JPH09273721A - ガス供給停止装置 - Google Patents
ガス供給停止装置Info
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- JPH09273721A JPH09273721A JP7875296A JP7875296A JPH09273721A JP H09273721 A JPH09273721 A JP H09273721A JP 7875296 A JP7875296 A JP 7875296A JP 7875296 A JP7875296 A JP 7875296A JP H09273721 A JPH09273721 A JP H09273721A
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- Japan
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- valve
- shutoff valve
- gas
- internal space
- shut
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の大型化を抑制することができながら
も、コスト高になることを抑制するとともに、遮断弁の
復帰作業を軽快且つ迅速に行えるガス供給停止装置を提
供する点にある。 【解決手段】 送り出されてきたガスを流入させるため
の流入口1と、この流入口1から流入してきたガスを供
給先側へ流出させるための流出口6とを備えたケーシン
グ8を設け、前記流入口1に、それを開閉自在な筒状の
遮断弁26を設け、前記遮断弁29の内部空間30に、
該内部空間30に流入してきたガスの前記流出口6側へ
の流入のみを許容する逆止弁29を設けるとともに、供
給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮断弁26の閉塞
時において、該遮断弁26を閉塞位置で係止保持する係
止解除自在な係止部材32を設けてある。
も、コスト高になることを抑制するとともに、遮断弁の
復帰作業を軽快且つ迅速に行えるガス供給停止装置を提
供する点にある。 【解決手段】 送り出されてきたガスを流入させるため
の流入口1と、この流入口1から流入してきたガスを供
給先側へ流出させるための流出口6とを備えたケーシン
グ8を設け、前記流入口1に、それを開閉自在な筒状の
遮断弁26を設け、前記遮断弁29の内部空間30に、
該内部空間30に流入してきたガスの前記流出口6側へ
の流入のみを許容する逆止弁29を設けるとともに、供
給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮断弁26の閉塞
時において、該遮断弁26を閉塞位置で係止保持する係
止解除自在な係止部材32を設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス設備配管にお
ける可燃性ガスや支燃性ガス並びにそれら混合ガスの逆
流、逆火発生時に、その逆流、逆火した可燃性ガスや支
燃性ガス並びにそれら混合ガスの移動経路を自動的に遮
断するためのガス供給停止装置に関する。
ける可燃性ガスや支燃性ガス並びにそれら混合ガスの逆
流、逆火発生時に、その逆流、逆火した可燃性ガスや支
燃性ガス並びにそれら混合ガスの移動経路を自動的に遮
断するためのガス供給停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ガス供給停止装置としては、例えば
特公平3−18086号公報に示されるものがある。こ
のガス供給停止装置では、ケーシングの一端側に形成さ
れた流入口に送出側からのガスの流入のみを許容する逆
止弁を設け、流入口から流入してきたガスを供給先側へ
流出させるためにケーシングの他端側に形成された流出
口に、これを閉塞する遮断弁をスプリングの付勢力によ
り閉塞側に移動付勢した状態で設けるとともに、遮断弁
を開放位置で係止保持するための係止部材を設けて、供
給先からの逆流、逆火発生時に伝播する衝撃波によっ
て、ケーシング内の圧力が高まるとともに、これにより
係止部材が係止解除側に押圧移動操作され、遮断弁がス
プリングの付勢力により閉塞操作されるように構成して
いる。
特公平3−18086号公報に示されるものがある。こ
のガス供給停止装置では、ケーシングの一端側に形成さ
れた流入口に送出側からのガスの流入のみを許容する逆
止弁を設け、流入口から流入してきたガスを供給先側へ
流出させるためにケーシングの他端側に形成された流出
口に、これを閉塞する遮断弁をスプリングの付勢力によ
り閉塞側に移動付勢した状態で設けるとともに、遮断弁
を開放位置で係止保持するための係止部材を設けて、供
給先からの逆流、逆火発生時に伝播する衝撃波によっ
て、ケーシング内の圧力が高まるとともに、これにより
係止部材が係止解除側に押圧移動操作され、遮断弁がス
プリングの付勢力により閉塞操作されるように構成して
いる。
【0003】上記構成によれば、ケーシングの一端に逆
止弁を設け、且つ、他端に遮断弁を設けるためには、ケ
ーシング内に、逆止弁と遮断弁とを設けるためのスペー
スを一直線上に確保しなければならない。このため、ケ
ーシングそのものがガス移動経路方向で大型化し、特に
大型のガス供給停止装置の場合には、ケーシングが大型
化した分、装置全体の重量が非常に重くなるため、設置
作業時や運搬時等において取り扱い面で不利になるもの
であった。
