JPH0925807A - 熱力学サイクルを実施する方法および装置 - Google Patents
熱力学サイクルを実施する方法および装置Info
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- JPH0925807A JPH0925807A JP8107560A JP10756096A JPH0925807A JP H0925807 A JPH0925807 A JP H0925807A JP 8107560 A JP8107560 A JP 8107560A JP 10756096 A JP10756096 A JP 10756096A JP H0925807 A JPH0925807 A JP H0925807A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱力学サイクルを実施する方法および装置。
【解決手段】 本発明は一般に熱力学サイクルを実施す
る方法および装置に関するものである。低沸点成分と高
沸点成分とを含む加熱されたガス作動流が膨張されて、
この作動流のエネルギーを使用可能の形に変換しまた膨
張作動流を生じる。次に膨張作動流を2流に分割し、そ
の一方の流はさらに膨張されてさらにエネルギーを生じ
て消費済み流を形成し、他方の流は抽出される。この消
費済み流は蒸留/凝縮サブシステムの中に送入され、こ
のサブシステムが消費済み流を、低沸点成分より希薄な
希薄流と、低沸点成分より富化された濃流とに分割す
る。次にこれらの希薄流と濃流が再生サブシステムの中
で前記抽出流の一部と結合されて作動流を成し、この作
動流がヒータの中で効率的に加熱されて加熱されたガス
状作動流を成して膨張される。
る方法および装置に関するものである。低沸点成分と高
沸点成分とを含む加熱されたガス作動流が膨張されて、
この作動流のエネルギーを使用可能の形に変換しまた膨
張作動流を生じる。次に膨張作動流を2流に分割し、そ
の一方の流はさらに膨張されてさらにエネルギーを生じ
て消費済み流を形成し、他方の流は抽出される。この消
費済み流は蒸留/凝縮サブシステムの中に送入され、こ
のサブシステムが消費済み流を、低沸点成分より希薄な
希薄流と、低沸点成分より富化された濃流とに分割す
る。次にこれらの希薄流と濃流が再生サブシステムの中
で前記抽出流の一部と結合されて作動流を成し、この作
動流がヒータの中で効率的に加熱されて加熱されたガス
状作動流を成して膨張される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱力学サイクルの実施に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱源からの熱エネルギーは、熱力学サイ
クル上で作動する閉鎖システム中で膨張および再生され
る作動流体を使用して、機械的および電気的形に変換さ
れる。作動流体は相異なる沸点の成分を含み、この作動
流体の組成は操作効率を高めるようにシステム中におい
て相異なる箇所で変更される事ができる。多成分作動流
体を使用するシステムはアレキサンダー I. カリナ
の米国特許第4,346,561号、第4,489,5
63号、第4,548,043号、第4,586,34
0号、第4,604,867号、第4,732,005
号、第4,763,480号、第4,899,545
号、第4,982,568号、第5,029,444
号、第5,095,708号、および特願第08/12
7,167号、第08/147,670号、第08/2
83,091号に記載され、これらの文献を引例とす
る。米国特許第4,899,545号に記載のシステム
においては、作動流体の膨張が多段実施され、膨張段階
間の流の一部が低沸点成分より希薄な流と混合され、そ
の後、消費済みの完全膨張蒸気流を受ける蒸留塔の中に
導入されて他の流と結合される。
クル上で作動する閉鎖システム中で膨張および再生され
る作動流体を使用して、機械的および電気的形に変換さ
れる。作動流体は相異なる沸点の成分を含み、この作動
流体の組成は操作効率を高めるようにシステム中におい
て相異なる箇所で変更される事ができる。多成分作動流
体を使用するシステムはアレキサンダー I. カリナ
の米国特許第4,346,561号、第4,489,5
63号、第4,548,043号、第4,586,34
0号、第4,604,867号、第4,732,005
号、第4,763,480号、第4,899,545
号、第4,982,568号、第5,029,444
号、第5,095,708号、および特願第08/12
7,167号、第08/147,670号、第08/2
83,091号に記載され、これらの文献を引例とす
る。米国特許第4,899,545号に記載のシステム
においては、作動流体の膨張が多段実施され、膨張段階
間の流の一部が低沸点成分より希薄な流と混合され、そ
の後、消費済みの完全膨張蒸気流を受ける蒸留塔の中に
導入されて他の流と結合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一般に熱力学
サイクルを実施する方法および装置に関するものであ
る。低沸点成分と高沸点成分とを含む加熱されたガス作
動流が膨張されて、この作動流のエネルギーを使用可能
の形に変換しまた膨張作動流を生じる。次に膨張作動流
を2流に分割し、その一方の流はさらに膨張されてさら
にエネルギーを生じて消費済み流を形成し、他方の流は
抽出される。この消費済み流は蒸留/凝縮サブシステム
の中に送入され、このサブシステムが消費済み流を、低
沸点成分より希薄な希薄流と、低沸点成分より富化され
た濃流とに分割する。次にこれらの希薄流と濃流が再生
サブシステムの中で前記抽出流の一部と結合されて作動
