JPH09274583A - 管理情報格納装置 - Google Patents

管理情報格納装置

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JPH09274583A
JPH09274583A JP8110091A JP11009196A JPH09274583A JP H09274583 A JPH09274583 A JP H09274583A JP 8110091 A JP8110091 A JP 8110091A JP 11009196 A JP11009196 A JP 11009196A JP H09274583 A JPH09274583 A JP H09274583A
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佳明 桐葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管理情報へのアクセス要求に対し、そのアクセ
ス要求に期待される応答時間やシステムにおける重要性
を考慮した処理順番を決定する手段を有する管理情報格
納装置の提供。 【解決手段】管理情報のアクセス要求(トランザクショ
ン)を受信し保持するトランザクション受信バッファ1
01、管理情報へのアクセス処理を行うタスク管理部1
03、管理情報へのアクセス時においてデータ保護を行
うリソース管理部104、管理情報を格納保持する管理
情報格納部105、アクセス結果を保持しアクセス要求
元へ結果を送信する結果送信バッファ106に加え、課
題を解決するためのトランザクションの処理順番を制御
するトランザクション管理部102を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク管理
システムにおいて管理情報を格納管理する管理情報格納
装置に関し、特に、管理情報へのアクセス要求に関する
応答時間の期待値や重要度を考慮してアクセス要求の処
理順番を決定する手段を具備した管理情報格納装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管理情報格納装置として
は、例えば文献(1)(1990年12月、電子情報通信
学会、信学技法IN90−75、“ネットワーク管理シ
ステムにおける管理情報ベースの開発”)や文献
(2)(1993年9月、電子情報通信学会秋季大会B−
585、“管理情報ベースのオブジェクト指向DBによ
る実現方式”)等が参照される。これらの文献にも提案
されるように、管理情報格納装置は、データの一貫性を
保証することと、システムの開発工数を削減することを
主目的として、リレーショナルデータベースやオブジェ
クト指向データベースの技術を適用した構成とされてい
た。
【0003】図6は、従来の管理情報格納装置の構成の
一例を示したものである。図6を参照して、この管理情
報格納装置は、アクセス要求を受信し一時的に保持する
トランザクション受信バッファ601と、アクセス要求
を解釈し実行するタスク管理部602と、タスク管理部
のデータアクセスを監視し格納データの一貫性チェック
を行うリソース管理部603と、管理情報をメモリ上あ
るいは2次記憶装置上に蓄積する管理情報格納部604
と、管理情報アクセスの実行結果を一時的に保持しアク
セス要求元へ送信する結果送信バッファ606と、から
構成される。ここで、リソース管理部603と管理情報
格納部604が、リレーショナルデータベースやオブジ
ェクト指向データベースといった汎用データベース60
5に対応する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の管理情報格納装置は以下に記載の問題点を
有している。
【0005】その第1の問題点は、アクセス要求の処理
順番が到着順に固定されているということである。この
ため、例えばネットワークの障害時にアラームの管理情
報更新が集中してしまうと、原因究明のために必要とな
るネットワークの構成情報の検索や更新の処理が遅れて
しまう可能性がある。これは、従来の管理情報格納装置
では、専ら監視のみを対象としていたため、上記のよう
な事態を考慮していなかったことによる。
【0006】次に、第2の問題点として、単一の処理順
序決定アルゴリズムを適用した場合を想定しても、より
多くの場合に対応することができないということがあ
る。一般的に、いずれの場合においても最適な処理順番
を高速に決定するアルゴリズムは存在しない。管理情報
