JPH0926916A - 非破壊ディスク装置 - Google Patents
非破壊ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0926916A JPH0926916A JP7198994A JP19899495A JPH0926916A JP H0926916 A JPH0926916 A JP H0926916A JP 7198994 A JP7198994 A JP 7198994A JP 19899495 A JP19899495 A JP 19899495A JP H0926916 A JPH0926916 A JP H0926916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- file command
- personal computer
- hard disk
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 正常な終了処理をしない場合のデータ破壊を
防止する。 【構成】 パソコンでファイルAPIを使用し、ハード
ディスク3へデータの格納を行う場合、ファイルコマン
ド解析部1によりパソコンから受け取ったファイルコマ
ンドを解析し、そのファイルコマンド処理結果のログ情
報をログ用不揮発性メモリ2に格納する。一方、ハード
ディスク3に格納されたデータの一部をキャッシュ用不
揮発性メモリ4に転記しているときは、当該データをフ
ァイルコマンド処理により更新する。パソコンの処理が
正常に終了する場合は、終了時にキャッシュ用不揮発性
メモリ4に転記されていたデータはハードディスク3に
戻される。また、正常に終了しない場合でも、ログ用不
揮発性メモリ2及びキャッシュ用不揮発性メモリ4にフ
ァイルコマンドのログ情報及びパソコンの作業結果が保
存されており、ロールフォワード処理によりハードディ
スク3に格納できる。
防止する。 【構成】 パソコンでファイルAPIを使用し、ハード
ディスク3へデータの格納を行う場合、ファイルコマン
ド解析部1によりパソコンから受け取ったファイルコマ
ンドを解析し、そのファイルコマンド処理結果のログ情
報をログ用不揮発性メモリ2に格納する。一方、ハード
ディスク3に格納されたデータの一部をキャッシュ用不
揮発性メモリ4に転記しているときは、当該データをフ
ァイルコマンド処理により更新する。パソコンの処理が
正常に終了する場合は、終了時にキャッシュ用不揮発性
メモリ4に転記されていたデータはハードディスク3に
戻される。また、正常に終了しない場合でも、ログ用不
揮発性メモリ2及びキャッシュ用不揮発性メモリ4にフ
ァイルコマンドのログ情報及びパソコンの作業結果が保
存されており、ロールフォワード処理によりハードディ
スク3に格納できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクを制御
する場合の非破壊ディスク装置に関するものである。
する場合の非破壊ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるパソコン(パーソナルコ
ンピュ―タ)等には、ハードディスクが広く用いられて
いる。このようなハードディスクには、パソコン等から
のデータあるいはプログラムを格納しており、フロッピ
ディスクに比較して高速なアクセスを可能としていた。
ンピュ―タ)等には、ハードディスクが広く用いられて
いる。このようなハードディスクには、パソコン等から
のデータあるいはプログラムを格納しており、フロッピ
ディスクに比較して高速なアクセスを可能としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、パ
ソコンにおいて、正常な終了処理をせず、リセット又は
パワーオフをすると、データ破壊が生じ、ハードディス
クにパソコンによる作業結果を保存することができなく
なった。従って、正常な終了処理ができなかった場合
は、復旧後に同じ作業を繰り返し行わなければならなか
った。
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、パ
ソコンにおいて、正常な終了処理をせず、リセット又は
パワーオフをすると、データ破壊が生じ、ハードディス
クにパソコンによる作業結果を保存することができなく
なった。従って、正常な終了処理ができなかった場合
は、復旧後に同じ作業を繰り返し行わなければならなか
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の非破壊ディスク
装置は、上述した課題を解決するため、上位装置からの
データをインタフェースを介して受け取り、格納するデ
