JPH09257454A - ネジ継手の検査装置 - Google Patents

ネジ継手の検査装置

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Publication number
JPH09257454A
JPH09257454A JP8072131A JP7213196A JPH09257454A JP H09257454 A JPH09257454 A JP H09257454A JP 8072131 A JP8072131 A JP 8072131A JP 7213196 A JP7213196 A JP 7213196A JP H09257454 A JPH09257454 A JP H09257454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
female screw
inspection apparatus
screw member
fitting part
inspection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8072131A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nishihara
忠志 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP8072131A priority Critical patent/JPH09257454A/ja
Publication of JPH09257454A publication Critical patent/JPH09257454A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタル−メタルシールを有するネジ継手の検
査装置を提供する。 【解決手段】 メタル−メタルシールを有するネジ継手
の検査装置10に、検査される雌ネジ部材2の雌ネジ2A
と噛み合う歯22を備えた嵌合部21と、この嵌合部21を前
後に回転させるノブ23と、前記嵌合部21を雌ネジ2Aに
把持させるクランプ力を調整するラチェット装置24と、
嵌合部21の位置を調整する偏心カム装置25を設けること
により、検査員は重い検査装置を手で支える必要がな
く、作業負荷を大幅に軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタル−メタルシ
ールを有する特殊ネジのネジ継手の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油井管の継手には、図4に示すよ
うなメタル−メタルシールを有する特殊ネジ(プレミア
ムジョイント)が用いられている。すなわち、この図は
油井管の雄ネジ部材1と管継手の雌ネジ部材2とを示し
たもので、雌ネジ部材2は雄ネジ部材1の雄ネジ1Aに
螺合する雌ネジ2Aを有するとともに、雄ネジ1Aの端
面1Bとの接触によりシール作用をなすショルダシール
部2Bをその内側に有する。雄ネジ部材1と雌ネジ部材
2の接合は、雌ネジ部材2の雌ネジ2Aを所定の締め付
けトルクにて雄ネジ部材1の雄ネジ1Aに螺合締結する
ことによりなされる。そして、雄ネジ部材1と雌ネジ部
材2とが正しく螺合締結されたとき、雌ネジ部材2のシ
ョルダシール部2Bに雄ネジ部材1の端面1Bが衝合し
て密着して、いわゆるメタル−メタルシールの状態にる
ことにより、高いシール性能が得られる。
【0003】ところで、これらネジ部の検査は、雄ネジ
部材1や雌ネジ部材2が旋盤等の加工機械で切削された
時点で、メカニカルゲージあるいはエレクトロニックゲ
ージなどの検査装置を用いてなされるのであるが、その
測定には検査員が検査装置を手で支えて行うのが通例で
ある。図5はその検査装置にメカニカルゲージを用いた
一例を示したもので、雌ネジ部材2の雌ネジ2A面に可
動測定子11と固定測定子12を接触させて、検査員がハン
ドル13, 14で保持しながら操作ノブ15を操作して可動測
定子11と固定測定子12との間に検査トルクを付加し、ダ
イヤルゲージ16でそのネジ部の内径等を読み取るのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た検査装置10のサイズは検査するネジ部の大きさによっ
て異なり、管径が小さい場合は小型で軽量であるが、管
径が大きくなると例えば15kg以上もの重量になって、悪
い測定環境で不安定な姿勢で検査するのに検査員にとっ
て大きな負担となり、かつその測定精度にも大きな影響
を及ぼすという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決したネジ検査装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタル−メタ
ルシールを有するネジ継手のシール部径を検査するネジ
継手の検査装置であって、検査される雌ネジ部材の雌ネ
ジ部と噛み合う歯を備えた嵌合部と、この嵌合部を前後
に回転させるノブと、前記嵌合部を雌ネジ部に把持させ
るクランプ力を調整するラチェット装置とからなるクラ
ンプ装置を備えたことを特徴とするネジ継手の検査装置
である。
【0007】なお、前記クランプ装置に雌ネジ部の楕円
度が大きい場合に前記嵌合部の位置を調整する偏心カム
装置を設けるのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について、図面を参照して詳しく説明する。図1は本
発明に用いられる検査装置のクランプ装置の実施態様を
示す側面図である。この図において、21は雌ネジ部材2
の雌ネジ2Aと噛み合う歯22を備えた嵌合部、23はこの
嵌合部21を前後に回転させるノブ、24は嵌合部21が雌ネ
ジ部材2の雌ネジ2Aに把持するクランプ力を調整する
ラチェット装置、25は雌ネジ2Aの楕円度が大きい場合
に嵌合部21を出入りさせる偏心カム装置、26は偏心カム
装置25を支持部材27,27で支持するホルダである。
【0009】このホルダ26には、先端で検出した雌ネジ
2A(シール部)の内径の大小をダイヤルゲージ16に伝
達するL字状の可動測定子11を軸26aを介して回動自在
に支持する支持アーム26bが一体的に取り付けられる。
この可動測定子11の先端位置から軸26aまでの長さと、
軸26aからダイヤルゲージ16との接触位置までの長さと
を既知にすれば、シール部の内径の大小をダイヤルゲー
ジ16の指針に表示させることができる。なお、可動測定
子11の先端の接触部には超硬チップが取り付けられる。
【0010】ここで、ラチェット装置24の機構は、図2
に示すように、スプリング28と鋼球29とセットスクリュ
ー30とからなり、セットスクリュー30をねじ込むことに
より容易にトルク値の設定を変更することができる。な
お、設定されるトルク値はトルク測定器によって正確に
測定することができる。また、偏心カム装置25は事前の
調査で検査される雌ネジ部材2の楕円度が例えば3mm以
内であるとすれば、0〜3mmまでは無段階に調整可能な
ようにすることができる。理論的には5mmでも可能であ
る。
【0011】なお、ラチェット装置24には、事前の実験
によって検査する雌ネジ部材2のサイズに対して、例え
ば図3に示すような設定トルクが得られるように予め設
定しておく必要がある。すなわち、雌ネジ部材2のサイ
ズが大きくなればそれに比例して設定トルクも大きくな
るように設定するのである。これは、雌ネジ部材2のサ
イズが大きくなるに従って検査装置10の重量が大きくな
るため、検査装置10の重量を補正するために、ラチェッ
トトルクを次第に大きくしないと正確な測定をすること
ができないからである。なお、図3は単なる一例であっ
て、検査装置の重量によってはその設定トルクの大きさ
も変化することがある。
【0012】このように構成されたクランプ装置32を用
いて検査装置10を固定する場合は、まず、検査される雌
ネジ部材2の雌ネジ2Aに可動測定子11と固定測定子12
を正確に接触させた後、ノブ23を操作して嵌合部21の歯
22を雌ネジ部材2の雌ネジ2Aに噛み合わせ、予めトル
クを調整されたラチェット装置24によって嵌合部21をし
っかりと雌ネジ2Aに固定する。これによって、検査員
は検査装置10を手放した状態でダイヤルゲージ16の目盛
を読むことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査装置をクランプ装置を介して検査されるネジ部材に
固定することができるので、検査員は重い検査装置を手
で支える必要がなくて作業負荷を大幅に軽減できるとと
もに、正確な測定を行うことができるから、製品品質の
向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるクランプ装置の構成を示す
側断面図である。
【図2】図1のラチェット装置の拡大断面図である。
【図3】雌ネジ部材のサイズと設定トルクの関係を示す
特性図である。
【図4】(a) 、(b) は特殊ネジの説明図である。
【図5】検査装置の従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 雄ネジ部材 1A 雄ネジ 1B 端面 2 雌ネジ部材 2A 雌ネジ 2B ショルダシール部 10 検査装置 11 可動測定子 12 固定測定子 13, 14 ハンドル 15 操作ノブ 16 ダイヤルゲージ 21 嵌合部 22 歯 23 ノブ 24 ラチェット装置 25 偏心カム装置 26 ホルダ 26a 軸 26b 支持アーム 27 支持部材 28 スプリング 29 鋼球 30 セットスクリュー 31 トルク測定器 32 クランプ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 13/00 G01M 13/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタル−メタルシールを有するネジ継手
    のシール部径を検査するネジ継手の検査装置であって、 検査される雌ネジ部材の雌ネジ部と噛み合う歯を備えた
    嵌合部と、この嵌合部を前後に回転させるノブと、前記
    嵌合部を雌ネジ部に把持させるクランプ力を調整するラ
    チェット装置とからなるクランプ装置を備えたことを特
    徴とするネジ継手の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ装置に雌ネジ部の楕円度が
    大きい場合に前記嵌合部の位置を調整する偏心カム装置
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のネジ継手の検
    査装置。
JP8072131A 1996-03-27 1996-03-27 ネジ継手の検査装置 Pending JPH09257454A (ja)

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JPH09257454A true JPH09257454A (ja) 1997-10-03

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ID=13480449

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JP8072131A Pending JPH09257454A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 ネジ継手の検査装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107504931A (zh) * 2017-09-28 2017-12-22 南京泰普森自动化设备有限公司 测量装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107504931A (zh) * 2017-09-28 2017-12-22 南京泰普森自动化设备有限公司 测量装置
CN107504931B (zh) * 2017-09-28 2023-09-29 南京泰普森自动化设备有限公司 测量装置

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