止弁を設け、且つ、他端に遮断弁を設けるためには、ケ
ーシング内に、逆止弁と遮断弁とを設けるためのスペー
スを一直線上に確保しなければならない。このため、ケ
ーシングそのものがガス移動経路方向で大型化し、特に
大型のガス供給停止装置の場合には、ケーシングが大型
化した分、装置全体の重量が非常に重くなるため、設置
作業時や運搬時等において取り扱い面で不利になるもの
であった。
【0004】また、供給先からの逆流、逆火発生に伴っ
て、遮断弁が閉塞作動したのち、ガス供給停止装置を復
帰させるためには、流出口に接続された供給先側の配管
を取外したのち、流出口を通して棒等を突っ込み、ケー
シング内にある遮断弁をスプリングの付勢力に抗して流
出口開放側に操作しなければならない。この方法では、
特に大型のガス供給停止装置の場合に、流出口に強固に
接続された供給先側の配管を取外すための第一操作と、
小さな流出口を通して棒等を突っ込んで遮断弁をスプリ
ングの付勢力に抗して流出口開放側に操作する第2操作
とを要するだけでなく、復帰操作後、再度流出口に供給
先側の配管をガスの漏れ出しが発生しないように取付け
なければならないため、ガス供給停止装置の復帰作業に
手間がかかっていた。又、遮断弁を流出口開放側に操作
するための棒等の特別な操作部材を要するだけでなく、
その操作部材を直ちに使用することができるようにケー
シングに取付具を介して取付けておかなければならない
ため、コスト高を招いていた。特に、大型のガス供給停
止装置の場合には、これに接続される配管が重量を有す
るもので構成されるだけでなく、頻繁な遮断弁の閉塞作
動を防止するためにスプリングの付勢力をある程度大き
くしているものであるため、前記不都合を一層招くもの
であった。
て、遮断弁が閉塞作動したのち、ガス供給停止装置を復
帰させるためには、流出口に接続された供給先側の配管
を取外したのち、流出口を通して棒等を突っ込み、ケー
シング内にある遮断弁をスプリングの付勢力に抗して流
出口開放側に操作しなければならない。この方法では、
特に大型のガス供給停止装置の場合に、流出口に強固に
接続された供給先側の配管を取外すための第一操作と、
小さな流出口を通して棒等を突っ込んで遮断弁をスプリ
ングの付勢力に抗して流出口開放側に操作する第2操作
とを要するだけでなく、復帰操作後、再度流出口に供給
先側の配管をガスの漏れ出しが発生しないように取付け
なければならないため、ガス供給停止装置の復帰作業に
手間がかかっていた。又、遮断弁を流出口開放側に操作
するための棒等の特別な操作部材を要するだけでなく、
その操作部材を直ちに使用することができるようにケー
シングに取付具を介して取付けておかなければならない
ため、コスト高を招いていた。特に、大型のガス供給停
止装置の場合には、これに接続される配管が重量を有す
るもので構成されるだけでなく、頻繁な遮断弁の閉塞作
動を防止するためにスプリングの付勢力をある程度大き
くしているものであるため、前記不都合を一層招くもの
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、装置の大型化を抑制
することができながらも、コスト高になることを抑制す
るとともに、遮断弁の復帰作業を軽快且つ迅速に行える
ガス供給停止装置を提供する点にある。
鑑み、解決しようとするところは、装置の大型化を抑制
することができながらも、コスト高になることを抑制す
るとともに、遮断弁の復帰作業を軽快且つ迅速に行える
ガス供給停止装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、送り出されてきたガスを流入させるための
流入口と、この流入口から流入してきたガスを供給先側
へ流出させるための流出口とを備えたケーシングを設
け、前記流入口に、それを開閉自在な筒状の遮断弁を設
け、前記遮断弁を開放位置に付勢する付勢手段を設け、
前記遮断弁の内部空間に、該内部空間に流入してきたガ
スの前記流出口側への流入のみを許容する逆止弁を設け
るとともに、供給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮
断弁の閉塞時において、該遮断弁を閉塞位置で係止保持
する係止解除自在な係止部材を設けてある。送り出され
てきたガスは、開放状態の遮断弁を通してケーシング内
部に流入したのち、この遮断弁の内方側に位置する逆止
弁に流入し、流出口側に流出する。この状態において、
供給先からの逆流、逆火発生による衝撃波が伝播される
と、逆止弁が流入口側への流入を阻止するとともに、遮
断弁が閉塞位置に移動する。このとき、係止部材が遮断
弁を閉塞位置で係止保持するのである。そして、閉塞位
置の遮断弁を開放位置に復帰させる場合には、遮断弁と
係止部材との係止を解除するために係止部材を係止解除
操作することによって、遮断弁が付勢手段の付勢力によ
り開放位置に移動するのである。
決のために、送り出されてきたガスを流入させるための
流入口と、この流入口から流入してきたガスを供給先側
へ流出させるための流出口とを備えたケーシングを設
け、前記流入口に、それを開閉自在な筒状の遮断弁を設
け、前記遮断弁を開放位置に付勢する付勢手段を設け、
前記遮断弁の内部空間に、該内部空間に流入してきたガ
スの前記流出口側への流入のみを許容する逆止弁を設け
るとともに、供給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮
断弁の閉塞時において、該遮断弁を閉塞位置で係止保持