流を成し、この作動流がヒータの中で効率的に加熱され
て、加熱されたガス状作動流を成して膨張される。
サイクルを実施する方法および装置に関するものであ
る。低沸点成分と高沸点成分とを含む加熱されたガス作
動流が膨張されて、この作動流のエネルギーを使用可能
の形に変換しまた膨張作動流を生じる。次に膨張作動流
を2流に分割し、その一方の流はさらに膨張されてさら
にエネルギーを生じて消費済み流を形成し、他方の流は
抽出される。この消費済み流は蒸留/凝縮サブシステム
の中に送入され、このサブシステムが消費済み流を、低
沸点成分より希薄な希薄流と、低沸点成分より富化され
た濃流とに分割する。次にこれらの希薄流と濃流が再生
サブシステムの中で前記抽出流の一部と結合されて作動
流を成し、この作動流がヒータの中で効率的に加熱され
て、加熱されたガス状作動流を成して膨張される。
【0004】
【課題を解決するための手段】好ましい実施態様におい
て、蒸留/凝縮サブシステムによって生産される希薄流
と濃流は完全凝縮流である。希薄流は前記膨張流と結合
されて中間流を成し、この中間流が濃流を予熱するため
に熱を与えて冷却され、その後、中間流は予熱された濃
流と結合される。中間流は冷却中に凝縮され、その圧力
を増大するためにポンプ加圧され、予熱された濃流と結
合される前に、導入される中間流の冷却から生じる熱に
よって予熱される。また希薄流は膨張流と混合される前
に中間流の冷却から生じる熱によって予熱される。この
ようにして希薄流と濃流とから再生される作動流は膨張
流の熱によって予熱されて、この作動流が次に加熱され
る時に効率的な伝熱を生じる。
て、蒸留/凝縮サブシステムによって生産される希薄流
と濃流は完全凝縮流である。希薄流は前記膨張流と結合
されて中間流を成し、この中間流が濃流を予熱するため
に熱を与えて冷却され、その後、中間流は予熱された濃
流と結合される。中間流は冷却中に凝縮され、その圧力
を増大するためにポンプ加圧され、予熱された濃流と結
合される前に、導入される中間流の冷却から生じる熱に
よって予熱される。また希薄流は膨張流と混合される前
に中間流の冷却から生じる熱によって予熱される。この
ようにして希薄流と濃流とから再生される作動流は膨張
流の熱によって予熱されて、この作動流が次に加熱され
る時に効率的な伝熱を生じる。
【0005】好ましくは、蒸留/凝縮サブシステムは第
2希薄流を生じ、この第2希薄流を消費済み流と結合し
て結合流を形成し、この結合流は、消費済み流よりも低
い低沸点成分濃度を有するので、低圧で凝縮され、低圧
への膨張によってシステムの操作効率を改良する。蒸留
/凝縮サブシステムはセパレータを含み、このセパレー
タは結合流の少なくとも一部が凝縮されまた回収熱交換
器によって加熱された後にこの結合流を受け、これを蒸
気の形のオリジナル富化流と液体の形のオリジナル希薄
流とに分割する。凝縮された結合流の一部がオリジナル
富化流と混合されて、濃流を形成する。蒸留/凝縮サブ
システムは、セパレータの中で分離される前の結合凝縮
流を熱回収するための熱交換器を含み、凝縮され高圧に
ポンプ加圧された濃流を予熱し、凝縮前の消費済み流と
希薄流を冷却し、また凝縮された結合流と混合する前の
富化流を冷却する。
2希薄流を生じ、この第2希薄流を消費済み流と結合し
て結合流を形成し、この結合流は、消費済み流よりも低
い低沸点成分濃度を有するので、低圧で凝縮され、低圧
への膨張によってシステムの操作効率を改良する。蒸留
/凝縮サブシステムはセパレータを含み、このセパレー
タは結合流の少なくとも一部が凝縮されまた回収熱交換
器によって加熱された後にこの結合流を受け、これを蒸
気の形のオリジナル富化流と液体の形のオリジナル希薄
流とに分割する。凝縮された結合流の一部がオリジナル
富化流と混合されて、濃流を形成する。蒸留/凝縮サブ
システムは、セパレータの中で分離される前の結合凝縮
流を熱回収するための熱交換器を含み、凝縮され高圧に
ポンプ加圧された濃流を予熱し、凝縮前の消費済み流と
希薄流を冷却し、また凝縮された結合流と混合する前の
富化流を冷却する。
【0006】以下、本発明を図面に示す実施例について
詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
【0007】
【実施例】図1について述べれば、図示の熱力学サイク
ルを実施する装置400は、加熱器412または再熱器
414中の燃料、例えば廃棄物の燃焼から得られる熱を
使用し、また低温源として57゜Fの温度の水450を
使用する。装置400は加熱器412および再熱器41
4のほかに、熱交換器401−411、高圧タービン4
16、低圧タービン422、重力セパレータ424およ
びポンプ428、430、432、434を含む。水お
よび(水より低沸点を有する)アンモニアを含む2成分
作動流体が装置400の中で使用される。前記の特許に
記載のように、他の多成分流体を使用する事ができる。
ルを実施する装置400は、加熱器412または再熱器
414中の燃料、例えば廃棄物の燃焼から得られる熱を
使用し、また低温源として57゜Fの温度の水450を
使用する。装置400は加熱器412および再熱器41
4のほかに、熱交換器401−411、高圧タービン4
16、低圧タービン422、重力セパレータ424およ
びポンプ428、430、432、434を含む。水お
よび(水より低沸点を有する)アンモニアを含む2成分
作動流体が装置400の中で使用される。前記の特許に
記載のように、他の多成分流体を使用する事ができる。
【0008】高圧タービン416は2段階418、42
0を含み、各段階はガスエキスパンダーとして作用し、
またその内部で加熱ガスが膨張される際にそのエネルギ
ーを使用可能の形に変換する機械的部品を含む。
0を含み、各段階はガスエキスパンダーとして作用し、
