JPH09265033A - 光学フィルタ装置 - Google Patents
光学フィルタ装置Info
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- JPH09265033A JPH09265033A JP8099414A JP9941496A JPH09265033A JP H09265033 A JPH09265033 A JP H09265033A JP 8099414 A JP8099414 A JP 8099414A JP 9941496 A JP9941496 A JP 9941496A JP H09265033 A JPH09265033 A JP H09265033A
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- JP
- Japan
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- filter
- disk
- prism
- shaft
- color separation
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/007—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements the movable or deformable optical element controlling the colour, i.e. a spectral characteristic, of the light
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のフィルタを搭載したフィルタ搭載用デ
ィスクを回転軸を中心として回転させて所望のフィルタ
を色分解プリズムの光軸上に位置せしめる光学フィルタ
装置において、フィルタ搭載用ディスクと回転軸とを一
体的に形成し、かつ回転軸をディスクの前後に配される
ハウジング部材で支承することにより、部品点数を削減
して装置のコストダウンを図るとともに、ディスクの回
転ぶれを防止する。 【構成】 フィルタディスク８の複数のフィルタ９を保
持してなるディスク保持部８Ａと軸部８Ｂとを一体的に
形成することにより、部品点数を削減し、軸部８Ｂをプ
リズムハウジング１の軸孔１Ａと防塵カバー４の軸孔４
Ａとにより支承することにより、軸部８Ｂの嵌合長を大
きくして、フィルタディスク８の回転ぶれを防止する。
ィスクを回転軸を中心として回転させて所望のフィルタ
を色分解プリズムの光軸上に位置せしめる光学フィルタ
装置において、フィルタ搭載用ディスクと回転軸とを一
体的に形成し、かつ回転軸をディスクの前後に配される
ハウジング部材で支承することにより、部品点数を削減
して装置のコストダウンを図るとともに、ディスクの回
転ぶれを防止する。 【構成】 フィルタディスク８の複数のフィルタ９を保
持してなるディスク保持部８Ａと軸部８Ｂとを一体的に
形成することにより、部品点数を削減し、軸部８Ｂをプ
リズムハウジング１の軸孔１Ａと防塵カバー４の軸孔４
Ａとにより支承することにより、軸部８Ｂの嵌合長を大
きくして、フィルタディスク８の回転ぶれを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送用ビデオカメ
ラなどに搭載される光学フィルタ装置に関し、詳しくは
複数のフィルタを有するフィルタ搭載用ディスクを回転
させて、所望とするフィルタを色分解プリズムの光軸上
に位置せしめる光学フィルタ装置に関する。
ラなどに搭載される光学フィルタ装置に関し、詳しくは
複数のフィルタを有するフィルタ搭載用ディスクを回転
させて、所望とするフィルタを色分解プリズムの光軸上
に位置せしめる光学フィルタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】放送用ビデオカメラなどにおいては、撮