する係止解除自在な係止部材を設けてある。送り出され
てきたガスは、開放状態の遮断弁を通してケーシング内
部に流入したのち、この遮断弁の内方側に位置する逆止
弁に流入し、流出口側に流出する。この状態において、
供給先からの逆流、逆火発生による衝撃波が伝播される
と、逆止弁が流入口側への流入を阻止するとともに、遮
断弁が閉塞位置に移動する。このとき、係止部材が遮断
弁を閉塞位置で係止保持するのである。そして、閉塞位
置の遮断弁を開放位置に復帰させる場合には、遮断弁と
係止部材との係止を解除するために係止部材を係止解除
操作することによって、遮断弁が付勢手段の付勢力によ
り開放位置に移動するのである。
【0007】前記遮断弁及び逆止弁よりも流出口側箇所
に、逆流、逆火発生時において、前記流出口から侵入し
てきた衝撃波を減衰させ、逆火炎を拡散又は消炎させる
ためのフィルターを設けてあるから、特に異常燃焼が繰
り返し発生することにより生じるカーボン微粒子が逆止
弁に付着することを阻止することができる。又、このフ
ィルターによって、遮断弁及び逆止弁への逆火炎の侵入
を阻止することができるから、流出口に遮断弁を設けた
場合の遮断弁と流出口との密閉を高めるために設けられ
るパッキンが逆火炎に晒されて、このパッキンが早期に
損傷する等のトラブル発生を回避することができる。
に、逆流、逆火発生時において、前記流出口から侵入し
てきた衝撃波を減衰させ、逆火炎を拡散又は消炎させる
ためのフィルターを設けてあるから、特に異常燃焼が繰
り返し発生することにより生じるカーボン微粒子が逆止
弁に付着することを阻止することができる。又、このフ
ィルターによって、遮断弁及び逆止弁への逆火炎の侵入
を阻止することができるから、流出口に遮断弁を設けた
場合の遮断弁と流出口との密閉を高めるために設けられ
るパッキンが逆火炎に晒されて、このパッキンが早期に
損傷する等のトラブル発生を回避することができる。
【0008】前記遮断弁の閉塞状態を前記係止部材が該
遮断弁の内部空間側へ移動することにより係止保持し、
且つ、該係止部材が遮断弁の内部空間から離れる側へ移
動することにより該遮断弁との係止を解除する構成にし
てある。ところで、逆流、逆火発生によって、遮断弁の
内部圧力は外部の大気圧よりも高くなっている場合が多
い。このため、係止部材には、遮断弁の内部圧力により
遮断弁の内部空間から離れる側へ移動させる押圧力が加
わっていることになり、係止部材を係止解除操作する力
が、その押圧力の分小さくすることができ、復帰操作を
軽快に行うことができる。
遮断弁の内部空間側へ移動することにより係止保持し、
且つ、該係止部材が遮断弁の内部空間から離れる側へ移
動することにより該遮断弁との係止を解除する構成にし
てある。ところで、逆流、逆火発生によって、遮断弁の
内部圧力は外部の大気圧よりも高くなっている場合が多
い。このため、係止部材には、遮断弁の内部圧力により
遮断弁の内部空間から離れる側へ移動させる押圧力が加
わっていることになり、係止部材を係止解除操作する力
が、その押圧力の分小さくすることができ、復帰操作を
軽快に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、ガス溶接等の設
備等に取付けられる大型のガス供給停止装置を示してい
る(装置の細部まで分かりやすくするために2図に分け
て示している)。このガス供給停止装置は、図示しない
ガスボンベ等から送り出されてきた可燃性ガスや支燃性
ガス並びにそれら混合ガス(以下簡略化のために単にガ
スとする)を流入させるための筒状の流入口1が形成さ
れた入口側ジョイント2と、この流入口1から流入して
きたガスを第1ケース3、中間ジョイント4、第2ケー
ス5を介して、図示していない吹管等の供給先側へ流出
させるための筒状の流出口6が形成された出口側ジョイ
ント7とからなるケーシング8内に、後述する各種部材
を設けて構成されている。前記可燃性ガスとしては、ア
セチレン、メタン、プロパン、プロピレン、ブタン、ブ
チレン、ブタジエン、エチレン等が用いられる。又、前
記支燃性ガスとしては、酸素、亜酸化窒素等が一般的で
ある。尚、本発明は、小型のガス供給停止装置において
も適応することができる。前記ケーシング8を、5つの
部材から構成したが、1つの部材で構成してもよく、ケ
ーシング8を構成する部材数は、これらに限定されるも
のではない。
備等に取付けられる大型のガス供給停止装置を示してい
る(装置の細部まで分かりやすくするために2図に分け
て示している)。このガス供給停止装置は、図示しない
ガスボンベ等から送り出されてきた可燃性ガスや支燃性
ガス並びにそれら混合ガス(以下簡略化のために単にガ
スとする)を流入させるための筒状の流入口1が形成さ
れた入口側ジョイント2と、この流入口1から流入して
きたガスを第1ケース3、中間ジョイント4、第2ケー
ス5を介して、図示していない吹管等の供給先側へ流出
させるための筒状の流出口6が形成された出口側ジョイ
ント7とからなるケーシング8内に、後述する各種部材
を設けて構成されている。前記可燃性ガスとしては、ア
セチレン、メタン、プロパン、プロピレン、ブタン、ブ
チレン、ブタジエン、エチレン等が用いられる。又、前
記支燃性ガスとしては、酸素、亜酸化窒素等が一般的で
ある。尚、本発明は、小型のガス供給停止装置において
も適応することができる。前記ケーシング8を、5つの
部材から構成したが、1つの部材で構成してもよく、ケ
ーシング8を構成する部材数は、これらに限定されるも
のではない。