またその内部で加熱ガスが膨張される際にそのエネルギ
ーを使用可能の形に変換する機械的部品を含む。
【0009】熱交換器405−411、セパレータ42
4およびポンプ428−432は蒸留/凝縮サブシステ
ム426を成し、このサブシステムは低圧タービン42
2から消費済みガス流をうけて、これを低沸点成分の希
薄な第1希薄流(図1の点41)と、低沸点成分の富化
された濃流(点22)とに変換する。
4およびポンプ428−432は蒸留/凝縮サブシステ
ム426を成し、このサブシステムは低圧タービン42
2から消費済みガス流をうけて、これを低沸点成分の希
薄な第1希薄流(図1の点41)と、低沸点成分の富化
された濃流(点22)とに変換する。
【0010】熱交換器401、402および403とポ
ンプ434は再生サブシステム452を成し、このサブ
システムは、タービン段階418からの膨張作動流(点
34)から作動流(点62)を再生し、また蒸留/凝縮
サブシステム426からの希薄流(点41)と濃流(2
2)を再生する。
ンプ434は再生サブシステム452を成し、このサブ
システムは、タービン段階418からの膨張作動流(点
34)から作動流(点62)を再生し、また蒸留/凝縮
サブシステム426からの希薄流(点41)と濃流(2
2)を再生する。
【0011】装置400は下記のように作動する。シス
テムのキーポイントのパラメータは表1に表示されてい
る。
テムのキーポイントのパラメータは表1に表示されてい
る。
【0012】「消費済み流」と呼ばれる入力作動流体は
低圧タービン422から出る飽和蒸気である。消費済み
流は点38におけるパラメータを有し、熱交換器404
を通過し、そこで部分的に凝縮され冷却されて、点16
のパラメータを得る。点16のパラメータを有する消費
済み流が熱交換器407を通り、その中でさらに部分的
に凝縮され冷却されて、点17のパラメータを得る。そ
の後、消費済み流は点20のパラメータを有する液体流
と混合され、この液体流は消費済み流よりはるかに低い
低沸点成分(アンモニア)を有するので「希薄流」と呼
ばれる。この混合から生じる「混合」流(点18)は低
濃度の低沸点成分を有し、従って低圧と冷却水の温度に
おいて完全に凝縮される。これにより、消費済み流(点
38)が低圧となり、システム効率を改良する事ができ
る。
低圧タービン422から出る飽和蒸気である。消費済み
流は点38におけるパラメータを有し、熱交換器404
を通過し、そこで部分的に凝縮され冷却されて、点16
のパラメータを得る。点16のパラメータを有する消費
済み流が熱交換器407を通り、その中でさらに部分的
に凝縮され冷却されて、点17のパラメータを得る。そ
の後、消費済み流は点20のパラメータを有する液体流
と混合され、この液体流は消費済み流よりはるかに低い
低沸点成分(アンモニア)を有するので「希薄流」と呼
ばれる。この混合から生じる「混合」流(点18)は低
濃度の低沸点成分を有し、従って低圧と冷却水の温度に
おいて完全に凝縮される。これにより、消費済み流(点
38)が低圧となり、システム効率を改良する事ができ
る。
【0013】点18のパラメータを有する混合流が熱交
換器410を通過し、そこで冷却水流(点23−59)
によって完全に凝縮され、点1のパラメータを得る。そ
の後、点1のパラメータを有する凝縮された混合流がポ
ンプ428によって高圧にポンプ加圧される。その結
果、ポンプ428後において、混合流は点2のパラメー
タを得る。点2のパラメータの混合流の一部が混合流か
ら分離され、この部分が点8のパラメータを有する。混
合流の残部が、それぞれ点201、202のパラメータ
を有する2支流に分割される。点202のパラメータを
有する混合流部分が熱交換器407の中に入り、そこで
消費済み流16−17(前述)によって向流加熱されて
点56のパラメータを得る。点201のパラメータを有
する混合流部分が熱交換器408の中に入り、そこで希
薄流12−19(前述)によって向流加熱されて点55
のパラメータを得る。この設計の好ましい実施態様にお
いては、点55と56における温度は相互に近接しまた
は同等である。
換器410を通過し、そこで冷却水流(点23−59)
によって完全に凝縮され、点1のパラメータを得る。そ
の後、点1のパラメータを有する凝縮された混合流がポ
ンプ428によって高圧にポンプ加圧される。その結
果、ポンプ428後において、混合流は点2のパラメー
タを得る。点2のパラメータの混合流の一部が混合流か
ら分離され、この部分が点8のパラメータを有する。混
合流の残部が、それぞれ点201、202のパラメータ
を有する2支流に分割される。点202のパラメータを
有する混合流部分が熱交換器407の中に入り、そこで
消費済み流16−17(前述)によって向流加熱されて
点56のパラメータを得る。点201のパラメータを有
する混合流部分が熱交換器408の中に入り、そこで希
薄流12−19(前述)によって向流加熱されて点55
のパラメータを得る。この設計の好ましい実施態様にお
いては、点55と56における温度は相互に近接しまた
は同等である。
【0014】従ってこれらの2流が点3のパラメータを
有する単一流に結合される。点3のパラメータを有する
流が次にそれぞれ点301、302、303のパラメー
タを有する3支流に分割される。点303のパラメータ
を有する流が熱交換器404の中に送られ、その中で消
費済み流38−16(前述)によってさらに加熱され部
分的に蒸発され、点53のパラメータを得る。点302
のパラメータを有する流が熱交換器405の中に送ら
れ、そこで希薄流11−12によってさらに加熱され部
分的に蒸発されて、点52のパラメータを得る。点30
1のパラメータを有する流は熱交換器406の中に入
り、その中で「オリジナル濃流」6−7(下記に説明)
