JPH09264774A - 粉炭コンベヤ計量装置 - Google Patents

粉炭コンベヤ計量装置

Info

Publication number
JPH09264774A
JPH09264774A JP7663996A JP7663996A JPH09264774A JP H09264774 A JPH09264774 A JP H09264774A JP 7663996 A JP7663996 A JP 7663996A JP 7663996 A JP7663996 A JP 7663996A JP H09264774 A JPH09264774 A JP H09264774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
pulverized coal
port
casing
coal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7663996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hirai
和美 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7663996A priority Critical patent/JPH09264774A/ja
Publication of JPH09264774A publication Critical patent/JPH09264774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、簡略な構成にて、粉炭を堆積させるこ
となく粉炭の連続計量を可能にする。 【解決手段】 横方向に延びて一端側の上側に受入口2
2を備え他端側の下側に落下口23を備えたコンベヤケ
ーシング43と、コンベヤケーシング43の底面43a
に沿って移動する送給板51により受入口22から供給
された粉炭6を落下口23に搬送するようコンベヤケー
シング43内に備えたチェーンコンベヤ44と、受入口
22の下側近傍位置に配置してコンベヤケーシング43
の落下口23側を上下に傾動可能に支持する支点53
と、コンベヤケーシング43の支点53より反落下口2
3側位置に、支点53より落下口23側の重量と釣り合
うように備えた重錘54と、コンベヤケーシング43の
落下口23側端部の重量を計測する重量計59とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉炭コンベヤ計量
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、粉炭製造装置の一例を示したも
ので、粉炭製造装置は、バンカ1に貯蔵されている粒径
が通常50〜25mm程度以下である石炭2を、石炭計
量コンベヤ3で計量しながら搬送コンベヤ4に供給し、
搬送コンベヤ4から落下してくる石炭2をダブルロール
クラッシャ5に供給して粒径が略6mm以下になるよう
に粉砕している。
【0003】ダブルロールクラッシャ5で粉砕した粉炭
6は、搬送装置7によって上方に搬送した後、ダンパ8
を備えた振分け装置9により粉炭戻し計量コンベヤ10
と後部搬送装置11とに振分けて供給するようにしてい
る。
【0004】前記ダブルロールクラッシャ5による一回
の粉砕では充分な粉炭量が得られない(粉体に対して6
mmに近い粗粒子の割合が多い)ため、前記搬送装置7
から搬送されてくる粉炭6を振分け装置9により粉炭戻
し計量コンベヤ10と後部搬送装置11とに振分けるよ
うにし、前記粉炭戻し計量コンベヤ10への戻し量を計
量して、例えば50%を粉炭戻し計量コンベヤ10に戻
すように前記ダンパ8を調節することにより、粉炭戻し
計量コンベヤ10から搬送コンベヤ4に戻した粉炭6
を、前記石炭計量コンベヤ3からの石炭2と共にダブル
ロールクラッシャ5に供給して再度粉砕を行うようにし
ている。
【0005】前記後部搬送装置11からの粉炭6は、6
mm以下の粒径のものを通すスクリーン12を備えた分
級装置13に導かれて分級され、スクリーン12を通っ
た粒径が6mm以下の粉炭6は粉炭貯蔵ホッパ14に供
給され、また粒径が6mm以上のスクリーン12を通ら
ない粗粒15はハンマクラッシャ16に供給されて再度
粉砕され、6mm以下の粉炭6となって前記粉炭貯蔵ホ
ッパ14に供給される。
【0006】前記粉炭貯蔵ホッパ14の粉炭6は、粉炭
計量コンベヤ17により切出され、水18と共にミキサ