【0010】前記中間ジョイント4にフランジ9が外嵌
され、且つ、第2ケース5にフランジ10が溶接により
外嵌固定されており、これら両フランジ9,10に形成
の複数のボルト孔9A,10Aにボルト11を貫通した
のち、貫通突出したボルト11の先端にナット12を螺
合することによって、第2ケース5と中間ジョイント4
とを連結固定している。又、前記第2ケース5と出口側
ジョイント7も前記と同様に、第2ケース5及び出口側
ジョイント7にそれぞれ溶接により外嵌固定されたフラ
ンジ13、14とを、ボルト15とナット16とで連結
固定している。又、前記入口側ジョイント2には、配管
接続用のフランジ17が外嵌されるとともに、前記出口
側ジョイント7には、配管接続用のフランジ18が溶接
により外嵌固定されており、図示していないガス配管の
フランジに前記同様に連結固定されることになる。
され、且つ、第2ケース5にフランジ10が溶接により
外嵌固定されており、これら両フランジ9,10に形成
の複数のボルト孔9A,10Aにボルト11を貫通した
のち、貫通突出したボルト11の先端にナット12を螺
合することによって、第2ケース5と中間ジョイント4
とを連結固定している。又、前記第2ケース5と出口側
ジョイント7も前記と同様に、第2ケース5及び出口側
ジョイント7にそれぞれ溶接により外嵌固定されたフラ
ンジ13、14とを、ボルト15とナット16とで連結
固定している。又、前記入口側ジョイント2には、配管
接続用のフランジ17が外嵌されるとともに、前記出口
側ジョイント7には、配管接続用のフランジ18が溶接
により外嵌固定されており、図示していないガス配管の
フランジに前記同様に連結固定されることになる。
【0011】前記第2ケース5内に、前記流出口6から
逆流してきた衝撃波を減衰させ、逆火炎を拡散又は消炎
させるためのフィルターとしての金属消炎素子19及び
多数のガス流入口20Aが形成された筒状部材20を設
けてある。具体的には、前記第2ケース5のフランジ1
0側端部に形成の開口を通して筒状部材20の先端を挿
入したのち、これとは反対側の第2ケース5の開口を通
して金属消炎素子19を筒状部材20の外側に位置する
ように挿入するとともに、挿入した金属消炎素子19の
出口側ジョイント7側端部に内部に螺子が形成された固
定部材21を移動しながら、前記筒状部材20の先端部
外周面に形成された螺子部を固定部材21の螺子部に螺
合することによって、フランジ10内面に金属消炎素子
19を当て付け固定している。従って、異常燃焼等によ
り、逆流、逆火が発生した場合には、後述のように遮断
弁26が閉塞するが、逆火発生に伴って発生するカーボ
ン微粒子が流出口6を通してケーシング8内に侵入して
も、この金属消炎素子19によって除去することができ
るから、逆止弁29にまでカーボン微粒子が移動し、該
逆止弁29にカーボン微粒子が付着して逆止弁29の作
動不良を起こすといった不都合を確実に回避することが
できる。しかも、逆止弁29よりも流出口6側箇所に金
属消炎素子19を配置してあるから、逆火炎が逆止弁2
9側に移動して逆止弁29に外嵌されているパッキン4
2を溶かすといったことを確実に回避することができ
る。尚、図に示す22は、筒状部材20の外面とこれに
対応するフランジ10面との間及び金属消炎素子19の
フランジ10側端面とこれに対応するフランジ10面と
の間をシールするためのパッキンであり、又図に示す2
3は、金属消炎素子19のフランジ13側端面とこれに
対応する固定部材21の端面との間をシールするための
パッキンである。又図に示す24は、前記両フランジ
9,10又は13,14の接当面に対するパッキンであ
る。
逆流してきた衝撃波を減衰させ、逆火炎を拡散又は消炎
させるためのフィルターとしての金属消炎素子19及び
多数のガス流入口20Aが形成された筒状部材20を設
けてある。具体的には、前記第2ケース5のフランジ1
0側端部に形成の開口を通して筒状部材20の先端を挿
入したのち、これとは反対側の第2ケース5の開口を通
して金属消炎素子19を筒状部材20の外側に位置する
ように挿入するとともに、挿入した金属消炎素子19の
出口側ジョイント7側端部に内部に螺子が形成された固
定部材21を移動しながら、前記筒状部材20の先端部
外周面に形成された螺子部を固定部材21の螺子部に螺
合することによって、フランジ10内面に金属消炎素子
19を当て付け固定している。従って、異常燃焼等によ
り、逆流、逆火が発生した場合には、後述のように遮断
弁26が閉塞するが、逆火発生に伴って発生するカーボ
ン微粒子が流出口6を通してケーシング8内に侵入して
も、この金属消炎素子19によって除去することができ
るから、逆止弁29にまでカーボン微粒子が移動し、該
逆止弁29にカーボン微粒子が付着して逆止弁29の作
動不良を起こすといった不都合を確実に回避することが
できる。しかも、逆止弁29よりも流出口6側箇所に金
属消炎素子19を配置してあるから、逆火炎が逆止弁2
9側に移動して逆止弁29に外嵌されているパッキン4
2を溶かすといったことを確実に回避することができ
る。尚、図に示す22は、筒状部材20の外面とこれに
対応するフランジ10面との間及び金属消炎素子19の
フランジ10側端面とこれに対応するフランジ10面と
の間をシールするためのパッキンであり、又図に示す2
3は、金属消炎素子19のフランジ13側端面とこれに
対応する固定部材21の端面との間をシールするための
パッキンである。又図に示す24は、前記両フランジ
9,10又は13,14の接当面に対するパッキンであ