によってさらに加熱され部分的に蒸発されて、点51の
パラメータを得る。これらの点51、52および53の
パラメータを有する3流が点5のパラメータを有する単
一の結合流に結合される。
有する単一流に結合される。点3のパラメータを有する
流が次にそれぞれ点301、302、303のパラメー
タを有する3支流に分割される。点303のパラメータ
を有する流が熱交換器404の中に送られ、その中で消
費済み流38−16(前述)によってさらに加熱され部
分的に蒸発され、点53のパラメータを得る。点302
のパラメータを有する流が熱交換器405の中に送ら
れ、そこで希薄流11−12によってさらに加熱され部
分的に蒸発されて、点52のパラメータを得る。点30
1のパラメータを有する流は熱交換器406の中に入
り、その中で「オリジナル濃流」6−7(下記に説明)
によってさらに加熱され部分的に蒸発されて、点51の
パラメータを得る。これらの点51、52および53の
パラメータを有する3流が点5のパラメータを有する単
一の結合流に結合される。
【0015】点5のパラメータを有する結合流が重力セ
パレータ424の中に送られる。この重力セパレータ4
24の中で、点5のパラメータを有する流が点6のパラ
メータを有する飽和蒸気の「オリジナル濃流」と、点1
0のパラメータを有する飽和液体の「オリジナル希薄
流」とに分離される。点6のパラメータを有する飽和蒸
気、すなわちオリジナル濃流が熱交換器406の中に送
られ、その中で流301−51(前述)によって冷却さ
れ、部分的に凝縮されて点7のパラメータを得る。次に
この点7のパラメータを有するオリジナル濃流が熱交換
器409の中に入り、その中で「濃流」21−22(下
記に説明)によってさらに冷却され部分的に凝縮され
て、点9のパラメータを得る。
パレータ424の中に送られる。この重力セパレータ4
24の中で、点5のパラメータを有する流が点6のパラ
メータを有する飽和蒸気の「オリジナル濃流」と、点1
0のパラメータを有する飽和液体の「オリジナル希薄
流」とに分離される。点6のパラメータを有する飽和蒸
気、すなわちオリジナル濃流が熱交換器406の中に送
られ、その中で流301−51(前述)によって冷却さ
れ、部分的に凝縮されて点7のパラメータを得る。次に
この点7のパラメータを有するオリジナル濃流が熱交換
器409の中に入り、その中で「濃流」21−22(下
記に説明)によってさらに冷却され部分的に凝縮され
て、点9のパラメータを得る。
【0016】次に点9のパラメータを有するオリジナル
濃流が点8のパラメータを有する結合凝縮液体流(前
述)と混合されて、点13のパラメータを有するいわゆ
る「濃流」を生じる。この点13における組成と圧力
は、この濃流が存在する温度の冷却水によって完全に凝
縮されうるように成される。点13のパラメータを有す
る濃流が熱交換器411を通過し、そこで水(流23−
58)によって冷却され完全に凝縮されて、点14のパ
ラメータを得る。次に、点14のパラメータを有する完
全に凝縮された濃流がフィードポンプ430によって高
圧に加圧され、点21のパラメータを得る。点21のパ
ラメータを有する濃流はサブクール液体の状態にある。
次に点21の濃流が熱交換器409の中に入り、そこで
部分的に冷却されたオリジナル富化流7−9(前述)に
よって加熱されて、点22のパラメータを得る。パラメ
ータ22の濃流が、蒸留/凝縮サブシステム426によ
って生産される2つの完全凝縮流の一方である。
濃流が点8のパラメータを有する結合凝縮液体流(前
述)と混合されて、点13のパラメータを有するいわゆ
る「濃流」を生じる。この点13における組成と圧力
は、この濃流が存在する温度の冷却水によって完全に凝
縮されうるように成される。点13のパラメータを有す
る濃流が熱交換器411を通過し、そこで水(流23−
58)によって冷却され完全に凝縮されて、点14のパ
ラメータを得る。次に、点14のパラメータを有する完
全に凝縮された濃流がフィードポンプ430によって高
圧に加圧され、点21のパラメータを得る。点21のパ
ラメータを有する濃流はサブクール液体の状態にある。
次に点21の濃流が熱交換器409の中に入り、そこで
部分的に冷却されたオリジナル富化流7−9(前述)に
よって加熱されて、点22のパラメータを得る。パラメ
ータ22の濃流が、蒸留/凝縮サブシステム426によ
って生産される2つの完全凝縮流の一方である。
【0017】重力セパレータ424に戻れば、オリジナ
ル希薄流と呼ばれる点10のパラメータを有する飽和液
体流(前述)がそれぞれ点11と40のパラメータを有
する2希薄流に分割される。点40のパラメータを有す
る第1希薄流がポンプ432によって高圧ポンプ輸送さ
れて、点41のパラメータを得る。この点41の第1希
薄流は蒸留/凝縮サブシステム426によって生産され
る2完全凝縮流の第2のものである。点11のパラメー
タを有する第2希薄流が熱交換器405の中に入り、そ
の中で冷却されて、流302−52(前述)に対して熱
を加え点12のパラメータを得る。次にこの点12の第
2希薄流が熱交換器408の中に入り、その中でさらに
冷却されて流201−55(前述)に対して熱を与え、
点19のパラメータを得る。点19の第2希薄流は低圧
に絞られて、すなわち点17の圧力を得て、点20のパ
ラメータを得る。点20のパラメータを有する第2希薄
流が次に点17のパラメータを有する消費済み流と混合
されて、前述のように点18のパラメータを有する結合
流を生じる。
ル希薄流と呼ばれる点10のパラメータを有する飽和液
体流(前述)がそれぞれ点11と40のパラメータを有
する2希薄流に分割される。点40のパラメータを有す
る第1希薄流がポンプ432によって高圧ポンプ輸送さ
れて、点41のパラメータを得る。この点41の第1希