影された像情報を担持した白色光を色分解プリズムによ
りＲＧＢの３色の光に分解し、それぞれの光をＣＣＤに
より受光して画像を形成するようにしている。そして、
色分解プリズムの前段にＮＤフィルタ、ＣＣフィルタあ
るいは赤外線フィルタなどの特殊効果フィルタを配し
て、撮影状況に応じて色分解プリズムに入射される光の
光量をあるいは特性調整するような光学フィルタ装置が
設けられている。
影された像情報を担持した白色光を色分解プリズムによ
りＲＧＢの３色の光に分解し、それぞれの光をＣＣＤに
より受光して画像を形成するようにしている。そして、
色分解プリズムの前段にＮＤフィルタ、ＣＣフィルタあ
るいは赤外線フィルタなどの特殊効果フィルタを配し
て、撮影状況に応じて色分解プリズムに入射される光の
光量をあるいは特性調整するような光学フィルタ装置が
設けられている。
【０００３】従来の光学フィルタ装置の構成を図３およ
び図４を用いて説明する。図３は従来の光学フィルタ装
置の構成を示す断面図であり、図４は後述する軸部材の
構成を示す拡大図である。
び図４を用いて説明する。図３は従来の光学フィルタ装
置の構成を示す断面図であり、図４は後述する軸部材の
構成を示す拡大図である。
【０００４】図３に示すように、３つのプリズム２６
Ｂ、２６Ｇ、２６Ｒが接合されてなる色分解プリズム２
６の前段に、その回転軸Ｘの周囲に複数のフィルタ２９
が配設されたフィルタディスク２８が設けられている。
フィルタディスク２８はディスク保持部２８Ａと軸受部
２８Ｂとからなり、軸受部２８Ｂにはフランジ部を有す
る金属製の軸部材３０が嵌合され、これによりフィルタ
ディスク２８が軸部材３０の周りを回転摺動するように
なっている。軸部材３０の先端部には雄ねじ３０Ａが形
成されており、この雄ねじ３０Ａをプリズムハウジング
２１に形成された雌ねじ２１Ａと螺合させて、フィルタ
ディスク２８がプリズムハウジング２１に回転可能に取
り付けられる。
Ｂ、２６Ｇ、２６Ｒが接合されてなる色分解プリズム２
６の前段に、その回転軸Ｘの周囲に複数のフィルタ２９
が配設されたフィルタディスク２８が設けられている。
フィルタディスク２８はディスク保持部２８Ａと軸受部
２８Ｂとからなり、軸受部２８Ｂにはフランジ部を有す
る金属製の軸部材３０が嵌合され、これによりフィルタ
ディスク２８が軸部材３０の周りを回転摺動するように
なっている。軸部材３０の先端部には雄ねじ３０Ａが形
成されており、この雄ねじ３０Ａをプリズムハウジング
２１に形成された雌ねじ２１Ａと螺合させて、フィルタ
ディスク２８がプリズムハウジング２１に回転可能に取
り付けられる。
【０００５】フィルタディスク２８の軸受部２８Ｂの周
囲にはギヤ部２８Ｃが形成されており、プリズムハウジ
ング２１にはフィルタディスク２８を回転するためのフ
ィルタディスク駆動つまみ３１が取り付けられている。
フィルタディスク駆動つまみ３１の回転軸３１Ａに取り
付けられたギヤ３２と上記フィルタディスク２８のギヤ
部２８Ｃとがアイドルギヤ３３を介して噛合しており、
このフィルタディスク駆動つまみ３１を回転させること
により、フィルタディスク２８が軸部材３０の中心軸Ｘ
の周囲を回転するようになっている。
囲にはギヤ部２８Ｃが形成されており、プリズムハウジ
ング２１にはフィルタディスク２８を回転するためのフ
ィルタディスク駆動つまみ３１が取り付けられている。
フィルタディスク駆動つまみ３１の回転軸３１Ａに取り
付けられたギヤ３２と上記フィルタディスク２８のギヤ
部２８Ｃとがアイドルギヤ３３を介して噛合しており、
このフィルタディスク駆動つまみ３１を回転させること
により、フィルタディスク２８が軸部材３０の中心軸Ｘ
の周囲を回転するようになっている。
【０００６】このようにフィルタディスク２８を回転し
て、所望するフィルタ２９を色分解プリズム２６の光軸
上に位置せしめ、色分解プリズム２６に入射される光の
光量や特性の調整がなされるようにしている。