る。
【0012】供給先から逆流したガスが流入口1からガ
ス送出側に流入することがないように流入口1を遮断す
るための遮断弁26を前記第1ケース3内に設けてあ
る。この遮断弁26は、第1ケース3の長手方向に摺動
自在で、且つ、付勢手段としてのコイルスプリング25
により前記フランジ9側のガス供給位置に移動付勢され
た状態で設けられている。このガス供給位置に遮断弁2
6が位置している場合には、該遮断弁26の流入口1側
端部部分に多数形成してある第1流入孔26Aから第1
ケース3内面と遮断弁26外面とで形成される空間27
内に入り込む。こののち、前記空間27に連通させるた
めに前記遮断弁26に多数形成してある第2流入孔26
Bから遮断弁26の内部に流入する。
ス送出側に流入することがないように流入口1を遮断す
るための遮断弁26を前記第1ケース3内に設けてあ
る。この遮断弁26は、第1ケース3の長手方向に摺動
自在で、且つ、付勢手段としてのコイルスプリング25
により前記フランジ9側のガス供給位置に移動付勢され
た状態で設けられている。このガス供給位置に遮断弁2
6が位置している場合には、該遮断弁26の流入口1側
端部部分に多数形成してある第1流入孔26Aから第1
ケース3内面と遮断弁26外面とで形成される空間27
内に入り込む。こののち、前記空間27に連通させるた
めに前記遮断弁26に多数形成してある第2流入孔26
Bから遮断弁26の内部に流入する。
【0013】前記遮断弁26の内部空間内には、それの
長手方向に摺動自在で、且つ、コイルスプリング28に
より前記第2流入孔26Bを閉塞し、且つ、遮断弁26
の内面と逆止弁29の外面とで形成される内部空間30
を閉塞する閉じ位置(図3参照)に移動付勢された状態
で逆止弁29が設けられている。従って、前記遮断弁2
6の内部に流入してきたガスにより、遮断弁26の内部
の圧力が高くなり、逆止弁29をコイルスプリング28
の付勢力に抗して開放位置に移動させる。これに伴っ
て、逆止弁29に形成の多数の流入孔29Aを通して、
前記内部空間30に流入する。前記逆止弁29の内部空
間30を閉塞する外面に、逆止弁29の閉塞時にこの外
面と遮断弁26の内面とをシールするためのパッキン4
2を外嵌している。
長手方向に摺動自在で、且つ、コイルスプリング28に
より前記第2流入孔26Bを閉塞し、且つ、遮断弁26
の内面と逆止弁29の外面とで形成される内部空間30
を閉塞する閉じ位置(図3参照)に移動付勢された状態
で逆止弁29が設けられている。従って、前記遮断弁2
6の内部に流入してきたガスにより、遮断弁26の内部
の圧力が高くなり、逆止弁29をコイルスプリング28
の付勢力に抗して開放位置に移動させる。これに伴っ
て、逆止弁29に形成の多数の流入孔29Aを通して、
前記内部空間30に流入する。前記逆止弁29の内部空
間30を閉塞する外面に、逆止弁29の閉塞時にこの外
面と遮断弁26の内面とをシールするためのパッキン4
2を外嵌している。
【0014】前記内部空間30内に流入してきたガス
は、遮断弁26の流出口6側端部に螺合固定された前記
コイルスプリング28の受け部材31に形成の多数の孔
31Aを通して前記中間ジョイント4内に流入する。そ
して、前記筒状部材20のガス流入口20A、金属消炎
素子19を通して、第2ケース5の内部に流動したの
ち、流出口6へ流動し、供給先へ流出されるのである。
は、遮断弁26の流出口6側端部に螺合固定された前記
コイルスプリング28の受け部材31に形成の多数の孔
31Aを通して前記中間ジョイント4内に流入する。そ
して、前記筒状部材20のガス流入口20A、金属消炎
素子19を通して、第2ケース5の内部に流動したの
ち、流出口6へ流動し、供給先へ流出されるのである。
【0015】供給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮
断弁26の閉塞作動時において、該遮断弁26を閉塞位
置で係止保持する係止部材32を設けてある。この保持
部材32は、前記第1ケース3の上端部の開口に螺合し
てある支持部材35に上下動自在に貫通してある棒状体
33と、この棒状体33の上端部に螺合してある操作部
34とからなるとともに、前記棒状体33をコイルスプ
リング36にて下方付勢してある。前記支持部材35の
下端部には、前記棒状体33の下端部を移動案内すると
ともに、棒状体33の下部側に形成した大径部33A下
面と接当して、該棒状体33の下方側への移動を阻止す
るガイド部材37が螺合されている。又前記支持部材3
5の上端には、樹脂製のシール部材39を介してケース
38が螺合されている。従って、供給先からの逆流、逆
火発生により衝撃波が伝播され.と、まず最初に逆止弁
29が閉塞位置に移動すると同時又はこれよりのちに、
遮断弁26がコイルスプリング25の付勢力に抗して閉
塞位置に移動する。このとき、遮断弁26が閉塞位置へ
の移動中に、遮断弁26の流出口6側端部が前記棒状体
33の下端面から外れた流入口1側に位置すると、棒状
体33が遮断弁26の外面との接当状態が解除されるこ
とになり、棒状体33がコイルスプリング36の付勢力
により前記受け部材31の外面に接当する位置まで下方
側に移動して、図3に示すように、遮断弁26の流出口
6側への移動を棒状体33にて接当阻止するのである。
前記係止部材32の棒状体33が遮断弁26の端部に接
当して、遮断弁26の流出口6側への移動を阻止するよ
うにしたが、棒状体33の下端が係止する係止溝を遮断
弁26の外面に形成し、この係止溝に棒状体33の下端