ィスク装置において、以下の点を特徴とするものであ
る。 (1) 1.上位装置から受け取ったファイルコマンドを解析する
ファイルコマンド解析部を備える。 2.当該ファイルコマンド解析部で解析されたファイルコ
マンド処理のログ情報を格納するログ用不揮発性メモリ
を備える。 3.ファイルコマンド処理により上位装置から受け取った
データを格納するハードディスクを備える。 4.当該ハードディスクに格納されたデータの一部を転記
するキャッシュ用不揮発性メモリを備える。
装置は、上述した課題を解決するため、上位装置からの
データをインタフェースを介して受け取り、格納するデ
ィスク装置において、以下の点を特徴とするものであ
る。 (1) 1.上位装置から受け取ったファイルコマンドを解析する
ファイルコマンド解析部を備える。 2.当該ファイルコマンド解析部で解析されたファイルコ
マンド処理のログ情報を格納するログ用不揮発性メモリ
を備える。 3.ファイルコマンド処理により上位装置から受け取った
データを格納するハードディスクを備える。 4.当該ハードディスクに格納されたデータの一部を転記
するキャッシュ用不揮発性メモリを備える。
【0005】(2)(1)において、上位装置は、AP
I(アプリケーションプログラムインタフェース)のコ
マンドをファイルコマンド解析部で解析可能なファイル
コマンドに変換するリダイレクタを備える。
I(アプリケーションプログラムインタフェース)のコ
マンドをファイルコマンド解析部で解析可能なファイル
コマンドに変換するリダイレクタを備える。
【0006】
(1)パソコンでファイルAPIを使用し、ハードディ
スクへのデータの格納を行う場合、ファイルコマンド解
析部によりパソコンから受け取ったファイルコマンドが
解析され、そのファイルコマンド処理結果のログ情報が
ログ用不揮発性メモリに格納される。一方、ハードディ
スクに格納されたデータの一部がキャッシュ用不揮発性
メモリに転記されているときは、当該キャッシュ用不揮
発性メモリに格納されたデータがファイルコマンド処理
により更新される。パソコンの処理が正常に終了する場
合は、終了時にキャッシュ用不揮発性メモリに転記され
ていたデータはハードディスクに戻される。また、パソ
コンの処理が正常に終了しない場合でも、ログ用不揮発
性メモリ及びキャッシュ用不揮発性メモリにファイルコ
マンドのログ情報及びパソコンの作業結果が保存されて
おり、ロールフォワード処理によりハードディスクに格
納することが可能となる。
スクへのデータの格納を行う場合、ファイルコマンド解
析部によりパソコンから受け取ったファイルコマンドが
解析され、そのファイルコマンド処理結果のログ情報が
ログ用不揮発性メモリに格納される。一方、ハードディ
スクに格納されたデータの一部がキャッシュ用不揮発性
メモリに転記されているときは、当該キャッシュ用不揮
発性メモリに格納されたデータがファイルコマンド処理
により更新される。パソコンの処理が正常に終了する場
合は、終了時にキャッシュ用不揮発性メモリに転記され
ていたデータはハードディスクに戻される。また、パソ
コンの処理が正常に終了しない場合でも、ログ用不揮発
性メモリ及びキャッシュ用不揮発性メモリにファイルコ
マンドのログ情報及びパソコンの作業結果が保存されて
おり、ロールフォワード処理によりハードディスクに格
納することが可能となる。
【0007】(2)(1)において、リダイレクタによ
りパソコンのファイルAPIをディスク装置のファイル
コマンドに変換するようにした結果、OSの種類が異な
る場合にもディスク装置とパソコンとの接続が可能とな
る。
りパソコンのファイルAPIをディスク装置のファイル
コマンドに変換するようにした結果、OSの種類が異な
る場合にもディスク装置とパソコンとの接続が可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の非破壊ディスク装置の一
実施例のブロック図である。図示の装置は、ファイルコ
マンド解析部1、ログ用不揮発性メモリ2、ハードディ
スク3、キャッシュ用不揮発性メモリ4を備えている。
また、図示のパソコンは、OS(オペレーティングシス
テム)11、リダイレクタ12、ディスクドライバ13
を備えている。
に説明する。図1は、本発明の非破壊ディスク装置の一
実施例のブロック図である。図示の装置は、ファイルコ
マンド解析部1、ログ用不揮発性メモリ2、ハードディ
スク3、キャッシュ用不揮発性メモリ4を備えている。
また、図示のパソコンは、OS(オペレーティングシス
テム)11、リダイレクタ12、ディスクドライバ13
を備えている。
【0009】ファイルコマンド解析部1は、パソコンか
ら送られてきたファイルコマンドを解析し、ファイルコ
マンドレベルでログ情報を作成する。ファイルコマンド
