータを
    用いて宛先側端末又は宛先側ルータに転送し、これを基
    にして宛先側端末又は宛先側ルータがアドレス解決処理
    を行い、宛先側端末又は宛先側ルータが発したアドレス
    解決応答パケットを中継用ルータを用いて送信側端末又
    は送信側ルータに送り返すことを特徴とする広域アドレ
    ス解決処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010036517A (ko) * 1999-10-08 2001-05-07 김종훈 동적 인터넷 주소 할당 환경에서 일관된 접속 허용 방법

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KR20010036517A (ko) * 1999-10-08 2001-05-07 김종훈 동적 인터넷 주소 할당 환경에서 일관된 접속 허용 방법

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