が遮断弁26の閉塞位置への移動に伴って係止して遮断
弁26をその閉塞位置に保持するようにしてもよい。
断弁26の閉塞作動時において、該遮断弁26を閉塞位
置で係止保持する係止部材32を設けてある。この保持
部材32は、前記第1ケース3の上端部の開口に螺合し
てある支持部材35に上下動自在に貫通してある棒状体
33と、この棒状体33の上端部に螺合してある操作部
34とからなるとともに、前記棒状体33をコイルスプ
リング36にて下方付勢してある。前記支持部材35の
下端部には、前記棒状体33の下端部を移動案内すると
ともに、棒状体33の下部側に形成した大径部33A下
面と接当して、該棒状体33の下方側への移動を阻止す
るガイド部材37が螺合されている。又前記支持部材3
5の上端には、樹脂製のシール部材39を介してケース
38が螺合されている。従って、供給先からの逆流、逆
火発生により衝撃波が伝播され.と、まず最初に逆止弁
29が閉塞位置に移動すると同時又はこれよりのちに、
遮断弁26がコイルスプリング25の付勢力に抗して閉
塞位置に移動する。このとき、遮断弁26が閉塞位置へ
の移動中に、遮断弁26の流出口6側端部が前記棒状体
33の下端面から外れた流入口1側に位置すると、棒状
体33が遮断弁26の外面との接当状態が解除されるこ
とになり、棒状体33がコイルスプリング36の付勢力
により前記受け部材31の外面に接当する位置まで下方
側に移動して、図3に示すように、遮断弁26の流出口
6側への移動を棒状体33にて接当阻止するのである。
前記係止部材32の棒状体33が遮断弁26の端部に接
当して、遮断弁26の流出口6側への移動を阻止するよ
うにしたが、棒状体33の下端が係止する係止溝を遮断
弁26の外面に形成し、この係止溝に棒状体33の下端
が遮断弁26の閉塞位置への移動に伴って係止して遮断
弁26をその閉塞位置に保持するようにしてもよい。
【0016】前記遮断弁26を閉塞位置から開放位置に
復帰させるためには、前記ケース38を取外したのち、
操作部34を掴んで上方側に移動操作することによっ
て、遮断弁26との接当を解除することによって、遮断
弁26をコイルスプリング25の付勢力にて開放側に移
動させるのである。この復帰操作時には、遮断弁26の
内部空間30内の圧力が大気圧よりも高い場合が多く、
この場合には、遮断弁26の内部圧力により遮断弁26
の内部空間30から離れる側、つまり上方へ移動させる
押圧力が係止部材32に加わっていることになり、しか
も係止部材32の係止解除方向が内部空間30の体積を
増大させる方向、つまり遮断弁26の内部圧力を低下さ
せる方向であるため、係止部材32を係止解除操作する
力が、その押圧力の分小さくすることができ、復帰操作
を軽快に行うことができるのである。
復帰させるためには、前記ケース38を取外したのち、
操作部34を掴んで上方側に移動操作することによっ
て、遮断弁26との接当を解除することによって、遮断
弁26をコイルスプリング25の付勢力にて開放側に移
動させるのである。この復帰操作時には、遮断弁26の
内部空間30内の圧力が大気圧よりも高い場合が多く、
この場合には、遮断弁26の内部圧力により遮断弁26
の内部空間30から離れる側、つまり上方へ移動させる
押圧力が係止部材32に加わっていることになり、しか
も係止部材32の係止解除方向が内部空間30の体積を
増大させる方向、つまり遮断弁26の内部圧力を低下さ
せる方向であるため、係止部材32を係止解除操作する
力が、その押圧力の分小さくすることができ、復帰操作
を軽快に行うことができるのである。
【0017】前記遮断弁26を開放位置に移動付勢した
が、遮断弁26を閉塞位置に移動付勢して実施してもよ
い。この場合、遮断弁26を開放位置に操作する操作部
材や開放位置に移動された遮断弁26をその位置に保持
するための係止部材を設けることになる。尚、操作部材
と係止部材とを、一つの部材で兼用した構成でもよい。
又、遮断弁26の内部空間30内の圧力を下げるため
に、該内部空間30内のガスを排出するためのガス逃が
し経路を形成し、遮断弁26を開放位置に操作する前
に、内部空間30内のガスを排出しておけば、内部空間
30の体積を減少させる方向へ係止部材を移動させる場
合でも、遮断弁26を開放位置に操作する操作力を軽減
することができる。
が、遮断弁26を閉塞位置に移動付勢して実施してもよ
い。この場合、遮断弁26を開放位置に操作する操作部
材や開放位置に移動された遮断弁26をその位置に保持
するための係止部材を設けることになる。尚、操作部材
と係止部材とを、一つの部材で兼用した構成でもよい。
又、遮断弁26の内部空間30内の圧力を下げるため
に、該内部空間30内のガスを排出するためのガス逃が
し経路を形成し、遮断弁26を開放位置に操作する前
に、内部空間30内のガスを排出しておけば、内部空間
30の体積を減少させる方向へ係止部材を移動させる場
合でも、遮断弁26を開放位置に操作する操作力を軽減
することができる。
【0018】図1及び図3の40,41は、前記遮断弁
26の外面に外嵌された断面形状楕円型のゴム製のパッ
キンである。又、43,44,45も同様にゴム製のパ
ッキンであり、特に、前記パッキン40,41を、図4
に示すように、V型溝を有する断面形状Y型に形成して
もよい。この場合、図に示す方向からの圧力Fが作用す
ると、V型溝が広がっていくため、シール性能をより一
層高めることができるとともに、第1ケース3内面に対
する遮断弁26の摺接抵抗の低減化を図ることができる