19に供給されてスラリー20となり、スラリー20は
スラリー貯蔵タンク21に貯留されるようになってい
る。
【0007】図4は、前記石炭計量コンベヤ3の一例を
示したもので、石炭計量コンベヤ3は、横方向に延びて
一端側の上側に受入口22を形成し他端側の下側に落下
口23を形成したコンベヤケーシング24を備え、該コ
ンベヤケーシング24内に、前記受入口22から供給さ
れた石炭2を搬送して前記落下口23に供給する無端状
のベルト25を有したベルトコンベヤ26を設けてい
る。図中27,28は無端状のベルト25を支持するロ
ーラ、29はローラ27を回転駆動するモータ、30は
ローラ28側におけるベルト25が反転する戻り側25
bに備えてベルト25に付着した粉炭6を掻き落とすス
クレーパを示す。
【0008】前記ベルト25における受入口22からの
石炭2を受けて落下口23の上側まで搬送する搬送側2
5aの下側に、搬送ベルト25の下面を受ける固定ロー
ラ31,32を所要の間隔Lを有して設け、更に該固定
ローラ31,32の中間位置にガイド33に沿って昇降
できるようにした検出ローラ34を設け、且つ該検出ロ
ーラ34を前記ベルト25の搬送側25aの下面に所要
の圧力で当接させた状態に保持してこの時の検出ローラ
34に作用する荷重を検出するようにしたロードセル等
の荷重検出器35を配置している。
【0009】上記図4に示した石炭計量コンベヤ3は、
荷重検出器35からの検出重量と、モータ29によるベ
ルトコンベヤ26の駆動速度から、石炭2の搬送量を連
続的に計量することができるようになっている。
【0010】前記石炭計量コンベヤ3では、運転の継続
によって、コンベヤケーシング24の底面24aに徐々
に粉炭6が堆積する。このようにコンベヤケーシング2
4内に粉炭6が大量に堆積すると、堆積した粉炭6がベ
ルト25の戻り側25bに接するようになってベルトコ
ンベヤ26の運転に支障を来す問題を生じる。
【0011】このため、前記した石炭計量コンベヤ3に
おいては、コンベヤケーシング24内を定期的に掃除し
て、粉炭6が堆積しないようにしている。
【0012】石炭計量コンベヤ3に供給される石炭2は
塊状を有しており、且つ図示しない石炭貯蔵ヤードに貯
蔵される際に粉炭の飛散を防止するために水スプレーさ
れていることにより表面に水分を含んでいるために粉炭
6の飛散は余りなく、よって前記したようにコンベヤケ
ーシング24の底面24a上に堆積する粉炭6の量は比
較的少ないので、前記掃除も頻繁に行う必要がなく余り
問題にはならない。
【0013】しかし、前記図4に示した石炭計量コンベ
ヤ3を、図3の粉炭製造装置における粉炭戻し計量コン
ベヤ10や粉炭計量コンベヤ17に用いることはできな
い。
【0014】即ち、図4の石炭計量コンベヤ3を、粉炭
戻し計量コンベヤ10や粉炭計量コンベヤ17に用いる
と、粉炭6に含まれる微粉が大量に飛散してコンベヤケ
ーシング24の底面24aに堆積し、堆積した粉炭6が
短時間でベルト25に接触するようになり、ベルト25
が損耗したり、モータ29の負荷が増加したりして安定
したベルトコンベヤ26の運転ができなくなってしまう
問題がある。
【0015】このため、前記したような粉炭戻し計量コ
ンベヤ10や粉炭計量コンベヤ17において粉炭6を連
続計量できるようにするために、従来図5に示すような
粉炭コンベヤ計量装置36が考えられている。
【0016】粉炭コンベヤ計量装置36は、横方向に延
びて一端側の上側に受入口22を形成し他端側の下側に
落下口23を形成したコンベヤケーシング24を備えて
おり、該コンベヤケーシング24内の受入口22の下部
に、回転制御されるモータ37により駆動されて前記受
入口22からの粉炭6を所定量切出すようにした切出し
コンベヤ38を設け、更に該切出しコンベヤ38の下側
に、図4と同様に荷重検出器35を有し、切出しコンベ
ヤ38からの粉炭6を搬送しながら連続計量して落下口
23に供給するようにしたベルトコンベヤ26を設け、
更に該ベルトコンベヤ26の下側に、コンベヤケーシン
グ24の底面24aに沿って移動して前記底面24aに
落下した粉炭6を前記落下口23に投入する送給板39
を所要の間隔で備えたチェーンコンベヤ40を設けてい
る。41はチェーンコンベヤ40を駆動するモータを示
す。
【0017】図5の粉炭コンベヤ計量装置36では、受
入口22からの粉炭6を、切出しコンベヤ38により所
定量ずつ切出してベルトコンベヤ26に供給し、該ベル
トコンベヤ26において荷重検出器35により固定ロー
ラ31,32間の粉炭6の重量を検出し、検出した粉炭
