JPH09270262A - リン酸型燃料電池の冷却板 - Google Patents

リン酸型燃料電池の冷却板

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JPH09270262A
JPH09270262A JP8079747A JP7974796A JPH09270262A JP H09270262 A JPH09270262 A JP H09270262A JP 8079747 A JP8079747 A JP 8079747A JP 7974796 A JP7974796 A JP 7974796A JP H09270262 A JPH09270262 A JP H09270262A
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JP
Japan
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cooling
screw
fuel cell
phosphoric acid
board
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Pending
Application number
JP8079747A
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English (en)
Inventor
Koji Sato
晃司 佐藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料電池スタックの締め付け時の圧力が均一に
加わり、熱伝導特性の低下や電気抵抗の増加を引き起こ
す恐れがなく、かつ、製作の容易なものを得る。 【解決手段】冷却管2を挟持する2枚の冷却基板のう
ち、冷却基板1Bにネジ止め用のネジ孔を、また冷却基
板1Aにネジを有しない孔を設け、冷却基板1Aと冷却
基板1Bの間に導電性充填材5A,5Bを配して、ネジ
6を冷却基板1Aの側から挿入し、冷却基板1Bのネジ
孔に螺合させて連結し、ネジ6が冷却基板1Aと冷却基
板1Bの端面より突出しないように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リン酸型燃料電
池の燃料電池スタック中に介装される冷却板の構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は、リン酸型燃料電池の燃料電池ス
タックの基本構成を示す分解斜視図である。図に見られ
るように、燃料電池スタックは、リン酸を担持したマト
リックスからなる電解質層11と、燃料ガス通流溝を備
えた燃料極基材と燃料極触媒層からなる燃料電極12
と、空気通流溝を備えた空気極基材と空気極触媒層から
なる空気電極13とにより構成される単電池10を、燃
料ガスあるいは空気の流れを気密に保持するセパレータ
14を介在させて積層し、冷却板1を介装して構成され
ており、単電池10の内部、ならびに単電池10と単電
池10の間の熱的、電気的接触を良好に保持するため
に、図示しない締め付け装置により積層方向に締め付け
て用いられる。冷却板1には複数の冷却管2が組み込ま
れており、冷却管2の一端に連結された冷媒供給用ヘッ
ダー3を通して冷媒を供給し、他端に連結された冷媒排
出用ヘッダー4を通して排出することにより冷却され
る。
【0003】図4は、従来より用いられている冷却板の
構成の要部を示す断面図である。冷却板は、2枚の冷却
基板1A,1Bの間に冷却管2を挟んでネジ止めされて
おり、冷却基板1A,1Bの間の導電性を良好に保持す
るために導電性充填材5A,5Bが組み込まれている。
冷却基板1A,1Bの間のネジ止めには、冷却基板1
A,1Bの間の横ずれや冷却管2の位置ずれを防止し、
燃料電池スタックの締め付け時に上下より均一な圧力が
加わる構成とするために、冷却基板1A,1Bに連通し
てネジ孔を形成し、このネジ孔に止めネジ8を螺合させ
て連結する方式が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、2枚の
冷却基板に連通して形成したネジ孔に止めネジを螺合さ
せて連結する従来の方式の冷却板においては、所定の締
め付け状態で締め付ければ、冷却基板間の横ずれや冷却
管の位置ずれが回避され、上下より均一な圧力を受けて
締め付けられることとなる。
【0005】しかしながら、本方式においては、2枚の
冷却基板の間に隙間を残した状態で止めネジを螺合させ
て連結する事態が生じると、冷却板の上下面の平行度が
損なわれ、燃料電池スタックの締め付け時の力が上記の
止めネジに集中するので、均一な圧力による締め付けが
できなくなり、熱的接触や電気的接触が不十分となっ
て、熱伝導特性の低下や電気抵抗の増加を引き起こす恐
れがある。
【0006】また、本方式においては、2枚の冷却基板
に連通して形成したネジ孔に横ずれがあれば、止めネジ
で締め付ける際に、冷却基板に形成された冷却管挿入用
溝の位置が移動して冷却管を破損する恐れがあるので、
ネジ孔の位置を極めて精度高く設定する必要がある。本
発明の目的は、燃料電池スタックの締め付け時の圧力が
均一に加わり、熱伝導特性の低下や電気抵抗の増加を引
き起こす恐れがなく、かつ、製作の容易なリン酸型燃料
電池の冷却板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、リン酸を担持したマトリック
スを燃料電極と空気電極で挟持してなる単電池を積層し
て形成される燃料電池スタック中に介装され、単電池を
冷却して電池反応に伴う発熱を除去する冷却板で、冷媒
を通流する冷却管を挟持した2枚の冷却基板をネジ止め
して一体に形成されるものにおいて、第1の冷却基板に
ネジ孔を備え、第2の冷却基板に、第1の冷却基板のネ
ジ孔に連通する、ネジを有しない孔を備え、第2の冷却
基板の側から挿入され、第1の冷却基板と第2の冷却基
板に凹設されて第1の冷却基板のネジ孔に螺合されるネ
ジ、例えば皿ネジを備えることにより2枚の冷却基板が
連結されるように形成することとする。
【0008】冷却板を上記のごとくに構成すれば、ネジ
孔は第1の冷却基板にのみ形成されているので、燃料電
池スタックの締め付け時の圧力はネジには加わらない。
したがって、第1の冷却基板と第2の冷却基板との間に
隙間を生じることなく、均一な圧力で締め付けられるこ
ととなる。また、第2の冷却基板の孔はネジを備えてい
ないので、ネジに対する拘束の裕度がある。したがっ
て、第1の冷却基板のネジ孔と第2の冷却基板の孔とに
微小なズレがあっても、挟持される冷却管にズレを起こ
さず、破損させないで締め付けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリン酸型燃料電
池の冷却板の第1の実施例を示す要部断面図である。本
図の構成においては、冷却管2を挟持する2枚の冷却基
板1A,1Bのうち、冷却基板1Bにはネジ止め用のネ
ジ孔が、また冷却基板1Aには冷却基板1Bのネジ孔に
連通するネジを有しない孔が設けられており、冷却基板
1Aと冷却基板1Bの間に導電性充填材5A,5Bを組
み込んで、通常のネジ6を冷却基板1Aの孔より挿入し
冷却基板1Bのネジ孔に螺合させて連結し、ネジ6が冷
却基板1Aと冷却基板1Bの端面より突出しないように
凹設して冷却板が形成されている。
【0010】したがって、本構成では、燃料電池スタッ
クの締め付け時に冷却基板1Aと冷却基板1Bの間に隙
間を生じることなく均一な圧力で締め付けられ、かつ、
第1の冷却基板のネジ孔と第2の冷却基板の孔とに微小
なズレがあっても、冷却管を破損させることなく締め付
けられることとなる。図2は、本発明のリン酸型燃料電
池の冷却板の第2の実施例を示す要部断面図である。
【0011】本構成の特徴は、皿ネジ7を冷却基板1A
の孔より挿入し冷却基板1Bのネジ孔に螺合させて連結
し、皿ネジ7が冷却基板1Aと冷却基板1Bの端面より
突出しないように凹設して冷却板を形成している点にあ
る。したがって、本構成では、第1の実施例と同様の効
果が得られるばかりでなく、さらもみの楔形状により冷
却基板1Aがガイドされるので、冷却基板1Aと冷却基
板1Bの横ずれを防止することができる。また、皿ネジ
7の頭部を収納するために冷却基板1Aに形成される穴
部は、第1の実施例のごとく丸ネジあるいは六角穴付ネ
ジ等の通常のネジを用いる場合に必要な穴部に比べて深
さが浅くてよいので、冷却基板1Aと冷却基板1Bに挟
持される冷却管とネジ部との間隔をより近くとることが
できる。したがって、第1の実施例に比べて、冷却管の
間隔がより狭い冷却板に対しても適用が可能となる。
【0012】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、 (1)リン酸を担持したマトリックスを燃料電極と空気
電極で挟持してなる単電池を積層して形成される燃料電
池スタック中に介装され、単電池を冷却して電池反応に
伴う発熱を除去する冷却板で、冷媒を通流する冷却管を
挟持した2枚の冷却基板をネジ止めして一体に形成され
るものにおいて、第1の冷却基板にネジ孔を備え、第2
の冷却基板に、第1の冷却基板のネジ孔に連通する、ネ
ジを有しない孔を備え、第2の冷却基板の側から挿入さ
れ、第1の冷却基板と第2の冷却基板に凹設されて第1
の冷却基板のネジ孔に螺合されるネジを備えることによ
り2枚の冷却基板が連結されるよう形成することとした
ので、冷却管を挟持する2枚の冷却基板が適正に密着し
てネジ止めされ、燃料電池スタックの締め付け時の圧力
が均一に加わり、熱伝導特性の低下や電気抵抗の増加を
引き起こす恐れがなく、かつ、ネジ孔の形成位置の裕度
が大きく製作の容易なリン酸型燃料電池の冷却板が得ら
れることとなった。
【0013】(2)また、上記の冷却板において、ネジ
として皿ネジを用いることとすれば、さらに、2枚の冷
却基板の間の横ずれが防止され、冷却管の間隔がより狭
い冷却板に対しても適用が可能となるので、リン酸型燃
料電池の冷却板として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリン酸型燃料電池の冷却板の第1の実
施例を示す要部断面図
【図2】本発明のリン酸型燃料電池の冷却板の第2の実
施例を示す要部断面図
【図3】リン酸型燃料電池の燃料電池スタックの基本構
成を示す分解斜視図
【図4】従来のリン酸型燃料電池の冷却板の構成の要部
を示す断面図
【符号の説明】
1 冷却板 1A 冷却基板 1B 冷却基板 2 冷却管 3 冷媒供給用ヘッダー 4 冷媒排出用ヘッダー 5A 導電性充填材 5B 導電性充填材 6 ネジ 7 皿ネジ 8 止ネジ 10 単電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン酸を担持したマトリックスを燃料電極
    と空気電極で挟持してなる単電池を積層して形成される
    燃料電池スタック中に介装され、単電池を冷却して電池
    反応に伴う発熱を除去する冷却板で、冷媒を通流する冷
    却管を挟持した2枚の冷却基板をネジ止めして一体に形
    成されるものにおいて、 第1の冷却基板にネジ孔を備え、 第2の冷却基板に、第1の冷却基板のネジ孔に連通す
    る、ネジを有しない孔を備え、 第2の冷却基板の側から挿入され、第1の冷却基板と第
    2の冷却基板に凹設されて第1の冷却基板のネジ孔に螺
    合されるネジを備えることにより2枚の冷却基板が連結
    されるよう形成されてなることを特徴とするリン酸型燃
    料電池の冷却板。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のリン酸型燃料電池の冷却
    板において、前記のネジが皿ネジであることを特徴とす
    るリン酸型燃料電池の冷却板。
JP8079747A 1996-04-02 1996-04-02 リン酸型燃料電池の冷却板 Pending JPH09270262A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103409792A (zh) * 2013-07-31 2013-11-27 安徽大晟新能源设备科技有限公司 准单晶铸锭炉的水冷盘及其制作方法
CN103409793A (zh) * 2013-07-31 2013-11-27 安徽大晟新能源设备科技有限公司 准单晶铸锭炉的水冷盘及其制备方法
JP2014203710A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 トヨタ自動車株式会社 燃料電池検査用器具およびそれを用いた検査装置

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