利点がある。尚、前記パッキン43,44,45も同様
にV型溝を有する断面形状Y型に形成してもよい。
26の外面に外嵌された断面形状楕円型のゴム製のパッ
キンである。又、43,44,45も同様にゴム製のパ
ッキンであり、特に、前記パッキン40,41を、図4
に示すように、V型溝を有する断面形状Y型に形成して
もよい。この場合、図に示す方向からの圧力Fが作用す
ると、V型溝が広がっていくため、シール性能をより一
層高めることができるとともに、第1ケース3内面に対
する遮断弁26の摺接抵抗の低減化を図ることができる
利点がある。尚、前記パッキン43,44,45も同様
にV型溝を有する断面形状Y型に形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1により、遮断弁の内部空間を逆
止弁の設置空間として利用することによって、ガス移動
経路方向でのケーシングの小型化を図ることができると
ともに、その分ケーシング自体の重量をも軽くすること
ができるから、設置作業時や運搬時等における取り扱い
面で有利にすることができるだけでなく、遮断弁の復帰
作業を係止部材そのもので行うことができるから、従来
必要であった操作部材を不要にすることができるととも
に、この操作部材をケーシングに取付具を介して取付け
ておくことを不要にすることができ、コスト高になるこ
とを回避することができる。しかも流出口に接続された
供給先側の配管を取外す作業や、この小さな流出口を通
して遮断弁を流出口開放側に移動操作することを不要に
して、遮断弁の復帰作業を容易迅速に行うことができる
のである。さらに、遮断弁を開放位置に付勢する構成に
することによって、遮断弁の復帰作業を係止部材の係止
解除操作で行えるから、従来のようにスプリングの付勢
力に抗して遮断弁を開放側に移動操作するものに比べ
て、操作力の軽減化を図ることができ、特に大型のガス
供給停止装置においては、スプリングの付勢力が大きく
なるため、そのスプリングの付勢力に抗して遮断弁を直
接開放側に移動操作するものに比べて、遮断弁の復帰操
作をより一層軽快に行うことができる利点がある。
止弁の設置空間として利用することによって、ガス移動
経路方向でのケーシングの小型化を図ることができると
ともに、その分ケーシング自体の重量をも軽くすること
ができるから、設置作業時や運搬時等における取り扱い
面で有利にすることができるだけでなく、遮断弁の復帰
作業を係止部材そのもので行うことができるから、従来
必要であった操作部材を不要にすることができるととも
に、この操作部材をケーシングに取付具を介して取付け
ておくことを不要にすることができ、コスト高になるこ
とを回避することができる。しかも流出口に接続された
供給先側の配管を取外す作業や、この小さな流出口を通
して遮断弁を流出口開放側に移動操作することを不要に
して、遮断弁の復帰作業を容易迅速に行うことができる
のである。さらに、遮断弁を開放位置に付勢する構成に
することによって、遮断弁の復帰作業を係止部材の係止
解除操作で行えるから、従来のようにスプリングの付勢
力に抗して遮断弁を開放側に移動操作するものに比べ
て、操作力の軽減化を図ることができ、特に大型のガス
供給停止装置においては、スプリングの付勢力が大きく
なるため、そのスプリングの付勢力に抗して遮断弁を直
接開放側に移動操作するものに比べて、遮断弁の復帰操
作をより一層軽快に行うことができる利点がある。
【0020】請求項2により、逆火発生時に生じるカー
ボン微粒子が逆止弁に付着して、逆止弁の作動に支障を
来すこと等を確実に阻止することは勿論のこと、流出口
に遮断弁を設けた場合に、本来的に遮断弁に設けられる
パッキンの損傷等も確実に回避することができ、長期間
に渡って良好に使用することができるのである。
ボン微粒子が逆止弁に付着して、逆止弁の作動に支障を
来すこと等を確実に阻止することは勿論のこと、流出口
に遮断弁を設けた場合に、本来的に遮断弁に設けられる
パッキンの損傷等も確実に回避することができ、長期間
に渡って良好に使用することができるのである。
【0021】請求項3により、遮断弁の復帰作業時に遮
断弁の内部空間の圧力を有効利用することができること
と、係止部材の係止解除方向が遮断弁の内部空間の圧力
を下げる方向であることとから、係止部材に対する係止
解除操作をより一層小さな操作力で行うことができる利
点がある。
断弁の内部空間の圧力を有効利用することができること
と、係止部材の係止解除方向が遮断弁の内部空間の圧力
を下げる方向であることとから、係止部材に対する係止
解除操作をより一層小さな操作力で行うことができる利
点がある。
【図1】ガスの供給状態のガス供給停止装置の一端部を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図2】ガス供給停止装置の他端部を示す縦断側面図
【図3】ガスの供給停止状態のガス供給停止装置の一端
部を示す縦断側面図
部を示す縦断側面図
【図4】パッキンの別実施例を示す断面図
1 流入口 2 入口側ジョ
イント 3 第1ケース 4 中間ジョイ
ント 5 第2ケース 6 流出口 7 出口側ジョイント 8 ケーシング 9 フランジ 10 フランジ 11 ボルト 12 ナット 13 フランジ 14 フランジ 15 ボルト 16 ナット 17 フランジ 18 フランジ 19 金属消炎素子(フィルター) 20 筒状部材 20A ガス流入口 21 固定部材 22 パッキン 23 パッキン 24 パッキン 25 コイルスプ