には、例えば、create,read,write等
がある。また、このようなファイルコマンド解析部1に
より、以下のようにして複数のOSに対応することがで
きる。即ち、パソコンからは、リダイレクタ12を経由
してディスク装置へデータが送られる。
ら送られてきたファイルコマンドを解析し、ファイルコ
マンドレベルでログ情報を作成する。ファイルコマンド
には、例えば、create,read,write等
がある。また、このようなファイルコマンド解析部1に
より、以下のようにして複数のOSに対応することがで
きる。即ち、パソコンからは、リダイレクタ12を経由
してディスク装置へデータが送られる。
【0010】リダイレクタ12は、異なったOSのファ
イルAPI(Application ProgramInterface )をディ
スク装置に対応したファイルコマンドに変換する。ここ
に、ファイルAPIとは、ファイルのアクセスのために
OSが提供している機能をアプリケーションプログラム
から呼び出すためのものであり、システムコール、ファ
ンクションコールとも呼ばれる。このようなファイルA
PIは、リダイレクタ12によりディスク装置に対応し
たファイルコマンドに変換されるため、ファイルAPI
を提供しているOSが異なる場合でも、データの格納等
のファイル処理が可能となる。
イルAPI(Application ProgramInterface )をディ
スク装置に対応したファイルコマンドに変換する。ここ
に、ファイルAPIとは、ファイルのアクセスのために
OSが提供している機能をアプリケーションプログラム
から呼び出すためのものであり、システムコール、ファ
ンクションコールとも呼ばれる。このようなファイルA
PIは、リダイレクタ12によりディスク装置に対応し
たファイルコマンドに変換されるため、ファイルAPI
を提供しているOSが異なる場合でも、データの格納等
のファイル処理が可能となる。
【0011】ログ用不揮発性メモリ2は、バックアップ
電源を備えたRAM等から成り、ファイルコマンド解析
部1で作成されたログ情報を格納する。ハードディスク
3は、周知のように、高速回転によりフロッピディスク
よりも高速のアクセスが可能な磁気ディスクである。キ
ャッシュ用不揮発性メモリ4は、ログ用不揮発性メモリ
2と同様に、バックアップ電源を備えたRAM等から成
り、ハードディスク3に格納されたデータの一部を転記
して格納する。このようなディスク装置は、パソコンの
ディスクドライバ13により制御される。
電源を備えたRAM等から成り、ファイルコマンド解析
部1で作成されたログ情報を格納する。ハードディスク
3は、周知のように、高速回転によりフロッピディスク
よりも高速のアクセスが可能な磁気ディスクである。キ
ャッシュ用不揮発性メモリ4は、ログ用不揮発性メモリ
2と同様に、バックアップ電源を備えたRAM等から成
り、ハードディスク3に格納されたデータの一部を転記
して格納する。このようなディスク装置は、パソコンの
ディスクドライバ13により制御される。
【0012】次に、上述した装置の動作を説明する。図
1において、パソコンでファイルAPIを使用し、ハー
ドディスク3へのデータの格納を行う場合、リダイレク
タ12によりパソコンのファイルAPIをディスク装置
のファイルコマンドに変換する。そして、そのファイル
コマンドがディスク装置に送信される。これにより、デ
ィスク装置では、図2に示す処理を行う。
1において、パソコンでファイルAPIを使用し、ハー
ドディスク3へのデータの格納を行う場合、リダイレク
タ12によりパソコンのファイルAPIをディスク装置
のファイルコマンドに変換する。そして、そのファイル
コマンドがディスク装置に送信される。これにより、デ
ィスク装置では、図2に示す処理を行う。
【0013】即ち、まず、図2のステップS1で、ファ
イルコマンドを受信すると、ステップS2で、ファイル
コマンド解析部1によりパソコンから受け取ったファイ
ルコマンドが解析される。そして、ステップS3で、そ
のファイルコマンドによる処理結果のログ情報がログ用
不揮発性メモリ2に格納される。その後、ステップS4
で、ハードディスクのデータを更新するファイル処理が
行われる。この場合、ハードディスク3に格納されたデ
ータの一部がキャッシュ用不揮発性メモリ4に転記され
ているときは、当該キャッシュ用不揮発性メモリに格納
されたデータがファイルコマンド処理により更新され
る。
イルコマンドを受信すると、ステップS2で、ファイル
コマンド解析部1によりパソコンから受け取ったファイ
ルコマンドが解析される。そして、ステップS3で、そ
のファイルコマンドによる処理結果のログ情報がログ用
不揮発性メモリ2に格納される。その後、ステップS4
で、ハードディスクのデータを更新するファイル処理が
行われる。この場合、ハードディスク3に格納されたデ
ータの一部がキャッシュ用不揮発性メモリ4に転記され
ているときは、当該キャッシュ用不揮発性メモリに格納
されたデータがファイルコマンド処理により更新され
る。
【0014】図3に、キャッシュ管理処理手順の一例を
示す。ステップS11でファイル処理がされる場合、ス
テップS12で図示しないキャッシュ管理テーブル等に
よりキャッシュヒット、即ちアクセスの対象であるデー
タがキャッシュ用不揮発性メモリ4に存在するか否かを
判別する。存在する場合、即ちキャッシュヒットの場合
は、ステップS13でキャッシュ用不揮発性メモリ4に
アクセスする。一方、キャッシュヒットでない場合は、
ステップS14でハードディスク3へ直接アクセスする
等の処理を行う。この場合のキャッシュ制御方式には、
周知のように種々の方式がある。このようなキャッシュ
機構を備える場合において、パソコンの処理が正常に終
了する場合は、終了時にキャッシュ用不揮発性メモリ4
に転記されていたデータはハードディスク3に戻され
る。
示す。ステップS11でファイル処理がされる場合、ス
テップS12で図示しないキャッシュ管理テーブル等に
よりキャッシュヒット、即ちアクセスの対象であるデー
タがキャッシュ用不揮発性メモリ4に存在するか否かを
判別する。存在する場合、即ちキャッシュヒットの場合
は、ステップS13でキャッシュ用不揮発性メモリ4に
アクセスする。一方、キャッシュヒットでない場合は、
ステップS14でハードディスク3へ直接アクセスする
等の処理を行う。この場合のキャッシュ制御方式には、
周知のように種々の方式がある。このようなキャッシュ
機構を備える場合において、パソコンの処理が正常に終
了する場合は、終了時にキャッシュ用不揮発性メモリ4
に転記されていたデータはハードディスク3に戻され
る。
【0015】図4に、ログ用不揮発性メモリに格納され
るログ情報の一例を示す。図示のように、ログ情報は、
ファイルアクセスログ5、キャッシュ情報6等から成
る。ファイルアクセスログ5は、リード、ライト等のア
クセス種別やアクセス対象のアドレスを含む。キャッシ
ュ情報6は、上述したキャッシュ用不揮発性メモリ4に
ハードディスク3のデータが転記されているか否か等の
情報を含む。
るログ情報の一例を示す。図示のように、ログ情報は、
ファイルアクセスログ5、キャッシュ情報6等から成
る。ファイルアクセスログ5は、リード、ライト等のア
クセス種別やアクセス対象のアドレスを含む。キャッシ
ュ情報6は、上述したキャッシュ用不揮発性メモリ4に
ハードディスク3のデータが転記されているか否か等の
情報を含む。
【0016】図5に、パソコンの処理が正常に終了しな
かった場合の復旧のための処理手順の一例を示す。ま
ず、異常終了により電源が切断されても、ログ用不揮発
性メモリ2の内容は保存されているので、ステップS3
1で図4に示すログ情報をログ用不揮発性メモリ2から
取り出す。そして、ステップS32でファイルアクセス
ログ5がライト処理を示しているか否かを判別する。ラ
イト処理の場合は、キャッシュ用不揮発性メモリ4にパ
ソコンの作業結果であるトランザクションデータが保存
されているので、ステップS33でそこからデータを取
り出す。そして、ステップS34でハードディスク3の
内容を更新する。即ち、ロールフォワード処理を行う。
これにより、異常終了に伴うデータ破壊を防止すること
が可能となる。
かった場合の復旧のための処理手順の一例を示す。ま
ず、異常終了により電源が切断されても、ログ用不揮発
性メモリ2の内容は保存されているので、ステップS3
1で図4に示すログ情報をログ用不揮発性メモリ2から
取り出す。そして、ステップS32でファイルアクセス
ログ5がライト処理を示しているか否かを判別する。ラ
イト処理の場合は、キャッシュ用不揮発性メモリ4にパ
ソコンの作業結果であるトランザクションデータが保存
されているので、ステップS33でそこからデータを取
り出す。そして、ステップS34でハードディスク3の
内容を更新する。即ち、ロールフォワード処理を行う。
これにより、異常終了に伴うデータ破壊を防止すること
が可能となる。
【0017】また、リダイレクタ12によりパソコンの
ファイルAPIをディスク装置のファイルコマンドに変
換するようにした結果、OSの種類が異なる場合にも同
様のファイルコマンドについて上述した処理を行うこと
ができる。従って、図6に示すように、ディスク装置に
対し、OSが異なるパソコンのいずれも接続することが
可能となる。即ち、図6において、プロセッサ10を備
えたパソコン及びプロセッサ20を備えたパソコンは、
それぞれメモリ14、24に異なるOS11、24を備
えている。この場合、リダイレクタ12、22は、それ