薄流は蒸留/凝縮サブシステム426によって生産され
る2完全凝縮流の第2のものである。点11のパラメー
タを有する第2希薄流が熱交換器405の中に入り、そ
の中で冷却されて、流302−52(前述)に対して熱
を加え点12のパラメータを得る。次にこの点12の第
2希薄流が熱交換器408の中に入り、その中でさらに
冷却されて流201−55(前述)に対して熱を与え、
点19のパラメータを得る。点19の第2希薄流は低圧
に絞られて、すなわち点17の圧力を得て、点20のパ
ラメータを得る。点20のパラメータを有する第2希薄
流が次に点17のパラメータを有する消費済み流と混合
されて、前述のように点18のパラメータを有する結合
流を生じる。
【0018】前記の工程の結果として、点38のパラメ
ータを有する低圧タービン422からの消費済み流が完
全に凝縮され、蒸留/凝縮サブシステム426の中で2
つの液体流、すなわちそれぞれ点22と点41のパラメ
ータを有する濃流と希薄流とに分割される。これら2流
の合計流量はサブシステム426の中に入る点38のパ
ラメータを有する流量の重量に等しい。点41と点22
のパラメータを有するそれぞれの流の組成は相違してい
る。それぞれ点22と41のパラメータを有する流の流
量と組成は、これら2流が混合された時に得られた流が
点38のパラメータの流の流量、特に組成を有するよう
に成される。しかし点22のパラメータの濃流の温度は
点41のパラメータの希薄流の温度より低い。前述のよ
うに、これら2つの流は再生サブシステム452の中で
点34のパラメータを有する膨張流と結合されて、高圧
タービン416の中で加熱され膨張される作動流体を成
す。
ータを有する低圧タービン422からの消費済み流が完
全に凝縮され、蒸留/凝縮サブシステム426の中で2
つの液体流、すなわちそれぞれ点22と点41のパラメ
ータを有する濃流と希薄流とに分割される。これら2流
の合計流量はサブシステム426の中に入る点38のパ
ラメータを有する流量の重量に等しい。点41と点22
のパラメータを有するそれぞれの流の組成は相違してい
る。それぞれ点22と41のパラメータを有する流の流
量と組成は、これら2流が混合された時に得られた流が
点38のパラメータの流の流量、特に組成を有するよう
に成される。しかし点22のパラメータの濃流の温度は
点41のパラメータの希薄流の温度より低い。前述のよ
うに、これら2つの流は再生サブシステム452の中で
点34のパラメータを有する膨張流と結合されて、高圧
タービン416の中で加熱され膨張される作動流体を成
す。
【0019】点22のパラメータを有するサブクール液
体濃流は熱交換器403の中に入り、そこで流68−6
9(下記に説明)に対して向流で予熱され、点27のパ
ラメータを得る。その結果、点27の温度は点41の温
度に近くまたは等しくなる。
体濃流は熱交換器403の中に入り、そこで流68−6
9(下記に説明)に対して向流で予熱され、点27のパ
ラメータを得る。その結果、点27の温度は点41の温
度に近くまたは等しくなる。
【0020】点27のパラメータを有する濃流が熱交換
器401の中に入り、そこで「中間流」166−66
(下記に説明)によって向流加熱され、部分的にまたは
完全に蒸発させられて、点61のパラメータを得る。点
41のパラメータを有する液体希薄流は熱交換器402
の中に入り、そこで流167−67によって加熱されて
点44のパラメータを得る。点44のパラメータを有す
る希薄流がタービン段階418からくる点34のパラメ
ータを有する膨張流(下記に説明)と結合され、点65
のパラメータを有する「中間流」を生じる。この中間流
がそれぞれ点166と167のパラメータを有する2つ
の中間流に分割され、これらの中間流はそれぞれ熱交換
器401と402の中を通って冷却され、それぞれ点6
6と67のパラメータを有する流を生じる。これら2つ
の流れが結合されて、点68のパラメータを有する中間
流を成す。その後、点68のパラメータを有する中間流
が熱交換器403の中に入り、そこで冷却されて、濃流
22−27(前述)を予熱するための熱を発生し、点6
9のパラメータを得る。その後、点69のパラメータを
有する中間流がポンプ434によって高圧までポンプ加
圧され、点70のパラメータを得る。次に点70のパラ
メータを有する中間流が、点41のパラメータを有する
希薄流と平行に熱交換器402の中に入る。点70のパ
ラメータを有する中間流は熱交換器402の中で167
−67(前述)と向流で加熱され、点71のパラメータ
を得る。
器401の中に入り、そこで「中間流」166−66
(下記に説明)によって向流加熱され、部分的にまたは
完全に蒸発させられて、点61のパラメータを得る。点
41のパラメータを有する液体希薄流は熱交換器402
の中に入り、そこで流167−67によって加熱されて
点44のパラメータを得る。点44のパラメータを有す
る希薄流がタービン段階418からくる点34のパラメ
ータを有する膨張流(下記に説明)と結合され、点65
のパラメータを有する「中間流」を生じる。この中間流
がそれぞれ点166と167のパラメータを有する2つ
の中間流に分割され、これらの中間流はそれぞれ熱交換
器401と402の中を通って冷却され、それぞれ点6
6と67のパラメータを有する流を生じる。これら2つ
の流れが結合されて、点68のパラメータを有する中間
流を成す。その後、点68のパラメータを有する中間流
が熱交換器403の中に入り、そこで冷却されて、濃流
22−27(前述)を予熱するための熱を発生し、点6
9のパラメータを得る。その後、点69のパラメータを
有する中間流がポンプ434によって高圧までポンプ加
圧され、点70のパラメータを得る。次に点70のパラ
メータを有する中間流が、点41のパラメータを有する
希薄流と平行に熱交換器402の中に入る。点70のパ
ラメータを有する中間流は熱交換器402の中で167
−67(前述)と向流で加熱され、点71のパラメータ
を得る。
【0021】点61のパラメータを有する濃流と点71
のパラメータを有する中間流が一緒に混合されて、点6
2のパラメータを有する作動流体を得る。点62のパラ
メータを有する作動流体が次に加熱器412の中に入
り、そこで外部熱源によって加熱されて、点30のパラ
メータを得る。これは多く場合過熱蒸気の状態に対応す
る。
のパラメータを有する中間流が一緒に混合されて、点6
2のパラメータを有する作動流体を得る。点62のパラ
メータを有する作動流体が次に加熱器412の中に入
り、そこで外部熱源によって加熱されて、点30のパラ
メータを得る。これは多く場合過熱蒸気の状態に対応す
る。
【0022】点30のパラメータを有する作動流が高圧
タービン418の中に入って膨張して機械力を生じ、こ
の機械力が電力に変換される。高圧タービン416の中
間段階において、最初に膨張された流の一部が抽出され
て点34のパラメータを有する膨張流を成す。この点3
4のパラメータを有する膨張流が点44のパラメータを
有する希薄流と混合される(前述)。この混合の結果、
点65のパラメータを有する「中間流」が生じる。膨張
流の他の部分は点35のパラメータを有して高圧タービ
ン416の第2段階420を通ってその膨張を続け、こ
の高圧段階416から点36のパラメータをもって出
る。
タービン418の中に入って膨張して機械力を生じ、こ
の機械力が電力に変換される。高圧タービン416の中
間段階において、最初に膨張された流の一部が抽出され
て点34のパラメータを有する膨張流を成す。この点3
4のパラメータを有する膨張流が点44のパラメータを
有する希薄流と混合される(前述)。この混合の結果、
点65のパラメータを有する「中間流」が生じる。膨張
流の他の部分は点35のパラメータを有して高圧タービ
ン416の第2段階420を通ってその膨張を続け、こ
の高圧段階416から点36のパラメータをもって出
る。
【0023】前記の説明から明らかなように、点71の
パラメータを有する中間流の組成は点65のパラメータ
を有する中間流の組成と同一である。またそれぞれ点7
1と61のパラメータを有する流れの混合の結果として
得られる点62のパラメータを有する作動流体(前述)
の組成は点34のパラメータを有する膨張流の組成と同
一である事も明らかである。
パラメータを有する中間流の組成は点65のパラメータ
を有する中間流の組成と同一である。またそれぞれ点7
1と61のパラメータを有する流れの混合の結果として
得られる点62のパラメータを有する作動流体(前述)
の組成は点34のパラメータを有する膨張流の組成と同
一である事も明らかである。
【0024】前記の混合の結果は、次にのようになる。
第1に点44のパラメータを有する希薄流が点34のパ
ラメータを有する作動組成の膨張流に添加される。その
後この混合物が点61のパラメータを有する濃流(前
述)と結合される。希薄流(点44)と濃流(点61)
との結合は正確に作動組成(すなわち38の消費済み流
の組成)であるから、点62のパラメータを有する作動
流の組成(点34、44および61のそれぞれの組成を
有する流の混合から得られた組成)は点38の消費済み
流の組成に等しい。このように希薄流と濃流とから再生
された作動流(点62)はこれと混合された膨張流の熱
によって予熱されて、この再生作動流が加熱器412の
中で加熱される際に効率的な伝熱を生じる。
第1に点44のパラメータを有する希薄流が点34のパ
ラメータを有する作動組成の膨張流に添加される。その
後この混合物が点61のパラメータを有する濃流(前
述)と結合される。希薄流(点44)と濃流(点61)
との結合は正確に作動組成(すなわち38の消費済み流
の組成)であるから、点62のパラメータを有する作動
流の組成(点34、44および61のそれぞれの組成を
有する流の混合から得られた組成)は点38の消費済み
流の組成に等しい。このように希薄流と濃流とから再生
された作動流(点62)はこれと混合された膨張流の熱
によって予熱されて、この再生作動流が加熱器412の
中で加熱される際に効率的な伝熱を生じる。
【0025】高圧タービン416を出て点36のパラメ
ータを有する膨張流(前述)は再熱器414を通され、
そこで外部熱源によって加熱されて点37のパラメータ
を得る。その後点37の膨張流は低圧タービン422を
通り、そこで膨張されて機械力を生じ、その結果点38
のパラメータを得る(前述)。
ータを有する膨張流(前述)は再熱器414を通され、
そこで外部熱源によって加熱されて点37のパラメータ
を得る。その後点37の膨張流は低圧タービン422を
通り、そこで膨張されて機械力を生じ、その結果点38
のパラメータを得る(前述)。
【0026】サイクルが閉じる。
【0027】表1に示す本発明のシステムの作動パラメ
ータは都市廃棄物、バイオマスなどの低グレード燃料の
組成の条件に対応している。このシステムの性能一覧を
表2に示す。
ータは都市廃棄物、バイオマスなどの低グレード燃料の
組成の条件に対応している。このシステムの性能一覧を
表2に示す。
【0028】一定の熱源に対する本発明のシステムの出
力は12.79Mwに等しい。比較のため、同一条件で
現在使用されているようなランキンサイクルテクノロジ
ーは9.2Mwの出力を発生する。その結果、本発明の
システムはランキンサイクルテクノロジーに対して1.
39倍高い効率を示す。
力は12.79Mwに等しい。比較のため、同一条件で
現在使用されているようなランキンサイクルテクノロジ
ーは9.2Mwの出力を発生する。その結果、本発明の
システムはランキンサイクルテクノロジーに対して1.
39倍高い効率を示す。
【0029】本発明の主旨の範囲内において他の実施態
様も可能である。例えば前記の実施態様において、高圧
タービン416の中点から水蒸気を抽出する。また高圧
タービン416の排出口から再生サブシステム452用
の蒸気を抽出し、残余の蒸気部分を再熱器414を通し
て低圧タービン422の中に送る事ができる。また低圧
タービン422の中に送られる水蒸気を高圧タービン4
16の中に入る水蒸気温度と異なる温度まで再熱する事
ができる。また、水蒸気をまったく再熱しないで低圧タ
ービン422の中に送る事ができる。当業者は前記シス
テムの最良性能のための最適パラメータを発見する事が
できる。
様も可能である。例えば前記の実施態様において、高圧
タービン416の中点から水蒸気を抽出する。また高圧
タービン416の排出口から再生サブシステム452用
の蒸気を抽出し、残余の蒸気部分を再熱器414を通し
て低圧タービン422の中に送る事ができる。また低圧
タービン422の中に送られる水蒸気を高圧タービン4
16の中に入る水蒸気温度と異なる温度まで再熱する事
ができる。また、水蒸気をまったく再熱しないで低圧タ
ービン422の中に送る事ができる。当業者は前記シス
テムの最良性能のための最適パラメータを発見する事が
できる。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【図1】本発明による熱力学サイクルを実施するための
システムのフローシート。
システムのフローシート。
400 熱力学サイクル装置 401 熱交換器 402 熱交換器 403 熱交換器 404 熱交換器 405 熱交換器 406 熱交換器 407 熱交換器 408 熱交換器 409 熱交換器 410 熱交換器 411 熱交換器 412 加熱器 414 再熱器 416 高圧タービン 418 高圧タービン第1段階 420 高圧タービン第2段階 422 低圧タービン 424 重力セパレータ 426 蒸留/凝縮サブシステム 428 ポンプ 430 ポンプ 432 ポンプ 434 ポンプ 450 低温源(水) 452 再生サブシステム 6 オリジナル富化流のパラメータ 8 第2結合流部分 10 オリジナル希薄流のパラメータ 11 第2希薄流のパラメータ 18 混合流 13、21、22 濃流のパラメータ 23、58、59 水 34 第1膨張流のパラメータ 36 第2膨張流のパラメータ 38 消費済み流のパラメータ 40、41 第2希薄流のパラメータ 62 作動流のパラメータ 65 中間流のパラメータ 201 第1結合流部分のパラメータ 202 第3結合流部分のパラメータ
Claims (38)
- 【請求項1】低沸点成分と高沸点成分とを含む加熱され
たガス作動流体を膨張させて前記流のエネルギーを使用
可能の形に変換し膨張された作動流を生じる段階と、 前記膨張作動流を第1膨張流と第2膨張流とに分割する
段階と、 前記第1膨張流を膨張させてそのエネルギーを使用可能
形に変換し消費済み流を生じる段階と、 前記消費済み流を蒸留/凝縮サブシステムに送って、こ
の消費済み流から前記低沸点成分よりも希薄な第1希薄
流と、前記低沸点成分よりも富化された濃流とを生じる
段階と、 前記第2膨張流を前記希薄流および前記濃流と結合して
前記加熱された作動流を生じる段階と、 前記作動流に熱を加えて前記加熱されたガス作動流体を
生じる段階とを含む事を特徴とする熱力学サイクルの実
施法。 - 【請求項2】前記蒸留/凝縮サブシステムによって形成
される前記希薄流と前記濃流は完全に凝縮された流であ
る事を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記結合は、まず前記第1希薄流を前記第
2膨張流と結合して中間流を形成し、その後、前記中間
流を冷却して前記濃流を予熱する熱を生じ、その後、前
記中間流を前記予熱された濃流と結合する事を特徴とす
る請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】前記中間流が前記冷却中に凝縮され、その
後その圧力をポンプ加圧し、前記予熱された濃流との前
記結合の前に、導入される中間流の冷却から生じる熱を
もって予熱される事を特徴とする請求項3に記載の方
法。 - 【請求項5】前記第1希薄流が第2膨張流と混合される
前に、前記中間流の前記冷却から生じる熱によって予熱
される事を特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で第2希
薄流を生じ、前記第2希薄流を消費済み流と結合して結
合流を形成し、前記結合流を低温流体源への伝熱で凝縮
する事を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で前記結
合流の少なくとも一部を、前記第1および第2希薄流を
生じるために使用されるオリジナル希薄流と、前記濃流
を生じるために使用されるオリジナル富化流とに分割す
る段階を含む事を特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】前記オリジナル富化流は蒸気の形を成し、
前記オリジナル希薄流は液体の形を成し、また前記分離
は前記蒸留/凝縮サブシステムの中のセパレータ中で実
施される事を特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】前記オリジナル希薄流を前記蒸留/凝縮サ
ブシステム中で分割して前記第1および第2希薄流を生
じる事を特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項10】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で前記
結合流を、前記オリジナル希薄流と前記オリジナル富化
流とに分離される第1結合流部分と、第2結合部分とに
分割し、前記第2結合流部分を前記オリジナル富化流と
混合して前記濃流を生じる事を特徴とする請求項7に記
載の方法。 - 【請求項11】前記オリジナル富化流が前記蒸留/凝縮
サブシステムの中で前記低温流体源に対して伝熱する事
によって凝縮され、またその圧力を増大するためにポン
プ加圧される事を特徴とする請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】前記オリジナル富化流は伝熱によって冷
却されて、前記結合流の前記少なくとも一部を前記セパ
レータ中の分離の前に予熱し部分的に蒸発させる事を特
徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項13】前記オリジナル富化流が前記濃流を予熱
するために伝熱によって冷却される事を特徴とする請求
項10に記載の方法。 - 【請求項14】前記第2希薄流は、前記消費済み流と前
記のように結合される前に、前記第1結合流部分に伝熱
する事によって冷却される事を特徴とする請求項13に
記載の方法。 - 【請求項15】前記消費済み流は前記第2希薄流と前記
のように結合される前に、前記第1結合流部分に対して
伝熱する事により冷却される事を特徴とする請求項13
に記載の方法。 - 【請求項16】前記第1作動流をその前記膨張前に加熱