格納装置においては、アクセス要求の到着頻度や装置の
負荷状態が状況により大きく変化するために問題とな
る。
【0007】さらに、第3の問題点として、アクセス要
求の数が増大した場合に、1つの要求を処理する時間が
長くなるということがある。これは、上記従来の管理情
報格納装置では、並行して動作する複数のアクセス処理
が同一の情報を操作することを防ぐための機構が、オー
バヘッドとなっているためである。
【0008】従って、本発明は、上記従来技術の問題点
を解消すべく為されたものであって、その目的は、管理
情報へのアクセス要求を到着順固定に処理するのではな
く、各アクセス要求に対して期待される応答時間や重要
性を表わす値を考慮して処理順番を決定する手段を有し
た管理情報格納装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、アクセス要求に対す
る処理順番を決定するアルゴリズムを複数用意し、装置
の状況を勘案して適切な処理順番決定アルゴリズムを選
択する手段を有した管理情報格納装置を提供することに
ある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、1つのアクセ
ス要求を短くするために、アクセス要求の処理中に新し
いアクセス要求を生成する手段を有した管理情報格納装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の管理情報格納装置は、ネットワークを管理
するために必要となる情報(「管理情報」という)を格
納管理する管理情報格納装置において、前記管理情報の
アクセス要求(「トランザクション」という)を受信し
保持するトランザクション受信バッファと、前記トラン
ザクション受信バッファからトランザクションを取り出
しその処理順番について制御を行うトランザクション管
理手段と、前記トランザクション管理手段から指示され
た管理情報へのアクセス要求を実行し、要求された情報
の値を取得するタスク管理手段と、前記タスク管理手段
による管理情報へのアクセス実行の際にデータ保護を行
うリソース管理手段と、管理情報を格納保持する管理情
報記憶手段と、前記タスク管理手段から指示されたアク
セス結果を保持しアクセス要求元へ結果を送信する結果
送信バッファと、を含むことを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明に係る管理情報格納装置
は、上記した従来の装置の構成に加え、アクセス要求の
処理順番を応答時間や重要性を考慮して決定する手段を
具備したものである。
【0013】また、本発明に係る管理情報格納装置は、
前記トランザクション管理手段が、処理順番が決定され
ていないトランザクションを一時的に保持するトランザ
クションキューと、前記トランザクションキューの長
さ、すなわちキューに含まれるトランザクションの個数
を監視するキュー長監視手段と、処理順番を決定するス
ケジューリング方式を前記キューの長さにより選択する
スケジューリング方式選択手段と、選択対象の1つであ
り、アクセス要求において指定された応答時間の期待値
が短いアクセス要求の処理順番を早くするように決定す
るデッドライン優先スケジューラと、選択対象の他の1
つであり、アクセス要求において指定された重要度を示
す値が大きいアクセス要求の処理順番を早くするように
決定する重要度優先スケジューラと、処理順番が確定し
たアクセス要求を一時的に保持する実行キューと、を含
むことを特徴とする。
【0014】さらに、本発明に係る管理情報格納装置
は、前記タスク管理手段が、アクセス要求を解釈し要求
された管理情報へのアクセス処理を行う複数の管理情報
アクセス手段と、前記リソース管理手段がデータの一貫
性を保証するために前記管理情報アクセス手段の処理実
行を拒否した場合と、前記管理情報アクセス手段の処理
において異なる管理情報へのアクセス要求が新たに必要
となった場合と、を検出し、アクセス要求の再実行、ま
たは、新たなアクセス要求の生成を行うトリガ検出手段
と、を含むことを特徴とする。
【0015】すなわち、特性の異なる2つの処理順番決
定手段と、これを管理情報格納装置の負荷状況に応じて
選択するための手段とを有する。
【0016】また、アクセス要求の処理時間が他のアク
セス要求の処理との関係で長くなり過ぎないように、ア
クセス処理中から新しいアクセス要求を生成する手段を