ぞれOS11、24のファイルAPIに対応した共通の
ファイルコマンドを生成する。従って、ディスク装置を
制御するためのディスクドライバ13、23は、同様の
ものとなる。
ファイルAPIをディスク装置のファイルコマンドに変
換するようにした結果、OSの種類が異なる場合にも同
様のファイルコマンドについて上述した処理を行うこと
ができる。従って、図6に示すように、ディスク装置に
対し、OSが異なるパソコンのいずれも接続することが
可能となる。即ち、図6において、プロセッサ10を備
えたパソコン及びプロセッサ20を備えたパソコンは、
それぞれメモリ14、24に異なるOS11、24を備
えている。この場合、リダイレクタ12、22は、それ
ぞれOS11、24のファイルAPIに対応した共通の
ファイルコマンドを生成する。従って、ディスク装置を
制御するためのディスクドライバ13、23は、同様の
ものとなる。
【0018】以上のように、異常終了時でも、複数のO
Sに対応しつつ、ログ用不揮発性メモリ2と、キャッシ
ュ用不揮発性メモリ4とにより、図5のロールフォワー
ド処理によりデータ破壊を防止するとともに、この処理
を行わない場合は異常終了した作業の前の状態に戻すこ
とができる。即ち、ロールフォワード処理を行うことが
できる。
Sに対応しつつ、ログ用不揮発性メモリ2と、キャッシ
ュ用不揮発性メモリ4とにより、図5のロールフォワー
ド処理によりデータ破壊を防止するとともに、この処理
を行わない場合は異常終了した作業の前の状態に戻すこ
とができる。即ち、ロールフォワード処理を行うことが
できる。
【0019】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、本発明のディスク装置をパソコンに接
続する場合について説明したが、ワードプロセッサ等の
特定用途のデータ処理装置に接続する場合でも同様であ
る。
ものではなく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、本発明のディスク装置をパソコンに接
続する場合について説明したが、ワードプロセッサ等の
特定用途のデータ処理装置に接続する場合でも同様であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非破壊デ
ィスク装置によれば、上位装置から受け取ったファイル
コマンドを解析してログ情報を作成し、不揮発性メモリ
に格納するようにしたので、次のような効果がある。即
ち、パソコンにおいて、正常な終了処理をせず、リセッ
ト又はパワーオフをしても、データ破壊が生じることが
なく、ロールフォワード処理によりパソコンによる作業
結果を不揮発性メモリから取り出してハードディスクに
保存することができる。従って、正常な終了処理ができ
なかった場合でも、復旧後に同じ作業を繰り返し行う必
要がないようにすることができる。
ィスク装置によれば、上位装置から受け取ったファイル
コマンドを解析してログ情報を作成し、不揮発性メモリ
に格納するようにしたので、次のような効果がある。即
ち、パソコンにおいて、正常な終了処理をせず、リセッ
ト又はパワーオフをしても、データ破壊が生じることが
なく、ロールフォワード処理によりパソコンによる作業
結果を不揮発性メモリから取り出してハードディスクに
保存することができる。従って、正常な終了処理ができ
なかった場合でも、復旧後に同じ作業を繰り返し行う必
要がないようにすることができる。
【図1】本発明の非破壊ディスク装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の装置の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】キャッシュ管理処理手順の一例を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】ログ情報の一例の説明図である。
【図5】復旧処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図6】リダイレクタの使用例の説明図である。
1 ファイルコマンド解析部 2 ログ用不揮発性メモリ 3 ハードディスク 4 キャッシュ用不揮発性メモリ 12 リダイレクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 上位装置からのデータをインタフェース
を介して受け取り、格納するディスク装置において、 前記上位装置から受け取ったファイルコマンドを解析す
るファイルコマンド解析部と、 当該ファイルコマンド解析部で解析されたファイルコマ
ンド処理のログ情報を格納するログ用不揮発性メモリ
と、 前記ファイルコマンド処理により前記上位装置から受け