する段階を含む事を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項17】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で第2
希薄流を生じ、前記第2希薄流を消費済み流と結合して
結合流を形成し、前記結合流を低温流体源への伝熱で凝
縮する事を特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項18】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で前記
結合流の少なくとも一部を、前記第1および第2希薄流
を生じるために使用されるオリジナル希薄流と、前記濃
流を生じるために使用されるオリジナル富化流とに分割
する段階を含み、ここに前記オリジナル富化流は蒸気の
形を成し、前記オリジナル希薄流は液体の形を成し、ま
た前記分離は前記蒸留/凝縮サブシステムの中のセパレ
ータ中で実施される事を特徴とする請求項17に記載の
方法。 - 【請求項19】前記蒸留/凝縮サブシステムの中で前記
結合流を、前記オリジナル希薄流と前記オリジナル富化
流とに分離される第1結合流部分と、第2結合部分とに
分割し、前記第2結合流部分を前記オリジナル富化流と
混合して前記濃流を生じる事を特徴とする請求項18に
記載の方法。 - 【請求項20】前記オリジナル富化流が前記蒸留/凝縮
サブシステムの中で前記低温流体源に対して伝熱する事
によって凝縮され、またその圧力を増大するためにポン
プ加圧される事を特徴とする請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】前記オリジナル富化流は伝熱によって冷
却されて、前記結合流の前記少なくとも一部を前記セパ
レータ中の分離の前に予熱し部分的に蒸発させる事を特
徴とする請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】前記オリジナル富化流が前記濃流を予熱
するために伝熱によって冷却される事を特徴とする請求
項21に記載の方法。 - 【請求項23】低沸点成分と高沸点成分とを含む加熱さ
れたガス作動流を受け膨張作動流を生じるように接続さ
れ、前記加熱されたガス流のエネルギーをこのガス流が
膨張された時に使用可能の形に変換する機械的部品を含
む第1ガスエキスパンダーと、 前記膨張された作動流を受けてこれを第1膨張流と第2
膨張流とに分割するスプリッターと、 前記第2膨張流を受けて消費済み流を生じるように接続
され、前記第2膨張流が膨張された時にそのエネルギー
を使用可能の形に変換する機械的部品を含む第2ガスエ
キスパンダーと、 前記消費済み流を受けてこの流を、前記低沸点成分より
も希薄な第1希薄流と、前記低沸点成分よりも富化され
た濃流とに変換するように接続された蒸留/凝縮サブシ
ステムと、 前記第2膨張流と、前記第1希薄流と、前記濃流とを受
けて結合し、前記作動流を生じるように接続された再生
サブシステムと、 前記作動流を受けてこの作動流を加熱し前記加熱された
ガス作動流を生じるように接続されたヒータとを含む事
を特徴とする熱力学的サイクルを実施する装置。 - 【請求項24】前記蒸留/凝縮サブシステムが前記希薄
流と前記濃流とを完全に凝縮された流として生産する事
を特徴とする請求項23に記載の装置。 - 【請求項25】前記再生サブシステムは、前記第1希薄
流と前記第2膨張流が相互に結合されて中間流を形成す
る第1ジャンクションと、前記中間流からの熱を前記濃
流に伝達して前記濃流を予熱する第1熱交換器と、前記
中間流と前記予熱された濃流とが結合される第2ジャン
クションとを含む事を特徴とする請求項24に記載の装
置。 - 【請求項26】前記再生システムはさらに第2熱交換器
を含み、また前記中間流は前記第1および第2熱交換器
の中で凝縮され、また前記再生サブシステムはさらに前
記中間流が凝縮された後にこの中間流の圧力を上昇させ
るポンプを含み、また前記ポンプ加圧された中間流が前
記第2熱交換器を通って、前記第2ジャンクションに達
する前に予熱される事を特徴とする請求項25に記載の
装置。 - 【請求項27】前記第1希薄流は前記第2熱交換器を通
り、前記第1ジャンクションに達する前に前記中間流の
前記冷却から生じる熱によって予熱される事を特徴とす
る請求項26に記載の装置。 - 【請求項28】前記蒸留/凝縮サブシステムは第2希薄
流を発生し、また前記第2希薄流を前記消費済み流と結
合して結合流を形成する第1ジャンクションと、前記結
合流から低温流体源に伝熱する事により前記結合流を凝
縮する凝縮器とを含む事を特徴とする請求項23に記載
の装置。 - 【請求項29】前記蒸留/凝縮サブシステムはさらに流
セパレータを含み、前記セパレータは前記蒸留/凝縮サ
ブシステムの中で前記結合流の少なくとも一部を、前記
第1および第2希薄流を生じるために使用されるオリジ
ナル希薄流と、前記濃流を生じるために使用されるオリ
ジナル富化流とに分離する事を特徴とする請求項28に
記載の装置。 - 【請求項30】前記オリジナル富化流は蒸気の形を有
し、前記オリジナル希薄流は液体の形を有する事を特徴
とする請求項29に記載の装置。 - 【請求項31】前記蒸留/凝縮サブシステムはさらに前
記オリジナル希薄流を第1および第2希薄流に分割する
流スプリッターを含む事を特徴とする請求項29に記載
の装置。 - 【請求項32】前記蒸留/凝縮サブシステムはさらに前
記結合流を前記流セパレータに送られる第1結合流部分
と第2結合流部分とに分割するスプリッターを含み、ま
た前記第2結合流と前記オリジナル富化流とを結合して
前記濃流を生じるジャンクションを含む事を特徴とする
請求項29に記載の装置。 - 【請求項33】蒸留/凝縮サブシステムはさらに、前記
濃流から熱を前記低温流体源に伝達する事により前記濃
流を凝縮する第2凝縮器と、前記凝縮された濃流をポン
プ加圧してその圧力を上昇させるポンプとを含む事を特
徴とする請求項32に記載の装置。 - 【請求項34】前記蒸留/凝縮サブシステムは、前記オ
リジナル富化流と前記希薄流がその熱を伝達する事によ
り、前記セパレータにおいて分離される前の結合流の少
なくとも一部を予熱し部分的に蒸発させるための複数の
熱交換器を含む事を特徴とする請求項30に記載の装
置。 - 【請求項35】前記蒸留/凝縮サブシステムは、前記オ
リジナル富化流が前記濃流を予熱するために伝熱によっ
て冷却される熱交換器を含む事を特徴とする請求項32
に記載の装置。 - 【請求項36】前記蒸留/凝縮サブシステムは、前記第
1ジャンクションにおいて前記消費済み流と結合される
前に前記第2希薄流を前記第1結合流部分に対する伝熱
によって冷却する熱交換器を含む事を特徴とする請求項
35に記載の装置。 - 【請求項37】前記蒸留/凝縮サブシステムは、前記第
1ジャンクションにおいて前記第2希薄流と結合される
前に前記消費済み流を前記第1結合流部分に対する伝熱
によって冷却する熱交換器を含む事を特徴とする請求項
35に記載の装置。 - 【請求項38】さらに前記第1作動流が前記第2エキス
パンダーにおいて前記のように膨張される前にこの第1
作動流を加熱する再熱器を含む事を特徴とする請求項2
3に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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