て、所望するフィルタ２９を色分解プリズム２６の光軸
上に位置せしめ、色分解プリズム２６に入射される光の
光量や特性の調整がなされるようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、フィルタディスク２８本体の他に、
その軸受部２８Ｂに嵌合される軸部材３０が必要とさ
れ、部品点数が多くなる。また、組立作業の際にもフィ
ルタディスク２８に軸部材３０を嵌合させ、軸部材３０
をプリズムハウジング２１に螺合する工程を必要とする
ため、製造に要する労力が増大する。このため、光学フ
ィルタ装置を適用したビデオカメラの製造コストが上昇
していた。
来技術においては、フィルタディスク２８本体の他に、
その軸受部２８Ｂに嵌合される軸部材３０が必要とさ
れ、部品点数が多くなる。また、組立作業の際にもフィ
ルタディスク２８に軸部材３０を嵌合させ、軸部材３０
をプリズムハウジング２１に螺合する工程を必要とする
ため、製造に要する労力が増大する。このため、光学フ
ィルタ装置を適用したビデオカメラの製造コストが上昇
していた。
【０００８】さらに、図４に示すように、フィルタディ
スク２８の軸受部２８Ｂと軸部材３０との嵌合長Ｌ２が
それほど大きくないため、フィルタディスク２８を回転
させる際に回転ぶれを生じ、フィルタ２９が色分解プリ
ズム２６の光軸に対して斜めに配されてフィルタ２９の
光学性能を低下させることがあった。また、フィルタデ
ィスク２８の周縁部がその前後に配されるプリズムハウ
ジング２１に衝突して回転し、これによりフィルタディ
スク２８が磨耗して磨耗粉が生じ、この磨耗粉がフィル
タ２９や色分解プリズム２６に付着するおそれもあっ
た。
スク２８の軸受部２８Ｂと軸部材３０との嵌合長Ｌ２が
それほど大きくないため、フィルタディスク２８を回転
させる際に回転ぶれを生じ、フィルタ２９が色分解プリ
ズム２６の光軸に対して斜めに配されてフィルタ２９の
光学性能を低下させることがあった。また、フィルタデ
ィスク２８の周縁部がその前後に配されるプリズムハウ
ジング２１に衝突して回転し、これによりフィルタディ
スク２８が磨耗して磨耗粉が生じ、この磨耗粉がフィル
タ２９や色分解プリズム２６に付着するおそれもあっ
た。
【０００９】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、ビデオカメラの製造コストを低減させるととも
に、フィルタディスクの回転ぶれを減少させることがで
きる光学フィルタ装置を提供することを目的とするもの
である。
ので、ビデオカメラの製造コストを低減させるととも
に、フィルタディスクの回転ぶれを減少させることがで
きる光学フィルタ装置を提供することを目的とするもの
である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明による光学フィル
タ装置は、色分解プリズムの前段に配される、回転軸の
周囲に複数のフィルタを配設してなるフィルタ搭載用デ
ィスクを備え、該フィルタ搭載用ディスクを前記回転軸
を中心として回転させて、所望のフィルタを前記色分解
プリズムの光軸上に位置せしめる光学フィルタ装置にお
いて、前記フィルタ搭載用ディスクと前記回転軸とを一
体的に形成するとともに、該回転軸を前記フィルタ搭載
用ディスクの前後に突出させて該フィルタ搭載用ディス
クの前後に配されるハウジング部材により支承すること
を特徴とするものである。
タ装置は、色分解プリズムの前段に配される、回転軸の
周囲に複数のフィルタを配設してなるフィルタ搭載用デ
ィスクを備え、該フィルタ搭載用ディスクを前記回転軸
を中心として回転させて、所望のフィルタを前記色分解
プリズムの光軸上に位置せしめる光学フィルタ装置にお
いて、前記フィルタ搭載用ディスクと前記回転軸とを一
体的に形成するとともに、該回転軸を前記フィルタ搭載
用ディスクの前後に突出させて該フィルタ搭載用ディス
クの前後に配されるハウジング部材により支承すること