リング(付勢手段) 26 遮断弁 26A 第1流入孔 26B 第2流入孔 27 空間 28 コイルスプリング 29 逆止弁 29A 流入孔 30 内部空間 31 受け部材 31A 孔 32 係止部材 33 棒状体 33A 大径部 34 操作部 35 支持部材 36 コイルスプ
リング 37 ガイド部材 38 ケース 39 シール部材 40〜45 パッキ
ン
イント 3 第1ケース 4 中間ジョイ
ント 5 第2ケース 6 流出口 7 出口側ジョイント 8 ケーシング 9 フランジ 10 フランジ 11 ボルト 12 ナット 13 フランジ 14 フランジ 15 ボルト 16 ナット 17 フランジ 18 フランジ 19 金属消炎素子(フィルター) 20 筒状部材 20A ガス流入口 21 固定部材 22 パッキン 23 パッキン 24 パッキン 25 コイルスプ
リング(付勢手段) 26 遮断弁 26A 第1流入孔 26B 第2流入孔 27 空間 28 コイルスプリング 29 逆止弁 29A 流入孔 30 内部空間 31 受け部材 31A 孔 32 係止部材 33 棒状体 33A 大径部 34 操作部 35 支持部材 36 コイルスプ
リング 37 ガイド部材 38 ケース 39 シール部材 40〜45 パッキ
ン
Claims (3)
- 【請求項1】 送り出されてきたガスを流入させるため
の流入口と、この流入口から流入してきたガスを供給先
側へ流出させるための流出口とを備えたケーシングを設
け、前記流入口に、それを開閉自在な筒状の遮断弁を設
け、前記遮断弁を開放位置に付勢する付勢手段を設け、
前記遮断弁の内部空間に、該内部空間に流入してきたガ
スの前記流出口側への流入のみを許容する逆止弁を設け
るとともに、供給先からの逆流、逆火発生に伴う前記遮
断弁の閉塞時において、該遮断弁を閉塞位置で係止保持
する係止解除自在な係止部材を設けてあるガス供給停止
装置。 - 【請求項2】 前記遮断弁及び逆止弁よりも流出口側箇
所に、逆流、逆火発生時において、前記流出口から侵入
してきた衝撃波を減衰させ、逆火炎を拡散又は消炎させ
るためのフィルターを設けてある請求項1記載のガス供
給停止装置。 - 【請求項3】 前記遮断弁の閉塞状態を前記係止部材が
該遮断弁の内部空間側へ移動することにより係止保持
し、且つ、該係止部材が遮断弁の内部空間から離れる側
へ移動することにより該遮断弁との係止を解除すること
を特徴とする請求項1又は2記載のガス供給停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7875296A JPH09273721A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ガス供給停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7875296A JPH09273721A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ガス供給停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09273721A true JPH09273721A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13670635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7875296A Pending JPH09273721A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ガス供給停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09273721A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240840A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Iwatani Industrial Gases Corp | 乾式逆火防止器 |
JP2024068928A (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-21 | 金子産業株式会社 | ガスシールタンク用タンク内圧力調整弁装置、及び、ガスシールタンクシステム |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7875296A patent/JPH09273721A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240840A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Iwatani Industrial Gases Corp | 乾式逆火防止器 |
JP4512384B2 (ja) * | 2004-02-24 | 2010-07-28 | 岩谷瓦斯株式会社 | 乾式逆火防止器 |
JP2024068928A (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-21 | 金子産業株式会社 | ガスシールタンク用タンク内圧力調整弁装置、及び、ガスシールタンクシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |