JPH09273172A - 掘削用バケット - Google Patents

掘削用バケット

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Publication number
JPH09273172A
JPH09273172A JP10844896A JP10844896A JPH09273172A JP H09273172 A JPH09273172 A JP H09273172A JP 10844896 A JP10844896 A JP 10844896A JP 10844896 A JP10844896 A JP 10844896A JP H09273172 A JPH09273172 A JP H09273172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
excavation
sand
frame
earth
Prior art date
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Pending
Application number
JP10844896A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kashima
豊 加島
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Daiho Construction Co Ltd
Original Assignee
Daiho Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiho Construction Co Ltd filed Critical Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掘削効率を向上させると共に、粘着性の高い
掘削土砂でも確実に排出できる掘削用バケットを提供す
る。 【解決手段】 掘削機のブーム1の先端部に取り付けら
れて地盤Gの掘削を行う掘削用バケット12において、
一端部側の後部フレーム板13bが前記ブーム1先端部
に取り付けられ、他端部側の前部フレーム板13cに掘
削用の前刃16が設けられた略四角形の枠状を呈するバ
ケットフレーム13と、該バケットフレーム13の内側
の開口部全体に渡って設けられ、可撓性を有する材料
で、掘削された土砂を受けるように袋状に形成された土
砂溜まり部14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掘削機に取り付
けられて地盤の掘削に使用される掘削用バケットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図7乃至図9に示すようなものがある。図中符号1は掘
削機のブームで、このブーム1の先端部には掘削用バケ
ット2が回動自在に取り付けられ、この掘削用バケット
2はリンク機構3を介してオイルジャッキ4の駆動によ
り回動されるようになっている。
【0003】その掘削用バケット2は、バケット本体5
と、この本体5の内面に縦方向に沿って平行に配置した
多数本のチェーン6とから構成されている。これらチェ
ーン6は上下両端部がバケット本体5の上縁部7及び下
縁部8に固定されている。
【0004】そして、図7に示すように、地盤Gを掘削
し、バケット本体5内に掘削土砂G1が溜まったら、ブ
ーム1を回動させて例えば土砂搬送車の上方に移動させ
た後、図9に示すように、オイルジャッキ4により掘削
用バケット2を開口が下向きになるように下方に回動さ
せる。これにより、各チェーン6がバケット本体5から
離間して垂れ下がることにより、掘削土砂G1が排出さ
れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の掘削用バケット2にあっては、バケット本体
5全体が剛体で形成されているため、大きな岩の掘削や
積み込みを行う場合に、その岩の形状に従って、バケッ
ト本体5の形状が変化しないことから、岩とバケット本
体5との間に空隙が発生し易く、それだけ、バケット本
体5で掘削・積込みを行うことができる岩の体積が減少
することがあり、掘削効率が悪いという問題があった。
【0006】また、粘着性の高い掘削土砂G1の排出性
を向上させるため上記のようにチェーン6を配設してい
るが、このような構造では今一つ排出性が良好ではなか
った。すなわち、粘着性の高い掘削土砂G1が各チェー
ン6の隙間を介してバケット本体5の底面部9に付着し
たり、チェーン6が配設されていないバケット本体5の
側壁部10に付着したりして、図9に示すように掘削用
バケット2を回動させても掘削土砂G1を有効に排出で
きない場合がある。
【0007】そこで、この発明は、掘削効率を向上させ
ると共に、粘着性の高い掘削土砂でも確実に排出できる
掘削用バケットを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、掘削機のブームの先端
部に取り付けられて地盤の掘削を行う掘削用バケットに
おいて、一端部側が前記ブーム先端部に取り付けられ、
他端部側に掘削用の刃が設けられた略四角形の枠状を呈
するバケットフレームと、該バケットフレームの内側の
開口部全体に渡って設けられ、可撓性を有する材料で、
掘削された土砂を受けるように袋状に形成された土砂溜
まり部とを有する掘削用バケットとしたことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1の
構成に加え、前記土砂溜まり部は、可撓性を有するチェ
ーン又はロープにより、網状に形成されたことを特徴と
している。
【0010】請求項3に記載された発明は、請求項1の
構成に加え、前記土砂溜まり部は、可撓性を有するシー
トで形成されたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]以下、この発明の実施の形態1
について説明する。
【0012】図1乃至図3には、この発明の実施の形態
1を示す。従来と同一の部材は同一の符号を付して説明
する。
【0013】まず構成について説明すると、図中符号1
は掘削機のブームで、このブーム1の先端部には掘削用
バケット12が回動自在に取り付けられ、この掘削用バ
ケット12はリンク機構3を介してオイルジャッキ4の
駆動により回動されるようになっている。
【0014】その掘削用バケット12は、四角形の枠状
を呈するバケットフレーム13と、このバケットフレー
ム13の内側の開口部13a全体に渡って設けられた袋
状の土砂溜まり部14とから構成されている。
【0015】そのバケットフレーム13は、一端部側に
後部フレーム板13bが、他端部側に前部フレーム板1
3cが設けられると共に、これらの間に一対の側部フレ
ーム板13d,13dが配設されて四角形状に形成され
ている。この後部フレーム板13bには、一対の取付片
13eが突設され、この取付片13eが軸15を介して
前記ブーム1の先端部に回動自在に取り付けられている
と共に、この取付片13eには前記リンク機構3が枢着
されている。また、前部フレーム板13には掘削用の複
数の前刃16が固定され、側部フレーム板13dの先端
部には側刃17が固定されている。
【0016】一方、土砂溜まり部14は、バケットフレ
ーム13の内側の開口部13a全体に渡って設けられ、
可撓性を有する材料、ここではチェーンにより、網状
で、且つ、掘削された土砂を受けるように袋状に形成さ
れている。この土砂溜まり部14は、チェーンの端部が
前記バケットフレーム13の各フレーム板13b,13
c,13dに固定されて配設され、従来例の底面部9及
び側壁部10の部分を構成するようになっている。
【0017】次に、作用について説明する。
【0018】地盤Gを掘削する場合には、図1に示すよ
うに、ブーム1を前進させながら刃16,17により、
掘削用バケット12を地盤Gに差し込む。
【0019】その後、掘削用バケット12内に掘削土砂
G1が溜まったら、ブーム1を回動させて例えば土砂搬
送車の上方に移動させた後、図2に示すように、オイル
ジャッキ4により掘削用バケット12を開口が下向きに
なるように回動させる。
【0020】すると、土砂溜まり部14が可撓性を有し
ているため、垂れ下がることにより、掘削土砂G1が粘
着性を有している場合でもその自重及び慣性力により土
砂溜まり部14から離脱して排出される。
【0021】この場合には、従来のような可撓性を有さ
ないバケット本体5が設けられていないため、土砂溜ま
り部14の隙間からそのバケット本体5に掘削土砂G1
が付着したり、側壁部10に付着したりすることがな
い。従って、掘削土砂G1を掘削用バケット12から確
実に排出できる。
【0022】また、掘削土砂G1が大きな岩の場合に
は、土砂溜まり部14が可撓性を有しているため、その
岩の形状に従って変形することから、従来と異なり、岩
と土砂溜まり部14との間に空隙が発生することが無
く、1回の動作で、従来よりも、大量の岩の掘削・積込
みを行うことができ、掘削効率が向上することとなる。
【0023】[発明の実施の形態2]図4乃至図6に
は、この発明の実施の形態2を示す。
【0024】上記実施の形態1の土砂溜まり部14はチ
ェーンにより網状に形成されているのに対し、この実施
の形態2の土砂溜まり部24は、可撓性を有するシート
で形成され、この土砂溜まり部24の周縁部24aがバ
ケットフレーム13の各フレーム板13b,13c,1
3dに固定されている。
【0025】このようにしても、図4に示すように地盤
Gに差し込んだ後、図5に示すように、掘削土砂G1を
排出する場合には、可撓性を有する土砂溜まり部24が
下方に垂れ下がることにより、掘削土砂G1がその自重
及び慣性力により土砂溜まり部24から剥離されて排出
されることとなる。
【0026】また、土砂溜まり部24をシートで形成す
ることにより、粘着性の低い土砂でも良好に掘削でき
る。
【0027】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0028】なお、上記の実施の形態1の土砂溜まり部
14は、チェーンの代わりに、ロープで網状に形成して
も良いことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】請求項1乃至3に記載の発明によれば、
掘削土砂が大きな岩の場合には、土砂溜まり部が可撓性
を有しているため、その岩の形状に従って変形すること
から、従来と異なり、岩と土砂溜まり部との間に空隙が
発生することが無く、1回の動作で、従来よりも、大量
の岩の掘削・積込みを行うことができ、掘削効率を向上
させることができる。
【0030】また、掘削土砂の粘性が高い場合でも、こ
の土砂の自重や慣性力等を利用することにより、可撓性
を有する土砂溜まり部から確実に掘削土砂を排出するこ
とができる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、土砂溜まり部をシート状とすることにより、粘
着性の低い土砂でも良好に掘削できる、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る掘削状態を示す
側面図である。
【図2】同実施の形態1に係る掘削土砂排出状態を示す
側面図である。
【図3】同実施の形態1に係る掘削用バケット等を示す
平面図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る図1に相当する
側面図である。
【図5】同実施の形態2に係る図2に相当する側面図で
ある。
【図6】同実施の形態2に係る図3に相当する平面図で
ある。
【図7】従来例を示す、掘削状態の一部を断面した側面
図である。
【図8】同従来例を示す、掘削用バケットの平面図であ
る。
【図9】同従来例を示す、掘削土砂排出状態の一部を断
面した側面図である。
【符号の説明】
1 ブーム 12 掘削用バケット 13 バケットフレーム 13a 開口部 14,24 土砂溜まり部 16 前刃 17 側刃 G 地盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機のブームの先端部に取り付けられ
    て地盤の掘削を行う掘削用バケットにおいて、 一端部側が前記ブーム先端部に取り付けられ、他端部側
    に掘削用の刃が設けられた略四角形の枠状を呈するバケ
    ットフレームと、 該バケットフレームの内側の開口部全体に渡って設けら
    れ、可撓性を有する材料で、掘削された土砂を受けるよ
    うに袋状に形成された土砂溜まり部とを有することを特
    徴とする掘削用バケット。
  2. 【請求項2】 前記土砂溜まり部は、可撓性を有するチ
    ェーン又はロープにより、網状に形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の掘削用バケット。
  3. 【請求項3】 前記土砂溜まり部は、可撓性を有するシ
    ートで形成されたことを特徴とする請求項1記載の掘削
    用バケット。
JP10844896A 1996-04-04 1996-04-04 掘削用バケット Pending JPH09273172A (ja)

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JP10844896A JPH09273172A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 掘削用バケット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102261245A (zh) * 2010-05-31 2011-11-30 三一重型装备有限公司 一种带辅助收料装置的铲板

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