を特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図１は本発明の実施形態による
光学フィルタ装置の構成を表す断面図であり、図２は後
述する回転軸の構成を表す拡大図である。図１に示すよ
うに、本実施形態による光学フィルタ装置は、プリズム
ハウジング１と、フィルタディスク８とからなり、撮像
系の色分解プリズム６の直前に、配されている。
形態について説明する。図１は本発明の実施形態による
光学フィルタ装置の構成を表す断面図であり、図２は後
述する回転軸の構成を表す拡大図である。図１に示すよ
うに、本実施形態による光学フィルタ装置は、プリズム
ハウジング１と、フィルタディスク８とからなり、撮像
系の色分解プリズム６の直前に、配されている。
【００１２】プリズムハウジング１の前部１Ａには、種
々のレンズを取り付け可能なレンズマウントリング２が
螺合されており、レンズマウントリング２の後段には、
ＩＲカットフィルタあるいはローパスフィルタなどのフ
ィルタ３が配設されている。プリズムハウジング１の後
部１Ｂには、プリズムハウジング１内に塵や埃が進入す
ることを防止するための薄い金属からなる防塵カバー４
が取り付けられている。そして、プリズムハウジング１
と防塵カバー４とにより形成される空間内に、フィルタ
ディスク８が配設されるとともに、防塵カバー４にはプ
リズムハウジング１内に塵埃が進入することを防止する
ためのスペーサ５を介して、色分解プリズム６が取り付
けられている。すなわち、フィルタディスク８は、フィ
ルタ３の後段であって色分解プリズム６の前段に配され
ることとなる。
々のレンズを取り付け可能なレンズマウントリング２が
螺合されており、レンズマウントリング２の後段には、
ＩＲカットフィルタあるいはローパスフィルタなどのフ
ィルタ３が配設されている。プリズムハウジング１の後
部１Ｂには、プリズムハウジング１内に塵や埃が進入す
ることを防止するための薄い金属からなる防塵カバー４
が取り付けられている。そして、プリズムハウジング１
と防塵カバー４とにより形成される空間内に、フィルタ
ディスク８が配設されるとともに、防塵カバー４にはプ
リズムハウジング１内に塵埃が進入することを防止する
ためのスペーサ５を介して、色分解プリズム６が取り付
けられている。すなわち、フィルタディスク８は、フィ
ルタ３の後段であって色分解プリズム６の前段に配され
ることとなる。
【００１３】色分解プリズム６は、３つのプリズム６
Ｂ、６Ｒ、６Ｇが接合されてなり、プリズム６Ｂとプリ
ズム６Ｒとの境界面にはＢ反射ダイクロイック層が介装
されるとともに、プリズム６Ｒとプリズム６Ｇとの境界
面にはＲ反射ダイクロイック層が介装されている。これ
により、色分解プリズム６に入射される白色光を、ＲＧ
Ｂの３色に分解して各プリズム６Ｂ、６Ｒ、６Ｇの出射
端面に配設されたＣＣＤ７Ｂ、７Ｒ、７Ｇに入射させる
ようになっている。
Ｂ、６Ｒ、６Ｇが接合されてなり、プリズム６Ｂとプリ
ズム６Ｒとの境界面にはＢ反射ダイクロイック層が介装
されるとともに、プリズム６Ｒとプリズム６Ｇとの境界
面にはＲ反射ダイクロイック層が介装されている。これ
により、色分解プリズム６に入射される白色光を、ＲＧ
Ｂの３色に分解して各プリズム６Ｂ、６Ｒ、６Ｇの出射
端面に配設されたＣＣＤ７Ｂ、７Ｒ、７Ｇに入射させる
ようになっている。
【００１４】フィルタディスク８は、ＰＣ（ポリカーボ
ネート）などのプラスチック材料を射出成形してなるも
のであり、ディスク保持部８Ａと軸部８Ｂとが一体とな
って形成されている。また、軸部８Ｂはフィルタディス
ク８の前後に突出するように形成されている。ディスク
保持部８Ａには、ＮＤフィルタ、ＣＣフィルタあるいは
特殊効果フィルタなどの複数のフィルタ９が回転軸Ｘを
中心とした円周上に配設されている。
ネート）などのプラスチック材料を射出成形してなるも
のであり、ディスク保持部８Ａと軸部８Ｂとが一体とな
って形成されている。また、軸部８Ｂはフィルタディス
ク８の前後に突出するように形成されている。ディスク