有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に以下に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
図である。図1を参照すると、本発明の実施の形態は、
トランザクション受信バッファ101と、トランザクシ
ョン管理部102と、タスク管理部103と、リソース
管理部104と、管理情報格納部105と、結果送信バ
ッファ106と、を含む。
【0019】トランザクション受信バッファ101は、
管理情報格納装置に対する利用システム、例えば、ネッ
トワーク管理アプリケーションからの管理情報へのアク
セス要求(「トランザクション」という)を受信し、こ
れを一時的に保持する。
【0020】トランザクション管理部102は、トラン
ザクション受信バッファ101が保持するアクセス要求
を取得し、アクセス要求のコマンドに含まれるアクセス
要求に対する応答時間の期待値や重要度を数値化した値
を参照し、アクセス要求の処理順番を決定し、その順番
に従ってアクセス要求が処理されるように管理を行う。
【0021】タスク管理部103は、アクセス要求の内
容を解釈し、該当する管理情報のアクセス処理を行い、
その結果の値をアクセス要求元に返答する処理部へ通知
する。但し、アクセス処理が何らかの理由により正常終
了しなかった場合や、処理結果に基づいて更に新規のア
クセス要求を行う必要が生じた場合には、アクセス要求
のコマンドを作成し、これをトランザクション受信バッ
ファ101に通知する。
【0022】リソース管理部104は、タスク管理部1
03が行う管理情報へのアクセスに対して、格納されて
いる管理情報の一貫性を保持するためのアクセス処理の
排他制御や、デッドロック検出および解除の処理を行
う。
【0023】管理情報格納部105は、管理情報を格納
する媒体であり、不図示の主記憶装置、2次記憶装置等
を利用して、管理情報を永続的に保持する。
【0024】結果送信バッファ106は、アクセス要求
の結果を一時的に保持し、要求元の利用システムにアク
セス結果を通知する。
【0025】本発明の実施の形態においては、利用シス
テムから送信された管理情報に対するアクセス要求は、
トランザクション受信バッファ101を経由してトラン
ザクション管理部102に渡される。このようにして集
められた複数のアクセス要求に対し、各アクセス要求の
コマンドに含まれる応答時間の期待値や重要度を解釈
し、それらの値に基づき決定した処理順番に基づき、各
アクセス要求をタスク管理部103に渡す。
【0026】タスク管理部103では、リソース管理部
104の制御に従い管理情報格納部105をアクセスす
る。アクセス処理の結果は、タスク管理部103から結
果受信バッファ106を介して、管理情報アクセスの要
求元である利用システムへ返送される。
【0027】このように、本発明の実施の形態において
は、トランザクション管理部102により、アクセス要
求は管理情報格納装置への到着順ではなく、アクセス要
求が指示する応答時間の期待値や重要度などにより処理
順番を制御することが可能とされている。これにより、
管理対象であるネットワークの状態を反映して動作する
といった、より柔軟性の高い管理情報格納装置を実現す
ることができる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態として、
図1に示したトランザクション管理部102の一実施例
を説明する。
【0029】図2は、図1に示した前記本発明の第1の
実施の形態の管理情報格納装置におけるトランザクショ
ン管理部102の一実施例を示したものであり、管理情
報格納装置の他の構成は、図1に示したものと同様とす
る。
【0030】図2を参照すると、トランザクション管理
部102は、トランザクションキュー201と、キュー
長監視部202と、アルゴリズム選択機構205と、デ
ッドライン優先スケジューラ206と、重要度優先スケ
ジューラ207と、実行キュー204と、を含む。
【0031】トランザクションキュー201は、図1に
示した前記第1の実施の形態のトランザクション受信バ
ッファ101に保持される管理情報へのアクセス要求
(トランザクション)を取得し、一時的に保持する。
【0032】キュー長監視部202は、トランザクショ
ンキュー201に保持されているトランザクションの数
(トランザクションキューの長さ)を常に監視する。
【0033】アルゴリズム選択機構205は、キュー長
監視部202からトランザクションキューの長さを取得
し、その長さに応じて、トランザクションキューから取
得するアクセス要求が、どの順番決定アルゴリズムを用
いるかを決定する。
【0034】デッドライン優先スケジューラ206は、
順番決定アルゴリズムの1つを実現しており、アクセス
要求のコマンドに含まれるアクセス要求に対する応答時
間の期待値(デッドライン)を解釈し、この時間が短い
アクセス要求を優先して処理するような処理順番を生成
する。
【0035】また、重要度優先スケジューラ207は、
順番決定アルゴリズムのもう1つを実現しており、アク
セス要求のコマンドに含まれるアクセス要求に対する重
要度を示す値(大きい程、重要度が高い)を解釈し、こ
の値が大きいアクセス要求を優先して処理するような処
理順番を生成する。
【0036】実行キュー204は、デッドライン優先ス
ケジューラ206、及び重要度優先スケジューラ207
が決定した処理順番に従ってアクセス要求を一時的に保
持する。
【0037】図4は、本発明の第2の実施の形態の動作
を説明する為の流れ図である。図2及び図4参照して、
本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。
【0038】トランザクションキュー201は、トラン
ザクション受信バッファ101にアクセス要求が到着す
るまで定期的に監視を行う(ステップ401)。トラン
ザクション受信バッファ101にアクセス要求が到着し
ている場合は、トランザクションキュー201は、トラ
ンザクション受信バッファ101からアクセス要求を取
得し(ステップ402)、これを一時保持する(ステッ
プ403)。
【0039】アルゴリズム選択機構205は、キュー長
監視部202からトランザクションキューの長さを取得
し、それが予めシステムに与えられている基準値X(シ
ステム性能により異なる)との比較を行う(ステップ4
04)。
【0040】キューの長さがXよりも小さいか等しい場
合には、デッドライン優先スケジューラ206を選択す
ることを決定する(ステップ405)。逆に、キューの
長さがXよりも大きい場合には、重要度優先スケジュー
ラ207を選択することを決定する(ステップ40
6)。
【0041】上記で選択されたスケジューラ206また
は207において、トランザクションキュー201に保
持されているアクセス要求を取得する(ステップ40
7)。
【0042】更に、スケジューラ206または207
は、各々が順番決定に必要となる値、すなわち、デッド
ライン優先スケジューラ206の場合には応答時間の期
待値、また重要度優先スケジューラ207の場合には重
要度を示す値、を解釈し、先に取得したアクセス要求を
実行キュー204に付加し解釈した値をキーとして再ソ
ートを行う(ステップ408)。
【0043】以上によりアクセス要求の順番決定を終了
し、トランザクション受信バッファ101の監視処理
(ステップ401)に復帰する。
【0044】このように、本発明の第2の実施の形態に
おいては、アルゴリズム選択機構205によるステップ
404〜406の処理により、処理順番を決定するスケ
ジューリングアルゴリズムは、管理システムの負荷に応
じて適切なものが選択されるため、管理情報格納装置に
おいては、より多くのアクセス要求が応答時間の期待値
以内で処理することが可能となる。
【0045】ここで、デッドライン優先スケジューラ2
06が行うアルゴリズムは、システムの負荷が軽い場合
に効果的であること、重要度優先スケジューラ207が
行うアルゴリズムはシステムの負荷が重たい場合に効果
的であることが、理論的にも広く知られている。これに
ついては、例えば、文献(3)(1990年12月、IEEE
Procedings of Real-Time System Symposium, pp94-10
3, “Real-Time Transaction Proceeding: Design, Imp
lementation and Evaluation”)が参照される。
【0046】本発明の第2の実施の形態においては、シ
ステムの負荷を、トランザクションキューの長さにより
評価しており、キュー長が短い場合には負荷が軽い場合
に対応するため、デッドライン優先スケジューラ206
を選択し、一方、キュー長が長い場合は負荷が重たい場
合に対応するため、重要度優先スケジューラ207を選
択するように構成している。
【0047】次に、本発明の第3の実施の形態として、
図1に示したタスク管理部103の一実施例を説明す
る。
【0048】図3は、図1に示した前記本発明の実施の
形態の管理情報格納装置をおけるタスク管理部103の
一実施例を示したものであり、管理情報格納装置の他の
構成は、図1に示したものと同様とする。
【0049】図3を参照すると、タスク管理部103
は、複数の管理情報アクセス部301〜303と、トリ
ガ検出部304と、を含む。
【0050】管理情報アクセス部301〜303は、ト
ランザクション管理部が処理順番を指定したアクセス要
求に対し、この要求内容を解釈しリソース管理部104
を介して管理情報へのアクセスを行い、処理結果を結果
送信バッファ106に通知する。アクセス処理を効率的
に行うため、図3では、3つの管理情報アクセス部が並
行して動作することを示している。並行して動作する管
理情報アクセス部301〜303は、適用する装置の性
能等から限定されるものである。
【0051】トリガ検出部304は、管理情報アクセス
部が新たなアクセス要求を行いたい場合に起動され、ア
クセス要求のコマンドを生成すると共に、トランザクシ
ョン受信バッファ101に通知する。
【0052】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施の形態の動作について説明する。
【0053】タスク管理部103は、トランザクション
管理部102の実行キュー204に処理すべきアクセス
要求が出てくるまで定期的に監視を行う(ステップ50
1)。実行キュー204にアクセス要求が挿入される
と、タスク管理部103は現在アクセス処理を行ってい
ない待機中の管理情報アクセス処理部ができるまで定期
的に監視を行う(ステップ502)。待機中の管理情報
アクセス処理部が存在した場合に、タスク管理部103
は実行キューから一番優先度の高いアクセス要求を取得
し、待機中の管理情報アクセス部に通知する(ステップ
503)。
【0054】以降では、管理情報アクセス部301が待
機中であることを仮定し、その処理を、ステップ504
〜510からなる処理511にて示す。
【0055】管理情報アクセス部301は、アクセス要
求の内容を解釈し、リソース管理部104を介して管理
情報をアクセスする(ステップ504)。この時、管理
情報アクセス部301はリソース管理部104によりア
クセス対象となる管理情報(リソース)に対して他の管
理情報アクセス部の処理と競合しているか否かをリソー
ス管理部104の応答により確認する(ステップ50
5)。リソース競合が無い場合には、アクセス結果を取
得できるので、取得結果をアクセス要求の内容に基づき
加工する(ステップ506)。
【0056】トリガ検出部304は、アクセス結果とし
てエラーが指示されているか否か、および加工した結果
の値が新しい管理情報へのアクセス要求するか否かを、
解釈したアクセス要求の内容に基づき判定を行う(ステ
ップ507)。新しいアクセス要求を生成する必要が無
い場合、トリガ検出部304は、管理情報アクセス部3
01が処理結果をアクセス要求元へ返送するため結果送
信バッファ106に通知する(ステップ508)ことを
指示する。
【0057】一方、新しいアクセス要求を生成する必要
が有る場合には、トリガ検出部304は、管理情報アク
セス部301がアクセス要求のコマンドの生成を行う
(ステップ509)ことを指示する。
【0058】最後に、生成した新しいアクセス要求のコ
マンドをトランザクション受信バッファ101に通知す
る(ステップ510)。ステップ508またはステップ
510により管理情報アクセス部の処理は終了し、次の
アクセス要求を待機中であることをタスク管理部103
に通知し、ステップ502に遷移する。
【0059】このように、本発明の第3の実施の形態に
おいては、並行して動作する管理情報アクセス部により
管理情報へのアクセスを同時に複数行うこと、あるいは
トリガ検出部304の処理によりアクセス要求があらた
なアクセス要求の生成を行うことを可能としているた
め、管理情報格納装置の高性能及び高機能化を達成して
いる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の各種効果を奏する。
【0061】第1の効果は、本発明を利用する管理アプ
リケーションは、管理対象であるネットワークの状態を
反映して動作するといったより柔軟性の高い処理を実現
することができるということである。これは、本発明に
おいては、管理情報のアクセス要求に対して、各々のア
クセス要求が期待する応答処理時間や重要度を表わす値
に基づき、その要求をできる限り満たすように処理順番
を決定していることによる。