取ったデータを格納するハードディスクと、 当該ハードディスクに格納されたデータの一部を転記す
るキャッシュ用不揮発性メモリとを備えたことを特徴と
する非破壊ディスク装置。 - 【請求項2】 前記上位装置は、アプリケーションプロ
グラムインタフェースのコマンドを前記ファイルコマン
ド解析部で解析可能なファイルコマンドに変換するリダ
イレクタを備えたことを特徴とする請求項1記載の非破
壊ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198994A JPH0926916A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 非破壊ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198994A JPH0926916A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 非破壊ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926916A true JPH0926916A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16400343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7198994A Pending JPH0926916A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 非破壊ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002318719A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-31 | Hitachi Ltd | 高信頼計算機システム |
CN106104511A (zh) * | 2014-03-11 | 2016-11-09 | 亚马逊科技公司 | 基于块的存储的页面高速缓存存录 |
US10489422B2 (en) | 2014-03-11 | 2019-11-26 | Amazon Technologies, Inc. | Reducing data volume durability state for block-based storage |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7198994A patent/JPH0926916A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002318719A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-31 | Hitachi Ltd | 高信頼計算機システム |
CN106104511A (zh) * | 2014-03-11 | 2016-11-09 | 亚马逊科技公司 | 基于块的存储的页面高速缓存存录 |
JP2017515193A (ja) * | 2014-03-11 | 2017-06-08 | アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | ブロックベースのストレージにおけるページキャッシュ書き込みロギング |
US10055352B2 (en) | 2014-03-11 | 2018-08-21 | Amazon Technologies, Inc. | Page cache write logging at block-based storage |
US10489422B2 (en) | 2014-03-11 | 2019-11-26 | Amazon Technologies, Inc. | Reducing data volume durability state for block-based storage |
US10503650B2 (en) | 2014-03-11 | 2019-12-10 | Amazon Technologies, Inc. | Page cache write logging at block-based storage |
US11188469B2 (en) | 2014-03-11 | 2021-11-30 | Amazon Technologies, Inc. | Page cache write logging at block-based storage |
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