保持部８Ａには、ＮＤフィルタ、ＣＣフィルタあるいは
特殊効果フィルタなどの複数のフィルタ９が回転軸Ｘを
中心とした円周上に配設されている。
【００１５】軸部８Ｂの先端はプリズムハウジング１の
後部１Ｂに形成された軸孔１Ｃに嵌入されており、その
後端は防塵カバー４に形成された軸孔４Ａに嵌入されて
いる。これにより、フィルタディスク８はプリズムハウ
ジング１および防塵カバー４に回転可能に支承される。
さらに、フィルタディスク８の周縁部には、フィルタ９
の数に応じた切欠きが形成されており、この切欠きに図
示されない板ばねが係合するように構成されている。こ
れにより、所望のフィルタ９が色分解プリズム６の光軸
上に位置せしめられた際のクリック感が得られるように
なっている。
後部１Ｂに形成された軸孔１Ｃに嵌入されており、その
後端は防塵カバー４に形成された軸孔４Ａに嵌入されて
いる。これにより、フィルタディスク８はプリズムハウ
ジング１および防塵カバー４に回転可能に支承される。
さらに、フィルタディスク８の周縁部には、フィルタ９
の数に応じた切欠きが形成されており、この切欠きに図
示されない板ばねが係合するように構成されている。こ
れにより、所望のフィルタ９が色分解プリズム６の光軸
上に位置せしめられた際のクリック感が得られるように
なっている。
【００１６】フィルタディスク８の軸部８Ｂの周囲には
ギヤ部８Ｃが形成されている。また、プリズムハウジン
グ１にはフィルタディスク８を回転するためのフィルタ
ディスク駆動つまみ１１が取り付けられており、フィル
タディスク駆動つまみ１１の回転軸１１Ａに取り付けら
れたギヤ１２とフィルタディスク８の上記ギヤ部８Ｃと
がアイドルギヤ１３を介して噛合している。このフィル
タディスク駆動つまみ１１を回転することにより、フィ
ルタディスク８が軸部８Ｂの中心軸Ｘを回転軸として回
転するようになっている。このようにフィルタディスク
８を回転させて所望とするフィルタ９を色分解プリズム
６の光軸上に位置せしめ、色分解プリズム６に入射され
る光の光量の調整などを行うようにしている。
ギヤ部８Ｃが形成されている。また、プリズムハウジン
グ１にはフィルタディスク８を回転するためのフィルタ
ディスク駆動つまみ１１が取り付けられており、フィル
タディスク駆動つまみ１１の回転軸１１Ａに取り付けら
れたギヤ１２とフィルタディスク８の上記ギヤ部８Ｃと
がアイドルギヤ１３を介して噛合している。このフィル
タディスク駆動つまみ１１を回転することにより、フィ
ルタディスク８が軸部８Ｂの中心軸Ｘを回転軸として回
転するようになっている。このようにフィルタディスク
８を回転させて所望とするフィルタ９を色分解プリズム
６の光軸上に位置せしめ、色分解プリズム６に入射され
る光の光量の調整などを行うようにしている。
【００１７】なお、フィルタディスク８の回転速度は一
般に低速であり、したがって回転時のトルクもそれほど
大きくないため、軸部８Ｂをディスク保持部８Ａと一体
のプラスチックで形成しても、強度的な問題は生じな
い。
般に低速であり、したがって回転時のトルクもそれほど
大きくないため、軸部８Ｂをディスク保持部８Ａと一体
のプラスチックで形成しても、強度的な問題は生じな
い。
【００１８】このように、本実施形態による光学フィル
タ装置のフィルタディスク８は、ディスク保持部８Ａと
軸部８Ｂとが一体となって形成されているため、上記従
来技術のフィルタディスクのように、軸部材を別体とし
て設ける必要がなく、その結果、部品点数を少なくする
ことができる。また、製造の際にも、プリズムハウジン
グ１に形成された軸孔１Ｃに軸部８Ｂの先端を嵌入し、
その後防塵カバー４をプリズムハウジング１に取り付け
る際に、軸部８Ｂの後端を軸孔４Ａに嵌入するのみでフ
ィルタディスク８をプリズムハウジング１に取り付ける
ことができるため、上記従来技術における、軸部材をプ
リズムハウジングに螺合する工程を省略することができ
る。このように、本実施形態による光学フィルタ装置
は、上記従来技術と比較して、部品点数および製造工程
を削減することができるため、製造コストを低減するこ
とができる。
タ装置のフィルタディスク８は、ディスク保持部８Ａと
軸部８Ｂとが一体となって形成されているため、上記従
来技術のフィルタディスクのように、軸部材を別体とし
て設ける必要がなく、その結果、部品点数を少なくする
ことができる。また、製造の際にも、プリズムハウジン
グ１に形成された軸孔１Ｃに軸部８Ｂの先端を嵌入し、
その後防塵カバー４をプリズムハウジング１に取り付け
る際に、軸部８Ｂの後端を軸孔４Ａに嵌入するのみでフ
ィルタディスク８をプリズムハウジング１に取り付ける
ことができるため、上記従来技術における、軸部材をプ
リズムハウジングに螺合する工程を省略することができ
る。このように、本実施形態による光学フィルタ装置
は、上記従来技術と比較して、部品点数および製造工程
を削減することができるため、製造コストを低減するこ
とができる。
【００１９】また、図２に示すように、軸部８Ｂをフィ
ルタディスク８の前後に突出させて、プリズムハウジン
グ１と防塵カバー４とによりその両端を支承するように
したため、軸部８Ｂの嵌合長Ｌ１を図４に示す従来技術
の嵌合長Ｌ２よりも大きくすることができる。したがっ
て、フィルタディスク８が回転する際の回転ぶれを減少
させることができ、これにより、フィルタ９が傾斜して
色分解プリズム６の光軸に対して斜めに配されることに
よる光学性能の低下を防止することができる。また、フ
ィルタディスク８の周縁部がフィルタ３あるいは防塵カ
バー４に衝突して回転することによる磨耗粉の発生を防
止することができる。
ルタディスク８の前後に突出させて、プリズムハウジン
グ１と防塵カバー４とによりその両端を支承するように
したため、軸部８Ｂの嵌合長Ｌ１を図４に示す従来技術
の嵌合長Ｌ２よりも大きくすることができる。したがっ
て、フィルタディスク８が回転する際の回転ぶれを減少
させることができ、これにより、フィルタ９が傾斜して
色分解プリズム６の光軸に対して斜めに配されることに
よる光学性能の低下を防止することができる。また、フ
ィルタディスク８の周縁部がフィルタ３あるいは防塵カ
バー４に衝突して回転することによる磨耗粉の発生を防
止することができる。
【００２０】なお、上記実施形態においては、フィルタ
ディスク駆動つまみ１１により手動でフィルタディスク
８を回転するようにしているが、モータにより回転軸１
１Ａを回転してフィルタディスク８を回転することも可
能である。また、上記実施形態においては、軸部８Ｂに
ギヤ部８Ｃを形成して、アイドルギヤ１３およびギヤ１
２を介してフィルタディスク８を回転するようにしてい
るが、フィルタディスク８のディスク保持部８Ａの周縁
部にギヤ部を形成し、このギヤ部とフィルタディスク駆
動つまみ１１の回転軸１１Ａに取り付けられたギヤ１２
とを噛合させて、フィルタディスク８を回転するように
してもよい。
ディスク駆動つまみ１１により手動でフィルタディスク
８を回転するようにしているが、モータにより回転軸１
１Ａを回転してフィルタディスク８を回転することも可
能である。また、上記実施形態においては、軸部８Ｂに
ギヤ部８Ｃを形成して、アイドルギヤ１３およびギヤ１
２を介してフィルタディスク８を回転するようにしてい
るが、フィルタディスク８のディスク保持部８Ａの周縁
部にギヤ部を形成し、このギヤ部とフィルタディスク駆
動つまみ１１の回転軸１１Ａに取り付けられたギヤ１２
とを噛合させて、フィルタディスク８を回転するように
してもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による光
学フィルタ装置は、フィルタ搭載用ディスクと回転軸と
を一体に形成しているため、フィルタ搭載用ディスクと
回転軸とを別体に設けるものと比較して部品点数を削減
することができるとともに、回転軸をフィルタ搭載用デ
ィスクに嵌入する製造工程を省略することができる。し