【0062】また、本発明は、その第2の効果として、
管理情報格納装置のアクセス処理機能に関する信頼性の
向上を達成している。これは、本発明においては、処理
順番を決定するスケジューリングアルゴリズムは、管理
システムの負荷に応じて適切なものが選択されているた
め、より多くのアクセス要求が応答時間の期待値以内で
処理することを可能としたことによる。
【0063】さらに、本発明は、その第3の効果とし
て、管理情報格納装置の高性能化や高機能化を実現して
いる。これは、本発明においては、管理情報へのアクセ
スを同時に複数行うことや、アクセス要求が新たなアク
セス要求の生成を行うことを可能としたことによるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】従来の管理情報格納装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 トランザクション受信バッファ 102 トランザクション管理部 103 タスク管理部 104 リソース管理部 105 管理情報格納部 106 結果送信バッファ 201 トランザクションキュー 202 キュー長監視部 203 スケジューラ 204 実行キュー 205 アルゴリズム選択機能 206 デッドライン優先スケジューラ 207 重要度優先スケジューラ 301、302、303 管理情報アクセス部 304 トリガ検出部 601 トランザクション受信バッファ 602 タスク管理部 603 リソース管理部 604 管理情報格納部 605 汎用データベース 606 結果送信バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを管理するために必要となる
    情報(「管理情報」という)を格納管理する管理情報格
    納装置において、 前記管理情報のアクセス要求(「トランザクション」と
    いう)を受信し保持するトランザクション受信バッファ
    と、 前記トランザクション受信バッファからトランザクショ
    ンを取り出しその処理順番について制御を行うトランザ
    クション管理手段と、 前記トランザクション管理手段から指示された管理情報
    へのアクセス要求を実行し、要求された情報の値を取得
    するタスク管理手段と、 前記タスク管理手段による管理情報へのアクセス実行の
    際にデータ保護を行うリソース管理手段と、 管理情報を格納保持する管理情報記憶手段と、 前記タスク管理手段から指示されたアクセス結果を保持
    しアクセス要求元へ結果を送信する結果送信バッファ
    と、 を含むことを特徴とする管理情報格納装置。
  2. 【請求項2】前記トランザクション管理手段が、 処理順番が決定されていないトランザクションを一時的
    に保持するトランザクションキューと、 前記トランザクションキューの長さ(すなわちキューに
    含まれるトランザクションの個数)を監視するキュー長
    監視手段と、 処理順番を決定するスケジューリング方式を前記キュー
    の長さにより選択するスケジューリング方式選択手段
    と、 選択対象の1つであり、アクセス要求において指定され
    た応答時間の期待値が短いアクセス要求の処理順番を早
    くするように決定するデッドライン優先スケジューラ
    と、 選択対象の他の1つであり、アクセス要求において指定
    された重要度を示す値が大きいアクセス要求の処理順番
    を早くするように決定する重要度優先スケジューラと、 処理順番が確定したアクセス要求を一時的に保持する実
    行キューと、 を含むことを特徴とする請求項1記載の管理情報格納装
    置。
  3. 【請求項3】前記タスク管理手段が、 アクセス要求を解釈し、要求された管理情報へのアクセ
    ス処理を行う複数の管理情報アクセス手段と、 前記リソース管理手段がデータの一貫性を保証するため
    に前記管理情報アクセス手段の処理実行を拒否した場合
    と、前記管理情報アクセス手段の処理において異なる管
    理情報へのアクセス要求が新たに必要となった場合と、
    を検出し、アクセス要求の再実行、または、新たなアク
    セス要求の生成を行うトリガ検出手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の管理情報格納装
    置。
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