6量に基づいて前記モータ37の回転を制御することに
より、切出しコンベヤ38による粉炭6の切出量を調節
するようにしている。
【0018】この時、コンベヤケーシング24内に粉炭
6が飛散して底面24a上に落下するが、底面24aに
沿って移動するチェーンコンベヤ40の送給板39によ
って掻き取られて落下口23に投入されるようになるの
で、前記底面24a上に粉炭6が堆積するのを防止でき
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図5に示
した従来の粉炭コンベヤ計量装置36においては、切出
しコンベヤ38と計量用のベルトコンベヤ26を備える
以外に、粉炭6の堆積を防止するだけのためにチェーン
コンベヤ40を備えた構成としているので、構成が複雑
且つ大型となって設備費が嵩む問題を有し、また前記切
出しコンベヤ38、ベルトコンベヤ26、及びチェーン
コンベヤ40を駆動するためのモータ29,37,41
を夫々備えるために設備費が更に高価になってしまうと
共に、運転コストも増加するという問題を有していた。
【0020】本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、小型、簡略な構成にて、粉炭を堆積させることなく
粉炭の連続計量を可能にした粉炭コンベヤ計量装置を提
供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の粉炭コンベヤ計
量装置は、横方向に延びて一端側の上側に受入口を備え
他端側の下側に落下口を備えたコンベヤケーシングと、
該コンベヤケーシングの底面に沿って移動する送給板に
より受入口から供給された粉炭を落下口に搬送するよう
コンベヤケーシング内に備えたチェーンコンベヤと、前
記受入口の下側近傍位置に配置してコンベヤケーシング
の落下口側を上下に傾動可能に支持する支点と、前記コ
ンベヤケーシングの支点より反落下口側位置に、前記支
点より落下口側の重量と釣り合うように備えた重錘と、
前記コンベヤケーシングの落下口側端部の重量を計測す
る重量計とを備えたことを特徴としている。
【0022】また、受入口をエキスパンションを介して
受入管に接続し、落下口をエキスパンションを介して落
下管に接続している。
【0023】本発明では、コンベヤケーシングの底面に
沿って移動する送給板により受入口から供給された粉炭
を落下口に搬送するチェーンコンベヤをコンベヤケーシ
ング内に備え、受入口の下側近傍位置に設けた支点によ
りコンベヤケーシングの落下口側を上下に傾動可能に支
持し、且つコンベヤケーシングの支点より反落下口側位
置に、支点より落下口側の重量と釣り合うように重錘を
備え、コンベヤケーシングの落下口側端部の重量を計測
するようにした重量計を備えた構成としているので、コ
ンベヤケーシング内に粉炭を堆積させることがなく、簡
単、小型な構成の装置にて粉炭の計量を行うことができ
る。
【0024】また、チェーンコンベヤを駆動するのみで
よいため、従来装置に比して運転コストを低減すること
ができる。
【0025】更に、重錘によって支点を中心とするコン
ベヤケーシングの重量のアンバランスをキャンセルさせ
るようにしているので、チェーンコンベヤによって搬送
される粉炭の量が少ない時でも重量計により精度の良い
検出を行うことができる。
【0026】また、受入口をエキスパンションを介して
受入管に接続し、落下口をエキスパンションを介して落
下管に接続することにより、粉炭を外部に飛散させるこ
となく、コンベヤケーシングを支点を中心に自由に傾動
させて精度の良い計量を行わせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0028】図1、図2は、本発明を実施する形態の一
例を示したもので、粉炭コンベヤ計量装置42は、図1
に示すように、横方向に延びて一端側の上側に受入口2
2を備え他端側の下側に落下口23を備えたコンベヤケ
ーシング43を設け、該コンベヤケーシング43内に、
前記受入口22から供給された粉炭6を前記落下口23
に供給する無端状のチェーンコンベヤ44を設けてい
る。
【0029】チェーンコンベヤ44は、受入口22下部
より反落下口23側においてコンベヤケーシング43の
側板43b(図2)に近接して設けたチェーンホイール
45,46と、前記落下口23の上側近傍においてコン
ベヤケーシング43の側板43bに近接して設けたチェ
ーンホイール47,48と、チェーンホイール45,4
7間、及びチェーンホイール46,48間に設けた無端
状のチェーン49,50と、チェーン49,50の長手
方向に所要の間隔をおいた位置においてチェーン49,
50相互間に設けた複数の送給板51と、前記チェーン
ホイール45,46を駆動するモータ52とを備えてお
り、前記送給板51が図1中矢印で示すようにコンベヤ
ケーシング43の底面43aに沿って移動することによ
り、受入口22からコンベヤケーシング43の底面43
a上に供給された粉炭6を、底面43a上を滑らせて落
下口23に供給するようになっている。
【0030】前記コンベヤケーシング43は、受入口2
2の下側近傍位置に配置してコンベヤケーシング43の
落下口23側を上下に傾動可能に支持するようにした支
点53によって支持されている。
【0031】またコンベヤケーシング43の支点53よ
り反落下口23側位置には、前記支点53より落下口2
3側のコンベヤケーシング43の重量と釣り合うように
した重錘54を設けている。
【0032】更に、前記コンベヤケーシング43の落下
口23側の外側には、固定台55上に設けたロードセル
等の重量検出器56の上側に設置した押圧材57を、例
えば可撓性の吊下材58を介して前記コンベヤケーシン
グ43の落下口23側端部に連結し、コンベヤケーシン
グ43の落下口23側端部の重量を吊下材58、押圧材
57、及び重量検出器56を介して計測するようにした
重量計59を備えている。
【0033】また、図1に示すように、前記受入口22
をエキスパンション60を介して受入管61に接続し、
また落下口23をエキスパンション60を介して落下管
62に接続して、粉炭6が外部に飛散することがなく、
且つコンベヤケーシング43が支点53を中心に自由に
傾動できるようにしている。
【0034】以下に上記実施の形態例の作用を説明す
る。
【0035】図1に示すように、コンベヤケーシング4
3は支点53によって傾動可能に支持されており、更に
反落下口23側位置には重錘54を設けて、コンベヤケ
ーシング43の落下口23側の重量と反落下口23側の
重量とが釣り合った状態になるようにしているので、コ
ンベヤケーシング43は略水平の状態を維持するように
なっている。
【0036】この状態でモータ52を駆動してチェーン
コンベヤ44を矢印で示す方向に駆動し、受入口22か
ら粉炭6を供給すると、粉炭6はコンベヤケーシング4
3の底面43a上に落下し、底面43a上に落下した粉
炭6は、チェーンコンベヤ44の送給板51により押さ
れて連続的に落下口23に供給されるようになる。
【0037】この時、受入口22下部から落下口23ま
での間の底面43a上に位置する粉炭6の重量分だけコ
ンベヤケーシング43の支点53より落下口23側の重
量が大きくなり、この重量が重量計59の重量検出器5
6によって計測される。粉炭6の搬送量(t/h)は、
支点53から落下口23までの底面43a上を粉炭6が
移動する距離をMとし、チェーンコンベヤ44による搬
送速度をVとする時、搬送量(t/h)=1/M×Vに
よって求めることができる。
【0038】前記したように、重錘54によって支点5
3を中心とするコンベヤケーシング43の重量のアンバ
ランスをキャンセルさせるようにしているので、チェー
ンコンベヤ44によって搬送される粉炭6の量が少なく
ても精度の良い検出を行うことができる。
【0039】また、このとき、前記支点53を受入口2
2の直下に設けるようにすると、受入口22から落下す
る粉炭6がコンベヤケーシング43の底面43aに衝突
する際の衝撃が計量に影響を与える問題を排除すること
ができる。
【0040】また、前記重量計59が、コンベヤケーシ
ング43の落下口23側端部に連結した吊下材58を介
して押圧材57を固定台55上のロードセル等の重量検
出器56上に押圧するようにした構成としているので、
コンベヤケーシング43の傾動を垂直な方向の負荷に変
更して重量検出器56による計量を精度良く行うことが
できる。
【0041】上記したように、受入口22から供給され
た粉炭6を、コンベヤケーシング43の底面43a上に
落下させ、該底面43aに沿って移動するチェーンコン
ベヤ44の送給板51によって粉炭6を押して落下口2
3に送給するようにしているので、従来のようにコンベ
ヤケーシング43の底面43a上に粉炭6が堆積すると
いった問題を全く生じることがない。
【0042】更に、前記受入口22及び落下口23は他
の構成部材と切り離された構成を有していてもよいが、
図1に示すように、受入口22をエキスパンション60
を介して受入管61に接続し、落下口23をエキスパン
ション60を介して落下管62に接続すると、粉炭6を
外部に飛散させることなく、コンベヤケーシング43を
支点53を中心に自由に傾動させて精度の良い計量を行
わせることができる。
【0043】尚、前記図1の構成において、コンベヤケ
ーシング43の受入口22側が高く、落下口23側が低
くなるように傾斜配置することによって、コンベヤケー
シング43の底面43a上を粉炭6が落下口23側に向
って移動し易くなるようにすることにより、チェーンコ
ンベヤ44の駆動エネルギーを減少させることもでき
る。
【0044】
【発明の効果】本発明の粉炭コンベヤ計量装置によれ
ば、コンベヤケーシングの底面に沿って移動する送給板
により受入口から供給された粉炭を落下口に搬送するチ
ェーンコンベヤをコンベヤケーシング内に備え、受入口
の下側近傍位置に設けた支点によりコンベヤケーシング
の落下口側を上下に傾動可能に支持し、且つコンベヤケ
ーシングの支点より反落下口側位置に、支点より落下口
側の重量と釣り合うように重錘を備え、コンベヤケーシ
ングの落下口側端部の重量を計測するようにした重量計
を備えた構成としているので、コンベヤケーシング内に
粉炭を堆積させることがなく、簡単、小型な構成の装置
にて粉炭の計量を行うことができる。
【0045】また、チェーンコンベヤを駆動するのみで
よいため、従来装置に比して運転コストを低減すること
ができる。
【0046】更に、重錘によって支点を中心とするコン
ベヤケーシングの重量のアンバランスをキャンセルさせ
るようにしているので、チェーンコンベヤによって搬送
される粉炭の量が少なくても重量計により精度の良い検
出を行うことができる。
【0047】また、受入口をエキスパンションを介して
受入管に接続し、落下口をエキスパンションを介して落
下管に接続することにより、粉炭を外部に飛散させるこ
となく、コンベヤケーシングを支点を中心に自由に傾動
させて精度の良い計量を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す切断側面図
である。
【図2】図1のII−II方向から見た拡大切断正面図
である。
【図3】粉炭製造装置の一例を示すフローシートであ
る。
【図4】図3に備えた石炭計量コンベヤの一例を示す切
断側面図である。
【図5】図3に備える従来の粉炭コンベヤ計量装置の一
例を示す切断側面図である。
【符号の説明】
22 受入口 23 落下口 42 粉炭コンベヤ計量装置 43 コンベヤケーシング 43a 底面 44 チェーンコンベヤ 51 送給板 53 支点 54 重錘 59 重量計 60 エキスパンション 61 受入管 62 落下管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に延びて一端側の上側に受入口を
    備え他端側の下側に落下口を備えたコンベヤケーシング
    と、該コンベヤケーシングの底面に沿って移動する送給
    板により受入口から供給された粉炭を落下口に搬送する
    ようコンベヤケーシング内に備えたチェーンコンベヤ
    と、前記受入口の下側近傍位置に配置してコンベヤケー
    シングの落下口側を上下に傾動可能に支持する支点と、
    前記コンベヤケーシングの支点より反落下口側位置に、
    前記支点より落下口側の重量と釣り合うように備えた重
    錘と、前記コンベヤケーシングの落下口側端部の重量を
    計測する重量計とを備えたことを特徴とする粉炭コンベ
    ヤ計量装置。
  2. 【請求項2】 受入口をエキスパンションを介して受入
    管に接続し、落下口をエキスパンションを介して落下管
    に接続していることを特徴とする請求項1記載の粉炭コ
    ンベヤ計量装置。
JP7663996A 1996-03-29 1996-03-29 粉炭コンベヤ計量装置 Pending JPH09264774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7663996A JPH09264774A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 粉炭コンベヤ計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7663996A JPH09264774A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 粉炭コンベヤ計量装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09264774A true JPH09264774A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13610960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7663996A Pending JPH09264774A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 粉炭コンベヤ計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09264774A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526981A (ja) * 2006-02-17 2009-07-23 ラウマステル オサケユイチア 微細粒材料特に石炭燃料の質量流量を測定する装置及び方法
CN113074639A (zh) * 2021-04-02 2021-07-06 华能铜川照金煤电有限公司 一种基于视频的输煤分仓计量的自动化管理系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526981A (ja) * 2006-02-17 2009-07-23 ラウマステル オサケユイチア 微細粒材料特に石炭燃料の質量流量を測定する装置及び方法
CN113074639A (zh) * 2021-04-02 2021-07-06 华能铜川照金煤电有限公司 一种基于视频的输煤分仓计量的自动化管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4475669A (en) Non-flooding belt feeder
KR101482475B1 (ko) 분립체 저장 사일로용 이동식 반출 장치와 분립체 저장 사일로
AU768576B2 (en) Chain conveyor
AU3628499A (en) Powder and granular material feeding device for closed system
US4257518A (en) Feeder for particulate material
CN212710090U (zh) 计数称重筛选机
US11654440B2 (en) Coal and gangue separation device
CN111302000A (zh) 一种定量给料系统
JPH09264774A (ja) 粉炭コンベヤ計量装置
US11959794B2 (en) Combination weighing apparatus with a plurality of article suppliers
RU2698361C1 (ru) Способ загрузки смеси шихты и стеклобоя в бункеры загрузчиков стекловаренной печи
GB2168667A (en) Feeder-breaker apparatus
US2618456A (en) Automatic weighing and dispensing machine
JP3045716B1 (ja) 粉粒体の貯留量検出装置
JPH08309225A (ja) 流動層式分級機を備えた粉砕設備
EP0175407B1 (en) Apparatus for metering and blowing a combustible material into a furnace
CN210655055U (zh) 一种分选机的上料装置
TW201211466A (en) Coal blending system and coal feeder for use in the coal blending system
CN208360598U (zh) 用于称料系统的给料装置和称料系统
CN106742292B (zh) 多晶硅块状散料称重装置
US6580038B1 (en) Static weighing system
CN217971446U (zh) 一种可自动称重的上料装置
CN211282702U (zh) 一种定量给料系统
US2358289A (en) Conveyer apparatus
US3083811A (en) Vibratory bin feeder