たがって、部品点数および製造工程の削減により、製造
コストを低減することができる。また、回転軸をフィル
タ搭載用ディスクの前後に突出させ、かつフィルタ搭載
用ディスクの前後に配されるハウジング部材により支承
するようにしているため、回転軸の嵌合長を比較的大き
くすることができ、これにより、フィルタ搭載用ディス
クの回転ぶれを防止して、フィルタ搭載用ディスクが傾
いたり、その周縁部がその前後にあるハウジング部材に
衝突することによる光学性能の低下および磨耗粉の発生
を防止することができる。
学フィルタ装置は、フィルタ搭載用ディスクと回転軸と
を一体に形成しているため、フィルタ搭載用ディスクと
回転軸とを別体に設けるものと比較して部品点数を削減
することができるとともに、回転軸をフィルタ搭載用デ
ィスクに嵌入する製造工程を省略することができる。し
たがって、部品点数および製造工程の削減により、製造
コストを低減することができる。また、回転軸をフィル
タ搭載用ディスクの前後に突出させ、かつフィルタ搭載
用ディスクの前後に配されるハウジング部材により支承
するようにしているため、回転軸の嵌合長を比較的大き
くすることができ、これにより、フィルタ搭載用ディス
クの回転ぶれを防止して、フィルタ搭載用ディスクが傾
いたり、その周縁部がその前後にあるハウジング部材に
衝突することによる光学性能の低下および磨耗粉の発生
を防止することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る光学フィルタ装置を
示す断面図
示す断面図
【図２】図１の軸部の拡大図
【図３】従来の光学フィルタ装置を示す断面図
【図４】図３の軸部の拡大図
１、２１ プリズムハウジング ２ レンズマウントリング ３ フィルタ ４ 防塵カバー ５ スペーサ ６、２６ 色分解プリズム ８、２８ フィルタディスク ８Ａ、２８Ａ ディスク保持部 ８Ｂ 軸部 ９、２９ フィルタ １３、３３ アイドルギヤ ２８Ｂ 軸受部 ３０ 軸部材 １１、３１ フィルタディスク駆動つまみ
Claims (1)
- 【請求項１】 色分解プリズムの前段に配される、回転
軸の周囲に複数のフィルタを配設してなるフィルタ搭載
用ディスクを備え、該フィルタ搭載用ディスクを前記回
転軸を中心として回転させて、所望のフィルタを前記色
分解プリズムの光軸上に位置せしめる光学フィルタ装置
において、 前記フィルタ搭載用ディスクと前記回転軸とを一体的に
形成するとともに、該回転軸を前記フィルタ搭載用ディ
スクの前後に突出させて該フィルタ搭載用ディスクの前
後に配されるハウジング部材により支承することを特徴
とする光学フィルタ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8099414A JPH09265033A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 光学フィルタ装置 |
| US08/805,313 US6088175A (en) | 1996-03-28 | 1997-02-25 | Optical filter apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8099414A JPH09265033A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 光学フィルタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09265033A true JPH09265033A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14246825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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